| 【発明の名称】 |
ドキュメント生成システム、装置、方法及び記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】山北 徹
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| 【要約】 |
【課題】要求元の位置と関連付けた目的地への案内情報を含むドキュメントを生成して提供する。
【解決手段】クライアントにホームページ(HP)を提供するWWWサーバは、CPU11、CPU11のプログラムを記憶する記憶装置12、インターネットに接続されている通信制御装置13、HPデータベース14及び地図データベース15を備える。通信制御装置13がインターネットを介してクライアントから地図情報を含むHPの送信要求を受信すると、CPU11は、当該クライアントの位置情報を取得すると共に、目的地を含む地図を地図データベース15から読み出す。CPU11は、読み出した地図上の、取得した位置情報が示す地点にマークを書き込む。CPU11は、この地図を地図情報としてはめ込むことで送信すべきHPを生成する。通信制御装置13は、こうして生成されたHPを要求元のクライアントに送信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】通信回線を介して互いに接続されたサーバとクライアントとから構成され、前記クライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して前記サーバから要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成システムであって、前記サーバは、前記クライアントからの要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段が受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、前記ドキュメント生成手段が生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信手段とを備え、前記クライアントは、ドキュメントを取得するための要求を前記通信回線を介して前記サーバに送信する要求送信手段と、前記要求送信手段が送信した要求に対して、前記サーバのドキュメント送信手段から送信されたドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段が受信したドキュメントを出力するドキュメント出力手段とを備えることを特徴とするドキュメント生成システム。 【請求項2】通信回線を介して接続されたクライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成装置であって、前記クライアントからの要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段が受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、前記ドキュメント生成手段が生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信手段とを備えることを特徴とするドキュメント生成装置。 【請求項3】少なくとも前記所定の地点を含む範囲の地図を記憶する地図記憶手段をさらに備え、前記案内情報生成手段は、前記地図記憶手段に記憶されている地図に基づいて、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点と所定の地点とを含む地図を案内情報として生成することを特徴とする請求項2に記載のドキュメント生成装置。 【請求項4】前記案内情報生成手段は、案内情報として生成する地図上の前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点に所定の記号を描画する手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のドキュメント生成装置。 【請求項5】前記案内情報生成手段は、案内情報として生成する地図上に前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点から前記所定の地点までの経路を描画する手段を備えることを特徴とする請求項3または4に記載のドキュメント生成装置。 【請求項6】前記案内情報生成手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点と所定の地点とを含む地図に加えて、該地図よりも縮尺が大きく、前記所定の地点を含む拡大地図を生成する手段を備えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のドキュメント生成装置。 【請求項7】前記案内情報生成手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点から所定の地点までの方向と距離とを算出する手段を備え、前記ドキュメント生成手段は、前記案内情報生成手段が算出した方向と距離とを文章中に組み込んだドキュメントを生成することを特徴とする請求項2に記載のドキュメント生成装置。 