| 【発明の名称】 |
角速度検出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】熱田 暁生
|
| 【要約】 |
【課題】物体等に取り付けるスペースが小さくて済み、小さな物体にも取り付けることができる小型の角速度検出装置を提供する。
【解決手段】マイクユニット21は音声入力以外に内蔵した角速度検出ユニット23からの信号もアンプユニット2へ出力させるようになっている。マイクユニット21に設置された図示しないスイッチを押しながらマイクユニット21を倒した場合マイクユニット21では、入力された回転角速度データを積分し、右に傾いた時は右のスピーカ28の音量を増やし、左に傾いた時は左のスピーカ27の音量を増やす。また、奥に傾いた時は全体の音量を上げ、手前に傾いた時は全体の音量を下げる。また、スイッチを押さなくても傾いた角度がある値以上になるとマイクユニット21が水平にされ、卓上等に置かれている状態であると判断しマイクロフォンに音声を入力しない状態にする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 物体の角速度を検出する光ジャイロと、前記光ジャイロを制御する制御装置とを備えた角速度検出装置であって、前記光ジャイロは、1軸以上の方向の角速度を検出することを特徴とする角速度検出装置。 【請求項2】 前記光ジャイロは、互いに発振波長が異なり、光導波路内を互いに反対方向に周回する2つのレーザー光を発生するリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、電圧又はインピーダンスの変化を検出する手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項3】 前記光ジャイロは、光導波路の1又は2以上の個所にテーパー部を設けたリングレーザーと、前記リングレーザーの電流、電圧又はインピーダンスの変化を検出するための電気端子とを備え、前記テーパー部は、レーザー光の伝搬方向に沿って徐々に光導波路の幅が広くなる第1の部分と、レーザー光の伝搬方向に沿って徐々に光導波路の幅が狭くなる第2の部分とからなり、前記第1及び第2の部分の形状は、レーザー光の伝搬方向に垂直な面に対して非対称であることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項4】 前記ジャイロは、前記電気端子に接続された変換回路を備え、前記変換回路の出力に基づいて、前記リングレーザーの角速度を検出することを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項5】 前記光導波路は、全反射面を持つことを特徴とする請求項3記載の角速度検出装置。 【請求項6】 前記物体は回転体であり、前記光ジャイロを前記回転体に取り付け、前記回転体のワウフラッタを検出することを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項7】 前記光ジャイロの出力を無線送信する送信部を備えることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項8】 前記光ジャイロを前記物体に固定することを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項9】 前記角速度検出手段より得られた角速度をサンプリングし、所定閾値を超えるサンプリング値を見出す割合が第1所定値を超えた場合には、前記物体が1回転したことを示すパルスを発生させることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項10】 前記角速度検出手段より得られた角速度をサンプリングし、所定閾値を超えるサンプリング値の平均値が第2所定値を超えた場合には、前記物体が1回転したことを示すパルスを発生させることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項11】 前記角速度検出手段より得られた角速度をサンプリングし、全てのサンプリング値がDAI3所定値を超えた場合には、前記物体が1回転したことを示すパルスを発生させることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項12】 前記角速度検出手段から得られた角速度及びその積分値に基づいて前記物体の駆動状態を変化させることを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。 