| 【発明の名称】 |
移動体追尾装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】茂木 学
【氏名】武藤 伸洋
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| 【要約】 |
【課題】ナビゲーションシステムに関し、移動する物体等を目標として設定することが可能で、音声による機器操作が行え、また、脇見運転を防止するための表示方法を備えた移動体追尾装置の実現を目的とする。
【解決手段】自己の位置に係る情報を取得する手段と、該情報を用いて自己の現在の位置を算出する自己位置演算部と、対象となる移動体が停止しているか移動中であるかにかかわらず、その位置に係る情報を取得するための通信装置と、該情報を用いて対象となる移動体の現在の位置を算出する他者位置演算部と、地図データを記憶する手段と、該地図データに基づいて、道路を経由する場合の自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを算出する手段と、前記地図データに基づいて表示装置上に地図を表示し、該地図上に、前記算出した自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを表示する手段とを具備して構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自己の位置に係る情報を取得する手段と、該情報を用いて自己の現在の位置を算出する自己位置演算部と、対象となる移動体が停止しているか移動中であるかにかかわらず、その位置に係る情報を取得するための通信装置と、該情報を用いて対象となる移動体の現在の位置を算出する他者位置演算部と、地図データを記憶する手段と、該地図データに基づいて、道路を経由する場合の自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを算出する手段と、前記地図データに基づいて表示装置上に地図を表示し、該地図上に、前記算出した自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを表示する手段とを具備することを特徴とする移動体追尾装置。 【請求項2】 移動体の位置に係る情報は、移動体自身が計測し、出力するものである請求項1記載の移動体追尾装置。 【請求項3】 移動体の位置に係る情報は、移動体と交信する基地局あるいは、該基地局の周辺の基地局が計測し、出力するものである請求項1記載の移動体追尾装置。 【請求項4】表示する地図の倍率、地図の表示の方向を北を上部にするか、進行方向を上部にするか、交差点を拡大表示するか、自己の付近を中心に表示するか、対象となる移動体の付近を中心に表示するか等の表示条件、あるいは音声による案内を行うか前記通信装置を切替えて対象となる移動体との通話を行うか等の動作条件を切替えるモード切替手段を設けた請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の移動体追尾装置。 【請求項5】表示条件あるいは動作条件を切替えるモード切替手段は、登録のために入力された音声による指示を音声データとして記憶する手段と、入力された音声を、記憶されている音声データと比較して指示の種別を認識する手段と、認識された音声指示に従って、表示条件の切替え、あるいは動作条件の切替えを実行する手段を設けた請求項4記載の移動体追尾装置。 【請求項6】与えられた情報に基づいて、音声を合成する手段を設け、自己が進行すべき方向、対象となる移動体の現在の位置およびその進行方向等の情報を音声で出力する請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の移動体追尾装置。 【請求項7】ノートパソコンを含むパーソナルコンピュータや、ウェアラブルコンピュータに接続または実装する手段を設けた請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の移動体追尾装置。 【請求項8】表示装置は、投影プロジェクタを用いて画像を車両のフロントガラスに投影するか、またはヘルメットスクリーン上に投影するものである請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の移動体追尾装置。 【請求項9】車両のフロントガラスまたはヘルメットスクリーンを通して見える風景をカメラで撮影して画像データとし、これと移動体追尾装置で生成された画像データを合成する手段を有する請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の移動体追尾装置。 【請求項10】車両のフロントガラスまたはヘルメットスクリーンを通して見える風景をカメラで撮影して画像データとし、これと移動体追尾装置で生成された画像データとを合成して送信する手段を有する請求項9記載の移動体追尾装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の追尾装置に関し、特に関連ある複数台の車両等が走行中に、グループ内の他の車両等の位置の確認を行ったり、また、その車両等の追尾を行うための情報を得ることのできる移動体追尾装置に係る。