【請求項8】前記ドキュメント生成手段による案内情報の組み込み前のドキュメントは、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込むべきことを示す識別情報を含むことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のドキュメント生成装置。 【請求項9】前記ドキュメントは、ワールド・ワイド・ウェブのホームページであることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載のドキュメント生成装置。 【請求項10】通信回線を介して接続されたクライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成方法であって、前記クライアントからの要求を受信する要求受信ステップと、前記要求受信ステップで受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップで取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成ステップと、前記案内情報生成ステップで生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成ステップと、前記ドキュメント生成ステップで生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信ステップとを含むことを特徴とするドキュメント生成方法。 【請求項11】ドキュメントの要求元の位置情報を取得する位置情報取得手段、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段、及び前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、WWW(World Wide Web)のホームページなどのドキュメントを、その要求に合わせて生成するドキュメント生成システム、装置、方法及びそのためのプログラムを記録した記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、情報の受発信のための手段として、インターネットが広く利用されている。すなわち、インターネット上のWWWサーバに端末装置からホームページの送信を要求することで、この要求に対してWWWサーバから送信されてきたホームページを端末装置で閲覧できるようになっている。 【0003】このようなホームページの中には、例えば、店舗などの目的地までの経路を案内する地図を含んでいるものもある。当該ホームページにアクセスしたユーザは、この地図を参照することによって、当該目的地に行くまでの参考とすることができる。 【0004】しかしながら、従来、WWWサーバからは、どの端末に対しても同一のホームページが提供されることになっており、当該ホームページのユーザがいる位置とは無関係に同一の地図が提供されることとなる。このため、ユーザは、現在地点が地図上のどのような地点になるかを何らかの方法で探さなければならない。また、ユーザの現在地点が当該地図上にないときには、地図に表示されている場所までの経路を何らかの方法で探さなければならない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、要求元の位置と関連付けた目的地への案内情報を含むドキュメントを生成して提供することができるドキュメント生成システム、装置、方法及びそのためのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるドキュメント生成システムは、通信回線を介して互いに接続されたサーバとクライアントとから構成され、前記クライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して前記サーバから要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成システムであって、前記サーバは、前記クライアントからの要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段が受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、前記ドキュメント生成手段が生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信手段とを備え、前記クライアントは、ドキュメントを取得するための要求を前記通信回線を介して前記サーバに送信する要求送信手段と、前記要求送信手段が送信した要求に対して、前記サーバのドキュメント送信手段から送信されたドキュメントを受信するドキュメント受信手段と、前記ドキュメント受信手段が受信したドキュメントを出力するドキュメント出力手段とを備えることを特徴とする。 【0007】上記のドキュメント生成システムでは、クライアントの位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を含むドキュメントがサーバにおいて生成され、クライアントのドキュメント出力手段から出力される。すなわち、クライアントのユーザは、自分の位置と対応付けた所定の地点への案内情報を得ることができる。 