| 【発明の名称】 |
ガスメータの自己診断装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】磯部 公克
【氏名】川島 定
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| 【要約】 |
【課題】ガスメータの積算が正常に行なわれているかをメータ自身が診断し、異常である場合に警報処理を行うことができるガスメータの自己診断装置を提供する。
【解決手段】ガス流量を計測する流量計測手段21と、流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段23−1と、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、圧力計測手段22を起動する制御手段23と、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と圧力計測手段22からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23−2と、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とからなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段と、上記流量計測手段からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段と、ガスメータのメータ入口部に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段と、上記圧力計測手段を起動する制御手段と、上記流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段と、上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段とからなることを特徴とするガスメータの自己診断装置。 【請求項2】 上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段と、上記計数手段により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段とを含み、前記警報手段は、上記警報判定手段により上記計数手段で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする請求項1記載のガスメータの自己診断装置。 【請求項3】 ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段と、上記流量計測手段からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段と、上記流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を複数のパターンに基づいて設定する適正圧力値設定手段と、ガスメータのメータ入口部に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段と、上記圧力計測手段を起動する制御手段と、上記流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応して、上記適正圧力値設定手段において上記複数のパターン中の1パターンに基づいて設定された適正圧力値と、上記圧力計測手段からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段と、上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段とからなることを特徴とするガスメータの自己診断装置。 【請求項4】 前記適正圧力値設定手段は、流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を、ガスメータに接続される圧力調整器の種類に応じた複数のパターンに基づいて設定することを特徴とする請求項1記載のガスメータの自己診断装置。 【請求項5】 上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段と、上記計数手段により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段とを含み、前記警報手段は、上記警報判定手段により上記計数手段で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする請求項3または4記載のガスメータの自己診断装置。 【請求項6】 ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段と、上記流量計測手段からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段と、ガスメータのメータ入口部に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段と、上記圧力計測手段を起動する制御手段23と、上記流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段と、上記適正圧力判定手段における上記適正圧力値の初期条件値を記憶する初期条件記憶手段と、学習用のタイマを起動するタイマ起動手段と、上記タイマ起動手段で起動され、所定の学習期間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段のカウントによる学習期間中、上記圧力計測手段からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段における上記適正圧力値として設定するデータ記憶演算手段と、上記学習期間中は、上記初期条件記憶手段からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段に供給し、上記学習期間の終了後は、上記データ記憶演算手段からの上記最小値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段に供給する適正圧力値設定変更手段と、上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段とからなることを特徴とするガスメータの自己診断装置。 【請求項7】 上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段と、上記計数手段により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段とを含み、前記警報手段は、上記警報判定手段により上記計数手段で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする請求項6記載のガスメータの自己診断装置。 【請求項8】 ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段と、上記流量計測手段からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段と、ガスメータのメータ入口部に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段と、上記圧力計測手段を起動する制御手段と、上記流量区分判定手段で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段と、上記適正圧力判定手段における上記適正圧力値の初期条件値を記憶する初期条件記憶手段と、学習用のタイマを起動するタイマ起動手段と、上記タイマ起動手段で起動され、所定の学習期間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段のカウントによる学習期間中、上記圧力計測手段からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段における上記適正圧力値として設定するデータ記憶演算手段と、上記学習期間中は、上記初期条件記憶手段からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段に供給し、上記学習期間の終了後は、上記データ記憶演算手段からの上記最小値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段に供給する適正圧力値設定変更手段と、上記学習期間の終了後、上記初期条件記憶手段からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段に供給するように、適正圧力値設定変更手段を制御する初期条件再設定手段と、上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段とからなることを特徴とするガスメータの自己診断装置。 