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【発明の名称】 モジュールICハンドラーの冷却システム
【発明者】 【氏名】ユン、ヒョン、ソン

【氏名】テイー、スン、アン

【氏名】チャン、ホー、パーク

【要約】 【課題】モジュールICをテストする際に発生する熱を冷却させるためにエアジェットが設置されたモジュールICハンドラーの冷却システムを提供する。

【解決手段】ベースプレートと、ベースプレート上に設置され、固定部、その一側に設置された複数個のプレート、及びその他側に設置されたカバーからなる少なくとも一つ以上のエアジェットと、エアジェットに連結され、供給パイプと連結された気化器、気化器に連結されたソレノイドバルブ、及びソレノイドバルブの開閉を調節するためのコントローラーからなる発熱補償システムとで構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】ベースプレートと、固定部と、この固定部の一側に設置された複数個のプレートと、固定部の他側に設置されたカバーとを有し、ベースプレート上に設置された少なくとも一つのエアジェットと、供給パイプに連結された気化器と、気化器に連結されたソレノイドバルブと、ソレノイドバルブの開閉を調節するためのコントローラーとを有しエアジェットに連結された発熱補償システムとを具備するモジュールICハンドラーの冷却システム。
【請求項2】エアジェットの複数個のプレートはエア孔が形成された第1プレートと、第1プレートに連続的に結合されたエアジェットボディを有することを特徴とする請求項1に記載のモジュールICハンドラーの冷却システム。
【請求項3】分岐された供給パイプが設置される固定プレートと、固定プレートに設置され供給パイプを固定するための固定部と、固定プレートの下段部に設置される固定溝とから構成され、供給パイプを経由して排出される空気によりモジュールICが冷却されるように構成されたことを特徴とするモジュールICハンドラーの冷却システム。
【請求項4】供給パイプと連結された気化器と気化器に連結されたソレノイドバルブとソレノイドバルブの開閉を調節するためのコントローラーを備えた発熱補償システムを有することを特徴とする請求項3に記載のモジュールICハンドラーの冷却システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、モジュールICハンドラーに用いられる冷却システムに係るもので、詳しくは、モジュールICをテストする際に発生する熱を冷却させるためにエアジェットが設置されたモジュールICハンドラーの冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、モジュールIC1は、図9に示したように、接触部1aを有する基板の一側面または両側面に複数個のIC及び部品2を半田付けで固定して独立的に回路を構成したものであり、メイン基板に実装されて容量を拡張させる機能を有する。
【0003】モジュールICは、生産の完了されたICを別々に販売することよりも高付加価値を有するので、IC生産企業で主力商品として開発して販売している。所定の製造工程を経て組み立てて生産されたモジュールICは値段が高価であるため、製品の信頼性を相当に重要だと認めて、厳しい品質検査を通して良品として判定された製品だけを出荷し、不良として判定されたモジュールICは修正または廃棄処分される。
【0004】生産の完了されたモジュールICは、テストソケット内に自動にローディングしてテストされるが、テストした後のモジュールICをテストの結果に従い自動に分類して顧客トレイ(図示せず)の中にアンローディングする装備が開発されたことはなかった。
【0005】生産の完了されたモジュールICをテストするためには、作業者がトレイからモジュールICを手作業で1個ずつ取り出してテストソケットにローディングした後、設定された時間の間にテストをし、テストの結果に従いモジュールICを顧客トレイに分類して入れるようにしていた。そのため、モジュールICのテストに従う作業能率が低下してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来には、生産の完了されたモジュールICを常温でテストして良品だけを出荷する反面、製品に装着されて実際に使用するときには駆動に従い多くの熱が発生して、高温の状態で駆動するようになっているので、テストの際に条件と実際に使用時の条件との間に差が生じることにより、製品の信頼性が劣っていた。
