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【発明の名称】 情報表示方法及び情報表示システム
【発明者】 【氏名】町田 基宏

【氏名】中村 典生

【氏名】杉村 利明

【氏名】藤井 憲作

【氏名】長井 茂

【氏名】小川 智章

【氏名】杉山 和弘

【要約】 【課題】情報コンテンツ提供者が容易に地図を利用者に提供することを可能にする情報表示方法を提供することを目的とする。

【解決手段】端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報に対応した地図情報を有する地図サーバから該地図情報を取得して表示するよう構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報の内容を有する情報サーバから該内容を取得して表示することを特徴とする情報表示方法。
【請求項2】 端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報に対応した地図情報を有する地図サーバから該地図情報を取得して表示することを特徴とする情報表示方法。
【請求項3】 端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該特定のタグを付した情報に関する経路案内情報を有する地図サーバに該経路案内情報を要求し、該地図サーバは経路案内地図及び経路案内文を生成し、該端末に該経路案内地図及び経路案内文を送信し、該端末は該経路案内地図及び経路案内文を表示することを特徴とする情報表示方法。
【請求項4】 端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び情報サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報の内容を有する情報サーバから該内容を取得して表示することを特徴とする情報表示システム。
【請求項5】 端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び地図サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報に対応した地図情報を有する地図サーバから該地図情報を取得して表示することを特徴とする情報表示システム。
【請求項6】 端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び地図サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該特定のタグを付した情報に関する経路案内情報を有する地図サーバに該経路案内情報を要求し、該地図サーバは経路案内地図及び経路案内文を生成し、該端末に該経路案内地図及び経路案内文を送信し、該端末は該経路案内地図及び経路案内文を表示することを特徴とする情報表示システム。
【請求項7】 前記端末は携帯電話機であり、前記地図サーバは携帯電話網に接続されることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報表示システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報コンテンツを提供する技術に係り、特に、情報コンテンツに関連した地図情報を利用者に表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、端末に地図等を表示し、種々の情報を提供するサービスが普及してきている。例えば、現在位置の周辺地図を携帯電話等に接続したノートパソコンに表示させて、近くの店舗の情報を取得するようなサービスがある。ある情報コンテンツ提供者が、その提供するコンテンツに関連した地図を表示する従来の技術におけるシステムの構成例を図1に示す。同図に示すように、インターネットに接続された情報サーバから、インターネット等のネットワークを介して、情報が利用者に送信される。経路地図を表示する場合には、情報サーバにあらかじめ地図イメージを生成し、そのイメージへのリンクを提供する情報コンテンツに記述する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術においては、情報提供者自身が地図イメージを生成しておかなければならず、情報提供者は容易に地図表示サービスを提供することができなかった。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、情報コンテンツ提供者が容易に地図を利用者に提供することを可能にする方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明は次のように構成することができる。本発明は、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報の内容を有する情報サーバから該内容を取得して表示する情報表示方法である。
【0005】本発明によれば、情報コンテンツ提供者が上記の情報サーバが提供する情報を準備する必要がなくなるので、多彩な情報コンテンツサービス提供を行なうことができる。本発明の情報表示方法は、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報に対応した地図情報を有する地図サーバから該地図情報を取得して表示するように構成することもできる。
