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【発明の名称】 案内装置
【発明者】 【氏名】樋口 真実

【氏名】宮野 和彦

【要約】 【課題】運転者に対して案内の内容に応じて適切に注意をひく案内装置を提供する。

【解決手段】案内情報を出力する情報出力手段と、情報出力手段により案内情報を出力する前に、案内情報が出力されることを予知させるための所定の曲を出力する曲出力手段を備える。また、案内情報の種類に応じてジャンルや音色の設定を行うことにより、状況に応じた一層インパクトのある曲が案内情報に先立ち出力される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 案内情報を出力する情報出力手段と、前記情報出力手段により案内情報を出力する前に、前記案内情報が出力されることを予知させるための所定の曲を出力する曲出力手段を備えたことを特徴とする案内装置。
【請求項2】 前記案内情報は音声案内情報であって、前記情報出力手段は音声案内情報を出力する音声情報出力手段であることを特徴とする請求項1記載の案内装置。
【請求項3】 複数のジャンル別に区分可能に複数の曲が記憶された曲記憶手段と、選択されたジャンルに該当する曲のリストを表示するリスト表示手段と、前記リスト表示手段により表示されたリストから曲を選択する曲選択手段と、前記曲選択手段により選択された曲を前記曲出力手段が出力する曲として設定する出力曲設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【請求項4】 複数の音色を記憶する音色記憶手段と、前記音色手記憶手段から音色を選択する音色選択手段と、前記曲出力手段の出力する曲を前記音色選択手段により選択された音色とする音色設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3記載の案内装置。
【請求項5】 前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記案内情報の前に出力する曲を設定するグループ毎曲名設定手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【請求項6】 前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記リスト表示手段が表示する曲のジャンルを設定するグループ毎ジャンル設定手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の案内装置。
【請求項7】 前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記音色選択手段が選択する音色を設定するグループ毎音色設定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の案内装置。
【請求項8】 車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記曲出力手段の出力する曲を設定する走行環境対応設定手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【請求項9】 車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記リスト表示手段が表示する曲のジャンルを設定するリストジャンル設定手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の案内装置。
【請求項10】 車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記音色選択手段が選択する曲の音色を設定する走行環境対応音色設定手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の案内装置。
【請求項11】 道路交通情報を受信する交通情報受信手段を備え、前記情報出力手段は、前記交通情報受信手段により受信された道路交通情報を前記案内情報として出力するものであることを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【請求項12】 車両を探索された経路に沿って経路案内を行うナビゲーション手段を備え、前記情報出力手段は、前記ナビゲーション手段により案内地点等において出力される案内情報、注意情報等を前記案内情報として出力するものであることを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【請求項13】 前記車両が目的地に近づいた時に、前記案内出力手段による案内を行うか、前記曲出力手段により所定の曲を出力するかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項12記載の案内装置。
【請求項14】 前記曲出力手段の出力する曲を記憶する作成曲記憶手段と、曲を入力するための曲入力手段と、前記曲入力手段による入力に応じて前記作成曲記憶手段に記憶された曲の内容を書き換える書換手段とを、備えたことを特徴とする請求項1、請求項2記載の案内装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、経路案内や道路交通情報等を出力するナビゲーション装置等の案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行うナビゲーション装置では、探索された経路に沿って車両を案内中に所定の案内地点に来ると、表示部等に拡大地図が表示されたり、音声により必要な案内が行われる。また、VICS等の道路交通システムにおける道路交通情報受信装置で取得した交通情報を表示部に文字により表示したり、音声により出力される案内装置がある。
