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【発明の名称】 キャリヤーモジュール
【発明者】 【氏名】サン・ジャエ・ユン

【氏名】バック・ウーン・ジュン

【氏名】キ・ヒュン・リー

【氏名】キ・ヒュン・ジュン

【要約】 【課題】本発明は生産の完了したIC素子の性能をテストするに際して、IC素子を正確に固定させることができるキャリヤーモジュールを提供するにある。

【解決手段】本発明は、所定方向に挿入溝が形成され、ピン孔を有するキャリヤーモジュールの本体と、前記挿入溝に挿設され、上下方向に弾力的に動作される弾性手段と、前記弾性手段の上部に設置され、IC素子を固定させる固定ラッチと、キャリヤーモジュールの本体のピン孔に挿設されて固定ラッチを固定させるピンと、からなり、前記固定ラッチの動作に従いIC素子を固定/解除できるように構成されたもの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定方向に挿入溝が形成され、ピン孔を有するキャリヤーモジュールの本体と、前記挿入溝に挿設され、上下方向に弾力的に動作される弾性手段と、前記弾性手段の上部に設置され、IC素子を固定させる固定ラッチと、キャリヤーモジュールの本体のピン孔に挿設されて固定ラッチを支持するピンと、からなり、前記固定ラッチの動作に従いIC素子を固定/解除できるように構成したことを特徴とするキャリヤーモジュール。
【請求項2】 前記弾性スプリングは板スプリングであることを特徴とする請求項1に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項3】 前記固定ラッチは、IC素子に接触して固定させるための固定突起と、前記固定突起に連結され、それぞれ上下部に設置される上部及び下部ボタンと、を具備して構成されることを特徴とする請求項1に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項4】 少なくとも一個以上の案内手段を有するキャリヤーモジュールの本体と、前記キャリヤーモジュールの本体に安着されるIC素子を固定及び解除するための固定ラッチと、前記固定ラッチの下部に連結され、固定ラッチの移動に従い移動可能に連結された連結片と、前記連結片の所定部位が挿入結合され、連結ピンにより相互連結されて連結片を上下に動かすようになった支持ブロックと、から構成されることを特徴とするキャリヤーモジュール。
【請求項5】 前記キャリヤーモジュールの本体の案内手段は、一対のガイドピンであることを特徴とする請求項4に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項6】 前記キャリヤーモジュールの本体の案内手段は、ガイドメンバーであることを特徴とする請求項4に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項7】 前記固定ラッチは、その中央部に長孔が形成され、所定部位に緩衝材が設置されたラッチチップが形成され、その下部に連結ピンが形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項8】 前記緩衝材はシリコンラバーでなることを特徴とする請求項7に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項9】 前記連結片はその上部に傾斜部が形成され、その所定部位に複数個の通孔が形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャリヤーモジュール。
【請求項10】 前記支持ブロックは連結片が挿入されるようにその中央部に傾斜部を有する挿入部が形成され、挿入部の両側には固定孔がそれぞれ形成され、その側面には貫通孔が形成されることを特徴とする請求項4に記載のキャリヤーモジュール。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、多様な種類のIC素子をコンタクトするときに用いられるキャリヤーモジュールに係るもので、詳しくは、生産の完了したIC素子の性能をテストするに際して、IC素子を正確に固定させることができるキャリヤーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テストハンドラーにおいて用いられるキャリヤーモジュール2は、図10に示すように、トレイ1の装着ラグ3に安着される。前記キャリヤーモジュール2はその内側にIC収容部4を形成し、前記IC収容部4にIC素子100を収容する。
【0003】前記トレイ1は、四角形状のフレーム5の内側に複数個の補強材6が所定間隔を置いて設置される。
【0004】前記キャリヤーモジュール2内に収容されるIC素子100の離脱を防止するため、従来には図11に示すように、ラッチ7がキャリヤーモジュール2の所定部位に設置される。
【0005】前記ラッチ7は、図11に示すように、IC収容部8aの側面からボディ8と一体に突出される。IC素子100は、吸着手段9がIC収容部8aの所定位置にIC素子100を安着させると、前記ラッチ7により締結される。
