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【発明の名称】 カメラ
【発明者】 【氏名】大嶋 孝治

【要約】 【課題】ストロボ発光および赤目緩和ランプの点灯が為されることに伴う発熱を抑える。

【解決手段】ストロボ発光部と、赤目緩和用光源と、ストロボ発光部と赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段(S122)と、赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段(S127,S131)と、カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、カメラを不作動状態にする制御手段(S116)とを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ストロボ発光部と、赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、カメラを不作動状態にする制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【請求項2】 ストロボ発光部と、赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の作動を禁止する制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【請求項3】 ストロボ発光部と、赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記ストロボ発光部および前記赤目緩和用光源の点灯が一定時間行われなかった場合に、前記カウント手段のカウント値をダウンさせる第3のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、カメラを不作動状態にする制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【請求項4】 ストロボ発光部と、赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記ストロボ発光部および前記赤目緩和用光源の点灯が一定時間行われなかった場合に、前記カウント手段のカウント値をダウンさせる第3のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の作動を禁止する制御手段とを有することを特徴とするカメラ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ発光部と赤目緩和用光源を有するカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの小型化に伴ってストロボ発光部も小型化し、そのため放熱スペースが減少し、さらに主コンデンサの容量増加による発光エネルギーの増加もあって、ストロボ発光部とその周辺部の熱上昇が問題となっている。
【0003】このため、特開平9−222632号においては、ストロボの発光回数をカウントするカウント手段と、所定時間の計時を行うタイマ手段とを設け、前記タイマ手段により所定時間が計時されたら発光回数のカウンタ値を減算し、カウンタ値が所定回数を上回った場合には、所定時間ストロボ撮影動作を禁止して、ストロボの連続発光に伴う発熱の防止を行うといった提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知のカメラ本体に設けた赤目緩和用の赤目ランプを一定時間点灯し、人物等を被写体とするストロボ撮影時に生じる赤目現象の発生を緩和するようにした赤目緩和機能を有するカメラにおいては、ストロボ発光による発熱だけでなく、上記赤目ランプを点灯した際には、該赤目ランプ自体も発熱し、特に小型化のために、従来の赤目ランプをストロボ反射笠の中に配置した構成のものや、特開平8−201888号のように、ストロボ発光部に隣接して赤目ランプを配置させ、その前面に配置したフレネルレンズの一部を、前記赤目ランプの前面に延長し配置させた構成等では、フレネルレンズ等にストロボ発光による熱と、赤目ランプの点灯による熱の双方が加わることになり、温度上昇が激しくなるという問題があった。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、ストロボ発光および赤目緩和ランプの点灯が為されることに伴う発熱を抑えることのできるカメラを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ストロボ発光部と、赤目緩和を行う為の赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、カメラを不作動状態にする制御手段とを有するカメラとするものである。
