| 【発明の名称】 |
合成開口レーダ装置および目標散乱点検出方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】堀内 健志
【氏名】藤坂 貴彦
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| 【要約】 |
【課題】目標散乱点の検出精度を向上させることが困難であった。
【解決手段】周波数変換手段14は目標画像の信号の各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換し、周波数データ分割手段15はその周波数データを2組の相似なベクトルに分割し、超解像処理手段16はそれらのベクトルの相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算し、その平均相関行列の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列から得られる2組のベクトルの間の位相回転行列における対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定し、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 目標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルス信号を送信する送信手段と、前記目標で反射したパルス信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された信号に基づいて、前記目標へのパルス信号の送信方向についてのレンジ成分と前記送信方向に直交する方向についてのクロスレンジ成分で構成される画像信号を生成する信号処理手段とを備えた合成開口レーダ装置において、各クロスレンジ成分についての前記レンジ方向のデータ列をフーリエ変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割する周波数データ分割手段と、超解像処理を実行して前記2組の相似なベクトルから目標散乱点のレンジおよび反射強度を計算する超解像処理手段とを備えることを特徴とする合成開口レーダ装置。 【請求項2】 超解像処理手段は、2組の相似なベクトルの相関行列を計算する相関行列算出手段と、前記相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算する移動平均手段と、前記平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算し、目標散乱点と同数の前記固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成する固有値解析手段と、前記信号部分空間行列に基づいて前記2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算する位相回転行列計算手段と、前記位相回転行列の対角成分に基づいて前記目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段と、前記レンジの推定値および前記平均相関行列の最小固有値に基づいて前記目標散乱点の反射強度を推定する反射強度推定手段とを有することを特徴とする請求項1記載の合成開口レーダ装置。 【請求項3】 周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、前記時間変換手段により生成された前記レンジプロフィールとレンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された目標散乱点の反射強度とを比較して、前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除する判定手段を備えることを特徴とする請求項2記載の合成開口レーダ装置。 【請求項4】 周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、レンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された前記目標散乱点の反射強度と前記時間変換手段により得られたレンジプロフィールとを比較して、前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する前記目標散乱点が存在するか否かを判定する判定手段を備え、固有値解析手段は、前記判定手段により前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に、平均相関行列の最小固有値を元の前記最小固有値より大きい固有値に変更し、レンジ推定手段は、変更後の前記最小固有値に基づいて前記目標散乱点のレンジを推定し、反射強度推定手段は、変更後の前記最小固有値に基づいて前記目標散乱点の反射強度を推定することを特徴とする請求項3記載の合成開口レーダ装置。 【請求項5】 目標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルス信号を送信するステップと、前記目標で反射したパルス信号を受信するステップと、受信した信号に基づいて、前記目標へのパルス信号の送信方向についてのレンジ成分と前記送信方向に直交する方向についてのクロスレンジ成分で構成される画像信号を生成するステップとを備えた目標散乱点検出方法において、各クロスレンジ成分についての前記レンジ方向のデータ列をフーリエ変換するステップと、前記周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割するステップと、前記2組の相似なベクトルの相関行列を計算するステップと、前記相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算するステップと、前記平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算するステップと、目標散乱点と同数の前記固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成するステップと、前記信号部分空間行列に基づいて前記2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算するステップと、前記位相回転行列の対角成分に基づいて前記目標散乱点のレンジを推定するステップと、前記レンジの推定値および前記平均相関行列の最小固有値に基づいて前記目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えることを特徴とする目標散乱点検出方法。 