【0006】本発明によれば、情報コンテンツ提供者は地図イメージへのリンクを記述せずに店名、電話番号または住所に特定のタグ(たとえば、<map >)を記述するだけで、地図表示サービスを提供することができる。従って、コンテンツ提供者は地図をあらかじめ用意する必要がなくなるので、コスト削減の効果がある。また、本発明の情報表示方法は、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該特定のタグを付した情報に関する経路案内情報を有する地図サーバに該経路案内情報を要求し、該地図サーバは経路案内地図及び経路案内文を生成し、該端末に該経路案内地図及び経路案内文を送信し、該端末は該経路案内地図及び経路案内文を表示するよう構成することもできる。
【0007】本発明によれば、情報提供者は容易に経路案内サービスを行なうことが可能となる。上記の目的を達成するために、本発明は次のように構成することができる。本発明は、端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び情報サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報の内容を有する情報サーバから該内容を取得して表示する。
【0008】また、本発明は、端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び地図サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該情報に対応した地図情報を有する地図サーバから該地図情報を取得して表示するよう構成することもできる。
【0009】また、本発明は、端末、情報コンテンツ提供サーバ、及び地図サーバを有する情報表示システムであって、端末からの要求に基き、情報コンテンツ提供サーバが特定のタグを付した情報を含む情報コンテンツを該端末に送信し、該端末において該特定のタグを付した情報を選択することにより、該端末は該特定のタグを付した情報に関する経路案内情報を有する地図サーバに該経路案内情報を要求し、該地図サーバは経路案内地図及び経路案内文を生成し、該端末に該経路案内地図及び経路案内文を送信し、該端末は該経路案内地図及び経路案内文を表示することとしてもよい。
【0010】上記構成において、前記端末は携帯電話機であり、前記地図サーバは携帯電話網に接続されることとしてもよい。これらの発明によっても上記と同様の効果を得ることができ、また、携帯電話機で、上記の効果を得ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に上記の地図表示を実現する地図表示システムの構成を示す。同図に示すように、この地図表示システムは、携帯電話網100、インターネット103、情報コンテンツ提供サーバ101、102から構成される。携帯電話網100は、携帯電話機111、携帯網109、携帯網110、ゲートウェイサーバ1(108)、ゲートウェイサーバ2(107)、顧客DB106、情報コンテンツ提供サーバ105、地図サーバ104を有する。 ゲートウェイサーバ1(108)は、携帯電話機との通信を行なうためのゲートウェイであり、携帯電話機からの要求に対して端末IDを付与し、指定された端末IDが付与された携帯電話機への応答をその携帯電話機に送信する制御を行なう。
【0012】ゲートウェイ2(107)は、携帯電話機等からの要求がどのアドレス向けかを識別し、またそのアドレスへのアクセスを許容するか否かを顧客DB106を参照して判断する。アクセスを許容しない場合にはアクセスを拒否し、許容する場合には、そのアドレスへの中継を行なう。また、応答はその送信先の端末(携帯電話機)が収容されているゲートウェイを顧客DBから参照し、そのゲートウェイにアクセスする。図2におけるゲートウェイサーバ1(107)はそのようなゲートウェイのうちの1つである。
【0013】顧客DB106は携帯電話機のアクセス可能なサーバ情報(サービスを提供するアドレス等)及び現在収容されているゲートウェイ情報を有するデータベースである。情報提供サーバ101、102はゲートウェイサーバ2(107)と専用線又はインターネットで接続され、ゲートウェイサーバ2(107)からの要求に応じた情報を生成配信する。
【0014】また、情報提供サーバ102(又は101)はインターネットを介して情報コンテンツを携帯電話機やインターネットに接続されたPC等に提供する。この構成において、まず、携帯電話機111が情報提供サーバ102にあるコンテンツを要求し、受信する。そのコンテンツが、例えば、店舗とその電話番号のリストである場合に、携帯電話機111の利用者がその中の特定の店舗の場所を知りたいときには、受信したコンテンツの中のその店舗の電話番号を選択すると、地図サーバ104がその電話番号に対応した店舗の地図情報を携帯電話111に送信し、携帯電話機ではその地図を表示する。
【0015】図3は本システムにおけるコマンドシーケンスを示す図である。同図及び図2を参照してコマンドシーケンスを説明する。まず、携帯電話機が情報提供サーバにコンテンツを要求する。情報提供サーバは、その要求に基づいて、コンテンツを携帯電話機に送信する。携帯電話機はそのコンテンツを画面に表示する。そして、利用者が、そのコンテンツの中で、経路を知りたい場所の電話番号等を選択する。
