| 【発明の名称】 |
不透明膜の膜厚測定方法及びこれを用いた成膜製品の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】近藤 道雄
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| 【要約】 |
【課題】不透明膜の膜厚を少ない工程数で容易且つ精度良く測定できる不透明膜の膜厚測定方法、及びこれを用いた磁気ヘッド等の成膜製品の製造方法を提供する。
【解決手段】ウェハ2の表面上において無機硬質膜(不透明膜)10を成膜する工程と、上記硬質膜10内にこれを貫通する凹部9を形成する工程と、上記凹部9内及び硬質膜10の上に透明膜16を成膜する工程と、上記硬質膜10上の透明膜16を除去する工程と、上記凹部9内に充填された透明膜19に対して光L1,L2を照射する工程と、上記透明膜19からの反射光L1,L2を基に隣接する硬質膜10の膜厚を測定する工程と、を含む、不透明膜の膜厚測定方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ウェハの表面上において不透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜内にこれを貫通する凹部を形成する工程と、上記凹部内及び不透明膜の上に透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜上の透明膜を除去する工程と、上記凹部内に充填された透明膜に対して光を照射する工程と、上記透明膜からの反射光を基に隣接する不透明膜の膜厚を測定する工程と、を含む、ことを特徴とする不透明膜の膜厚測定方法。 【請求項2】前記光の照射及び反射光の測定を、分光器又は斜入射顕微鏡により行う、ことを特徴とする請求項1に記載の不透明膜の膜厚測定方法。 【請求項3】ウェハの表面上において不透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜内にこれを貫通する凹部を形成する工程と、上記凹部内及び不透明膜の上に透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜上の透明膜を除去する工程と、上記凹部内に充填された透明膜に対して光を照射する工程と、上記透明膜からの反射光により測定された膜厚値を基準にして上記不透明膜の表面を研磨する工程と、を含む、ことを特徴とする成膜製品の製造方法。 【請求項4】前記光の照射及び反射光の測定を、分光器又は斜入射顕微鏡により行う、ことを特徴とする請求項3に記載の成膜製品の膜厚測定方法。 【請求項5】前記不透明膜が、追って磁気ヘッドの本体の底面上に突出する磁気ポールを形成する金属又は合金、或いは磁気ポールの周囲を包囲する無機硬質膜である、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の成膜製品の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、不透明膜の膜厚測定方法及びこれを用いた磁気ヘッド等の成膜製品の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】磁気ヘッド等の成膜製品の製造工程では、不透明膜の膜厚を測定する種々の方法が行われている。例えば、図5(A)に示すように、追って多数の磁気ヘッドを得るため、吸着治具30の表面に真空吸着されたウェハ32の上には、リリース層33を介して複数のアルミナ製薄膜層からなる絶縁層34が成膜されている。また、上記絶縁層34の表面には、予め絶縁層34内にFe−Ni系合金からなる断面略C字形のコア35が埋設され、その両端から延びた一対の磁極36が互いに接近しつつ平行に立設されている。更に、磁極36,36間の狭い隙間には、硬質Si等からなる磁気ギャップ材38が挟持されている。 【0003】次に、絶縁層34、磁極36,36、及びギャップ材38の上には、ダイヤモンド・ライク・カーボン(以下、DLCと称する)の硬質膜40が成膜される。更に、図示しないレジストを被覆して露光し且つエッチングした後、係るレジストを除去してから硬質膜40の表面を研磨する。