| 【発明の名称】 |
フラッシュ装置を有するカメラ |
| 【発明者】 |
【氏名】村上 洋
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| 【要約】 |
【課題】カメラの小型化、グリップの持ち易さの維持、およびグリップ部の発熱回避を図る。
【解決手段】グリップの後方に配置され、フィルムを収納するフィルム収納室(17)と、カメラ中心よりグリップ側に配置され、シャッター(14)を駆動するシャッター機構部(14a)と、フラッシュ装置の駆動回路を構成する電気部品(12)とを具備し、シャッター機構部(14a)とフィルム収納室(17)との間に、電気部品(12)が配置される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 グリップの後方に配置され、フィルムを収納するフィルム収納室と、カメラ中心よりグリップ側に配置され、シャッターを駆動するシャッター機構部と、フラッシュ装置の駆動回路を構成する電気部品とを具備し、前記シャッター機構部と前記フィルム収納室との間に、前記電気部品が配置されることを特徴とするフラッシュ装置を有するカメラ。 【請求項2】 前記フィルム収納室の近傍に設けられ、フィルム位置を検知する検知部材を更に具備し、前記シャッター機構部と前記フィルム収納室の間で、かつ前記検知部材よりも前方に、前記電気部品が配置されることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュ装置を有するカメラ。 【請求項3】 電源として使用される電池を更に具備し、前記フィルム収納室の前方に、前記電池が配置されることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュ装置を有するカメラ。 【請求項4】 フラッシュ装置を駆動する電荷を蓄積するコンデンサーとを更に具備し、前記電池と前記電気部品との間に、前記コンデンサーを配置したことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュ装置を有するカメラ。 【請求項5】 前記シャッターよりも前方に配置され、ミラー駆動およびシャッターチャージを行うシーケンス駆動機構部を更に具備し、前記フィルム収納室と前記電池と前記電気部品と前記シーケンス駆動機構部で囲まれた位置に、前記コンデンサーを配置したことを特徴とする請求項4に記載のフラッシュ装置を有するカメラ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ装置を有するカメラに関する。 【0002】 【従来の技術】図3は、特開平10−83008号で開示された、フラッシュ装置の電気部品およびコンデンサーの配置を示し、カメラの中央部を水平に切断した状態を示す水平断面図である。 【0003】フィルム収納室5の側面(図3の左側)に、フラッシュ装置の電気部品1が配置されている。フラッシュ装置の電気部品1の近傍(図3の下側)には、コンデンサー2が配置されている。グリップ部には電池3が収納され、シャッター4とフィルム収納室5の間には、DC−DCコンバーター6が配置されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術では、フラッシュ装置の電気部品1をフィルム収納室の外側に配置するため、カメラの横幅が大きくなる。 【0005】また、コンデンサー2もカメラの外側近傍にあるため、カメラ外観の稜線部面取りが小さくなり、グリップが持ち難くなる。また、グリップのすぐ内側にフラッシュ装置の電気部品1があるために、フラッシュの連続使用のときにはグリップが熱くなり易い点で改善余地があった。 【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、カメラの小型化、グリップの持ち易さの維持、およびグリップ部の発熱回避を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1の発明は、グリップの後方に配置され、フィルムを収納するフィルム収納室(17)と、カメラ中心よりグリップ側に配置され、シャッター(14)を駆動するシャッター機構部(14a)と、フラッシュ装置の駆動回路を構成する電気部品(12)とを具備し、シャッター機構部(14a)とフィルム収納室(17)との間に、電気部品(12)が配置されることを特徴とする。 【0008】請求項2の発明は、請求項1において、フィルム収納室(17)の近傍に設けられ、フィルム位置を検知する検知部材(16)を更に具備し、シャッター機構部(14a)とフィルム収納室(17)の間で、かつ検知部材(16)よりも前方に、電気部品(12)が配置されることを特徴とする。 【0009】請求項3の発明は、請求項1において、電源として使用される電池(10)を更に具備し、フィルム収納室(17)の前方に、電池(10)が配置されることを特徴とする。 