【0003】このような案内装置では、案内情報を映像出力や音声出力する前に、短い「ピー」等の特定の「ビーブ」音を出力して運転者の注意をひくようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来の案内装置においては、出力されるビープ音が単調であり、また案内内容、つまり案内の重要度等に係わらず一定であり、運転者に対するインパクトが弱いという問題があった。
【0005】本発明は、上述のような問題を解決した運転者に対して案内内容に応じて適切に注意をひく案内装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するために本発明は、案内情報を出力する情報出力手段と、前記情報出力手段により案内情報を出力する前に、前記案内情報が出力されることを予知させるための所定の曲を出力する曲出力手段を備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記案内情報は音声案内情報であって、前記情報出力手段は音声案内情報を出力する音声情報出力手段であることを特徴とするものである。
【0008】また、複数のジャンル別に区分可能に複数の曲が記憶された曲記憶手段と、選択されたジャンルに該当する曲のリストを表示するリスト表示手段と、前記リスト表示手段により表示されたリストから曲を選択する曲選択手段と、前記曲選択手段により選択された曲を前記曲出力手段が出力する曲として設定する出力曲設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、複数の音色を記憶する音色記憶手段と、前記音色手記憶手段から音色を選択する音色選択手段と、前記曲出力手段の出力する曲を前記音色選択手段により選択された音色とする音色設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記案内情報の前に出力する曲を設定するグループ毎曲名設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記リスト表示手段が表示する曲のジャンルを設定するグループ毎ジャンル設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記案内情報を情報の種類に基いて複数のグループに分類する分類手段を有し、前記分類手段により分類された案内情報のグループ毎に、前記音色選択手段が選択する音色を設定するグループ毎音色設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】また、車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記曲出力手段の出力する曲を設定する走行環境対応設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記リスト表示手段が表示する曲のジャンルを設定するリストジャンル設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0015】また、車両に搭載される案内装置であって、前記車両の走行環境に応じて前記音色選択手段が選択する曲の音色を設定する走行環境対応音色設定手段を備えたことを特徴とするものである。
【0016】また、道路交通情報を受信する交通情報受信手段を備え、前記情報出力手段は、前記交通情報受信手段により受信された道路交通情報を前記案内情報として出力するものであることを特徴とするものである。
【0017】また、車両を探索された経路に沿って経路案内を行うナビゲーション手段を備え、前記情報出力手段は、前記ナビゲーション手段により案内地点等において出力される案内情報、注意情報等を前記案内情報として出力するものであることを特徴とするものである。
【0018】また、前記車両が目的地に近づいた時に、前記案内出力手段による案内を行うか、前記曲出力手段により所定の曲を出力するかを選択する選択手段を備えたことを特徴とするものである。
【0019】また、前記曲出力手段の出力する曲を記憶する作成曲記憶手段と、曲を入力するための曲入力手段と、前記曲入力手段による入力に応じて前記作成曲記憶手段に記憶された曲の内容を書き換える書換手段とを、備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係る案内装置の構成を示すブロック図である。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態はVICS受信機(交通情報受信装置)を備えたナビゲーションシステムを例に案内地点における案内(映像出力、音声出力)を行う前に、運転者の注意をひくように特定の曲を付加するものである。
【0021】11は人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信し、その受信信号から緯度、経度を算出するGPS受信機である。12は車両の進行方向を検出するジャイロセンサ等の方位センサである。13は車両の走行距離を検出する距離センサで、車軸の回転に同期したパルスが出力される磁力式や光学式の回転数センサにより構成される。14は地図情報が記録されたCD−ROMまたはDVD(Digital Video Disk)等の記録媒体及びその読取装置等からなる地図データベースであり、経路探索、案内を行うためのノードデータやリンクデータ等の道路データ、また各道路における高速道路、国道、県道等の道路の種別等の道路属性データ等が記憶されている。15は路側等に設置された送信機やFM放送波を用いて渋滞、事故等の交通情報を提供するVICS(道路交通情報システム)情報を受信する情報受信機である。16は年月日、曜日、時刻等を検出するカレンダ部で、計時機能を有する時計、タイマ等の機器や、GPS受信機11から時刻データを取得して検出する。
