| 【発明の名称】 |
車両用ナビゲーション装置及び移動体位置検索システム及び移動体位置検索方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】大村 博志
【氏名】細田 浩司
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| 【要約】 |
【課題】自車両と他車両との間で互いの位置認識を確実に行う車両用ナビゲーション装置及び移動体位置検索システム及び移動体位置検索方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の提供。
【解決手段】情報センター2は、車載機1から受信した停止位置アップロード信号または走行位置アップロード信号に含まれる位置情報をデータベースに記憶する。情報センター2は、位置照会リクエスト信号を受信したときにはその信号を送信した照会端末(他車両に搭載された車載機1またはパーソナルコンピュータ7)に対して停止位置ダウンロード信号または走行位置ダウンロード信号を送信することにより、当該車載機1の位置情報を報知する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自車両の現在位置を検出する位置検出手段と、外部装置との双方向通信を行う通信手段とを備える車両用ナビゲーション装置であって、前記位置検出手段によって検出された現在位置を、前記外部装置に報知する位置報知手段と、前記外部装置に対して所望の移動体に関する位置照会を依頼することにより、その移動体に関する位置情報を、前記外部装置から入手する位置照会手段と、を備えることを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 【請求項2】 前記位置報知手段は、検出された前記現在位置が前記外部装置に報知されることを禁止可能なマンマシンインタフェースを含むことを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項3】 更に、前記外部装置より前記自車両の位置照会が行われたことを受信したときに、その旨を報知する照会報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項4】 前記照会報知手段は、前記外部装置に対して前記自車両の位置照会が行われたことを報知するに際して、その位置照会を依頼した移動体からのメッセージを併せて報知することを特徴とする請求項3記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項5】 前記照会報知手段は、前記外部装置に対して前記自車両の位置照会が行われたことを報知するに際して、その位置照会を依頼した移動体を特定可能に報知すると共に、その移動体が位置照会を依頼した時刻を報知することを特徴とする請求項3記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項6】 前記位置報知手段は、前記自車両が停止したときに前記位置検出手段によって検出された現在位置を、該自車両の停止位置として前記外部装置に報知することを特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項7】 前記位置報知手段は、前記自車両の停止位置と共に、その位置に停止した時刻と、入力された該停止位置における停止予定時間とを、前記外部装置に報知することを特徴とする請求項6記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項8】 前記位置報知手段は、前記停止位置から前記自車両が走行を開始したときに、その停止位置をキャンセルする信号を、前記外部装置に送信することを特徴とする請求項6記載の車両用ナビゲーション装置。 【請求項9】 双方向通信が可能な外部装置と移動体とからなる移動体位置検索システムであって、前記移動体は、現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を、前記外部装置に報知する位置報知手段と、前記外部装置に対して所望の移動体に関する位置照会を依頼することにより、その移動体に関する位置情報を、前記外部装置から入手する位置照会手段とを備え、前記外部装置は、前記移動体である第1移動体から受信した信号に含まれる現在位置を、その第1移動体の識別情報と共に、位置照会の対象として記憶するデータベースと、前記移動体である第2移動体から位置照会を依頼する信号を受信したときに、その信号に含まれる前記第1移動体の識別情報に基づいて前記データベースを検索し、その検索結果を該第2移動体に報知する検索手段とを備えることを特徴とする移動体位置検索システム。 【請求項10】 前記移動体において、前記位置報知手段は、検出された前記現在位置が前記外部装置に報知されることを禁止可能なマンマシンインタフェースを含むことを特徴とする請求項9記載の移動体位置検索システム。 【請求項11】 前記外部装置において、前記検索手段は、前記第2移動体から位置照会を依頼する信号を受信したときに、前記第1移動体に位置照会が行われたことを報知する手段を含み、前記移動体は、自移動体が前記第1移動体として位置照会が行われたことを報知する信号を前記外部装置より受信したときに、その旨を報知する照会報知手段を更に備えることを特徴とする請求項9記載の移動体位置検索システム。 【請求項12】 前記移動体において、前記照会報知手段は、自移動体が前記第1移動体として位置照会が行われたことを報知するに際して、その位置照会を依頼した前記第2移動体からのメッセージを併せて報知することを特徴とする請求項11記載の移動体位置検索システム。 【請求項13】 前記外部装置において、前記検索手段は、前記第1移動体に位置照会が行われたことを報知するに際して、その位置照会を依頼した前記第2移動体の識別情報と、その第2移動体が位置照会を依頼した時刻とを前記第1移動体に送信し、前記移動体において、前記照会報知手段は、自移動体が前記第1移動体として位置照会が行われたことを報知するに際して、その位置照会を依頼した前記第2移動体を特定可能に報知すると共に、その第2移動体が位置照会を依頼した時刻を報知することを特徴とする請求項11記載の移動体位置検索システム。 【請求項14】 前記移動体において、前記位置報知手段は、自移動体が停止したときに前記位置検出手段によって検出された現在位置を、該自移動体の停止位置として前記外部装置に報知し、前記外部装置において、前記データベースは、前記移動体から前記停止位置を含む信号を受信しとき、その移動体を前記第1移動体として、その移動体の識別情報と共に前記停止位置を記憶することを特徴とする請求項9記載の移動体位置検索システム。 【請求項15】 前記移動体において、前記位置報知手段は、前記自移動体の停止位置と共に、その位置に停止した時刻と、入力された該停止位置における停止予定時間とを、前記外部装置に報知することを特徴とする請求項14記載の移動体位置検索システム。 【請求項16】 前記移動体において、前記位置報知手段は、前記停止位置から前記自車両が走行を開始したときに、その停止位置をキャンセルする信号を前記外部装置に送信し、前記外部装置において、前記データベースは、前記移動体から前記信号を受信しとき、記憶していた前記停止位置の情報をクリアすることを特徴とする請求項14記載の移動体位置検索システム。 【請求項17】 双方向通信可能な外部装置と移動体とにおいてその移動体の位置を検索する移動体位置検索方法であって、前記移動体である第1移動体にて現在位置を検出し、その検出した現在位置を前記外部装置に報知する位置報知工程と、前記第1移動体から入手した現在位置を、その第1移動体の識別情報と共に、位置照会の対象としてデータベースに記憶する記憶工程と、前記移動体である第2移動体から前記第1移動体の位置照会が依頼されたときに、その第1移動体の識別情報に基づいて前記データベースを検索し、その検索結果を該第2移動体に報知する検索工程と、を有することを特徴とする移動体位置検索方法。 