| 【発明の名称】 |
ファインダー表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 伸一
【氏名】杉山 明宏
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| 【要約】 |
【課題】液晶の時分割駆動数を変えずに画面外液晶表示内容を増やし、かつ組立性を向上する。
【解決手段】ファインダー内の画面外に表示をする表示手段(4)と、表示手段(4)に結線されるフレキシブルプリント基板(2)と、フレキシブルプリント基板(2)を保持する弾性保持部材(5)とを具備し、フレキシブルプリント基板(2)が、表示手段(4)との結線部から伸延した位置の近傍で折り曲げられ、折り曲げ部を保持部材(5)により保持する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ファインダー内の画面外に表示をする表示手段と、該表示手段に結線されるフレキシブルプリント基板と、前記フレキシブルプリント基板を保持する弾性保持部材とを具備し、前記フレキシブルプリント基板が、前記表示手段との結線部から伸延した位置の近傍で折り曲げられ、該折り曲げ部を前記弾性保持部材により保持することを特徴とするファインダー表示装置。 【請求項2】前記折り曲げが略180度の折り返しであることを特徴とする請求項1に記載のファインダー表示装置。 【請求項3】前記表示手段を保持する保持枠と、該保持枠の一部を成す支柱部とを更に具備し、該支柱部と前記弾性保持部材とで前記フレキシブルプリント基板を挟持することにより、前記フレキシブルプリント基板を保持することを特徴とする請求項1に記載のファインダー表示装置。 【請求項4】前記支柱部が略円柱状を成し、前記弾性保持部材が略半円筒状を成し、該支柱部と該弾性保持部材とで前記フレキシブルプリント基板を保持することを特徴とする請求項3に記載のファインダー表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダー表示装置に関する。本発明は1眼レフカメラ等のファインダー表示装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、1眼レフカメラ等のファインダー内に表示する情報としては、AFの合焦、非合焦、多点AFにおける選択AF位置情報、測光モード、シャッタースピード、絞り値、露出モード、露出補正値、フィルム駒数等がある。また特開平4−345150号公報で開示されているように、ペンタプリズムと焦点板の間、すなわちファインダ光路中にゲストホスト型液晶の表示板を配置し、画面内表示に液晶を用いる技術がある。その場合、画面外液晶に表示する情報と画面内液晶に表示する情報とを、撮影者が認識し易いように表示内容により区別している。例えば選択AF位置情報は画面内に配置しており、シャッタースピード・絞り値のような数字は画面外に配置している。 【0003】画面外液晶表示板は、異方性導電テープにより電極部とフレキシブルプリント基板とが接続され、配線のためにフレキシブルプリント基板を2つに分けて、左右に迂回させて液晶表示制御回路へ接続している。そのため配線のスペース効率が良くない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】近年カメラの高機能化に伴いファインダー内に表示する内容を増やす傾向がある。画面内液晶表示において表示内容を増やすとファインダー実像が見難くなり、かえって煩わしくなってしまうので、画面内液晶表示では選択AF位置情報のみ表示した方が見易いが、結果として画面外液晶表示において表示内容を増やさなければならないことになる。 【0005】画面外液晶の表示内容を増やすと、液晶表示板の幅及び電極数を増やす必要がある。しかしながら、従来のフレキキシブルプリント基板による配置方法では、スペースの都合でフレキキシブルプリント基板の面積をこれ以上増やすことが難しい。また、液晶の時分割駆動の分割数を増やす方法もあるが、この方法ではオフセグメントが見え易くなるという点で改善余地があった。 【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、液晶の時分割駆動数を変えずに画面外液晶表示内容を増やし、かつ組立性を向上するを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1の発明は、ファインダー内の画面外に表示をする表示手段(4)と、表示手段(4)に結線されるフレキシブルプリント基板(2)と、フレキシブルプリント基板(2)を保持する弾性保持部材(5)とを具備し、フレキシブルプリント基板(2)が、表示手段(4)との結線部から伸延した位置の近傍で折り曲げられ、折り曲げ部を弾性保持部材(5)により保持することを特徴とする。 【0008】請求項2の発明は、請求項1において、折り曲げが略180度の折り返しであることを特徴とする。 【0009】請求項3の発明は、請求項1において、表示手段(4)を保持する保持枠(3)と、保持枠(3)の一部を成す支柱部(3a)とを更に具備し、支柱部(3a)と弾性保持部材(5)とでフレキシブルプリント基板(2)を挟持することにより、フレキシブルプリント基板(2)を保持することを特徴とする。 