| 【発明の名称】 |
半導体集積回路及び半導体集積回路のテストシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】末永 孝一
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| 【要約】 |
【課題】従来の半導体集積回路のテストシステムは、テスト装置で設定できる最小遅延時間に制限があるため、内部回路のテストに必要とするクロック信号を供給できなかった。
【解決手段】予め半導体集積回路内部にテスト時に使用する遅延回路11を備え、第一のクロック信号の遅延時間を細かく調整することを可能とし、入力する第一のクロック信号の立ち上がりをチューニングポイントに合わせることにより第一の内部回路2bのテストに必要とされる第一のクロック信号を供給するように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線と、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線と、上記第一のクロック信号線及びモード制御信号線が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線に出力するモードセレクタと、上記第三のクロック信号線が接続されるとともに、この第三のクロック信号線から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線に出力する遅延回路と、上記第二のクロック信号線が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する第一の内部回路と、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線と、上記第四のクロック信号線が接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する第二の内部回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。 【請求項2】 遅延回路は、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のバッファと、上記複数のバッファに対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 【請求項3】 遅延回路は、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のRC回路と、上記複数のRC回路に対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 【請求項4】 遅延回路は、電圧源とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗と、上記複数の抵抗間及び上記電圧源と上記抵抗との間に接続された複数の信号線と、上記複数の信号線上に配設された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタと、第三のクロック信号線のクロック信号がソースから入力され、ドレインへ出力し、上記複数の信号線がゲートに接続されたアイソレーション抵抗とを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路と、上記半導体集積回路に第一のクロック信号,第二のクロック信号及びモード制御信号を含む入力信号を入力し、上記半導体集積回路からの出力信号をモニターして上記半導体集積回路のテストを行うテスト装置とを備えたことを特徴とする半導体集積回路のテストシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、非同期で動作する複数の内部回路を内蔵する半導体集積回路及びそのテストシステムに係り、特に非同期で動作する複数の内部回路を内蔵するシステムLSI及びそのテストシステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、システムLSIでは、その内部に基本的なロジック回路の他にユーザロジック回路を備えるようになってきている。このため、内部回路に非同期回路が使用されることが多く、それらの回路をテストする場合、供給するクロック信号のタイミングを調整する必要がある。 【0003】図10は従来のシステムLSIのテストシステムの構成図である。図において、101はテスト対象となるシステムLSI(半導体集積回路)、102aはシステムLSIの内部に構成された内部ロジック回路(内部回路)、102bはシステムLSIの内部に構成され、内部ロジック回路102aと非同期で動作する、ユーザの設計した内部ロジック回路(内部回路)、103はテスト時にシステムLSI101をセットするテスト用基板、104はテストプログラムを内蔵し、システムLSI101をテストするテスト装置、105はテスト装置104とシステムLSI101の各端子とをテスト用基板103を通して接続するテスト制御用配線、106aはテスト装置104から出力されるクロック信号をテスト用基板103を通してシステムLSI101のクロック信号入力端子(図示せず)に入力し、内部ロジック回路102aに供給するクロック信号線、106bはテスト装置104から出力されるクロック信号をテスト用基板103を通してシステムLSI101の別のクロック信号入力端子(図示せず)に入力し、内部ロジック回路102bに供給するクロック信号線である。 【0004】次に動作について説明する。図10において、テスト装置104は、内蔵したテストプログラムに基づきテスト用の入力信号を生成する。この入力信号は、テスト制御用配線105,クロック信号線106a,106b、更にはテスト用基板103を通してシステムLSI101に入力される。