【請求項6】 周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度と前記レンジプロフィールとを比較して、前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する前記目標散乱点を削除するステップとを備えることを特徴とする請求項5記載の目標散乱点検出方法。 【請求項7】 周波数データを逆フーリエ変換して前記目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度と前記レンジプロフィールと比較して、前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する前記目標散乱点が存在するか否かを判定するステップと、前記レンジプロフィールを超える前記レンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に平均相関行列の最小固有値を元の前記最小固有値より大きい固有値に変更するステップと、変更後の前記最小固有値に基づいて前記目標散乱点のレンジを推定するステップと、変更後の前記最小固有値に基づいて前記目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えることを特徴とする請求項6記載の目標散乱点検出方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は観測対象となる目標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルス信号を送信し、目標で反射したパルス信号を受信し、受信した信号に基づいて目標へのパルス信号の送信方向についてのレンジ成分と送信方向に直交する方向についてのクロスレンジ成分で構成される画像信号を生成する合成開口レーダ装置および目標散乱点検出方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図9は例えば「Airborne Pulsed Doppler Radar Second Edition」(G.Morris、L.Harkness著、Artech House発行、1997年)に記載の従来の合成開口レーダ装置を示すブロック図である。図9において、101はパルス信号を出力する送信機であり、102は制御回路104より供給される周波数制御信号に基づいて時間とともに周波数を変化させて発振する局部発振器であり、103は送信機101に対してトリガ信号を供給するパルス変調器であり、104は局部発振器102に周波数制御信号を供給する制御回路であり、105はパルス信号の送受信を切換える送受切換器であり、106は送受切換器105を介して送信機101より供給されるパルス信号を目標に対して送信するとともに、目標で反射したパルス信号を受信するアンテナであり、107はアンテナ106により受信されたパルス信号に対して受信処理を実行して受信信号を出力する受信機である。 【0003】108はレンジ圧縮手段111、メモリ112およびクロスレンジ圧縮手段113を有する信号処理器である。信号処理器108において、111は受信機107からの受信信号を各パルス毎に圧縮するレンジ圧縮手段であり、112はレンジ圧縮された各パルスの受信信号を蓄積するメモリであり、113はレンジ圧縮された複数のパルス信号に対応する受信信号をメモリ112から読み出し、これらに対してクロスレンジ圧縮を行い、目標の画像信号を生成するクロスレンジ圧縮手段である。 【0004】次に動作について説明する。図10はパルス信号の元になる搬送波の周波数の時間的変化の一例を示す図であり、図11はクロスレンジ圧縮を説明する図である。制御回路104は、図10(a),(b)に示すように時間とともに搬送波周波数が線形に変化するように周波数制御信号を局部発振器102に供給して局部発振器102の発振周波数を制御する。局部発振器102は、制御回路104からの周波数制御信号に基づく搬送波周波数の信号を発振し、送信機101に供給する。時間tにおける搬送波周波数f(t)は、周波数初期値をf0 とし、周波数変化率をhとしたとき、式(1)に基づいて設定される。 f(t)=f0 +ht (1) 【0005】送信機101は局部発振器102からの信号を増幅し、パルス変調器103からの送信トリガ信号に同期してパルス信号を生成する。送信機101により生成されたパルス信号は送受切換器105を介してアンテナ106に給電され、アンテナ106より目標へ放射される。 【0006】また、アンテナ106は目標で反射したパルス信号を受信し、送受切換器105を介して受信機107に供給する。受信機107はそのパルス信号を周波数変換した後、位相検波およびディジタル変換をし、それらの処理後の信号を受信信号として信号処理器108のレンジ圧縮手段111に供給する。 【0007】信号処理器108のレンジ圧縮手段111は、各パルス毎に受信機107から供給された受信信号に対して、図10(c),(d)に示すように時間とともに周波数の変化する信号で畳込み演算を行う。これにより受信信号は、図10(e)に示すようにパルス信号の搬送周波数変化量Δfの逆数1/Δfに相当するパルス幅にレンジ圧縮される。 【0008】レンジ圧縮手段111によりレンジ圧縮された各受信信号は、メモリ112に蓄積される。クロスレンジ圧縮手段113は、レンジ圧縮された複数の受信信号をメモリ112から読み出し、図11に示すように、これらの受信信号を2次元に配列させ、レンジ方向に式(2)による間隔ΔRのセル毎に、複数の受信信号に対して、図10(c),(d)に示すように時間とともに周波数の変化する信号で畳込み演算を行う。これにより受信信号はクロスレンジ方向に圧縮されて、目標の画像の信号が生成される。 ΔR=c/(2Δf) (2) ここでcは光速を表す。 【0009】そして生成された目標の画像において、レンジ方向のセル間隔ΔR毎に得られる振幅値のピークを検出することにより、目標散乱点が検出される。 【0010】以上のようにして、観測対象となる目標に対して搬送波周波数が時間とともに変化するパルス信号を送信し、目標で反射したパルス信号を受信して受信信号から目標の画像を生成して目標散乱点が検出される。