| 【発明の名称】 |
車両用ナビゲーション装置及び記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】山田邦博
【氏名】枡田浩義
【氏名】柴田由美
【氏名】大竹 稔
【氏名】林田機八
【氏名】柳久保武志
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| 【要約】 |
【課題】電話番号入力により、相手先の了解を得てその位置を検索し地図表示する操作を簡単化することを目的とする。
【解決手段】目的地までの経路を探索して案内する車両用ナビゲーション装置において、相手先電話番号を入力するための入力手段(1)と、入力された電話番号の相手先に自動発信し、相手先からの応答信号を受信する送受信手段(5)と、受信した応答信号の内容が了解か否かを判断する判断手段(4)と、判断手段による判断結果が了解であることを条件に、相手先地点を目的地に設定する目的地設定手段(4)とを備えたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 相手先電話番号を入力するための入力手段と、入力された電話番号の相手先に自動発信し、相手先からの応答信号を受信する送受信手段と、受信した応答信号の内容を判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、相手先地点に関する情報を検索する検索手段と、を備えた車両用ナビゲーション装置。 【請求項2】 応答信号の内容が了解か否かであり、判断手段による判断結果が了解であることを条件に、前記検索手段は相手先地点に関する情報を検索することを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項3】 前記検索手段により検索された相手先地点の位置情報に基づいて目的地を設定する目的地設定手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項4】 前記検索手段により検索された相手先地点の位置情報に基づいて地図表示する地図表示手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項5】 相手先電話番号を入力するための入力手段と、入力された電話番号の相手先に自動発信し、相手先からの応答信号を受信する送受信手段と、受信した応答信号の内容を判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、相手先地点周辺を最寄り検索する最寄り検索手段と、を備えた車両用ナビゲーション装置。 【請求項6】 応答信号の内容が了解か否かであり、判断手段による判断結果が了解でないことを条件に、前記最寄り検索手段は相手先地点周辺を最寄り検索することを特徴とする請求項5記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項7】 前記最寄り検索手段による検索結果をリスト出力することを特徴とする請求項6記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項8】 前記最寄り検索手段による検索結果を地図表示することを特徴とする請求項6記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項9】 最寄り検索手段による検索結果から所望の1つを相手先として選択する選択手段と、選択手段により選択された相手先の電話番号を検索する電話番号検索手段とを備え、電話番号検索手段により検索された相手先の電話番号により送受信手段から自動発信することを特徴とする請求項7又は8記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項10】 相手先への自動発信において、了解か否かの相手先の応答方法を示すメッセージを送信することをことを特徴とする請求項2または6記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項11】 前記メッセージは、電話器の特定のボタンを押圧することの指示であることを特徴とする請求項10記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項12】 相手先へ接続されるまで回線の切断と自動発信を所定回数を限度に繰り返すことを特徴とする請求項1または5記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項13】 入力された電話番号の相手先に自動発信し、受信した応答信号の内容を判断し、判断結果に基づいて、相手先地点に関する情報を検索するプログラムを記録した記録媒体。 【請求項14】 入力された電話番号の相手先に自動発信し、受信した応答信号の内容を判断し、判断結果に基づいて、相手先地点周辺を最寄り検索するプログラムを記録した記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電話番号を入力し、相手先の承認を得て電話番号に対応する地点情報を検索し出力する車両用ナビゲーション装置及び記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、相手先の電話番号しか知らないで、そこに訪問したい、またはその位置を知りたいという要請に対して、発信者より相手先の電話番号を入力すると、その電話番号情報がオンライン接続された中央装置に送信され、発信者の電話番号情報と相手先の電話番号情報から地図上の位置が検索され、相手先の了解が得られた場合には発信者と相手先の両位置を含む地図を出力する地図表示システムが提案されている(特開平6ー309379号公報)。