【0008】なお、位置情報取得手段は、例えば、クライアントからの情報により、要求がクライアントからサーバに送信されるまでの通信経路の情報により、或いは要求を行ったクライアントに対応付けてサーバが保持している情報により、クライアントの位置情報を取得するものとすることができる。 【0009】上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるドキュメント生成装置は、通信回線を介して接続されたクライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成装置であって、前記クライアントからの要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段が受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段と、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段と、前記ドキュメント生成手段が生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信手段とを備えることを特徴とする。 【0010】上記のドキュメント生成装置は、クライアントの位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を含むドキュメントを生成してクライアントに送信する。このドキュメントを受け取ったクライアントのユーザは、これを出力装置から出力することによって自分の位置と対応付けた所定の地点への案内情報を得ることができる。 【0011】上記ドキュメント生成装置は、少なくとも前記所定の地点を含む範囲の地図を記憶する地図記憶手段をさらに備えてもよい。この場合、前記案内情報生成手段は、前記地図記憶手段に記憶されている地図に基づいて、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点と所定の地点とを含む地図を案内情報として生成するものとすることができる。 【0012】この場合において、前記案内情報生成手段は、案内情報として生成する地図上の前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点に所定の記号を描画する手段を備えるものとすることができる。 【0013】また、前記案内情報生成手段は、案内情報として生成する地図上に前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点から前記所定の地点までの経路を描画する手段を備えるものとすることができる。 【0014】さらに、前記案内情報生成手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点と所定の地点とを含む地図に加えて、該地図よりも縮尺が大きく、前記所定の地点を含む拡大地図を生成する手段を備えるものとすることができる。 【0015】一方、前記案内情報生成手段は、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が示す地点から所定の地点までの方向と距離とを算出する手段を備えるものとすることもできる。この場合において、前記ドキュメント生成手段は、前記案内情報生成手段が算出した方向と距離とを文章中に組み込んだドキュメントを生成するものとすることができる。 【0016】なお、上記ドキュメント生成装置において、前記ドキュメント生成手段による案内情報の組み込み前のドキュメントは、前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込むべきことを示す識別情報を含むものとすることができる。 【0017】上記ドキュメント生成装置において、前記ドキュメントは、例えば、ワールド・ワイド・ウェブのホームページとすることができる。 【0018】上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるドキュメント生成方法は、通信回線を介して接続されたクライアントからの要求に対するドキュメントを、前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント生成方法であって、前記クライアントからの要求を受信する要求受信ステップと、前記要求受信ステップで受信した要求を行ったクライアントの位置情報を取得する位置情報取得ステップと、前記位置情報取得ステップで取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成ステップと、前記案内情報生成ステップで生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成ステップと、前記ドキュメント生成ステップで生成したドキュメントを前記通信回線を介して要求を行ったクライアントに送信するドキュメント送信ステップとを含むことを特徴とする。 【0019】上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ドキュメントの要求元の位置情報を取得する位置情報取得手段、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に基づいて、該位置情報が示す地点から所定の地点までの案内情報を生成する案内情報生成手段、及び前記案内情報生成手段が生成した案内情報を組み込んだドキュメントを生成するドキュメント生成手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録することを特徴とする。