そして、テスト装置104は、システムLSI101からテスト用基板103,テスト制御用配線105を通して出力された出力信号をモニターして、システムLSI101のテストを行う。 【0005】このようなテストにおいて、テスト装置104で作成されたクロック信号は、クロック信号線106aから出力され、テスト用基板103を通してシステムLSI101のクロック信号入力端子に入力され、内部ロジック回路102aに供給される。また、テスト装置104で作成された別のクロック信号は、クロック信号線106bから出力され、テスト用基板103を通してシステムLSI101の別のクロック信号入力端子に入力され、直接内部ロジック回路102bに供給される。テスト装置104では設定によりクロック信号の遅延時間を可変させることができ、クロック信号線106bに出力するクロック信号をクロック信号線106aに出力するクロック信号から遅延させることができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路及びそのテストシステムは以上のように構成されているので、上記テスト環境において設定できる最小遅延時間はテスト装置により制限されてしまうため、必要とするタイミングにおいてクロック信号を供給できない場合が生じてしまうという課題があった。 【0007】図11は従来のシステムLSIのテストにおけるクロック信号のタイミングを示すタイミングチャートであり、(1)はクロック信号線106aに出力されるクロック信号であり、また、クロック信号線106bに出力されるクロック信号の遅延時間をなしに設定した時もこの波形となる。(2)はクロック信号の遅延時間をテスト装置104で設定できる最小遅延時間Dminに設定した時に、クロック信号線106bに出力されるクロック信号の波形である。(3)はクロック信号の遅延時間をテスト装置104で設定できる最小遅延時間Dminの2倍に設定した時に、クロック信号線106bに出力されるクロック信号の波形である。(4)は内部ロジック回路102bのテストに必要とされるクロック信号の波形の例である。ここで、TPはチューニングポイントであり、内部ロジック回路102bに入力するクロック信号のタイミングをここに合わせてテストを行う必要がある。しかし、テスト装置104で設定できる遅延時間は最小遅延時間Dmin,最小遅延時間Dminの2倍などのように制限されてしまうため、内部ロジック回路102bのテストに必要とされるタイミングにおいてクロック信号を供給できない場合が生じてしまう。 【0008】この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、クロック信号の遅延時間を、テスト装置で設定できる遅延時間よりも細かく調整することを可能とし、入力するクロック信号のタイミングを所望のチューニングポイントにより精度良く合わせることができる半導体集積回路及びそのテストシステムを得ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集積回路は、外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線と、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線と、上記第一のクロック信号線及びモード制御信号線が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線に出力するモードセレクタと、上記第三のクロック信号線が接続されるとともに、この第三のクロック信号線から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線に出力する遅延回路と、上記第二のクロック信号線が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する第一の内部回路と、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線と、上記第四のクロック信号線が接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する第二の内部回路とを備えるようにしたものである。 【0010】この発明に係る半導体集積回路の遅延回路は、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のバッファと、上記複数のバッファに対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えるようにしたものである。 【0011】この発明に係る半導体集積回路の遅延回路は、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のRC回路と、上記複数のRC回路に対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えるようにしたものである。 【0012】この発明に係る半導体集積回路の遅延回路は、電圧源とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗と、上記複数の抵抗間及び上記電圧源と上記抵抗との間に接続された複数の信号線と、上記複数の信号線上に配設された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタと、第三のクロック信号線のクロック信号がソースから入力され、ドレインへ出力し、上記複数の信号線がゲートに接続されたアイソレーション抵抗とを備えるようにしたものである。 【0013】この発明に係る半導体集積回路のテストシステムは、上記半導体集積回路と、上記半導体集積回路に第一のクロック信号,第二のクロック信号及びモード制御信号を含む入力信号を入力し、上記半導体集積回路からの出力信号をモニターして上記半導体集積回路のテストを行うテスト装置とを備えるようにしたものである。