| 【発明の名称】 |
ナビゲーション装置のツーリングサポート方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 貢一
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| 【要約】 |
【課題】任意の隣接車両が離れ過ぎたことを目視によらずに認識できるようにし、かつ、離れ過ぎても確実に待合せを可能にする。
【解決手段】2以上の車両3a,3bが前後して目的地1に向けて走行するツーリングにおけるナビゲーション装置のツーリングサポート方法であり、(1) 先行車両3aのナビゲーション装置に対し他の後続車両3bはその位置を通知し、(2) 先行車両3aのナビゲーション装置は、任意の隣接二車間の距離Lが設定距離Ls以上になったか監視し、設定距離以上になれば警報を出力し、しかる後、待合せポイントが設定された時、該待合せポイントを他の後続車両3bのナビゲーション装置に通知し、(3) 各車両3a,3bのナビゲーション装置は待合せポイントに自車を誘導する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 2以上の車両が前後して目的地に向けて走行するツーリングにおけるナビゲーション装置のツーリングサポート方法において、先行車両のナビゲーション装置に他の車両の位置を通知し、先行車両のナビゲーション装置は、任意の隣接二車間の距離が設定距離以上になったか監視し、設定距離以上になれば警報を出力し、待合せポイントが設定された時、該待合せポイントを他の車両のナビゲーション装置に通知し、各車両のナビゲーション装置は待合せポイントに自車を誘導する、ことを特徴とするナビゲーション装置のツーリングサポート方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はナビゲーション装置のツーリングサポート方法に係わり、特に、2以上の車両が前後して目的地に向けて走行するツーリングにおけるナビゲーション装置のツーリングサポート方法に関する。 【0002】 【従来の技術】数台の車輌同士が一緒になってある目的地に向かって走行(ツーリング)する場合、信号待ち等で後続車が停止したりしたとき、先行車輌のドライバはそれを目視することにより気付き、進行方向前方に存在する待合せ可能な路側帯などを探して自車を停車させている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、ドライバは後続車輌が信号待ちするかどうか、あるいは遅れずについて来ているかなどを目視により認識する必要があるため、前方に対する注意がおろそかになり事故の危険性があった。又、停車可能な場所が存在せず最悪はぐれてしまったり、あるいは無理な停車により交通渋滞を巻き起こし最悪の場合事故を誘発する恐れがあった。又、先行車両のドライバは次走車が遅れずに来ているかを注意するだけで、別の後続車両が遅れずに来ているかまでは認識できず、後続車両が先行車両からはぐれてしまい、円滑にツーリングができない問題があった。以上から本発明の目的は、後続車両が遅れずに来ているかをドライバが目視で注意する必要がなく、しかも、任意の隣接車両が離れ過ぎたことを認識することができ、更には、距離が離れ過ぎた場合、持ち合わせポイントを決定して該待合せポイントに集合できるようにすることである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は2以上の車両が前後して目的地に向けて走行するツーリングにおけるナビゲーション装置のツーリングサポート方法であり、(1) 先行車両のナビゲーション装置に他の車両の位置を通知し、(2) 先行車両のナビゲーション装置は、任意の隣接二車間の距離が設定距離以上になったか監視し、設定距離以上になれば警報を出力し、(3) 待合せポイントが設定された時、該待合せポイントを他の車両のナビゲーション装置に通知し、(4) 各車両のナビゲーション装置は待合せポイントに自車を誘導する。以上のようにすれば、後続車両が遅れずについて来ているかをドライバは意識する必要がなく、しかも、任意の隣接車両が離れ過ぎた時、持ち合わせポイントを決定して該待合せポイントに全車両を集合させることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】(A)本発明の概略図1は本発明の概略説明図であり、2台の車両でツーリングしている例であり、1は目的地、2は目的地までの誘導経路、3aは先行車両、3bは後続車両、4は信号機である。車両3a,3bは携帯電話等の通信手段により相互に自車位置を通知する。先行車両3aのナビゲーション装置は後続車両3bまでの距離Lを計算し、該距離Lが信号待ちなどの理由で設定距離Ls以上になったか監視し、設定距離以上になれば警報を出力する。先行車両のドライバは警報により後続車両3bが遅れたことを認識し、ナビゲーション装置により停車可能な前方最寄りの施設を選択し、その地点を待ち合わせポイントWpと決定する。しかる後、先行車両3aのナビゲーション装置は、待合せポイントWpを後続車輌3bのナビゲーション装置に通知し、各車両のナビゲーション装置は、待合せポイントWpに向けて経路誘導する【0006】待ち合わせポイントWpは、通常誘導経路2に沿って存在する施設であり、(1),(3)に示すように、各車両のナビゲーション装置は待ち合わせポイントWpまでの誘導経路を表示して案内する。又、待ち合わせポイントWp′が誘導経路2から外れる場合でも(2),(4)に示すように、各車両のナビゲーション装置は待ち合わせポイントWp′までの誘導経路を表示して案内する。待合せポイントWp,Wp′は、通常の通過点と同様にその位置から移動すると、ナビゲーション装置は目的地(あるいは次の通過点)に向けて経路誘導を再開する。 【0007】以上は2台の場合であるが、図2に示すように3台以上の場合も相互に自車位置を通知し、先行車両は任意の隣接する二車間の距離が設定距離以上離れると警報を出力し、適切な施設を待ち合わせポイントとして設定する。すなわち、■車輌Aと車輌Bがお互いの自車位置を送受信し、■車輌Bと車輌Cがお互いの自車位置を送受信し、■車輌Cと車輌Aがお互いの自車位置を送受信する。 