【0022】2は、GPS受信機11で算出された位置データ、方位センサ12や距離センサ13からのデータ及び地図データベース14のデータを基に自車位置を特定する処理、入力された目的地までの走行経路を探索する処理、探索された経路に沿って車両を案内する処理、地図データベース14のデータを基に地図及び車両位置を表示部31に表示する処理、交差点の拡大図や進行方向を示す矢印等の案内図を表示する処理等を行う制御部で、マイクロコンピュータ等で構成される。また、案内の前に出力する複数のジャンル別に分類された曲データ、音色データ(楽器個有の波形データ、周波数データ、帯域データ等)が制御部2内のメモリ部(RAM、ROM等)に記憶されている。
【0023】31は制御部2からの信号に基づき地図画像や交差点の拡大案内画像等を表示する液晶表示パネル等で構成された表示部である。32は制御部2からの指示に基いて案内のための音声を発声し、スピーカ等で音声案内を出力するための音声合成部であり、ROMやCDに格納されているPCMデータやADPCMデータの再生または音声合成装置により構成される。33は制御部2からの指示に基いて付加曲(案内の前に出力する曲)を出力するための予告曲出力部であり、曲データ、音色データを基に案内を出力する前に付加する曲を作成し出力する。34は案内の前に「ピー」等の予告音を出力する予告音出力部である。35は音声合成部32で合成された案内音声信号、予告曲出力部33から出力された付加曲信号や予告音出力部34から出力された予告音信号を増幅し、スピーカ等で音声に変換する音声出力部である。4は目的地設定、表示切換等の操作、付加曲の設定等の操作を行うための操作スイッチ等からなる入力部である。
【0024】図2は本発明の一実施の形態に係る案内装置の制御部2の行う曲出力処理のフローチャートである。図3は本発明の一実施の形態に係る案内装置の付加曲設定手順の説明図で、(a)は設定項目図、(b)は案内種別設定画面図、(c)はジャンル設定画面図、(d)は曲名設定画面図、(e)は音色設定画面図、(f)は案内種別毎の設定済データのメモリの記憶状態図である。図4は本発明の一実施の形態に係る案内装置の基本データの記憶内容の説明図で、(a)は曲データ図、(b)は音色データ図、(c)はジャンル別の曲記憶状態図である。以下、図に従って説明する。尚、図2のフローチャートに示した処理は、ナビゲーション装置動作中繰り返し実行される。
【0025】ステップS11では、現在地を検出してステップS12に移る。つまり、GPS受信機11で受信した位置データと地図データベース14を照合して車両の現在地を特定する。尚、トンネル等においてGPS電波が受信できない時は、方位センサ12及び距離センサ13により補完する。
【0026】ステップS12では、ナビゲーションシステムの案内地点であるか否かを判断して案内地点であればステップS13に移り、案内地点でなければステップS18に移る。つまり、案内地点は進路を変更する交差点、目的地近くや、予めユーザにより設定された地点であり、案内地点と現在地を比較して判断する。
【0027】ステップS13では、曲を付加するか否かを判断して曲を付加するならばステップS14に移り、曲を付加しなければステップS19に移る。この判断は予めユーザにより設定されている状態に基づき行う(例えば、図3(f)の案内種別毎の設定済データが制御部2内のメモリに記憶されているか否かで判断する)。
【0028】ステップS14では、対応曲データを入力してステップS15に移る。つまり、案内、危険予告、助言毎に設定されている曲名に対応する曲データを制御部2内のメモリから読み出す。この曲データが標準曲の場合は制御部2内のメモリ(ROM)や別のCD−ROM(地図データベース用のCD−ROMに付加)に記憶されている。曲データは図4(a)に示すような音符データである。
【0029】ステップS15では、指定音色でデータ編集してステップS16に移る。つまり、選択されている曲A1:○○○○を指定された音色で編集する。付加曲は図4(a)のごとく出力された音符データであり、これを例えばヴァイオリンの音色で出力する場合には、ヴァイオリンの波形データ(図4(b)のような楽器特有の基本波形)を音符データに対応する周波数に変更する。この波形データは一般の電子楽器(またはシンセサイザー)と同様に電子回路等で生成して制御部2内のメモリ(またはCD−ROM)に記憶されている。
【0030】ステップS16では、曲データを出力してステップS17に移る。つまり、ヴァイオリンの音色をした曲A1を予告曲出力部33に出力する。音符データで周波数の変更された波形が音声出力部35で増幅されて付加曲として音声出力される。
【0031】ステップS17では、案内データを出力して処理を終える。つまり、前述の付加曲に続いて、通常ナビゲーションシステムにおける案内データが音声合成部32から出力され、音声出力部35で増幅されて音声案内情報として音声出力される。また、案内情報が映像(画像)情報の場合には表示部31に地図情報や文字情報が表示される。
【0032】ステップS18では、VICS情報を受信したか否かを判断してVICS情報を受信すればステップS13に移り、VICS情報を受信しなれば処理を終える。つまり、ビーコン等で送信されているVICS情報を情報受信機15が受信したか否かで判断する。
【0033】ステップS19では、予告音を出力してステップS17に移る。つまり、案内の前に曲を付加せず、従来と同様に、予告音出力部34から出力された「ピー」等の予告音を音声出力部35に出力する。
【0034】図5は本発明の一実施の形態に係る案内装置の制御部2の行う変曲処理・作曲処理のフローチャートで、(a)は変曲時処理、(b)は作曲時処理である。以下、図に従って説明する。本実施の形態は音声出力曲の設定(変曲時処理)・曲データの作成(作曲時処理)に関するものである。尚、これらの処理は、変曲を開始する操作及び作曲を開始する操作が行われた時に実行される。
