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【発明の名称】 案内地図表示方法及び携帯電話機
【発明者】 【氏名】藤井 憲作

【氏名】宮川 勲

【氏名】小川 智章

【氏名】杉山 和弘

【氏名】町田 基宏

【氏名】中村 典生

【氏名】杉村 利明

【要約】 【課題】案内地図表示方法及び携帯電話機において、格別の装置を必要とせず、携帯性の良い携帯電話機のディスプレイに案内地図等を表示することを目的とする。

【解決手段】信号処理回路39、アンテナ40、送受分離装置41、送信回路42、入力装置43、受信回路44、ディスプレイ45、スピーカ46から構成される。なお、受信回路44には、地図情報を蓄積する地図情報蓄積手段51を有する。検索情報は、入力装置43から、現在地、目的地等が入力され、信号処理回路39、送信回路42、送受分離部41、アンテナを介して、ネットワーク上の地図サーバに接続される。地図サーバからの案内文が付加された案内地図をアンテナ40、送受分離部41を介して、受信回路44で受信し、信号処理回路39を介してディスプレイ45で表示し、スピーカ46で放声する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図を提供するサーバ又は該サーバから地図を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した前記携帯電話機用案内地図を取得して、携帯電話機のディスプレイに地図を表示することを特徴とする案内地図表示方法。
【請求項2】 携帯電話網に設けた案内文を提供するサーバ若しくは該サーバから地図を取得して保存している他のサーバ又は携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した案内文を取得して、携帯電話機の出力装置に案内文を出力することを特徴とする案内文出力方法。
【請求項3】 携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図及び案内文を提供するサーバ又は該サーバから携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して、携帯電話機のディスプレイに案内地図及び案内文を表示することを特徴とする案内地図及び案内文表示方法。
【請求項4】 携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図を提供するサーバ又は該サーバから案内地図を取得して保存している他のサーバ若しくは他の携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した前記携帯電話機用案内地図を取得して、ディスプレイに案内地図を表示することを特徴とする携帯電話機。
【請求項5】 携帯電話網に設けた案内文を提供するサーバ若しくは該サーバから案内地図を取得して保存している他のサーバ又は他の携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した案内文を取得して、出力装置に案内文を出力することを特徴とする携帯電話機。
【請求項6】 携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図及び案内文を提供するサーバ又は該サーバから携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して、ディスプレイに案内地図及び案内文を表示することを特徴とする携帯電話機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、案内地図表示方法及び携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、案内地図を得るには、パソコンによって、インターネットの地図情報を提供するサーバにアクセスし、必要な情報を取得し、パソコンのディスプレイで表示していた。また、携帯電話機に接続した携帯端末などのディスプレイに、受信した案内地図を表示する場合もあった。
【0003】同じように、地図情報以外の、特定地域の案内情報を取得するには、インターネットの案内情報を提供するサーバにアクセスし、必要な情報を取得し、パソコンのディスプレイで表示していた。また、携帯電話機に接続した携帯端末、あるいは、ポケットベルなどのディスプレイに案内文を表示する場合もあった。案内地図情報及び案内情報を取得するときも、上述した、案内地図情報又は案内情報を取得するときと同じ状況であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のものでは、行き先、特定地、特定施設に係る案内地図等を表示するには、パソコンのディスプレイ、携帯電話機に接続した携帯端末、ポケットベルに接続されたディスプレイを必要としていた。これらの場合、特別な表示装置が必要となり、携帯電話機を接続した携帯端末の場合、携帯性が良くないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、格別の装置を必要とせず、携帯性の良い携帯電話機のディスプレイに案内地図等を表示することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発明は、案内地図表示方法において、携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図を提供するサーバ又は該サーバから地図を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した前記携帯電話機用案内地図を取得して、携帯電話機のディスプレイに地図を表示することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載された発明は、案内文出力方法において、携帯電話網に設けた案内文を提供するサーバ若しくは該サーバから地図を取得して保存している他のサーバ又は携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した案内文を取得して、携帯電話機の出力装置に案内文を出力することを特徴とする。請求項3に記載された発明は、案内地図及び案内文表示方法において、携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図及び案内文を提供するサーバ又は該サーバから携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して、携帯電話機のディスプレイに案内地図及び案内文を表示することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載された発明は、携帯電話機において、携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図を提供するサーバ又は該サーバから案内地図を取得して保存している他のサーバ若しくは他の携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した前記携帯電話機用案内地図を取得して、ディスプレイに案内地図を表示することを特徴とする。
