| 【発明の名称】 |
画像計測装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 泰三
【氏名】岡部 憲嗣
【氏名】松宮 貞行
【氏名】門脇 聰一
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| 【要約】 |
【課題】高精度な画像計測が可能な画像計測装置を提供する。
【解決手段】テーブルに載置された測定対象物Wの画像を取り込む画像計測ヘッドを備える。画像計測ヘッドは、レーザ光源21と、CCDカメラ27と、光源からの光を平行光として測定対象物に照射するコリメータレンズ24と、このコリメータレンズと測定対象物との間でコリメータレンズの光軸に対して平行に配置された参照ミラー26と、コリメータレンズと測定対象物との間に配置され前記平行光を測定対象物の測定面への測定光と前記参照ミラーへの参照光とに分けるとともに、これらからの反射光を前記コリメータレンズを介して前記CCDカメラ27へ導くビームスプリッタ25とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 測定対象物を載置するテーブルと、このテーブルに載置された測定対象物の画像を取り込む画像計測ヘッドと、前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させる相対移動手段とを備え、前記相対移動手段によって前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させながら、前記画像計測ヘッドから取り込んだ画像情報および前記相対移動手段による相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を計測する画像計測装置であって、前記画像計測ヘッドは、光源と、観察光学系と、前記光源からの光を前記測定対象物の測定面および参照面に導くとともに、これらからの反射光を前記観察光学系へ導くビームスプリッタとを有する干渉計によって構成されていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項2】 測定対象物を載置するテーブルと、このテーブルに載置された測定対象物の画像を取り込む画像計測ヘッドと、前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させる相対移動手段とを備え、前記相対移動手段によって前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させながら、前記画像計測ヘッドから取り込んだ画像情報および前記相対移動手段による相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を計測する画像計測装置であって、前記画像計測ヘッドは、光源と、観察光学系と、前記光源からの光を平行光として測定対象物の測定面に照射するコリメータレンズと、このコリメータレンズと測定対象物との間でコリメータレンズの光軸に対して直交して配置された参照ミラーと、前記コリメータレンズと測定対象物との間に配置され前記平行光を測定対象物の測定面への測定光と前記参照ミラーへの参照光とに分けるとともに、これらからの反射光を前記コリメータレンズを介して前記観察光学系へ導くビームスプリッタとを有する干渉計によって構成されていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項3】 請求項2に記載の画像計測装置において、前記ビームスプリッタによって分光された参照光の光路側には、シャッタが設けられていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の画像計測装置において、前記ビームスプリッタによって分光された参照光の光路側には、光量減衰フィルタが交換可能に設けられていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像計測装置において、前記画像計測ヘッドには、前記測定対象物の測定面に対して前記干渉計のピントを合わせるためのフォーカス検出手段が設けられていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項6】 請求項5に記載の画像計測装置において、前記フォーカス検出手段は、パターン画像を干渉計の一部の光学素子を通して前記測定対象物の測定面に投影するパターン投影手段によって構成されていることを特徴とする画像計測装置。 