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】従来の合成開口レーダ装置は以上のように構成されているので、上記の式(2)により与えられる間隔ΔR以下でレンジ方向に近接した目標散乱点を分離して検出すること、すなわち分解能ΔR以上の解像度で目標散乱点を検出することが困難であるなどの課題があった。 【0012】なお、例えば「SAR Super−Resolution Imaging」(S.Barbarossaら著、AEUE Int. Electron.Commun.、第50巻、No.2、第133頁〜第138頁、1996年)に記載の従来の技術では、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)アルゴリズムやESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotational Invariance Techniques)アルゴリズムを合成開口レーダ装置による画像生成に応用しているが、各目標散乱点からの反射波間の相関を抑圧した高解像化がなされていないため、高い解像度を得ることが困難である。 【0013】この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、受信した信号の各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換し、それにより得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割し、その2組の相似なベクトルの相関行列を計算し、その相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算し、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算し、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成し、信号部分空間行列に基づいて2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算し、その位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定し、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するようにして、各目標散乱点からの反射波の間の相関を抑圧した上で、パルスの搬送周波数変化量Δfによって決まる分解能ΔR以上の解像度で目標散乱点を検出することができる合成開口レーダ装置および目標散乱点検出方法を得ることを目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】この発明に係る合成開口レーダ装置は、各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換する周波数変換手段と、周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割する周波数データ分割手段と、超解像処理を実行して2組の相似なベクトルから目標散乱点のレンジおよび反射強度を計算する超解像処理手段とを備えるようにしたものである。 【0015】この発明に係る合成開口レーダ装置は、2組の相似なベクトルの相関行列を計算する相関行列算出手段と、相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算する移動平均手段と、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算し、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成する固有値解析手段と、信号部分空間行列に基づいて2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算する位相回転行列計算手段と、位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段と、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定する反射強度推定手段とを超解像処理手段に有するものである。 【0016】この発明に係る合成開口レーダ装置は、周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、レンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された目標散乱点の反射強度とそのレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除する判定手段とを備えるようにしたものである。 【0017】この発明に係る合成開口レーダ装置は、周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、レンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された目標散乱点の反射強度と時間変換手段により得られたレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定する判定手段を備え、判定手段によりレンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に、固有値解析手段が平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より大きい固有値に変更し、レンジ推定手段および反射強度推定手段が変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点のレンジおよび反射強度を推定するようにしたものである。 