| 【発明の名称】 |
コンタクトプローブ装置および回路基板検査装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】満木 秀彦
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| 【要約】 |
【課題】プローブを迅速かつ容易に交換可能なコンタクトプローブ装置を提供する。
【解決手段】接触型のプローブ5を保持すると共にプローブ案内機構PM1に着脱可能に固定されるプローブ保持手段4を備え、検査手段に他端側が電気的に接続される接続用ケーブルW1の一端がプローブ6に接続されているコンタクトプローブ装置1において、プローブ保持手段4は、接続用ケーブルW1の他端が接続される保持手段側電極11a,11bを備え、保持手段側電極11a,11bは、プローブ案内機構PM1に配設されて検査手段に電気的に接続された案内機構側電極41a,41bに接触可能に構成されていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 接触型のプローブを保持すると共にプローブ案内機構に着脱可能に固定されるプローブ保持手段を備え、検査手段に他端側が電気的に接続される接続用ケーブルの一端が前記プローブに接続されているコンタクトプローブ装置において、前記プローブ保持手段は、前記接続用ケーブルの前記他端が接続される保持手段側電極を備え、当該保持手段側電極は、前記プローブ案内機構に配設されて前記検査手段に電気的に接続された案内機構側電極に接触可能に構成されていることを特徴とするコンタクトプローブ装置。 【請求項2】 前記プローブ保持手段は、前記保持手段側電極としての導体パターンが形成されたプリント基板を備えていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトプローブ装置。 【請求項3】 前記プリント基板は、多層基板で構成され、その一面には、前記接続用ケーブルの前記一端が接続される前記保持手段側電極としての導体パターンが形成され、他面には、前記案内機構側電極に接触する前記保持手段側電極としての導体パターンが形成され、その内層には、前記両導体パターン間を互いに接続する前記保持手段側電極としての内層導体パターンが形成され、かつ前記一面および前記他面の少なくとも一方には、前記内層導体パターンをシールドするシールドパターンが形成されていることを特徴とする請求項2記載のコンタクトプローブ装置。 【請求項4】 前記プリント基板には、前記プローブ案内機構に取り付けるための取付用ねじを挿通可能な取付用孔と、前記プローブ案内機構に配設された位置決め用凸部に嵌合可能な位置決め用嵌合部とが形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のコンタクトプローブ装置。 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のコンタクトプローブ装置と、前記検査手段と、前記プローブ案内機構と、前記案内機構側電極としての導体パターンが形成されて前記プローブ保持手段が取り付けられるプリント基板と、前記検査手段および前記案内機構側電極間を互いに接続する接続用ケーブルとを備えていることを特徴とする回路基板検査装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プロービング対象体に接触させて電気的検査を行うためのコンタクトプローブ装置、およびコンタクトプローブ装置を備えた回路基板検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般的に、接触型のプローブを回路基板の導体パターンに接触させて所定の電気的検査を行う回路基板検査装置は、回路基板に対してX方向、Y方向およびZ方向(上下方向)にプローブを移動させるためのプローブ案内機構を備えている。この種のプローブ案内機構に配設されたコンタクトプローブ装置として、図7に示すプローブユニット51が従来から知られている。このプローブユニット51は、プローブ案内機構PM11に取り付けられた状態で図外の検査装置に接続され、図外のもう1つのプローブユニット51と共にプロービング対象体に接触させられて四端子法による電気的検査を実行可能に構成されている。 【0003】具体的には、プローブユニット51は、プローブ案内機構PM11に着脱可能に固定されるプローブ保持部54と、プローブ保持部54に保持されたコンタクトプローブ57,57と、極細の信号ケーブルW11,W11とを備えている。プローブ保持部54は、全体として絶縁性樹脂で平板状に形成され、その中央部分には、図8に示すように、プローブ案内機構PM11に取り付けるための取付用ねじS11,S11を挿通可能な取付用孔61,61が上面54aから底面54dまで連通形成されている。また、プローブ保持部54の側面54b,54cには、固定用ねじS13,S13をねじ止め可能なねじ穴62,62がそれぞれ形成されている。 【0004】コンタクトプローブ57は、保持具55、およびプロービング対象体に接触させられるプローブピン6を備えている。