このシステムによれば、住所が分からなくても相手先の電話番号をキーとして、発信者の現在地及び相手先の位置を含む地図が提供される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記提案のシステムでは、出力される地図は発信者と相手先の位置が示されるだけであり、車で相手先の位置に移動する場合には地図を見ながら自分で経路を決めなければならない。また、このシステムを車両用ナビゲーション装置に用いて目的地までの経路を探索することも考えられるが、目的地を設定する際に相手先の了解を得るため通話しなければならず、それから車両用ナビゲーション装置に対して電話番号入力するとなると2度手間になり、特に運転中は煩わしいという不具合があった。 【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので、電話番号入力により、相手先の了解を得てその位置を検索し目的地として設定する操作を簡単化することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】そのために本発明は、相手先電話番号を入力するための入力手段と、入力された電話番号の相手先に自動発信し、相手先からの応答信号を受信する送受信手段と、受信した応答信号の内容を判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、相手先地点に関する情報を検索する検索手段とを備えたことを特徴とする。また、前記応答信号の内容が了解か否かであり、判断手段による判断結果が了解であることを条件に、前記検索手段は相手先地点に関する情報を検索することを特徴とする。また、前記検索手段により検索された相手先地点の位置情報に基づいて目的地に設定する目的地設定手段を備えたことを特徴とする。また、前記検索手段により検索された相手先地点の位置情報に基づいて地図表示する地図表示手段を備えたことを特徴とする。また、本発明は、相手先電話番号を入力するための入力手段と、入力された電話番号の相手先に自動発信し、相手先からの応答信号を受信する送受信手段と、受信した応答信号の内容を判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、相手先地点周辺を最寄り検索する最寄り検索手段とを備えたことを特徴とする。また、応答信号の内容が了解か否かであり、判断手段による判断結果が了解でないことを条件に、前記最寄り検索手段は相手先地点周辺を最寄り検索することを特徴とする。また前記最寄り検索手段による検索結果をリスト出力することを特徴とする。また、前記最寄り検索手段による検索結果を地図表示することを特徴とする。また、最寄り検索手段による検索結果から所望の1つを相手先として選択する選択手段と、選択手段により選択された相手先の電話番号を検索する電話番号検索手段とを備え、電話番号検索手段により検索された相手先の電話番号により送受信手段から自動発信することを特徴とする。また、相手先への自動発信において、了解か否かの相手先の応答方法を示すメッセージを送信することをことを特徴とする。また、前記メッセージは、電話器の特定のボタンを押圧することの指示であることを特徴とする。また、相手先へ接続されるまで回線の切断と自動発信を所定回数を限度に繰り返すことを特徴とする。また、本発明は、入力された電話番号の相手先に自動発信し、受信した応答信号の内容を判断し、判断結果に基づいて、相手先地点に関する情報を検索するプログラムを記録したことを特徴とする。また、本発明は、入力された電話番号の相手先に自動発信し、受信した応答信号の内容を判断し、判断結果に基づいて、相手先地点周辺を最寄り検索するプログラムを記録したことを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明のナビゲーション装置の構成例を示す図である。経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理、経路案内に必要なデータの生成、経路案内に必要な表示/音声案内処理、さらにシステム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である、例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。 【0007】入力装置1は、目的地を入力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチスイッチやジョグダイアル等のリモートコントローラ等を用いることができる。また、本発明では音声入力による対話を行うための装置を備えており、音声入力装置として機能する。また、ICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。 【0008】現在位置検出装置2は、衛星航法システム(GPS)を利用して車両の現在位置、走行速度または絶対方位等を計算するGPS受信装置、現在位置情報、車線情報等の情報を受信するビーコン受信装置、セルラフォーン(自動車電話)やFM多重信号等を利用してGPSの補正信号を受信するデータ受信装置、例えば地磁気を利用することにより絶対方位で車両の進行方位を検出する絶対方位センサ、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利用することにより相対方位で車両の進行方位を検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ等から構成されている。 【0009】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した記憶装置で、例えばCD−ROM、DVD−ROM、フロッピーディスク、メモリーカード等の外部記憶装置からなっている。