【請求項9】 上記適正圧力判定手段によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段と、上記計数手段により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段とを含み、前記警報手段は、上記警報判定手段により上記計数手段で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする請求項8記載のガスメータの自己診断装置。 【請求項10】 圧力計測手段からの計測したメータ入口圧力値と圧力調整器の調整圧の変動範囲とを比較し、圧力計測手段からの計測圧力値が、圧力調整器の調整圧の変動範囲内にあるか否かを判定し、圧力計測手段からの計測圧力値が、圧力調整器の調整圧の変動範囲内に入っていなければ圧力調整器が異常と判定して、警報を発することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のガスメータの自己診断装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータの自己診断装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ガスメータの機能として、ガス流路の圧力監視機能は搭載されてはいるものの、ガス漏洩監視、調整圧監視および閉塞圧監視が主な機能であり、ガス供給システムに対する安全確認が主な目的となっている。現状においては、ガスメータにおいて正確に計量されているかどうかを、圧力監視に基づいて判定するような自己診断装置は搭載されていないといえる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】異常に大きな流量が流れたとき、ガス流路を遮断する機能を有するマイコンガスメータにおいては、実際に流れている流量よりも計測される流量が少なく判定されると、遮断機能が働かなくなる虞があるという問題がある。 【0004】そこで、本発明の目的は、ガスメータで積算する体積が実際に通過する体積よりも少ない(器差マイナス)かどうかをメータ自信が診断し、異常である場合に警報処理を行うことができるガスメータの自己診断装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記した目的にかんがみて、請求項1記載の発明のガスメータの自己診断装置は、図1の機能ブロック図に示すように、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段21と、上記流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段23−1と、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、上記圧力計測手段22を起動する制御手段23と、上記流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段22からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23−2と、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とからなることを特徴とする。 【0006】請求項1記載の発明においては、流量計測手段21は、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する。流量区分判定手段23−1は、流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する。圧力計測手段22は、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する。制御手段23は、圧力計測手段22を起動する。適正圧力判定手段23−2は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と圧力計測手段22からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する。警報手段25(および26)は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う。 【0007】請求項2記載の発明は、図2の機能ブロック図に示すように、請求項1記載のガスメータの自己診断装置において、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段23−3と、上記計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段23−4とを含み、前記警報手段25(および26)は、上記警報判定手段23−4により上記計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする。 【0008】請求項2記載の発明においては、計数手段23−3は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する。警報判定手段23−4は、計数手段により計数された回数が予め決められた回数に達したことを検出する。警報手段25(および26)は、上記警報判定手段23−4により上記計数手段で計数された回数が予め決められた判定回数に達したことが検出された場合に警報処理を行う。 【0009】請求項3記載の発明のガスメータの自己診断装置は、図3の機能ブロック図に示すように、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段21と、上記流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段23−1と、上記流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を複数のパターンに基づいて設定する適正圧力値設定手段23−5と、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、上記圧力計測手段22を起動する制御手段23と、上記流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応して、上記適正圧力値設定手段23−5において上記複数のパターン中の1パターンに基づいて設定された適正圧力値と、上記圧力計測手段22からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23−2と、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とからなることを特徴とする。 【0010】請求項3記載の発明においては、流量計測手段21は、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する。流量区分判定手段23−1は、流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する。適正圧力値設定手段23−5は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を複数のパターンに基づいて設定する。圧力計測手段22は、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する。制御手段23は、圧力計測手段22を起動する。適正圧力判定手段23−2は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応して、適正圧力値設定手段23−5において複数のパターン中の1パターンに基づいて設定された適正圧力値と、圧力計測手段22からの圧力検出信号とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する。