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるシステムLSIのテストシステムの構成図である。図1において、1はテスト対象となるシステムLSI(半導体集積回路)、2aはそれぞれシステムLSI1の内部に構成された内部ロジック回路(第二の内部回路)、2bはシステムLSIの内部に構成され、内部ロジック回路2aと非同期で動作する、ユーザの設計した内部ロジック回路(第一の内部回路)、3はテスト時にシステムLSI1をセットするテスト用基板、4はテストプログラムを内蔵しシステムLSI1をテストするテスト装置、5はテスト装置4とシステムLSI1の各端子とをテスト用基板3を通して接続するテスト制御用配線である。 【0015】6aはテスト装置4から出力された第二のクロック信号をテスト用基板3を通してシステムLSI1のクロック信号入力端子(図示せず)に入力し、内部ロジック回路2aに供給する第四のクロック信号線、6bはテスト装置4から出力された第一のクロック信号をテスト用基板3を通してシステムLSI1の別のクロック信号入力端子(図示せず)に入力し、遅延手段7に供給する第一のクロック信号線、7はモード制御信号線9により、通常モード時のクロック信号とテストモード時のクロック信号とを切り換えて出力する遅延手段、8は遅延手段7より出力されるクロック信号を内部ロジック回路2bに供給する第二のクロック信号線である。9はシステムLSI1の通常モードとテストモードとを切り換えるモード制御信号線であり、テスト装置4から出力され、テスト用基板3を通してシステムLSI1のモード制御信号入力端子(図示せず)に入力され、遅延手段7に供給される。 【0016】図2は遅延手段7の構成を示すブロック図である。図2において、10はモード制御信号線9からモード制御信号が入力され、その値に基づき通常モードとテストモードとを判別し、クロック信号線6bから入力されたクロック信号を通常モード時には第二のクロック信号線12に出力し、テストモード時には第三のクロック信号線13に出力するモードセレクタ、11は第三のクロック信号線13から入力された第一のクロック信号を遅延させてクロック信号線14に出力する遅延回路、12はモードセレクタ10と第二のクロック信号線8とを接続し、通常モード時にモードセレクタ10から出力された第一のクロック信号を遅延させずに第二のクロック信号線8を通して内部ロジック回路2aに供給するための第二のクロック信号線、13はテストモード時に、モードセレクタ10から出力された第一のクロック信号を遅延回路11に入力する第三のクロック信号線、14は遅延回路11と第二のクロック信号線8とを接続し、テストモード時に遅延回路11により遅延された第一のクロック信号を、第二のクロック信号線8を通して内部ロジック回路2bに供給するためのクロック信号線である。 【0017】図3は遅延回路11の一例を示す構成図である。図3において、15a,15b,15cは第三のクロック信号線13とトランスミッションゲート16dの間に直列に接続されたバッファ、16aはバッファ15aの入力側とクロック信号線14の間に接続されたトランスミッションゲート、16bはバッファ15aの出力側とクロック信号線14の間に接続されたトランスミッションゲート、16cはバッファ15bの出力側とクロック信号線14の間に接続されたトランスミッションゲート、16dはバッファ15cの出力側とクロック信号線14の間に接続されたトランスミッションゲート、17はトランスミッションゲート16a,16b,16c,16dのオン/オフを制御する制御レジスタである。 【0018】18aは制御レジスタ17とトランスミッションゲート16aのゲートとを接続し、トランスミッションゲート16aのオン/オフを制御するための制御線、18bは制御レジスタ17とトランスミッションゲート16bのゲートとを接続し、トランスミッションゲート16bのオン/オフを制御するための制御線、18cは制御レジスタ17とトランスミッションゲート16cのゲートとを接続し、トランスミッションゲート16cのオン/オフを制御するための制御線、18dは制御レジスタ17とトランスミッションゲート16dのゲートとを接続し、トランスミッションゲート16dのオン/オフを制御するための制御線、19aはトランスミッションゲート16aのpMOS側ゲートに接続される制御線18aに挿入されるインバータ、19bはトランスミッションゲート16bのpMOS側ゲートに接続される制御線18bに挿入されるインバータ、19cはトランスミッションゲート16cのpMOS側ゲートに接続される制御線18cに挿入されるインバータ、19dはトランスミッションゲート16dのpMOS側ゲートに接続される制御線18dに挿入されるインバータである。 【0019】次に動作について説明する。図1において、テスト装置4は、内蔵したテストプログラムに基づきテスト用の入力信号を生成する。この入力信号は、テスト制御用配線5,第四のクロック信号線6a,第一のクロック信号線6b及びモード制御信号線9、更にはテスト用基板3を通してシステムLSI1に入力される。そして、テスト装置4は、システムLSI1からテスト用基板3,テスト制御用配線5を通して出力された出力信号をモニターして、システムLSI1のテストを行う。この時、システムLSI1は、例えば、モード制御信号線9の値が“L”レベルならば通常モード、モード制御信号線9の値が“H”レベルならばテストモードとなるものとする。 【0020】このようなテストにおいて、テスト装置4で作成された第二のクロック信号は、第四のクロック信号線6aから出力され、テスト用基板3を通してシステムLSI1のクロック信号入力端子に入力され、内部ロジック回路2aに供給される。また、テスト装置4で作成された第一のクロック信号は、第一のクロック信号線6bから出力され、テスト用基板3を通してシステムLSI1の別のクロック信号入力端子に入力され、遅延手段7に供給される。テスト装置4では設定によりクロック信号の遅延時間を可変させることができ、第一のクロック信号線6bから出力するクロック信号を第四のクロック信号線6aに出力するクロック信号よりも遅延させることができる。 