このとき、任意の隣接車両間の距離が一定距離L以上になると、進行方向に対しもっとも前方にある(先行している)車輌Aのナビゲーション装置は、停車可能な前方最寄りの施設を検索し、ドライバはその中から適切な施設を選択し、その地点を待ち合わせポイントと設定する。そして、ナビゲーション装置はその待合せポイントに向けて経路誘導する。又、待ち合わせポイントが設定された時点で、該待合せポイントが他の車輌に通信手段を介して通知され、他の車輌B,Cもこの待合せポイントに向けて経路誘導される。 【0008】(B)実施例(a)構成図3は通信装置を備えた本発明のナビゲーション装置の構成図であり、101は通信装置、102はナビゲーション装置である。通信装置101において、51は車載サーバ、52はモデム、53は携帯電話機である。車載サーバ51はナビゲーション装置102より自車位置を取得し、モデム52→携帯電話機53→移動電話網を介して他の車両の携帯電話機を呼出し、定期的に自車位置を通知する。他の車両とは、目的地に向けてツーリングする1以上の車両であり、これら車両の携帯電話機の電話番号は予め車載サーバ51に設定されている。 【0009】ナビゲーション装置102において、11は地図を記憶する地図記憶媒体で、例えばCD−ROM、12はCD−ROMからの地図情報の読み取りを制御するCD−ROM制御部、13は車両現在位置を測定する位置測定装置であり、移動距離を検出する車速センサー、移動方位を検出するジャイロ、位置計算用CPU、GPS受信機等で構成されている。14はCD−ROMから読出した地図情報を記憶する地図情報メモリ、15はメニュー選択操作、拡大/縮小操作、目的地入力操作、待合せポイント入力操作等を行うリモコン、16はリモコンインタフェースである。 【0010】17はナビゲーション装置全体を制御するプロセッサ(CPU)、18は各種制御プログラムを記憶するROM、19は処理結果等を記憶するRAM、20は通信インタフェースで車載サーバ51との間でデータ送受を行うもの、21は任意の隣接二車間の距離が設定距離以上離れたことを警報するブザーあるいはアナウンスメントを出力する警報手段である。22は地図情報に基づいて地図画像を発生すると共に誘導経路情報に基づいて誘導経路画像を発生するディスプレイコントローラ、23は画像を記憶するVRAM、24はモニター装置、25はバスである。以上に加えて図示しないが、自車位置マーク発生部、メニュー画像発生部、交差点拡大画像発生部等があり、それぞれで発生した画像は適宜合成されてモニターに表示される。 【0011】(b)ツーリングサポート処理図4は本発明のツーリングサポートの処理フローである。各車両の通信装置101は定期的にナビゲーション装置102が測定する自車位置をツーリングしている仲間の車両に通知する(ステップ201)。各車両のナビゲーション装置のCPU17は通知された他の車両の位置情報を参照して自車が先頭車両であるかチェックする(ステップ202)。先頭車両であれば、CPU17は全隣接二車間の距離を算出し(ステップ203)、いずれかの隣接距離が設定距離を越えたかチェックする(ステップ204)。いずれの隣接二車間の距離も設定距離を越えていなければステップ201に戻り、以降の処理を繰り返す。しかし、いずれかの隣接二車間の距離が設定距離を越えるとCPU17は警報手段21を駆動して警報を発生する(ステップ205)。この警報によりドライバは後続車が設定距離以上遅れたことを認識し、ナビゲーション装置の待合せポイント設定機能により待合せポイントを設定する(ステップ206)。待合せポイントの設定は例えば、(1) 待合せポイント設定メニュー画面を表示し、(2) 待合せすべき施設(例えばコンビニ)を指定し、(3) 目的地方向の指定施設をランドマークで地図上に表示し、(4) 所定の施設をカーソルで選択することにより行う。 【0012】ついで、待合せポイントを通過点とみなし、該待合せポイントまでの誘導経路を探索し、該誘導経路及び待ち合わせポイントをモニタ24に表示し(ステップ208)、車両を該待合せポイントへ誘導する。ステップ202において、自車が先頭車両でなければ、先頭車両より待合せポイントの通知があったかチェックし(ステップ209)、通知がなければステップ201以降の処理を繰り返し、待合せポイントの通知があればステップ208の処理を行う。以上のようにすれば、後続車両が遅れずに来ているかをドライバは意識する必要がなく運転することができるため、運転に集中することができる。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。 【0013】 【発明の効果】以上本発明によれば、先行車両のナビゲーション装置に他の車両の位置を通知し、先行車両のナビゲーション装置は、任意の隣接二車間の距離が設定距離以上になったか監視し、設定距離以上になれば警報を出力し、待合せポイントが設定された時、該待合せポイントを他の車両のナビゲーション装置に通知し、各車両のナビゲーション装置は待合せポイントに自車を誘導するように構成したから、後続車両が遅れずに来ているかをドライバは意識する必要がなく運転することができ、安全運転が可能となる。又、本発明によれば、任意の隣接車両が離れ過ぎた時、持ち合わせポイントを決定して該待合せポイントに全車両を集合させることができ、不要な交通渋滞(およびそれによって誘発される交通事故)を招くことなく後続車輌を待合せポイントにおいて待つことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000101732 【氏名又は名称】アルパイン株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月5日(1999.10.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084711 【弁理士】 【氏名又は名称】斉藤 千幹
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| 【公開番号】 |
特開2001−108460(P2001−108460A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月20日(2001.4.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−283942 |
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