保持具55は、プローブ保持部54に固定するための横長小判形の固定用孔71,71が形成された固定部55aと、弾性変形可能な角棒状のアーム55bとで一体形成され、アーム55bの先端部のヘッド部55cには、プローブピン6を固定するための固定用溝72が形成されている。また、プローブピン6は、プロービング対象体に先端6aが接触可能なように固定用溝72に圧入されることによって保持具55に保持され、その後端6bには、図7に示すように、信号ケーブルW11の一端が導電性接着剤で接着されている。この場合、各信号ケーブルW11の図外の他端側は、検査装置にそれぞれ接続される。 【0005】プローブユニット51の組立てに際しては、まず、保持具55におけるヘッド部55cの固定用溝72にプローブピン6を圧入してコンタクトプローブ57を組み立てる。次に、コンタクトプローブ57,57をプローブ保持部54にそれぞれ固定する。この際に、各固定用孔71,71に挿通させた固定用ねじS13,S13をねじ穴62,62に軽く締め付けた後、両プローブピン6,6の先端6a,6aが所定の離間距離を有するように、両コンタクトプローブ57,57の固定位置を微調整した状態で固定用ねじS13,S13を強く締め付ける。次いで、信号ケーブルW11,W11の各々の一端を両プローブピン6,6の後端6b,6bにそれぞれ導電性接着剤で接着する。これにより、プローブユニット51が完成する。 【0006】また、プローブユニット51をプローブ案内機構PM11に取り付ける際には、取付用孔61,61に下方から挿通させた取付用ねじS11,S11を、プローブ案内機構PM11の下端部に形成されたねじ穴(図示せず)にそれぞれねじ止めすることにより、プローブ保持部54の上面54aとプローブ案内機構PM11の底面とを密着固定する。次に、信号ケーブルW11,W11の図外の他端を例えばねじ止めによって検査装置の所定部位に接続する。これにより、プローブユニット51の取付作業が完了する。 【0007】一方、先端6aの摩耗などによりプローブピン6を交換する場合、通常、プローブユニット51が回路基板検査装置の奥まった部位に位置しているため、保持具55の固定用溝72からのプローブピン6の取外し、信号ケーブルW11のプローブピン6からの取外し、新たなプローブピン6の固定用溝72への圧入、および信号ケーブルW11のプローブピン6への接着は、非常に困難な作業となる。このため、まず、信号ケーブルW11,W11の他端を検査装置から取り外した後、取付用ねじS11,S11を緩めてプローブユニット51をプローブ案内機構PM11から取り外す。次いで、新たなプローブユニット51を前述した取付方法に従ってプローブ案内機構PM11に取り付けた後、信号ケーブルW11,W11を引き回して、その他端を検査装置に接続する。これにより、プローブユニット51の交換作業が完了する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプローブユニット51には、以下の問題点がある。すなわち、従来のプローブユニット51では、プローブピン6を交換するためには、信号ケーブルW11,W11における検査装置側の他端の取外し作業および引き回し作業を行わなければならない。この場合、これらの作業は、1対の信号ケーブルW11,W11について同時に行わなければならないため、プローブユニット51の交換作業が非常に煩雑で、かつ長時間を要するという問題点がある。加えて、信号ケーブルW11の引き回し作業の際に、極細の信号ケーブルW11をプローブ案内機構PM11などに引っ掛けて断線させてしまうことがあるため、その交換作業を慎重に行わざるを得ない結果、より長時間を費やしてしまうという問題点も存在する。 【0009】さらに、従来のプローブユニット51では、プローブユニット51がプローブ案内機構PM11に対して回動しないように、2本の取付用ねじS11,S11をねじ止めすることによってプローブユニット51をプローブ案内機構PM11に固定している。このため、1対のプローブユニット51,51のプローブ案内機構PM11への固定時やコンタクトプローブ57の交換時に、その取付用ねじS11,S11・・の止め外し作業に時間がかかってしまうという問題点もある。 【0010】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、プローブを迅速かつ容易に交換可能なコンタクトプローブ装置および回路基板検査装置を提供することを主目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請求項1記載のコンタクトプローブ装置は、接触型のプローブを保持すると共にプローブ案内機構に着脱可能に固定されるプローブ保持手段を備え、検査手段に他端側が電気的に接続される接続用ケーブルの一端がプローブに接続されているコンタクトプローブ装置において、プローブ保持手段は、接続用ケーブルの他端が接続される保持手段側電極を備え、保持手段側電極は、プローブ案内機構に配設されて検査手段に電気的に接続された案内機構側電極に接触可能に構成されていることを特徴とする。 