【請求項18】 前記検索工程において、前記第2移動体により位置照会が依頼されたことを、前記第1移動体に対して報知することを特徴とする請求項17記載の移動体位置検索方法。 【請求項19】 前記検索工程において、前記第1移動体に対して前記第2移動体により位置照会が依頼されたことを前記第1移動体に対して報知するに際して、その位置照会が依頼された時刻を併せて報知することを特徴とする請求項18記載の移動体位置検索方法。 【請求項20】 前記位置報知工程では、前記移動体である第1移動体の停止位置を前記外部装置に報知し、前記記憶工程では、前記第1移動体から入手した停止位置を前記データベースに記憶することにより、前記検索工程において、前記第2移動体に前記第1移動体の停止位置を報知することを特徴とする請求項17記載の移動体位置検索方法。 【請求項21】 前記位置報知工程は、前記停止位置から前記自車両が走行を開始したときに、その停止位置をキャンセルする信号を前記外部装置に送信する工程を含み、前記記憶工程は、前記移動体から前記信号を受信しとき、前記データベースに記憶していた前記停止位置の情報をクリアする工程を含むことを特徴とする請求項20記載の移動体位置検索方法。 【請求項22】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置の制御プログラムコードが格納されていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ナビゲーション装置及び移動体位置検索システム及び移動体位置検索方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、自動車に搭載された経路誘導用のナビゲーションユニットを通信装置を介してインターネットに接続し、そのインターネット上の所定のサーバから交通情報や施設情報等を入手可能なシステムが、例えば特開平9−257501号、或いは特開平10−089976号等に提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来のインターネット通信可能なナビゲーション装置によれば、自動車による移動中においても各種情報を入手することができ、自動車による移動を効率的に行える優れた利便性がある。 【0004】しかしながら、係るナビゲーション装置を搭載した自動車であっても、複数の自動車間で互いの現在位置を確認しようとする場合には、携帯電話等の通信機により直接相手側の通信機に連絡を入れる必要があるが、このとき相手側の通信機の主電源がオフ状態であったり、或いは通信可能なエリアから外れた場所に相手側の通信機が位置する場合には連絡をとることができない。 【0005】また、近年においては、徘徊者にPHS(パーソナルハンディフォンシステム)等を利用した送信機を携帯させ、その徘徊者の現在位置を確認するシステムが実用化されており、このシステムの自動車等の移動体(車両)への適用が考えられる。 【0006】しかしながら、係るシステムにおいても、当該送信機の主電源がオフ状態であったり、或いは通信可能なエリアから外れた場所に位置する場合には、受信側の装置にて相手側の現在位置を確認することができないため、確実な位置認識が行えるとは言えない。 【0007】そこで本発明は、自車両と他車両との間で互いの位置認識を確実に行う車両用ナビゲーション装置及び移動体位置検索システム及び移動体位置検索方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の提供を目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用ナビゲーション装置は、以下の構成を特徴とする。 【0009】即ち、自車両の現在位置(または停止位置)を検出する位置検出手段と、外部装置との双方向通信を行う通信手段とを備える車両用ナビゲーション装置であって、前記位置検出手段によって検出された現在位置(または停止位置)を、前記外部装置に報知する位置報知手段と、前記外部装置に対して所望の移動体に関する位置照会を依頼することにより、その移動体に関する位置情報を、前記外部装置から入手する位置照会手段とを備えることを特徴とする。 【0010】また、例えば前記位置報知手段は、検出された前記現在位置が前記外部装置に報知されることを禁止可能なマンマシンインタフェースを含むと良い。 【0011】好ましくは、前記外部装置より前記自車両の位置照会が行われたことを受信したときに、その旨を報知すると共に、その位置照会を依頼した移動体からのメッセージ、或いは、その移動体が位置照会を依頼した時刻を、併せて報知すると良い。 【0012】また、前記位置情報が停止位置を表わす場合において、前記位置報知手段は、前記自車両の停止位置と共に、その位置に停止した時刻と、入力された該停止位置における停止予定時間とを、前記外部装置に報知すると良い。 【0013】または、上記の目的を達成するため、本発明に係る移動体位置検索システムは、以下の構成を特徴とする。 【0014】即ち、双方向通信が可能な外部装置と移動体とからなる移動体位置検索システムであって、前記移動体は、現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された現在位置を、前記外部装置に報知する位置報知手段と、前記外部装置に対して所望の移動体に関する位置照会を依頼することにより、その移動体に関する位置情報を、前記外部装置から入手する位置照会手段とを備え、前記外部装置は、前記移動体である第1移動体から受信した信号に含まれる現在位置を、その第1移動体の識別情報と共に、位置照会の対象として記憶するデータベースと、前記移動体である第2移動体から位置照会を依頼する信号を受信したときに、その信号に含まれる前記第1移動体の識別情報に基づいて前記データベースを検索し、その検索結果を該第2移動体に報知する検索手段とを備えることを特徴とする。 【0015】または、上記の目的を達成するため、本発明に係る移動体位置検索方法は、以下の構成を特徴とする。 【0016】即ち、双方向通信可能な外部装置と移動体とにおいてその移動体の位置を検索する移動体位置検索方法であって、前記移動体である第1移動体にて現在位置を検出し、その検出した現在位置を前記外部装置に報知する位置報知工程と、前記第1移動体から入手した現在位置を、その第1移動体の識別情報と共に、位置照会の対象としてデータベースに記憶する記憶工程と、前記移動体である第2移動体から前記第1移動体の位置照会が依頼されたときに、その第1移動体の識別情報に基づいて前記データベースを検索し、その検索結果を該第2移動体に報知する検索工程とを有することを特徴とする。 【0017】また、上記の車両用ナビゲーション装置の制御プログラムコードが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を特徴とする。 【0018】 【発明の効果】上記の本発明によれば、自車両と他車両との間で互いの位置認識を確実に行う車両用ナビゲーション装置及び移動体位置検索システム及び移動体位置検索方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の提供が実現する。 【0019】即ち、請求項1、請求項9、請求項17の発明によれば、前記車両用ナビゲーション装置(移動体)と前記外部装置とが何らかの原因(通信エリア外、主電源オフ等)によって一時的に通信できない場合においても、照会端末は、照会対象の前記車両用ナビゲーション装置(移動体)の位置(例えば停止位置)を確実に認識することができる。 【0020】また、請求項2及び3、請求項10及び11、請求項18の発明によれば、照会対象とされるユーザのプライバシーを保護することができる。 【0021】また、請求項4及び請求項12の発明によれば、例えば、前記車両用ナビゲーション装置(移動体)同士の離間距離が大きすぎて直接コミュニケーションをとれない状況においても、意思伝達を容易に行うことができる。 