【0007】また、従来の技術はモジュールICをテストする際、モジュールICテストの環境で発生された熱とモジュールIC自体から発生された熱を冷やすためには、多くの時間が必要とされ、生産作業の効率が低下されるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数個のモジュールICがローディングさせてテスター部でテストが行われる間に、別のエアジェットを用いてモジュールICをより速く冷却させることができるモジュールICハンドラーの冷却システムを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するため本発明によるモジュールICハンドラーの冷却システムは、ベースプレートと、ベースプレート上に設置され、固定部、その一側に設置された複数個のプレート、及びその他側に設置されたカバーからなる少なくとも一つ以上のエアジェットと、エアジェットに連結され、供給パイプと連結された気化器、気化器に連結されたソレノイドバルブ、及びソレノイドバルブの開閉を調節するためのコントローラーからなる発熱補償システムとで構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1において、符号10はベースプレート10を示し、このベースプレート10の一端側にエア供給パイプ14が設けられ、両側上下部に固定ピン12が固定されている。ベースプレート10にエアジェット100が設置されている。
【0011】エアジェット100は、図2ないし図4に示すように、固定ピン12により固定される固定部18が形成されたエアジェットボディ16と、エアジェットボディ16の一側に結合される第1プレート22と、第1プレート22の一側に連続的に結合されてエアジェットボディ16と一体をなすように設置される第2プレート24と、エアジェットボディ16と一体をなすようにエアジェットボディ16の側端に設置されるカバー26とから構成される。
【0012】エアジェットボディ16に設置された第1プレート22は、エアジェットボディ16と第2プレート24との間にエアが供給されるエア孔20が形成されるように設置される。
【0013】以下、本発明を詳しく説明すると、ベースプレート10の一側にエアを供給できるように多数のエア供給パイプ14が設置され、ベースプレート10の両側部の下方には固定ピン12が垂直に固定される。エアジェット100は、両側に固定部18が形成されたエアジェットボディ16と、一側面に連続的に設置される第1プレート22及び第2プレート24とを有する。エアジェットボディ16に設置される第1プレート22と第2プレート24とのそれぞれの間にはエア供給パイプ14を通して入る空気が通るように縦方向のスリット形で長く作られたエア孔20が形成される。
【0014】エアジェットボディ16には、第1プレート22と第2プレート24が設置されたその上面にカバー26を覆って固定させる。ベースプレート10の下部に複数個のエアジェット100が一列で配設される。それぞれのエアジェット100は、固定部18,18が固定ピン12,12によりベースプレート10に固定される。
【0015】図5は、本発明のエアジェットの一実施例を示した断面図である。本発明の一実施例によるエアジェット100は、その上部にエアが供給されるようにバルブ(図示せず)が結合されるネジ孔(図面の符号を省略)が形成されたカバー26が設置され、それに連続して第1プレート22が設置され、その側面には第2プレート24が設置されて一体で形成される。
【0016】エアジェットボディ16と第1プレート22と第2プレート24が結合されるとき、その間には所定の隙間が開くように設置して、そこに空気が流入されるようにエア孔22が形成される。
【0017】ピックアップ手段(図示せず)により移動されたモジュールIC102がテストソケット104に装着されてテストをするとき、モジュールIC102では高温の熱が発生する。
【0018】モジュールIC102に高温の熱が発生すると、モジュールIC102を移動させる必要があるが、モジュールIC102を直ちに移動するのに難しさが伴うため、図5に示したようなエアジェット100を用いて冷却させる。即ち、エアジェット100は、供給パイプ114に沿って流入される空気を吹き出して、モジュールIC102の垂直上部でモジュールIC102を冷やす。この場合、空気は前記エア孔20(図2参照)に沿って矢印方向へ進行が行われると共に、エアジェット100の外部へ排出される。
【0019】図6は本発明のエアジェットの他の実施例を示した断面図である。本発明の他の実施例は、ピン型のエアジェット100である。
【0020】空気が流入される供給パイプ116は、図6に示したように2方に分岐され、分岐点には連結部26aが設置される。分岐された供給パイプ116は両方に長く伸びていくように固定部を具備した固定プレート28が設置される。固定プレート28は、固定部により固定されるので、供給パイプ116が動かないように固定される。また、固定プレート28は、その下端部にモジュールIC102の上段部と当接して正確に位置付けができるように固定溝30が形成される。