【0035】ステップS21では、案内種別リストを表示してステップS22に移る。つまり、案内の案内種別である案内、危険予告、助言、その他の種別について、図3(b)の案内種別設定画面を表示部31上に表示する。
【0036】ステップS22では案内種別を入力しステップS22に移る。つまり、案内種別設定画面に対してユーザが画面下部に表示された案内表示「案内」、「危険予告」、「助言」、「その他」に対応するいずれのファンクションスイッチが押圧されたかで判断する(ここでは、「案内」を選択したとする)。選択された案内種別を制御部2のメモリに記憶する。
【0037】ステップS23では、ジャンルを入力してステップS24に移る。曲は検索し易いように予め「クラシック」、「ポップス」、「ジャズ」等のジャンル別に分類されており、「案内」に対応する望ましいジャンルをユーザが設定する。図3(c)に示すジャンル設定画面では「クラシック」に対応するファンクションスイッチが押圧されている。
【0038】ステップS24では、該当曲を検索してステップS25に移る。つまり、曲は図4(c)ジャンル別曲記憶状態図のようにジャンル別に分類されて、制御部2内のメモリに記憶されており、指定された「クラシック」に属する曲(A1〜A4)を検索する。
【0039】ステップS25では、曲リストを表示してステップS26に移る。つまり、ジャンル「クラシック」に分類されている曲A1:○○○○、曲A2:△△△△、以下、曲A3、曲A4を表示部31に図3(d)の曲名設定画面として表示してユーザの選択を待つ。
【0040】ステップS26では、選択曲を入力してステップS27に移る。つまり、この画面に表示された曲の中からユーザがファンクションスイッチにより選択(例えば、曲「A1」を選択)した曲を付加曲とする。
【0041】ステップS27では、音色リストを表示してステップS28に移る。つまり、選択されている曲A:○○○○をどんな音色で出力するかを設定するもので、「ピアノ」、「ギター」、「ヴァイオリン」、「ハープ」等の楽器名を表示部31に図3(d)の音色設定画面として表示してユーザの選択を待つ。
【0042】ステップS28では、音色を入力してステップS29に移る。つまり、この画面に表示された音色(ここでは楽器名に対応)の中からユーザがファンクションスイッチにより選択(例えば、「ヴァイオリン」を選択)した音色を付加曲の音色とする。
【0043】ステップS29では、メモリの案内種別に対応するところに選択曲・音色を記憶して処理を終える。つまり、制御部2内のメモリ(RAM等)に図3(f)のごとく案内種別、曲名、音色を対応させて記憶する。例えば、案内種別「案内」に対しては曲「A1」、音色「ヴァイオリン」と記憶する。
【0044】別の案内種別についても同様にステップS21からステップS29を繰り返し、案内種別「危険予告」に対しては曲「B3」、音色「ピアノ」と記憶する。また、案内種別「助言」に対しては曲「C2」、音色「ギター」と記憶する。このように出力すべき曲を制御部2内のメモリに記憶しておくことにより、案内を行う状態になれば(車両が案内地点等に到達したとき等)、案内に先立ち設定された曲A1がヴァイオリンで出力(演奏)される。
【0045】続いて、付加曲としてユーザが個人用に曲を作成する場合の手順について図5(b)の作曲時処理のフローチャートに従って述べる。
【0046】ステップS31では、音符を入力してステップS32に移る。つまり、案内の前に付加する曲として、ユーザが独自に作曲した曲を使用したい時には、その曲に相当する音符データを入力する。図4(a)のような音階を示すド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、♯、♭等と音の長さを示す四分音符、八分音符等の音符データが入力される。例えば表示部31の画面上に五線譜を表示し、ユーザが位置(音階)と音の長さを指定する。
【0047】ステップS32では、音符の入力が完了したか否かを判断して入力が完了すればステップS33に移り、入力が完了しなければステップS31に戻り入力を待つ。
【0048】ステップS33では、曲名を入力してステップS34に移る。つまり、ユーザが曲を選択する場合に必要な曲名を、入力した音符データに対応させて入力する。
【0049】ステップS34では、ジャンルを入力してステップS35に移る。つまり、作曲された(既成の曲も含めて)複数の曲をジャンル毎に分類して、内容種別毎に曲指定や検索がし易いように、作曲した曲に対応するジャンル名を入力する。
【0050】ステップS35では、メモリに記憶して処理を終える。つまり、作曲した曲を音符データ、ジャンル名、曲名を対応させて制御部2内のメモリ(RAM等)に記憶する。
【0051】尚、作曲方法については、CDやDVD(地図データベース14の再生装置を利用)の曲データの一部を取り込み利用する方法や、情報受信機15により受信された曲のデータ(FM受信機により受信された放送波や、電話等を利用して通信により得られた曲データ)の一部を利用する方法も可能である。
【0052】以上のように本実施の形態では、画像案内や音声案内等の案内に先立ち運転者の注意を喚起するような曲が出力されるので、案内情報を聞き漏らすことがなく、また、案内の内容に応じてジャンル別に分類された曲が出力されるので、運転者は案内内容の予測ができる利点もある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、運転者に対して案内内容に応じて適切に注意をひく案内装置が提供できる。
【出願人】 【識別番号】000237592
【氏名又は名称】富士通テン株式会社
【出願日】 平成11年7月30日(1999.7.30)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−41763(P2001−41763A)
【公開日】 平成13年2月16日(2001.2.16)
【出願番号】 特願平11−217513