【0022】また、請求項5、請求項13、請求項19の発明によれば、位置照会が行われた時間を認識することができるので利便性が向上する。 【0023】また、請求項6、請求項14、請求項20の発明によれば、移動体の主電源がオフにされることが予想される停車中においても、他の移動体から位置照会を行うことができ、利便性が向上する。 【0024】また、請求項7及び請求項15の発明によれば、位置照会を行っているユーザは、照会対象の前記車両用ナビゲーション装置(移動体)が前記停止位置に滞在する予定時間と停止時刻とを認識することができるため、例えばそのユーザが前記停止位置に移動しようとする場合に、その位置において合流できるか等を容易に判断することができ、利便性が向上する。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用ナビゲーション装置を、代表的な車両である自動車に適用した実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。 【0026】図1は、本実施形態におけるナビゲーション装置が情報を入手可能な通信環境を示す全体構成図である。 【0027】同図において、1は、自動車に搭載された車載機である。2は、車載機1が各種情報を入手可能な情報センターである。ここで、情報センター2は、基本構成としてインターネットサーバ及びメールサーバ(より具体的にはモバイル用のメールサーバ)としての一般的な構成を備え、その内部には大容量のデータベースを備える。 【0028】3は、パケット通信網と、携帯電話通信網の一例であるPDC(Personal Digital Cellular)回線交換網との交換を行う市中の基地局であり、この基地局3は、車載機1に搭載された携帯電話(後述する携帯電話13)との無線信号の送受信を行う。 【0029】5は、上記のパケット通信網とインターネットとの通信インタフェースとなるゲートウェイ(G・W)である。6は、上記のPDC回線交換網とインターネットとの通信インタフェースとなるISP(インターネットサービスプロバイダ)である。 【0030】7は、所定のISPを介して上記のインターネットにアクセスし、情報センター2や所望のWebサイトとのデータの送受信が可能な、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)である。 【0031】次に、車載機1のハードウエア構成及びソフトウエア構成について、図2及び図3を参照して説明する。 【0032】図2は、本実施形態における車載機のハードウエア構成を示すブロック図であり、車載機1は、大別して、通信ユニット11、ナビゲーションユニット12、そして携帯電話13からなる。 【0033】携帯電話13は、図1に示した基地局3を介して、パケット通信網(本実施形態では、一例としてiモード(商標)を想定)と、PDC回線交換網との相互通信を切り替え可能な構成を備えており、携帯電話13には、パケット通信網を選択しているときに、送受信したデータ量に応じた課金(従量制の課金)がなされ、PDC回線交換網を選択しているときに、回線を占有している時間に応じた課金(従時間制の課金)がなされる。尚、携帯電話13は、通信ユニット11と一体の構成としても良い。 【0034】通信ユニット11は、ユーザが携帯電話13を保持せずに通話するためのハンドフリー(H/F)ユニット115、携帯電話13とCPU111との間の通信インタフェースであるところの、PDC通信及びパケット通信両用のモデム、通信ユニット11の動作を制御するCPU111、CPU111が実行する通信処理プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されているROM、そして一時記憶エリアとして使用されるRAM113を備える。 【0035】ナビゲーションユニット12において、121は、ディスプレイ130への画像表示制御や、後述する通信ナビゲーション機能等を実行するCPUである。122は、CPU121が行うプログラムや各種パラメータ等が記憶されているROMである。123は、一時記憶エリアとして使用されるRAMである。124は、CPU121の制御に従ってディスプレイ130への画像表示を行う描画ICである。125は時計である。126は、自車両の挙動を検出する一般的なジャイロである。127は、地図情報や施設情報等が登録された記憶媒体の一例であるDVD−ROMから情報を読み出す(或いはDVD−RAMへの情報の読み出し・書き込みを行う)DVDドライブである。128は、例えば情報センター2から入手したDVD−ROMに記憶されていない情報等を記憶するRAM(或いはハードディスク等の記憶装置であっても良い)である。 【0036】そして入出力(I/O)コントローラ129は、GPS(Grobal PositioningSystem)受信機15により受信したGPS信号、イグニッション(IG)キースイッチ18の操作状態を表わす信号、そしてナビゲーションユニット12に設けられた操作スイッチ群19の操作状態を表わす信号の検出制御、通信ユニット11とのデータ入出力制御、並びに上記のナビゲーションユニット12内の各ブロックのデータ入出力制御を行うコントローラである。 【0037】また、ナビゲーションユニット12は、AM・FMアンテナ17により外部より受信した無線電波を受信するAM・FMチューナ134、道路側に設けられたビーコン等から道路交通情報等を受信するVICS(道路交通情報)チューナ135、一般的なMD(或いはカセット)デッキ133、スピーカ16に出力する音声信号を増幅するアンプ132、そしてこれらの各ブロックを制御するオーディオCPU131を備える。 【0038】尚、上記のナビゲーションユニット12の構成において、ナビゲーションユニット12自体の機能を一般的なコンピュータの如く更新可能に構成するときには、上記の構成により実現する通信ナビゲーション機能等の動作制御プログラムを、ROM122に予め記憶させるのではなく、DVDドライブ127に装填したDVD−ROM、或いは携帯電話13を介して外部より入手可能に構成し、入手したプログラムは、RAM128等に記憶すれば良い。 【0039】図3は、本実施形態における車載機のソフトウエア構成を示すブロック図であり、上述した図2のハードウエア上で実行されるソフトウエアプログラムの概略構成を示す。 【0040】同図において、通信ユニット11は、パケット(iモード)通信網との通信インタフェース機能、PDC回線交換網との通信インタフェース機能、並びにそれら2種類の通信形態のうち何れかを切り替える機能を実現するソフトウエアを備える。 【0041】また、ナビゲーションユニット12は、大別して、後述する通信ナビゲーション機能と、オーディオ機能のソフトウエアからなる。 【0042】通信ナビゲーション機能は、マルチタスクOS(本実施形態ではITRON)上で動作するところの、描画ソフトウエア、シリアル通信等の一般的な機器間通信ソフトウエア、経路誘導等の一般的なナビゲーション機能を実現するナビゲーションアプリケーション、PPP(Point-to-Point Protocol)やその上位層としてのTCP/IP(Transmission Control Protocl / Internet Protocol)及びHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のプロトコル、及びiモード用のプロトコルを実現するソフトウエア、更に、それらの通信プロトコルに従ってデータを送受信するインターネットブラウザ機能及びメーラ機能、並びにブラウザを描画するソフトウエアを有する。 【0043】そして、オーディオ機能は、オーディオCPU131が実行するオーディオ機器制御用のアプリケーションにより実現されるが、一般的な機能であるため本実施形態における詳細な説明は省略する。 【0044】本実施形態において、当該インターネットブラウザ機能を実現するプログラムは、上述したパケット(iモード)通信網またはPDC回線交換網を介した情報センター2との相互通信において、緯度経度を含む地点情報の送受信が可能である。 