【請求項13】 前記角速度検出から得られた情報を記録することを特徴とする請求項1記載の角速度検出装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、角速度検出装置に関し、特に、回転体に取り付けてそのワウフラッタを高精度で検出する角速度検出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、回転体の角速度を計測するためにはFG(Frequency Generator)やエンコーダを用いていたが、取り付けの精度により回転ムラ(ワウfラッタ)の測定精度が大きく左右される。そこで、ジャイロを用いて回転ムラを測定することが考えられる。 【0003】図11は、特開平5−172832号公報に開示された「ワウフラッタ測定装置」の回転むら検出部の概念図である。この回転むら検出部は、振動ジャイロ80と、振動検出回路101と、無線送信機111とを含んでいる。この回転むら検出部を回転体に取り付ける。振動ジャイロ80は、正三角形柱の振動子などの振動体を回転体の上端面に立設状に取り付けられる。無線送信部111は、検出された角速度信号を赤外線を用いたパルス変調を行い、このパルス変調信号を無線送信する。回転体から離れた位置では、図示しない受信機が設けられ、無線送信部111から送信された回転むら検出信号を受信して復調し、この復調信号を図示しない信号処理回路に加える。この信号処理回路は、検出信号を処理して回転むらを求める。そして、求められた回転むらは、図示しないディスプレイ装置に表示される。 【0004】振動ジャイロ80は、正三角柱に圧電素子12a、12b、及び帰還用圧電素子13を貼り付けて正三角柱を安定に振動させている。この状態で、回転体に回転むらが生じると、y軸方向にコリオリの力が発生し、圧電素子12a、12bの一方には引っ張り応力、他方には圧縮応力が加わる。従って、圧電素子12a、12b間の差動出力が、角速度に比例した出力となる。よって、この信号を演算処理することで回転ムラが求められる。 【0005】このように、振動ジャイロ80は、コリオリの力を利用して回転むらを検出するので、回転体のどこに取り付けても、その取り付け位置に係わらず回転むらを高精度で検出することができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来の角速度検出装置においては、差動出力を大きくするために圧電素子を大きくしなければならない。従って、振動ジャイロが大きくなるため、回転体に取り付けるスペースが必要になる。又、小さな回転体に取り付けることはできない。 【0007】そこで、本発明は、物体等に取り付けるスペースが小さくて済み、小さな物体にも取り付けることができる小型の角速度検出装置を提供することを課題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するための本発明は、物体の角速度を検出する光ジャイロと、前記光ジャイロを制御する制御装置とを備えた角速度検出装置であって、前記光ジャイロは、1軸以上の方向の角速度を検出する。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 【0010】(第1の実施形態)図1は、本発明の角速度検出装置に用いる光ジャイロの一例の平面図であり、図1(b)は、そのAA’断面図である。201はリング共振器型半導体レーザー、202は光導波路の非対称テーパー部、203a、203b、203c、203dは全反射ミラー部、230はアノード、240は電気端子、250はキャップ層、260はクラッド層、270は光ガイド層、280は活性層、290は光ガイド層、340は半導体基板、350はカソード、200は反時計回りのレーザー光、210は時計回りのレーザー光である。リング共振型半導体レーザー201内においてレーザー発振を生じさせてあり、時計回転方向に伝搬するレーザー光210と、反時計回転方向に伝搬するレーザー光200が示されている。 【0011】非対称テーパー部202は、反時計回りレーザー光200と、時計回りレーザー光210に対するミラー損を異ならせて、それぞれのレーザー発振閾値を異ならせるために設ける。 