【0007】同じく上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、ストロボ発光部と、赤目緩和を行う為の赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行われる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の作動を禁止する制御手段とを有するカメラとするものである。
【0008】同じく上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、ストロボ発光部と、赤目緩和を行う為の赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行うわれる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記ストロボ発光部および前記赤目緩和用光源の点灯が一定時間行われなかった場合に、前記カウント手段のカウント値をダウンさせる第3のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、カメラを不作動状態にする制御手段とを有するカメラとするものである。
【0009】同じく上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、ストロボ発光部と、赤目緩和を行う為の赤目緩和用光源とを有するカメラにおいて、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の発熱情報に相当する値をカウントするカウント手段と、前記ストロボ発光部の発光が為される毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第1のカウント制御手段と、前記赤目緩和用光源の点灯が所定時間継続して行うわれる毎に前記カウント手段のカウント値をアップさせる第2のカウント制御手段と、前記ストロボ発光部および前記赤目緩和用光源の点灯が一定時間行われなかった場合に、前記カウント手段のカウント値をダウンさせる第3のカウント制御手段と、前記カウント手段のカウント値が所定値に達することにより、少なくともあらかじめ設定された時間、前記ストロボ発光部と前記赤目緩和用光源の作動を禁止する制御手段とを有するカメラとするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の一形態に係るカメラの電気的構成の概略を示すブロック図である。
【0012】同図において、1はカメラの各種回路を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)であり、内部にプログラムを内蔵したROMや各種のフラグの内容等を記憶したRAM等を有している。2は公知のストロボ回路であり、不図示のメインコンデンサへの充電を行い、ストロボ発光部(キセノン管)3を発光させる回路等を備えている。4は赤目緩和用の赤目ランプ5を点灯させる赤目ランプ点灯回路、6,7,8はマイコン1により指令を受けて必要に応じてその計時動作の開始/停止する第1〜第3のタイマ回路である。9はストロボ発光部3や赤目ランプ5の発熱情報に相当する値をカウントするカウンタ回路である。
【0013】SW1は不図示レリーズボタンの第1ストロークによりオンするスイッチであり、撮影準備のシーケンスを開始させるスイッチ、SW2はの不図示レリーズボタンの第2ストロークによりオンするスイッチであり、撮影を開始をさせるスイッチである。STBはカメラのストロボモードを切り換えるスイッチであり、本実施の形態において設定できるストロボモードは、測光結果が低輝度の場合にストロボが自動発光する自動発光(AUTO)モード、上記自動発光モードに赤目緩和を追加して行う赤目緩和自動発光(赤目AUTO)モード、強制的にストロボ発光できないようにする強制オフ(M−OFF)モードの3種類とし、該スイッチSTBを1回押す毎に、「AUTO」→「赤目AUTO」→「M−OFF」の循環を繰り返すようマイコン1にて設定され、記憶される。
【0014】ここで、上記第1〜第3のタイマ回路6〜8と、カウント回路9との関係について、簡単に説明する。
【0015】上記第1のタイマ回路6は第1の所定時間を計時するものであり、この第1の所定時間、ストロボ発光部3での発光および赤目ランプ5の点灯が行われなかった場合に、カウンタ回路6のカウント値は1つ減算される。上記第2のタイマ回路7は第2の所定時間を計時するものであり、この第2の所定時間、赤目ランプ5が継続して点灯された場合に、カウンタ回路6のカウント値は1つ加算される。上記第3のタイマ回路8は第3の所定時間を計時するものであり、前記カウンタ回路6のカウント値が所定値に達することにより、この第3の所定時間、カメラは不作動状態(撮影禁止の状態)にされる。
【0016】つまり、ストロボ発光が為される毎に、更には赤目ランプ5の点灯が継続して第2の所定時間行われる毎に、カウンタ回路6のカウント値をアップし、カウント値が所定値に達すると、ストロボ発光部3や赤目ランプ5が発熱して発光部の周辺に悪影響を与える虞があるとして、カメラを第3の所定時間、不作動の状態とし、一方、ストロボ発光部3での発光および赤目ランプ5の点灯が第1の所定時間行われなかった場合は、それぞれでの発熱は充分に収まったとして、上記所定値をダウンさせるようにしている。