【0012】請求項2記載のコンタクトプローブ装置は、請求項1記載のコンタクトプローブ装置において、プローブ保持手段は、保持手段側電極としての導体パターンが形成されたプリント基板を備えていることを特徴とする。 【0013】請求項3記載のコンタクトプローブ装置は、請求項2記載のコンタクトプローブ装置において、プリント基板は、多層基板で構成され、その一面には、接続用ケーブルの一端が接続される保持手段側電極としての導体パターンが形成され、他面には、案内機構側電極に接触する保持手段側電極としての導体パターンが形成され、その内層には、両導体パターン間を互いに接続する保持手段側電極としての内層導体パターンが形成され、かつ一面および他面の少なくとも一方には、内層導体パターンをシールドするシールドパターンが形成されていることを特徴とする。 【0014】請求項4記載のコンタクトプローブ装置は、請求項2または3記載のコンタクトプローブ装置において、プリント基板には、プローブ案内機構に取り付けるための取付用ねじを挿通可能な取付用孔と、プローブ案内機構に配設された位置決め用凸部に嵌合可能な位置決め用嵌合部とが形成されていることを特徴とする。 【0015】請求項5記載の回路基板検査装置は、請求項1から4のいずれかに記載のコンタクトプローブ装置と、検査手段と、プローブ案内機構と、案内機構側電極としての導体パターンが形成されてプローブ保持手段が取り付けられるプリント基板と、検査手段および案内機構側電極間を互いに接続する接続用ケーブルとを備えていることを特徴とする。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明に係るコンタクトプローブ装置および回路基板検査装置の好適な発明の実施の形態について説明する。 【0017】回路基板検査装置Sは、図1に示すように、プローブユニット1を取り付けるためのプリント基板8が配設されたプローブ案内機構PM1と、本発明におけるコンタクトプローブ装置に相当するプローブユニット1とを備えている。 【0018】プローブユニット1は、図1に示すように、プローブ保持部4、本発明におけるプローブに相当するコンタクトプローブ7,7、および本発明における接続用ケーブルに相当する信号ケーブルW1,W1を備え、1本の取付用ねじS1によってプローブ案内機構PM1に固定されている。プローブ保持部4は、本発明におけるプローブ保持手段に相当し、図2に示すように、プリント基板2およびベース部3を備えている。 【0019】プリント基板2は、プローブ案内機構PM1およびベース部3を連結固定する機能と、信号ケーブルW1,W1の中継機能とを有し、図4(a)に示すように、厚肉の多層基板で構成されている。また、その表面2aには、本発明における保持手段側電極としての導体パターンに相当し信号ケーブルW1,W1が半田付けされる接続用パターン11a,11bと、シールドパターン12とが形成され、その裏面2bには、同図(b)に示すように、本発明における保持手段側電極としての導体パターンに相当する接続用パターン13a,13bと、シールドパターン14とが形成されている。この場合、接続用パターン11a,13a間、接続用パターン11b,13b間、およびシールドパターン12,14間は、図外の内層導体パターンでそれぞれ電気的に相互に接続されている。また、プリント基板2には、プローブ案内機構PM1に固定するための取付用ねじS1を挿通可能な取付用孔15と、本発明における位置決め用嵌合部に相当する位置決め用孔16,16と、ベース部3を連結固定するための固定用ねじS2,S2(図3参照)を挿通可能な固定用孔17,17とが表面2aから裏面2bまで連通形成されている。 【0020】ベース部3は、図3に示すように、全体として絶縁性樹脂で形成され、その正面3aには、プリント基板2に連結固定するためのねじ穴21,21が形成され、コンタクトプローブ7,7が固定される側面3b,3cには、固定用ねじS3,S3をねじ止め可能なねじ穴22,22がそれぞれ形成されている。一方、コンタクトプローブ7は、ベース部3に取り付けるための保持具5と、プローブピン6とを備えている。保持具5は、固定用ねじS3,S3を挿通可能な取付け用孔23,23が形成された固定部5aと、固定部5aに対して相対的に上下動可能にアーム5b,5cを介して連結されると共にプローブピン6を固定するための固定用溝24が形成されたヘッド部5dとを備え、全体として四節回転リンク機構を構成する。また、プローブピン6は、固定用溝24に圧入されることによって保持具5に固定され、その後端6bには、信号ケーブルW1(図2参照)の一端が導電性接着剤によって接続されている。この場合、信号ケーブルW1,W1の各他端は、図2に示すように、プリント基板2の接続用パターン11a,11bに半田付けされる。 【0021】一方、プローブ案内機構PM1は、全体として金属で形成され、図5に示すように、プローブユニット1の取付け部位には、取付用ねじS1をねじ止め可能なねじ穴31が形成され、ねじ穴31の上方および下方には、本発明における位置決め用凸部に相当し、プリント基板2の位置決め用孔16,16に挿通可能な位置決め用ピン32,32が立設され、位置決め用ピン32のさらに右上方には、多層基板のプリント基板8を取り付けるためのねじ穴33,33が形成されている。