複数台の車両(四輪車、二輪車等)で外出する場合に、他車がどこを走っているかを把握したい場合が多々ある。 【0002】また、走行中の事両に追いつくために、どの方角に走行すべきかを瞬時に知りたい場合がある。そのような情報は、進行方向から視線をそらさずに認識できることが望ましい。また、車両ではなく、移動する人間あるいは動物等を対象に、その位置を認識して、その位置に案内することができれば、迷子や徘徊癖のある老人等の早期発見の手段として期待することができる。 【0003】本発明は、複数移動体間で各位置情報を参照可能とする位置情報相互通信技術と、時々刻々移動している他者をナビゲーションの目標物として設定可能な移動体追尾ナビゲーション技術と、機器操作を行なうための音声による機器操作技術およびナビゲーション情報の音声による伝達技術に係る。 【0004】また、音声機器操作と他者との音声通話モードを音声指示により切替えられるシームレス音声指示技術と、車両に適用した際の四輪車のフロントガラス、あるいは二輪者運転者のヘルメットスクリーン越しに見える実際の道路と電子的なナビゲーション情報を重ねて表示するインタフェース技術、二輪車運転者用ナビゲーションツールとして体に装着可能な(ウェアラブブル)装置の技術に関する。 【0005】 【従来の技術】従来のナビゲーション装置は、地図上の位置を目的地として設定し、専用の表示装置を用いて電子地図上に現在の位置等を表示してナビゲーションを行なうことが一般的である。例えば、特開平10−318766では四輪車のGPSナビゲーション装置について出願されている。 【0006】しかし通信手段を有していないために他の走行車両等を目的地として設定することはできない。また、ダッシュボ−ド等に設けられた表示機器にて電子地図上にルート表示を行なっているので、脇見運転の危険や、ルートの見落しを行なう可能性を有していた。 【0007】さらに、車両運転時に有用であるハンズフリーとなる音声による機器操作についても考慮されていない。一方、特開平8−202995号に通信手段を有するナビゲーション装置について記載されているが、この方式では、同一地図上に他車の走行軌跡を表示するだけで、移動している他車自体をナビゲーション目標として設定することはできない。 【0008】また、二輪車のナビゲーション装置についても、例えば特願平10−122885号、特願平11−14391号に記載があるように二輪車本体に表示機器を取り付ける方法が一般的である。しかし、これらの方法でも四輪車の場合と同じように、相手の走行車両を目的地として設定することはできない。 【0009】そして、この装置でも、脇見運転の危険、ルートの見落しを行なう可能性が高い、さらに、二輪車運転者にとって有用な音声による機器操作について考慮されていない。このように従来のナビゲーション装置では、通信機能を有していないために他の移動体をナビゲーション目標として設定することはできなかった。 【0010】また、前述のように、地図や位置情報を表示するための表示機器を四輪車の車内あるいは二輪車の車体に取り付ける必要があり、脇見運転やルートの見落しを行なう可能性が高い、ハンズフリーが要求される運転行為において音声による機器操作が考慮されていなかった。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従来のナビゲーション装置では、他の移動体を目標として設定することができなかった。そして、地図や位置情報を表示するための表示機器を四輪車内あるいは二輪車の車体に取り付ける必要があり、そのため、脇見運転や、ルートを見落す可能性が高いという課題があった。 【0012】さらに、ハンズフリーが要求される運転行為において音声による機器操作が考慮されていないという課題があった。本発明は、上述のような従来の課題に鑑み、他の移動体を目標として設定し追尾することが可能な移動体追尾装置を実現することを主な目的としている。 【0013】また、更に、地図や他車両の位置、ナビゲーション情報を四輪車のフロントガラスあるいは二輪車運転者のヘルメットスクリーンに投影することにより脇見運転やルートの見落しを防止する技術の実現、車両運転者のハンズフリーな機器操作を実現するために音声認識技術によるナビゲーション機器操作を可能とする移動体追尾装置の実現を目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明によれば上述の課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決される。