【0045】即ち、ナビゲーションユニット12にて実行されるインターネットブラウザは、通信機能を有するナビゲーション装置の標準化団体であるモバイルウェブ協議会のモバイルウェブ(Mobile Web)仕様に準拠しており、ナビゲーション機能において扱う一般的な座標情報と、PDC回線交換網経由で情報センター2から入手した緯度経度を含む地点情報(本実施形態では、POI:Point of Interest)との相互変換が可能である。一方、パケット(iモード)通信網経由の通信が選択されているときには、iモードにて規定される所定のTAGにより緯度経度を含む地点情報を送受信する。 【0046】これにより、ナビゲーションユニット12は、DVDドライブ127から読み出した地図情報をディスプレイ130に表示するときに、その表示画面上において、情報センター2から入手した地点情報に相当する位置を容易にプロットすることができる。 【0047】[通信ナビゲーション機能]以下、複数の車載機1(PC7を含む)と情報センター2との間で実現される通信ナビゲーション機能について説明する。本実施形態に係る通信ナビゲーション機能は、PDC回線交換網を使用しても、パケット通信網を使用しても可能であるが、経済性と利便性とを考慮すると、従量制のパケット通信網を使用する方が良い。 【0048】はじめに、本実施形態において複数の車載機1(PC7を含む)と情報センター2との間で送受信される信号について説明すると共に、それら送受信信号によって実現される機能について概説する。 【0049】図4は、本実施形態における車載機1及び情報センター2間の送受信信号を示す図である。 【0050】同図に示す左側の車載機1は、後述する手順により、情報センター2に対して、自車両の停止位置または走行位置を送信し、情報センター2は、その送信された位置情報(停止位置または走行位置)をデータベース(D/B)に記憶する。この情報センター2には、同図の右側に示す照会端末から後述する手順によって位置情報の照会が可能であり、情報センター2は、既に記憶されている照会された車載機1の位置情報をD/Bから読み出し、その読み出した位置情報を当該照会端末に送信する。ここで、照会端末とは、他車両に搭載された車載機1またはPC7に相当しており、図2及び図3を参照して上述した車載機1には、情報センター2に自車両の位置情報を通知する機能と、情報センター2に対して、他車両に搭載された車載機1の位置情報を照会する機能とを有する。 【0051】以下、図4に示す各信号の機能について説明する。尚、以下に説明する各信号は、車載機1と基地局3との無線通信において、個々の信号が有する機能を特定する所定のフィールドの他に、情報センター2を特定する所定の識別番号(ID)またはURL(Uniform Resource Locator)、車載機1を特定する所定のIDまたは携帯電話13の電話番号、そして、一般的なヘッダ及びエラーチェック用等のフィールドを共通に有する。また、これら各信号の情報センター2と基地局3との間におけるデータ通信は、一般的な通信形態が採用されるものとし、本実施形態における詳細な説明は省略する。 【0052】はじめに、上記の照会端末から位置照会される左側の車載機1と、情報センター2との間で送受信される信号について説明する。 【0053】(1)停止位置クリア信号:車載機1から情報センター2に送信される信号であり、車載機1のユーザが当該車載機の搭載された自車両のイグニッションキースイッチ18をオン状態にした直後に、情報センター2のD/Bに既に記憶されている当該車載機の停車位置をクリア(削除)させるときに送信される。この停止位置クリア信号は、少なくとも、当該車載機1の停車位置をクリアする旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0054】(2)停止位置照会報知信号:情報センター2から車載機1に送信される信号であり、自車両(当該車載機1)が停止している間に、照会端末から位置照会がなされたときに送信される。この停止位置照会報知信号は、照会端末を特定する識別番号(ID)、その照会端末が位置照会を行った照会時刻、その照会時刻における当該照会端末の現在位置、その照会端末にて入力された所望のメッセージ、その照会端末に対して情報センター2が停止位置ダウンロード信号にてダウンロードしたところの、自車両(当該車載機1)の停止位置、その停止位置に停車した時刻を表わす停止時刻、当該自車両にて入力された所望のメッセージ、並びに停止位置照会報知信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0055】(3)停止位置アップロード信号:車載機1から情報センター2に送信される信号であり、車載機1のユーザが当該車載機の搭載された自車両のイグニッションキースイッチ18をオフ状態にし、後述する図15の表示画面にて停止位置のアップロードを禁止されなかった場合に、その停止位置を情報センター2のD/Bに記憶させるときに送信される。この停止位置アップロード信号は、停止位置停止時刻、その停止位置に自車両を停止させる予定時間である停車予定時間、当該車載機にて入力された所望のメッセージ、並びに停止位置アップロード信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0056】(4)走行位置照会報知信号:情報センター2から車載機1に送信される信号であり、自車両(当該車載機1)が走行しているとき(イグニッションキースイッチ18がオン状態のとき)に、照会端末から位置照会がなされたときに送信される。この走行位置照会報知信号は、照会端末を特定する識別番号(ID)、その照会端末が位置照会を行った照会時刻、その照会時刻における当該照会端末の現在位置、その照会端末にて入力された所望のメッセージ、その照会端末に対して情報センター2が走行位置ダウンロード信号にてダウンロードしたところの、自車両(当該車載機1)の走行位置、その走行位置における時刻を表わす走行時刻、当該車載機1にて入力された所望のメッセージ、並びに走行位置照会報知信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0057】(5)走行位置アップロード信号:車載機1から情報センター2に送信される信号であり、当該車載機1の搭載された自車両のイグニッションキースイッチ18をオン状態であって、後述する図13または図18の表示画面において「許容」状態が選択されている場合に、その時点における走行位置(現在位置)を情報センター2のD/Bに記憶させるときに送信される。この走行位置アップロード信号は、走行位置、当該車載機にて入力された所望のメッセージ、並びに走行位置アップロード信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0058】(6)ダウンロード禁止信号:車載機1から情報センター2に送信される信号であり、後述する図13または図18の表示画面において「禁止」状態が選択された直後に送信される。このダウンロード禁止信号は、少なくともダウンロード禁止信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0059】次に、上記の照会端末と情報センター2との間で送受信される信号について説明する。 【0060】(7)位置照会リクエスト信号:照会端末から情報センター2に送信される信号であり、後述する図19の表示画面にて何れかの他車両が選択されたときに、その選択された他車両の位置照会を情報センター2に依頼するときに送信される。この位置照会リクエスト信号は、位置照会を希望する他車両(対象移動体)のID、その照会端末の現在位置、その照会端末にて入力された所望のメッセージ、並びに位置照会リクエスト信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。