| 【発明の名称】 |
ラベルの適正位置の検査方法およびその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石原 勝昌
【氏名】古田 章司
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| 【要約】 |
【課題】アンプルなどに貼り付けたラベルの、貼付け状態の良否の判定方法とその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ラベルを貼り付けた容器の、そのラベルの隅角部の四端の位置関係を検査することにより、ラベルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴とするラベルの適正位置の検査方法、および移送される容器を回転させる機構と、移送される容器と同速で同方向に移動しながら、容器のラベルを貼り付けたときに生じる開口部を検知するセンサーにより作動する撮影機構と、この撮影機構に接続する演算装置を具備したことを特徴とするラベルの適正位置の検査装置の構成。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ラベルを貼り付けた容器の、そのラベルの隅角部の四端の位置関係を検査することにより、ラベルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴とするラベルの適正位置の検査方法。 【請求項2】 ラベルの隅角部の四端に標識を付したことを特徴とする請求項1記載のラベルの適正位置の検査方法。 【請求項3】 移送される容器を回転させる機構と、移送される容器と同速で同方向に移動しながら、容器のラベルを貼り付けたときに生じる開口部を検知するセンサーにより作動する撮影機構と、この撮影機構に接続する演算装置を具備したことを特徴とするラベルの適正位置の検査装置。 【請求項4】 撮影機構が揺動的に往復動するようにしたことを特徴とする請求項3記載のラベルの適正位置の検査装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、貼り付けラベルの適正位置の検査方法およびその装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図1(イ)はアンプル(A)において、ラベル(1)がその胴部(2)において正規の位置に貼られている状態である。ラベル(1)が位置する場所はこのように、予めその位置が規定されており、ラベル貼り機によって逐次アンプル(A)面上に貼り付けられる。ところでこのようなラベル(1)は、製品の内容を示す表示であるラベル(1)が確実に貼り付けられていることは勿論であるが、さらにその位置が曲がって何れかに片寄ったり[図1(ロ)]、ラベル(1)に皺(e)が寄った状態[図1(ハ)]や、折れ曲がった状態で貼られたり[図1(ニ)]することが若しあったとして、それが製品に混在し、後に発見されるようなことがあると、その製品は著しく品位を落とすこととなり、ロット生産の大量、一連の製品全体に影響を及ぼすことが免れず、このような事態は事前に避けねばならない。 【0003】しかし従来において、アンプルなどの小型容器に貼った表示ラベルの検査としては、そのラベルの存在の有無を検知するのみであり、そのラベルが適正位置に在るか否やを検査するものではなかった。すなわち従来法としては、透過型センサーでラベルがアンプル面に二分の一周以上占める場合で、そのラベルの貼付の隙間において、遮光があればラベル有りと判定し、また画像処理装置によって、貼付したラベルに印刷されている種々の表示を検知して、その検知によってラベルが在ると判定していたのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、アンプルなどに貼り付けたラベルの、貼付け状態の良否の判定方法とその装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】ラベルを貼り付けた容器のラベルの隅角部の四端の位置関係を検査することにより、ラベルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴とするラベルの適正位置の検査方法、ラベルの隅角部の四端に標識を付したことを特徴とする前記記載のラベルの適正位置の検査方法、および移送される容器を回転させる機構と、移送される容器と同速で同方向に移動しながら、容器のラベルを貼り付けたときに生じる開口部を検知するセンサーにより作動する撮影機構と、この撮影機構に接続する演算装置を具備したことを特徴とするラベルの適正位置の検査装置、撮影機構が揺動的に往復動するようにしたことを特徴とする前記記載のラベルの適正位置の検査装置の構成とする。 【0006】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に例に基づき図面を参照して説明する。前記のように図1はアンプル(A)において、ラベル(1)がその胴部(2)において正規の位置に貼られている状態である。ラベル(1)が位置する場所はこのように、予めその位置が規定されており、前述のようにラベル貼り機によってアンプル(A)面上に貼り付けられる。図2は図1(イ)で示した状態であり、これはアンプル(A)の裏面側を示すもので、ラベル(1)が貼り付けられていない個所の開口部である隙間(s)が存在している。