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。 【0021】[第1の実施の形態]図1は、この実施の形態に適用されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、このネットワークシステムは、WWWサーバ1と、WWWサーバ1にインターネット2を介して接続されているクライアント3A、3Bとから構成されている。 【0022】図2は、WWWサーバ1の構成を示すブロック図である。図示するように、WWWサーバ1は、汎用コンピュータによって構成され、CPU(Central Processing Unit)11と、記憶装置12と、通信制御装置13と、ホームページ(HP)データベース14と、地図データベース15と、媒体駆動装置16とを備えている。媒体駆動装置16には、記録媒体17が着脱可能に装着される。 【0023】CPU11は、記憶装置12に記憶された図4に示すフローチャートに示すプログラム(後述)を実行する。記憶装置12は、CPU11が実行するプログラム及びそのためのデータを記憶すると共に、CPU11の作業領域として使用される。通信制御装置13は、インターネット2に接続され、インターネット2を介したクライアント3A、3Bとの間の情報の送受信を制御する。 【0024】ホームページデータベース14は、WWWサーバ1において生成され、クライアント3A、3Bに送信されるホームページの情報をURL(Uniform ResourceLocator)と対応付けて記憶している。地図データベース15は、少なくとも目的地の周辺を含む地域の地図を記憶している。なお、これらのデータベース14、15は、物理的には外部に接続された記憶装置に設けられたものであっても、記憶装置12に設けられたものであってもよい。 【0025】媒体駆動装置16は、装着された記録媒体17を駆動し、記録媒体17に記録されているプログラムを読み出して記憶装置12に転送する。記録媒体17は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等で構成される媒体駆動装置16で読み取ることができるコンピュータ読み取り可能な媒体であり、記憶装置12に記憶されるべきCPU11が実行するプログラムを記録している。 【0026】図3は、クライアント3A、3Bの構成を示すブロック図である。図示するように、クライアント3A、3Bは、パーソナルコンピュータ等によって構成され、CPU31と、記憶装置32と、通信制御装置33と、表示部34と、GPS(Global Positioning System)35と、媒体駆動装置36とを備えている。媒体駆動装置36には、記録媒体37が着脱可能に装着される。 【0027】表示部34は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ装置によって構成され、要求に従ってWWWサーバ1から送信されてきたホームページを表示する。GPS33は、人工衛星からの電波を受信することによって、クライアント3A、3Bが存在する位置の経度及び緯度位置情報を測定し、位置情報としてCPU31に渡す。 【0028】CPU31、記憶装置32、通信制御装置33、媒体駆動装置36及び記録媒体37については、記憶装置32が記憶するプログラムが図5に示すものであること、通信制御装置33が送受信する情報がWWWサーバ1と反対(すなわち、WWWサーバ1が受信するものを送信して、送信するものを受信する)であること以外は、WWWサーバ1の対応するものと同じである。 【0029】以下、この実施の形態におけるネットワークシステムにおける動作について説明する。このネットワークシステムでは、クライアント3A、3Bからホームページを要求すると、WWWサーバ1では、要求元であるクライアント3A、3Bが存在する位置に合わせた地図を組み込んだホームページを作成し、それを要求元のクライアント3A、3Bに送信する。この過程において、WWWサーバ1が実行する処理と、クライアント3A、3Bが実行する処理とを次に説明する。 【0030】図4は、WWWサーバ1が実行する処理を示すフローチャートである。まず、通信制御装置13がクライアント3A、3Bから送信を要求されたホームページのURL(Uniform Resource Locator)を受信すると、CPU11は、このURLを取得する(ステップS101)。 【0031】次に、CPU11は、取得したURLに従ってホームページデータベース14にアクセスし、当該URLに対応するホームページがマップ情報(地図の画像を貼り付けることを示す情報をいう)を含むかどうかを判断する(ステップS102)。このホームページがマップ情報を含むと判断した場合には、CPU11は、ホームページの送信を要求したクライアント3A、3Bからその位置情報を取得する(ステップS103)。 【0032】この位置情報の取得は、例えば、CPU11からの指示に従って通信制御装置13が位置情報の取得要求をクライアント3A、3Bに送信し、この取得要求に対して後述するようにクライアント3A、3Bから送信された位置情報を通信制御装置13が受信し、これをCPU11が取得することによって行う。