警報手段25(および26)は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う。 【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載のガスメータの自己診断装置において、前記適正圧力値設定手段23−5は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を、ガスメータの接続される圧力調整器の種類に応じた複数のパターンに基づいて設定することを特徴とする。 【0012】請求項4記載の発明においては、適正圧力値設定手段23−5は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値を、ガスメータの接続される圧力調整器の種類に応じた複数のパターンに基づいて設定する。 【0013】請求項5記載の発明は、図4の機能ブロック図に示すように、請求項3または4記載のガスメータの自己診断装置において、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段23−3と、上記計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段23−4とを含み、前記警報手段25(および26)は、上記警報判定手段23−4により上記計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする。 【0014】請求項5記載の発明においては、計数手段23−3は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する。警報判定手段23−4は、計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する。警報手段25(および26)は、警報判定手段23−4により計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行う。 【0015】請求項6記載の発明のガスメータの自己診断装置は、図5の機能ブロック図に示すように、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段21と、上記流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段23−1と、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、上記圧力計測手段22を起動する制御手段23と、上記流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段22からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23−2と、上記適正圧力判定手段23−2における上記適正圧力値の初期条件値を記憶する初期条件記憶手段24と、学習用のタイマを起動するタイマ起動手段23−7と、上記タイマ起動手段23−7で起動され、所定の学習期間をカウントするタイマ手段23−8と、上記タイマ手段23−8のカウントによる学習期間中、上記圧力計測手段22からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段23−2における上記適正圧力値として設定するデータ記憶演算手段Aと、上記学習期間中は、上記初期条件記憶手段24からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段23−2に供給し、上記学習期間の終了後は、上記データ記憶演算手段Aからの上記最小値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段23−2に供給する適正圧力値設定変更手段23−6と、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とからなることを特徴とする。 【0016】請求項6記載の発明においては、流量計測手段21は、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する。流量区分判定手段23−1は、流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する。圧力計測手段22は、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する。制御手段23は、圧力計測手段22を起動する。適正圧力判定手段23−2は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と圧力計測手段22からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する。初期条件記憶手段24は、適正圧力判定手段23−2における適正圧力値の初期条件値を記憶する。タイマ起動手段23−7は、学習用のタイマを起動する。タイマ手段23−8は、タイマ起動手段23−7で起動され、所定の学習期間をカウントする。データ記憶演算手段Aは、タイマ手段23−8のカウントによる学習期間中、圧力計測手段22からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段23−2における適正圧力値として設定する。適正圧力値設定変更手段23−6は、学習期間中は、初期条件記憶手段24からの初期条件値を適正圧力値として適正圧力判定手段23−2に供給し、学習期間の終了後は、データ記憶演算手段Aからの最小値を適正圧力値として適正圧力判定手段23−2に供給する。警報手段25(および26)は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う。 【0017】請求項7記載の発明のガスメータの自己診断装置は、図7の機能ブロック図に示すように、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段23−3と、上記計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段23−4とを含み、前記警報手段25(および26)は、上記警報判定手段23−4により上記計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする。 【0018】請求項7記載の発明においては、計数手段23−3は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する。警報判定手段23−4は、計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する。警報手段25(および26)は、警報判定手段23−4により計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行う。 【0019】請求項8記載の発明は、図7の機能ブロック図に示すように、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する流量計測手段21と、上記流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する流量区分判定手段23−1と、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、上記圧力計測手段22を起動する制御手段23と、上記流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と上記圧力計測手段22からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23−2と、上記適正圧力判定手段23−2における上記適正圧力値の初期条件値を記憶する初期条件記憶手段24と、学習用のタイマを起動するタイマ起動手段23−7と、上記タイマ起動手段23−7で起動され、所定の学習期間をカウントするタイマ手段23−8と、上記タイマ手段23−8のカウントによる学習期間中、上記圧力計測手段22からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段23−2における上記適正圧力値として設定するデータ記憶演算手段Aと、上記学習期間中は、上記初期条件記憶手段24からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段23−2に供給し、上記学習期間の終了後は、上記データ記憶演算手段Aからの上記最小値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段23−2に供給する適正圧力値設定変更手段23−6と、上記学習期間の終了後、上記初期条件記憶手段24からの初期条件値を上記適正圧力値として上記適正圧力判定手段23−2に供給するように、適正圧力値設定変更手段23−6を制御する初期条件再設定手段23−9と、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とからなることを特徴とする。 