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【発明の名称】 カメラ
【発明者】 【氏名】大塚 勝巳

【氏名】中山 春樹

【要約】 【課題】実像式ファインダ光学系を備えながらも、よりコンパクトであり、また表示された情報を確認しやすいカメラを提供する。

【解決手段】実像式ファインダユニット20が、対物光学系21と接眼光学系24とを備え、対物光学系21の後方にプリズム22の第1反射面22aを配置して、対物光学系21を通過した光束を略上方に反射させており、第1反射面22aの後端がフィルムFの面より後方にあり、第1反射面22aの前端がフィルムFの上端Fpより下方にあるので、従来使用していなかったカメラ10内の場所に、実像式ファインダ光学系20を配置することによって、よりコンパクトなカメラを提供することができると共に、カメラのデザイン上の自由度が広がる。また、実像式ファインダ光学系20の対物光学系21は、撮影レンズに近接した位置に配置できるため、パララックスも極力抑制できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対物光学系と接眼光学系とを備え、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を、フィルムから離隔する方向に反射させる実像式ファインダを有し、前記第1反射面後端が前記フィルムの面より後方にあり、前記第1反射面前端が前記フィルムの縁より内方にあることを特徴とするカメラ。
【請求項2】 対物光学系と接眼光学系とを備え、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を反射させる実像式ファインダを有し、前記第1反射面とボディとの間に形成されたスペースを、少なくともフィルムの一部が延在するように配置されていることを特徴とするカメラ。
【請求項3】 対物光学系と接眼光学系と正立光学系とを含む実像式ファインダと、ファインダ視野内に情報を表示する情報表示部材と、を有するカメラであって、前記対物光学系の光軸に垂直な平面に対して、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系の占める範囲を投影し、前記カメラの上下方向をその1辺の方向とする仮想矩形で囲んだ場合、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系のいずれも属さない範囲に、前記情報表示部材の少なくとも一部を配置したことを特徴とするカメラ。
【請求項4】 前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
【請求項5】 前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記接眼光学系の側方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
【請求項6】 前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方に、かつ前記接眼光学系の下方に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
【請求項7】 前記情報表示部材は発光手段を有し、前記正立光学系の最終反射面はミラーであり、前記ミラーと、前記最終反射面より一つ前の反射面との間には、前記情報表示部材の前記発光手段から発光された情報表示用光を反射させて、前記ミラー側に出射する表示反射部材が配置されていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載のカメラ。
【請求項8】 前記情報表示部材は、マスク板を含むことを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
【請求項9】 前記情報表示部材は、接続基板を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載のカメラ。
【請求項10】 前記実像式ファインダは、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を略上方に反射させることを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載のカメラ。
【請求項11】 前記正立光学系がポロプリズムを含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のカメラ。
【請求項12】 前記正立光学系がミラーを含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のカメラ。
【請求項13】 前記正立光学系がプリズムとミラーとの組み合わせを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のカメラ。
【請求項14】 前記カメラは、前記カメラの後方より見て、フィルムのリール室が左側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のカメラ。
【請求項15】 前記実像式ファインダの前記対物光学系は、前記カメラの鏡胴とリール室の間の上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のカメラ。