次に、CPU11は、クライアント3A、3Bから位置情報を取得できたかどうかを判断する(ステップS104)。 【0033】ステップS102でマップ情報を含まないと判断した場合、或いはステップS104で位置情報が取得できなかったと判断した場合には、CPU11は、ステップS101で取得したURLに対応する、HTML(HyperText Markup Language)で記述されたホームページの情報及びデフォルトの地図を含む構成部品をホームページデータベース14から抽出する。そして、通信制御装置13がCPU11からの指示に従って、抽出したホームページの情報及びデフォルトの構成部品をURLを送信したクライアント、すなわちこのホームページの送信を要求したクライアント3A、3Bに送信する(ステップS105)。 【0034】一方、ステップS104で位置情報が取得できたと判断した場合には、CPU11は、ステップS101で取得したURLに対応するホームページの情報及びデフォルトの地図を含む構成部品をホームページデータベース14から抽出し、これを記憶装置12のワークエリアに記憶する(ステップS106)。CPU11は、このホームページの情報に含まれているマップ情報を順次調べ、次のステップS108からS114に示す地図書き換えの処理を行っていないものがあるかどうかを判断する(ステップS107)。 【0035】地図書き換えの処理を行っていないマップ情報があると判断した場合には、CPU11は、地図データベース15を参照して、処理対象となっている構成部品と同じ大きさの地図の画像を生成する(ステップS108)。次に、CPU11は、地図画像の大きさとその左下の座標(x0,y0)、右上の座標(x1,y1)とに基づいて、地図画像の単位長さ当たりの経度、緯度を算出する(ステップS109)。なお、地図画像の左下の座標(x0,y0)、右上の座標(x1,y1)は緯度と経度を示す。 【0036】CPU11は、算出した単位長さ当たりの経度、緯度に従って、ステップS103で取得した位置情報が示す要求元のクライアント3A、3Bが現在存在する位置(以下、現在位置という)を地図画像上の座標に換算する(ステップS110)。CPU11は、ここで換算した座標に基づいて、現在位置が地図画像の範囲内にあるかどうかを判断する(ステップS111)。 【0037】現在位置が地図画像の範囲内にあると判断した場合には、現在位置を示す所定のマークをステップS108で生成した地図画像上の現在位置に対応する位置に書き込む(ステップS112)。そして、ステップS114の処理に進む。一方、現在位置が地図画像の範囲外にあると判断した場合には、ステップS108で生成した地図画像上の現在位置に最も近い位置に近傍を示す所定のマークを書き込む(ステップS113)。ステップS112、ステップS113の処理では地図画像にマークを直接描画しても良く、また、ステップS108で生成した地図画像にマークを書き込み、その後、この地図画像とホームページにデホルトとして掲載されていた地図情報とを合成してマークと地図が記載された地図画像を得るようにしても良い。そして、ステップS114の処理に進む。 【0038】ステップS114では、記憶装置12のワークエリアに記憶されている地図の構成部品をステップS112またはS113でマークを書き込んだ地図画像に書き換える。そして、ステップS107の処理に戻り、CPU11は、記憶装置12のワークエリア内に記憶されているホームページの情報に含まれている次の地図の構成部品について同様の判断を行う。 【0039】ステップS107において、地図書き換えの処理を行っていない構成部品がもうないと判断した場合には、通信制御装置13は、CPU11からの指示に従って、記憶装置12のワークエリアに記憶されているホームページの情報及び構成部品をURLを送信したクライアント、すなわちこのホームページの送信を要求したクライアント3A、3Bに送信する(ステップS115)。そして、このフローチャートの処理を終了する。 【0040】図5は、クライアント3A、3Bが実行する処理を示すフローチャートである。まず、クライアント3A、3Bの通信制御装置33がWWWサーバ1の通信制御装置13との間でデータリンクの設定を行い、クライアント3A、3BとWWWサーバ1との間の通信路を論理的に接続する(ステップS301)。サーバとの間の通信路が接続されると、通信制御装置33は、CPU31からの指示に従って、送信を要求するホームページのURLを送信する(ステップS302)。 【0041】次に、CPU31は、WWWサーバ1から位置情報の送信が要求されたかどうかを判断する(ステップS303)。位置情報の送信が要求された場合は、CPU31は、GPS35が測定している経度と緯度とを位置情報として取得する(ステップS304)。通信制御装置33は、CPU31からの指示に従い、この位置情報を通信路の接続されたインターネット2を介してWWWサーバ1に送信する(ステップS305)。そして、ステップS306の処理に進む。 【0042】一方、ステップS303において位置情報の送信が要求されていないと判断した場合には、そのままステップS306の処理に進む。ステップS306では、通信制御装置33は、インターネット2を介してWWWサーバ1から送信されてきたホームページを受信し、これに対してCPU31が所定の処理を行って表示部34に表示させる。そして、このフローチャートの処理を終了する。 