【0021】システムLSI1の内部における第一のクロック信号の流れを、図2を用いて説明する。モード制御信号線9から入力されるモード制御信号の値が“L”レベルの場合、モードセレクタ10は通常モードと判断し、第一のクロック信号線6bから入力された第一のクロック信号は第二のクロック信号線12に出力され、第一のクロック信号は遅延されずにクロック信号線8を通してテスト対象である内部ロジック回路2bに供給される。この時、第三のクロック信号線13は使用されない。 【0022】モード制御信号線9から入力されるモード制御信号の値が“H”レベルの場合、モードセレクタ10はテストモードと判断し、第一のクロック信号線6bから入力された第一のクロック信号は第三のクロック信号線13を通して遅延回路11に入力される。遅延回路11に入力された第一のクロック信号は予め設定された時間遅延されてクロック信号線14に出力され、第二のクロック信号線8を通してテスト対象である内部ロジック回路2bに供給される。この時、第二のクロック信号線12は使用されない。 【0023】テストモード時の遅延回路11の動作を図3を用いて説明する。制御レジスタ17は設定された、例えば、4ビットの値により、制御線18a,18b,18c,18dの値を決定する。例えば、“0001”ならば制御線18aの値を“H”レベル、制御線18b,18c,18dの値を“L”レベルに、“0010”ならば制御線18bの値を“H”レベル、制御線18a,18c,18dの値を“L”レベルに、“0100”ならば制御線18cの値を“H”レベル、制御線18a,18b,18dの値を“L”レベルに、“1000”ならば制御線18dの値を“H”レベル、制御線18a,18b,18cの値を“L”レベルとする。 【0024】制御レジスタ17の値が“0001”の場合、制御線18aの値は“H”レベル、制御線18b,18c,18dの値は“L”レベルとなるため、トランスミッションゲート16aはオン、トランスミッションゲート16b,16c,16dはオフとなり、第三のクロック信号線13から入力された第一のクロック信号はトランスミッションゲート16aを通して、クロック信号線14に出力される。このため、第一のクロック信号の遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間のみとなる。 【0025】制御レジスタ17の値が“0010”の場合、制御線18bの値は“H”レベル、制御線18a,18c,18dの値は“L”レベルとなるため、トランスミッションゲート16bはオン、トランスミッションゲート16a,16c,16dはオフとなり、第三のクロック信号線13から入力された第一のクロック信号はバッファ15a及びトランスミッションゲート16bを通して、クロック信号線14に出力される。このため、第一のクロック信号の遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15aの遅延時間を足したものとなる。 【0026】制御レジスタ17の値が“0100”の場合、制御線18cの値は“H”レベル、制御線18a,18b,18dの値は“L”レベルとなるため、トランスミッションゲート16cはオン、トランスミッションゲート16a,16b,16dはオフとなり、第三のクロック信号線13から入力された第一のクロック信号はバッファ15a,15b及びトランスミッションゲート16cを通して、クロック信号線14に出力される。このため、第一のクロック信号の遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15a及びバッファ15bの遅延時間を足したものとなる。 【0027】制御レジスタ17の値が“1000”の場合、制御線18dの値は“H”レベル、制御線18a,18b,18cの値は“L”レベルとなるため、トランスミッションゲート16dはオン、トランスミッションゲート16a,16b,16cはオフとなり、第三のクロック信号線13から入力された第一のクロック信号はバッファ15a,15b,15c及びトランスミッションゲート16dを通して、クロック信号線14に出力される。このため、第一のクロック信号の遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15a,15b及びバッファ15cの遅延時間を足したものとなる。 【0028】図4はこの発明の実施の形態1によるシステムLSIのテストにおけるクロック信号のタイミングを示すタイミングチャートであり、テスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminを10ns、バッファ1個の遅延時間を2.5nsとする。(1)は第四のクロック信号線6aに出力される第二のクロック信号であり、また、テスト装置4で第一のクロック信号の遅延時間をなしに設定した時に、第一のクロック信号線6bに出力される第一のクロック信号もこの波形となる。(2)はテスト装置4で第一のクロック信号の遅延時間をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dmin(=10ns)に設定した時に、第一のクロック信号線6bに出力される第一のクロック信号の波形である。(3)はテスト装置4で第一のクロック信号の遅延時間をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminの2倍に設定した時に、クロック信号線6bに出力されるクロック信号の波形である。(4)は内部ロジック回路2bのテストに必要とされる第一のクロック信号の波形の例であり、内部ロジック回路2bに供給するクロック信号の立ち上がりをチューニングポイントTP(遅延時間15ns)に合わせてテストを行う必要があるものとする。 