【0020】請求項8記載の発明においては、流量計測手段21は、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測する。流量区分判定手段23−1は、流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量区分を判定する。圧力計測手段22は、ガスメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測する。制御手段23は、圧力計測手段22を起動する。適正圧力判定手段23−2は、流量区分判定手段23−1で判定された特定の流量区分に対応する適正圧力値と圧力計測手段22からの計測圧力値とを比較して、メータ入口圧力が適正圧力より低いか否かを判定する。初期条件記憶手段24は、適正圧力判定手段23−2における適正圧力値の初期条件値を記憶する。タイマ起動手段23−7は、学習用のタイマを起動する。タイマ手段23−8は、タイマ起動手段23−7で起動され、所定の学習期間をカウントする。データ記憶演算手段Aは、タイマ手段23−8のカウントによる学習期間中、圧力計測手段22からの計測圧力データを記憶し、記憶した計測圧力データのうちの最小値を適正圧力判定手段23−2における上記適正圧力値として設定する。適正圧力値設定変更手段23−6は、学習期間中は、初期条件記憶手段24からの初期条件値を適正圧力値として適正圧力判定手段23−2に供給し、学習期間の終了後は、データ記憶演算手段Aからの上記最小値を適正圧力値として適正圧力判定手段23−2に供給する。初期条件再設定手段23−9は、学習期間の終了後、初期条件記憶手段24からの初期条件値を適正圧力値として適正圧力判定手段23−2に供給するように、適正圧力値設定変更手段23−6を制御する。警報手段25(および26)は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された場合に、警報処理を行う。 【0021】請求項9記載の発明は、図8の機能ブロック図に示すように、請求項8記載ののガスメータの自己診断装置において、上記適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する計数手段23−3と、上記計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する警報判定手段23−4とを含み、前記警報手段25(および26)は、上記警報判定手段23−4により上記計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする。 【0022】請求項9記載の発明においては、計数手段23−3は、適正圧力判定手段23−2によりメータ入口圧力が適正圧力より低いと判定された回数を計数する。警報判定手段23−4は、計数手段23−3により計数された回数が予め決められた判定回数に達したことを検出する。警報手段25(および26)は、警報判定手段23−4により計数手段23−3で計数された回数が予め決められた回数に達したことが検出された場合に警報処理を行う。 【0023】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のガスメータの自己診断装置において、圧力計測手段22からの計測したメータ入口圧力値と圧力調整器13の調整圧の変動範囲とを比較し、圧力計測手段22からの計測圧力値が、圧力調整器13の調整圧の変動範囲内にあるか否かを判定し、圧力計測手段22からの計測圧力値が、圧力調整器13の調整圧の変動範囲内に入っていなければ圧力調整器13が異常と判定して、警報を発することを特徴とする。 【0024】請求項10記載の発明においては、圧力計測手段22からの計測したメータ入口圧力値と圧力調整器13の調整圧の変動範囲とを比較し、圧力計測手段22からの計測圧力値が、圧力調整器13の調整圧の変動範囲内にあるか否かを判定し、圧力計測手段22からの計測圧力値が、圧力調整器13の調整圧の変動範囲内に入っていなければ圧力調整器13が異常と判定して、警報を発する。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明によるガスメータの自己診断装置の実施の形態について図面を参照して説明する。 【0026】図9は、本発明の自己診断装置を実施したガスメータを含むガス供給システムの概略構成図を示す。ガス供給システム10は、大別すると、液化ガスが収納されたガス容器11と、ガス容器11から供給されるガス流量を制御するための容器バルブ12と、ガス容器11から流出するガスの圧力を後述のガスメータ15のメータ出口側圧力が基準圧力に相当するように調整(減圧)する圧力調整器13と、圧力調整器13にガス配管14を介して接続され、ガスの通過体積を積算するガスメータ15と、供給されたガスを燃焼させ熱エネルギーに変換するための燃焼器17と、燃焼器17へのガスの供給/遮断を行うためのガスコック18とから構成されている。 【0027】ガスメータ15は、メータ入口部19とメータ出口部20の間に設けられた流量計測手段としての流量計測部21と、メータ入口部19に設けられた圧力計測手段としての圧力計測部22と、制御部23と、メモリ24と、警報手段としての表示部25および通報部26とから構成されている。 【0028】流量計測部21は、たとえば膜式流量計からなり、ガス配管14内を流れるガスの流量を検出し、流量検出信号を制御部23へ出力する。 【0029】圧力計測部22は、メータ入口部19のガスの圧力を検出し、圧力検出信号を制御部23へ出力する。 【0030】制御部23は、たとえばマイクロコンピュータからなり、流量計測部21からの流量検出信号と、圧力計測部22からの圧力検出信号とが供給され、流量検出信号及び圧力検出信号に基づいて、ガス流量の算出および積算と、圧力変動の監視を行う。 【0031】次に、上述の構成のガス供給システムの概要動作を説明する。 【0032】ユーザーがガスコック18をひねって開状態とすると、ガス容器11内の液化ガスは、容器バルブ12により流量調整が行われた後、圧力調整器13により減圧され、ガス配管14を介してガスメータ15に供給される。 【0033】ガスメータ15の流量計測部21は、ガス配管14を流れるガスの流量を計測し、流量検出信号を制御部23に供給する。制御部23は、流量計測部21の流量検出信号に基づいて流量を算出し、ついで算出した流量を積算して積算流量を算出する。制御部23で算出された積算流量は、メモリ24に格納されると共に、表示部25に表示される。 【0034】次に、本発明の自己診断装置の動作について説明する。自己診断は、メータ入口部19に設けられた圧力計測部22の圧力検出信号の変動を制御部23で判断することに基づいている。要約すると、通過流量を計測し、流量区分判定をした後にガスメータ入口の圧力を計測する。計測した圧力が予め流量区分毎に定められた適正圧力よりも低い場合、計測した流量は、実際の流量よりも少ないと判断し、警報を発するものである。 【0035】一般的に、圧力調整器13の性能は、図10のように表すことができる。図10において、ガス流路を流れるガス流量(L/h)が多くなると、圧力調整器13の調整圧(kPa)が減少する性能曲線となっている。図10の圧力調整器性能曲線に基づいて、流量区分と該流量区分における適正圧力とが決定される。決定された流量区分及び適正ガス圧力は、図11に示される。図11では、流量監視区分(たとえば1〜13)と、各流量区分に対応する熱量(kcal)、ガス流量(L/h)および適正ガス圧力(kPa)の関係が示されており、図12の内容は、メモリ24にルックアップテーブルとして格納されている。 【0036】そこで、流量計測部21により流量計測を行い、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、メモリ24に格納されている図11に相当するルックアップテーブルに基づいて判定する。