| 【発明の名称】 |
パッケージ型半導体集積回路とその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】イ−ミン・チェン
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| 【要約】 |
【課題】パッケージングと使用試験をまとめて行なうことができるパッケージ型半導体集積回路とその製造方法を提供する。
【解決手段】内部回路に接続するための複数の結合パッド100が設けられている誘電性パッド取付面101を有するチップ部10からなる半導体ウエハ1と、チップ部10上に重ねられ、誘電性パッド取付面101と対向して、複数のハンダ箇所51を有する回路トレースが形成された電子回路配置面50を有する基板5と、誘電性パッド取付面101と電子回路配置面50との間に配置され、結合パッド100を対応するハンダ箇所51に電気的に相互に連結させている複数の第1導電体部(導電体部)30と、半導体ウエハ1と基板5との間に配置され、誘電性パッド取付面101と電子回路配置面50とを空間的に離すための柱部(スペーサ手段)31と、回路トレースと電気的に接続されている複数の電子回路接点54とからなるパッケージ型半導体集積回路。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内部回路に接続するための複数の結合パッドが設けられている誘電性パッド取付面を有するチップ部からなる半導体ウエハと、前記半導体ウエハのチップ部上に重ねられ、前記半導体ウエハの前記誘電性パッド取付面と対向して、複数のハンダ箇所を有する回路トレースが形成された電子回路配置面を有する基板と、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面との間に配置され、前記結合パッドを対応する前記ハンダ箇所に電気的に相互に連結させている複数の導電体部と、前記半導体ウエハと前記基板との間に配置され、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面とを空間的に離すためのスペーサ手段と、前記電子回路配置面と対向する前記基板の面とは別の面上に形成され、前記回路トレースと電気的に接続されている複数の電子回路接点とからなるパッケージ型半導体集積回路。 【請求項2】 前記スペーサ手段は、前記半導体ウエハと前記基板との間のクリアランスを形成するために前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面の間において伸長する複数の柱部からなることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項3】 さらに、前記半導体ウエハと前記基板との間のクリアランスを満たす絶縁材層からなることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項4】 前記絶縁材層は、エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項5】 前記導電体部は、伝導性金属ペーストからなることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項6】 前記導電体部と前記柱部は、伝導性金属ペーストからなることを特徴とする請求項2に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項7】 前記電子回路接点は、球状接点として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項8】 前記導電体部は、それぞれが対応する前記結合パッドと電気的に接続されて、そこから伸長された伸長部を有し、前記伸長部の一端に形成され、対応する前記はんだ個所の1つに電気的に接続されている拡張部を有することを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項9】 前記基板は、さらに回路トレースと電気的に接続される複数のメッキされたスルーホールが形成されて、前記電子回路接点は、対応する前記メッキされたスルーホールの1つと重なるように位置決めされるとともに電気的接続を形成されて、前記回路トレースと電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項10】 前記スペーサ手段は、前記チップ部の誘電性パッド取付面上に接着される第1面と前記基板の電子回路配置面上に接着される第2面とを有する誘電性接着層からなり、当該誘電性接着層は、前記伝導体が前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面との間において伸長することができる複数の開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項11】 さらに前記誘電性接着層内の前記開口部を満たす絶縁材層を有することを特徴とする請求項10に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項12】 前記絶縁材層は、エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項11に記載のパッケージ型半導体集積回路。 