【0029】以下、テスト装置4で、第一のクロック信号の遅延時間をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminである10nsに設定したものとする。(5)は制御レジスタ17の値が“0001”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間のみの10nsである。(6)は制御レジスタ17の値が“0010”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15aの遅延時間を足した時間となり、12.5nsである。 【0030】(7)は制御レジスタ17の値が“0100”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15a及びバッファ15bの遅延時間を足した時間となり、15nsである。(8)は制御レジスタ17の値が“1000”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にバッファ15a,15b及びバッファ15cの遅延時間を足した時間となり、17.5nsである。この場合、内部ロジック回路2bのテストに必要とされる第一のクロック信号を供給するためには、制御レジスタ17に“0100”を設定すればよいことが分かる。 【0031】以上のように、この実施の形態1のシステムLSIのテストシステムによれば、外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線6bと、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線9と、上記第一のクロック信号線6b及びモード制御信号線9が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線12,8に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線13に出力するモードセレクタ10と、上記第三のクロック信号線13が接続されるとともに、この第三のクロック信号線13から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線8に出力する遅延回路11と、上記第二のクロック信号線8が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2bと、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線6aと、上記第四のクロック信号線6aが接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2aとを備えるシステムLSI1と、上記システムLSI1に第一のクロック信号,第二のクロック信号及びモード制御信号を含む入力信号を入力し、上記システムLSI1からの出力信号をモニターして上記システムLSI1のテストを行うテスト装置4とを備えるように構成したので、システムLSI1のテストにおいて、テスト装置4が出力した第一のクロック信号を更に細かいタイミングにて遅延させ、第一のクロック信号を内部ロジック回路2bに必要なタイミングに調整してテストすることができる効果がある。 【0032】以上、内部回路の数を2、遅延手段の数を1として説明したが、内部回路の数をi、遅延手段の数をj(iは2以上の整数、jは正の整数、i≧j)としてもよい。この場合、複数の内部回路それぞれに供給するクロック信号を、複数の内部回路それぞれに適するタイミングに遅延させることができるという効果がある。また、バッファを3個、トランスミッションゲートを4個、制御レジスタ17のビット数を4として説明したが、バッファをm個、トランスミッションゲートをm+1個、制御レジスタ17のビット数をn(m,nは正の整数)としてもよい。 【0033】実施の形態2.この発明の実施の形態2によるシステムLSIは、実施の形態1で使用したバッファの代わりにRC回路を使用するものである。この発明の実施の形態2によるシステムLSIのテストシステムの構成は、実施の形態1と同じ図1に示す構成であり、遅延手段7の構成も実施の形態1と同じ図2に示す構成である。図5は遅延回路11の別の一例を示す構成図である。図5において、図3と同一符号は同一または相当部分を示すのでその説明を省略する。 【0034】20aはバッファ15aの代わりに使用されるRC回路、20bはバッファ15bの代わりに使用されるRC回路、20cはバッファ15cの代わりに使用されるRC回路である。21a,21b,21cは第三のクロック信号線13とトランスミッションゲート16dの間に直列に接続された抵抗、22aは一端が抵抗21aと抵抗21bとの間に接続され、他端がグランドに接続されたコンデンサ、22bは一端が抵抗21bと抵抗21cとの間に接続され、他端がグランドに接続されたコンデンサ、22cは一端が抵抗21cとトランスミッションゲート16dとの間に接続され、他端がグランドに接続されたコンデンサである。抵抗21aとコンデンサ22aとでRC回路20aを構成し、抵抗21bとコンデンサ22bとでRC回路20bを構成し、抵抗21cとコンデンサ22cとでRC回路20cを構成する。 【0035】次に動作について説明する。RC回路20a,20b,20cはそれぞれバッファ15a,15b,15cと同様に第一のクロック信号を遅延させる回路として機能する。この実施の形態2で示したシステムLSI1は、実施の形態1で示したシステムLSI1のバッファ15aをRC回路20aに、バッファ15bをRC回路20bに、バッファ15cをRC回路20cに置き換えたものであり、実施の形態1で示したシステムLSI1と同様の動作をするためここでは説明を省略する。 【0036】図6はこの発明の実施の形態2によるシステムLSIのテストにおけるクロック信号のタイミングを示すタイミングチャートであり、テスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminを10ns、RC回路1段の遅延時間を2.5nsとする。