すなわち、制御部23は、流量区分判定手段として働く。 【0037】流量区分を判定した後に、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22に圧力計測を行わせる。次いで、制御部23は、圧力計測部22から供給される圧力検出信号を、判定した流量区分に対応してメモリ24から読み出される適正圧力と比較する適正圧力判定手段として働く。制御部23は、圧力計測部22からの計測圧力が適正圧力よりも低い場合は、流量計測部21で計測した流量が、実際の流量よりも少ないと推測し、異常状態にあると判断(自己診断)する。 【0038】すなわち、図10からわかるように、流量が大きいほど調整圧(器差)は小さい。したがって、流量が小さいにも拘わらず、メータ入口圧力が適正圧力よりも小さければ、実際の流量が計測流量よりも多いはずである。よって、制御部23は、ガスメータ内部、たとえば流量計測部21に異常があると推測でき、異常状態にあると判断(自己診断)して、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報する。 【0039】次に、上述の自己診断動作を図12のフローチャートを参照して説明する。まずステップS1で、流量計測部21で流量計測を行い、次いでステップS2で、制御部23は、流量区分を判定し、次いでステップS3で、圧力計測部22で圧力計測を行う。次いでステップS4で、制御部23は、計測された圧力Pが適正圧力より低いか否かを判定する。ステップS4の答えがノーならば、次いでステップS1に戻り、イエスならばステップS5に進む。ステップS5で、制御部23は、警報処理(表示、通報)を行う。 【0040】次に、本発明の自己診断装置の他の実施例として、上記の自己診断動作に計数処理を追加して、警報判定をより確実にする実施例について説明する。この実施例では、計測圧力<適正圧力となった度に、計数手段として働く異常回数カウンタ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)を+1回とする。次いで、制御部23は、異常回数を判定する警報判定手段として働き、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したとき、警報処理を行うものである。 【0041】異常回数のカウントは、連続して異常が検出されたときにはカウントアップし、正常な圧力が検出された時点で異常回数カウンタをクリアする「連続カウント方式」でも良いし、一定期間中(たとえば30日間)に異常回数の累積数を計数する「累積カウント方式」でも良い。 【0042】次に、上述の他の実施例における自己診断動作を図13のフローチャートを参照して説明する。 【0043】まずステップS11で、流量計測部21で流量計測を行い、次いでステップS12で、制御部23は流量区分を判定し、次いでステップS13で、圧力計測部22で圧力計測を行い、次いでステップS14で、制御部23は、計測された圧力Pが適正圧力より低いか否かを判定する。ステップS14の答えがノーならば、次いでステップS11に戻り、イエスならばステップS15に進む。ステップS15で、異常回数カウンタを+1回とし、次いでステップS16で、制御部23は、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したか否かを判定する。ステップS16の答えがノーならば、次いでステップS11に戻り、イエスならばステップS17に進む。ステップS17で、制御部23は、警報(表示、通報)を行う。 【0044】次に、本発明の自己診断装置のさらに他の実施例として、ガスメータに接続される圧力調整器の種類(たとえば、単段調整器、自動切換調整器、二段二位置安定型調整器など)に応じて適正圧力を選択して設定することにより、自己診断動作を行う実施例について説明する。 【0045】圧力調整器13は、その種類、構造により性能が異なるが、たとえば2種類の圧力調整器の性能曲線は、図14のパターン1およびパターン2のように表すことができる。図14における2種類の圧力調整器性能曲線に基づいて、流量区分と該流量区分における適正圧力とが決定される。決定された流量区分及び適正ガス圧力は、図15に示される。図15では、流量監視区分(たとえば1〜13)と、各流量区分に対応する熱量(kcal)、ガス流量(L/h)、およびパターン1とパターン2の適正ガス圧力(kPa)の関係が示されている。パターンは2つとは限らず、数多く設けても良い。また、流量区分毎に適正圧力値を任意に設定できるようにすることもできる。図15の内容は、メモリ24にルックアップテーブルとして格納されている。 【0046】そこで、制御部23は、適正圧力値設定手段として働き、ガスメータに接続された圧力調整器13の種類に応じて、パターン1またはパターン2による適正圧力値を選択しておく。 【0047】流量計測部21により流量計測を行い、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、メモリ24に格納されている図11に相当するルックアップテーブルに基づいて判定する。すなわち、制御部23は、流量区分判定手段として働く。 【0048】流量区分を判定した後に、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22に圧力計測を行わせる。次いで、制御部23は、圧力計測部22から供給される圧力検出信号を、判定した流量区分に対応してメモリ24から読み出される選択したパターンによる適正圧力と比較する適正圧力判定手段として働く。制御部23は、圧力計測部22からの計測圧力が適正圧力よりも低い場合は、流量計測部21で計測した流量が、実際の流量よりも少ないと推測し、異常状態にあると判断(自己診断)して、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報する。 【0049】次に、上述の自己診断動作を図12のフローチャートを参照して説明する。まずステップS1で、流量計測部21で流量計測を行い、次いでステップS2で、制御部23は、流量区分を判定し、次いでステップS3で、圧力計測部22で圧力計測を行う。次いでステップS4で、制御部23は、計測された圧力Pが適正圧力より低いか否かを判定する。ステップS4の答えがノーならば、次いでステップS1に戻り、イエスならばステップS5に進む。ステップS5で、制御部23は、警報処理(表示、通報)を行う。 【0050】上述の自己診断動作は、図12に示すフローチャートに基づいて行われるが、このフローチャートの詳細は上記に説明済みなのでここでは省略する。 【0051】次に、本発明の自己診断装置の他の実施例として、上記の自己診断動作に計数処理を追加して、警報判定をより確実にする実施例について説明する。この実施例では、計測圧力<適正圧力となった度に、計数手段として働く異常回数カウンタ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)を+1回とする。次いで、制御部23は、異常回数を判定する警報判定手段として働き、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したとき、警報処理を行うものである。 【0052】異常回数のカウントは、連続して異常が検出されたときにはカウントアップし、正常な圧力が検出された時点で異常回数カウンタをクリアする「連続カウント方式」でも良いし、一定期間中(たとえば30日間)に異常回数の累積数を計数する「累積カウント方式」でも良い。 【0053】上述の自己診断動作は、図13に示すフローチャートに基づいて行われるが、このフローチャートの詳細は上記に説明済みなのでここでは省略する。 【0054】次に、本発明の自己診断装置のさらに他の実施例として、流量区分及び学習により決定される適正圧力に対して、メータ入口圧力の変動を監視することにより、自己診断を行う実施例について説明する。この実施例では、適正圧力値は、学習期間を定めてメータ入口圧力データの収集を行い、その結果に応じて自動的に決めるものである。 【0055】圧力調整器13の性能曲線は、たとえば図10のように表すことができるが、その構造や配管14の形態、ガス容器11のガス残量等により、メータ入口圧力は異なってくる。そこで、ある一定の学習期間(たとえば、2週間または30日)の間、メータ入口圧力の計測を行い、計測したメータ入口圧力データから各流量区分における適正圧力値を設定する。 