その結果、図5(A)に示すように、研磨された表面41及び磁極36,36、ギャップ材38の上端が露出すると共に、硬質膜40内にこれを貫通する円柱状の凹部42が形成される。係る表面41を有する硬質膜40の膜厚が適正か否かは、追って個別の磁気ヘッドにした際、一対の磁極36とギャップ材38を底面に有する磁気接触パットの厚みに影響する。 【0004】そこで、表面41を有する硬質膜40の膜厚を測定するため、絶縁層34上に硬質膜40等を形成したウェハ32を先ず吸着治具30から取り外した後、研磨砥粒を除去するため超音波洗浄を施す。次に、係るウェハ32を図示しない触針式の段差計に固定し、図5(B)に示すように、凹部42を含む硬質膜40の表面に沿って触針44を左右方向に走査する。この結果、図示のように触針44の上下移動量を検出することにより、硬質膜40の膜厚を測定することができる。しかしながら、図5(C)に示すように、前記治具30から分離したウェハ32における硬質膜40の表面41は、殆んどの場合において傾斜した状態となる。この結果、凹部42の深さdと本来の値との間に誤差が生じ易くなる。これを防ぐため、ウェハ32(表面41)を水平にし且つ触針44の軸心と直交させるべく、レベリングを行うことが必要となる。これは、凹部42を挟んだ硬質膜40の各表面41に触針44を接触して行う。従って、係るレベリングを測定に先立って常に行うため、硬質膜40の膜厚測定に長時間を要する、という問題がある。 【0005】 【発明が解決すべき課題】また、測定終了後にウェハ32を再度治具30に真空吸着して、硬質膜40の表面41を所要の厚みだけ研磨するが、ウェハ32と治具30の間に微細な塵埃(油、水等)が進入するため、測定前のような真空吸着状態を再現することは困難である。この結果、測定後の研磨工程の精度が低下する、という問題もあった。本発明は、以上に説明した従来の技術における問題点を解決し、不透明膜の膜厚を少ない工程数で容易且つ精度良く測定できる不透明膜の膜厚測定方法、及びこれを用いた磁気ヘッド等の成膜製品の製造方法を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するため、不透明膜を有するウェハを吸着治具の上に真空吸着した状態で、上記不透明膜の膜厚を測定することに着想して成されたものである。即ち、本発明の不透明膜の膜厚測定方法は、ウェハの表面上において不透明膜を成膜する工程と、この不透明膜内にこれを貫通する凹部を形成する工程と、上記凹部内及び不透明膜の上に透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜上の透明膜を除去する工程と、上記凹部内に充填された透明膜に対して光を照射する工程と、上記透明膜からの反射光を基に隣接する不透明膜の膜厚を測定する工程と、を含む、ことを特徴とする。 【0007】これによれば、ウェハを治具上に真空吸着した状態でウェハ上に形成した不透明膜の膜厚測定を容易且つ精度良く行うことができる。即ち、従来のように研磨工程の途中で度々吸着治具からのウェハの取り外し、洗浄、及び、再吸着する等の工程を省略できると共に、従来のようにレベリングや触針の走査を行うことなく、凹部内の透明膜に光をスポット照射するのみで隣接する不透明膜の膜厚を精度良く測定できる。従って、少ない工数で短時間に不透明膜の膜厚を測定できる。尚、上記透明膜には、本発明の趣旨に合致し得る半透明膜も含まれる。 【0008】また、前記光の照射及び反射光の測定を、分光器又は斜入射顕微鏡により行う、不透明膜の膜厚測定方法も含まれる。これによれば、凹部内に充填(残)された透明膜に光をスポット照射するだけで、例えば上記透明膜の表面と底面でそれぞれ反射した二つの光同士の干渉により特定の波長において当該波長が増加又は減少する現象、或いは、凹部を跨ぐ線状の光における反射位置の相違(透明膜底面の虚像と不透明膜表面の実像)により、当該透明膜及び隣接する不透明膜の膜厚を迅速且つ精度良く測定することができる。 【0009】一方、本発明の成膜製品の製造方法は、ウェハの表面上において不透明膜を成膜する工程と、この不透明膜内にこれを貫通する凹部を形成する工程と、上記凹部内及び不透明膜の上に透明膜を成膜する工程と、上記不透明膜上の透明膜を除去する工程と、上記凹部内に充填された透明膜に対して光を照射する工程と、上記透明膜からの反射光により測定された膜厚値を基準にして上記不透明膜の表面を研磨する工程と、を含む、ことを特徴とする。