【0043】以下、この実施の形態におけるWWWサーバ1によるホームページの生成について、具体例に基づいて説明する。 【0044】図6(a)に示すように、地図画像Mを含むホームページがあるとする。このホームページは、例えば、図6(b)に示す<IMG SCR="M.GIF" width="150" hight="300" border="0" map="(x0,y0),(x1,y1)">というHTMLのタグを含む。この場合、座標(x0,y0),(x1,y1)で示す経度及び緯度は、M.GIFの左下及び右上の点の座標に対応するものである。なお、記述言語はHTMLを例に説明するが、XML(extensible markup language)、Java などのホームページを形成するその他の言語で記述しても良い。 【0045】ここで、地図画像Mの範囲に要求元のクライアント3A、3Bの現在位置が含まれることとなる場合には、CPU11は、図6(c)に示すように、目的地の位置(斜線を付した五角形で示す)が予め描画されていた地図画像Mに現在位置を示すマーク(☆で示す)を書き込んだ地図画像Mを含むホームページを生成することができる。 【0046】また、地図画像Mの範囲に要求元のクライアント3A、3Bの現在位置が含まれないこととなる場合には、CPU11は、図6(d)に示すように、目的地の位置と現在位置(破線の☆で示す)から最も目的地に近い近傍の位置(★で示す)とが表示された地図画像Mを含むホームページを生成することができる。 【0047】また、地図画像Mの範囲に要求元のクライアント3A、3Bの現在位置が含まれることとなる場合には、CPU11は、図6(e)に示すように、現在位置から目的地までの方向を算出し、目的地の位置、現在位置を示すマークと共に現在位置から目的地までの方角を示す矢印を表示するものすることができる。なお、図6(d)、図6(e)の様な画像を生成するためには地図画像Mの目的地に対応する緯度と経度がホームページなどに予め記述されているものとする。 【0048】以上説明したように、この実施の形態にかかるネットワークシステムでは、WWWサーバ1は、要求元のクライアント3A、3Bに送信するホームページに含まれる地図画像に目的地の位置だけでなく、クライアント3A、3Bの現在位置或いは近傍の位置を示すマークを付加する。このため、クライアント3A、3Bのユーザは、地図上における現在地点を容易に知ることができ、目的地までの経路を探しやすくなる。 【0049】[第2の実施の形態]この実施の形態に適用されるネットワークシステムの構成は、第1の実施の形態で示したものと同じである。但し、この実施の形態では、生成されるホームページは文字列によって目的地までの方向と距離とを示す案内情報(ロケーション情報)を含むものであり、WWWサーバ1は地図データベース15を有していなくてもよい。また、この実施の形態では、WWWサーバ1の動作のみが第1の実施の形態におけるものと異なる。 【0050】図7は、この実施の形態においてWWWサーバ1が実行する処理を示すフローチャートである。このフローチャートのステップS201からS206までの処理は、ステップS202において、ステップS201で取得したURLに対応するホームページが“ロケーション情報”を含むかどうかを判断する点を除いては、第1の実施の形態のものと実質的に同じである。 【0051】ステップS206でホームページの情報と構成部品とを記憶装置12のワークエリアに記憶すると、次に、CPU11は、ロケーション情報に含まれる目的地を順次調べ、次のステップS208からS211に示すロケーション書き込みの処理を行っていないものがあるかどうかを判断する(ステップS207)。 【0052】ロケーション書き込みの処理を行っていない目的地があると判断した場合には、CPU11は、ステップS203で取得した位置情報が示す現在位置(経度及び緯度)と処理対象となっている目的地の位置(経度及び緯度)とから、現在位置から目的地の位置までの方角を算出し(ステップS208)、さらに現在位置と目的地との間の距離を算出する(ステップS209)。 【0053】次に、CPU11は、ステップS208、S209で求めた方角と距離とをホームページ本文の所定の位置に挿入し(ステップS210)、タグを削除して記憶装置12のワークエリアに記憶されているホームページの情報を書き換える(ステップS211)。そして、ステップS207の処理に戻り、CPU11は、記憶装置12のワークエリア内に記憶されているホームページのロケーション情報に含まれている次の目的地について同様の判断を行う。 【0054】ステップS207において、ロケーション書き込みの処理を行っていない目的地がもうないと判断した場合には、通信制御装置13は、CPU11からの指示に従って、記憶装置12のワークエリアに記憶されているホームページの情報及び構成部品をURLを送信したクライアント、すなわちこのホームページの送信を要求したクライアント3A、3Bに送信する(ステップS212)。そして、このフローチャートの処理を終了する。 【0055】以下、この実施の形態におけるWWWサーバ1によるホームページの生成について、具体例に基づいて説明する。 【0056】このホームページは、図8(a)に示すようなHTMLの記述を含むものとすることができる。Location="(x0,y0)"は目的地の緯度と経度を記述し、direction="D"は求められた方角データを文章のこの位置に挿入することを記述する。