【請求項13】 (a)内部回路に接続するための複数の結合パッドが設けられている誘電性パッド取付面を有するチップ部からなる半導体ウエハを準備し、(b)前記誘電性パッド取付面上に、対応する前記結合パッドの1つと接続されている複数の第1導電体部を形成し、(c)複数のハンダ箇所を有する回路トレースが形成される電子回路配置面を有する基板を準備し、(d)前記電子回路配置面上に、対応する前記結合パッドの1つと接続される複数の第2導電体部を形成し、(e)前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面のどちらか1つにスペーサ手段を設け、(f)前記基板を、前記電子回路配置面が前記誘電性パッド取付面と対向するように前記半導体ウエハのチップ部上に重ね、前記第2導電体部を、前記結合パッドと対応するハンダ箇所の1つとが電気的に連結するように、対応する前記第1導電体部の1つと一体化し、前記スペーサ手段が、前記電子回路配置面から前記誘電性パッド取付面を空間的に引き離し、(g)複数の電子回路接点を、前記電子回路配置面と対向する前記基板の面とは別の面上に形成し、前記回路トレースと電気的に接続させるステップからなるパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項14】 前記ステップ(b)は、(b1)金属板を、前記チップ部の前記誘電性パッド取付面上に重ね合わせ、前記チップ部上において前記結合パッドと一致する位置に複数の第1ホールを形成して、前記結合パッドを露出させ、第1ホールを、前記結合パッドと協働する第1壁面によって制限して、接点受入空間を形成し、(b2)プリント材料として伝導性金属ペーストを使用し、前記金属板上にプリントして前記第1導電体部を前記接点受入空間内に形成し、(b3)前記チップ部の前記誘電性パッド取付面から前記金属板を取り除くサブステップを有することを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項15】 前記ステップ(e)は、前記ステップ(b)と同時に行ない、前記ステップ(b1)における金属板は、さらに、複数の第2ホールが形成され、前記第2ホールは、前記誘電性パッド取付面と協働する第2壁面によって制限され、スペーサ受入空間を形成し、前記ステップ(b2)において、前記スペーサ手段を提供する複数の柱部が、前記接点受入空間内の前記第1導電体部の変形と同時に前記スペーサ受入空間内に形成されることを特徴とする請求項14に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項16】 前記ステップ(b)は、さらに、(b4)前記第1導電体部と前記柱部を強固にするために加熱し乾燥させるサブステップを有することを特徴とする請求項15に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項17】 前記ステップ(e)は、前記ステップ(b)または(d)のどちらかと同時に行なわれることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項18】 前記ステップ(d)は、さらに、(d1)金属板を、前記前記基板の電子回路配置面上に重ね合わせ、前記電子回路配置面上において前記ハンダ箇所と一致する位置に複数のホールを形成して、前記ハンダ箇所を露出する、ホールは、前記ハンダ箇所と協働する壁面によって制限され、接点受入空間を形成し、(d2)プリント材料として伝導性金属ペーストを使用し、前記金属板上にプリントして前記第2導電体部を前記接点受入空間内に形成し、(d3)前記前記基板の電子回路配置面から前記金属板を取り除くサブステップを有することを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項19】 前記ステップ(f)において、前記柱部は、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面の間において伸長して前記半導体ウエハと前記基板との間にクリアランスを形成し、さらに、(h)前記ステップ(f)と(g)の間に、前記半導体ウエハと前記基板との間の前記クリアランスを絶縁物質により満たすステップを有することを特徴とする請求項15に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項20】 前記ステップ(h)において、前記絶縁物質は、エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項19に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項21】 