【0016】次に、携帯電話機は情報要求として目的地情報及び要求地図種別をゲートウェイサーバ1(108)に携帯網109を介して送信する。ゲートウェイサーバ1(108)ではその携帯電話機の現在地情報と端末IDを付加する。なお、携帯電話機が情報要求を行なう時に現在地情報を含めてもよい。携帯電話機は、現在位置の情報として、経度緯度、住所、電話番号、店の名称等を送信できる。また、携帯電話機が現在位置を空白とした場合には、ゲートウェイサーバ1(108)は、例えば、目的地の最寄駅を現在位置と設定する。目的地情報は経度緯度、住所、電話番号、店の名称等である。要求地図種別としては単純経路地図又は周辺情報を付与した経路地図を指定できる。端末IDは当該携帯電話網で収容されている端末のID番号である。
【0017】続いて、ゲートウェイサーバ1(108)は現在地情報、目的地情報、要求地図種別及び端末IDをゲートウェイサーバ2(107)に送信する。ゲートウェイサーバ2(107)は、顧客DB106を参照して端末IDをチェックする。ここで、端末IDが顧客DBにない場合、又は端末IDがない場合にはアクセスが拒否される。端末IDのチャック結果が良好であれば情報要求を地図サーバ104に送信する。
【0018】地図サーバ104では案内地図及び案内文を生成する。地図サーバ104は処理結果通知として結果生成物、案内地図及び案内文をゲートウェイサーバ2(107)に送信する。上記の結果生成物は、地図ファイル数、目的地までの距離、経路ランドマーク数、周辺ランドマーク数、経路案内文数等から構成される。案内地図は地図ファイルであり、案内文は経路ランドマーク情報(名称、住所、電話番号)、周辺ランドマーク情報(名称、住所、電話番号)、経路案内文等である。なお、結果生成物は、例えば、上記の情報から構成された1つのHTML文書とすることができる。
【0019】続いて、ゲートウェイサーバ2(107)は送信先の携帯電話機が収容されているゲートウェイを顧客DB106から参照し、そのゲートウェイ、例えばゲートウェイサーバ1(108)に処理結果通知を送信する。そして、ゲートウェイサーバ1が携帯電話機に処理結果通知を送信することによって、携帯電話機で所望の経路案内の情報を見ることができる。
【0020】図4は、携帯電話機に情報提供サーバからのコンテンツが表示された場合の表示画面を示す図である。例えば、電話番号をキー操作によって選択することにより、このレストランの地図が表示される。図5及び図6は、情報コンテンツ提供者から送信された情報を示す図である。本実施の形態では、情報はHTMLをベースとした文書で作成されている。図5、図6に示したHTMLベースの言語は、HTML言語のサブセット版であり、コンパクトHTML(C−HTML)と称されている言語の仕様に近く、テンキーでの入力や、通話機能と連動させるタグ等が携帯電話機向けに定義されている。図5、図6に示すように、元の記述においてmap タグの付された情報を、画面上で選択することによって、地図サーバが該当の地図情報を検索して、携帯電話機に地図情報を送信する。
【0021】地図サーバが送信する情報によって経路案内を行う例を図7に示す。同図において、携帯電話機に表示された画面が操作者のキー入力によって(a)〜(d)のように遷移し、経路案内を行なう。(a)は、JR鎌倉駅をスタート地点として鎌倉警察を目的地とする経路案内の最初の画面を表す。同図に示すように、スタート地点から目的地までの距離が示され、目印となるビル等(以下、ランドマークと称する)が地図上で数字又は文字のアイコンで示される。画面の下側には経路案内文が示される。経路案内文中には地図上のアイコンに対応したアイコンが表示され、そのアイコンをキー入力することにより、そのアイコンに対応したランドマーク周辺の案内文に遷移する。
【0022】図7において、(a)の画面で1を入力すると(b)の画面になり、(b)の画面で2を入力すると(c)の画面になり、同様にして、目的地を示す(d)の画面になる。このように、行程に沿って適切な案内文及び地図を表示するので、小さな画面の携帯電話機でも操作性が良い。図8は、携帯電話機に送信するために地図サーバが生成したHTMLベースの言語によるデータの一例であり、図7に示した画面表示に対応する。このHTML文書を携帯電話機が解釈して地図を表示する。図8中、例えば accesskey=1のところで1を入力した画面は図7(b)に対応している。
【0023】本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0024】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、情報コンテンツ提供者は地図イメージへのリンクを記述せずに店名、電話番号または住所に特定のタグ(たとえば、<map >)を記述するだけで、地図表示サービスを提供することができる。従って、コンテンツ提供者は地図をあらかじめ用意する必要がなくなるので、コスト削減の効果がある。
【0025】また、住所等を記述した文書から、容易に地図サーバへのリンクを生成することができるので、簡易なキー操作1つで地図検索が可能となる。
【出願人】 【識別番号】392026693
【氏名又は名称】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
【出願日】 平成11年6月18日(1999.6.18)
【代理人】 【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
【公開番号】 特開2001−4386(P2001−4386A)
【公開日】 平成13年1月12日(2001.1.12)
【出願番号】 特願平11−173401