同様に、distance="L"は求められた距離データを文章のこの位置に挿入することを記述する。ここで、要求元のクライアント3A、3Bの現在位置から目的地(ここでは、当店)までの方角が北東、距離が150mと求められたとする。すると、「北東」及び「距離」という文字がこの記述で示す文章に挿入され、図8(b)に示すようなホームページが生成されることとなる。 【0057】以上説明したように、この実施の形態にかかるネットワークシステムでは、WWWサーバ1は、要求元のクライアント3A、3Bの現在位置から目的地の位置までの方角及び距離を算出し、これをホームページ中に文章として付加する。このため、クライアント3A、3Bのユーザは、現在の位置から目的地までどのように進んでいけばよいのかが分かり易くなる。 【0058】[実施の形態の変形]本発明は、上記の第1、第2の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について、説明する。 【0059】上記の第1の実施の形態では、地図データベース15に記憶されている地図から地図画像を生成し、この地図画像に現在位置または近傍を示すマークを書き込み、これを要求元のクライアント3A、3Bに送信するホームページの構成部品としていた。これに対して、ホームページにデフォルトで含まれている地図上に現在位置または近傍を示すマークを書き込んで要求元のクライアント3A、3Bに送信してもよい。この場合、デフォルトの地図には、目的地の緯度、経度などの情報を付加するものとすればよい。 【0060】上記の第1の実施の形態では、CPU11が生成する地図画像の範囲に現在位置が含まれないときは、CPU11は、地図画像上の現在位置から最も近い位置にマークを書き込んでいた。これに対して、CPU11は、図9(a)、図9(b)に示すように、現在位置(☆で示す)と目的地の位置(斜線の付された五角形で示す)とを含むように地図画像M1を縮尺、拡大した地図にすることができる。この場合、CPU11は、地図データベース15を参照して、現在位置と目的地の位置との双方を含む地図画像を生成し、これを所定の大きさにまで縮小してもよく、縮尺が異なる複数の地図を予めホームページの構成部品として用意しておき、現在位置と目的地の位置との双方が含まれる地図画像を用いるようにすればよい。 【0061】さらに、図9(b)に示すように、CPU11は、現在位置から目的地の位置までの経路を地図画像M1、M2で探索し、探索した経路を示すマーク(破線で示す)を付してもよい。これにより、要求元のクライアント3A、3Bのユーザは、現在位置から目的地までの道順が容易に分かるようになる。また、探索した経路を文章で示してもよい。 【0062】上記の第1、第2の実施の形態では、WWWサーバ1は、クライアント3A、3BのGPS35が取得した位置情報をインターネット2を介して送信させることによって、クライアント3A、3Bが存在する位置の位置情報を取得していた。しかしながら、WWWサーバ1によるクライアント3A、3Bの位置情報の取得方法はこれに限られない。例えば、クライアント3A、3Bのユーザに現在位置の住所を入力させ、これをWWWサーバ1に送信するものとしてもよい。 【0063】また、WWWサーバ1は、クライアント3A、3BのそれぞれのIDと対応付けて位置情報を蓄積したデータベースを有するものとし、ホームページを要求したクライアント3A、3BのIDによってこのデータベースを検索して、クライアント3A、3Bの位置情報を取得するものとしてもよい。 【0064】上記の第1、第2の実施の形態では、インターネット2を通じて提供されるWWWのホームページを、要求元の位置に応じてカスタマイズしていた。しかしながら、本発明は、他のドキュメント、例えば、nifty−serve(商標)やPC−VAN(商標)等のクローズド環境の商用ネットワークで提供されるドキュメントに対しても適用することができる。 【0065】上記の第1、第2の実施の形態では、インターネット2に接続されたWWWサーバ1及びクライアント3A、3Bからなるネットワークシステムに本発明を適用した場合について説明した。しかしながら、本発明は、他のネットワークシステム、例えば、携帯電話から要求した情報を無線通信で基地局から送信させる携帯電話網等についても適用することができる。なお、PHS(Personal Handyphone System)網に適用した場合には、PHS端末と電波の授受を行っているアンテナの位置で位置情報を取得することもできる。 【0066】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、要求元の位置と関連付けた所定の地点までの案内情報を含むドキュメントを生成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月28日(1999.6.28) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−12964(P2001−12964A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月19日(2001.1.19) |
| 【出願番号】 |
特願平11−182112 |
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