【0010】請求項4の発明は、請求項3において、支柱部(3a)が略円柱状を成し、弾性保持部材(5)が略半円筒状を成し、支柱部(3a)と弾性保持部材(5)とでフレキシブルプリント基板(2)を保持することを特徴とする。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0012】図1〜図3は、本発明によるファインダー表示装置の一実施形態を示す縦断面図および斜視図である。 【0013】図1において、ペンタダハプリズム11の後下部(図1の右下)には、斜めカット部11aが形成されており、この部分に三角プリズム12が貼着されている。三角プリズム12は、画面外液晶表示板1による画面外表示のために使用される光学系の一要素である。図2からも解るように、画面外液晶表示板1の電極部1aは、不図示の異方性導電テープによりフレキシブルプリント基板2と熱圧着(熱と圧力を加えることにより固着される)され、電気的に接続されている。フレキシブルプリント基板2は、接眼レンズホルダー16(図1)の下より横方向(紙面に垂直)に配置され、不図示の液晶表示制御回路に接続されている。 【0014】液晶を後方より照明するバックライト4は、液晶保持枠3に接着固定されている。液晶保持枠3には支柱3aが配置され、支柱3aにフレキシブルプリント基板2の曲げ部2aが接触した状態で、保持部材5を填めるようになっている。従って、支柱3aと保持部材5とで、フレキシブルプリント基板2の曲げ部2aを挟持する状態となる。 【0015】支柱3aは、フレキシブルプリント基板2に対向して接触する部分を曲面にしてフレキシブルプリント基板2に与えるストレスを軽減しながら位置規制をしている。保持部材5は樹脂等で形成され、弾性を有するのでワンタッチでフレキシブルプリント基板2を保持することが出来、修理などで画面外液晶表示板1を交換するため外すことも容易である。また保持部材5は形状が単純なため、部品の成型コストも安い。 【0016】液晶保持枠3は、画面外液晶表示板1とバックライト4をユニット化してから、不図示の左右のビス2本によってメインプリズムボックス7に取付られている。フレキシブルプリント基板2を折り返し曲げをする際に、保持部材5を填めることによりシャッター6との干渉も無くなる。 【0017】メインプリズムボックス7は略箱状に形成され、矩形の画面内液晶表示板8が嵌入される枠部を有する。画面内液晶表示板8の平面方向の位置決めは、この嵌入によりなされる。上下方向の位置決めは、画面内液晶表示板8をメインプリズムボックス7の内側底面に押し付けることによってなされる。その押し付け力は、不図示の弾性体により得られる。メインプリズムボックス7の上方(図3)から、サブプリズムボックス9を填め込む寸法関係になっている。メインプリズムボックス7とサブプリズムボックス9の間のスペースには、画面内液晶表示板8が収納される。メインプリズムボックス7とサブプリズムボックス9の結合は、メインプリズムボックス7の爪部7aとサブプリズムボックス9の庇部9aとが係合することによってなされる。 【0018】焦点板12aは、メインプリズムボックス7の底面に押し付けることにより組立られる。ペンタダハプリズム11はサブプリズムボックス9の上面(図3)に押し付けることにより組立られる。ペンタダハプリズム11から焦点板12aまでをメインプリズムボックス7によりユニット化することにより、カメラボディ本体への組込が容易になる。画面内液晶表示板8の電極部8aは、ファインダー視野枠の短辺方向に略平行な方向に配列されている(図3参照)。電極部8aとの接続は、不図示のフレキシブル基板にゼブラコネクタ10を介して接続される。 【0019】接眼レンズ13、14、および15は、3枚構成になっている(図1参照)。接眼レンズ13、14、および15は、接眼レンズホルダー16の部組になり、不図示のビスによりメインプリズムボックス7に取り付けられている。 【0020】 【発明の効果】以上のように、本発明のファインダー表示装置によれば、フレキシブルプリント基板(2)が、表示手段(4)との結線部から伸延した位置の近傍で折り曲げられ、折り曲げ部を弾性保持部材(5)により保持するようにしたので、フレキシブルプリント基板(2)の配線効率を高めて表示内容を増やすことができる。また、弾性を有する単純な形状の保持部材(5)によりフレキシブルプリント基板(2)を保持するので、組立および修理が容易で製造修理コストの低減につながる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004112 【氏名又は名称】株式会社ニコン
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| 【出願日】 |
平成12年4月26日(2000.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088649 【弁理士】 【氏名又は名称】山田 武樹
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| 【公開番号】 |
特開2001−305633(P2001−305633A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−126443(P2000−126443) |
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