また、プローブ案内機構PM1に取り付けられるプリント基板8は、プリント基板2とは、厚みが異なるだけで、パターン配置および各種孔の形成位置が同一に形成されている。また、その表面8aには、図6(a)に示すように、本発明における案内機構側電極としての導体パターンに相当する接続用パターン41a,41bと、シールドパターン42とが形成され、その裏面8bには、同図(b)に示すように、信号ケーブルW2,W2を半田付けするための接続用パターン43a,43bと、シールドパターン44とが形成されている。この場合、接続用パターン41a,43a間、接続用パターン41b,43b間、およびシールドパターン42,44間は、図外の内層導体パターンでそれぞれ電気的に相互に接続されている。さらに、プリント基板8には、図5に示すように、取付用ねじS1を挿通可能な取付用孔45と、プローブ案内機構PM1の位置決め用ピン32,32を挿通可能な位置決め用孔46,46と、プローブ案内機構PM1に固定するための固定用ねじS4,S4を挿通可能な固定用孔47,47とが形成されている。 【0022】次に、プローブユニット1の組立方法、およびプローブ案内機構PM1への取付方法について説明する。 【0023】プローブユニット1の組立てに際しては、まず、保持具5におけるヘッド部5dの固定用溝24にプローブピン6を圧入することにより、コンタクトプローブ7を製作する。次に、保持具5の取付け用孔23,23に挿通させた固定用ねじS3,S3をベース部3のねじ穴22,22にねじ止めすることにより、両コンタクトプローブ7,7をベース部3に固定する。次いで、プリント基板2の表面2a側から固定用孔17,17に固定用ねじS2,S2を挿通させてベース部3のねじ穴21,21にねじ止めすることにより、プリント基板2とベース部3とを連結固定する。続いて、信号ケーブルW1,W1の各一端をプローブピン6,6の後端6b,6bに導電性接着剤でそれぞれ接続した後、信号ケーブルW1,W1の各他端をプリント基板2の接続用パターン11a,11bにそれぞれ半田付けする。これにより、コンタクトプローブ7,7がプローブ保持部4に固定されると共にプローブピン6,6が接続用パターン13a,13bに電気的に接続されてプローブユニット1が完成する。 【0024】次いで、プローブユニット1をプローブ案内機構PM1に取り付ける際には、図2に示すように、プリント基板8をプローブ案内機構PM1に予め固定する。この際には、接続用パターン43a,43bに信号ケーブルW2,W2の各一端を半田付けした後、プローブ案内機構PM1の位置決め用ピン32,32を位置決め用孔46,46に挿通させることにより、プリント基板8をプローブ案内機構PM1に取り付ける。次に、固定用ねじS4,S4を固定用孔47,47に挿通させてねじ穴33,33にねじ止めすることにより、プリント基板8をプローブ案内機構PM1に固定する。次いで、信号ケーブルW2,W2の図外の各他端を本発明における検査手段に相当する検査部に接続する。この状態では、プリント基板8のシールドパターン44がプローブ案内機構PM1に密着する結果、シールドパターン42がグランド電位に電気的に接続される。 【0025】次に、プローブユニット1の取付けに際しては、位置決め用ピン32,32を位置決め用孔16,16に挿通させることにより、プローブユニット1をプローブ案内機構PM1に装着し、次いで、取付用ねじS1をプリント基板2の取付用孔15を介してねじ穴31にねじ止めする。この際には、プリント基板2の接続用パターン13aとプリント基板8の接続用パターン41aとが面接触し、かつ、接続用パターン13bと接続用パターン41bとが面接触して、それぞれ電気的に相互に接続される。同様にして、シールドパターン14,42が面接触すると共にプリント基板8の位置決め用孔46がプローブ案内機構PM1の表面に面接触しているため、シールドパターン12,14,42,44がプローブ案内機構PM1のグランド電位に電気的にそれぞれ接続される。これにより、プローブユニット1の取付作業が完了する。この状態では、接続用パターン11a,13a間を接続する内層導体パターン、および接続用パターン11b,13b間を接続する内層導体パターンがシールドパターン12,14によって挟み込まれ、かつ接続用パターン41a,43a間を接続する内層導体パターン、および接続用パターン41b,43b間を接続する内層導体パターンがシールドパターン42,44によって挟み込まれるため、プローブピン6によって検出された信号へのノイズの混入が有効に防止される。 【0026】また、プローブ案内機構PM1に既に取り付けられているプローブユニット1を交換する際には、1本の取付用ねじS1を緩めることにより、プローブユニット1をプローブ案内機構PM1から迅速かつ容易に取り外すことができる。次いで、新たなプローブユニット1に交換して取付用ねじS1をねじ止めする。これにより、プローブユニット1の交換作業が完了する。