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【発明の名称】 流量検出機構
【発明者】 【氏名】木村 美良

【要約】 【課題】生産コストのダウンを図ることができ、また、ホルダなどを分解せずにバイパス流量の広範囲にわたる微調整および分流比の調整を短時間で行うことが可能である流量検出機構を提供する。

【解決手段】下流側ほど狭まるテーパ孔4bをバイパス流路4中に形成し、このテーパ孔4bと平行なテーパ面14bを外周面に形成したバイパスブロック14を、前記テーパ孔4bに対してテーパ孔4bの軸芯方向に位置調整可能に内蔵することにより、前記バイパス流路4を流れる流体の流量調整を可能とし、また、導入部8の下流部にバイパスブロック14を下流側へと付勢する付勢手段19を設けるとともに、この付勢手段19を導入部8の外側から操作するための操作手段20を設けてなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バイパス流路を有するホルダ部と、前記バイパス流路の上流側と下流側とに接続したセンサ流路を有する流量センサ部と、前記ホルダ部の上流側に配置され、流体をホルダ部に導入する導入部とからなり、導入部を経てホルダ部に至った流体をセンサ流路とバイパス流路とに分流して、この流体の分流比とセンサ流路を流れる流体の流量検出情報とに基づいて導入流体の全量を検出するようにした流量検出機構であって、下流側ほど狭まるテーパ孔を前記バイパス流路中に形成し、このテーパ孔と平行なテーパ面を外周面に形成したバイパスブロックを、前記テーパ孔に対してテーパ孔の軸芯方向に位置調整可能に内蔵することにより、前記バイパス流路を流れる流体の流量調整を可能とし、また、前記導入部の下流部にバイパスブロックを下流側へと付勢する付勢手段を設けるとともに、この付勢手段を導入部の外側から操作するための操作手段を設けてなることを特徴とする流量検出機構。
【請求項2】 前記操作手段を操作するためのハンドル部周辺に目盛りが形成されている請求項1に記載の流量検出機構。
【請求項3】 前記操作手段によって前記付勢手段を段階的に操作することができ、さらに、操作手段が電磁弁などのアクチュエータによって操作される請求項1または2に記載の流量検出機構。
【請求項4】 前記バイパスブロックの前端部外周および後端部外周に、バイパスブロックの軸芯を常に前記テーパ孔の軸芯と一致させた状態でバイパスブロックを位置調整するためのガイド体が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の流量検出機構。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の質量流量を計測するマスフローメータや、流体の質量流量を計測し流体流量を制御するマスフローコントローラに設けられる流量検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流量検出機構は、流量センサ部を備えたセンサ流路とバイパス流路とに流体を分流して、この流体の分流比とセンサ流路を流れる流体の流量検出情報とに基づいて導入流体の全量を検出するもので、従来は、流体の導入口と導出口とに連通する孔をホルダに形成する一方、多数本の細管を外管に挿入した層流素子や、放射状の溝を中心部の貫通孔に連ねて形成した多数枚のエッチングプレート、あるいは有底筒状に成形した焼結金属をバイパスブロックとして、これを孔に挿入して、バイパス流路を構成し、このバイパス流路の入口側と出口側とにわたってセンサ流路を接続している。
【0003】上記したマスフローメータは、上記構成の流量検出機構を備えてなり、このマスフローメータに流体流量の制御バルブを備えることで、マスフローコントローラが構成されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の流量検出機構においては、バイパスブロックが固定タイプであることから、フルスケール流量の拡大に対応する上で、多数種のバイパスブロックを用意する必要があり、生産コストが上昇することとなっていた。
【0005】加えて、バイパス流量の微調整ならびにバイパス流路とセンサ流路との分流比の調整は、定量低圧の流体を流してセンサ流路での流体流量を計測し、この計測結果に基づいて、たとえば細管の本数やエッチングプレートの枚数を増減させることで行われるが、この作業は非常に煩わしく、かつ流量検出機構の分解ならびに再組み立ての作業を要する点でも問題があった。