【0018】この発明に係る目標散乱点検出方法は、各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換するステップと、周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割するステップと、2組の相似なベクトルの相関行列を計算するステップと、相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算するステップと、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算するステップと、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成するステップと、信号部分空間行列に基づいて2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算するステップと、位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定するステップと、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えるようにしたものである。 【0019】この発明に係る目標散乱点検出方法は、周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度とレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除するステップとを備えるようにしたものである。 【0020】この発明に係る目標散乱点検出方法は、周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度とレンジプロフィールと比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定するステップと、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より大きい固有値に変更するステップと、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点のレンジを推定するステップと、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えるようにしたものである。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による合成開口レーダ装置の構成を示すブロック図であり、図2は図1の超解像処理手段16の構成例を示すブロック図である。図1において、1はパルス信号を出力する送信機(送信手段)であり、2は制御回路4より供給される周波数制御信号に基づいて時間とともに周波数を変化させて発振する局部発振器であり、3は送信機1に対してトリガ信号を供給するパルス変調器であり、4は局部発振器2に周波数制御信号を供給する制御回路であり、5はパルス信号の送受信を切換える送受切換器であり、6は送受切換器5を介して送信機1より供給されるパルス信号を目標に対して送信するとともに、目標で反射したパルス信号を受信するアンテナであり、7はアンテナ6により受信されたパルス信号に対して受信処理を実行して受信信号を出力する受信機(受信手段)である。 【0022】8はレンジ圧縮手段11、メモリ12およびクロスレンジ圧縮手段13を有する信号処理器(信号処理手段)である。信号処理器8において、11は受信機7からの受信信号を各パルス毎に圧縮するレンジ圧縮手段であり、12はレンジ圧縮された各受信信号を蓄積するメモリであり、13はレンジ圧縮された複数の受信信号をメモリ12から読み出し、これらに対してクロスレンジ圧縮を行い、目標の画像信号を生成するクロスレンジ圧縮手段であり、14はクロスレンジ圧縮後の各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換する周波数変換手段であり、15は周波数変換手段14により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割する周波数データ分割手段であり、16は超解像処理を実行して2組の相似なベクトルから目標散乱点のレンジおよび反射強度を計算する超解像処理手段である。 【0023】図2に示す超解像処理手段16において、21は周波数変換手段14からの2組の相似なベクトルの相関行列を計算する相関行列算出手段であり、22は相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算する移動平均手段であり、23は目標散乱点と同数の平均相関行列の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成する固有値解析手段であり、24は2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算するTLS(Total Least Squares)解法手段(位相回転行列計算手段)であり、25は位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段であり、26は目標散乱点のレンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定する反射強度推定手段である。 【0024】次に動作について説明する。図3はクロスレンジ圧縮手段13により得られる目標画像のデータ配列を示す図であり、図4は周波数データ分割手段15により得られる2つの相似な受信ベクトルの一例を示す図である。 【0025】制御回路4は、図10(a),(b)に示すように時間とともに搬送波周波数が線形に変化するように周波数制御信号を局部発振器2に供給して局部発振器2の発振周波数を制御する。局部発振器2は制御回路4からの周波数制御信号に基づく搬送波周波数の信号を発振し、送信機1に供給する。時間tにおける搬送波周波数f(t)は、周波数初期値をf0 とし、周波数変化率をhとしたとき、式(1)に基づいて設定される。 【0026】送信機1は局部発振器2からの信号を増幅し、パルス変調器3からの送信トリガ信号に同期してパルス信号を生成する。送信機1により生成されたパルス信号は送受切換器5を介してアンテナ6に給電され、アンテナ6より目標へ放射される。 【0027】また、アンテナ6は目標で反射したパルス信号を受信し、送受切換器5を介して受信機7に供給する。受信機7はそのパルス信号を周波数変換した後、位相検波およびディジタル変換をし、それらの処理後の信号を受信信号として信号処理器8のレンジ圧縮手段11に供給する。 【0028】信号処理器8のレンジ圧縮手段11は、各パルス毎に受信機7から供給された受信信号に対して、図10(c),(d)に示すように時間とともに周波数の変化する信号で畳込み演算を行う。これにより受信信号は、図10(e)に示すようにパルス信号の搬送周波数変化量Δfの逆数1/Δfに相当するパルス幅にレンジ圧縮される。 