| 【発明の名称】 |
墨出し用標識柱 |
| 【発明者】 |
【氏名】中沢 武司
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| 【要約】 |
【課題】暗がりでの目盛の視認性を高め、作業能率を向上できるようにした。
【解決手段】本発明の墨出し用標識柱は、目盛部を備えた標識柱1において、少なくともターゲットライン2などの目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内部に目盛部を照射する電球7を備えた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 目盛部を備えた標識柱において、少なくとも目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内部に目盛部を照射する照明具を備えたことを特徴とする墨出し用標識柱。 【請求項2】 前記照明具の近傍にあって、前記標識柱の表面には該標識柱の傾斜度合を表示する水準器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の墨出し用標識柱。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、暗がりなどにおいて、視認性を向上できるようにした墨出し用標識柱に関する。 【0002】 【従来の技術】建設工事現場において、測量のための墨出し作業は未だ人手に頼る作業である。この墨出し作業は、木材などを利用して、基準線となる目盛を付した標識柱を作り、これを立てて使用しているが、以下に述べる技術課題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この標識柱では、現場内の暗い場所に測量点を取るときは、補助者が照明器具をもって標識柱を照らさなければ見にくい。特に小雨の降るような薄暗いときには、標識柱が雨に濡れてさらに目盛が見にいものとなり、甚だしく作業能率が低下していた。 【0004】本発明は、以上の課題を解決するものであって、その目的は、暗がりでの目盛の視認性を高め、作業能率を向上できるようにした墨出し用標識柱を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するため、本発明は、目盛部を備えた標識柱において、少なくとも目盛部形成箇所を半透明体で構成するとともに、内部に目盛部を照射する照明具を備えたことを特徴とする。 【0006】従って、この発明にあっては、暗がりでの測量に際し、目盛部がバックライトによりくっきりとうつしだされ、見やすく、作業能率が向上する。 【0007】また、本発明では、前記照明具の近傍にあって、前記標識柱の表面には該標識柱の傾斜度合を表示する水準器が設けられている構成とすることで、寄り墨用及びレベル測定用具として好適である。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1,2は、本発明を芯だし用標識柱に適用した場合を示すもので、この標識柱1は長さ10〜20cmの平坦な物差状をなし、アクリル樹脂などの半透明の樹脂素材から構成された内部中空のものであり、これの表面側ほぼ中央にはこれの長手方向と直交してターゲットライン2が刻印され、また、標識柱1の幅方向中心には中心線3が刻印され、両者の交点に、中心を表示する菱形刻印4を施してある。 【0009】標識柱1の側面側には、ターゲットライン2が延長し、この延長部に同じく中心位置を表示するための菱形刻印5が施され、これを中心として一定間隔の目盛部6が刻まれている。 【0010】前記ターゲットライン2、中心線3、菱形刻印4,5、目盛6は、それぞれ線刻によって形成された細溝内に、所定色のインクを充填し定着させたもので、標識柱1を材料色を基色として、その明度、彩度、色相などの点において明確に判別できる表示色となっている。 【0011】標識柱1の内側において、前記菱形刻印4と対向する位置には電球7が配置され、この電球7は、標識柱1の内部に直列状態で脱着可能に収装された複数の電池8に接続され、標識柱1の長手方向一端側に配備されたスイッチ9のオンオフ操作によって点滅する。 【0012】以上の標識柱1を暗がりで使用する場合には、スイッチ9をオンすることで、電球7が点灯して標識柱全体が明るくなり、このバックライト効果により各部の表示が明確に視認できるため、補助者に頼ることなく、墨出し作業が可能となり、作業効率を大幅に向上できることになる。 【0013】なお、前記標識柱1は降雨時にも使用するものであり、従って電池8の脱着部分や、スイッチ9などの表面にでる部分は防水構造とすることが望ましい。 【0014】図3は本発明を寄り墨測定用及びレベル測定用標識柱に適用した第二実施形態を示す。 【0015】図において、標識柱10は、角柱状の標識柱本体12と、本体12の一側端に出没可能の設けられ、かつストッパネジ14により任意の長さ位置に固定されるスライド柱15とからなり、本体12の実長さは1000mm、スライド柱15の実長さは500〜600mmとなっており、測定に必要な長さに応じて伸縮可能とすることで、各測定対象に適合出来るようにしている。 【0016】本体12は前記と同様、アクリル樹脂などの半透明中空角材からなっており、その上部側の各面には水平なターゲットライン16を刻印し、その下部側に目盛部17を一定間隔で刻印するほか、ターゲットライン16の直下におけるそれぞれの面には本体12を垂直に立てた状態における垂直度測定用の水準器18及び本体12を横にした状態における水平度測定用の水準器19が埋設固定されている。 【0017】これら水準器18,19はそれぞれ、円弧状のガラス封止管内に蛍光液を封入し、気泡の高さで水準を計測するものである。 【0018】また本体12の上部は開口され、この開口部より内部に照明ユニット20が着脱可能に収装され、キャップ21によって蓋される。 【0019】ユニット20は、上下に電球22を有し、中間部に電池23を縦列状態に接続し、さらにスイッチ24により回路をオンオフすべくパック化されたもので、上部側電球22は、ターゲットライン16及び水準器18,19のバックライトであり、下部電球22は目盛部17のバックライトとなる。 【0020】なお、スイッチ24は、ユニット20を本体12内に収装した状態で、本体12側に設けたゴムなどのようなものを通じて外部からオンオフ操作出来るようにすることが望ましい。 【0021】本実施形態でも前記第一実施形態と同様な効果があるほか、本体12の鉛直度や水平度の測定にも適用できるため、さらに使い勝手が良いものとなる。 【0022】 【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発明による墨出し用標識柱にあっては、暗がりでの目盛の視認性を高め、作業能率を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000549 【氏名又は名称】株式会社大林組
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| 【出願日】 |
平成11年10月29日(1999.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071283 【弁理士】 【氏名又は名称】一色 健輔 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−124558(P2001−124558A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月11日(2001.5.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−308396 |
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