【請求項7】 請求項5に記載の画像計測装置において、前記フォーカス検出手段は、干渉縞観測位置と共役な位置に対応する測定対象物の中央に斜めに光ビームを照射する光ビーム照射手段によって構成されていることを特徴とする画像計測装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物を載置するテーブルと画像計測ヘッドとを相対移動させながら、画像計測ヘッドから取り込んだ画像情報および相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を計測する画像計測装置に関する。詳しくは、画像計測ヘッドを干渉計によって構成した画像計測装置に関する。 【0002】 【背景技術】従来の画像計測装置として、測定対象物を載置するテーブルと、このテーブルに載置された測定対象物の画像を取り込む画像計測ヘッドと、前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させる相対移動手段と、前記テーブルおよび画像計測ヘッドの相対移動量を検出する変位検出手段とを備えた画像計測装置が知られている。この画像計測装置では、相対移動手段によってテーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させながら、画像計測ヘッドから測定対象物の画像を取り込み、この取り込んだ画像情報から測定対象物のエッジ像を検出し、これと変位検出手段によって検出された相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を求める。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像測定装置において、測定対象物の大きな範囲を計測するには低倍率の画像計測ヘッドが用いられる。しかし、低倍率の画像計測ヘッドでは、高さ方向(Z軸方向)の計測に使う画像によるフォーカス検出精度が平面方向(XY軸方向)の検出精度に比べて低いため、高精度な計測が行えないという問題がある。 【0004】本発明の目的は、このような従来の問題を解消し、高精度な画像計測が可能な画像計測装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の画像計測装置は、上記目的を達成するために、次の構成を採用している。請求項1に記載の画像計測装置は、測定対象物を載置するテーブルと、このテーブルに載置された測定対象物の画像を取り込む画像計測ヘッドと、前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させる相対移動手段とを備え、前記相対移動手段によって前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させながら、前記画像計測ヘッドから取り込んだ画像情報および前記相対移動手段による相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を計測する画像計測装置であって、前記画像計測ヘッドは、光源と、観察光学系と、前記光源からの光を前記測定対象物の測定面および参照面に導くとともに、これらからの反射光を前記観察光学系へ導くビームスプリッタとを有する干渉計によって構成されていることを特徴とする。この構成によれば、画像計測ヘッドがトワイマン・グリーン型、あるいは、フィゾー型干渉計によって構成され、高さ方向(Z軸方向)の検出精度が高いから、寸法計測と同時に微小形状計測を高精度に行うことができる。 【0006】請求項2に記載の画像計測装置は、測定対象物を載置するテーブルと、このテーブルに載置された測定対象物の画像を取り込む画像計測ヘッドと、前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させる相対移動手段とを備え、前記相対移動手段によって前記テーブルおよび画像計測ヘッドを相対移動させながら、前記画像計測ヘッドから取り込んだ画像情報および前記相対移動手段による相対移動量を基に測定対象物の形状や座標を計測する画像計測装置であって、前記画像計測ヘッドは、光源と、観察光学系と、前記光源からの光を平行光として測定対象物の測定面に照射するコリメータレンズと、このコリメータレンズと測定対象物との間でコリメータレンズの光軸に対して直交して配置された参照ミラーと、前記コリメータレンズと測定対象物との間に配置され前記平行光を測定対象物の測定面への測定光と前記参照ミラーへの参照光とに分けるとともに、これらからの反射光を前記コリメータレンズを介して前記観察光学系へ導くビームスプリッタとを有する干渉計によって構成されていることを特徴とする。この構成によれば、コリメータレンズが結像レンズを兼用しているから、部品点数の削減およびコンパクト化が達成できる。とくに、干渉計がトワイマン・グリーン型であるから、光の種別を問わず使いやすい。ちなみに、白色光では、参照光の光路と測定光の光路とを等距離にする必要があるため、フィゾー型では使い難い。 【0007】請求項3に記載の画像計測装置は、請求項2に記載の画像計測装置において、前記ビームスプリッタによって分光された参照光の光路側には、シャッタが設けられていることを特徴とする。