| 【発明の名称】 |
動画表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】水野 嘉明
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| 【要約】 |
【課題】地図上の経路を視認しながら、動画ファイルを感覚的に、直感的に選択して表示させること。
【解決手段】道路や線路等の経路が表示されている複数の地図データおよび地図データの地図内の一部の経路の景観情報を表示する複数の動画ファイルが格納された記憶媒体10と、地図データを記憶媒体10から読み出してディスプレイ8に表示させる地図表示モジュール7と、このディスプレイ8に表示されキーボード2により選択された地図内の経路に対応する動画ファイルを記憶媒体10から読み出してディスプレイ8に表示させる動画出力モジュール6とを有すること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 道路に沿って撮影された景観情報に基づいて作成された動画ファイルをデータベース化し、これら各動画ファイルを景観情報として検索して、表示手段に表示するための動画表示装置であって、所定の単位で区分けされ道路や線路等の経路が表示されている複数の地図データおよび前記地図データの地図内の一部の経路の状態を表示する複数の動画ファイルが格納された記憶手段と、前記地図データを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に選択的に表示させる地図表示制御手段と、この表示手段に表示された前記地図内の経路を選択する入力手段と、前記入力手段により選択された前記経路に対応する前記動画ファイルを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる動画表示制御手段とを有することを特徴とする動画表示装置。 【請求項2】 前記表示手段は、機能を選択するコマンド画面、前記地図データを表示する地図画面、前記動画ファイルを表示する動画画面等の任意の画面を複数表示可能としたことを特徴とする請求項1に記載の動画表示装置。 【請求項3】 前記地図表示制御手段により、前記地図データの経路を地図上で太くまたは濃くまたは色違いで表示させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の動画表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は動画表示装置に係り、特に、道路に沿って撮影された景観情報に基づいて作成された動画ファイルをデータベース化し、これら各動画ファイルを景観情報として検索して、表示手段に表示するための動画表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの性能が著しく向上するとともに、効率の良い動画圧縮方法が普及してきた結果、ビデオカメラで撮影した動画データをキャプチャボード等を利用してパーソナルコンピュータに取り込み、この動画データをAVlやASF等の形式の動画ファイルに変換することにより、この動画ファイルをパーソナルコンピュータ上で鑑賞あるいは編集することが可能となってきている。 【0003】このような技術を背景として、例えば、ビデオカメラにより、道路に沿った街並みを撮影し、この撮影された景観情報に基づいて、位置情報も記録した動画ファイルを作成し、このような動画ファイルを複数の道路に対して、季節、時間帯等毎に種々作成する。そして、これら各動画ファイルをデータベース化し、これら各動画ファイルを景観情報として検索して、ディスプレイに再生表示する動画表示装置が開発されている。 【0004】そして、このような動画表示装置においては、従来は、例えば、「国道n号線のa〜b区間」、「国道n号線のc〜d区間」等のように、撮影された道路の区間等の項目をパーソナルコンピュータのディスプレイに列挙させ、この列挙された項目のうち、使用者が所望の項目を指定し、その項目に対応した道路の区間の動画ファイルを表示させるようにしていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述した動画表示装置においては、ディスプレイに列挙された項目を見て、使用者が動画ファイルを選択する際に、視覚的な表示はなく、列挙された項目を見てその番号を指定する方法がほとんどであった。そのため、使用者は、列挙された項目により道路の場所を想像するしかなく、道路の場所を正確に確認するためには、地図帳と対比する手間がかかるという問題を有している。 【0006】また、道路の区間等の項目とともに、動画の一部を静止画として表示することも考えられるが、一部の景観だけでは、その場所をよく知っていないと、やはり、道路の場所を感覚的に指定することはできないという問題をも有している。 