トップ :: G 物理学 :: G01 測定;試験




【発明の名称】 ナビゲーション方法およびそのためのINサーバ
【発明者】 【氏名】フランク・ヘーゲバルト

【要約】 【課題】発呼者、特に移動無線加入者のためのナビゲーション方法を提供すること。

【解決手段】発呼者がインテリジェントネットワーク(IN)サーバ2を呼び出し、現在位置および目的地、ならびに移動のタイプ詳細には歩行者、公共または私用輸送手段も任意選択で送信し、INサーバ2が前記データおよび格納された経路固有データから、現在位置から目的地への少なくとも1つの経路を計算し、目に視えるかつ/または耳に聴こえる合図によってユーザの端末にそれを送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発呼者、詳細には移動無線加入者のためのナビゲーション方法であって、発呼者がインテリジェントネットワーク(IN)サーバ(2)を呼び出し、現在位置および目的地、ならびに任意選択で、移動のタイプ、詳細には歩行者、公共または私用輸送手段も送信し、INサーバ(2)が前記データおよび格納された経路固有データから、現在位置から目的地への少なくとも1つの経路を計算し、目に視えるかつ/または耳に聴こえる合図によってユーザの端末に送信することを特徴とするナビゲーション方法。
【請求項2】 計算された経路が全部かつ/または区間に分けて送信されることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション方法。
【請求項3】 INサーバ(2)が、選択された輸送手段および/または目立つ地形上の特徴に応じて区間の長さを指定することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション方法。
【請求項4】 経路の長さが追加的に送信されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
【請求項5】 特定のキーまたはその組合わせを選択することにより、区間の最後に到達したことを発呼者が合図することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
【請求項6】 特定のキーまたはその組合わせを選択することにより、追加的な機能、詳細にはINサーバ(2)への接続の一時的中断、特定の通知の繰り返し、または完全な経路の概要の要求を求めて、発呼者がメニューにアクセスすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
【請求項7】 ユーザによってなされたナビゲーション要求を受信する受信手段、経路固有データを格納する記憶手段、ナビゲーション要求のデータおよび経路固有データから少なくとも1つの経路を決定する計算手段、および前記経路を発呼者の端末に送信する出力手段によって特徴付けられる請求項1から6のいずれか一項に記載のナビゲーション方法のためのINサーバ(2)。
【請求項8】 前記受信手段が対話型音声メニューを有することを特徴とする請求項7に記載のINサーバ(2)。
【請求項9】 前記出力手段が計算された経路を自動的に通知するデバイスを有することを特徴とする請求項7または8に記載のINサーバ(2)。
【請求項10】 それぞれの現在の可変の経路固有データ、詳細には交通状況、時刻表との一致、および天気に関するデータを上書き可能に格納する記憶域を、前記記憶手段が備えることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載のINサーバ(2)。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発呼者、詳細には移動無線加入者のためのナビゲーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】知られているタイプのナビゲーションシステムは一般に、位置判定デバイス詳細にはGPSシステム(全世界測位システム)によって衛星支援された位置判定デバイス、および乗り物に装備されたコンピュータを備える。このコンピュータは、町または特定地域のデジタル化された道路地図を含むデータメモリを有する。目的地が手作業で入力された後に、そのようなシステムは、道路地図データの支援で最も有利な経路を計算する。このシステムが集中式交通マスターコンピュータを有する場合、特に交通状況、道路工事、および天気状況に関する現在データを、適した無線接続を介して経路の計算に使用することができる。このシステムは、運転手に視ることまたは聴くことが可能な指示を与える。こうしてナビゲーションシステムは、未知の地域を通る自動車両の運転手を案内する役割を果たす。しかし必要な機器が非常に複雑で高価なので、特に個人分野でこれまで広く普及することがなかった。乗り物の外で、例えば歩行者、自転車の乗り手、公共輸送手段の利用者のための方向づけ支援として使用することは、重量と大きさのため現在可能ではない。