【請求項16】 前記実像式ファインダの前記接眼光学系の少なくとも一部は、前記カメラの閃光装置の後方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のカメラ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特によりコンパクトな構成を有する実像式ファインダを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なレンズシャッタ式カメラ等において撮影光学系とは別体に構成されたファインダ光学系は、虚像式ファインダ光学系と実像式ファインダ光学系とに大別できる。このうち、虚像式ファインダ光学系は、高変倍化を実現しようとする場合、前玉径が大きくなって小型化が困難になるという問題があり、それ故小型カメラには実像式ファインダ光学系が好んで用いられるという傾向がある。
【0003】ところで、実像式ファインダ光学系には、ダハミラー又はダハプリズムを用いたタイプと、平面ミラー又はポロプリズム又はミラーとプリズムの組み合わせを用いたタイプとがある。ダハミラー又はダハプリズムを用いた実像式ファインダ光学系は、対物光学系と接眼光学系とを同一水平面内に位置させることが出来るという特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ダハミラー又はダハプリズムを用いた実像式ファインダ光学系を、実際のカメラに搭載しようとすると、以下に述べる問題が生じる。まず、カメラに装填されたフィルム及びパトローネを避けるようにして、ファインダ光学系を配置すると、接眼光学系の許容される最下方位置が決まってしまう。しかしながら、その光軸と同一水平面に対物光学系の光軸が配置された場合、撮影光学系とファインダ光学系の対物光学系とが離隔して、その位置ズレに応じてパララックス(視差)が大きくなってしまうという問題が生じる。
【0005】更に、ダハミラー又はダハプリズムを用いた実像式ファインダ光学系の全長を短く抑えようとすると、対物光学系の精度を相当に向上させなくてはならないという問題もある。
【0006】これに対し、平面ミラー又はポロプリズムを用いた実像式ファインダ光学系においては、上述した問題はないものの、その構成に起因する別な問題を有している。具体的には、かかるタイプの実像式ファインダ光学系においては、対物光学系と接眼光学系とでカメラの上下方向に光軸がズレているという構成上の特徴がある。この特徴故に、ファインダユニット部分の上下方向のサイズが必然的に大きくなるため、カメラの大型化を招くという問題が生じた。
【0007】このような問題に対し、従来技術によるカメラの一タイプでは、接眼光学系側のみカメラボディを盛り上げることにより、極力カメラボディのコンパクト化を図っている。しかしながら、このようなカメラは、その形状が略直方体状にならず、収納時に不便であったり、デザイン上の制約が増大するという問題を生じさせる。
【0008】又、例えば測距が行われたことなどを表示する発光式の情報表示部材を設け、撮影者に撮影に関する情報を知らせることが行われている。ここで、情報をファインダの視野内に表示すれば、撮影者はファインダを覗いたまま、かかる情報を確認することが出来るため便利である。しかしながら、上述したように、実像式ファインダ光学系は複雑な形状を有するため、いかなる場所に情報表示部材を配置するかが問題である。特に、情報をファインダの視野内に表示するためには、ファインダ光学系の光路内に、情報表示部材を配置する必要があるが、適切な位置に情報表示部材を配置すると、ファインダ部分の周辺に特別なスペースを用意しなければならず、カメラの大型化を招くという問題がある。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑み、実像式ファインダ光学系を備えながらも、よりコンパクトであり、また表示された情報を確認しやすいカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明のカメラは、対物光学系と接眼光学系とを備え、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を略上方に反射させる実像式ファインダを有し、前記第1反射面後端がフィルム面より後方にあり、前記第1反射面前端が前記フィルム上端より下方にあることを特徴とする。
【0011】第2の本発明のカメラは、カメラの上下方向に光軸がズレている対物光学系と接眼光学系と正立光学系とを含む実像式ファインダと、ファインダ視野内に情報を表示する情報表示部材と、を有し、前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの最大幅、最大奥行き及び最大高さの少なくとも一つの範囲内に含まれるように配置されることを特徴とする。
【0012】第3の本発明のカメラは、対物光学系と接眼光学系と正立光学系とを含む実像式ファインダと、ファインダ視野内に情報を表示する情報表示部材と、を有するカメラであって、前記対物光学系の光軸に垂直な平面に対して、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系の占める範囲を投影し、前記カメラの上下方向をその1辺の方向とする仮想矩形で囲んだ場合、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系のいずれも属さない範囲に、前記情報表示部材の少なくとも一部を配置したことを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の本発明のカメラは、対物光学系と接眼光学系とを備え、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を略上方に反射させる実像式ファインダを有し、前記第1反射面後端がフィルム面より後方にあり、前記第1反射面前端が前記フィルム上端より下方にあるので、従来使用していなかったカメラ内のデッドスペースに、前記実像式ファインダ光学系を配置することによって、よりコンパクトなカメラを提供することができると共に、カメラのデザイン上の自由度を広げることが出来る。また、前記実像式ファインダ光学系の対物光学系は、前記撮影光学系に近接した位置に配置できるため、パララックスも極力抑制できる。
