| 【発明の名称】 |
LSIチップの電圧発生装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】加茂 宣卓
【氏名】土佐 博昭
【氏名】東 辰
【氏名】黒田 昭宏
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| 【要約】 |
【課題】検査時に使用するテストパターンの量を削減し、検査時間を短くできるLSIチップの電圧発生装置を得る。
【解決手段】逆バイアス電圧発生回路5によってLSIチップ基板6に逆バイアス電圧を印加すると共に、リレー4のON/OFFを制御することによって逆バイアス電圧を変化させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 LSIチップに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス電圧発生回路と、上記逆バイアス電圧を可変にするリレーと、命令に基づき上記リレーのON/OFFを制御する制御回路とを設けたことを特徴とするLSIチップの電圧発生装置。 【請求項2】 命令及び設定値を記憶するROMを設けたことを特徴とする請求項1記載のLSIチップの電圧発生装置。 【請求項3】 LSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、上記逆バイアス電圧値を検出する電圧検出値と、電圧値に基づき上記発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたことを特徴とするLSIチップの電圧発生装置。 【請求項4】 メモリセル内蔵のLSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、上記メモリセル中の電荷量を検出する電荷量検出器と、上記電荷量に応じて上記発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたことを特徴とするLSIチップの電圧発生装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ内蔵LSIチップの検査時に、基板に印加する逆バイアス電圧の値を変えることができる回路構成および制御構成に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のメモリ内蔵LSIチップにおいて、基板に印加する逆バイアス電圧は発生回路の構成上、一定値であり、LSIチップを駆動する電圧および内部の回路を構成するトランジスタのしきい値電圧により決定されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のLSIチップは以上のように構成されていたので、LSIチップの検査時に使用するテストパターンの量を削減するために、印加する逆バイアス電圧を変更する手法を採ることがあるが、逆バイアス電圧の値をテスト項目毎に変更するためには、LSIチップに新たな端子を設け、外部より逆バイアス電圧を印加する必要があるという問題点があった。また、メモリセル中の電荷の保持特性を向上させるために、常時一定の逆バイアス電圧を印加しており、消費電力を増加させてしまうという問題点もあった。 【0004】この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、メモリ内蔵LSIチップの検査時に、基板に印加する逆バイアス電圧の値を可変とすることにより、検査時に使用するテストパターンの量を削減し、検査時に必要な時間を削減すると共に、コストを低減させ、更には逆バイアス電圧発生回路の消費電力を低減することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係るLSIチップの電圧発生装置は、LSIチップに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス電圧発生回路と、逆バイアス電圧を可変にするリレーと、命令に基づきリレーのON/OFFを制御する制御回路とを設けたものである。 【0006】この発明の請求項2に係るLSIチップの電圧発生装置は、命令及び設定値を記憶するROMを設けたものである。 【0007】この発明の請求項3に係るLSIチップの電圧発生装置は、LSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、逆バイアス電圧値を検出する電圧検出値と、電圧値に基づき発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたものである。 【0008】この発明の請求項4に係るLSIチップの電圧発生装置は、メモリセル内蔵のLSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、メモリセル中の電荷量を検出する電荷量検出器と、電荷量に応じて発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたものである。 【0009】 【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるLSIチップの電圧発生装置を示す回路図であり、図において、1は命令及び設定値を保持する命令レジスタ、2は命令デコーダ、3は命令に基づいてリレー4のON/OFFを制御する制御回路、5は逆バイアス電圧発生回路、6は逆バイアス電圧が印加されるLSIチップ基板であり、本実施形態においては、発生する逆バイアス電圧の値を可変にすることができる制御を構成している。 