【0006】上記の構成とは異なる流量検出機構として、流体の導入口と導出口とに連通する先狭まりのテーパ孔をホルダに形成するとともに、このテーパ孔内に、テーパ孔と同芯状にボルトを設け、かつこのボルトに、テーパ孔と平行なテーパ面と回転操作部とを形成したバイパスブロックを螺着して、このバイパスブロックのテーパ面とテーパ孔との間に流量調整可能なバイパス流路を形成し、このバイパス流路の入口側と出口側とにわたってセンサ流路を接続してなるものも提案されている。
【0007】このような構成の流量検出機構によれば、フルスケール流量範囲の拡大と、バイパス流量の微調整ならびに分流比の調整を、バイパスブロックの螺進位置の調整によって行うことができるが、バイパスブロックの位置調整を行う上で、流量検出機構の分解ならびに再組み立ての煩わしい作業を要する点では、上記した流量検出機構となんら変わるものではない。
【0008】この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、生産コストのダウンを図ることができ、また、ホルダなどを分解せずにバイパス流量の広範囲にわたる微調整および分流比の調整を短時間で楽に行うことが可能である流量検出機構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、この発明の流量検出機構は、バイパス流路を有するホルダ部と、前記バイパス流路の上流側と下流側とに接続したセンサ流路を有する流量センサ部と、前記ホルダ部の上流側に配置され、流体をホルダ部に導入する導入部とからなり、導入部を経てホルダ部に至った流体をセンサ流路とバイパス流路とに分流して、この流体の分流比とセンサ流路を流れる流体の流量検出情報とに基づいて導入流体の全量を検出するようにした流量検出機構であって、下流側ほど狭まるテーパ孔を前記バイパス流路中に形成し、このテーパ孔と平行なテーパ面を外周面に形成したバイパスブロックを、前記テーパ孔に対してテーパ孔の軸芯方向に位置調整可能に内蔵することにより、前記バイパス流路を流れる流体の流量調整を可能とし、また、前記導入部の下流部にバイパスブロックを下流側へと付勢する付勢手段を設けるとともに、この付勢手段を導入部の外側から操作するための操作手段を設けてなる(請求項1)。
【0010】上記の構成により、生産コストのダウンを図ることができ、また、ホルダなどを分解せずにバイパス流量の広範囲にわたる微調整および分流比の調整を短時間で楽に行うことが可能である流量検出機構を提供することができる。
【0011】また、前記操作手段を操作するためのハンドル部周辺に目盛りが形成されているとしてもよく(請求項2)、前記操作手段によって前記付勢手段を段階的に操作することができ、さらに、操作手段が電磁弁などのアクチュエータによって操作されるとしてもよい(請求項3)。
【0012】上記の構成により、バイパス流量の微調整および分流比の調整をさらに簡単に行うことができる流量検出機構を提供することができる。
【0013】また、前記バイパスブロックの前端部外周および後端部外周に、バイパスブロックの軸芯を常に前記テーパ孔の軸芯と一致させた状態でバイパスブロックを位置調整するためのガイド体が形成されているとした場合には(請求項4)、前記バイパスブロックがぶれたり傾いたりすることがなくなるため、精度が高く安定した流量の検出を行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図を参照しながら説明する。図1および図2は、本発明の第一実施例に係る流量検出機構Dの構成を概略的に示す縦断面図および要部拡大横断面図である。1は、マスフローコントローラであり、流体流量を検出するための流量検出機構Dを備えたマスフローメータ2と、このマスフローメータ2の下流側に設けられた流体流量の制御バルブ3とからなる。
【0015】前記流量検出機構Dは、バイパス流路4を有するホルダ部5と、前記バイパス流路4の上流側と下流側とに接続したセンサ流路6を有する流量センサ部7と、前記ホルダ部5の上流側に配置され、流体をホルダ部5に導入する導入部8とからなり、導入部8を経てホルダ部5に至った流体をセンサ流路6とバイパス流路4とに分流して、この流体の分流比とセンサ流路6を流れる流体の流量検出情報とに基づいて導入流体の全量を検出するようにしたものである。