【0017】次に、上記の事を実現する為の一連の動作について、図2のフローチャートに従って説明する。
【0018】まず、マイコン1は第1のタイマ回路6をリセットして初期値をセットする(S101)。次に、前記第1のタイマ回路6をスタートさせる(ステップS102)。続いて、マイコン1は前記第1のタイマ回路6での計時値が第1の所定時間を経過したかどうかの確認を行う(ステップS103)。初期段階においては当然に第1の所定時間を経過していないので、次にスイッチSW1がオンされたかどうかを判定する(ステップS105)。ここで、スイッチSW1がオンされていなければステップS103へ戻る。また、スイッチSW1がオンされた場合には、マイコン1は不図示の測距回路を駆動して被写体までの距離を測定し(ステップS106)、次いで不図示の測光回路を駆動して被写体の輝度を測定する(ステップS107)。そして、現在の設定されているストロボモードがストロボ強制オフであるM−OFFモードであるか否かの判定を行い(ステップS108)、M−OFFモードであればステップS111へ進み、ストロボ発光のフラグFALを「FAL=0」とし、撮影をそのまま継続して行うか否かを、スイッチSW1の状態により判定するステップS118へ進み、該スイッチSW1が押されてオンしていれば、次にスイッチSW2の状態のオンを待機するステップS119へ進む。また、スイッチSW1がオンしていない、つまり撮影中止であればステップS103へ戻る。
【0019】上記ステップS108にてM−OFFモードでないと判定した場合は、上記ステップS107にて得られた被写体輝度と所定の輝度(低輝度)との比較を行い、ストロボ発光および赤目緩和を必要とする条件下であるかどうかの判定を行う(ステップS109)。前記判定の結果、ストロボ発光が必要でなければステップS111へ進む。また、ストロボ発光が必要な場合には、「FAL=1」とし(ステップS110)、次にマイコン1からストロボ回路2内の不図示であるメインコンデンサに充電させるようストロボ回路2の制御を行い、所定電圧を充電させる(ステップS112)。そして、充電が完了するとカウンタ回路9のカウント値を確認し(ステップS113)、該カウント値が撮影動作を禁止すべき所定値に達していなければ、ストロボモードが赤目緩和を行う赤目AUTOモードか否かの判定を行うステップS117へ進む。また、所定値に達していれば、マイコン1は第3のタイマ回路8に第3の所定時間をセットし(ステップS114)、該第3のタイマ回路8をスタートさせ(ステップS115)、該第3のタイマ回路8の計時値が第3の所定時間を経過するのを待つ(ステップS116)。そして、第3の所定時間が経過すれば、スイッチSW1が押されてオンされたままであるか否かの判定を行うステップS118へ進む。
【0020】すなわち、ステップS113でカウンタ回路9のカウント値が所定値に達しているなら、第3の所定時間、撮影動作が禁止されることになる。
【0021】また、ステップS113からステップS117へ進み、ここで赤目AUTOモードであると判定したら、赤目ランプ5の点灯を行うステップS124へ進み、マイコン1から赤目ランプ点灯回路4へランプ点灯の指示を行い、赤目ランプ5の点灯を行う。次にマイコン1は第2のタイマ回路7に第2の所定時間をセットし(ステップS125)、該第2のタイマ回路7をスタートさせ(ステップS126)、該第2のタイマ回路7の計時値が第2の所定時間を経過した否かの判定を行う(ステップS127)。ここで所定時間経過していればカウンタ回路9のカウント値を1カウント加算し(ステップS131)、カウント値が所定値に達しているか否かの判定を行うステップS132に進む。
【0022】次にステップS132では、カウント値が所定値に達しているか否かの判定を行い、カウント値が所定値に達していなければステップ125へ戻り、再び第2のタイマ回路7に第2の所定時間をセットして該第2の所定時間の計時を開始させる。また、カウント値が所定値に達していれば、赤目ランプ5を消灯させ(ステップS133)、ステップS114へ進み、第3の所定時間、撮影動作を禁止する。
【0023】また、ステップS127にて、第2の所定時間の経過が検知されない場合は、スイッチSW1の状態の判定を行い(ステップS128)、スイッチSW1がオンしていなければ赤目ランプ5を消灯(ステップS134)した後、ステップS103へ戻る。スイッチSW1がオンしていればスイッチSW2の判定を行い(ステップS129)、オンであれば赤目ランプ5の消灯を行った後(ステップS130)、撮影動作を行うステップS120へ進む。また、スイッチSW2がオフであればステップS127へ戻り、ステップS127〜S129において、上記内容を繰り返す。
【0024】ステップS118では、スイッチSW1がオンされていればスッテプS119へ進み、そうでなければ撮影は行わないとみなしてステップS103へ戻る。次に、スイッチSW2がオンされると(ステップS119)、マイコン1の制御によってストロボ回路2により「FAL=1」ならストロボ発光部3を起動してストロボ発光させて、又「FAL=0」ならストロボ発光させることなく、一連の撮影動作を実行する(ステップS120)。そして、撮影動作が終了するとフラグFALの状態を確認する(ステップS121)。この結果、「FAL=0」ならストロボ発光がされなかったのでステップS103に戻り、以下同様に繰り返す。