【0007】本発明は前述した点に鑑みてなされたもので、地図上の経路を視認しながら、動画ファイルを感覚的に、直感的に選択して表示させることのできる動画表示装置を提供することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため請求項1に記載の発明に係る動画表示装置は、道路に沿って撮影された景観情報に基づいて作成された動画ファイルをデータベース化し、これら各動画ファイルを景観情報として検索して、表示手段に表示するための動画表示装置であって、所定の単位で区分けされ道路や線路等の経路が表示されている複数の地図データおよび前記地図データの地図内の一部の経路の状態を表示する複数の動画ファイルが格納された記憶手段と、前記地図データを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に選択的に表示させる地図表示制御手段と、この表示手段に表示された前記地図内の経路を選択する入力手段と、前記入力手段により選択された前記経路に対応する前記動画ファイルを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に表示させる動画表示制御手段とを有することを特徴とするものである。 【0009】この請求項1の発明によれば、地図表示制御手段により、記憶手段に格納された任意の地図データに基づいて表示手段に地図を表示させ、この地図の経路を入力手段により選択することにより、動画表示制御手段により、選択された経路に対応する動画ファイルを記憶手段から読み出して表示手段に表示させるようにしているので、地図およびその経路を視認しながら、動画ファイルを感覚的に、直感的に選択して表示させることができ、使用者が地図の周辺をよく知らない場合であっても、例えば、駅、道路あるいは地名等を参照して経路を指定することが可能となる。 【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記表示手段は、機能を選択するコマンド画面、前記地図データを表示する地図画面、前記動画ファイルを表示する動画画面等の任意の画面を複数表示可能としたことを特徴とするものである。 【0011】この請求項2の発明によれば、表示手段に、機能を選択するコマンド画面、地図データを表示する地図画面、動画ファイルを表示する動画画面等の任意の画面を複数表示できるようにしているので、経路が表示された地図を見ながら、この経路に対応した動画も同時に見ることができる。 【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記地図表示制御手段により、前記地図データの経路を地図上で太くまたは濃くまたは色違いで表示させるようにしたことを特徴とするものである。 【0013】この請求項3の発明によれば、地図表示制御手段により、地図データの経路を地図上で太くまたは濃くまたは色違いで表示させるようにしているので、選択できる経路を容易に認識することができ、経路の選択作業を容易に行なうことができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1から図5を参照して説明する。 【0015】図1は本発明に係る動画表示装置の実施の一形態を示したもので、この動画表示装置1は、入力手段としてのキーボード2の入力操作によりキーボード2から送られる入力信号に基づいて所定の入力処理を行なう入力処理モジュール3と、動画ファイルを選択する動画ファイル選択モジュール4と、地図データベースを読み出す地図データ読み出しモジュール5と、前記動画ファイル選択モジュール4により選択された動画ファイルを出力する動画表示制御手段としての動画出力モジュール6と、前記地図データ読み出しモジュール5により読み出された地図を表示させる地図表示制御手段としての地図表示モジュール7と、前記動画出力モジュール6および地図表示モジュール7から送られる動画あるいは地図を表示手段としてのディスプレイ8に出力する出力処理モジュール9とをそれぞれ有している。 【0016】また、前記動画表示装置1は、メモリ、ハードディスク、CD−ROM等の記憶手段としての記憶媒体10を有しており、図2に示すように、この記憶媒体10には、例えば、複数の電車の路線における各駅の周辺の地図データがデータベース化されて格納されている。例えば、あるX路線においては、このX路線のA駅、B駅、C駅というように、X路線のすべての駅あるいは主要な駅毎の地図データのデータベースを作成して記憶媒体10に格納するようになっている。これら各地図データの地図内に表示された経路のうち、動画ファイルを作成すべき複数の経路には、順次、番号が付されており、この番号が付された経路は、太い線あるいは濃い線あるいは色違いの線等により目立つように表示されるようになっている。なお、この地図データは、電車の路線に限定されるものではなく、用途に応じて適宜変更することが可能である。例えば、市町村、住宅地、商店街、オフィス街等の単位でその周辺の地図データを格納するようにしてもよい。さらに、この地図データは、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)により取得した位置データと電子地図とを組み合わせて作成することも可能である。 