前記ステップ(g)において、前記電子回路接点は、ボール形状の接点であることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項22】 前記ステップ(f)において、前記第1導電体部は、それぞれが対応する前記結合パッドと電気的に接続されて、そこから伸長された伸長部を有し、前記伸長部の一端に形成され、対応する前記はんだ個所の1つに電気的に接続されている拡張部を有することを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項23】 前記ステップ(c)において、前記基板は、さらに、回路トレースと電気的に接続される複数のメッキされたスルーホールを有し、前記ステップ(g)において、前記電子回路接点は、対応する前記メッキされたスルーホールの1つと重なるように位置決めされるとともに電気的接続を形成されて、前記回路トレースと電気的に接続されていることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項24】 前記半導体ウエハは、複数の前記チップ部を有する未切断半導体ウエハであり、前記基板は、前記半導体ウエハの少なくとも1つの前記チップ部の前記誘電性パッド取付面を覆うのに十分な大きさを有することを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項25】 前記ステップ(g)において、未切断パッケージ型半導体集積回路を得て、(i)前記未切断パッケージ型半導体集積回路を試験し、(j)前記未切断パッケージ型半導体集積回路を切断してチップサイズのパッケージ型半導体集積回路を得るステップを有することを特徴とする請求項24に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項26】 前記ステップ(e)は、誘電性接着層の第1面を、スペーサ手段として役立つために、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面のどちらか一方に接着するステップを有し、前記ステップ(f)において、前記誘電性接着層は、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面の他方に接着される第2面を有し、前記第1、第2導電体部の1つに一致し、その内部において伸長し前記第2導電体部が対応する前記第1導電体部の1つと一体化することができる複数の開口部が形成されることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項27】 (k)ステップ(f)とステップ(g)との間に、前記誘電性接着層内の前記開口部を絶縁物質により満たすステップを有することを特徴とする請求項26に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項28】 前記絶縁物質は、エポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項27に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項29】 ステップ(b)において、前記第1導電体部は、ワイヤボンディング機械を使用して前記結合パッド上に配置されることを特徴とする請求項13に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。 【請求項30】 前記ステップ(b)において、前記第1導電体部のそれぞれは、ボール形状の伝導体により形成されることを特徴とする請求項29に記載のパッケージ型半導体集積回路の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路、特にパッケージ型半導体集積回路とその製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の半導体集積回路の製造方法において、1つの半導体ウエハは、複数のベアチップに切断され、それぞれのベアチップは、パッケージングされ使用試験されて、半導体集積回路となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それぞれのベアチップは、前述したパッケージングと使用試験が個々に施されるので、製造時間が相対的に長く、生産歩留まりが低下して、結果として製造コストが増加するという問題があった。 