【0012】又、全反射ミラー部203a,203b、203c、203dによって、全反射を受けるモードは、他のモードに比べて発振閾値が小さくなり、低注入レベルで発振が開始する。しかも、他のモードの発振は抑制される。 【0013】この状態で、リングレーザーを時計回りに回転させると、時計回りレーザー光210の発振周波数f1はΔf減少する。一方、反時計回りレーザー光200の発振周波数f2はΔf増加する。従って、レーザー光の発振周波数の差のビート周波数が発生するので、このビート周波数を検出することによって物体の角速度が検出される。ビート周波数の増減量の絶対値は、回転速度に比例しているので、回転速度の検出ができるだけでなく、回転方向とビート周波数の増減が1対1に対応しているので、回転方向の検知も可能である。 【0014】リング共振型半導体レーザー201を定電流駆動して、端子電圧の変化を測定すればビート周波数を検出することができる。又、もし定電圧駆動であれば、端子に流れる電流の変化を検出してもよい。又、また、インピーダンスメーターを用いて、リングレーザー201のインピーダンスの変化を検出してもよい。 【0015】図2(a)は、周波数−電圧変換回路(FV変換回路)500を電気端子240に接続する場合のビート信号入力と角速度出力との関係を説明するための配線図である。 【0016】光ジャイロのリングレーザー駆動電流は、抵抗を介して、電流源3から注入される。光ジャイロが静止した状態でも、光ジャイロの中の2つのレーザー光の発振周波数の差に相当するビート信号が端子電圧の変化として得られる。さらに、光ジャイロを回転させると、回転の角速度に応じたビート信号が現れる。このビート信号を周波数−電圧変換回路(FV変換回路)500を通すことによって、ビート周波数を電圧値に直すことができる。たとえば、オフセットを調整して、光ジャイロが静止している時の周波数−電圧変換回路(FV変換回路)500の電圧出力をゼロとすると、周波数−電圧変換回路(FV変換回路)500の出力の正負によって、回転方向を検出することができる。 【0017】図2(b)は、周波数−電圧変換回路(FV変換回路)500の一例の回路図である。この回路は、トランジスター、ダイオード、コンデンサー、抵抗で構成されている。更に、C2 >>C1 ,R0 C2 f<1とすれば、出力電圧VC2はEiC1R0fとなり、ビート周波数fに比例した電圧出力を得る。ここでは、F−V変換器を用いてアナログ信号として検出しているが、ビート周波数をカウンタ等を用いて直接デジタル信号として取り出し演算回路で演算し角速度を検出する方法もある。 【0018】図3は、光ジャイロとともに制御回路を実装した光ジャイロユニットの斜視図である。光ジャイロ61がユニット60のパッケージの一部に配置されている。また、光ジャイロ61の隣に制御回路62も配置されている。このパッケージは特に密閉される必要はないが、密封しておいた方が振動の影響などを受けないので密封できる形となっている。このパッケージから内部の信号を取り出す電極は複数あり、そのうちの二つ63,64を例示してある。 【0019】図4は、本発明の角速度検出装置のブロック図である。この角速度検出装置は、角速度検出部59と、受信部53と、信号処理部54と、表示部55とを含んでいる。角速度検出部59は、回転体に固定される。 【0020】角速度検出部59は、光ジャイロと、光ジャイロ61と制御回路62とを含む。そして、制御回路62は図示しない送信部を含んでいる。この送信部は、検出された角速度信号を電波信号又は赤外線信号等の光信号に変換して、受信部53に送信する。受信部53では、角速度信号を受信し、信号処理部54に送り、処理結果が表示部に表示される。 【0021】光ジャイロは、半導体プロセスで製造されるもので周辺の制御回路を含めても数ミリ角の大きさになる。このように従来のジャイロを光ジャイロに変更することで小型の角速度検出部を作り出すことが可能となり回転体を有する装置全体の大きさも小さくなる。 【0022】また、光ジャイロの特徴として、簡単な信号処理回路でアナログではなくデジタルの周波信号を得ることができるため、送信機でのパルス変調などの処理も簡単になり周辺回路の小型化も可能である。しかも光ジャイロのもう1つの特徴として消費電力が小さいことがあげられる。ジャイロを含む角速度検出部は自ら回転するため電源の供給が困難であるため、電池、バッテリーなどが用いられるが、消費電力が小さいとそれだけ寿命を長くすることも可能になる。当然ながら電池、バッテリーを小さくすることも可能である。 