【0009】請求項5に記載された発明は、携帯電話機において、携帯電話網に設けた案内文を提供するサーバ若しくは該サーバから案内地図を取得して保存している他のサーバ又は他の携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した案内文を取得して、出力装置に案内文を出力することを特徴とする。請求項6に記載された発明は、携帯電話機において、携帯電話網に設けた携帯電話機用案内地図及び案内文を提供するサーバ又は該サーバから携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して保存している他のサーバ若しくは携帯電話機から、行き先、特定地、特定施設に対応した携帯電話機用案内地図及び案内文を取得して、ディスプレイに案内地図及び案内文を表示することを特徴とする。
【0010】なお、請求項3,5における「案内文を表示」、「案内文表示」との記載は、案内文をディスプレイで表示するものの他、案内文をスピーカ等で放声することも含む。また、「出力装置に案内文を出力する」との記載は、案内文をディスプレイで表示するもの、案内文をスピーカ等で放声するもの、案内文をディスプレイで表示し且つ案内文をスピーカ等で放声するものの三つの態様を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。携帯電話網に接続された地図サーバを設け、携帯電話機の小さい画面に、目的地への案内を行う案内地図を提供するシステムを、図1に示す。このシステムは、例えば、携帯電話網100、コンテンツプロバイダ101、102、インターネット103、地図サーバ104、データベース105、GW(ゲートウエイ:関門交換局)107、GW108、携帯ネットワーク109、110、及び携帯電話機111から構成される。
【0012】GW108は、携帯電話機111の通信を行うゲートウエイサーバ(携帯ネットワーク109の関門交換局)であり、携帯電話機111からの要求に端末IDを付与し、特定端末ID(携帯電話機111)への応答を、指定端末へ送信する制御を行う。また、プロトコルの変換を行い、必要に応じて、携帯電話機111の位置情報を、信号フレームに挿入する。
【0013】GW107は、例えば、携帯電話機111からの要求がどのアドレス向けかを識別し(例えば、地図サーバ向けであるかを識別)、またそのアドレスへのアクセスを許容するか否かを顧客DB106を参照して判断する(例えば、地図サーバ104のアクセス権のない携帯電話機111からのアクセスか否かを判断)。許容しない場合は、アクセスを拒否し(アクセス権のない携帯電話機111からのアクセスは拒否)、許容する場合は、そのアドレスへの中継を行うゲートウエイである。
【0014】また、応答(例えば、地図サーバ104からの応答)は、その送信先の端末(携帯電話機111)が収容されているGW108を顧客DB106から参照し、該ゲートウエイ108にアクセスする。顧客DB106は、携帯電話機111のアクセスが可能なサーバ(サービスを提供するアドレス)情報、現在収容されているGW情報等の顧客情報を有するデータベースである。
【0015】地図サーバ104は、端末IDが付与されている要求アクセスに対して、その要求に応じた案内地図等の情報を生成し、要求もとに送信するサーバである。なお、検索キーにより、検索できなかった場合は、その旨を、GW107等を介して、携帯電話機111に返す。地図サーバ104は、インターネットからもアクセスできるが、携帯電話機111は、携帯ネットワーク109、GW108、GW107を介して接続される。なお、携帯電話網100の外に設けても、携帯電話機111は、携帯ネットワーク109、GW108、GW107を介して接続され、携帯電話網100内に設けられていると同等である。
【0016】コンテンツプロバイダCP101、102は、一般の情報を生成し配信するサーバである。また、GW107の要求に応じた情報を生成し配信することもできる。データベース・サーバ105は、携帯電話網の管理等のためのデータベースである。本発明では、地図サーバ104から地図情報を取得して保存しているサーバとしてもよい。
【0017】携帯電話機111は、携帯電話機111を操作して、地図サーバ104にアクセスして、所望の案内地図を取得し、携帯電話機111のディスプレイで表示する。なお、案内文は必要に応じ、スピーカから出力される。図2に、携帯電話機111と地図サーバ(ここでは、道案内の機能を有する)104の機能と処理の流れを示す。
【0018】例えば、携帯電話機111が目的地への案内文の付加された案内地図を取得する場合について、説明する。
■携帯電話機111は、検索条件入力機能10を使用して、検索条件を入力する。携帯電話機111は、電源を投入後、URL入力画面に切替え、地図サーバのアドレスを入力する。地図サーバのホームページが画面表示され、アクセスボタンを押して、検索表示画面にする。
【0019】図7に、目的地の電話番号を検索キーとする検索画面の例を示す。検索画面で、電話番号、現在地等を入力し、検索条件を決定する。その後、「1.了解」を選択すると検索が開始される。なお、この他に、検索条件として、(A)行き先、特定地、特定施設の住所、又は間近な公共施設名で特定したもの(B)出発点又は間近な公共施設名等等であってもよい。
【0020】また、要求地図種別(例えば、通常の地図か簡素化した地図かの種別)を指定する。また、現在地情報は、携帯電話網で、携帯電話機の位置を常時把握している場合は、必ずしも、入力する必要はない。現在地情報を入力しない場合は、例えば、GW108で、検索条件に携帯電話機111の位置情報を挿入する。