【0004】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、パッケージングと使用試験をまとめて行なうことができるパッケージ型半導体集積回路とその製造方法を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための手段として、本発明は、内部回路に接続するための複数の結合パッドが設けられている誘電性パッド取付面を有するチップ部からなる半導体ウエハと、前記半導体ウエハのチップ部上に重ねられ、前記半導体ウエハの前記誘電性パッド取付面と対向して、複数のハンダ箇所を有する回路トレースが形成された電子回路配置面を有する基板と、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面との間に配置され、前記結合パッドを対応する前記ハンダ箇所に電気的に相互に連結させている複数の導電体部と、前記半導体ウエハと前記基板との間に配置され、前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面とを空間的に離すためのスペーサ手段と、前記電子回路配置面と対向する前記基板の面とは別の面上に形成され、前記回路トレースと電気的に接続されている複数の電子回路接点とからなるものである。 【0006】前記課題を解決するための他の手段として、本発明は、(a)内部回路に接続するための複数の結合パッドが設けられている誘電性パッド取付面を有するチップ部からなる半導体ウエハを準備し、(b)前記誘電性パッド取付面上に、対応する前記結合パッドの1つと接続されている複数の第1導電体部を形成し、(c)複数のハンダ箇所を有する回路トレースが形成される電子回路配置面を有する基板を準備し、(d)前記電子回路配置面上に、対応する前記結合パッドの1つと接続される複数の第2導電体部を形成し、(e)前記誘電性パッド取付面と前記電子回路配置面のどちらか1つにスペーサ手段を設け、(f)前記基板を、前記電子回路配置面が前記誘電性パッド取付面と対向するように前記半導体ウエハのチップ部上に重ね、前記第2導電体部を、前記結合パッドと対応するハンダ箇所の1つとが電気的に連結するように、対応する前記第1導電体部の1つと一体化し、前記スペーサ手段が、前記電子回路配置面から前記誘電性パッド取付面を空間的に引き離し、(g)複数の電子回路接点を、前記電子回路配置面と対向する前記基板の面とは別の面上に形成し、前記回路トレースと電気的に接続させるステップからなるものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の詳細な説明に入る前に、以下の開示において類似の要素には同様の符号が付されていることに留意する必要がある。 【0008】図1を参照すると、本発明にかかるパッケージ型半導体集積回路の製造方法の好ましい第1実施形態における、複数のチップ部10を有する未切断半導体ウエハ1が示されている。さらに図2を参照すると、それぞれのチップ部10は、誘電性パッド取付面101を有し、その表面には周知の方法により前記チップ部10の内部回路に接続するために複数の結合パッド100が設けられている。 【0009】金属板2は、チップ部10の誘電性パッド取付面101上に重ね合わされている。この実施形態において、金属板2は、プリント印刷用板であり、チップ部10上の前記結合パッド100を露出させるために該結合パッド100と一致する位置に複数の第1ホール20が形成され、さらに複数の第2ホール21が形成されている。それぞれの第1ホール20は、2つの前記第2ホール21の間に配置され、該第1ホール20と一致する結合パッド100と協働する第1壁面によって制限され、接点受入空間を形成している。それぞれの第2ホール21は、アライメントされた前記チップ部10の1つの前記誘電性パッド取付面101と協働する第2壁面によって制限され、スペーサ受入空間を形成する。 【0010】第1導電体部30は、前記接点受入空間内にそれぞれ形成されている。一方、スペーサとして役立つ柱部31は、プリント材料として伝導性金属ペーストを使用するプリント技術により、前記スペーサ受入空間内にそれぞれ形成される。好ましくは、伝導性金属ペーストは、銀、金、銅、鉄もしくはその他の伝導性金属材料を含むものであることが好ましい。チップ部10の誘電性パッド取付面101から金属板2を取り除いてから、第1導電体部30と柱部31は、強固にするためにそれぞれが加熱、乾燥処理される。 【0011】図3を参照すると、前記半導体ウエハ1の少なくとも1つのチップ部10の前記誘電性パッド取付面101を覆う基板5が示されている。好ましい実施形態において、基板5は、前記半導体ウエハ1の全てのチップ部10の前記誘電性パッド取付面101を覆うことができる大きさを有することが好ましい。前記基板5は、回路トレースが形成される電子回路配置面50を有する。回路トレースは、チップ部10上の結合パッド100に接続されるハンダ箇所51を有する。前記基板5は、さらに回路トレースと電気的に接続される複数のメッキされたスルーホール52が形成されている。 【0012】金属板6は、前記基板5の電子回路配置面50上に重ねられている。本実施形態において、前記金属板6は、プリント印刷板であり、前記基板5の電子回路配置面50上のハンダ箇所51と一致する位置に複数の穴60が形成されている。それぞれの前記穴60は、該穴60と一致する前記ハンダ箇所51の1つと協働する壁面によって制限されて、接点受入空間を形成する。 【0013】図4に示すように、第2導電体部4は、プリント材料として伝導性金属ペーストを使用するプリント技術により前記接点受入空間内にそれぞれ形成される。