【0010】次に動作について説明する。LSIチップの外部より、設定電圧を含む電圧設定用のパターンを、元々LSIチップが持つパット及びピンから入力する。設定パターンにより命令を受けた制御回路3がリレー4のON/OFFを制御し、LSIチップ基板6に印加する逆バイアス電圧を変更する。 【0011】以上のように構成することにより、逆バイアス電圧をテスト項目毎に変更することにより、LSIチップの端子を増やすことなく、テスト項目に応じた逆バイアス電圧の設定が可能となり、効果的なテスト時間短縮が可能となる。 【0012】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形態2によるLSIチップの電圧発生装置を示す回路図であり、図において、7は命令及び設定値を記憶するROMである。尚、その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるので説明を省略する。次に動作について説明する。LSIチップ外部より、各テスト項目に対して割り当てたコードを入力することにより、LSIチップ内のROMに記憶された命令を実行し、制御回路3がリレー4のON/OFFを制御し、LSIチップ基板6に印加する逆バイアス電圧の値を変更する。以上のように構成することにより、実施の形態1の場合に比べて、外部より入力する設定用パターンの量を減らすことが可能となる。 【0013】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形態3によるLSIチップの電圧発生装置を示す回路図であり、図において、8は逆バイアス電圧を発生する発振器、9は発振器8を駆動するドライバ、10は逆バイアス電圧値を検出する電圧検出器、11は発振器8のON/OFFを制御する制御回路である。 【0014】次に動作について説明する。逆バイアス電圧発生回路は、発振器の駆動により電圧を発生する。従って、逆バイアス電圧を印加している際に、発振器8の動作を止めると、逆バイアス電圧発生回路の印加電圧は徐々に0Vに近づく。そこで、図3に示す様に、逆バイアス電圧の電圧値を電圧検出器10により検出し、制御回路11によって発振器8のON/OFFを制御すると、目的の電圧値を得ることができる。 【0015】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形態4によるLSIチップの電圧発生装置を示す回路図であり、図において、12はLSIチップが内蔵するメモリセル、13はメモリセル12中の電荷量を検出する電荷量検出器、14は発振器8のON/OFFを制御する制御回路である。本実施形態においては、電荷量を検出し、逆バイアス電圧の値を変更するものであり、メモリセル12の電荷量を電荷量検出器13が検出し、制御回路14によって発振器8のON/OFFを制御し、逆バイアス電圧値を変更する。 【0016】図5で示すように、時間と共にメモリセル12中の電荷がLSIチップ基板6へリークし、メモリセル12の電荷量が少なくなる。そこで、メモリセル12中の電荷量に応じて逆バイアス電圧の値を変更し、電荷の基板へのリーク量を抑える。ここで、電荷量が多いときには、逆バイアス電圧を印加しないため、逆バイアス電圧発生回路の消費電力は従来より少なくなる。以上のように、メモリセル12の電荷量に応じて逆バイアス電圧の値を変更するため、逆バイアス電圧発生回路の消費電力を少なくすることが可能となる。 【0017】 【発明の効果】この発明の請求項1に係るLSIチップの電圧発生装置によれば、LSIチップに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス電圧発生回路と、逆バイアス電圧を可変にするリレーと、命令に基づきリレーのON/OFFを制御する制御回路とを設けたので、LSIチップの端子を増やすことなく、テスト項目に応じた逆バイアス電圧の設定が可能となり、効果的なテスト時間短縮が可能となる。 【0018】この発明の請求項2に係るLSIチップの電圧発生装置によれば、命令及び設定値を記憶するROMを設けたので、外部より入力する設定用パターンの量を減らすことが可能となる。 【0019】この発明の請求項3に係るLSIチップの電圧発生装置によれば、LSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、逆バイアス電圧値を検出する電圧検出値と、電圧値に基づき発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたので、テスト時間を短縮させることができる。 【0020】この発明の請求項4に係るLSIチップの電圧発生装置によれば、メモリセル内蔵のLSIチップに逆バイアス電圧を印加する発振器と、メモリセル中の電荷量を検出する電荷量検出器と、電荷量に応じて発振器のON/OFFを制御する制御回路とを設けたので、逆バイアス電圧発生回路の消費電力を少なくすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月13日(2000.1.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064676 【弁理士】 【氏名又は名称】村上 博 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−194427(P2001−194427A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−4445(P2000−4445) |
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