すなわち、請求項1の発明は、自己の位置に係る情報を取得する手段と、該情報を用いて自己の現在の位置を算出する自己位置演算部と、対象となる移動体が停止しているか移動中であるかにかかわらず、その位置に係る情報を取得するための通信装置と、【0015】該情報を用いて対象となる移動体の現在の位置を算出する他者位置演算部と、地図データを記憶する手段と、該地図データに基づいて、道路を経由する場合の自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを算出する手段と、前記地図データに基づいて表示装置上に地図を表示し、該地図上に、前記算出した自己と前記対象となる移動体との間の最短距離のルートを表示する手段とを具備する移動体追尾装置である。 【0016】請求項2の発明は、前記請求項1記載の移動体追尾装置において移動体の位置に係る情報は、移動体自身が計測し、出力するように構成したものである。 【0017】請求項3の発明は、請求項1記載の移動体追尾装置移動体の位置に係る情報は、移動体と交信する基地局あるいは、該基地局の周辺の基地局が計測し、出力するように構成したものである。 【0018】請求項4の発明は、前記請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の移動体追尾装置において、表示する地図の倍率、地図の表示の方向を北を上部にするか、進行方向を上部にするか、交差点を拡大表示するか、自己の付近を中心に表示するか、対象となる移動体の付近を中心に表示するか等の表示条件、あるいは音声による案内を行うか前記通信装置を切替えて対象となる移動体との通話を行うか等の動作条件を切替えるモード切替手段を設けて構成したものである。 【0019】請求項5の発明は、請求項4記載の移動体追尾装置において、表示条件あるいは動作を切替えるモード切替手段は音声によるものであり、登録のために入力された音声による指示を音声データとして記憶する手段と、入力された音声を、記憶されている音声データと比較して指示の種別を認識する手段と、認識された音声指示に従って、表示条件の切替えあるいは動作条件の切替えを実行する手段を設けて構成したものである。 【0020】請求項6の発明は、前記、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の移動体追尾装置において、与えられた情報に基づいて、音声を合成する手段を設け、自己が進行すべき方向、対象となる移動体の現在の位置およびその進行方向等の情報を音声で出力するように構成したものである。 【0021】請求項7の発明は、前記請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の移動体追尾装置において、ノートパソコンを含むパーソナルコンピュータや、ウェアラブルコンピュータに接続または実装する手段を設けて構成したものである。 【0022】請求項8の発明は、前記請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の移動体追尾装置において、表示装置は、投影プロジェクタを用いて画像を車両のフロントガラスに投影するか、またはヘルメットスクリーン上に投影するように構成したものである。 【0023】請求項9の発明は、前記、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の移動体追尾装置において、車両のフロントガラスまたはヘルメットスクリーンを通して見える風景をカメラで撮影して画像データとし、これと移動体追尾装置で生成された画像データを合成する手段を設けて構成したものである。 【0024】請求項10の発明は、前記、請求項9記載の移動体追尾装置において、車両のフロントガラスまたはヘルメットスクリーンを通して見える風景をカメラで撮影して画像データとし、これと移動体追尾装置で生成された画像データとを合成して送信する手段を設けて構成したものである。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明の移動体追尾装置の構成の例を図1に、また、これを実際に応用した各種の例を実施例1〜実施例8として図2〜図9を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の機器構成の例を示す図である。同図において、数字符号1はマイクロホン、2は音声認識部、3は通話・指示変更部、4は切替えスイッチを表している。 【0026】切替えスイッチ4のa接点とb接点が接続されていて、c,d接点が開放されていれば、音声コマンド実行モードとして動作し、切替えスイッチ4のa接点とb接点が開放されていて、c接点とd接点が接続されていれば、通話モードとして動作する。 【0027】また、5はカメラ、6は画像処理部、7は位置情報取得部、8は自己位置演算部、9は通信装置、10は他者位置演算部、11はルート演算部、12はルート地図データベース、13は情報提示制御部、14は音声合成部、15は表示部、16はスピーカ、17は音声通話時のパス、18は音声指示を表している。 【0028】音戸認識部2では、運転者によりマイクロホン1から入力された音声によるコマンドを認識し、通話指示変更部において、音声コマンド実行モードと、通話モードの切替えを行ない、音声コマンド実行モードでは、情報提示制御部13において音声コマンドに応じた処理を行ない、表示すべき情報を決定し、表示部15によって、画像や文字として実際に各種ナビゲーション情報を表示する。