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【発明の名称】 交通体用ナビゲーション方法及びナビゲーションシステム
【発明者】 【氏名】シュテファン リヒラック

【要約】 【課題】従来技術の欠点を除去し、一層より簡単且快適に楽に操作し得る交通体用ナビゲーション方法及びシステムを提供すること。

【解決手段】交通体内へ乗り込む前に、少なくとも1つの目標点を、交通体に関して外部のデータ処理装置内へ入力し、前記外部のデータ処理装置にて、少なくとも1つのルートを計算し、相応のルートデータを、伝送区間を介してナビゲーション案内装置へ伝送する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 或1つの出発点から或1つの目標点へのナビゲーションのための交通体用ナビゲーション方法、例えば、車両全般、自動車、船舶又は航空機等の交通体用ナビゲーション方法であって、交通体内に設けられたナビゲーション案内装置を用いて、先に計算されたルートに沿って或1つの出発点から或1つの目標点へナビゲーション案内が行われるようにした当該の交通体用ナビゲーション方法において、当該の交通体内へ乗り込む前に、少なくとも1つの目標点を、交通体に関して外部のデータ処理装置内へ入力し、前記外部のデータ処理装置にて、少なくとも1つのルートを計算し、相応のルートデータを、伝送区間を介してナビゲーション案内装置へ伝送するようにしたことを特徴とする交通体用ナビゲーション方法。
【請求項2】 前記外部のデータ処理装置のメモリから、計算されたルートに関して付加的情報を読み出し、そのルートデータと共に伝送区間を介して交通体へ伝送するようにしたことを特徴とする請求項1記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項3】 付加的に出発点を、交通体に関して外部のデータ処理装置内へ入力することを特徴とする請求項2記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項4】 ナビゲーション案内装置へルートデータの伝送後、当該のナビゲーション案内装置により、当該の出発点を瞬時の所在位置箇所として求めることを特徴とする請求項1から3までのうち何れか1項記載の記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項5】 出発点の決定、検出を、衛星支援の位置測定(GPS−GlobalPositioninng System)を用いて行なうようにしたことを特徴とする請求項4記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項6】 伝送区間として、赤外−、又は無線接続路を使用することを特徴とする請求項1から5までのうち何れか1項記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項7】 外部のデータ処理装置として、入力ユニット、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)を使用することを特徴とする請求項1から6までのうち何れか1項記載の交通体用ナビゲーション方法。
【請求項8】 交通体用ナビゲーションシステム(100)、例えば、車両全般、自動車、船舶又は航空機等の交通体用ナビゲーションシステムにおいて、前記交通体用ナビゲーションシステムには、データ処理装置(32)からナビゲーションシステム(100)へルートデータを伝送するため、当該のデータ処理装置(32)との無線接続のためのインターフェース(26、36)が設けられており、前記データ処理装置(32)は、留め、止め置かれる交通体の領域内にローカルに局所的に設けられていることを特徴とする交通体用ナビゲーションシステム。
【請求項9】 インターフェース(26、36)は、赤外−、又は無線接続路、例えば、433MHzにおけるHF(高周波)−接続路であることを特徴とする請求項8記載の交通体用ナビゲーションシステム。
【請求項10】 ローカルな局所的データ処理装置(32)は、パーソナルコンピュータ(PC)であることを特徴とする請求項8又は9記載の交通体用ナビゲーションシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概念による、或1つの出発点から或1つの目標点へのナビゲーションのための交通体用ナビゲーション方法、例えば、車両全般、自動車、船舶、又は航空機等の交通体用ナビゲーション方法であって、交通体内に設けられたナビゲーション案内装置を用いて、先に計算されたルートに沿って或1つの出発点から或1つの目標点へナビゲーション案内が行われるようにした当該の交通体用ナビゲーション方法に関する。更に、本発明は、請求項8記載の、交通体用ナビゲーションシステム、例えば、車両全般、自動車、船舶又は航空機等の交通体用ナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】交通体例えば、車両全般、自動車、船舶又は航空機等の交通体内に固定的に装備されたナビゲーションシステムは前記交通体の運転者ないし操縦者を迅速、簡単かつ確実に或1つの実際の出発点から或1つの所望の目標点へナビゲーション案内するものであり、ここで、交通体の運転者ないし操縦者は、前以てコスト、手間、手数をかけて、ルートをプランニングし、相応の地図マップ情報資料を取得しなくてもよいのである。このために、例えば、マップ、地図又は道路マップに基づく相応のナビゲーションデータが、ナビゲーションシステム内に、例えばCD−ROM上に記憶されておかれる。