好ましくは、伝導性金属ペーストは、銀、金、銅、鉄もしくはその他の伝導性金属材料を含むものであることが好ましい。 【0014】前記チップ部10上に形成される代わりに、前記柱部31は、前述したような方法により前記基板5上に形成することができるという点について留意する必要がある。さらに付け加えると、前記基板5によって覆われるチップ部10の数は、2の倍数にすることができる。 【0015】図5を参照すると、前記基板5から前記金属板6を除去した後、前記基板5は、前記半導体ウエハ1のチップ部10上に重ねられ、前記基板5の電子回路配置面50は、前記チップ部10の結合パッド100に対向させられ、前記基板5上の前記第2導電体部4は、前記結合パッド100と対応するハンダ箇所51の1つとが電気的に連結するように、対応する前記チップ部10上の前記第1導電体部30の1つと直接的に固着され、前記柱部31は、前記電子回路配置面50から前記結合パッド100を空間的に引き離して前記半導体ウエハ1と基板5との間にクリアランスを形成している。その後、例えばエポキシ樹脂のような絶縁物質7が、前記半導体ウエハ1と基板5との間のクリアランスに満たされ、前記半導体ウエハ1と基板5との不必要な分離を防止し、クリアランス内から水分と空気を排出する。 【0016】図6を参照すると、複数の電子回路接点54が、前記電子回路配置面50と対向する基板5の他面53上に形成されている。本実施形態において、前記電子回路接点54は、ハンダなどのボール形状の接点として形成されている。前記電子回路接点54は、対応する前記メッキされたスルーホール52の1つと一致するように位置決めされ電気的に接続され、回路トレースとの電気的接続が達成される。 【0017】図7に示すように、図6の未切断パッケージ型半導体集積回路の従来のウエハ試験とバーンイン(burn-in)試験は、前記電子回路接点54を介してテスタ8を使用することにより行なうことができる。試験後に、図6の未切断パッケージ型半導体集積回路を切断し、チップサイズのパッケージ型半導体集積回路を得ることができる。このようにして、本発明の方法により、パッケージ型半導体集積回路の生産時間を劇的に削減し、生産歩留まりを非常に増加させることが可能であり、生産コストを大幅に減少させることができる。 【0018】半導体製造技術における急速な発展に伴って、半導体ウエハ上の結合パッドは、徐々に小さくなっている。結合パッドは、半導体製造技術が0.1ミクロンの半導体を製造できるようになると、25ミクロン四方の小ささが求められている。しかしながら、基板上のハンダ箇所は、今日のプリント技術における限界により結合パッドと同様の大きさに形成することが不可能である。このため、図8に示すように、それぞれの前記第1導電体部30は、電気的に接続されて対応する前記結合パッド100から伸長された伸長部300と、前記伸長部300の一端に形成され、前記基板上の第2導電体部(不図示)を介して対応するはんだ個所に電気的に接続されている拡張部301を有するように形成することが可能である。これにより、結合パッドと同程度の大きさのハンダ箇所を形成する必要がなくなる。 【0019】図9から図12は、本発明の好ましい第2実施例にかかるパッケージ型半導体集積回路の製造方法のステップを示した部分断面図である。図9に示すように、未切断半導体ウエハ1は、複数のチップ部10を有する。それぞれのチップ部10は、複数の結合パッド100が上面に設けられた誘電性パッド取付面を有する。例えばプリント印刷板のような金属板2’は、前記チップ部10の誘電性パッド取付面上に重ね合わされる。前記第1実施形態の金属板2とは異なり、金属板2’は、前記チップ部10上の前記結合パッド100を露出させるために該結合パッド100と一致する位置に複数の複数のホール20のみが形成される。それぞれのホール20は、該ホール20と一致する前記結合パッド100の1つと一体の壁面によって制限され、接点受入空間を形成する。第1導電体部30は、前記接点受入空間内に前述した実施形態と同様の方法、例えばプリント材料として伝導性金属ペーストを使用するプリント技術によりそれぞれ形成される。前記チップ部10の誘電性パッド取付面から金属板2’を取り除いてから、第1導電体部30は、強固にするために加熱、乾燥処理される。 【0020】図10を参照すると、前記半導体ウエハ1の少なくとも1つのチップ部10の誘電性パッド取付面101上に接着されている面を有する誘電性接着層102が示されている。好ましい実施形態において、誘電性接着層102は、前記半導体ウエハ1の全てのチップ部10の前記誘電性パッド取付面101を覆うのに十分な大きさを有する。前記誘電性接着層102には、複数の開口部1020が形成され、この開口部1020のいくつかは前記第1導電体部30を延長するために該第1導電体部30と一致している。 【0021】図11を参照すると、前記半導体ウエハ1の少なくとも1つのチップ部10の誘電性パッド取付面101を覆う基板5が示されている。好ましい実施形態において、前記基板5は、前記半導体ウエハ1の全てのチップ部10の誘電性パッド取付面101を取り囲むのに十分な大きさを有することが好ましい。