【0021】■携帯電話機111は、検索要求機能11を使用して、地図サーバに、検索条件を送信する。検索条件は、所定のプロトコルにより、携帯ネットワーク109、GW108、GW107を介して、地図サーバ104に送信される。
■地図サーバ104は、検索受付機能12を利用して、前記検索要求機能を受け付ける。
【0022】■地図サーバ104は、案内地図生成機能13を使用して、検索条件に合致した案内地図を生成する。現在地、目的地から、範囲を決定し、地図データベースから、所定範囲の案内地図を生成する。なお、案内地図は、出発点、目的地、経路、ランドマーク等から構成される。携帯電話機111で表示するので、アイコンを用い、見やすい地図を生成する。
【0023】また、同時に案内文を自動的に作成する。案内地図と案内文を合わせて、最終的な案内地図を生成する。
■地図サーバ104は、案内地図送信機能14を使用して、案内地図を、携帯電話機111に送信する。案内地図は、所定のプロトコルに基づき、GW107、GW108、携帯ネットワーク109を介して、携帯電話機111に送信される。
【0024】■携帯電話機111は、案内地図受信機能15を使用し、案内地図を受信する。
■携帯電話機111は、案内地図表示機能16を使用し、案内地図を表示する。携帯電話機111は、携帯電話機111のディスプレイに案内文の付加された案内地図を表示する。
【0025】なお、案内文は必要に応じ、スピーカから出力される。次に、図3に携帯電話機111、GW108(iモードGW)、GW107(地図サーバGW)、地図サーバ間の信号のフローを示す。
■携帯電話機111は、目的地情報、要求地図種別等から構成される情報要求フレームをGW108に送信する(20)。
【0026】■GW108は、携帯電話機111から送信された信号を受信し、現在地情報及び携帯電話機111のIDを付加した情報要求フレームをGW107に送信する(21)。■GW107は、GW108から送信された信号を受信し、携帯電話機111のIDより顧客DBを参照して、地図サーバに対してアクセスする権利があるか否かをチェックする。携帯電話機111が、地図サーバに対してアクセスする権利があるときは、現在地情報、目的地情報、要求地図種別及び携帯電話機111のID等から構成される情報要求フレームを地図サーバ104に送信する(22)。
【0027】その後、地図サーバ104で、案内地図、案内文の生成が行われる。案内文の付加された案内地図は、つぎの手順で、携帯電話機111に伝送される。
■処理結果通知フレームで、検索結果の案内地図が、地図サーバ104からGW107に伝送される(23)。
■処理結果通知フレームで、検索結果の案内地図が、GW107からGW108に伝送される(24)。
【0028】■GW108でプロトコル変換されて、検索結果の案内地図が、携帯電話機111に伝送される(25)。図4及び図5に案内地図の例を示す。図4において、出発点がJR鎌倉駅で目的地が鎌倉警察の場合である。なお、Sはスタート地点を表し、Gは目的地を表す。また、■、■、■は、経路を示す。画面下部に案内文が表示する。案内文は、画面をスクロールすることにより、見ることができる。
【0029】図5は、イメージアイコンを使用した案内地図である。
(携帯電話機)図6に、携帯電話機111のブロック構成を示す。信号処理回路39、アンテナ40、送受分離部41、送信回路42、入力装置43、受信回路44、ディスプレイ45、スピーカ46から構成される。なお、受信回路44には、地図情報を蓄積する地図情報蓄積手段51を有する。地図情報蓄積手段51は、受信回路44の内部にあっても、受信回路44の外にあってもよい。
【0030】検索情報は、入力装置43から入力され、信号処理回路39、送信回路42、送受分離部41、アンテナ40を介して、ネットワーク上の地図サーバ104に接続される。地図サーバ104は、地図検索を行い。その検索の結果を携帯電話機111に送信する。携帯電話機111は、検索の結果の案内地図をアンテナ40、送受分離部41を介して、受信回路44で受信し、信号処理回路39を介してディスプレイ45で表示し、必要に応じ、スピーカ46から放声する。
【0031】なお、案内文は、案内文をディスプレイで表示するもの、案内文をスピーカ等で放声するもの、案内文をディスプレイで表示し且つ案内文をスピーカ等で放声するものの三つの態様で出力される。
(案内地図表示方法)上述したように、携帯電話機111は、携帯電話網100に設けた携帯電話機用案内地図を提供する地図サーバ104から地図情報を取得して、ディスプレイ45で表示する。
【0032】また、案内地図及び案内文は、地図サーバ104以外に、地図サーバ104から案内地図を取得して保存している他のサーバ(例えば、CP105)、地図サーバ104から案内地図を取得して保存している他の携帯電話機111でも、地図情報蓄積手段51を有しており、これらのサーバ105、他の携帯電話機111から、行き先、特定地、特定施設に対応した前記携帯電話機用案内地図を取得して、携帯電話機のディスプレイに案内地図を表示することもできる。
【0033】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、携帯電話機のディスプレイで案内地図、案内文及びその両方の表示を行うができる。従って、格別の装置を必要とせずに、携帯性の良い携帯電話機のディスプレイに案内地図等を表示することができる。
【0034】また、地図サーバから地図を取得して保存している他のサーバ又は携帯電話機から必要な案内地図を取得して、携帯電話機のディスプレイに地図を表示することにより、地図サーバの負担が軽減され、地図サーバの輻輳を無くすことが可能となる。
【出願人】 【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
【識別番号】392026693
【氏名又は名称】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
【出願日】 平成11年6月18日(1999.6.18)
【代理人】 【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
【公開番号】 特開2001−4391(P2001−4391A)
【公開日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【出願番号】 特願平11−173381