ここで、照会端末がPC7であるときには、位置照会リクエスト信号にて送信される現在位置情報として、予め登録した所定の位置情報(例えば自宅の位置等)を送信する。 【0061】(8)停止位置ダウンロード信号:情報センター2から照会端末に送信される信号であり、上記の位置照会リクエスト信号にて先に位置照会した対象移動体の停止位置が情報センター2のD/Bに記憶されていたときに、その停止位置を当該照会端末にダウンロードするときに送信される。この停止位置ダウンロード信号は、対象移動体のID、停止位置、停車予定時間、停止時刻(または情報センター2が停止位置アップロード信号を受信した時刻)、当該対象移動体にて入力された所望のメッセージ、並びに停止位置ダウンロード信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0062】(9)走行位置ダウンロード信号:情報センター2から照会端末に送信される信号であり、上記の位置照会リクエスト信号にて先に位置照会した対象移動体の走行位置が情報センター2のD/Bに記憶されていたときに、その走行位置を当該照会端末にダウンロードするときに送信される。この走行位置ダウンロード信号は、対象移動体のID、走行位置、当該対象移動体にて入力された所望のメッセージ、並びに走行位置ダウンロード信号である旨の情報を表わす所定のフィールド構成を含む。 【0063】(10)位置照会不可能報知信号:情報センター2から照会端末に送信される信号であり、後述する図13または図18の表示画面において「禁止」状態が選択された、或いは、後述する図15の表示画面にて停止位置のアップロードが禁止されたことにより、上記の位置照会リクエスト信号にて先に位置照会した対象移動体についての位置照会が不可能であるときに送信される。この位置照会不可能報知信号には、対象移動体のIDと、位置照会不可能報知信号である旨の情報とを表わす所定のフィールド構成を含む。 【0064】次に、上述した各信号の送受信を実現する通信ナビゲーション処理について、車載機1のCPU121が実行する処理、情報センター2のCPU(不図示)が実行する処理、そしてPC7のCPU(不図示)が実行する処理に分けて説明する。 【0065】<車載機1>図5は、本実施形態に係る車載機1における通信ナビゲーション処理の全体構成を示すフローチャートであり、イグニッションキースイッチ18がオンにされることにより開始される。 【0066】同図において、ステップS1,ステップS2:イグニッションキースイッチ18の操作状態を検出し(ステップS1)、その検出した操作状態がイグニッションオンにされた直後(例えば5秒程度)かを判断し(ステップS2)、この判断でNOのとき(イグニッションオンの直後ではないとき)にはステップS4に進み、YESのとき(イグニッションオンの直後であるとき)にはステップS3に進む。 【0067】ステップS3:情報センター2のD/Bに既に記憶されている当該車載機1の停止位置を削除すべく、上述した停止位置クリア信号を情報センター2に送信する。 【0068】ステップS4:図6に示す現在地表示ルーチンを実行することにより、ディスプレイ130に現在地等を表示する。 【0069】図6は、車載機1における通信ナビゲーション処理に含まれる現在地表示ルーチンを示すフローチャートであり、図5のステップS4の詳細を示す。 【0070】同図において、ステップS101:GPS受信機15の出力信号、ジャイロ126の出力信号等を利用して、一般的な手法により、車載機1(自車両)の現在位置及び進行方向等を検出する。 【0071】ステップS102:ディスプレイ130の表示形態として選択されている縮尺に応じて、ステップS101にて検出した現在位置を含む地図情報を、DVDドライブ127から読み込む。 【0072】ステップS103〜ステップS106:ステップS102にて読み込んだ地図情報、自車両(車載機1)の現在位置を表わす所定のシンボル、そして各種操作スイッチの選択エリア(本実施形態では、操作スイッチ群19の所定のスイッチにより選択するものとする)を、例えば図13に示す如く表示する(ステップS103)と共に、RAM123等に経路誘導路が既に設定されているかを判断し(ステップS104)、設定されているときには、その経路誘導路のうち、ステップS103にて表示した表示エリア内に表示可能な部分を読み込み(ステップS105)、その部分を含めて、例えば図18に示す如く表示する(ステップS106)。 【0073】ここで、図5に示すフローチャートの説明に戻る。ステップS5:図13または図18の如く表示されているディスプレイ130において、「目的地設定」スイッチが操作されたかを判断し、この判断でYES(操作あり)のときにはステップS6に進み、NO(操作無し)のときにはステップS7に進む。 【0074】図7は、本実施形態に係る車載機1における通信ナビゲーション処理に含まれる目的地設定ルーチンを示すフローチャートであり、図5のステップS6の詳細を示す。 【0075】同図において、ステップS111〜ステップS113:ディスプレイ130に、図14に示すメニュー画面を表示し(ステップS111)、その表示画面において所定時間内(例えば10秒程度)に何れかの項目が選択されたかを判断する(ステップS112)と共に、選択されたときにはその選択された項目の種類を判断する(ステップS113)。このとき、何れの項目も選択されない、或いは[5]の「キャンセル」が選択された場合には、目的地設定ルーチンを終了する。 【0076】ステップS114,ステップS115:ステップS113にて[1]の「目的地入力」が選択された場合には、DVD−ROMに記憶されている各種情報を用いて、電話番号、ディスプレイ130に表示させた地図の特定位置を選択する等の一般的な手法により、ユーザが設定した目的地までの経路誘導路を算出し(ステップS114)、その設定された目的地を、当該算出した経路誘導路と共にRAM123に記憶する(ステップS115)。 【0077】ステップS116,ステップS117:ステップS113にて[2]の「経路再設定」が選択された場合には、ユーザにより新たに設定された目的地について、ステップS114と同様に経路誘導路を算出し(ステップS116)、その設定された目的地を新たな目的地として、当該算出した経路誘導路と共にRAM123に記憶する(ステップS117)。 【0078】ステップS118:ステップS113にて[3]の「目的地クリア」が選択された場合には、現在RAM123に格納されている目的地をクリアする。 【0079】ステップS119:ステップS113にて[4]の「経路クリア」が選択された場合には、現在RAM123に格納されている目的地までの経路誘導路情報をクリアする。 【0080】ここで、図5に示すフローチャートの説明に戻る。ステップS7及びステップS8:図13または図18の如く表示されているディスプレイ130において、「禁止/許容」スイッチが「禁止」状態に操作されたかを判断し(ステップS7)、この判断でYES(禁止状態)のときにはステップS15に進み、NO(許容状態)のときにはステップS9に進む。 【0081】ステップS9,ステップS10:所定時間(例えば10秒程度)が経過したかを判断し(ステップS9)、この判断でNO(所定時間経過前)のときにはステップS11に進み、YESのとき(所定時間経過したとき)には、ステップS9の判断にて「許容」状態が選択されているため、情報センター2に走行位置を通知すべく、上記のそうこう位置アップロード信号を送信する(ステップS10)。 【0082】ステップS11,ステップS12:ステップS1にて検出したイグニッションキースイッチ18の操作状態がオフ状態かを判断し(ステップS11)、この判断でNO(イグニッションオン)のときにはステップS18に進み、YES(イグニッションオフ)のときには、図15に示す表示画面を表示する(ステップS15)。図15に示す表示画面には、所定時間経過後に当該車載機1の停止位置を情報センター2に送信する旨のガイダンス、その停止位置に停止する予定時間として何れかの停車予定時間を選択する旨のガイダンス、そして他車両への所望のメッセージの入力エリアが表示される。