【0016】前記バイパス流路4は、上流側から順に、内径が均一に形成された大径孔4aと、内径が下流側ほど狭くなるように形成されたテーパ孔4bと、内径が均一に形成された小径孔4cとからなる。
【0017】前記ホルダ部5の内部には、前記バイパス流路4と、このバイパス流路4に連通し、かつバイパス流路4の上流側に形成された上流空間9と、前記バイパス流路4に連通し、かつバイパス流路4の下流側に形成された下流空間10とが設けられている。
【0018】前記上流空間9は、連通流路11を介して前記センサ流路6の上流部に連通しており、前記下流空間10は、連通流路12を介して前記センサ流路6の下流部に連通している。
【0019】前記上流空間9内には、後述するベローズ部材22と、同じく後述する邪魔板24とが配置されている。また、前記下流空間10の下流部には、前記制御バルブ3への流体の導出口13が形成されている。
【0020】前記バイパス流路4内には、バイパス流路4を流れる流体を層流とするためのバイパスブロック14が設けられている。このバイパスブロック14は、上流側から順に、外径が均一に形成された大径部分14aと、外径が下流側ほど細くなるように形成されたテーパ部分14bと、外径が均一に形成された小径部分14cとからなる。
【0021】図3(A)および(B)は、前記バイパスブロック14の構成を概略的に示す側面図および正面図である。前記バイパスブロック14の上流端部の外周には、この外周を三等分する位置に、突起状の三つのガイド体15、15、15が設けられており、また、バイパスブロック14の下流端部の外周には、この外周を三等分する位置に、突起状の三つのガイド体16、16、16が設けられている。そして、前記ガイド体15、15、15がバイパス流路4の大径孔4a内面に当接し、前記ガイド体16、16、16がバイパス流路4の小径孔4c内面に当接することにより、バイパスブロック14の軸芯を常に前記テーパ孔4bの軸芯と一致させた状態でバイパスブロック14を位置調整することが可能となっている。
【0022】前記バイパスブロック14は、その下流側に設けられたコイルスプリング17によって、上流側に付勢されている。
【0023】前記流量センサ部7は、たとえば一対の感熱センサ(図示せず)を有しており、この感熱センサによって検出されたセンサ流路6での流体の瞬時流量が、ブリッジ回路(図示せず)で電気的な流量検出信号に変換されて、増幅回路(図示せず)から出力され、これが流量測定信号として、比較制御回路(図示せず)に入力される。そして、この比較制御回路からの制御信号に基づいて、前記制御バルブ3は弁開度を調整し、流体の流量を制御するように構成されている。
【0024】前記導入部8は、上流側からの流体を前記ホルダ部5の上流空間9に送るための導入流路18と、下流部にバイパスブロックを下流側へと付勢するための付勢手段19と、この付勢手段19を導入部8の外側から操作するための操作手段20とからなる。
【0025】導入部8の下流部に設けられる前記付勢手段19は、ほぼ棒状の棒部材21と、この棒部材21を保持するベローズ部材22とからなる。前記棒部材21は、その軸芯が、前記バイパスブロック14の軸芯と同一直線上に位置するように、前記バイパスブロック14の上流側に配置されている。そして、棒部材21の上流端部21aは滑らかな曲面に形成されており、また、棒部材21の下流端部は大径の頭部分21bとなっている。さらに、この頭部分21bの周縁部分から上流側に向けて前記ベローズ部材22が連設されており、このベローズ部材22の上流端は、導入部8の下流面に連設されている。
【0026】前記操作手段20は、先端がテーパ状に形成されたスクリュウ23と、このスクリュウ23の他端に設けられたハンドル部(図示せず)とからなる。前記スクリュウ23は、その先端の下流側が、前記棒部材21の上流端部21aに当接可能となるように配置されている。また、前記ハンドル部の周辺には、ハンドル部を回動操作する際の目安となる目盛りが形成されている。
【0027】次に、上記の構成からなる流量検出機構Dの動作について説明する。流量検出機構D内に導入された流体は、まず、導入部8の導入流路18を経てホルダ部5の上流空間9内に至り、上流空間9内に設けられた邪魔板24に当たって拡散され、一部はセンサ流路6へ、残りはバイパス流路4へと向かう。そして、センサ流路6およびバイパス流路4を経た流体は、ホルダ部5内の下流空間10内で混合され、導出口13から制御バルブ3へと導出される。
