| 【発明の名称】 |
実装検査装置及び実装検査方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 孝
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| 【要約】 |
【課題】試験カード1枚当たりに要するバウンダリスキャンテストを行うための準備の手間を少なくすることによって、複数枚の試験カードをテストする場合でも、そのテスト時間を短縮すること。
【解決手段】実装検査が行われる試験カード104aが挿抜自在に格納され、この格納された試験カード104aを任意にコネクタに接続することが可能な複数のスロット102a〜102nと、この各スロット102a〜102nと上記コネクタを介して配線接続され、この配線を介して実装検査信号をコネクタに接続されたカード104aへ出力する冶具部103とを備え、複数のカード104aを、一旦、各スロット102a〜102nに挿入し、この中の1枚をコネクタに接続した後、検査信号を生成して実装検査を行い、この実装検査後のカード104aをコネクタから外す一連の処理を繰り返して、全てのカード104aの実装検査を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 配線接続された電子部品の実装検査が行われる被試験手段が挿抜自在に格納され、この格納された前記被試験手段を任意にコネクタに接続することが可能な複数のスロット手段と、この複数のスロット手段と前記コネクタを介して配線接続され、この配線を介して前記実装検査を行うための検査信号を前記コネクタに接続された被試験手段へ出力する検査信号生成手段と、を具備することを特徴とする実装検査装置。 【請求項2】 スロット手段は、格納された被試験手段を押し込むことによりコネクタに接続できる構造を具備することを特徴とする請求項1記載の実装検査装置。 【請求項3】 被試験手段が、プリント基板であることを特徴とする請求項1記載の実装検査装置。 【請求項4】 配線接続された電子部品の実装検査が行われる被試験手段が挿抜自在に格納され、この格納された前記被試験手段を任意にコネクタに接続することが可能な複数のスロット手段と、この複数のスロット手段と前記コネクタを介して配線接続され、この配線を介して前記実装検査を行うための検査信号を前記コネクタに接続された被試験手段へ出力する検査信号生成手段とを具備し、複数の前記被試験手段を、一旦、前記複数のスロット手段に挿入し、この挿入された中の1つの被試験手段を前記コネクタに接続した後、前記検査信号生成手段から前記検査信号を生成して前記実装検査を行い、この実装検査が行われた被試験手段を前記コネクタから外す一連の処理を繰り返すことによって、前記挿入された全ての被試験手段の実装検査を行うことを特徴とする実装検査方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、国際標準規格であるJTAG規格であってプリント基板の実装検査を行うためのバウンダリスキャンテストによって、移動体通信システムにおける基地局装置等に搭載されるプリント基板の実装検査を行う実装検査装置及び実装検査方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の実装検査装置及び実装検査方法としては、特開平8−274821号公報に記載されているものがある。 【0003】図4は、従来のバウンダリスキャンテストによるプリント基板の実装検査を行うためのシステム構成図である。 【0004】この図4に示すように、図示せぬプリント基板に複数の電子部品が実装されて所定の配線が行われた試験カード401に、バウンダリスキャンテスト用冶具402を接続し、この冶具402にパソコン(パーソナルコンピュータ)403を接続する。 【0005】このような構成によって、パソコン403の制御に応じて冶具402から試験カード401に、試験カード401を動作させるに必要な電源クロックや、テストを行うためのJTAG規格のTDI,TDO,TMS,TCK,TRSTの各信号を出力することによって、次に記述するバウンダリスキャンテストを行う。 【0006】まず、パソコン403から冶具402に、バウンダリスキャンテストの試験データを送出する。このデータは、TDI信号を通して試験カード401に送られる。これによって、試験カード401内でバウンダリスキャンテストが行われ、このテスト結果が冶具402を介してパソコン403に送出されることによりテスト結果が表示される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の装置においては、試験カード401のバウンダリスキャンテストを行う場合に、試験カード401を1枚ずつ冶具402に接続してテストを行った後、着脱を行う作業が必要となるため、テストを行うための作業に時間がかかり、試験カード401の数が増えるほどにテストに多大な時間を要するという問題がある。 【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、試験カード1枚当たりに要するバウンダリスキャンテストを行うための準備の手間を少なくすることによって、複数枚の試験カードをテストする場合でも、そのテスト時間を短縮することができる実装検査装置及び実装検査方法を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の実装検査装置は、配線接続された電子部品の実装検査が行われる被試験手段が挿抜自在に格納され、この格納された前記被試験手段を任意にコネクタに接続することが可能な複数のスロット手段と、この複数のスロット手段と前記コネクタを介して配線接続され、この配線を介して前記実装検査を行うための検査信号を前記コネクタに接続された被試験手段へ出力する検査信号生成手段と、を具備する構成を採る。 【0010】この構成によれば、複数のスロット手段の全てに一旦被試験手段をコネクタが接続されないように格納しておき、この格納された中から1つずつ、被試験手段をコネクタに接続して実装検査を実施することができるので、複数の被試験手段を実装検査する場合に、その準備の手間を少なくすることができ、これによって、実装検査時間を短縮することができる。 【0011】本発明の実装検査装置は、上記構成において、スロット手段は、格納された被試験手段を押し込むことによりコネクタに接続できる構造を具備する構成を採る。 