【0006】一方、前記IC素子100を解除させる場合、ラッチ解除機構7aによりラッチ7を解除し、吸着手段9がIC素子100を吸着する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構成される従来のキャリヤーモジュールは、多様な大きさと厚さのIC素子に対してはそれぞれの素子に適合した別途のキャリヤーモジュールが要求され、それぞれのIC素子に適合したキャリヤーモジュールを交替するためには多くの時間が所要されるという問題点がある。
【0008】又、IC素子とラッチ間の接触のとき、ラッチによりIC素子のキズ及び破損などが誘発されて、製品の信頼性が低下されるという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、多様な大きさと厚さを有するIC素子に適合するように構成して、キャリヤーモジュールの交替時間を減らすことができるキャリヤーモジュールを提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、キャリヤーモジュールのラッチによるIC素子のキズと破損を防止し、テストサイトにおいてテストソケットとリード間の電気的な接続が正確に行われることができるキャリヤーモジュールを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するため本発明に係るキャリヤーモジュールは、所定方向に挿入溝が形成され、ピン孔を有するキャリヤーモジュールの本体と、挿入溝に挿設され、上下方向に弾力的に動作される弾性手段と、弾性手段の上部に設置され、IC素子を固定させる固定ラッチと、キャリヤーモジュールの本体のピン孔に挿設されて固定ラッチを固定させるピンと、からなり、固定ラッチの動作に従いIC素子を固定/解除できるように構成されることを特徴とする。
【0012】又、本発明に係るキャリヤーモジュールは、少なくとも一個以上の案内手段を有するキャリヤーモジュールの本体と、キャリヤーモジュールの本体に安着されるIC素子を固定及び解除するための固定ラッチと、固定ラッチの下部に連結され、固定ラッチの移動に従い移動可能な連結片と、連結片の所定部位が挿入結合され、連結ピンにより相互連結されて連結片を上下に動かすようになった支持ブロックと、から構成されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
【0014】本発明の一実施例によるキャリヤーモジュール102は、図1に示すように、直方体状のキャリヤーモジュールの本体10と、前記キャリヤーモジュールの本体10の上部に形成された挿入溝12に挿設されるスプリング16と、IC素子100を固定するための固定ラッチ28と、前記固定ラッチ28を固定するためのピン18と、からなる。
【0015】前記キャリヤーモジュールの本体10には横方向に長く形成された挿入溝12が形成され、その側面にピン18を挿設するためのピン孔14が所定間隔を置いて形成される。そして、前記スプリング16は、キャリヤーモジュールの本体10に形成された挿入溝12に挿入されて上下方向に弾力的に作動するようになり、ここでは板スプリングを使用する。前記挿入溝12はキャリヤーモジュールの本体10を貫通するように構成される。
【0016】前記固定ラッチ28は、前記スプリング16の上部に安着されるように設置され、その一側がピン18に嵌合されてIC素子100を固定させるように構成される。前記固定ラッチ28は前記キャリヤーモジュールの本体10の側面に形成されたピン孔14に挿入されるピン18により回動可能に設置される。
【0017】前記固定ラッチ28は、図1乃至図3に示すように、IC素子100を接触して固定するための素子固定突起22と、前記素子固定突起22の後方に連結される上部ボタン24と、前記素子固定突起22の下部に形成された下部ボタン26と、からなる。前記固定ラッチ28の上下部ボタン24,26はそれぞれその上下部面が図1に示したように丸く形成される。
【0018】図2は、図1の側面図で、IC素子100を固定(把持)する前の段階を示し、図3はIC素子100を固定した後の段階を示す。
【0019】本発明の一実施例によるキャリヤーモジュール102は、図2に示すように、IC素子100を固定する前には固定ラッチ28が後方に向かって開いた状態を維持する。このとき、前記固定ラッチ28はスプリング16の所定端部を弾力的に押す。そして、前記固定ラッチ28の上下部ボタン24,26はその上面を丸く弧状に形成して、接触のときに摩擦を減らし得るように構成される。
【0020】IC素子100を安着するためにスプリング16が上方向に上がりながら固定ラッチ28を押し上げると、素子固定突起22がIC素子100を左右側で固定する。即ち、IC素子100を図3に示すように固定ラッチ28の固定突起22により緊密に固定させるようになる。
【0021】一方、図3に示すように、IC素子100を固定させた後、再びIC素子100を解除しようとする場合は、上部又は下部で前記上下部ボタン24,26を選択的に押すと、前記固定ラッチ28が開き、前記IC素子100を解除させて抽出できるようになる。
【0022】前記固定ラッチ28は、キャリヤーモジュールの本体10の内側壁で支持台の役割をすると共にストッパーの役割をして、所定のストローク(stroke)以上に前後進することができないようにする。
【0023】このように本発明の一実施例によるキャリヤーモジュール102は、多様な種類のIC素子100を容易に固定させると共に、その組立が容易であるという長所がある。