【0023】(第2の実施形態)図5(a)は、本発明の角速度検出装置を運動器具である「とびなわ」に応用する場合の外観図であり、図5(b)は、とびなわのグリップに設けた運動回数検出表示手段の外観図である。この運動回数検出表示手段は、角速度検出センサとして光ジャイロ8を内蔵したケース11と、この検出センサの信号を処理する信号処理部15と、この信号処理部15の信号出力に基づいて運動回数を表示する表示器14とを備えている。 【0024】とびなわ1のグリップ2が回転すると、このグリップ2に一体的に配設されている光ジャイロ8も回転する。このような構成でとびなわ1のグリップ2が回転すると、グリップ2の回転に応じた信号を光ジャイロから出力され、その出力信号は、グリップ2の回転回数に対応する周波数変化として出力される。 【0025】図6は、運動回数検出表示手段のブロック図である。信号処理部15は、図3に示すように、信号変換部16とサンプリング信号処理部17とカウント部18を有している。光ジャイロ8の検出信号は信号変換部16で角速度に対応したデジタル値に変換され、その信号がサンプリング信号処理部17に送られる。サンプリング信号処理部17はその信号をとびなわ1の回転回数に対応する信号として演算処理してカウント部18へその処理した信号を送る。 【0026】例えば、信号の1周期の波形成分をn回サンプリングし、サンプリングしたn個の電圧波形のうち、ピーク電圧の8割がしきい値を越えたときには、1回転したものとして演算処理し、1個のパルス信号を発生する方法や、n個の電圧波形の各ピーク電圧の平均値がしきい値を越えたときに、1回転したものとして演算処理し、1個のパルス信号を発生する方法や、n個の電圧波形の各ピーク電圧が何れもしきい値を越えたときに、1回転したものとして演算処理し、1個のパルス信号を発生する方法等、様々な信号処理の態様を採り得る。カウント部18は前記演算処理したパルス信号に基づいてカウントする。カウント部18はカウントした信号を表示器14に送り、表示器14はカウント数を、例えば、液晶画面等に表示する。なお、本実施形態の運動器具には信号発振、信号処理、表示等を行う動力源として電池(太陽電池を含む)が用いられる。 【0027】本実施形態では、運動回数の検出センサとして光ジャイロ8を用い、この光ジャイロ8の信号を処理する信号処理部15と信号処理部15の信号に基づいて表示する表示器14を備えた運動器具とした。 【0028】従来運動回数の検出センサとして振動ジャイロなどを用いる方法が考えられていたが振動ジャイロが他のジャイロに比べて小型になったとはいえなわとびのグリップのようなところに入れるには大きさが大きく、グリップが太くなってしまっていた。また、振動ジャイロは自ら振動しているので外部からの振動にも弱くその対策を加える必要もあった。消費電力に関しても常に振動体を振動させているため消費電力が大きくなってしまい電池(太陽電池を含む)で駆動するのも困難であった。それを上記光ジャイロを用いることで特徴である小型、振動に強い、低消費電力を生かした運動回数検出装置とすることが可能となった。 【0029】(第3の実施形態)図7は、本発明の角速度検出装置をマイクシステムに応用する場合のマイクシステムのブロック図である。 【0030】又、図8は、光ジャイロを含む角速度検出ユニットを内蔵したマイクロフォンの外観図である。 【0031】手持ち式マイクユニット21は、マイクロフォンと共に光ジャイロを内蔵した角速度検出ユニット23を内蔵している。マイクユニット21はマイクロフォンへの音声入力以外に上記角速度検出ユニット23からの信号も線を介してアンプユニット2へ出力させるようになっている。本実施形態は線を介してアンプユニット2へ出力しているが線を介さずに無線で行うことも可能である。 【0032】アンプユニット22に入力された信号は外部のCDプレーヤ25やテープデッキ26等のソース信号と混合され左右のスピーカ27,28へと出力される。 【0033】このアンプユニット22はマイクユニット21の角速度検出ユニット23から得られる信号に基づいて各種の音声制御を実行する点に特徴がある。 【0034】音声制御手順は、先ず、マイクユニット21が回転を伴って移動せしめられると、その光ジャイロを内蔵した角速度検出ユニット23から回転角速度に対応した信号が出力される。入力された回転角速度データが予め記憶されていた閾値データ以上になったアンプユニット22ではマイクユニット21が倒れた、もしくは落とされたと判断しマイクアンプの増幅度を低下させる。