【0056】流量計測部21により流量を検出すると、制御部23は、学習を開始する。制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量区分判定手段として、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。流量区分をした後、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22に圧力計測を行わせる。 【0057】圧力計測部22による圧力サンプリング結果である圧力データは、学習期間中、学習データとして収集され、学習データ保存手段として働くメモリ24に記憶される。学習期間は、タイマ起動手段およびタイマ手段としても働く制御部23で設定される。また、流量区分が変わる毎に圧力計測部22で圧力を計測し、流量区分毎にその圧力データの最大値および最小値をメモリ24に記憶する。 【0058】また、学習期間中は、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば規則(液化石油ガス保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則)で定められている調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。 【0059】学習期間が終了すると、制御部23は、収集されメモリ24に記憶された圧力データの最小値を適正圧力値として設定する。このとき、制御部23とメモリ24は、データ記憶演算手段として働く。次いで、制御部23は、適正圧力値設定変更手段として働き、学習期間中に適正圧力値として設定した上述の初期条件値を、メモリ24に記憶された圧力データの最小値に変更する。次いで、制御部23は、上述のようにして変更された適正圧力値を基準にして、圧力計測部22で計測される入口圧力値Pの監視を行う適正圧力判定手段として働く。 【0060】制御部23は、入口圧力値Pが適正圧力値よりも小さくなった場合は、流量計測部21で計測した流量が実際の流量よりも少ないと推測し、異常状態にあると判断して、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部20を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報する。 【0061】次に、上述の自己診断動作を図16のフローチャートを参照して説明する。 【0062】まず、ステップS21で、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。次いでステップS22で、流量計測部21で流量計測を行う。次いでステップS23で、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。 【0063】次いでステップS24で、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22にメータ入口圧力の計測を行わせる。次いでステップS25で、制御部23は、学習期間(たとえば、2週間または30日)を設定する学習用のタイマ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)がカウント中か否かを判定する。ステップS25の答えがノーならば直接ステップS27に進み、イエスならばステップS26に進む。 【0064】ステップS26で、制御部23は、流量区分毎のメータ入口圧力データの最大値、最小値をメモリ24に記憶させ、次いでステップS27に進む。ステップS27で、制御部23は、メータ入口圧力データPが適正圧力値より低いか否かを判定する。ステップS27の答えがイエスならば、ステップS28に進み、警報処理(表示、通報)を行う。 【0065】ステップS27の答えがノーならば、ステップS29に進み、制御部23は、適正圧力値設定変更済みか否か(すなわち、初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値への適正圧力値の設定変更済みか否か)を判定し、その答えがイエスならばステップS22に戻る。ステップS29の答えがノーならばステップS30に進み、制御部23は、タイマがカウント終了したか否かを判定する。 【0066】タイマカウントが終了していればステップS31に進み、制御部23は、適正圧力値として初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値へ設定変更し、次いでステップS22に戻る。タイマカウントが終了していなければステップS32に進み、制御部23は、タイマカウント中か否かを判定する。ステップS32の答えがイエスならばステップS33に進み、タイマカウントを続行し、次いでステップS22に戻る。ステップS32の答えがノーならばステップS34に進み、制御部23は、タイマ起動信号があるか否かを判定する。 【0067】ステップS34の答えがイエスならばステップS35に進み、タイマカウントを開始し、次いでステップS22に戻る。ステップS34の答えがノーならば直接ステップS22に戻る。 【0068】次に、本発明の自己診断装置のさらに他の実施例として、上述の自己診断動作に計数処理を追加して、警報判定をより確実にする実施例について説明する。計測圧力<適正圧力となったときに、異常回数カウンタを+1回とする。次いで、制御部23は、異常回数を判定する警報判定手段として働き、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したとき、警報処理を行うものである。 【0069】異常回数のカウントは連続して異常が検出されたときにはカウントアップし、正常な圧力が検出された時点で異常回数カウンタをクリアする「連続カウント方式」でも良いし、一定期間中(たとえば30日間)に異常回数の累積数を計数する「累積カウント方式」でも良い。 【0070】次に、上述の計数処理を追加した自己診断動作を図17のフローチャートを参照して説明する。 【0071】まず、ステップS41で、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。次いでステップS42で、流量計測部21で流量計測を行う。次いでステップS43で、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。 【0072】次いでステップS44で、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22にメータ入口圧力の計測を行わせる。次いでステップS45で、制御部23は、学習期間(たとえば、2週間または30日)を設定する学習用のタイマ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)がカウント中か否かを判定する。ステップS45の答えがノーならば直接ステップS47に進み、イエスならばステップS46に進む。 【0073】ステップS46で、制御部23は、流量区分毎のメータ入口圧力データの最大値、最小値をメモリ24に記憶させ、次いでステップS47に進む。ステップS47で、制御部23は、メータ入口圧力データPが適正圧力値より低いか否かを判定する。ステップS47の答えがイエスならば、ステップS48に進み、異常回数カウンタを+1回とし、次いでステップS49で、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したか否かを判定する。ステップS49の答えがノーならば、次いでステップS51に進み、イエスならばステップS50に進む。ステップS50で、警報処理(表示、通報)を行う。 【0074】ステップS47の答えがノーならば、ステップS51に進み、制御部23は、適正圧力値設定変更済みか否か(すなわち、初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値への適正圧力値の設定変更済みか否か)を判定し、その答えがイエスならばステップS42に戻る。ステップS51の答えがノーならばステップS52に進み、制御部23は、タイマがカウント終了したか否かを判定する。 【0075】タイマカウントが終了していればステップS53に進み、制御部23は、適正圧力値として初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値へ設定変更し、次いでステップS42に戻る。