このように、このプローブユニット1では、信号ケーブルW1,W1を含めたユニット単位で交換することにより、プローブユニット1の交換作業を迅速かつ容易に完了することができる。また、位置決め用ピン32,32を位置決め用孔16にはめ込むことにより、プリント基板2を所定の取付位置に正確に位置決めでき、かつプローブユニット1の回動を防止できるため、2本の取付用ねじをねじ止めする必要のある従来のプローブユニット51と比較して、プローブユニット1を短時間かつ容易に脱着することができる。 【0027】なお、本発明は、上記した本発明の実施の形態に示した構成に限定されない。例えば、本発明の実施の形態では、本発明におけるプローブ保持手段の一部としてプリント基板を用いて構成した例について説明したが、プローブ保持手段は、例えば、保持手段側電極としての金属片を埋設してベース部3をインサート成形することにより、プローブ案内機構PM1に取付け可能に構成することもできる。同様にして、案内機構側電極の構成も、保持手段側電極が接触可能な電極がプローブ案内機構PM1に配設されている限り、その構成を適宜変更することができる。また、保持手段側電極は、多層基板に限定されず、単層の両面基板であってもよい。この場合、絶縁シートなどによる絶縁層を両面基板の表裏に配設し、その絶縁層の表面に、シールドシートの貼付などによるシールドを施すこともできる。さらに、接続用ケーブルの保持手段側電極への接続は、半田付けに限定されず、コネクタを用いて接続する方式であってもよい。 【0028】また、本発明の実施の形態では、プリント基板8を固定用ねじS4,S4によってプローブ案内機構PM1に固定する例について説明したが、固定用ねじS4,S4は必ずしも必要とされない。例えば、位置決め用ピン32,32が位置決め用孔46,46,16,16に挿通された状態のプリント基板8,2を取付用ねじS1で共締め固定してもよい。さらに、本発明におけるプローブは、コンタクトプローブ7の形状に限定されず、独立したピンタイププローブなどの任意の形状で構成することができる。また、本発明の実施の形態では、1対のコンタクトプローブ7,7を備えた構成について説明したが、本発明におけるプローブの数はこれに限定されず、1つまたは3つ以上のコンタクトプローブ7(プローブ)をベース部3に固定してもよい。この場合には、本発明における保持手段側電極は、コンタクトプローブ7(プローブ)の数に応じた数が配設される。 【0029】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載のコンタクトプローブ装置によれば、保持手段側電極と案内機構側電極とが接触するようにコンタクトプローブ装置をプローブ案内機構に取り付けることにより、接続用ケーブルの取り外し作業や引き回し作業を行うことなく、接続用ケーブルを介してプローブを検査手段に電気的に接続することができるため、迅速かつ容易にプローブ交換を行うことができる。 【0030】また、請求項2記載のコンタクトプローブ装置によれば、プリント基板の導体パターンで保持手段側電極を形成したことにより、金属片などで保持手段側電極を形成するのと比較して、接続用ケーブルの接続が容易で、しかもプローブ案内機構への固定用部材としての機能を兼用させることができるため、コンタクトプローブ装置の製造コストの低減を図ることができる。 【0031】さらに、請求項3記載のコンタクトプローブ装置によれば、プリント基板にシールドパターンを形成したことにより、プローブの検出信号へのノイズの混入を防止することができる。 【0032】また、請求項4記載のコンタクトプローブ装置によれば、取付用孔と位置決め用嵌合部とをプリント基板に形成したことにより、プローブ案内機構にコンタクトプローブ装置を固定する際の位置決めが容易で、しかも、例えば、1本の取付用ねじを用いてコンタクトプローブ装置をプローブ案内機構に取り付けることができる結果、より短時間かつ容易にコンタクトプローブ装置をプローブ案内機構に固定することができる。 【0033】さらに、請求項5記載の回路基板検査装置によれば、保守点検のし易い回路基板検査装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000227180 【氏名又は名称】日置電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月29日(1999.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100104787 【弁理士】 【氏名又は名称】酒井 伸司
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| 【公開番号】 |
特開2001−41975(P2001−41975A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月16日(2001.2.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−214475 |
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