これによれば、研磨工程の途中で度々行う吸着治具からのウェハの取り外し、超音波洗浄、及び、再吸着等の工程を省略して、不透明膜の膜厚を容易且つ精度良く測定でき、連続して迅速に上記膜厚値を基準にして不透明膜の表面を適正な膜厚になるよう研磨することができる。従って、磁気ヘッドや多層印刷回路基板等の成膜製品における不透明膜の表面を、少ない工数で容易且つ精度良く研磨することができるため、成膜製品の生産性を高めることにも寄与し得る。 【0010】また、前記光の照射及び反射光の測定を、分光器又は斜入射顕微鏡により行う、成膜製品の製造方法方法も含まれる。これによれば、凹部内に充填(残留)された透明膜に光をスポット照射するだけで、前記同様に透明膜及び隣接する不透明膜の膜厚を迅速且つ精度良く測定することができる。更に、前記不透明膜が、追って磁気ヘッドの本体の底面上に突出する磁気ポールを形成する金属又は合金、或いは磁気ポールの周囲を包囲する無機硬質膜である、成膜製品の製造方法も含まれる。これによれば、ヘッド本体の底面から突出する磁気ポールやこれを包囲する無機硬質膜の膜厚精度を高精度で安定させ得るので、接触型の磁気ヘッドを少ない工程で安定して提供することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適な形態を図面と共に説明する。図1(A)は、吸着治具1の表面に真空吸着されたウェハ2と、その上にリリース層3を介して複数のアルミナ製薄膜層から成膜された多数の磁気ヘッドを得るための絶縁層4を示す。図1(B)に拡大して示すように、絶縁層4の表面には、一対の磁極6が互いに接近して平行に高さ約6μmで立設されている。この磁極6は、予め絶縁層4内に埋設されFe−Ni系合金からなる断面略C字形のコア5の両端から垂直に突設したものである。また、磁極6,6間の狭い隙間には、硬質Si等からなる磁気ギャップ材8が挟持されている。 【0012】尚、絶縁層4内には、上記コア5に巻付けた図示しない一対のコイル、リリース層3側に露出する電極パット、及び、配線等が、絶縁層4を成膜する過程で公知のフォトリソグラフィー技術により予め形成されている。先ず、絶縁層4、磁極6,6及びギャップ材8の上に、膜密着性を高め且つ反射膜となる厚さ0.1μm以下の図示しないSi膜を成膜する。次に、このSi膜を含む上記絶縁層4及び磁極6等の上に、図1(C)に示すように、厚さ約7μmのDLCからなる無機硬質膜(不透明膜)10を被覆する。この際、磁極6等の真上には凸部11が形成される。 【0013】更に、図1(D)に示すように、硬質膜10の上に樹脂のレジスト12を被覆する。この際、磁極6等や凸部11の上方には凸部13が形成される。図示しないマスクを介してレジスト12に所定パターンの露光をした後、エッチングする。この結果、図1(D)に示すように、レジスト12内にこれを貫通する直径約数10μmの凹部14が形成される。係る状態でRIE(リアクティブ・イオン・エッチング)等でエッチング加工した後、レジスト12を所定の溶液によって剥離する。この結果、図2(A)に示すように、レジスト12が除去されると共に、硬質膜10内における上記凹部14の真下の位置には、無機硬質膜10を貫通する直径が約数10μmの凹部9が形成される。 【0014】更に、図2(B)に示すように、凹部9内及び硬質膜10の上に珪酸(SiO2)やアルミナ(Al2O3)等からなる厚さ約10数μmの透明膜16をスパッタリングで成膜する。この際、凸部11の上方には凸部17が形成されると共に、凹部9内に透明膜16の一部が進入し、且つその上方には同様の凹み18が形成される。次いで、凸部17と凹み18を含む透明膜16の表面を、ダイヤモンド砥粒のラッピングにより研磨して硬質膜10上の透明膜16を除去すると共に、更に、硬質膜10の表層も研磨する。この結果、図2(C)に示すように、磁極6等の上端が露出する新たな表面10aを有する硬質膜10と、凹部9内に充填された円柱状の透明膜19とが形成される。