タイマカウントが終了していなければステップS54に進み、制御部23は、タイマカウント中か否かを判定する。ステップS54の答えがイエスならばステップS55に進み、タイマカウントを続行し、次いでステップS42に戻る。ステップS54の答えがノーならばステップS56に進み、制御部23は、タイマ起動信号があるか否かを判定する。 【0076】ステップS56の答えがイエスならばステップS57に進み、タイマカウントを開始し、次いでステップS42に戻る。ステップS57の答えがノーならば直接ステップS42に戻る。 【0077】次に、本発明の自己診断装置のさらに他の実施例として、流量区分及び学習により決定される適正圧力に対して、メータ入口圧力の変動を監視することにより、自己診断を行うと共に、強制的に初期条件に再設定可能な実施例について説明する。この実施例では、適正圧力値は、学習期間を定めてメータ入口圧力データの収集を行い、その結果に応じて自動的に決め、必要に応じて強制的に初期条件に再設定可能にしたものである。 【0078】圧力調整器13の性能曲線は、たとえば図10のように表すことができるが、その構造や配管14の形態、ガス容器11のガス残量等により、メータ入口圧力は異なってくる。そこで、ある一定の学習期間(たとえば、2週間または30日)の間、メータ入口圧力の計測を行い、計測したメータ入口圧力データから各流量区分における適正圧力値を設定する。 【0079】流量計測部21により流量を検出すると、制御部23は、学習を開始する。制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量区分判定手段として、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。流量区分をした後、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22に圧力計測を行わせる。 【0080】圧力計測部22による圧力サンプリング結果である圧力データは、学習期間中、学習データとして収集され、学習データ保存手段として働くメモリ24に記憶される。学習期間は、タイマ起動手段およびタイマ手段としても働く制御部23で設定される。また、流量区分が変わる毎に圧力計測部22で圧力を計測し、流量区分毎にその圧力データの最大値および最小値をメモリ24に記憶する。 【0081】また、学習期間中は、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば規則(液化石油ガス保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行規則)で定められている調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。 【0082】学習期間が終了すると、制御部23は、収集されメモリ24に記憶された圧力データの最小値を適正圧力値として設定する。このとき、制御部23とメモリ24は、データ記憶演算手段として働く。次いで、制御部23は、適正圧力値設定変更手段として働き、学習期間中に適正圧力値として設定した上述の初期条件値を、メモリ24に記憶された圧力データの最小値に変更する。次いで、制御部23は、上述のようにして変更された適正圧力値を基準にして、圧力計測部22で計測される入口圧力値Pの監視を行う適正圧力判定手段として働く。 【0083】制御部23は、入口圧力値Pが適正圧力値よりも小さくなった場合は、流量計測部21で計測した流量が実際の流量よりも少ないと推測し、異常状態にあると判断して、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報する。 【0084】また、学習期間の終了後、圧力調整器13の交換、ガスメータの設置場所変更等のガス供給システムの環境に変化があった場合は、たとえばガスメータを取り外した時自動的または手動的に起動信号が制御部23に入力され、制御部23は、初期条件再設定手段として働き、圧力計測部からの計測されたメータ入口圧力値と比較する適正圧力値として、強制的に、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaを再設定する。 【0085】次に、上述の自己診断動作を図18のフローチャートを参照して説明する。 【0086】まず、ステップS61で、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。次いでステップS62で、流量計測部21で流量計測を行う。次いでステップS63で、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。 【0087】次いでステップS64で、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22にメータ入口圧力の計測を行わせる。次いでステップS65で、制御部23は、学習期間(たとえば、2週間または30日)を設定する学習用のタイマ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)がカウント中か否かを判定する。ステップS65の答えがノーならば直接ステップS67に進み、イエスならばステップS66に進む。 【0088】ステップS66で、制御部23は、流量区分毎のメータ入口圧力データの最大値、最小値をメモリ24に記憶させ、次いでステップS67に進む。ステップS67で、制御部23は、メータ入口圧力データPが適正圧力値より低いか否かを判定する。ステップS67の答えがイエスならば、ステップS68に進み、警報処理(表示、通報)を行う。 【0089】ステップS67の答えがノーならば、ステップS69に進み、制御部23は、適正圧力値設定変更済みか否か(すなわち、初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値への適正圧力値の設定変更済みか否か)を判定し、その答えがイエスならばステップS76に進む。ステップS69の答えがノーならばステップS70に進み、制御部23は、タイマがカウント終了したか否かを判定する。 【0090】タイマカウントが終了していればステップS71に進み、制御部23は、適正圧力値として初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値へ設定変更し、次いでステップS76に進む。タイマカウントが終了していなければステップS72に進み、制御部23は、タイマカウント中か否かを判定する。ステップS72の答えがイエスならばステップS73に進み、タイマカウントを続行し、次いでステップS76に進む。ステップS72の答えがノーならばステップS74に進み、制御部23は、タイマ起動信号があるか否かを判定する。 【0091】ステップS74の答えがイエスならばステップS75に進み、タイマカウントを開始し、次いでステップS76に進む。ステップS74の答えがノーならば直接ステップS76に進む。 【0092】ステップ76で、制御部23は、初期条件再設定のための起動があるか否かを判定する。この初期条件再設定のための起動は、学習期間の終了後、圧力調整器13の交換、ガスメータの設置場所変更等のガス供給システムの環境に変化があった場合、たとえばガスメータを取り外した時自動的または手動的に起動信号が制御部23に入力されることにより行なわれる。初期条件再設定のための起動があった場合、すなわちステップS76の答えがイエスならば、次いでステップS61に戻り、強制的に、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaが適正圧力値として再設定される。初期条件再設定のための起動がなかった場合、すなわちステップS76の答えがノーならば、次いでステップS62に戻り、強制的な適性圧力値の初期条件への再設定は行なわれない。 【0093】次に、本発明の自己診断装置のさらに他の実施例として、上述の自己診断動作に計数処理を追加して、警報判定をより確実にする実施例について説明する。計測圧力<適正圧力となったときに、異常回数カウンタを+1回とする。次いで、制御部23は、異常回数を判定する警報判定手段として働き、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したとき、警報処理を行うものである。 【0094】異常回数のカウントは連続して異常が検出されたときにはカウントアップし、正常な圧力が検出された時点で異常回数カウンタをクリアする「連続カウント方式」でも良いし、一定期間中(たとえば30日間)に異常回数の累積数を計数する「累積カウント方式」でも良い。 