なお、本体内のROM、フラッシュメモリ等の内部記憶装置でもよい。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラム、音声入力により対話的に案内を行うためのプログラム、経路案内に必要な表示/音声出力制御を行うためのプログラム、地点や施設を検索するためのプログラム等であり、記憶されているデータとしては、地図データ、探索データ、マップマッチングデータ、目的地データ、登録地点データ、道路データ、交差点等分岐点の画像データ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。なお、本発明は、CD−ROMにはデータのみを格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプのもの、あるいは、データやプログラムを外部から通信によって取得するもの等にも適用可能である。 【0010】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU、情報記憶装置3のCD−ROMからプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ、フラッシュメモリのプログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM、設定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAMからなっている。また、この他にも図示は省略するが、入力装置1からの音声入力による対話処理を行ったり、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。 【0011】本発明に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体側のROM42に格納されていてもよい。この外部記憶媒体に記憶されたデータやプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビゲーション機能が実現される。 【0012】本発明のナビゲーション装置は、上記のように外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のROMを内蔵する。フラッシュメモリは、電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であるROMのプログラムを起動してフラッシュメモリに格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリの状態から判断して行われる。 【0013】情報送受信装置5は、衛星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報センター(例えばATIS)や他車両、個人や事業者等の他の電話器と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等から構成される。 【0014】出力装置6は、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力したり、中央処理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリント出力する機能を備えている。そのための手段として、入力データを画面表示したり、経路案内画面を表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えている。 【0015】ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向を示す矢印等を表示する。ディスプレイへ画像データをビットマップデータとして送ることにより、専用の画像信号線を介してではなく、シリアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用することもできる。なお、ディスプレイにはビットマップデータを一時的に保持するメモリを備えてもよい。 【0016】このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行えるように構成してもよい。 【0017】図2は本発明のシステム全体の流れを説明する図である。中央処理装置4に情報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経路案内のプログラムが起動されると、現在位置検出装置2により現在位置を検出して現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(ステップS1)。次に、地名や施設名称等の目標名、電話番号や住所、登録地点、道路名等を用いて目的地を設定し(ステップS2)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS3)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS4)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力があった場合には、探索エリアを設定してその探索エリアでの再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案内を繰り返し行う。 【0018】図3は本発明の電話入力により地図表示する際に用いるデータの構成例を示す図である。電話入力により地図表示する際に用いるデータは、電話番号データと50音データと地点情報データにより構成される。