透明膜19の表面は上記表面10aと面一であり、且つ透明膜19の底面は絶縁層4の表面(Si膜)と面一である。即ち、透明膜19の膜厚は、これに隣接する硬質膜(不透明膜)10の膜厚と同一である。 【0015】そして、図2(D)に示すように、凹部9内の透明膜19に対し、図示しない分光器から略垂直に所定の光をスポット照射する。図示のように、透明膜19の表面を透過した光L1は、透明膜19内を屈折しつつ進入し且つその底面でSi膜により反射された後、外部に飛び出る。一方、光L2は透明膜19の表面で反射された光を示す。反射された戻りの光L1,L2は互いに干渉し合い、係る干渉により特定の波長において当該波長が増加又は減少する。この現象を解析することにより、透明膜19の膜厚を例えば数10nmの精度で測定できる。換言すれば、透明膜19に隣接して表面10aを有する硬質膜10の膜厚を、迅速に精度良く測定できる。 【0016】上記膜厚値を基準にして、更に硬質膜10の表面10aをラッピングにより研磨する。この結果、図3(A)に示すように、厚さ約4μmとした硬質膜10及び磁極6,6、ギャップ材8が絶縁層4の上に形成される。その後、絶縁層4及び磁極6等の上に図示しないレジストを被覆した後、露光及びエッチング等を施す。この結果、図3(A),(B)に示すように、平面視が長円形で厚さ約4μmの磁気接触パット10bが形成され、且つその中央付近には一対の磁極6及び磁気ギャップ材8の端面からなる磁気ポールMPが配置される。以上の膜厚測定及びこれを挟んだ無機硬質膜10の各研磨工程は、絶縁層4等を有する前記ウェハ2を、前記図1(A)で示した吸着治具1の表面上に真空吸着した状態のまま一貫して行われる。従って、無機硬質膜(不透明膜)10の膜厚測定及び研磨工程を少ない工数で容易且つ精度良く行うことができる。 【0017】最後に、前記ウェハ2を吸着治具1から分離し、リリース層3を溶出した後、絶縁層4をレーザー等にて多数に分割する。その結果、図3(C)に示すように、全体が台形状で板状の本体20aを有し、その底面20bにおける短辺中央付近に、上記磁気ポールMPを有する磁気接触パット10bと、長辺の両端付近に突設する一対の補助パット10cとを有する接触型磁気ヘッド20を得ることができる。尚、補助パット10cも前記無機硬質膜10の一部からなり、磁気接触パット10bと平行して同時に形成される。 【0018】以上のような本発明の不透明膜の膜厚測定方法と磁気ヘッド20で例示した成膜製品の製造方法によれば、ウェハ2を治具1上に真空吸着したままでウェハ2上に形成した硬質膜(不透明膜)10の研磨加工を容易且つ膜厚精度良く行える。このため、従来のように研磨工程の途中で度々行う吸着治具1からのウェハ2の取外しや再吸着、及び超音波洗浄等の工程を省略でき、レベリングや触針の走査を行うことなく透明膜19に光をスポット照射するだけで隣接する硬質膜10の膜厚を精度良く測定できる。従って、少ない工数で短時間に膜厚を測定することができ、且つこれに基づき硬質膜10を膜厚精度良く研磨することができる。 【0019】図4は、前記図1(A),(B)に示した一対の磁極6自体を得るための各工程に関する。尚、図4において前記形態と同じ部分や要素には、共通する符号を用いる。図4(A)は、コア5を埋設した絶縁層4の表面に予め磁気ギャップ材8を突設し、その周囲にFe−Ni系合金からなる合金層(不透明膜)6aをスパッタリング等で成膜した状態を示す。尚、合金層6aと絶縁層4との間には、厚さ0.1μm以下の極く薄い反射膜(Si膜等)が予め形成されている。図4(B)に示すように、上記ギャップ材8及び合金層6aの上にレジスト21を形成し且つ図示しないマスクで被覆し、露光及びエッチングを施すことにより、レジスト21に凹部22を形成する。この状態でエッチング加工した後、レジスト21を所定の溶液で剥離する。その結果、図4(C)に示すように、合金層6a内における上記凹部22の直下であった位置に凹部6bが形成される。 【0020】次に、図4(C)に示すように、凹部6b内及び合金層6aの上にSiO2等からなる厚さ約10数μmの透明膜24を成膜する。この際、凹部6b内にも透明膜24の一部が進入し、且つ凹部6bの上方には浅い凹み26が形成される。更に、凹部6b内を含む透明膜24の表面をラッピングにより研磨し、合金層6a上の透明膜24を除去すると共に、合金層6aの表層も研磨する。