【0010】請求項4の発明は、請求項1において、フラッシュ装置を駆動する電荷を蓄積するコンデンサー(11)とを更に具備し、電池(10)と電気部品(12)との間に、コンデンサー(11)を配置したことを特徴とする。 【0011】請求項5の発明は、請求項4において、シャッター(14)よりも前方に配置され、ミラー駆動およびシャッターチャージを行うシーケンス駆動機構部(13)を更に具備し、フィルム収納室(17)と電池(11)と電気部品(12)とシーケンス駆動機構部(13)で囲まれた位置に、コンデンサー(11)を配置したことを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0013】図1および図2は、本発明によるフラッシュ装置を有するカメラの一実施形態を示す水平断面図および透視図である。 【0014】図1において、開口部18は、レンズ(図1の下側)からの光をフィルム面(図1の上側)に導く。シーケンス駆動機構部13は、シャッターのチャージと、ミラーのアップダウンを行う。シャッター14は、開口部18の後方(図1の上側)に配置されている。シャッター14の駆動機構部14aは、開口部18の近傍でグリップ側(図1の左側)寄りに配置されている。シーケンス駆動機構部13は、シャッター14の駆動機構部14aの前方(図1の下側)に配置されている。 【0015】フィルム収納室17はフィルムを収納する。フィルム交換は、裏蓋15を開閉することにより行われる。フィルム収納室17とシャッター14の間には、フィルム検知部材16が設けられている。フィルム検知部材16は、フィルムの位置を検知する。 【0016】電池10は、電源として利用される。コンデンサー11は、フラッシュ装置用の電荷を蓄積する。電気部品12は、フラッシュ装置の駆動回路を構成する。発光部19(図2)は、フラッシュ装置用の発光部である。 【0017】フィルム検知部材16よりカメラ前方部(図1の下側)には、フラッシュ装置の電気部品12が配置される。電気部品12の位置は、従来はデッドスペースになっていた箇所であり、これによりスペースの有効利用を図っている。また、フラッシュ装置の電気部品12がカメラの中心に寄ってきたので、発光部19と近くなり、リード線またはフレキシブルプリント基板での配線が短くできる。また、カメラ内部にフラッシュ装置の電気部品12を配置したので、フラッシュの連続使用時にグリップが熱くなり難い。 【0018】コンデンサー11は、フィルム収納室17の前方(図1の下側)で、電池10とシーケンス駆動機構部13とで囲まれたスペースに配置されている。この箇所は、カメラの高さ方向(図2の上下方向)のスペースが十分に取れ、コンデンサー11の高さを長くできる。また、フラッシュ装置の電気部品12とも近いので、電気部品12との配線が容易であり、かつ配線が短いので電気効率が良い。 【0019】以上で説明したように、フラッシュ装置の電気部品12がフィルム収納室とシャッターの間のデッドスペースを有効に利用することが出来、グリップも小さくできる。また、コンデンサーをフィルム収納室と電池と電気部品とシーケンス駆動機構部で囲まれた場所に配置したことでグリップを小型化できる。 【0020】また、グリップから離れた位置にフラッシュ装置の電気部品を配置したため、フラッシュの連続使用時にグリップが熱くなりにくい。 【0021】さらに、フラッシュ装置の電気部品がカメラの中心近くに配置されることにより、フラッシュ装置の発光部に近くなる。これにより、接続のためのリード線またはフレキシブルプリント基板の配線が短くなる。 【0022】また、電気部品の防水対策としても、カメラの外側に在るよりもカメラ内部に在る方が有利である。 【0023】 【発明の効果】以上のように、本発明のフラッシュ装置を有するカメラによれば、シャッター機構部(14a)とフィルム収納室(17)との間に電気部品(12)が配置するようにしたので、カメラの小型化、グリップの持ち易さの維持、およびグリップ部の発熱回避を図ることが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004112 【氏名又は名称】株式会社ニコン
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| 【出願日】 |
平成12年4月26日(2000.4.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088649 【弁理士】 【氏名又は名称】山田 武樹
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| 【公開番号】 |
特開2001−305632(P2001−305632A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−126442(P2000−126442) |
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