【0003】DE19514133C2は、位置に対応する情報の項目および経路情報の項目も移動表示する方法を開示する。この目的のために、GPS受信機および評価回路を有する携帯端末が提供される。経路計画は、情報センタとの通信を介して行われる。そのような携帯端末があっても、大きさ、重さ、および調達費用のため、おそらく潜在利用者間でわずかに受け入れられるに過ぎないだろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述の欠点をなくし、非常に低額で、車両内の使用および公共輸送手段の利用者ならびに自転車の乗り手および歩行者にとっても普遍的に適した、ナビゲーション方法を規定することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目的は請求項1の特徴的な機能によって達成される。本発明の基本的考えは、移動無線ネットワークおよびIN(インテリジェントネットワーク)機器を使用することである。ほとんどの応用例では、通りおよび家屋番号を指定することによって現在位置が与えられるので、GPS受信機による位置判定なしですますことができる。利用者はこれらのデータを電話によって、好ましくはINサーバへの移動無線によって送信するが、利用者はINサーバの電話番号をダイアルするだけでよい。対話的方法を使用して、サーバは、目的地、および任意選択で移動のタイプも自動的に確認する。前記データからINサーバは、現在位置から目的地への少なくとも1つの経路を計算し、それをユーザの端末に送信する。提案される経路は、端末の表示装置上に表示し、かつ/または音声出力として合図することができる。INサーバのサービスは、データベースが常に現在の状況に対応することを保証するために有料サービスとして提供することができる。サーバがアクセスしなければならない大量のデータの多くは、既存システムから引き継ぐことができる。例えば、非常に多数の町、およびいなかでさえも、そのデジタル化された道路地図が利用可能である。定時サービスの乗り物の現在の時刻表を提供するためには、サーバは例えば、いずれにせよ交通会社のセンタにおいて利用可能なデータに頼ることになる。前記データはしばしば、公共地域旅客運送サービス(public local passengers’ transport services、LPTS)の予想到着時刻および/または出発時刻に関して停止地点の表示版を作動させるための動的乗客情報システム(DFI system)さえ含む。このようにINサーバは、時刻表データだけでなく実際の出発時刻についての現在データをも提供することができる。
【0006】請求項2によれば、計算された経路は、当事者に全部および/または区間に分けて送信される。例えば、現在位置から目的地への完全な経路を原則として最初に発行することができ、この場合、細分された区間が既に表示されているべきである。次いで完全な経路の区間がより詳細に発行される。
【0007】区間は、請求項3の機能を備えて細分されることが好ましい。公共輸送手段を使用して経路を推薦する場合、区間は単に、乗り込む場所、乗り換える場所および降りる場所の間の距離から構成される。例えば歩行者、自転車の乗り手、および自動車運転手にとっては、計算された経路に従って方向を変更すべき交差点および合流地点の目立つ建物が地形的な特徴として適している。
【0008】請求項4によれば、方向および位置データに基づき経路を特徴付けることに加えて、この経路の長さ、または個々の経路区間の長さもそれぞれ送信される。これは距離を指定することによって、また時間を指定することによってもなされる。
【0009】請求項5は、次の区間のデータが現在必要であることをサーバに伝える単純な可能性を特徴付ける。
【0010】また、請求項6に記載の本方法の有利な開発例が、ユーザにさらなる快適さとサービスを提供する。費用の理由で、経路全体を徒歩または乗り物によって通過する間に接続を維持する必要をなくすため、新規のナビゲーション要求を行わなくても情報項目を随時再び取り出すことを可能にするある種の待機機能が提供されるべきである。
【0011】請求項7は、本方法に適したINサーバの構造に関する。実際上、通信手段、記憶手段および計算手段が提供される。これに関連して通信手段は、請求項8および9によれば、当事者のナビゲーション要求を評価する対話型音声メニューおよび出力手段として計算された経路を自動的に通知する装置を備える。
【0012】請求項10による有利な実施形態により、当事者に提供される情報の拡張、例えば現在の渋滞の状況に関して、公共地域旅客輸送サービスの時刻表からの予想されるずれ、および予想される天気、が可能になる。ホテルの予約、目的地付近の食事施設、および駐車案内システムに関する情報提供の拡張、ならびに非常により多くのことが考えられる。また広告の挿入を提供することもでき、この場合広告収入によってナビゲーションシステムのユーザに対する料金の削減が行われるべきである。
【0013】本発明を、図に示した例示的実施形態を参照して以下にさらに詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】唯一の図は、ナビゲーション要求を指定する対話モード3およびINサーバ2によって計算された少なくとも1つの経路を移動無線加入者に送信する出力モード4を介して接続された移動無線セット1およびINサーバ2を示す。ユーザは、特定の電話番号をダイアルすることによってINサーバ2への接続をセットアップする。対話モード3において、現在位置、目的地および希望する輸送手段がINサーバ2に送信され、このINサーバ2が格納された地図データを利用してそこからの最適経路を計算する。前記経路は、自動通知により通知モード4を介して区間に分けてユーザに通信され、ユーザは、特定のキーを作動させることによってそれぞれの次の区間に関する経路情報を取り出す。
【0015】本発明は、上述の例示的実施形態に限定されない。それどころか、本発明の特徴を利用し、基本的に異なる構成の設計さえ有する多くのの変形形態が可能である。
【出願人】 【識別番号】391030332
【氏名又は名称】アルカテル
【出願日】 平成12年7月6日(2000.7.6)
【代理人】 【識別番号】100062007
【弁理士】
【氏名又は名称】川口 義雄 (外3名)
【公開番号】 特開2001−82974(P2001−82974A)
【公開日】 平成13年3月30日(2001.3.30)
【出願番号】 特願2000−204577(P2000−204577)