第1実施形態と同様に、前記基板5は、回路トレースが形成される電子回路配置面50を有する。回路トレースは、チップ部10上の結合パッド100に接続されるハンダ箇所51を有する。前記基板5は、さらに回路トレースと電気的に接続される複数のメッキされたスルーホール52が形成されている。 【0022】金属板6、例えばプリント印刷板は、前記基板5の電子回路配置面50上に重ねられ、前記基板5の電子回路配置面50上のハンダ箇所51と一致する位置に複数の穴60が形成されている。それぞれの前記穴60は、該穴60と一致する前記ハンダ箇所51の1つと協働する壁面によって制限されて、接点受入空間を形成する。そして、第2導電体部4は、前述した第1実施形態と同様の方法、例えばプリント材料として伝導性金属ペーストを使用するプリント技術により、前記接点受入空間内にそれぞれ形成される。 【0023】さらに図12を参照すると、前記基板5から前記金属板6を除去した後、前記基板5の電子回路配置面50は、前記誘電性接着層102の他面に接着され、前記基板5上の前記第2導電体部4は、前記102内の前記開口部1020内に引き伸ばされ、前記結合パッド100と対応するハンダ箇所51の1つとが電気的に連結するように、対応する前記チップ部10上の前記第1導電体部30の1つと直接的に一体化される。前記誘電性接着層102は、前記電子回路配置面50から前記チップ部10の誘電性パッド取付面を空間的に引き離すスペーサ手段として役立つ。それゆえ、例えばエポキシ樹脂のような絶縁物質7が、前記誘電性接着層102の間の開口部1020に満たされ、前記半導体ウエハ1と基板5との不必要な分離を防止し、前記開口部1020から水分と空気を排出する。 【0024】図13を参照すると、複数の電子回路接点54、例えばハンダボールが、前記電子回路配置面50と対向する前記基板5の他面53上に形成されている。前記電子回路接点54は、対応する前記メッキされたスルーホール52の1つと一致するように位置決めされ電気的に接続され、回路トレースとの電気的接続が達成される。 【0025】第1実施形態と同様に、図13の未切断パッケージ型半導体集積回路の従来のウエハ試験とバーンイン試験は、前記電子回路接点54を介してテスタ(不図示)を使用することにより行なうことができる。試験後に、図13の未切断パッケージ型半導体集積回路を切断し、チップサイズのパッケージ型半導体集積回路を得ることができる。 【0026】始めに半導体ウエハ1のチップ部10の誘電性パッド取付面に接着される代わりに、前記誘電性接着層102を、前述した方法により前記基板5の電子回路配置面50上にまず接着することができることに留意する必要がある。 【0027】図14と図15は、本発明の好ましい第3実施例にかかるパッケージ型半導体集積回路の製造方法のステップを示した部分断面図である。第2実施形態とは異なり、第1導電体部30は、図示しないワイヤボンディング機械を使用して半導体ウエハ1のチップ部10上の結合パッド100上に配置される。本実施形態において、それぞれの第1導電体部30は、ボール形状の伝導性の金により形成される。それゆえ、図15に示すように、誘電性接着層102の第1面は、前記半導体ウエハ1の少なくとも1つのチップ部10の誘電性パッド取付面101に接着されている。好ましい実施形態において、前記誘電性接着層102は、前記半導体ウエハ1の全てのチップ部10の誘電性パッド取付面101を覆うのに十分な大きさを有することが好ましい。前記誘電性接着層102には、複数の開口部1020が形成され、該開口部1020のいくつかは、前記第1導電体部30を延長するために該第1導電体部30と一致している。 【0028】第3実施形態の方法の以下のステップは、第2実施形態にかかる図11から図13において示したステップと同様であるので、簡潔のために説明を省略する。 【0029】本発明は、最も実際的で好ましい実施形態と考えられるものに関して説明したが、そのような開示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神およびその広範な解釈の範囲内に含まれる種々の構成を含むものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500180112 【氏名又は名称】イ−ミン・チェン 【氏名又は名称原語表記】I−Ming CHEN
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| 【出願日】 |
平成12年4月19日(2000.4.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062144 【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−194424(P2001−194424A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−117937(P2000−117937) |
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