【0014】第2の本発明のカメラは、カメラの上下方向に光軸がズレている対物光学系と接眼光学系と正立光学系とを含む実像式ファインダと、ファインダ視野内に情報を表示する情報表示部材と、を有し、前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの最大幅、最大奥行き及び最大高さの少なくとも一つの範囲内に含まれるように配置されるので、かかるタイプの実像式ファインダ光学系を用いたことによりカメラのボディ内に生じるデッドスペースを利用して、前記情報表示部材を配置できるため、よりコンパクトなカメラを提供できる。
【0015】第3の本発明のカメラは、対物光学系と接眼光学系と正立光学系とを含む実像式ファインダと、ファインダ視野内に情報を表示する情報表示部材と、を有するカメラであって、前記対物光学系の光軸に垂直な平面に対して、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系の占める範囲を投影し、前記カメラの上下方向をその1辺の方向とする仮想矩形で囲んだ場合、前記対物光学系と前記接眼光学系と前記正立光学系のいずれも属さない範囲に、前記情報表示部材の少なくとも一部を配置したので、かかるタイプの実像式ファインダ光学系を用いたことによりカメラのボディ内に生じるデッドスペースを利用して、前記情報表示部材を配置できるため、よりコンパクトなカメラを提供できる。
【0016】更に、前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方に配置されていれば、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方に形成されるデッドスペースの有効活用が図れる。
【0017】又、前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記接眼光学系の側方に配置されていれば、前記実像式ファインダの前記接眼光学系の側方に形成されるデッドスペースの有効活用が図れる。
【0018】更に、前記情報表示部材は、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方に、かつ前記接眼光学系の下方に配置されていれば、前記実像式ファインダの前記対物光学系の側方及び前記接眼光学系の下方に形成されるデッドスペースの有効活用が図れる。
【0019】又、前記情報表示部材は発光手段を有し、前記正立光学系の最終反射面はミラーであり、前記ミラーと、前記最終反射面より一つ前の反射面との間には、前記情報表示部材の前記発光手段から発光された情報表示用光を反射させて、前記ミラー側に出射する表示反射部材が配置されていれば、撮影者は適切にピントが合った情報表示を視認できる。
【0020】更に、前記情報表示部材は、マスク板や接続基板を含むと好ましい。
【0021】又、前記実像式ファインダは、前記対物光学系の後方に正立光学系の第1反射面を配置して、前記対物光学系を通過した光束を略上方に反射させれば、前記対物光学系を撮影光学系に近づけることが出来、それによりパララックスを極力抑制できる。
【0022】更に、前記正立光学系がポロプリズム、ミラーを含むと好ましく、ポロプリズムとミラーとの組み合わせを有するとより好ましい。
【0023】又、前記カメラは、前記カメラの後方より見て、フィルムのリール室が左側に配置されている、いわゆる逆装填タイプであれば、前記駆動部を前記カメラの上方に配置する場合に比べて、前記実像式ファインダ光学系をより低い位置に設置できる。
【0024】更に、前記実像式ファインダの前記対物光学系は、前記カメラの鏡胴とリール室の間の上方に配置されていれば、例えば前記鏡胴と前記リール室の上方に形成される三角状のデッドスペースの有効利用が図れる。
【0025】又、前記実像式ファインダの前記接眼光学系の少なくとも一部は、前記カメラの閃光装置の後方に配置されていれば、前記閃光装置の後方のデッドスペースの有効活用を図ることが出来るとともに、前記接眼光学系を、撮影者の覗きやすい位置に配置できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかるカメラの内部構造を正面より見た透視図であり、図2は、図1のカメラをII-II線で切断して示す断面図であり、図3は、図1のカメラをIII-III線で切断して示す断面図であり、図4は、実像式ファインダユニットの光学系のみを取り出した状態で示す斜視図である。
【0027】図1において、カメラ10は、不図示の撮影レンズを支持する鏡胴11の左側にパトローネ室13を配置し、右側にリール室12を配置している。パトローネ室13に隣接してバッテリBtが配置され、リール室12内に配置されたモータ15により、パトローネ室13に装填されたフィルム(不図示)が駆動されるようになっている。尚、本実施の形態は、カメラ10の後方より見て、フィルムのリール室12が左側に配置されている、いわゆる逆装填タイプのカメラである。鏡胴11とリール室12の上方に実像式ファインダユニット20が配置されている。