情報提示制御部13は、請求項4で示した表示条件の制御も含めて表示関係の制御を行う。 【0029】その表示モードは、該請求項4で示したものの他に、ある移動体(車両)までナビゲーションするためのナビゲーション情報を表示する追尾モードや、地図上に自車と他車の位置を表示したり、互いの走行軌跡を表示する軌跡表示モード等もある。 【0030】位置情報は、位置情報取得部7(例えばGPSアンテナやPHS)により取得され、自己位置演算部8で自己の位置を算出する。また、通信機器、例えば携帯電話等を通じて他車の位置情報を取得し、自車と他車の位置関係およびルート地図DB12から他者に追いつくためのルートをルート演算部11で算出する。 【0031】一方、カメラ5により取得された道路周辺の画像は画像処理部6により道路の稜線が取り出される。ルート演算部11で算出されたナビゲーション情報および自車の現在位置、地図DBの情報を情報提示制御部13において利用することにより、表示部15において運転者が見ている実際の道路に重ね合わせて、ナビゲーション情報、(例えば自車が進むべき方向を示す矢印)といった画像が表示される。 【0032】また、ルート演算部11で算出された結果と情報提示制御部13において決定された提示情報から、音声合成部14により運転者に対するナビゲーションのための音声指示が生成され、提示される。また、通話モードに切替えるための音声指示を行なうことにより通話・指示変更部3において通話モードに変更し、マイク1とスピーカ16、通信装置9を介して他車の運転者との音声通話が可能となる。 【0033】次に図2を参照して第1の実施例について説明する。図2は四輪車の車内から前方を見た様子を模式的に示した図である。同図において、数字符号20は四輪車のフロントガラス、21は道路画像撮影用のカメラ、22は四輪車の車体のフロントピラー、23は四輪車のステアリングホイール(ハンドル)を表している。 【0034】また、24は音声指示等に用いるハンドル内蔵型のマイク及びスピーカ、25は表示用プロジェクター、26は四輪車のフロントガラスに投影されたターゲット車に追い付くためのナビゲーション情報、27は四輪車のダッシュボード、28は四輪車の車内から見える道路、29はメッセージのテキスト表示を表している。 【0035】同図に示すように、フロントガラス20の上部に道路画像取得のための小型カメラ21を設置し、フロントガラス下部のダッシュボード27には、ナビゲーションのための矢印26および各種ナビゲーションテキスト情報29をフロントガラス20に投影するためのプロジェクター25を設置する。 【0036】運転者の音声指示用マイクおよび運転者に音声ナビゲーション情報を提示するためのスピーカ24は、ハンドル23の中央に埋め込まれている。先に図1で示した各処理部は四輸車に搭載されたパーソナルコンピュータ(図示せず)によって、実現される。 【0037】次に図3を参照して本発明の第2の実施例について説明する。図3は二輪車に乗る場合に着用するヘルメットに本発明の移動体追尾装置を装着する場合の例を示している。同図において、数字符号30は二輪車運転者のヘルメット、31は道路画像撮影用のカメラ、32はヘルメットスクリーン、35は表示用プロジェクター、36はヘルメットスクリーンに投影されたターゲット車に追い付くためのナビゲーション情報、38はヘルメットスクリーンを通して見える道路、39はメッセージのテキスト表示を表している。 【0038】同図に示すように、この実施例では、二輪車用フルフェイス型へルメット30の上部に、道路画像取得のための小型カメラ31を埋め込み、チンガードにナビゲーションのための矢印36および各種ナビゲーションテキスト情報39をヘルメットスクリーン32に投影ナるためのプロジェクター35を埋め込む。運転者の音声指示用マイクおよびスピーカ(図示せず)もヘルメット内部に埋め込む。 【0039】先に図1に示した各処理部は二輪車運転者が身につけているウェアラブルPC(PCはパーソナルコンピュータを表す)によって実現される。また、本発明の一部を利用すれば歩行者同士、あるいは歩行者を自動車で追尾するといった場合でも適用することのできる装置を構築することが可能である。以下にそのような場合に用いる実施例について示す。 【0040】図4は本発明の第3の実施例について説明する図である。同図において、数字符号40はGPS衛星、41は追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機、42は被追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機、43は追尾ルートや情報を表示する液晶画面、44は道路を表している。 【0041】この例は、位置情報取得装置としてGPSを、通信装置として携帯電話機を用いたものであり、先に図1に示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部を携帯電話機の中に内蔵した機器によって実現した例である。