【0028】なお、上述したように、バイパス流路4内にはバイパスブロック14が配置されており、バイパス流路4内を通る流体は、バイパスブロック14の外周面とバイパス流路4の内周面との間に形成される隙間を通ることとなる。そして、前記バイパスブロック14をその軸芯方向に位置調整することによって、バイパス流路4を通る流体の流量を調整することが可能である。
【0029】前記バイパスブロック14は、常に、前記コイルスプリング17によって上流側へ付勢され、かつ前記付勢手段19が上流面に当接している状態となっている。なお、バイパスブロック14は、前記ガイド体15および16によってガイドされながら、バイパス流路4内を移動する。そのため、バイパスブロック14の移動は、バイパス流路4の軸芯方向にのみ行われ、かつバイパス流路4の軸芯とバイパスブロック14の軸芯とが常に同一直線上にあるように行われる。
【0030】前記バイパスブロック14の位置調整は、付勢手段19を操作手段20で操作することによって行われる。すなわち、操作手段20のスクリュウ23が、付勢手段19の棒部材21に当接していない状態では、棒部材21はその可動範囲において最も上流側に位置することになり、バイパスブロック14もその可動範囲において最も上流側に位置することになる。その状態では、バイパスブロック14の外周面とバイパス流路4の内周面との間に形成される隙間は最も大きくなり、従って、バイパス流路4を流れる流体の流量も最も大きくなる。
【0031】そして、操作手段20のハンドル部を回動操作して、スクリュウ23をその先端方向へ前進させると、スクリュウ23先端の下流側の面が、付勢手段19の上流端部21aを下流側へ付勢するようになる。なお、前記上流端部21aは、その先端側ほど細くなるテーパ状に形成されていることから、スクリュウ23の先端が棒部材21の上流端部21aに当接する範囲において、スクリュウ23の先端方向への移動量に比例して、棒部材21ひいてはバイパスブロック14が下流側へ移動することになる。そして、バイパスブロック14が下流側に移動するほど、バイパスブロック14の外周面とバイパス流路4の内周面との間に形成される隙間は小さくなり、従って、バイパス流路4を流れる流体の流量も小さくなっていく。
【0032】なお、前記棒部材21が下流側へ移動する際に、棒部材21を保持するベローズ部材22は下流側へ伸びることになる。また、スクリュウ23を、その先端が上流端部21aに当接する位置を越えてさらに先端方向へ前進させても、スクリュウ23の先端が上流端部21aに当接する範囲において、棒部材21およびバイパスブロック14が最も下流側へ移動した状態が維持されるだけである。
【0033】このように操作手段20を操作することによって、バイパスブロック14の位置調整を行い、バイパス流路4を通る流体の流量を調整することができる。また、操作手段20のハンドル部周辺の目盛りを、バイパス流路4を通る流体の流量に関連付けて形成することにより、ハンドル部を用いてより効率よく流量調整を行うことが可能となる。
【0034】上記の構成からなる流量検出機構Dによれば、バイパスブロック14の位置調整範囲を大きくすればする程に、あるいはテーパ径の異なるバイパスブロック14に組み変えることで、流量検出機構Dのフルスケール流量範囲を拡大することができ、層流素子やエッチングプレートなどを用いる従来の流量検出機構に比較して、生産コストの大幅ダウンが達成される。
【0035】また、バイパスブロック14を導入部8の外部から位置調整可能であることから、バイパス流量の微調整ならびに分流比の調整を、ホルダ部5などの分解ならびに再組み立ての煩わしい作業を一切不要にして、短時間で楽に行うことができるから、生産コストのさらなるダウンも達成されるのである。
【0036】図4は、本発明の第二実施例に係る流量検出機構D2 の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記実施例に示したものと同一構造の部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。流量検出機構D2 の構成および効果は、上記第一実施例のものとほとんど同じであるが、相違点は、前記スクリュウ23が、スクリュウ23’となっているとともに、このスクリュウ23’の操作を電磁弁25によって行うようにしている点である。