【0024】本発明の又他の実施例によるキャリヤーモジュール202は、図4及び図5に示すように、キャリヤーモジュールの本体110の中央部に素子安着部112が形成され、前記素子安着部112にIC素子100が安着される。前記キャリヤーモジュールの本体110の両側にはIC素子100を固定するための少なくとも一個以上の固定ラッチ120が設置され、前記固定ラッチ120の所定部位には長孔124が形成される。前記長孔124の内側には一対の案内手段126が設置されて、固定ラッチ120を一定したストロークで動かすように構成される。
【0025】前記固定ラッチ120の一端は連結ピン118により連結片(connecting piece)116に連結され、前記連結片116の下端は支持ブロック114に挿入される。前記連結片116は前記支持ブロック114に固定されて所定方向に動くようになっている。
【0026】支持ブロック114が図5に示すように下部に位置する場合、前記連結具116が前記固定ラッチ120を引っ張ってIC素子100を固定させる。前記案内手段126が固定ラッチ120に形成された長孔124の上部に位置して固定ラッチ120を固定位置におく。前記案内手段126は一対のガイドピン(guide pins)126又は一体型の一個のガイドメンバー(guide member)114(図9に図示)からなる。
【0027】一方、固定ラッチ120は、図6に示すように、その中央部に長孔124が形成され、その一側にIC素子100を固定するラッチチップ128の下部にはシリコンラバーでなる緩衝材122が設置され、その下部130には連結片116(図7に図示)の上端と結合されるように連結ピン118が形成される。
【0028】前記連結片116は、図7に示すように、全体的にU字形状である。前記連結片116の上部には固定ラッチ120との摩耗を防止するための傾斜部132が形成され、所定部位に複数個の通孔119が形成される。図7において未説明符号134は固定ラッチ120の下部を挿入する挿入部である。
【0029】図8は、本発明の他の実施例に適用される支持ブロック114を示した斜視図である。支持ブロック114は、図8に示すように、前記連結片116が挿入されるようにその中央に挿入部142が形成され、前記挿入部142の前後面には傾斜部136が形成され、その両側部には貫通孔140がそれぞれ形成される。そして、前記挿入部142の両側にはそれぞれ固定孔138が形成される。前記貫通孔140には前記連結片116の下端部に形成された通孔119と連通して連結ピン118により固定される。
【0030】図9は、一対の案内手段の代わりに(例えば扁平な)ガイドメンバー144を適用したものであり、その構成及び動作は同一であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0031】このように構成された本発明の他の実施例によるキャリヤーモジュール202は、IC素子100を固定する固定ラッチ120が支持ブロック114により上下部に移動し、移動のときは前記固定ラッチ120に形成された長孔124が案内手段126とガイドメンバー144の案内に従いIC素子100を固定するか又は解除する。
【0032】支持ブロック114が上方向に動くと、図4に示すように、連結片116も上向けて動くと共に上端が右側に傾きながら上昇し、このとき、固定ラッチ120を連結片116が押し上げる。そして、前記連結片116が上昇しながら固定ラッチ120の下端部を押し上げると、前記固定ラッチ120は案内手段126の案内に従い上昇されると共に側方へ退避し、固定していたIC素子100を解除する。
【0033】これとは反対に、前記支持ブロック114が下方向に移動すると、図5に示すように、固定ラッチ120を連結している連結片116が下方向に引っ張られると共に、固定ラッチ120を引っ張ってIC素子100を固定させる。
【0034】本発明の他の実施例によるキャリヤーモジュールは、固定ラッチに形成された長孔に沿って案内手段が動きながら所定距離程度のストロークを有するので、多様な厚さと大きさを有するIC素子に対しキャリヤーモジュールを交替せずにも使用することができるという長所がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるキャリヤーモジュールは、両方向で固定ラッチを押す構造であるので、加工組立が容易であり、部品数を減らして製作費用を減らすことができるという効果がある。
【0036】又、他の発明によるキャリヤーモジュールは、IC素子の厚さと大きさが異なる場合にもキャリヤーモジュールを交換しなくてもよいという効果がある。又、キャリヤーモジュールを交替しないので、IC素子のテスト作業時間を効率的に活用することにより生産性が向上されるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】599067938
【氏名又は名称】ミラエ・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】MIRAE CORPORATION
【出願日】 平成12年5月1日(2000.5.1)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
【公開番号】 特開2001−13213(P2001−13213A)
【公開日】 平成13年1月19日(2001.1.19)
【出願番号】 特願2000−132539(P2000−132539)