従って、マイクユニット21が床や机等に衝突して突然大きな音がスピーカ27,28から出力されるような事態を防止できる。 【0035】また、マイクユニット21に設置された(不図示)スイッチを押しながらマイクユニット21を倒した場合マイクユニット21では、入力された回転角速度データを積分し、マイクユニット21が垂直にセットされている状態からどの方向にどれだけ傾斜したかを示す回転角度θも求めており、右に傾いた時は右のスピーカ28の音量を増やし、左に傾いた時は左のスピーカ27の音量を増やす。また、奥に傾いた時は全体の音量を上げ、手前に傾いた時は全体の音量を下げる。また、スイッチを押さなくても傾いた角度がある値以上になるとマイクユニット21が水平にされ、卓上等に置かれている状態であると判断しマイクロフォンに音声を入力しない状態にする。このようにマイクユニット21に光ジャイロを用いた角速度検出ユニット23を設けることにより従来アンプユニット22のところまで行って音量などを調整しなければならなかったのをマイクを持っている人が簡単な操作で行うことが可能となった。しかも、角速度検出手段に上記光ジャイロを用いたため、マイクユニット21を大きくすることなく本提案が実施できるようになった。また、光ジャイロの特徴である“振動ジャイロに比べ外部の振動に強い、消費電力が少ない”ということによりマイクユニット21が振動に強くなる、電池を内蔵しワイヤレスにすることも可能となるという効果も得られる。 【0036】(第4の実施形態)図9は、本発明の角速度検出装置を走行情報記録装置に応用する場合の概念図である。本実施形態は車輛が事故などを起こしたときにどのような原因で事故が発生したかを解析するため走行情報を検出し記録しておく装置である。 【0037】30は本実施形態の走行情報記録装置を搭載した自動車、31は車輛の向きを検出するためのZ軸に対する回転検出ジャイロ、32は車輛の横倒れなどを検出するためのX軸に対する回転検出ジャイロ、33は車輛の位置を検出するためのGPSアンテナ、34は車速を検出する車速検出器、35は正面の衝突などの加速度を検出するX方向加速度計、そして36は31〜35のセンサで検出された情報を処理し、記録するため信号処理ユニットである。 【0038】図10は、処理ユニット36のブロック図である。処理ユニット36は、GPS受信機37、演算処理部38、レコーダ39を含んでいる。GPS受信機37はGPSアンテナ31からの信号を位置情報にし、演算処理部へと入力される。また、ジャイロは車体の状態、車速検出器34と加速度計35はそのときの車輛の走行状態を検出し、同様に演算処理部へと入力される。そして、車輛の走行情報が演算処理部38で演算され走行情報データとしてレコーダ39に記録される。こうして、車輛の走行情報を検出し記録することが可能となる。 【0039】ここで、上記説明からわかるようにこの走行情報記録装置は多くのセンサを用いているため、通常では大きさが大きくなってしまう。そこで、本実施形態では回転検出ジャイロに上記光ジャイロを用いている。 【0040】光ジャイロは通常のジャイロに比べると大きさが小さく搭載が容易である。X軸回りとZ軸回りで別々のジャイロを用いているが、一体にまとめることも可能である。 【0041】当然ながら小型になるため自動車以外のバイク,自転車などにも搭載が可能である。その他にも各種センサの組合わせによっては動物の生態調査、ある構造物の挙動の調査などを応用する範囲は多々ある。 【0042】 【発明の効果】以上説明した本発明によれば、角速度検出手段として光ジャイロを用ているので、角速度検出装置全体を小型化にすることができる。従って、従来はスペースが無くて1軸しか検出できなかったが、本発明の小型の角速度検出装置をわずかな空間に設置して3軸方向の角速度を検出することができる。 【0043】又、本発明によれば、配線を容易な形にすることも可能とした。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年9月17日(1999.9.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065385 【弁理士】 【氏名又は名称】山下 穣平
|
| 【公開番号】 |
特開2001−91267(P2001−91267A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−263800 |
|