被追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機42で、複数のGPS衛星から位置情報を取得する。 【0042】算出した被追尾側の位置情報は、追尾側の携帯電話機41へ送信される。追尾側では送信されてきた被追尾側の位置情報を取得し、また、自己の位置情報を複数のGPS衛星から取得する。取得した被追尾側の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルートを決定し、液晶画面43上に追尾ルート情報を表示する。 【0043】図5は本発明の第4の実施例について説明する図である。同図において数字符号50はGPS衛星、51は追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機、52はPHS、53は追尾ルートや情報を表示する液晶画面、54は道路,55は携帯電話基地局、56は位置情報検索サーバ、57はPHS基地局を表している。 【0044】この例では、追尾側では、位置情報取得装置としてGPSを、通信装置として携帯電話機を用いており、図1で示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部を携帯電話の中に内蔵している。被追尾側ではPHSの位置検出機能を用いている。被追尾側のPHS52およびその近傍の基地局の情報から位置情報検索サーバ56により被追尾側のPHS52の位置情報が取得される。 【0045】該位置情報は、携帯電話基地局55を介して追尾側携帯電話機51へ送信される。追尾側の携帯電話機では送信されてきた被追尾側のPHS52の位置情報を取得し、また、自己の位置情報を複数のGPS衛星から取得する。取得した被追尾側のPHS52の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルー卜を決定し、液晶画面53上に追尾ルート情報を表示する。 【0046】図6は本発明の第5の実施例を説明する図である。この例は、位置情報取得装置としてGPSを、通信装置として携帯電話あるいはPHSを用い、図1のカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートPCまたはウェアラブルPCに実装した例である。(PCはパーソナルコンピュータを表す) 【0047】同図において数字符号60はGPS衛星、61は追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン、62は被追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン、63,65はGPSアンテナ、64,66はPHSまたは携帯電話機、67は道路を表している。 【0048】被追尾側のPC62は、GPSアンテナ65により複数のGPS衛星から位置情報を取得する。算出した被追尾側PCの位置情報は追尾側に携帯電話あるいはPHS66により送信される。追尾側では送信されてきた被追尾側の位置情報を携帯電話あるいはPHS64により取得する。 【0049】また、自己の位置情報をGPSアンテナ63により複数のGPS衛星から取得する。取得した被迫尾側の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルートを決定し、PC61の液晶画面68上に迫尾ルート情報を表示する。 【0050】図7は本発明の第6の実施例を説明する図である。この例は、位置情報取得装置としてGPSを、通信装置として携帯電話あるいはPHSを用い、図1のカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートPCまたはウェアラブルPCに実装した例である。 【0051】同図において数字符号70はGPS衛星、71は追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン、72は被追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機、73はGPSアンテナ、74はPHSまたは携帯電話機、75は追尾ルートや情報表示を行う液晶画面、76は道路を表している。 【0052】この例では、被追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機72は、GPSにより複数のGPS衛星から位置情報を取得する。算出した被追尾側のGPSおよび追尾機能内蔵型携帯電話機72の位置情報は、追尾側の携帯電話あるいはPHS74により送信される。 【0053】追尾側では送信されてきた被追尾側の位置情報を、携帯電話あるいはPHSにより取得し、また、自己の位置情報をGPSアンテナ73により複数のGPS衛星から取得する。取得した被追尾側の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルートを決定し、PC71の液晶画面75上に追尾ルート情報を表示する。 