【0029】レンジ圧縮手段11によりレンジ圧縮された各受信信号は、メモリ12に蓄積される。クロスレンジ圧縮手段13は、レンジ圧縮された複数の受信信号をメモリ12から読み出し、図11に示すように、これらの受信信号を2次元に配列させ、レンジ方向に式(2)による間隔ΔRのセル毎に、複数のパルス信号の受信信号に対して、図10(c),(d)に示すように時間とともに周波数の変化する信号で畳込み演算を行う。これにより受信信号はクロスレンジ方向に圧縮されて、目標の画像の信号が生成される。 【0030】そして周波数変換手段14は、図3に示すようにクロスレンジ圧縮手段13により得られた目標画像のクロスレンジ方向の各成分pn (n=1,・・・,N)についてのレンジ方向のデータ列q1 ,・・・,qM に対して高速フーリエ変換を実行して周波数データr1 ,・・・,rM を生成し、周波数データ分割手段15に供給する。 【0031】周波数データ分割手段15は、その周波数データrm を、図4に示すように2組の相似な受信ベクトルx,yに分割し、それらを超解像処理手段16の相関行列算出手段21に供給する。相関行列算出手段21は2組の相似な受信ベクトルx,yから式(3)に基づいてベクトルzを再構成して、このベクトルzに基づいて式(4)に示す相関行列Rを計算する。 【数1】
ここで、Tはベクトルの転置を表し、*は複素共役を表わす。 【0032】次に、移動平均算出手段22は、相関行列算出手段21により計算された相関行列に対して、式(5)に示すように行列Wi で移動平均処理を実行して平均相関行列Ravを計算する。 【数2】
ここで式(7)に示す行列wi は、第i列から第(i+L−1)列までがL次の単位行列を構成するL×(M/2)次の行列であり、式(6)に示す行列Wiは行列wi に基づく2L×M次の行列である。 【0033】次に固有値解析手段23は、式(8)に示すように、平均相関行列Ravの固有値解析を実行する。すなわち、式(9)に示すように2L個の固有ベクトルem(m=1,2,3,・・・,2L)で構成される2L次の正方行列E、および式(10)に示すように固有値λm を対角項とする2L次の対角行列Λが計算される。 RavE=EΛ (8) E=[e1 ,e2 ,・・・,e2L] (9) Λ=diag[λ1 ,λ2 ,・・・,λ2L] (10) 【0034】なお、このとき計算される2L個の固有値λm (m=1,2,3,・・・,2L)に対して式(11)に示す関係が成り立つ。 λ1 >λ2 >・・・>λk >λk+1 =λk+2 =・・・=λ2L (11) 【0035】そして固有値解析手段23は、これらの固有値に基づいて、最小固有値λmin(=λk+1 =λk+2 =・・・=λ2L)より大きい固有値の数Kを目標散乱点の数Kと推定する。また、固有値解析手段23は降べきに並べた固有値に対応した固有ベクトルによって構成される行列Eを、式(12)に示すように信号部分空間行列Es とノイズ部分空間行列En とに分割する。さらに、固有値解析手段23は、式(13)に示すように信号部分空間行列Es から2つのL×K次の行列Ex ,Ey を生成する。 【数3】
【0036】このとき、信号部分空間行列Es は、式(14)に示すモードベクトルa(rk )、式(15)に示すL×K次の行列A、K次の正則行列TおよびK次の位相回転行列Φを用いて、式(16)に示すように表わされる。 【数4】
ここで、rk は目標散乱点のレンジであり、F0 はパルス信号の搬送波周波数の中心値をfc としたときに式(17)で与えられる搬送波周波数の初期値であり、ΔFは目標の画像のレンジ方向のセル数をMとしたときに式(18)で与えられるステップ値であり、Tはベクトルの転置を表わす。 【0037】次にTLS処理手段24は、式(13)および式(16)から得られる式(19)および式(20)に基づいて行列Ψをまず計算し、その行列Ψの固有値解析を実行してその固有値のうち降べきに最初のK個を位相回転行列Φの対角成分φ(k)(k=1,2,・・・,K)と推定する。 Ey =Ex Ψ (19) Ψ=T-1ΦT (20) 【0038】レンジ推定手段25は、TLS処理手段24により推定された位相回転行列の対角成分φ(k)から式(21)に従って目標散乱点のレンジrk を計算し出力する。 【数5】
【0039】一方、反射強度推定手段26は、式(22)で定義される行列A1 、レンジ推定手段25により推定された目標散乱点のレンジrk 、移動平均算出手段22により計算された平均相関行列Rav、固有値解析手段23により計算された最小固有値λmin および2L次の単位行列Iから、式(23)に従って行列Sを計算する。 【数6】
ここで、Hは複素共役転置を表わす。 【0040】反射強度推定手段26は、このK次の正方行列SのK個の対角項をK個の目標散乱点の反射強度と推定し、出力する。 【0041】このようにして超解像処理手段16は目標散乱点のレンジおよび反射強度を推定し、目標散乱点を検出する。 【0042】以上のように、この実施の形態1によれば、受信した信号の各クロスレンジ成分をレンジ方向にフーリエ変換し、それにより得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割し、その2組の相似なベクトルを要素とする行列の相関行列を計算し、相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算し、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算し、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成し、2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算し、位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定し、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するようにしたので、相関行列の移動平均処理を実行して反射波間の相関を抑圧した上で目標散乱点のレンジおよび反射強度が推定され、パルスの搬送周波数変化量Δfによって決まる分解能ΔR以上の解像度で目標散乱点を検出することができるという効果が得られる。 【0043】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形態2による合成開口レーダ装置における信号処理器8を示すブロック図である。