【0025】一方、「FAL=1」ならストロボ発光が為されたのでカウンタ回路9のカウント値を1カウント加算する(ステップS122)。すなわち、ストロボ発光する度にカウンタ回路9の値は加算されていく。
【0026】次に、マイコン1はステップS112と同様のシーケンスで再充電し(ステップS123)、ステップS103に戻る。
【0027】ステップS103では、改めて第1の所定時間が経過しているかどうかを確認する。ここで第1の所定時間が経過していれば、カウンタ回路9の下限値を「0」として該カウンタ回路9のカウント値から所定値を減算し(ステップS104)、再びステップS101に戻り、第1のタイマ回路7を再セットし(ステップS101)、再スタートする(ステップS102)。
【0028】すなわち、第1の所定時間が経過するまでにストロボ発光および赤目ランプ5の点灯が繰り返されれば、カウンタ回路9のカウント値は加算され、該カウンタ回路9のカウント値が所定値に達すれば、第3の所定時間だけ撮影動作が禁止になり、第1の所定時間が経過する度にカウンタ回路9のカウント値は減算されるという動作を繰り返すことになる。
【0029】以上の実施の形態によれば、ストロボ発光を行った場合にはカウンタ回路9の値を加算(ステップS122)し、また、赤目ランプ5の点灯が第2の所定時間経過することによってもカウンタ回路9のカウント値を加算(ステップS131)していき、カウンタ値が所定値に達したら(ステップS113,S132)、第3の所定時間、カメラを不作動(撮影動作を禁止)にする(ステップS116)ようにしている。よって、連続でストロボ発光撮影が行われた場合、更には赤目ランプ5が点灯された場合でも、ストロボの発光間隔および赤目ランプ5の点灯させる間隔を伸ばすことが可能となり、ストロボ発光部3および赤目ランプ5の発熱を防ぐことができる。
【0030】また、第1の所定時間、ストロボ発光撮影が行われない場合には、カウンタ回路9の値を減算(ステップS104)するようにしているので、ストロボ発光部の発熱が抑えられている場合には、所定時間待つことがなく、ストロボ発光撮影が可能となる。
【0031】(発明と実施の形態の対応)上記実施の形態において、ストロボ発光部3が本発明のストロボ発光部に、赤目ランプ5が本発明の赤目緩和用光源に、カウンタ回路6が本発明のカウント手段と、マイコン1のステップS122の動作を行う部分が本発明の第1のカウント制御手段に、マイコン1のステップS127,S131の動作を行う部分が本発明の第2のカウント制御手段に、マイコン1のステップS103,S104の動作を行う部分が本発明の第3のカウント制御手段に、マイコン1のステップS113〜S116およびステップS132→S133→S113〜S116の動作を行う部分が本発明の制御手段に、それぞれ相当する。
【0032】(変形例)上記実施の形態では、カウンタ回路9のカウント値が所定値に達すると、第3の時間、カメラを不作動状態にするようにしているが、これに限定されるものではなく、ストロボモードをM−OFFモードに強制的にすると共に、赤目ランプ5の点灯を禁止するようにし、かつ、その旨の警告表示を行い、その他の撮影動作は行えるようにしてもよい。
【0033】又、カウンタ回路9のカウント値が所定値に達すると、第3の時間、カメラを不作動状態にし、その後は通常の撮影を自動的に行えるようにしているが、例えば以後のカメラの動作は禁止し、使用者には所定時間経過の後に、改めて撮影動作をし直すような警告表示等を行う構成にしても良い。
【0034】また、上記実施の形態では、ストロボ発光回数および赤目ランプ5の点灯時間によりカウンタを加算し、一方、第1の所定時間、ストロボ発光および赤目緩和を行われない場合にはカウンタを減算するよう構成しているが、これとは逆に、あらかじめ設定した所定カウント値からストロボ発光回数および赤目ランプ5の点灯時間によりカウンタを減算し、所定時間の経過はある上限値をもって加算するようにした構成にしてもよい。
【0035】また、ストロボ発光回数と赤目ランプ点灯時間の所定時間の経過によりカウントを「1」加算しているが、ストロボ発光と赤目ランプ点灯によるそれぞれの発熱量の違いに応じて加算する値を変えた構成にしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ストロボ発光および赤目緩和ランプの点灯が為されることに伴う発熱を抑えることができるカメラを提供できるものである。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年4月19日(2000.4.19)
【代理人】 【識別番号】100068962
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔
【公開番号】 特開2001−305616(P2001−305616A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−117507(P2000−117507)