(1)〜(4)は図4と同一であるので説明を省略する。 【0037】以下、テスト装置4で、第一のクロック信号の遅延時間をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminである10nsに設定したものとする。(9)は制御レジスタ17の値が“0001”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間のみの10nsである。(10)は制御レジスタ17の値が“0010”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にRC回路20aの遅延時間を足した時間となり、12.5nsである。 【0038】(11)は制御レジスタ17の値が“0100”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にRC回路20a及びRC回路20bの遅延時間を足した時間となり、15nsである。(12)は制御レジスタ17の値が“1000”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にRC回路20a,20b及びRC回路20cの遅延時間を足した時間となり、17.5nsである。この場合、内部ロジック回路2bのテストに必要とされる第一のクロック信号を供給するためには、制御レジスタ17に“0100”を設定すればよいことが分かる。 【0039】なお、RC回路を通過した第一のクロック信号の実際の波形は、(10)〜(12)の2点鎖線で示したようななまった波形となるが、内部ロジック回路2bの第一のクロック信号の入力部分において、例えば、“H”レベルと“L”レベルの電位差の1/2でレベル判定するように作り込めば、内部ロジック回路2bは(10)〜(12)の実線で示した波形を入力した場合と同様の動作をする。 【0040】以上のように、この実施の形態2のシステムLSIのテストシステムによれば、外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線6bと、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線9と、上記第一のクロック信号線6b及びモード制御信号線9が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線12,8に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線13に出力するモードセレクタ10と、上記第三のクロック信号線13が接続されるとともに、この第三のクロック信号線13から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線8に出力する遅延回路11と、上記第二のクロック信号線8が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2bと、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線6aと、上記第四のクロック信号線6aが接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2aとを備えるシステムLSI1と、上記システムLSI1に第一のクロック信号,第二のクロック信号及びモード制御信号を含む入力信号を入力し、上記システムLSI1からの出力信号をモニターして上記システムLSI1のテストを行うテスト装置4とを備えるように構成したので、実施の形態1のシステムLSIと同様に、システムLSI1のテストにおいて、テスト装置4が出力した第一のクロック信号を更に細かいタイミングにて遅延させ、第一のクロック信号を内部ロジック回路2bに必要なタイミングに調整してテストすることができる効果がある。 【0041】以上、内部回路の数を2、遅延手段の数を1として説明したが、内部回路の数をi、遅延手段の数をj(iは2以上の整数、jは正の整数、i≧j)としてもよい。この場合、複数の内部回路それぞれに供給するクロック信号を、複数の内部回路それぞれに適するタイミングに遅延させることができるという効果がある。また、RC回路を3段、トランスミッションゲートを4個、制御レジスタ17のビット数を4として説明したが、RC回路をm段、トランスミッションゲートをm+1個、制御レジスタ17のビット数をn(m,nは正の整数)としてもよい。 【0042】実施の形態3.この発明の実施の形態3によるシステムLSIのテストシステムの構成は、実施の形態1と同じ図1に示す構成であり、遅延手段7の構成も実施の形態1と同じ図2に示す構成である。図7は遅延回路11の別の一例を示す構成図である。図7において、図3と同一符号は同一または相当部分を示すのでその説明を省略する。 【0043】23はゲートが4つのトランスミッションゲート16a,16b,16c,16dに接続され、ソースが第三のクロック信号線13に接続され、ドレインがクロック信号線14に接続されたアイソレーション抵抗、24はマイナス電圧である−Vccを供給する電圧源、25aは一端が電圧源24及びトランスミッションゲート16aに接続され、他端がトランスミッションゲート16bに接続された抵抗値R1の抵抗、25bは一端が抵抗25a及びトランスミッションゲート16bに接続され、他端がトランスミッションゲート16cに接続された抵抗値R2の抵抗、25cは一端が抵抗25b及びトランスミッションゲート16cに接続され、他端がトランスミッションゲート16dに接続された抵抗値R3の抵抗、25dは一端が抵抗25c及びトランスミッションゲート16dに接続され、他端がグランドに接続された抵抗値R4の抵抗である。 【0044】次に動作について説明する。遅延回路11以外の動作は実施の形態1で示した半導体集積回路と同じであるので、ここでは説明を省略する。