また、当該表示画面の右下には、情報センター2への停止位置の送信を禁止可能な「キャンセル」スイッチが表示される。 【0083】ステップS13,ステップS14:図15に示す表示画面において「キャンセル」スイッチが操作されたかを判断し(ステップS13)、この判断でYES(当該スイッチの操作有り)のときにはリターンし、NO(当該スイッチの操作無し)のときには、情報センター2に上記の停止位置アップロード信号を送信し(ステップS14)、リターンする。 【0084】ステップS15,ステップS16:図13または図18の如く表示されているディスプレイ130において、「禁止」状態が選択された直後(例えば5秒程度)かを判断し(ステップS15)、この判断でNOのとき(当該状態が選択された直後ではないとき)にはステップS17に進み、YESのとき(当該状態が選択された直後であるとき)には、情報センター2に上記のダウンロード禁止信号を送信する(ステップS16)。 【0085】ステップS17:ステップS1にて検出したイグニッションキースイッチ18の操作状態がオフ状態かを判断し、この判断でNO(イグニッションオン)のときにはステップS18に進み、YES(イグニッションオフ)のときにはリターンする。 【0086】ステップS18,ステップS19:図8に示す照会履歴報知ルーチンを実行し(ステップS18)、図9に示す照会要求ルーチンを実行する(ステップS19)。 【0087】図8は、本実施形態に係る車載機1における通信ナビゲーション処理に含まれる照会履歴報知ルーチンを示すフローチャートであり、図5のステップS18の詳細を示す。 【0088】同図において、ステップS121,ステップS122:情報センター2から上記の停止位置照会報知信号を受信したかを判断し(ステップS121)、その判断でNOのとき(当該信号を受信していないとき)にはステップS123に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、図13または図18の如く表示されていた表示画面に、図16に示す如くガイダンス表示を行う(ステップS122)。図16に示すガイダンス画面には、当該車載機1が停止している間に、他車両(照会端末)から停止位置の照会があった旨を表わすガイダンス、その位置照会をした他車両に関する詳細な情報を表示する画面(図17)を表示可能な「詳細」ボタン、そしてこのガイダンス画面を消去可能な「クリア」ボタンが表示される。ここで、当該ガイダンス画面にて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときに表示される照会要求者の情報表示画面(図17)について説明する。 【0089】図17に示す情報表示画面は、車載機1が受信した停止位置照会報知信号の各フィールドに含まれていた情報に基づいて表示される画面であり、大別して照会要求者(照会端末)に関する情報が表示される左側の表示エリアと、その照会要求者に停止位置ダウンロード信号にて送信された自車両(当該車載機1)に関する情報が表示される右側の表示エリアとにより構成される。ここで、右側の表示エリアに自車両に関する情報を表示するのは、当該車載機1のユーザは、停止位置照会報知信号を今回受信するのに先立って停止位置アップロード信号により情報センター2に送信した当該自車両の停止位置や自ら入力したメッセージの内容等を記憶しているとは限らないからであり、図17の表示画面にこれらの情報も併せて表示することにより、利便性を向上させることができる。 【0090】即ち、図17に示す左側の表示エリアにおいて、照会要求者、照会時刻、位置、受信したメッセージの各項目には、情報センター2から受信した停止位置照会報知信号に含まれていたところの、照会端末のID(またはそのIDと関連付けされてRAM123等に予め記憶されていた名称)、照会時刻、その照会時刻における当該照会端末の現在位置、そしてその照会端末にて入力された所望のメッセージが表示される。また、当該左側の表示エリアにおいて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、受信した照会端末の位置を含む所定範囲の地図情報をDVDドライブ127から読み込むと共に、その読み込んだ地図情報を、当該位置のシンボルと共にディスプレイ130に表示する。 【0091】一方、右側の表示エリアにおいて、停止位置の送信時刻、送信した停止位置、送信したメッセージの各項目には、当該停止位置照会報知信号に含まれていたところの、情報センター2が停止位置ダウンロード信号にてダウンロードした当該車載機1の停止時刻、その時刻における停止位置、そして当該車載機1にて入力された所望のメッセージが表示される。また、当該右側の表示エリアにおいて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、受信した停止位置を含む所定範囲の地図情報をDVDドライブ127から読み込むと共に、その読み込んだ地図情報を、当該位置のシンボルと共にディスプレイ130に表示する。 【0092】また、複数の照会端末から位置照会があった場合には、図17に示す情報表示画面に示す「前へ」、「次へ」の表示項目を選択することにより、他の照会端末に関する情報が図17と同様に表示される。 【0093】ステップS123,ステップS124:情報センター2から上記の走行位置照会報知信号を受信したかを判断し(ステップS123)、その判断でNOのとき(当該信号を受信していないとき)にはステップS19に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、図13または図18の如く表示されていた表示画面に、上述した図16のガイダンス画面と略同様なガイダンス画面を表示すると共に、そのガイダンス画面にて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、上述した図17の表示画面と略同様な情報表示画面を表示する(ステップS124)。ここで、ステップS124にて表示されるガイダンス画面及びその詳細画面は、図16及び図17の表示画面において「停止位置」の部分が「走行位置」となる点が異なるだけであり、この場合に詳細画面にて表示される各項目の情報は、ステップS123にて受信を検出した走行位置照会報知信号に含まれていた各項目の情報である。 【0094】図9は、本実施形態に係る車載機1における通信ナビゲーション処理に含まれる照会要求ルーチンを示すフローチャートであり、図5のステップS19の詳細を示す。 【0095】同図において、ステップS131,ステップS132:図13または図18の如く表示されていた表示画面において、「位置照会」スイッチの選択操作が行われたかを判断し(ステップS131)、この判断でNOのとき(選択操作無しのとき)にはステップS135に進み、YESのとき(選択操作有りのとき)には、図19に示す表示画面を表示する(ステップS132)。 【0096】図19に示す対象移動体選択画面は、ユーザが位置照会を行おうとする他車両を選択可能な表示画面であり、予め登録した複数の車載機1(他車両に搭載された車載機1)の中から何れかを選択する(或いは、IDや電話番号等により未登録の車載機を特定しても良い)と共に、その選択した車載機に対して所望のメッセージを入力することができる。 【0097】ステップS133,ステップS134:図19に示す対象移動体選択画面においてユーザが「未定」ボタンを選択したかを判断し(ステップS133)、その判断でYESのとき(当該ボタンが操作されたとき)にはステップS135に進み、NOのとき(当該ボタンが操作されなかったとき)であってユーザが何れかの車載機1を選択(特定)し、「決定」ボタンを操作したときには、その選択された車載機のIDを含む上記の位置照会リクエスト信号を情報センター2に送信する(ステップS134)。 