図5において、31は周波数変換手段14により得られた周波数データを高速逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段であり、41は時間変換手段31により得られたレンジプロフィールとレンジ推定手段25により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段26により推定された目標散乱点の反射強度とを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除する判定手段である。 【0044】なお、図5におけるその他の構成要素については実施の形態1によるものと同様であるので、その説明を省略する。 【0045】次に動作について説明する。図6は実施の形態2における判定手段41の動作を説明する図である。時間変換手段31は、周波数変換手段14により得られた周波数データを逆フーリエ変換して例えば図6(a)に示す目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成し、判定手段41に供給する。 【0046】また、レンジ推定手段25により推定された目標散乱点のレンジと反射強度推定手段26により推定された目標散乱点の反射強度が判定手段41に供給される。 【0047】そして、判定手段41は、時間変換手段31からのレンジプロフィールと推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度とを図6(a)に示すように比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度の推定値を有する目標散乱点(図6(a)では目標散乱点#1)を削除し、残りの目標散乱点(図6(b)の目標散乱点#2)のレンジおよび反射強度を出力する。 【0048】なお、その他の動作については実施の形態1によるものと同様であるので、その説明を省略する。 【0049】以上のように、この実施の形態2によれば、周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成し、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度とそのレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除するようにしたので、目標散乱点の検出精度をより向上することができるという効果が得られる。 【0050】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形態3による合成開口レーダ装置における信号処理器8を示すブロック図である。図7において、23aは、固有値解析手段23と同様にして固有値解析を実行し、判定手段41aからの最小固有値変更指令に基づいて平均相関行列の最小固有値をより大きい固有値に変更する固有値解析手段であり、41aは時間変換手段31により得られたレンジプロフィールと、レンジ推定手段25により推定されたレンジおよび反射強度推定手段26により推定された目標散乱点の反射強度とを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定し、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在する場合に最小固有値変更指令を固有値解析手段23aに供給する判定手段である。 【0051】なお、図7におけるその他の構成要素については実施の形態2によるものと同様であるので、その説明を省略する。 【0052】次に動作について説明する。図8は実施の形態3における超解像処理手段16の動作を説明するフローチャートである。 【0053】まず、ステップST1において、実施の形態2と同様にして各目標散乱点のレンジおよび反射強度が推定される。 【0054】次にステップST2において、判定手段41aは、推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度と時間変換手段31により得られたレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定し、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在する場合には、ステップST3において、最小固有値変更指令を固有値解析手段23aに供給する。 【0055】固有値解析手段23aは、最小固有値変更指令を供給されると、平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より1つだけ大きい固有値に変更するとともに、最小固有値λmin より大きい固有値の数Kを1だけ少なくして信号部分空間行列Es を生成する。 【0056】そしてステップST1に戻り、レンジ推定手段25は、変更後の最小固有値に基づいて生成された信号部分空間行列Es から目標散乱点のレンジを推定し、反射強度推定手段26は、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定する。 【0057】そしてステップST2において再度、判定手段41aによりレンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かが判定される。以下、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点がなくなるまで、上述の処理が繰り返し実行される。 【0058】なお、その他の動作については実施の形態2によるものと同様であるので、その説明を省略する。 【0059】以上のように、この実施の形態3によれば、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定し、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より大きい固有値に変更し、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点のレンジおよび反射強度を再度推定するようにしたので、目標散乱点数の推定精度をより向上することができるという効果が得られる。 