【0017】さらに、図2に示すように、前記動画表示装置1の記憶媒体10には、前記各地図データの番号が付された複数の経路に沿ってあらかじめ街並みを撮影した景観情報に基づいて作成された複数の動画ファイルが格納されている。例えば、X路線C駅周辺の経路番号が1、2、3…とある場合、これら各経路に対応する動画ファイルのデータベースを作成して記憶媒体10に格納するようになっている。 【0018】次に、本発明の作用について図3に示すフローチャートを参照して説明する。 【0019】本実施形態においては、まず、装置を動作させることにより、記憶媒体10に記憶されているすべての電車の路線をディスプレイ8に表示させる。そして、複数の電車の路線のうち、所望の電車の路線をキーボード2から選択すると、図4に示すように、選択された電車の路線の駅名がディスプレイ8に表示される。 【0020】そして、使用者が見たい景観がある駅名をキーボード2により選択することにより、地図データ読み出しモジュール5により、地図データベースからその選択された駅に対応した地図データを読み出し、図5に示すように、地図表示モジュール7を介してディスプレイ8に表示させる。使用者は、地図上の見たい経路番号をキーボード2により選択する。この場合に、本実施形態においては、地図上の経路番号が付された経路が太くあるいは濃くあるいは色違いで表示されているので、選択できる経路を容易に認識することができ、経路の選択作業を容易に行なうことができる。 【0021】経路番号が選択されると、動画ファイル選択モジュール4により、選択された経路番号に対応した動画ファイルを読み出し、動画出力モジュール6を介してディスプレイ8に表示させる。 【0022】このように本実施形態においては、地図データに基づいた地図をディスプレイ8に表示するとともに、この地図と一緒に地図の経路に対応した動画も表示することができ、地図および動画を同時に見ることができる。 【0023】したがって、本実施形態においては、ディスプレイ8に表示された路線の駅を選択するとともに、この選択された駅周辺の地図が表示され、この地図に表示された経路の番号を選択するだけで、この経路に対応した動画をディスプレイ8に表示させるようにしているので、地図およびその経路を視認しながら、動画ファイルを感覚的に、直感的に選択して表示させることができ、使用者が地図の周辺をよく知らない場合であっても、例えば、駅、道路あるいは地名等を参照して経路を指定することが可能となる。その結果、従来のように地図帳等と逐次対比する必要がなく、使い勝手を著しく向上させることができる。 【0024】なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。 【0025】 【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明に係る動画表示装置は、表示手段に表示された地図の経路を選択するだけで、この経路に対応する動画ファイルを表示手段に表示させるようにしたので、地図およびその経路を視認しながら、動画ファイルを感覚的に、直感的に選択して表示させることができ、使用者が地図の周辺をよく知らない場合であっても、例えば、駅、道路あるいは地名等を参照して経路を指定することが可能となる。その結果、従来のように地図帳等と逐次対比する必要がなく、使い勝手を著しく向上させることができる。 【0026】また、請求項2に記載の発明は、表示手段に、機能を選択するコマンド画面、地図データを表示する地図画面、動画ファイルを表示する動画画面等の任意の画面を複数表示できるようにしたので、経路が表示された地図を見ながら、この経路に対応した動画も同時に見ることができる。 【0027】また、請求項3に記載の発明は、地図表示制御手段により、地図データの経路を地図上で太くまたは濃くまたは色違いで表示させるようにしたので、選択できる経路を容易に認識することができ、経路の選択作業を容易に行なうことができる等の効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000010098 【氏名又は名称】アルプス電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月23日(1999.6.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081282 【弁理士】 【氏名又は名称】中尾 俊輔 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−4389(P2001−4389A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月12日(2001.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−176734 |
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