電話番号データは、昇順、或いは降順に電話番号と地点情報オフセットを格納したものであり、電話番号が入力されたとき検索を行って、その電話番号の地点情報オフセットに基づき地点情報を取得する。地点情報オフセットは、電話番号又は地点名称が地点情報データのどの位置にあるかを示すアドレスのようなものである。この電話番号と地点情報を検索データとすることにより、電話番号が入力されると、ヒット(一致)した電話番号の地点情報オセットを検索し、検索した地点情報オフセットに基づいてその地点の種々の情報(地点名称や住所等)を地点情報データから検索して地図と共に表示する。50音データは、50音順に電話番号の加入者の読みや地点名称と地点情報オフセットを格納したものであり、読みや地点名称が入力されたとき検索され、その読みや地点名称の地点情報オフセットに基づき地点情報データが取得される。ここで、地点名称は、施設名称や個人名などである。 【0019】地点情報データは、電話番号順、読みの50音順、住所毎にグループ分けして、地点名称、住所、地点座標(x,y)等、電話番号の加入者の地点に関する情報、さらに識別フラグを格納したものである。住所は、その階層毎に都道府県や市区町村に固有のコード、例えば「愛知県」は23、「岡崎市」は202のようにコードが付されている。また、地点座標は、例えばその地点を中心とする地図を表示したり、地図上にその地点をマーク表示する際に用いる。 【0020】識別フラグは、加入者を類別するものであり、例えば、電話番号が個人のような制約のある加入者か事業者のような制約のない加入者かを類別する。したがって、例えば、電話帳に基づけば、タウンページ(NTTの商標名、以下同様)の電話帳のデータは施設や店舗、会社等の事業者のデータであるので制約無とし、ハローページ(NTTの商標名、以下同様)の電話帳のデータは個人宅のデータであるので制約有として、識別フラグが設定されるが、勿論、これは例示であって、他の分類、区分に基づいて制約有無の識別情報を設定してもよいことはいうまでもない。そして、先に述べたように制約無の電話番号の場合には、直ちに地点情報を提供し、制約有の電話番号の場合には、加入者名称のチェックを行ってその一致により地点情報を提供する。なお、画面に住所を文字として表示するときには、別に格納されている住所データベースを用いてコードから文字に変換するように構成してもよい。 【0021】図4は本発明のシステム構成の概念図である。本発明のナビゲーション装置は、相手先承認モードを有しており、このモードにおいて電話番号を入力すると、図4に示すように、ナビゲーション装置の送受信装置から相手先に対して自動発信され、相手先から了解の応答信号を受信すると電話番号をキーにして図2の地点情報データを参照して相手先の位置を検出し、目的地として設定して経路を探索し、探索した経路を地図表示して案内する機能を有している。このモードでは、自動発信するときにメッセージを相手先に送信する。例えば、知人の家に行くような場合には、「○○○○です。これから行きますけれど、よろしいですか、了解ならば「*」ボタンを、了解でなければ「♯」ボタンを押して下さい」のようなメッセージを送信する。このメッセージに対して相手先が「*」ボタンを押したことがネットワークのコンピュータ(図示せず)により検知されてその信号がナビゲーション装置で受信されると相手が了解したと判断し、相手先の位置検出を行って目的地として設定する。また、「♯」ボタンを押したことの信号を受信すると相手先が了解してないと判断し、位置検出は行わない。また、相手先がレストランのような場合は「○○○○という者です。19:00に予約したいのですがよろしいですか、了解ならば「*」ボタンを、了解でなければ「♯」ボタンを押して下さい」のようなメッセージを送信し、相手先が「*」ボタンを押したことがネットワークのコンピュータにより検知されてその信号がナビゲーション装置で受信されると予約OKと判断し、相手先の位置検出を行って目的地として設定する。また、「♯」ボタンを押したことの信号を受信すると予約NGと判断し、位置検出は行わない。この場合、予約時間は自動発信する前に予め入力すると、自動的にメッセージの中に取り込まれる。なお、相手先の位置の検出は、相手先の了解が得られたときに行うだけでなく、電話番号を入力したと同時に検出しするようにしてもよく、了解が得られた場合の目的地設定を迅速に行うことができる。了解が得られなかった場合はそのデータを利用しなければよい。また、よく行くような相手先の場合には、相手先位置を予めデータとして格納しておくようにすれば、自車位置が不慣れな所にあるような場合に利用できる。また、ネットワーク側に電話番号に対して地点座標データを持たせるようにし、入力された相手先電話番号に対してネットワーク側で「*」や「♯」信号と共にその座標データを送信するようにしてもよい。このような方式とすることにより、電話番号を入力するだけで自動的に相手先が了解したか否か判断でき、煩わしい操作が不必要となる。また、自動発信したとき相手先に接続されない場合は何回か発信を繰り返す。所定回数、例えば、5〜7回自動発信しても接続されない場合には処理を終了する。 【0022】図5は相手先承認モードの目的地設定処理フローの例を示す図である。相手先承認モードにおいては、電話番号を入力すると携帯電話等の送受信装置から相手先に対して自動発信する(ステップS11、S12)。ナビゲーションシステム側では、呼出し音信号より相手先に接続されたか否か判断し(ステップS13)、接続された場合応答信号を受信するまで待って(ステップS14)、受信信号は了解なのか否か判断する(ステップS15)。了解であれば地点情報データより相手先の位置座標を取得し(ステップS16)、取得した座標を目的地に設定する(ステップS17)。