この構成によれば、シャッタによって参照光の光路側を遮断すれば、測定対象物を観察する場合に干渉縞が発生しなくなるため、観察しやすい。 【0008】請求項4に記載の画像計測装置は、請求項2または請求項3に記載の画像計測装置において、前記ビームスプリッタによって分光された参照光の光路側には、光量減衰フィルタが交換可能に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、光量減衰フィルタを交換することにより、測定対象物に合わせて、光量を略一定にすることができる。つまり、測定光と参照光の光量を同じにすれば、干渉縞のコントラストは高くなるが、反射率の高い測定対象物に合わせて参照ミラーの反射率を決めると、低反射率の測定対象物ではコントラストが落ちる。そこで、光量減衰フィルタの交換によって、測定対象物が変わっても光量を略一定にすることができるから、干渉縞のコントラストが低下するのを防止できる。 【0009】請求項5に記載の画像計測装置は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像計測装置において、前記画像計測ヘッドには、前記測定対象物の測定面に対して前記干渉計のピントを合わせるためのフォーカス検出手段が設けられていることを特徴とする。この構成によれば、フォーカス検出手段によって、測定対象物に対して干渉計のピントを合わせることができるから、ピント合わせを容易にかつ正確に行うことができる。 【0010】請求項6に記載の画像計測装置は、請求項5に記載の画像計測装置において、前記フォーカス検出手段は、パターン画像を前記干渉計の一部の光学素子を通して前記測定対象物に投影するパターン投影手段によって構成されていることを特徴とする。この構成によれば、パターン画像が測定対象物の測定面に投影されるから、そのパターン像を観察光学系によって取り込み、コントラストが最大となるように、テーブルと画像計測ヘッドを相対移動(接近または離間する方向へ移動)させれば、簡単にピント合わせを行うことができる。 【0011】請求項7に記載の画像計測装置は、請求項5に記載の画像計測装置において、前記フォーカス検出手段は、干渉縞観測位置と共役な位置に対応する測定対象物の中央に斜めに光ビームを照射する光ビーム照射手段によって構成されていることを特徴とする。この構成によれば、測定対象物の中央に斜めに光ビームを照射されるから、測定対象物の測定面からピントがずれると、光ビームも画面からずれるので、この光ビームの位置が画面の中央になるようにテーブルと画像計測ヘッドを相対移動(接近または離間する方向へ移動)させれば、簡単にピント合わせを行うことができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は第1実施形態の画像計測装置を示す斜視図である。同図に示すように、第1実施形態の画像計測装置は、測定対象物Wを載置するテーブル1と、このテーブル1に載置された測定対象物Wの画像を取り込む画像計測ヘッド2と、前記テーブル1および画像計測ヘッド2を三次元方向へ相対移動させる相対移動手段10と、この相対移動手段10による前記テーブル1および画像計測ヘッド2の相対移動量を検出する変位検出手段(図示省略)とを備え、前記画像計測ヘッド2から取り込んだ画像情報および前記変位検出手段によって検出された相対移動量Wを基に測定対象物の形状や座標を計測する。 【0013】前記相対移動手段10は、前記テーブル1を前後方向(Y軸方向)へ移動可能に支持したベース11と、このベース11の両側に立設された門形フレーム12と、この門形フレーム12の水平ビーム12Aに左右方向(X軸方向)へ移動可能に支持されたXスライダ13と、このXスライダ13に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に支持されかつ下端に前記画像計測ヘッド2を有するYスライダ14とから構成されている。つまり、相対移動手段10は、テーブル1および画像計測ヘッド2を三次元方向(X,Y,Z軸方向)へ相対移動可能に支持している。 【0014】前記画像計測ヘッド2は、トワイマン・グリーン型干渉計20によって構成されている。干渉計20は、図2に示すように、レーザ光源21と、前記レーザ光源21から光ファイバ22を介して光が照射される位置に配置されたビームスプリッタ23と、このビームスプリッタ23で反射された光を平行光として測定対象物Wの測定面に照射するコリメータレンズ24と、このコリメータレンズ24と同軸上でコリメータレンズ24を挟んで測定対象物Wとは反対側に配置された観察光学系としてのCCDカメラ27と、前記コリメータレンズ24と測定対象物Wとの間でコリメータレンズ24の光軸に対して直交して配置された参照ミラー26と、前記コリメータレンズ24と測定対象物Wとの間に配置され前記平行光を測定対象物Wの測定面への測定光と前記参照ミラー26への参照光とに分けるとともに、これらからの反射光を前記コリメータレンズ24を介して前記CCDカメラ27へ導くビームスプリッタ25とを含んで構成されている。 