【0098】ステップS135,ステップS136:情報センター2から上記の停止位置ダウンロード信号を受信したかを判断し(ステップS135)、その判断でNOのとき(当該信号を受信していないとき)にはステップS137に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、図13または図18の如く表示されていた表示画面に、図20に示す如くガイダンス表示を行う(ステップS136)。図20に示すガイダンス画面には、先に位置照会していた他車両(車載機1)の停止位置を受信した旨を表わすガイダンス、その位置照会をした他車両に関する詳細な情報を表示する画面(図21)を表示可能な「詳細」ボタン、そしてこのガイダンス画面を消去可能な「クリア」ボタンが表示される。ここで、当該ガイダンス画面にて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときに表示される照会結果表示画面(図21)について説明する。 【0099】図21に示す照会結果表示画面は、車載機1が受信した停止位置ダウンロード信号の各フィールドに含まれていた情報に基づいて表示される画面であり、大別して、先に位置照会していた他車両(車載機1)に関する情報が表示される左側の表示エリアと、その他車両に停止位置照会報知信号にて送信された自車両(当該車載機1)に関する情報が表示される右側の表示エリアとにより構成される。ここで、右側の表示エリアに自車両に関する情報を表示するのは、上記の図17の場合と同様の理由である。 【0100】即ち、図21に示す左側の表示エリアにおいて、対象移動体名、停止位置、停止時刻・停止予定時間、受信したメッセージの各項目には、情報センター2から受信した停止位置ダウンロード信号に含まれていたところの、位置照会していた他車両のID(またはそのIDと関連付けされてRAM123等に予め記憶されていた名称)、停止位置、停止時刻、停止予定時間、そしてその位置照会していた他車両にて入力された所望のメッセージが表示される。また、当該左側の表示エリアにおいて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、受信した停止位置を含む所定範囲の地図情報をDVDドライブ127から読み込むと共に、その読み込んだ地図情報を、当該停止位置のシンボルと共にディスプレイ130に表示する。 【0101】一方、右側の表示エリアにおいて、照会時刻、送信した自車両位置、送信したメッセージの各項目には、当該停止位置ダウンロード信号に含まれていたところの、情報センター2に位置照会リクエスト信号を送信した時刻、その時刻における自車両の現在位置、そして当該位置照会リクエスト信号が送出される前に入力された所望のメッセージが表示される。また、当該右側の表示エリアにおいて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、受信した自車両の現在位置を含む所定範囲の地図情報をDVDドライブ127から読み込むと共に、その読み込んだ地図情報を、当該位置のシンボルと共にディスプレイ130に表示する。 【0102】ステップS137,ステップS138:情報センター2から上記の走行位置ダウンロード信号を受信したかを判断し(ステップS137)、その判断でNOのとき(当該信号を受信していないとき)にはステップS139に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、図13または図18の如く表示されていた表示画面に、上述した図20のガイダンス画面と略同様なガイダンス画面を表示すると共に、そのガイダンス画面にて「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、上述した図21の表示画面と略同様な情報表示画面を表示する(ステップS138)。ここで、ステップS138にて表示されるガイダンス画面及びその詳細画面は、図20及び図21の表示画面において「停止位置」の部分が「走行位置」となること、並びに図21の表示画面において停止時刻及び停止予定時間の項目が無いことが異なるだけであり、この場合に詳細画面にて表示される各項目の情報は、ステップS137にて受信を検出した走行位置ダウンロード信号に含まれていた各項目の情報である。 【0103】ステップS139,ステップS140:情報センター2から上記の位置照会不可能報知信号を受信したかを判断し(ステップS139)、その判断でNOのとき(当該信号を受信していないとき)にはリターンし、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、図13または図18の如く表示されていた表示画面に、図22に示す如くガイダンス表示を行い(ステップS140)、リターンする。図22に示すガイダンス画面には、先に位置照会リクエスト信号にて自車両が位置照会していた他車両(対象移動体)についての位置照会が不可能である旨のガイダンスと、このガイダンス画面を消去可能な「OK」ボタンとが表示される。 【0104】<PC7>次に、上記の車載機1の位置情報を入手すべく、家庭用等のPC7にて実行される位置照会処理について説明する。 【0105】図10は、本実施形態に係るPC7における位置照会処理を示すフローチャートであり、PC7にて行われる位置照会処理は、車載機1にて行われる上述した照会要求ルーチン(図9)と同様な処理構成を有する。 【0106】即ち、図10において、ステップS201からステップS210にて行われる処理は、図9のステップS131からステップS140にて行われる処理と略同様であり、重複する説明は省略するが、両者において異なるのは、PC7から送信される位置照会リクエスト信号に含まれる現在位置は、予め登録された所定位置であること、ナビゲーション機能を有しないことから、図13または図18に示す表示画面は表示されないこと、そして、図21に示す表示画面において「詳細」ボタンの選択操作が行われたときには、PC7内に地図情報を備えていないため、情報センター2から受信した停止位置ダウンロード信号または走行位置ダウンロード信号に含まれていた位置情報を所定のWebサイトに送信することにより、その位置情報により特定される場所を含む所定範囲の地図を表わす画像データを入手し、その入手した画像データに基づいて地図画像を表示する必要が有る点が異なる。 【0107】<情報センター2>次に、上述した車載機1にて行われる処理に対応して、情報センター2にて実行される処理について説明する。 【0108】図11及び図12は、本実施形態に係る情報センター2における通信ナビゲーション処理を示すフローチャートである。 【0109】同図において、ステップS301〜ステップS303:上述した停止位置アップロード信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS301)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS304に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、その信号に含まれるところの、車載機1を特定するID、停止位置、停止時刻、停止予定時間、メッセージを、その信号を受信したタイムスタンプ(受信時刻)と共に情報センター2が備えるD/Bに更新記憶する(ステップS302)と共に、そのD/B内の他の領域に記憶されている当該移動体(車載機1)の走行位置に関するデータをクリア(削除)する(ステップS303)。ここで、ステップS303にて走行位置に関するデータをクリアするのは、ステップS301にて停止位置アップロード信号を受信するまでの間は当該移動体は走行中と判断されており、その場合は、走行位置等を含む走行位置アップロード信号が所定時間周期で当該移動体から送信されるため、当該D/Bには走行位置に関するデータが記憶されているからである。 