【0054】図8は本発明の第7の実施例を説明する図である。この例は、追尾側では、位置情報取得装置としてGPSを、通信装置として携帯電話機を用い。先に図1で示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートPCまたはウェアラブルPCに実装し、被追尾側ではPHSの位置検出機能を用いた例である。 【0055】同図において数字符号80はGPS衛星、81は追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン、82は被追尾側のPHS、83はGPSアンテナ、84は携帯電話機、85は携帯電話基地局、86は位置情報検索サーバ、87はPHS基地局、88は追尾ルートや情報表示を行う液晶画面、89は道路を表している。 【0056】この例では、追尾側では、自己の位置情報取得装置としてGPS、通信装置として携帯電話機84を用いており、先に図1で示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートパソコン又はウエアラブルパソコン81で実現する。被追尾側ではPHSの位置検出機能を用いている。すなわち、被追尾側のPHS82およびその近傍のPHS基地局の情報から位置情報検索サーバ86により被追尾側のPHS82の位置情報が取得される。 【0057】該位置情報は携帯電話基地局85を介して追尾側携帯電話機84へ送信される。追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン81では送信されてきた被追尾側のPHS82の位置情報を取得し、また、自己の位置情報を複数のGPS衛星から取得する。取得した被追尾側のPHS82の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルー卜を決定し、液晶画面88上に追尾ルート情報を表示する。 【0058】図9は本発明の第8の実施例を説明する図である。この例は、追尾側では、位置情報取得装置及び通信装置としてPHSを用い、先に図1で示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートPCまたはウェアラブルPCに実装し、被追尾側ではPHSの位置検出機能を用いた例である。 【0059】同図において数字符号91は追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン、92は被追尾側のPHS、94は追尾側のPHS、95はPHS基地局、96は位置情報検索サーバ、97はPHS基地局、98は追尾ルートや情報表示を行う液晶画面、99は道路を表している。 【0060】この例では、追尾側、被追尾側とも位置情報取得装置としてPHSを用いている。先に図1で示したカメラおよび画像処理部を除く他の処理部をノートパソコン又はウエアラブルパソコン91で実現する。被追尾側ではPHSの位置検出機能を用いている。すなわち、被追尾側のPHS92およびその近傍のPHS基地局97の情報から位置情報検索サーバ96により被追尾側のPHS92の位置情報が取得される。 【0061】該位置情報は、PHS基地局95を介して追尾側のPHS94へ送信される。追尾側のノートパソコン又はウエアラブルパソコン91では送信されてきた被追尾側のPHS92の位置情報を取得し、また、自己(追尾側)の位置情報取得においてもPHSの位置検出機能を用いている。取得した被追尾側のPHS92の位置情報および自己(追尾側)の位置情報からナビゲーションルー卜を決定し、液晶画面98上に追尾ルート情報を表示する。 【0062】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、ナビゲーションシステムにおいて、移動する物体等を目標として設定することができる利点がある。さらに、ハンズフリーが要求される運転行為において音声による機器操作が可能であり、また、地図や他車両の位置、ナビゲーション情報を、四輪車のフロントガラスあるいは二輪車運転者のヘルメットスクリーンに投影することができるので、脇見運転やルートの見落しを防止することが可能となる利点がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月5日(1999.7.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074066 【弁理士】 【氏名又は名称】本間 崇
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| 【公開番号】 |
特開2001−21366(P2001−21366A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月26日(2001.1.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−189936 |
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