【0015】前記ビームスプリッタ25によって分光された参照光の光路側には、ビームスプリッタ25側から、シャッタ31、光量減衰フィルタ32および位相可変くさびガラス33が順次配設されている。シャッタ31は、測定対象物Wを観察する場合に干渉縞を発生させないために配置されている。光量減衰フィルタ32は、測定対象物Wに合わせて、光量を略一定にするために交換可能に挿入されている。つまり、測定光と参照光の光量を同じにすれば、干渉縞のコントラストは高くなるが、反射率の高い測定対象物Wに合わせて参照ミラー26の反射率を決めると、低反射率の測定対象物Wではコントラストが落ちる。そこで、低反射率の測定対象物Wを考慮して、光量(測定光の反射光と参照光の反射光の光量)が略一定になるように光量減衰フィルタ32が交換可能に挿入されている。位相可変くさびガラス33は、干渉縞解析にあたって、位相シフト法を用いる場合に、参照光の光路を変える手段として用いられる。なお、干渉縞解析には、位相シフト法に限らず、フーリエ変換法を用いてもよい。 【0016】このような構成において、測定対象物Wの形状や座標を求めるには、シャッタ31を閉じた状態において、CCDカメラ27で撮影された画像を見ながら、相対移動手段10によってテーブル1と画像計測ヘッド2とを三次元方向へ相対移動させ、測定対象物Wの測定面をCCDカメラ27の撮影位置まで移動させる。つまり、測定対象物Wの測定面の画像が取り込まれる位置まで、テーブル1と画像計測ヘッド2とをXおよびY軸方向へ相対移動させるとともに、画像のピントが合うように、テーブル1と画像計測ヘッド2とをZ軸方向へ相対移動させる。 【0017】ここで、干渉縞による観察を行うには、シャッタ31を開く。すると、レーザ光源21から光ファイバ22を介して出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ23で反射され、続いて、コリメータレンズ24によって平行光とされたのち、ビームスプリッタ25によって測定光と参照光とに分けられる。測定光は、そのまま測定対象物Wに照射されたのち、測定対象物Wで反射される。一方、参照光は、光量減衰フィルタ32および位相可変くさびガラス33を透過したのち、参照ミラー26で反射され、再び、位相可変くさびガラス33および光量減衰フィルタ32を透過して測定光と干渉される。 【0018】その結果、測定光と参照光との干渉によって生じた干渉縞は、コリメータレンズ24およびビームスプリッタ23を介してCCDカメラ27に取り込まれる。従って、CCDカメラ27に取り込まれた干渉縞を解析すれば、測定対象物Wの凹凸を高精度に測定することができる。 【0019】第1実施形態によれば、画像計測ヘッド2が、レーザ光源21と、CCDカメラ27と、レーザ光源21からの光を測定対象物Wの測定面および参照ミラー26に導くとともに、これらからの反射光をCCDカメラ27へ導くビームスプリッタ25とを有する干渉計20によって構成したので、つまり、高さ方向(Z軸方向)の検出精度が高い干渉計20を用いて構成したので、寸法計測と同時に微小形状計測を高精度に行うことができる。 【0020】しかも、干渉計20は、コリメータレンズ24が結像レンズを兼用している構造であるから、部品点数の削減およびコンパクト化が達成できる。とくに、干渉計がトワイマン・グリーン型であるから、光の種別を問わず使いやすい。ちなみに、白色光では、参照光の光路と測定光の光路とを等距離にする必要があるため、フィゾー型では使い難い。 【0021】また、ビームスプリッタ25によって分光された参照光の光路側にシャッタ31を配置したので、シャッタ31によって参照光の光路側を遮断すれば、測定対象物Wを観察する場合に干渉縞が発生しなくなるため、観察しやすい。 【0022】また、ビームスプリッタ25によって分光された参照光の光路側に、さらに、光量減衰フィルタ32を設けたので、この光量減衰フィルタ32を交換することにより、測定対象物Wに合わせて光量を略一定にすることができる。つまり、測定光と参照光の光量を同じにすれば、干渉縞のコントラストは高くなるが、反射率の高い測定対象物Wに合わせて参照ミラー26の反射率を決めると、低反射率の測定対象物Wではコントラストが落ちる。そこで、光量減衰フィルタ32の交換によって、測定対象物Wに合わせて光量を略一定にすることができるから、干渉縞のコントラストが低下するのを防止できる。 【0023】さらに、参照光路側に位相可変くさびガラス33を設けたので、この位相可変くさびガラス33をスライドさせることによって、とくに、白色光の場合に位相を容易に合わすことができる。