【0037】前記スクリュウ23’は、その先端部分が、テーパ状ではなく、先端ほど細くなる段差状に形成されている。そのため、スクリュウ23’の先端方向への前進に伴って、前記棒部材21は、下流側へ段階的に移動することになり、前記バイパスブロック14も、同様に下流側へ段階的に移動することになる。従って、バイパスブロック14の外周面とバイパス流路4の内周面との間に形成される隙間も段階的に小さくなり、バイパス流路4を流れる流体の流量は段階的に小さくなる。このようなことから、前記スクリュウ23’の先端部分の段差は、バイパス流路4を通る流体の流量に関連付けて形成することが望ましい。
【0038】前記電磁弁25は薄型に形成されているため、流量検出機構D2 の構成をコンパクトなものとすることができる。なお、電磁弁25に代えて、ピエゾ弁や空圧弁などを用いてもよい。
【0039】この実施例では、電磁弁25を設けていることから、たとえばバイパスブロック14を、外部から自動制御するように構成してもよい。
【0040】図5は、本発明の第三実施例に係る流量検出機構D3 の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記二つの実施例に示したものと同一構造の部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。流量検出機構D3 の構成および効果は、上記第一実施例のものとほとんど同じであるが、相違点は、前記付勢手段19が、付勢手段26となっている点である。
【0041】前記付勢手段26は、棒部材21をベローズ部材22によって保持するのではなく、棒部材21をOリング27で保持するように構成されている。また、このOリング27は、導入部8の下流面から下流側に突出した筒状突起部27’によって保持される。
【0042】図6は、本発明の第四実施例に係る流量検出機構D4 の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記三つの実施例に示したものと同一構造の部材については、同じ符号を付し、その説明を省略する。流量検出機構D4 の構成および効果は、上記第一実施例のものとほとんど同じであるが、相違点は、前記付勢手段19が、付勢手段28となっている点である。
【0043】前記付勢手段28は、棒部材21をベローズ部材22によって保持するのではなく、棒部材21をダイヤフラム29で保持するように構成されている。
【0044】上記四つの実施例において、バイパスブロック14を上流側に戻し付勢させるために、コイルスプリング17を設けているが、前記付勢手段19をバイパスブロック14に直結する形態をとる場合は、コイルスプリング17は不要である。
【0045】また、上記四つの実施例では、流量検出機構Dの対象として、これをマスフローメータ2と制御バルブ3とからなるマスフローコントローラとしたが、マスフローメータ2の単体を対象として、これに流量検出機構Dを装備させる形態をとってもよいのである。
【0046】上記第二実施例に示したようなスクリュウ23’を、第一実施例、第三実施例および第四実施例に示した流量検出機構D、D3 、D4 に用いてもよい。
【0047】上記第三実施例に示したような付勢手段26や、上記第四実施例に示したような付勢手段28を、第二実施例の流量検出機構D2 に用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】上記の構成からなる本発明によれば、生産コストのダウンを図ることができ、また、ホルダなどを分解せずにバイパス流量の広範囲にわたる微調整および分流比の調整を短時間で楽に行うことが可能である流量検出機構を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000127961
【氏名又は名称】株式会社エステック
【出願日】 平成11年10月27日(1999.10.27)
【代理人】 【識別番号】100074273
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 英夫
【公開番号】 特開2001−124601(P2001−124601A)
【公開日】 平成13年5月11日(2001.5.11)
【出願番号】 特願平11−305795