【0021】モジュールIC102がテストソケット104に嵌合されてテストが行われるとき、固定溝30によりモジュールIC102の上部位置が付けられ、供給パイプ116を通ってモジュールIC102に空気が排出されて冷却させるようになる。
【0022】図7は、図5のエアジェットを使用したときの状態を示す発熱補償システムである。まず、図5に示したように、テストソケット104にモジュールIC102が嵌合されてテストが行われる。このとき、テストソケット104の一側に図7に示したようにセンサー106を設置し、センサ106をコントローラー108に電気的に連結する。
【0023】エアジェット100の上部に設置されたカバー26及び連結部26aには供給パイプ114をそれぞれ連結させ、その中間地点には気化器112を設置する。気化器112にソレノイドバルブ110を設置し、バルブ110を通してLNガスが供給されるように構成する。
【0024】このように発熱補償システムを具備した本発明の冷却システムは、テストの際にモジュールIC102で発生する熱をセンサー106で感知し、感知された信号をコントローラー108に送る。信号を受けたコントローラー108はソレノイドバルブ110を開閉することにより、LNガスの量を調節して適当な量を供給させる。
【0025】このとき、LNガスは気化器112で圧縮空気と混合され、供給パイプ114を通ってエアジェット100に供給され、エアジェット100の下部に位置したモジュールIC102に供給されて加熱されたモジュールIC102を冷却させる。
【0026】このような方法によりモジュールIC102がテストの際に加熱されると、センサー106により冷媒が調節されるので、モジュールIC102に対する温度上昇を補償できる。
【0027】図8は図6のエアジェットを使用したときの実施例を示す発熱補償システムである。まず、図6に示したように、テストソケット104にモジュールIC102が嵌合されてテストが行われる。このとき、テストソケット104の一側に図8に示したようにセンサー106を設置し、センサ106をコントローラー108に電気的に連結する。
【0028】エアジェット100の上部に設置されたカバー26及び連結部26aに供給パイプ114をそれぞれ連結させ、供給パイプ114の中間地点に気化器112を設置する。気化器112にはソレノイドバルブ110を設置し、ソレノイドバルブ110を通してLNガスが供給される。
【0029】このように発熱補償システムを具備した本発明の冷却システムは、テストの際にモジュールIC102で発生する熱をセンサー106で感知し、感知された信号をコントローラー108に送る。信号を受けたコントローラー108はソレノイドバルブ110を開閉することにより、LNガスの量を調節して適当な量を供給させる。
【0030】このとき、LNガスは気化器112で圧縮空気と混合され、供給パイプ116を通ってエアジェット100に供給され、エアジェット100の下部に位置したモジュールIC102に供給されて加熱されたモジュールIC102を冷却させる。
【0031】このような方法によりモジュールIC102がテストの際に加熱されると、センサー106により冷媒が調節されるので、モジュールIC102に対する温度上昇を補償できる。
【0032】以上のように本発明は、エアジェットを用いてモジュールICを冷却させることと共に、テストの際に発生されるモジュールICの温度上昇の程度に従い適切に冷媒を調節する発熱補償システムを用いることにより、モジュールICの温度上昇を抑制することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によるモジュールICハンドラーの冷却システムは、加熱されたモジュールICをより速く冷却させることにより、モジュールICの不良を減少させ、製品の信頼性を向上させることができるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】500193639
【氏名又は名称】ミレ株式会社
【出願日】 平成12年11月15日(2000.11.15)
【代理人】 【識別番号】100064285
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 一雄 (外3名)
【公開番号】 特開2001−194413(P2001−194413A)
【公開日】 平成13年7月19日(2001.7.19)
【出願番号】 特願2000−347655(P2000−347655)