しかも、この位相可変くさびガラス33によって干渉縞解析を行うようにしたので、たとえば、参照ミラー26を移動させる場合に比べ、参照ミラー26の倒れの影響も少なくできる。 【0024】(第2実施形態)図3は第2実施形態の画像計測ヘッドを示す図である。なお、以下の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。第2実施形態では、第1実施形態の画像計測ヘッド2に、測定対象物Wの測定面に対して干渉計20のピントを合わせるためのフォーカス検出手段40が付加されている。 【0025】フォーカス検出手段40は、パターン画像を前記ビームスプリッタ23,25およびコリメータレンズ24を通して測定対象物Wの測定面に投影するパターン投影手段50によって構成されている。具体的には、前記ビームスプリッタ23とCCDカメラ27との間に配置されたビームスプリッタ51と、レーザ光源52と、このレーザ光源52からのレーザ光を導く光ファイバ53と、この光ファイバ53からの光を集光するレンズ54と、このレンズ54と前記ビームスプリッタ51との間に配置されたパターン55とを有するパターン投影手段50によって構成されている。 【0026】この第2実施形態によれば、第1実施形態で述べた効果に加え、測定対象物Wに対して干渉計20のピントを合わせることができるから、ピント合わせを容易にかつ正確に行うことができる。とくに、パターン55の画像をコリメータレンズ24を通して測定対象物Wに投影するようにしたから、そのパターン像をCCDカメラ27によって取り込み、コントラストが最大となるように、テーブル1と画像計測ヘッド2を相対移動(接近または離間する方向へ移動)させればよい。従って、簡単にピント合わせを行うことができる。 【0027】なお、フォーカス検出手段40としては、第2実施形態で述べたパターン投影手段50の構成に限らず、他の構成でもよい。たとえば、図4に示すように、フォーカス検出手段40を、干渉縞観測位置と共役な位置に対応する測定対象物Wの中央に斜めに光ビームを照射する光ビーム照射手段60によって構成してもよい。具体的には、前記ビームスプリッタ23とCCDカメラ27との間に配置されたビームスプリッタ61と、レーザ光源62と、このレーザ光源62からの光を集光して前記ビームスプリッタ61に入射させるレンズ63とを有する光ビーム照射手段60によって構成されている。 【0028】この構成によれば、測定対象物Wの中央に斜めに光ビームを照射されるから、測定対象物Wの測定面からピントがずれると、光ビームも画面からずれるので、この光ビームの位置が画面の中央になるようにテーブル1と画像計測ヘッド2を相対移動(接近または離間する方向へ移動)させれば、簡単にピント合わせを行うことができる。 【0029】また、上記各実施形態では、テーブル1と画像計測ヘッド2と相対移動させる相対移動手段10として、ベース11と、門形フレーム12と、Xスライダ13と、Yスライダ14とから構成したが、これに限られない。たとえば、XおよびY軸方向へ移動可能なXYテーブルの上にX軸方向へ昇降可能なテーブルを配置し、この上に前記テーブル1を配置してテーブル1を三次元方向へ移動可能に構成してもよい。あるいは、テーブル1を固定し、画像計測ヘッド2を三次元方向へ移動可能に構成してもよい。この際、これらの相対移動を自動で行ってもよく、あるいは、手動で行ってもよい。 【0030】また、テーブル1と画像計測ヘッド2との相対移動量を検出する相対変位検出手段としては、光電式変位検出手段、静電容量式変位検出手段、あるいは、磁気式変位検出手段など、いずれの方式でもよい。また、上記実施形態では、トワイマン・グリーン型の干渉計20を用いたが、フィゾー型の干渉計でもよい。 【0031】 【発明の効果】本発明の画像計測装置によれば、画像計測ヘッドを干渉計によって構成したので、高精度な画像計測が可能で、寸法計測と同時に微小形状計測を高精度に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000137694 【氏名又は名称】株式会社ミツトヨ
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| 【出願日】 |
平成11年12月21日(1999.12.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079083 【弁理士】 【氏名又は名称】木下 實三 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−174234(P2001−174234A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−362640 |
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