【0012】この構成によれば、被試験手段を容易にコネクタに接続することができる。 【0013】本発明の実装検査装置は、上記構成において、被試験手段が、プリント基板である構成を採る。 【0014】この構成によれば、プリント基板の実装検査を短時間で容易に行うことができる。 【0015】本発明の実装検査方法は、配線接続された電子部品の実装検査が行われる被試験手段が挿抜自在に格納され、この格納された前記被試験手段を任意にコネクタに接続することが可能な複数のスロット手段と、この複数のスロット手段と前記コネクタを介して配線接続され、この配線を介して前記実装検査を行うための検査信号を前記コネクタに接続された被試験手段へ出力する検査信号生成手段とを具備し、複数の前記被試験手段を、一旦、前記複数のスロット手段に挿入し、この挿入された中の1つの被試験手段を前記コネクタに接続した後、前記検査信号生成手段から前記検査信号を生成して前記実装検査を行い、この実装検査が行われた被試験手段を前記コネクタから外す一連の処理を繰り返すことによって、前記挿入された全ての被試験手段の実装検査を行うようにした。 【0016】この方法によれば、複数の被試験手段を実装検査する場合に、その準備の手間を少なくすることができ、これによって、実装検査時間を短縮することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 【0018】(実施の形態)図1は、本発明の実施の形態に係る実装検査装置の外観構成図である。 【0019】この図1に示す実装検査装置100は、装置100に電源を供給する電源部101と、第1〜第nスロット102a〜102nと、バウンダリスキャンテスト用冶具部103とを備えて構成されている。 【0020】各スロット102a〜102nは、試験カード104aを挿抜自在に格納するものであり、図2に示すように、バックプレーンボードの信号配線105〜109によってバウンダリスキャンテスト用冶具部103と接続されている。 【0021】試験カード104aは、図示せぬプリント基板に複数の電子部品が実装されて所定の配線が行われたバウンダリスキャンテスト対象のカードであり、各スロット102a〜102nに挿入した後、更に奥側に押し込むことによって、図2に示すように信号配線105〜109に接続されるようになっている。この接続は、試験カード104aと、各スロット102a〜102nとの図示せぬコネクタ同士が勘合されることによって行われるようになっている。 【0022】バウンダリスキャンテスト用冶具部103は、バウンダリスキャンテスト用ソフトが搭載されたパソコン106を接続する図1に示すI/F(インタフェース)部110を備え、このI/F部110に接続されたパソコン111の制御に応じて、テストを行うためのJTAG規格のTDI,TDO,TMS,TCK,TRSTの各信号を、信号配線105〜109を介して、スロット102a〜102nに差し込まれて配線接続された試験カード104aへ出力するものである。 【0023】このような実装検査装置100を用いた図2に示す複数の試験カード104a〜104nのバウンダリスキャンテストの動作を、図3のフロー図を参照して説明する。 【0024】まず、ステップST301において、全てのスロット102a〜102nに、各試験カード104a〜104nを挿入する。この際、コネクタ同士の接続は行わない。 【0025】次に、ステップST302において、挿入された中の1枚の試験カード104aをスロットの奥まで差し込んでコネクタ同士の接続を行う。 【0026】ステップST303において、パソコン111のソフトを起動することによって冶具部103へバウンダリスキャンテストの制御信号を出力する。これによってTDI,TDO,TMS,TCK,TRSTの各信号が、信号配線105〜109を介して、スロット102aに差し込まれて配線接続された試験カード104aへ出力され、バウンダリスキャンテストが実施される。 【0027】ステップST304において、そのテストが実施された試験カード104aをスロット102aから抜き取り、ステップST305において、次の試験カード104bをスロット102bに差し込んでコネクタ接続する。 【0028】この後、全スロットが終了したかどうかを判断し(ST306)、全スロット終了していなければステップST303に戻って、バウンダリスキャンテストを実施する。このようなステップST303〜ST305までの作業工程を全スロット102a〜102n分の試験カード104に対して実施し、全てのスロット102a〜102n分の検査が終了したら、全スロット102a〜102nに対して試験カードを入れ換える(ST307)。 【0029】このように、本実施の形態の実装検査装置100によれば、複数のスロット102a〜102nの全てに一旦試験カード104a〜104nをコネクタが接続されないように挿入しておき、この挿入された中から1枚づつ、スロット102a〜102nのコネクタに接続してバウンダリスキャンテストを実施するようにしたので、複数枚の試験カード104a〜104nをテストする場合に、その準備の手間を少なくすることができ、これによって、テスト時間を短縮することができる。 【0030】このようにテスト時間を短縮することができるので、例えば、商品量産時に、工場にて実施するバウンダリスキャンテストの時間が短縮され、これによって商品のコストダウンを図ることができる。 【0031】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、試験カード1枚当たりに要するバウンダリスキャンテストを行うための準備の手間を少なくすることによって、複数枚の試験カードをテストする場合でも、そのテスト時間を短縮することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月17日(2000.1.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100105050 【弁理士】 【氏名又は名称】鷲田 公一
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| 【公開番号】 |
特開2001−194429(P2001−194429A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−7691(P2000−7691) |
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