トランスミッションゲート16aの入力電圧は−Vccであり、抵抗25a,25b,25c及び抵抗25dの合成抵抗はR1+R2+R3+R4であるので、トランスミッションゲート16bの入力電圧は−Vcc(R2+R3+R4)/(R1+R2+R3+R4)となる。同様に、トランスミッションゲート16cの入力電圧は−Vcc(R3+R4)/(R1+R2+R3+R4)となり、トランスミッションゲート16dの入力電圧は−Vcc×R4/(R1+R2+R3+R4)となる。 【0045】つまり、トランスミッションゲート16a,16b,16c,16dに入力される電圧はすべてマイナス電圧であり、その絶対値はトランスミッションゲート16a、トランスミッションゲート16b、トランスミッションゲート16c、トランスミッションゲート16dの順に小さくなる。 【0046】アイソレーション抵抗23のソース−ドレイン間のオン抵抗は、ゲート電圧がマイナス電圧となり、その絶対値が大きくなるほど小さくなり、ソース−ドレイン間を流れる信号の遅延時間も小さくなる。なお、遅延時間は、アイソレーション抵抗23のソース−ドレイン間のオン抵抗と第三のクロック信号線13,クロック信号線14の配線容量とによる時定数などによって決まる。このため、トランスミッションゲート16aのみオンの場合、トランスミッションゲート16bのみオンの場合、トランスミッションゲート16cのみオンの場合、トランスミッションゲート16dのみオンの場合の順に第一のクロック信号の遅延時間は大きくなる。ここでは、各遅延時間の差をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminの1/4となるように、抵抗25a,25b,25c,25dの抵抗値R1,R2,R3,R4及びアイソレーション抵抗23のオン抵抗値を設定し、遅延回路11を作成するものとする。 【0047】図8はこの発明の実施の形態3によるシステムLSIのテストにおけるクロック信号のタイミングを示すタイミングチャートであり、テスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminを10nsとする。(1)〜(4)は図4と同一であるので説明を省略する。 【0048】以下、テスト装置4で、第一のクロック信号の遅延時間をテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminである10nsに設定したものとする。(13)は制御レジスタ17の値が“0001”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間のみの10nsである。(14)は制御レジスタ17の値が“0010”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にアイソレーション抵抗23の遅延時間を足した時間となり、12.5nsである。 【0049】(15)は制御レジスタ17の値が“0100”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にアイソレーション抵抗23の遅延時間を足した時間となり、15nsである。(16)は制御レジスタ17の値が“1000”の場合に内部ロジック回路2bに供給される第一の第一のクロック信号の波形であり、遅延時間は、テスト装置4で設定した遅延時間にアイソレーション抵抗23の遅延時間を足した時間となり、17.5nsである。この場合、内部ロジック回路2bのテストに必要とされる第一のクロック信号を供給するためには、制御レジスタ17に“0100”を設定すればよいことが分かる。 【0050】ここで、アイソレーション抵抗23について補足する。図9(a)はトランジスタの構造を示す説明図であり、図9(b)はアイソレーション抵抗23の構造を示す説明図である。図9(a),(b)において、Gはゲート、Dはドレイン、Sはソースである。アイソレーション抵抗23が普通のトランジスタと大きく異なるのは、オン抵抗を大きくできる点であり、普通のトランジスタのオン抵抗が100kΩ程度であるのに対し、アイソレーション抵抗23のオン抵抗は数kΩ〜数MΩが可能である。 【0051】通常、トランジスタはソース,ドレイン下にN+領域が形成されるとともにゲートの下に空乏層が形成されることで、ソース−ドレイン間に電流が流れる。これに対し、アイソレーション抵抗23はP+基板にソース,ドレインの配線のみが接続されているため、空乏層は形成されず、ソースに電圧を印加するとソース−ドレイン間は高抵抗となる。 【0052】そこで、アイソレーション抵抗23のゲートに例えば−1V程度の電圧を印加すると、ゲートの周辺に正孔が集められ、ソース−ドレイン間の電流が流れ易くなり、ソース−ドレイン間の抵抗値は小さくなる。さらに、ゲートに印加するマイナス電圧の絶対値を大きくすると、より多くの正孔が集まり、ソース−ドレイン間の電流がより流れ易くなり、ソース−ドレイン間の抵抗値はより小さくなる。 【0053】以上のように、この実施の形態3のシステムLSIのテストシステムによれば、外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線6bと、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線9と、上記第一のクロック信号線6b及びモード制御信号線9が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線12,8に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線13に出力するモードセレクタ10と、上記第三のクロック信号線13が接続されるとともに、この第三のクロック信号線13から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線8に出力する遅延回路11と、上記第二のクロック信号線8が