【0095】次に、上述の計数処理を追加した自己診断動作を図19のフローチャートを参照して説明する。 【0096】まず、ステップS81で、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaを適正圧力値として設定する。次いでステップS82で、流量計測部21で流量計測を行う。次いでステップS83で、制御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に対応する流量区分を、たとえば図11に示すような13区分に分け、流量計測部21により計測した流量に対応する流量区分を判定する。 【0097】次いでステップS84で、制御部23は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計測部22にメータ入口圧力の計測を行わせる。次いでステップS85で、制御部23は、学習期間(たとえば、2週間または30日)を設定する学習用のタイマ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは図示しない)がカウント中か否かを判定する。ステップS85の答えがノーならば直接ステップS87に進み、イエスならばステップS86に進む。 【0098】ステップS86で、制御部23は、流量区分毎のメータ入口圧力データの最大値、最小値をメモリ24に記憶させ、次いでステップS87に進む。ステップS87で、制御部23は、メータ入口圧力データPが適正圧力値より低いか否かを判定する。ステップS87の答えがイエスならば、ステップS88に進み、異常回数カウンタを+1回とし、次いでステップS89で、異常回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達したか否かを判定する。ステップS89の答えがノーならば、次いでステップS91に進み、イエスならばステップS90に進む。ステップS90で、警報処理(表示、通報)を行う。 【0099】ステップS89の答えがノーならば、ステップS91に進み、制御部23は、適正圧力値設定変更済みか否か(すなわち、初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値への適正圧力値の設定変更済みか否か)を判定し、その答えがイエスならばステップ98に進む。ステップS91の答えがノーならばステップS92に進み、制御部23は、タイマがカウント終了したか否かを判定する。 【0100】タイマカウントが終了していればステップS93に進み、制御部23は、適正圧力値として初期条件値から学習に基づく入口圧力データの最小値へ設定変更し、次いでステップS98に進む。タイマカウントが終了していなければステップS94に進み、制御部23は、タイマカウント中か否かを判定する。ステップS94の答えがイエスならばステップS95に進み、タイマカウントを続行し、次いでステップS98に進む。ステップS94の答えがノーならばステップS96に進み、制御部23は、タイマ起動信号があるか否かを判定する。 【0101】ステップS96の答えがイエスならばステップS97に進み、タイマカウントを開始し、次いでステップS98に進む。ステップS96の答えがノーならば直接ステップS98に進む。 【0102】ステップ98で、制御部23は、初期条件再設定のための起動があるか否かを判定する。この初期条件再設定のための起動は、学習期間の終了後、圧力調整器13の交換、ガスメータの設置場所変更等のガス供給システムの環境に変化があった場合、たとえばガスメータを取り外した時自動的または手動的に起動信号が制御部23に入力されることにより行なわれる。初期条件再設定のための起動があった場合、すなわちステップS98の答えがイエスならば、次いでステップS81に戻り、強制的に、初期条件記憶手段としてのメモリ24に予め記憶されている初期条件値、たとえば調整圧の下限値2.3kPaが適正圧力値として再設定される。初期条件再設定のための起動がなかった場合、すなわちステップS98の答えがノーならば、次いでステップS82に戻り、強制的な適性圧力値の初期条件への再設定は行なわれない。 【0103】以上、本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明はこれらに限らず、種々の変形、応用が可能である。 【0104】たとえば、上述の実施の形態および他の実施例では、計測したメータ入口圧力を、予め流量区分毎に定められた適正圧力と比較し、計測圧力が適正圧力より低いと判定した場合に警報処理をするようにガスメータの自己診断を行っているが、さらに他の実施例として、圧力計測部22からの計測したメータ入口圧力値と圧力調整器13の調整圧の変動範囲とを比較し、圧力計測部22からの計測圧力値が、圧力調整器13の調整圧の変動範囲内、たとえば2.8kPa±0.5kPaの範囲内に入っていれば圧力調整器13は正常、入っていなければ圧力調整器13が異常と判定して、警報を発する構成を追加し、圧力調整器13等の周辺機器の異常診断もできるようにしても良い。この場合、圧力計測部22からの計測したメータ入口圧力値と圧力調整器13の調整圧の変動範囲内にあるが、上述の適正圧力より低いと判定された場合は、圧力調整器13の異常ではなく、ガスメータ側が異常である可能性が高いと判断することができる。 【0105】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、異常状態が生じたことの警報表示および通報することにより、その対策処置をとることができるため、消費者の利便性を常に確保することが可能となる。 【0106】請求項2記載の発明によれば、警報すべきかどうかの判定をより確実にすることができる。 【0107】請求項3記載の発明によれば、異常状態が生じたことの警報表示および通報することにより、その対策処置をとることができるため、消費者の利便性を常に確保することが可能となる。 【0108】請求項4記載の発明によれば、ガスメータに接続される圧力調整機の種類に応じてガスメータの自己診断をすることができる。 【0109】請求項5記載の発明によれば、警報すべきかどうかの判定をより確実にすることができる。 【0110】請求項6記載の発明によれば、異常状態が生じたことの警報表示および通報することにより、その対策処置をとることができるため、消費者の利便性を常に確保することが可能となる。また、学習により流量区分毎に適正圧力が設定されるので、わずらわしい設定作業が不要となる。 【0111】請求項7記載の発明によれば、警報すべきかどうかの判定をより確実にすることができる。 【0112】請求項8記載の発明によれば、異常状態が生じたことの警報表示および通報することにより、その対策処置をとることができるため、消費者の利便性を常に確保することが可能となる。また、また、学習により流量区分毎に適正圧力が設定されるので、わずらわしい設定作業が不要となる。さらに、強制的に初期条件に再設定することができるので、圧力調整器の交換やガスメータの移設等のガス供給システムの環境の変化に対する対応が容易である。 【0113】請求項9記載の発明によれば、警報すべきかどうかの判定をより確実にすることができる。 【0114】請求項10記載の発明によれば、異常状態が生じたことの警報表示および通報することにより、その対策処置をとることができるため、消費者の利便性を常に確保することが可能となる。また、ガスメータの自己診断に加えて、圧力調整器13等の周辺機器の異常診断もできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006895 【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月2日(1999.8.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060690 【弁理士】 【氏名又は名称】瀧野 秀雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−41794(P2001−41794A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月16日(2001.2.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−219035 |
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