【0060】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換する周波数変換手段と、周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割する周波数データ分割手段と、超解像処理を実行して2組の相似なベクトルから目標散乱点のレンジおよび反射強度を計算する超解像処理手段とを備えるように構成したので、相関行列の移動平均処理を実行して反射波間の相関を抑圧した上で目標散乱点のレンジおよび反射強度が推定され、パルスの搬送周波数変化量Δfによって決まる分解能ΔR以上の解像度で目標散乱点を検出することができるという効果がある。 【0061】この発明によれば、2組の相似なベクトルの相関行列を計算する相関行列算出手段と、相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算する移動平均手段と、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算し、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成する固有値解析手段と、信号部分空間行列に基づいて2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算する位相回転行列計算手段と、位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定するレンジ推定手段と、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定する反射強度推定手段とを超解像処理手段に有するように構成したので、高い精度で目標散乱点を検出することができるという効果がある。 【0062】この発明によれば、周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、レンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された目標散乱点の反射強度とそのレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除する判定手段を備えるように構成したので、目標散乱点の検出精度をより向上することができるという効果がある。 【0063】この発明によれば、周波数変換手段により得られた周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成する時間変換手段と、レンジ推定手段により推定された目標散乱点のレンジおよび反射強度推定手段により推定された目標散乱点の反射強度と時間変換手段により得られたレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定する判定手段を備え、判定手段によりレンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に、固有値解析手段が平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より大きい固有値に変更し、レンジ推定手段および反射強度推定手段が変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点のレンジおよび反射強度を推定するように構成したので、目標散乱点数の推定精度をより向上することができるという効果がある。 【0064】この発明によれば、各クロスレンジ成分についてのレンジ方向のデータ列をフーリエ変換するステップと、周波数変換手段により得られた周波数データを2組の相似なベクトルに分割するステップと、2組の相似なベクトルの相関行列を計算するステップと、相関行列に対して移動平均処理を実行して平均相関行列を計算するステップと、その平均相関行列の固有値および固有ベクトルを計算するステップと、目標散乱点と同数の固有ベクトルで構成される信号部分空間行列を生成するステップと、信号部分空間行列に基づいて2組の相似なベクトルの間の位相回転行列を計算するステップと、位相回転行列の対角成分に基づいて目標散乱点のレンジを推定するステップと、レンジの推定値および平均相関行列の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えるように構成したので、相関行列の移動平均処理を実行して反射波間の相関を抑圧した上で目標散乱点のレンジおよび反射強度が推定されるため、パルスの搬送周波数変化量Δfによって決まる分解能ΔR以上の解像度で目標散乱点を検出することができるという効果がある。 【0065】この発明によれば、周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度とレンジプロフィールとを比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点を削除するステップとを備えるように構成したので、目標散乱点の検出精度をより向上することができるという効果がある。 【0066】この発明によれば、周波数データを逆フーリエ変換して目標のレンジ方向のレンジプロフィールを生成するステップと、推定した目標散乱点のレンジおよび反射強度とレンジプロフィールと比較して、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在するか否かを判定するステップと、レンジプロフィールを超えるレンジおよび反射強度を有する目標散乱点が存在すると判定された場合に、平均相関行列の最小固有値を元の最小固有値より大きい固有値に変更するステップと、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点のレンジを推定するステップと、変更後の最小固有値に基づいて目標散乱点の反射強度を推定するステップとを備えるように構成したので、目標散乱点数の推定精度をより向上することができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月12日(2000.1.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066474 【弁理士】 【氏名又は名称】田澤 博昭 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−194454(P2001−194454A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−3992(P2000−3992) |
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