【0110】ステップS304〜ステップS306:上述した走行位置アップロード信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS304)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS307に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、その信号に含まれるところの、車載機1を特定するID、走行位置、そしてメッセージを、その信号を受信したタイムスタンプ(受信時刻)と共に情報センター2が備えるD/Bに更新記憶する(ステップS305)と共に、そのD/B内の他の領域に当該移動体(車載機1)の停止位置に関するデータが記憶されているときには、そのデータをクリアする(ステップS306)。ここで、ステップS304にて停止位置に関するデータをクリアするのは、ステップS304にて走行位置アップロード信号をはじめて受信するまでの間は当該移動体は停止中と判断されており、その場合は、停止位置等が当該D/Bに記憶されているからである。 【0111】ステップS307,ステップS308:上述したダウンロード禁止信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS307)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS309に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、その信号に含まれるIDにより特定される車載機1に関する走行位置及び停止位置に関するデータを、当該D/Bからクリアする(ステップS308)。 【0112】ステップS309,ステップS310:上述した停止位置クリア信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS309)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)にはステップS314に進み、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、その信号に含まれるIDにより特定される車載機1に関する停止位置に関するデータを、当該D/Bからクリアする(ステップS310)。 【0113】ステップS311〜ステップS313:ステップS310にて停止位置に関するデータをクリアした車載機1について位置照会がリクエストされているか、即ち、その車載機1のIDを含む位置照会リクエスト信号を過去に受信しているかを、D/Bを検索することによって判断し(ステップS311)、この判断でNOのとき(照会リクエストデータ無しのとき)にはステップS314に進み、YESのとき(照会リクエストデータ有りのとき)には、照会リクエストデータ(上述した停止位置照会報知信号の各フィールドに含まれていた情報)を含む停止位置照会報知信号を、ステップS309にて受信を検出した停止位置クリア信号の送出元である車載機1に送信し(ステップS312)、当該照会リクエストデータを当該D/Bからクリアする(ステップS313)。 【0114】ステップS314,ステップS315:所定時間以前に記憶したデータが当該D/Bに格納されているかを判断し(ステップS314)、その判断でNOのとき(所定時間以前に記憶したデータが無いとき)にはステップS316に進み、YESのとき(所定時間以前に記憶したデータが有るとき)には、そのデータを当該D/Bからクリアする(ステップS315)。 【0115】ステップS316,ステップS317:上述した位置照会リクエスト信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS316)、この判断でNOのとき(当該信号を受信しないとき)にはリターンし、YESのとき(当該信号を受信したとき)には、その信号に含まれるIDにより特定される対象移動体(車載機1)に関する停止位置に関するデータが当該D/Bに記憶されているかを判断する(ステップS317)。 【0116】ステップS318,ステップS319:ステップS317の判断で当該対象移動体に関する停止位置に関するデータが当該D/Bに記憶されていると判断されたので、そのデータを含む上記の停止位置ダウンロード信号を、ステップS316にて受信を検出した位置照会リクエスト信号の送信元の照会端末(他車両の車載機1またはPC7)に送信し(ステップS318)、その位置照会リクエスト信号に含まれていた各フィールドの情報を照会端末のIDと共に当該D/Bに記憶し(ステップS319)、リターンする。 【0117】ステップS320:ステップS17の判断で停止位置に関するデータが当該D/Bに記憶されていないので、本ステップでは、走行位置に関するデータが当該D/Bに記憶されているかを判断し、YES(当該データ有り)のときにはステップS321に進み、NO(当該データ無し)のときにはステップS323に進む。 【0118】ステップS321,ステップS322:ステップS320の判断で当該対象移動体に関する走行位置に関するデータが当該D/Bに記憶されていると判断されたので、そのデータを含む上記の走行位置ダウンロード信号を、ステップS316にて受信を検出した位置照会リクエスト信号の送信元の照会端末(他車両の車載機1またはPC7)に送信し(ステップS321)、当該対象移動体には、当該照会端末から位置照会があったことを報知する上記の走行位置照会報知信号を送信し(ステップS322)、リターンする。 【0119】ステップS323:ステップS317及びステップS320の判断で当該対象移動体に関する走行位置及び停止位置に関するデータが当該D/Bに記憶されていないと判断されたので、ステップS316にて受信を検出した位置照会リクエスト信号の送信元の照会端末(他車両の車載機1またはPC7)に、上記の位置照会不可能報知信号を送信し、リターンする。 【0120】上述した本実施形態によれば、車載機1が搭載されている自車両が停止し、その停止位置においてイグニッションがオフにされても、その停止位置が情報センター2に記憶されているため、照会端末である他の車載機1やPC7は、位置照会の対象である車載機1の停止位置を認識することができる。また、自車両のイグニッションがオンのときには、所定の時間周期で走行位置が情報センター2に記憶されるため、照会端末である他の車載機1やPC7は、位置照会の対象である車載機1の走行位置を認識することができる。 【0121】また、本実施形態において、自車両から情報センター2への停止位置及び走行位置の送信処理は、ユーザがディスプレイ130の表示画面にて禁止することができるため、当該ユーザの希望に応じて、プライバシーを適宜保護することができる。 【0122】また、自車両から情報センター2に停止位置を送信するときには、その停止位置と共に停止予定時間が送信されるため、例えば、他車両に搭載された車載機1のユーザは、その停止位置に移動した場合に合流することが可能か否か等を容易に判断することができ、利便性が向上する。 【0123】尚、本実施形態では、照会可能な位置情報として停車位置と走行位置(現在位置)とを入手可能に構成したが、この処理構成に限られるものではなく、何れか一方の位置情報だけを認識可能に構成しても良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003137 【氏名又は名称】マツダ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月24日(1999.9.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076428 【弁理士】 【氏名又は名称】大塚 康徳 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−91271(P2001−91271A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−270979 |
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