また、ステップS13において相手先に接続されない場合、所定回数コールし(ステップS18)、それでも接続されない場合は、一旦回線を切断し(ステップS19)、直ぐに或いは所定時間おいて再度自動発信し、所定回数自動発信したかチェックし(ステップS20)、それでも接続されない場合は目的地の設定処理は終了する。 【0023】図6は電話番号入力画面の例を示す図、図7は知人宅を表示する地図表示画面の例を示す図である。 【0024】電話番号入力においては、図6に示すような電話番号入力画面を表示する。電話番号入力画面は、メッセージ領域、入力表示領域、キー入力領域の各領域を区分している。そして、メッセージ領域には、「リモコン10キーで番号入力できます」を表示し、入力表示領域には、入力した電話番号「0527011111」を表示し、キー入力領域には、数字を入力するためのテンキー、前の画面、モードに戻るための戻るキー、誤入力に対し桁を後退させ入力し直すための後退キー、入力した数字列を電話番号として検索を開始するための検索キーを設定、表示している。相手先承認のモードにおいては、この画面のテンキーで数字を入力すると、相手先に対して自動発信し、了解信号を受信すると相手先の位置を検索する。 【0025】図7に示す画面は、相手先の位置を検索して電話番号、加入者名称、さらには住所と共にそのピンポイント表示した地図の例であり、この画面の知人宅の位置が目的地として設定されて、経路探索が行われる。 【0026】次に、相手の了解が得られない場合の目的地設定処理の例についてレストラン予約を例にとって説明する。相手先承認モードにおいて、例えば、レストランの電話番号を入力して自動発信する。回線が相手先レストランに接続されると、予約したい旨のメッセージをレストランに対して送信する。これに対してレストラン側が、予約OKを意味する「*」ボタンを押したことの信号をナビゲーションシステムが受信すると、地点情報データよりレストランの座標を取得し、取得した座標を目的地として設定する。もし、レストラン側が予約NGであることを意味する「♯」ボタンを押したことの信号を受信すると、最寄り検索により予約NGのレストランの近傍のレストランを検索してそのリストを表示する。ユーザーはそのリストの中から行きたいレストランを選択する。レストランが選択されると、そのレストランの電話番号を検索して相手先に自動発信し、以降この手順を継続する。選択しない場合は、戻るキーや地図画面に戻すためのキーを操作することにより通常の地図表示画面に戻る。 【0027】図8はレストランの予約電話で了解が得られなかった場合の処理フローを示す図、図9は最初に予約しようとした店周辺のレストランのリストを示す図である。相手先の電話番号を入力すると、携帯電話等の送受信装置から相手先に対して自動発信する(ステップS21、S22)。ナビゲーションシステム側では、呼出し音信号より相手先に接続されたか否か判断し(ステップS23)、接続された場合メッセージを送信し(ステップS24)、応答信号を受信するまで待って(ステップS25)、受信信号は了解なのか否か判断する(ステップS26)。了解であれば地点情報データより相手先の位置座標を取得し(ステップS27)、取得した座標を目的地に設定する。ステップS26において了解でなかったとき、相手先の位置座標を取得してその近傍のレストランを検索し(ステップS29)、図9に示すように、検索されたレストランをリスト表示する(ステップS30)。一画面に表示しきれない場合は複数画面にわたって表示し、さらに、行き先として「次候補を選択してください」の表示と、最初に電話入力した(予約しようとした)レストランからの距離と方向が矢印で表示される。なお、この距離と方向は自車両からの距離と方向の矢印でもよい。この画面においてリストの中から所望のレストランが選択されると、ステップS22に戻って選択されたレストランに対して自動発信し、同様の処理を繰り返す。また、ステップS31において特定のレストランが選択されない場合は処理を終了する。また、ステップS23において相手先に接続されない場合は、所定回数コールし(ステップS32)、それでも接続されない場合は、一旦回線を切断し(ステップS33)、直ぐに或いは所定時間おいて再度自動発信し、所定回数自動発信したかチェックし(ステップS34)、それでも接続されない場合は目的地の設定処理は終了する。なお、リストで表示するのに代えて、地図を表示し、地図上にマーク等で表示するようにしてもよい。 【0028】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、電話番号を入力するだけで自動的に相手先が了解したか否か判断でき、煩わしい操作が不必要となり、相手先の地図表示の操作と目的地としての設定を簡単化することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000100768 【氏名又は名称】アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月8日(1999.10.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092495 【弁理士】 【氏名又は名称】蛭川 昌信 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−108467(P2001−108467A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月20日(2001.4.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−287927 |
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