この結果、図4(D)に示すように、ギャップ材8の上端が露出する新たな表面6cを有する合金層6aと、凹部6b内に充填された円柱状の透明膜28とが形成される。 【0021】この状態で、凹部内6bの透明膜28に対し、図示しない分光器から略垂直に所定の光をスポット照射する。図2(D)に示すように、透明膜28を透過した光L1は、透明膜28内を屈折しつつ進入し且つその底面(Si膜)で反射した後、外部に飛び出る。また、光L2は透明膜28の表面で反射された光を示す。そして、前記と同様な方法にて透明膜19の膜厚、即ちこれに隣接する合金層6aの膜厚を測定した後、ギャップ材8の上端を含む合金層6aの表面6cを所定の厚みで研磨し除去する。更に、前記同様にレジストの被覆、所定パターンの露光、及びエッチングを施す。この結果、前記図1(A),(B)に示したように、絶縁層4の表面に突出する一対の磁極6とこれに挟まれた磁気ギャップ材8とを、所定の厚みで精度良く配設することができる。 【0022】本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。例えば、前記不透明膜内にて透明膜を充填するための凹部は、当該不透明膜に対しレーザーを照射して一部を溶出することにより、形成することもできる。また、凹部内に充填された透明膜には、光がその底面で反射可能で、且つその表面で反射する光と共に解析可能であれば、種々の半透明膜も含まれ得る。更に、上記光の照射及び反射光の取り込みは、前記分光器の他に、斜入射顕微鏡によって行うことも可能である。この場合、凹部を跨ぐ線状のスポット光を照射して透明膜と隣接する不透明膜とにおける各反射光の反射位置同士の相違に基づいて、透明膜に隣接する不透明膜の膜厚を測定することができる。尚、本発明が対象とする成膜製品には、前述した製品の他、例えばICチップや各種の半導体、或いはこれらを含むデバイス等も含まれる。 【0023】 【発明の効果】以上において説明した本発明の不透明膜の膜厚測定方法によれば、ウェハを吸着治具上に真空吸着した研磨工程の途中で、ウェハ上に形成した不透明膜の膜厚測定を容易且つ精度良く行うことができる。このため、従来のように治具からのウェハの取り外し、超音波洗浄、及び、再吸着する等の工程を省略でき、且つレベリングや触針の走査を行うことなく、凹部内の透明膜に光をスポット照射するのみで隣接する不透明膜の膜厚を精度良く測定できる。従って、少ない工数で短時間に不透明膜の膜厚を測定することができる。また、本発明の成膜製品の製造方法によれば、吸着治具からのウェハの取り外し、洗浄、及び、再吸着等の工程を省略でき、不透明膜の膜厚を容易且つ精度良く測定できると共に、連続して迅速に膜厚値を基準にして不透明膜の表面を適正な膜厚になるよう研磨することができる。従って、磁気ヘッドや多層回路基板等の成膜製品における不透明膜の表面を、少ない工数で容易且つ精度良く研磨することができるため、成膜製品の生産性を高めることにも寄与し得る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003713 【氏名又は名称】大同特殊鋼株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月5日(2000.1.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098615 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 学
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| 【公開番号】 |
特開2001−194117(P2001−194117A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月19日(2001.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−5254(P2000−5254) |
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