【0003】ナビゲーション装置は、例えば衛星支援の位置測定(GPS−Global Positioninng System)を用いて瞬時の所在位置個所を検出し、相応のナビゲーション指示情報を計算し、それらの相応のナビゲーション指示情報により、所定の目標が得られる。ここで、ナビゲーションデータは、有利に、車両に対する道路及び経路についてのデータを含む。
【0004】但し、ナビゲーションシステムがそれの役割を引受け、所在位置から目標点までのルートを計算し得る前に、ユーザが所望の目標点及び場合により、GPSのないナビゲーション装置の場合には実際の所在位置を入力することも必要である。このことは、例えば、手動で操作すべき入力装置を介して行われ、ここで、記号テーブルの文字が順次連続して呼出、ないしスクロールされ、選択されて、遂には、選ばれた文字及び数字が例えば、場所の名、地名、道路名、目標点ないし所在位置の家屋番号を形成する。然し乍ら、このことは、厄介、面倒であり、時間が掛り、ナビゲーションシステムの操作の際相当の基本知識を要するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とするところは、上述の欠点を除去し、一層より簡単且快適に楽に操作し得る上述の形式の改善された交通体用ナビゲーション方法及びシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、上述の形式のナビゲーション方法に係わる請求項1の特徴事項を成す構成要件により、そして、ナビゲーションシステムに係わる請求項8の特徴事項を成す構成要件により解決される。
【0007】すなわち、上述の形式の本発明の方法によれば、交通体内へ乗り込む前に、少なくとも1つの目標点を、交通体に関して外部のデータ処理装置内へ入力し、前記外部のデータ処理装置にて、少なくとも1つのルートを計算し、相応のルートデータを、伝送区間を介してナビゲーション案内装置へ伝送するようにしたのである。
【0008】このことの利点とするところは、ルート計算に関連するデータないしオプションの入力が、著しく楽に且簡単に、気楽なデスクで、又は事務所で、例えば、パソコン(PC)で行われ、ここで、ユーザが、例えば自動車運転者が、交通体内、例えば車両内へ乗り込むときには既に、ナビゲーション装置にて、すべてのナビゲーション案内のための所要の準備が終了されていることである。このことは殊に,冬季には有利である、それというのは、運転者は、車両ないし自動車の冷えている状況ではじめてプログラミングしなければならないということがなく、直ちに発進できるからである。更に、外部データ処理装置が一層より高いメモリ記憶容量により、計算されたルート内へ、遙かに一層より多く、一層よりフレキシブル、ないし、実際的な情報例えばホテル、ガソリンスタンド等に関する情報を組込み結合することが可能になる。運輸業の場合、既にロジスティックの事務所にて、コスト上及び時間的に最小化されたルートを計算し、外回りサービス−車両へ伝送でき、その結果ナビゲーションシステムの一層精確で、楽なプラニング及び利用が可能になる。
【0009】本発明の有利な発展形態が請求項2〜7に記載されている。
【0010】交通体の運転者ないし操縦者に対する情報の拡大、拡張を次のようにして達成できる、即ち、前記外部のデータ処理装置のメモリから、計算されたルートに関して付加的情報を読み出し、ルートデータと共に伝送区間を介して交通体へ伝送するようにしたのである。
【0011】更に、有利には、付加的に出発点を、交通体に関して外部のデータ処理装置内へ入力するのである。このことは、殊に、次のようにすれば有利に行われる、即ち、データ処理装置ないし交通体の瞬時の所在位置が、ルート計算のための所望の出発点でないものにするのである。それにより、他のルートも、予備的に計算し、ナビゲーション装置内に格納できる。
【0012】ナビゲーションの一層より精確な初期化のため、ナビゲーション装置へのルートデータの伝送後、当該のナビゲーション案内装置により、当該の出発点を交通体の瞬時の所在位置箇所として求めるのである。このことは、例えば衛星支援の位置測定(GPS−Global Positioninng System)を用いて行われ、これにより場合により手動でデータ処理装置内へ入力される出発点に比して一層より高い精度が付加的に与えられる。更に、有利には伝送区間として、赤外−、又は無線接続路を使用し、外部のデータ処理装置として、入力ユニット、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)を使用するとよい。
【0013】上述の形式の本発明のナビゲーションシステムでは、交通体用ナビゲーションシステム、例えば、車両全般、自動車、船舶又は航空機等の交通体用ナビゲーションシステムにおいて、前記交通体用ナビゲーションシステムには、データ処理装置からナビゲーションシステムへルートデータを伝送するため、当該のデータ処理装置との無線接続のためのインターフェースが設けられており、前記データ処理装置は、留め、止め置かれる交通体の領域内にローカルに局所的に設けられているのである。
【0014】このことにより得られる利点とするところは、ルート計算に関連するデータないしオプションの入力が、著しく楽に且簡単に、気楽なディスクで、又は、事務所で、例えば、パソコン(PC)で行われ、ここで、ユーザが、例えば自動車の運転者が、交通体内、例えば車両内へ乗込むときには既に、ナビゲーション装置にて、すべてのナビゲーション案内のための所要の準備が終了されていることである。このことは殊に,冬季には有利である、それというのは、運転者は、車両の冷えている状況ではじめてプログラミングしなければならないということがなく、直ちに発進できるからである。更に、外部データ処理装置が一層より高いメモリ記憶容量により、計算されたルート内へ、遙かに一層より多く、一層よりフレキシブル、ないし、実際的な情報例えばホテル、ガソリンスタンド等に関する情報を組込み結合することが可能になる。運輸業の場合、既にロジスティックの事務所にて、コスト上及び時間的に最小化されたルートを計算し、外回りサービス−車両へ伝送でき、その結果ナビゲーションシステムの一層精確で、楽なプラニング及び利用が可能になる。