そしてこの隙間(s)によって四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が形成される。この発明においては、これら四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が正規の位置にあるや否やを検知することにより、そのラベル(1)の適正位置、すなわちラベル(1)がアンプル(A)に正確に貼られているか否かを判定する。 【0007】図3はこの発明の貼り付けラベルの検査方法の原理を示す図であり、ラベル(1)が貼り付けられたアンプル(A)を、直立配置して回転させ、それに対向してアンプル(A)と同速で同方向に移動する撮影機構として、一定距離を揺動的に往復運動するカメラ(K)を配置し、ラベル(1)の前記隙間(s)を検知してカメラ(K)のシャッターを作動させるセンサー[後述参照]を設け、アンプル(A)が回転してラベル(1)の無い部分、すなわち隙間(s)に至ったときに、センサーにより検知してカメラ(K)が作動し、その隙間(s)を中心にアンプル(A)を撮影する。カメラ(K)はコンピュータの演算装置(二値化→判定→信号出力)に繋がり、それにより四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が正規の位置にあるや否やを判定、検知する。これによってラベル(1)の貼り付け状態の傾き、折れ曲がり、皺などによる不良製品を直ちに検知することができる。(9)は適宜設ける照明機構である。 【0008】図4(イ)[正面図]、図4(ロ)[平面図]はこの発明の検査装置(B)を示すもので、回転するメインホイール(3)に設けた下板(4)上にアンプル(A)を配列し、これらのアンプル(A)はそれに接するように設けたフリーローラー(5)によって支えられており、臨設するスピンベルト(6)によって、一定速度により回転するようになっている。カメラ(K)がアンプル(A)に対向して機台(7)上に、スイングアーム(a)を伴って設けられており、アンプル(A)と同速で移動するようにした機構である。この機台(7)において図示のように一対のセンサー(8),(8’)が、アンプル(A)の隙間(s)部分を中心に検知する位置に配置されている。カメラ(K)は円筒カム(10),カムフォロア(11)およびスイングアーム(a)によって、一定距離を往復動するようになっている。なお図4(ロ)においてはカメラ(K)が四基設けた例を示しているが、これは効率上、同時に四本のアンプル(A)を撮影できるようにした例であり、図3で前述のように基本的には一基でよい。 【0009】いまアンプル(A)が回転してラベル(1)の無い部分、すなわち隙間(s)に至ったときに、センサー(8),(8’)により検知してカメラ(K)が作動し、その隙間(s)を中心にアンプル(A)を撮影する。カメラ(K)はコンピュータの演算装置(二値化→判定→信号出力)に繋がり、それにより四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が正規の位置にあるや否やを判定、検知する。これによってラベル(1)の貼り付け状態の傾き、折れ曲がり、皺などによる不良製品を直ちに検知して判定することができる。なおラベル(1)の四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)において、カメラ(K)で撮影し、その画像処理をするにあたり、画像をより見易くするために、アイマークまたはストライプなどの標識を入れることもよい。 【0010】 【発明の効果】この発明は円筒容器などにおいて、ラベル(1)が貼り付けられ、その際、ラベルを貼り付けたときに生じる開口部である隙間(s)によって貼り付けラベルに形成される四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が正規の位置にあるや否やを検知することにより、そのラベル(1)の適正位置、すなわちラベル(1)がアンプル(A)に正確に貼られているか否かを判定することができ、さらに撮影機構とそれが接続されるコンピュータの演算装置により、直ちに判定することができるので、容器に貼り付けられたラベルの適正位置の判定において、まことに効率的で確実性のある技術を提供するものである。なお対象とする容器の形状としは、他の適宜のものにも適用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591037476 【氏名又は名称】株式会社岩田レーベル
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| 【出願日】 |
平成11年12月21日(1999.12.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074387 【弁理士】 【氏名又は名称】松永 善蔵
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| 【公開番号】 |
特開2001−174236(P2001−174236A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−376914 |
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