【0028】実像式ファインダユニット20は、レンズ21a〜21dからなる対物光学系21と、プリズム22と、ミラー23と、接眼光学系である接眼レンズ24と、ケース25を有している。レンズ21a〜21dからなる対物光学系21と、プリズム22とは、同一のケース25内に収納されている。ミラー23は、閃光装置であるストロボ14の後方(図3で上方)に配置されている。尚、プリズム22とミラー23とで正立光学系を構成している。
【0029】図4に示すように、実像式ファインダユニット20は、レンズ21a〜21dからなる対物光学系21を通過した光束が、プリズム22において上方、前方、右方と3回反射され、更にミラー23で後方に1回反射され、接眼レンズ24により結像されて、ファインダを覗く撮影者の網膜に被写体像を結像するようになっている。すなわち、対物光学系21と接眼レンズ24とは、カメラの上下方向に光軸がズレている。
【0030】図2に示すように、実像式ファインダユニット20のプリズム22の第1反射面21aの下端は、フィルムFの上端Fpより下方に位置し、かつその後端がフィルムFより後方(図2で右方)に位置している。このように、従来使用していなかったカメラ10のデッドスペースに、実像式ファインダユニット20を配置することによって、よりコンパクトなカメラを提供することができると共に、カメラのデザイン上の自由度を広げることができる。また、対物光学系21は、撮影光学系である撮影レンズ(不図示)に近接した配置できるため、パララックスも極力抑制できる。
【0031】図5は、本実施の形態の実像式ファインダユニット20の光学系をカメラ上方から見た図であり、図6は、本実施の形態の実像式ファインダユニット20の光学系をカメラ前方から見た図であり、図7は、実像式ファインダユニット20の視野枠内に表示される画像を示した図である。
【0032】プリズム22の側方であって、ミラー23の下方には、ファインダ視野内に画像を表示する情報表示部材30が配置されている。情報表示部材30は、基板31と、基板上に配置された発光手段としてのLED32a〜32dと、LED32a〜32dの上方に配置されたマスク板33と、LED32a〜32dから出射されマスク板33を通過した情報表示用光を、ミラー23に向かって反射させる表示反射部材としての小ミラー34が配置されている。マスク板33には、図7の下方に示すような図形が穿設されており、従ってマスク板33を通過した情報表示用光によって、ファインダを覗く撮影者には、図7に示すごとき撮影に関する画像(接写モードか否か、通常撮影モードか否か、遠方撮影モードか否か、ストロボ撮影モードか否かなどを表示する画像、ただしこれらに限られない)が視認されるようになっている。
【0033】プリズム22の出射面22dと、ミラー23とは、互いに離隔しており、その間に形成された空間に、すなわちファインダ光学系として最終反射面であるミラー23と、その一つ前の反射面であるプリズム22の最終反射面22cとの間に、小ミラー34が配置されている。従って、情報表示用光を、容易に実像式ファインダユニット20の光学系の光路内へと侵入させることが出来る。又、かかる構成によれば、実像面と等価の位置にマスク板33を配置できるため、撮影者はピントの合った情報表示用画像を視認することが出来る。
【0034】本実施の形態によれば、情報表示部材30は、実像式ファインダユニット20の最大幅W、最大奥行きL及び最大高さHの範囲内に収まるように配置されているので、カメラ10のボディ内に生じるデッドスペースを利用して、情報表示部材30を配置できるため、よりコンパクトなカメラ10を提供できる。
【0035】更に、本実施の形態の実像式ファインダユニット20は、対物光学系21の後方側にプリズム22が配置されているので、前方に比べて後方の周辺が高くなっているが、情報表示部材30を、実像式ファインダユニット20の対物光学系の側方に、かつ接眼レンズ24の下方に配置することによって、実像式ファインダユニット20の特有の形状に起因するボディ内のデッドスペースの有効活用が図れると共に、接眼レンズ24を撮影者が覗きやすい位置に配置できる。
【0036】又、カメラ10は、その後方より見て、フィルムFのリール室12が左側に配置されている、いわゆる逆装填タイプであるので、実像式ファインダ光学系20をより低い位置に設置できるという効果が得られる。
【0037】更に、実像式ファインダ20の対物光学系21は、カメラ10の鏡胴11とリール室12の間の上方に配置されているので、鏡胴11とリール室12の上方に形成される三角状のスペースの有効利用が図れる。
【0038】又、実像式ファインダ20の接眼レンズ24の一部は、カメラ10のストロボ13の後方に配置されているので、ストロボ13後方のデッドスペースの有効活用を図ることが出来る。
【0039】以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、実像式ファインダ光学系を備えながらも、よりコンパクトであり、また表示された情報を確認しやすいカメラを提供することが出来る。
【出願人】 【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカ株式会社
【出願日】 平成12年4月20日(2000.4.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−305614(P2001−305614A)
【公開日】 平成13年11月2日(2001.11.2)
【出願番号】 特願2000−119170(P2000−119170)