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2bと、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線6aと、上記第四のクロック信号線6aが接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路2aとを備えるシステムLSI1と、上記システムLSI1に第一のクロック信号,第二のクロック信号及びモード制御信号を含む入力信号を入力し、上記システムLSI1からの出力信号をモニターして上記システムLSI1のテストを行うテスト装置4とを備えるように構成したので、実施の形態1のシステムLSIと同様に、システムLSI1のテストにおいて、テスト装置4が出力した第一のクロック信号を更に細かいタイミングにて遅延させ、第一のクロック信号を内部ロジック回路2bに必要なタイミングに調整してテストすることができる効果がある。 【0054】以上、内部回路の数を2、遅延手段の数を1として説明したが、内部回路の数をi、遅延手段の数をj(iは2以上の整数、jは正の整数、i≧j)としてもよい。この場合、複数の内部回路それぞれに供給するクロック信号を、複数の内部回路それぞれに適するタイミングに遅延させることができるという効果がある。また、抵抗を4段、トランスミッションゲートを4個、制御レジスタ17のビット数を4として説明したが、抵抗をm段、トランスミッションゲートをm個、制御レジスタ17のビット数をn(m,nは正の整数)としてもよい。ただし、アイソレーション抵抗23の遅延時間がテスト装置4で設定できる最小遅延時間Dminを超えないようにする。 【0055】なお、実施の形態1の構成では、遅延時間の設定間隔を小さくできるが、温度変化の影響を受け易いという特徴があり、実施の形態2の構成では、実施の形態1の構成に比べて、遅延時間の設定間隔は大きくなるが、温度変化の影響を受け易いという特徴があり、実施の形態3の構成では、その他の構成に比べて、回路構成が少ないという特徴がある。 【0056】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部より第一のクロック信号が入力される第一のクロック信号線と、外部よりモード制御信号が入力されるモード制御信号線と、上記第一のクロック信号線及びモード制御信号線が接続され、上記モード制御信号に基づいて通常モードとテストモードとを判別し、通常モードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第二のクロック信号線に出力し、テストモードと判別した場合には上記第一のクロック信号を第三のクロック信号線に出力するモードセレクタと、上記第三のクロック信号線が接続されるとともに、この第三のクロック信号線から入力された信号を遅延させて上記第二のクロック信号線に出力する遅延回路と、上記第二のクロック信号線が接続され、上記第一のクロック信号あるいはそれを遅延させたクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路と、外部より第二のクロック信号が入力される第四のクロック信号線と、上記第四のクロック信号線が接続され、上記第二のクロック信号に基づいて動作する内部ロジック回路とを備えるように構成したので、半導体集積回路のテストにおいて、テスト装置が出力した第一のクロック信号を更に細かいタイミングにて遅延させ、第一のクロック信号を内部ロジック回路に必要なタイミングに調整してテストすることができる効果がある。 【0057】なお、この遅延回路としては、例えば、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のバッファと、上記複数のバッファに対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えるようにしたり、第三のクロック信号線に順次直列に接続された複数のRC回路と、上記複数のRC回路に対して個別にあるいは全体として並列に接続された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタとを備えるようにしたり、電圧源とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗と、上記複数の抵抗間及び上記電圧源と上記抵抗との間に接続された複数の信号線と、上記複数の信号線上に配設された複数のトランスミッションゲートと、上記トランスミッションゲートそれぞれのゲートに接続され、上記トランスミッションゲートのオン/オフを個別に制御する制御レジスタと、第三のクロック信号線のクロック信号がソースから入力され、ドレインへ出力し、上記複数の信号線がゲートに接続されたアイソレーション抵抗とを備えるようにしたりすればよい。 【0058】この時、第1の構成では、遅延時間の設定間隔を小さくできるが、温度変化の影響を受け易いという特徴があり、第2の構成では、第1の構成に比べて、遅延時間の設定間隔は大きくなるが、温度変化の影響を受け易いという特徴があり、第3の構成では、その他の構成に比べて、回路構成が少ないという特徴がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月4日(2000.1.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066474 【弁理士】 【氏名又は名称】田澤 博昭 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−194432(P2001−194432A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−141(P2000−141) |
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