【0015】本発明の有利な実施形態が請求項9及び10に記載されている。
【0016】而して、1つの有利な実施形態では、インターフェースは、赤外−、又は無線接続路、例えば、433MHzにおけるHF(高周波)−接続路であり、ローカルな局所的データ処理装置は、パーソナルコンピュータ(PC)である。
【0017】次に本発明を添付図面の図1を用いて詳述する。図1は、本発明のナビゲーションシステムの1つの有利な実施形態を略示する。
【0018】
【実施例】図1に示す本発明のナビゲーションシステム100の実施例は、スピーカユニット14を介する音響的道路案内部12と、指示装置16、例えば、“目標点:市、市街通り”の指示装置16、キーボード20の形態のユーザインターフェース付きマイクロプロセッサ18、ルートメモリ22、放送受信装置24−これは、同様にスピーカユニット14に接続されている−、送/受信ユニット26、アンテナ28−これは放送受信装置24、送/受信ユニット26及びナビゲーション案内装置10に接続されている−を有する。前述のコンポーネントは、30で示す自動車−これは、たんに破線で示す−内に設けられている。
【0019】送/受信ユニット26は、データ伝送インターフェースとして次のように構成されている、即ち、自動車、車両30の停車個所、留め置き個所の近傍に設けられているユーザの外部パソコン(PC)32への無線接続部を収容できるように構成されている。上記の外部パソコン(PC)32は、例えばユーザの家屋又は事務所内に設けられており、−このことは、破線34で示されている−、そして、同様に、アンテナ38を有する送/受信ユニット36を有する。従って、送/受信ユニット36を用いて、ローカルな無線接続を、例えば、70cm−バンドにて433MHzの領域にて、自動車30とPC32との間で実現できる。
【0020】本発明によれば、ユーザは、車両30に乗り込む前に、楽に自分のデスクのPC32のところに坐って、目標点及び相応のオプション、例えば、“最短の経路”、“最も速やかな経路”、“国道ないし舗装した長距離街道のみ”等を決定し、PC32にルートを計算させ得る。このことが満足に片づけられると直ちに、相応のルートデータが、無線接続路を介して、送/受信ユニット26,36を用いてナビゲーションシステム100に伝送され、ルートメモリ22内へ格納される。ここで、ユーザは、選択的に、瞬時に自分によりプランニングされた単一の目標点への走行プランのみを計算し、記憶させたり、又は同じように、複数のルートを計算し、記憶させ得る。前記のルートは、次いで順次、ルートメモリ22内に記憶され、例えば、次のような具合に車両30にて選択できるよう提供される。
【0021】
ルート1 目標点1ルート2 目標点2ルート3 目標点3ルート4 目標点4…ルートn 目標点nそのようにして、ユーザが結局その事務所又は家屋を立去るときには、ナビゲーション案内のためのすべての準備及び所要のプログラミングがナビゲーションシステム100により既に終了されている。従って、車両自体内での厄介なプログラミングが省かれるのであり、そのような厄介なことは、就中冬季発進前に、ひいては車両の加熱前では、著しく嫌な不快なことと感じられることである。
【0022】通常運転者は、PCのおかれているところから、即ち、それの事務所又は家屋32からルート計算をし度いと思うものであるから、PCの存在個所位置が、有利に、ルート計算のための出発点として一度設定され、そして、その度毎に新たに入力しなくてもよいのである。PC存在個所位置とは異なる出発点からルートを計算しようとする場合、当該出発点を何時でも事後的に変更し得る。
【0023】ルートデータの伝送後、車両30の精確な位置個所を例えば衛星支援の位置測定(GPS)を用いて求めると好適であり、それによりナビゲーションを最適に初期化し得る。
【0024】PC32にて可能な比較的大型の記憶媒体により、ルート内に、付加的な情報、例えばホテル、旅館、ガソリンスタンド等に関して組込み得、ルートデータと共に伝送し得る。
【0025】車両がPC32とアイコンタクト、可視コンタクトを以て留めおかれ、停車している限り、送/受信ユニット26,36を赤外−インターフェースとして構成し得る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術の欠点を除去し、一層より簡単且快適に操作し得る上述の形式の改善された交通体ナビゲーション方法及びシステムを実現でき、ルート計算に関連するデータないしオプションの入力が、著しく楽に、且簡単に、気楽なデスクで、又は事務所で例えば、パソコン(PC)で行われ、ここで、ユーザが、例えば運転者が、交通体内、例えば車両内へ乗り込むときには既に、ナビゲーション装置にて、すべてのナビゲーション案内のための所要の準備が終了されているという効果が奏される。
【出願人】 【識別番号】390023711
【氏名又は名称】ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
【出願日】 平成12年6月16日(2000.6.16)
【代理人】 【識別番号】100061815
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 敏雄 (外4名)
【公開番号】 特開2001−21379(P2001−21379A)
【公開日】 平成13年1月26日(2001.1.26)
【出願番号】 特願2000−182163(P2000−182163)