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【発明の名称】 角度検出装置
【発明者】 【氏名】大橋 敏彦

【氏名】御池 幸司

【要約】 【課題】ピックアップの異常検出が可能で、高分解能で判別性が良い小型のアブソリュート型の角度検出装置を提供することを目的とする。

【解決手段】ディスク17に設けられ、ピックアップ4〜12と対向するコードパターンをシフトコードとすることにより、回転角を高精度に検出できるようにしたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 正逆方向に回転可能な回転体と、前記回転体の表面に設けられたコードパターンと、前記コードパターンに対向するように設けられ、前記コードパターンを読み取り前記回転体の回転角度を定めるシフトコードである符号を発生させる複数からなるピックアップと、前記符号を前記回転体の回転角度に変換させる変換手段とを有する1回転角度検出手段を含み、前記シフトコードとして、コードパターンをNビット長としたとき、i番目とi+1番目のコードパターンの関係がi番目の1ビット目からN−1ビット目までのパターンをシフトし、i+1番目の2ビット目からNビット目のパターンに用いたことを特徴とする角度検出装置。
【請求項2】 回転体はディスクとし、コードパターンは円周上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項3】 コードパターンを複数列設け、前記コードパターンに対向するようにピックアップ列を設けたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項4】 シフトコードを発生するためのコードパターンとピックアップの対応関係を保持したままで、実装上のピックアップの位置と、コードパターンの配置を入れ替えたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項5】 Nビット長のコードパターンにおいて、連続するN個のゼロまたは1、あるいは双方を含むことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項6】 コードパターンが3ビット長、8パターン時に1周分のパターンが00010111またはこれの巡回形であることを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項7】 コードパターンが4ビット長、16パターン時に1周分のパターンが0000110100101111またはこれの巡回形であることを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項8】 各ピックアップの電源もしくは作動信号の関係において少なくとも2個のピックアップについて直列に関係付けしたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項9】 ピックアップとピックアップの直列接続点電位を検出するように構成したことを特徴とする請求項8に記載の角度検出装置。
【請求項10】 複数列のコードパターンのうち上位分解能(A)のパターンを次の分解能(B)パターンごとに繰り返すことでA×B分解能を得るように順次構成したことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項11】 コードパターンに対応するピックアップは、同一列上、分解能角度ずつ順番に配置されたことを特徴とする請求項10に記載の角度検出装置。
【請求項12】 上位高分解能コードパターンに対応するピックアップは、同列上、該分解能角度に、次列の低分解能パターンの整数倍を加えた角度で配置したことを特徴とする請求項10に記載の角度検出装置。
【請求項13】 ピックアップとしてホトセンサ等の光学素子を用いたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項14】 ピックアップとして摺動子等の機械素子を用いたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【請求項15】 ピックアップとしてホール素子等の磁気素子を用いたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転角度を検出するセンサ、特に自動車のステアリングの回転角度の検出に用いるアブソリュート型の角度検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転角度検出手段としては、例えば角度インクリメント部が1トラックだけの中に設けられている形式のインクリメント動作型の角度検出装置が知られている。
【0003】また、アブソリュート型の角度検出装置としては、特表平8−511350号公報に記載されているように、1回転内の角度を検出する手段と、1回転を超える回転に対してはそれが何回転目であるかをグレーコードを用いて検出する手段との組み合わせのものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の角度検出装置では、インクリメント動作型の角度検出装置は自動車における安全装置の初期動作上必要な、車両のイグニッションスイッチのオン直後のステアリングホイール位置が得られない。また、特表平8−511350号公報に記載されているアブソリュート型の角度検出装置は、このようなイグニッションスイッチのオン直後の角度検出はできるものの、検出用ディスクの外側にセンサを360度にわたって配置する必要があり、装置の小型化が困難であった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するものであり、小型化を実現し、初期状態に回転角度が判明し、ピックアップの異常検出ができる角度検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の角度検出手段は、正逆方向に回転可能な回転体と、前記回転体の円周上に設けられたコードパターンと、前記コードパターンに対向するように設けられ、前記コードパターンを読み取り前記回転体の回転角度を定めるシフトコードである符号を発生させる複数のピックアップと、前記符号を前記回転体の回転角度に変換させる変換手段とを有する1回転角度検出手段を含み、前記シフトコードとして、コードパターンをNビット長としたとき、i番目とi+1番目のコードパターンの関係がi番目の1ビット目からN−1ビット目までのパターンをシフトし、i+1番目の2ビット目からNビット目のパターンに用いたことを特徴とするものである。
【0007】かかる構成によれば、シフトコードである符号を用いるようにしたので、コードパターンとピックアップの数の組み合わせにおいて最大効率で分解能を上げることができ、小型化を実現し、初期状態に回転角度が判明する角度検出装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、正逆方向に回転可能な回転体と、前記回転体の表面に設けられたコードパターンと、前記コードパターンに対向するように設けられ、前記コードパターンを読み取り前記回転体の回転角度を定めるシフトコードである符号を発生させる複数からなるピックアップと、前記符号を前記回転体の回転角度に変換させる変換手段とを有する1回転角度検出手段を含み、前記シフトコードとして、コードパターンをNビット長としたとき、i番目とi+1番目のコードパターンの関係がi番目の1ビット目からN−1ビット目までのパターンをシフトし、i+1番目の2ビット目からNビット目のパターンに用いたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、コードパターンとピックアップの数の組み合わせにおいて最大効率で分解能を上げることが可能となるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、回転体はディスクとし、コードパターンは円周上に設けたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、ディスクの外側にピックアップを配置することなく回転角度を定める符号を得ることができ、小型化が可能となるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、コードパターンを複数列設け、前記コードパターンに対向するようにピックアップ列を設けたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、より高精度の分解能の絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、シフトコードを発生するためのコードパターンとピックアップの対応関係を保持したままで、実装上のピックアップの位置と、コードパターンの配置を入れ替えたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、ピックアップの実装自由度が増加するという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、Nビット長のコードパターンにおいて、連続するN個のゼロまたは1、あるいは双方を含むことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、効率の良い符号化で絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、コードパターンが3ビット長、8パターン時に1周分のパターンが00010111またはこれの巡回形であることを特徴とする角度検出装置であり、これにより、効率の良い符号化で絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、コードパターンが4ビット長、16パターン時に1周分のパターンが0000110100101111またはこれの巡回形であることを特徴とする角度検出装置であり、これにより、効率の良い符号化で絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、各ピックアップの電源もしくは作動信号の関係において少なくとも2個のピックアップについて直列に関係付けしたことを特徴とする角度検出装置としたもので、これにより、ピックアップの断線検出が可能となる。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、ピックアップとピックアップの直列接続点電位を検出するように構成したことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、ピックアップの断線検出と特定が可能となるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数列のコードパターンのうち上位高分解能(A)のパターンを次位の低分解能(B)パターンごとに繰り返すことでA×B分解能を得るように順次構成したことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、より高精度の分解能の絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、コードパターンに対応するピックアップは、同一列上、分解能角度ずつ順番に配置されたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、効率の良い符号化で絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、上位高分解能コードパターンに対応するピックアップは、同一列上で、上記分解能角度に次列の低分解能パターンの分解能角度の整数倍を加えた角度で配置したことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、より高精度の分解能の絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項13に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ピックアップとしてホトセンサ等の光学素子を用いたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、非接触で耐久性の高い絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項14に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ピックアップとして摺動子等の機械素子を用いたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、低コストで絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項15に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ピックアップとしてホール素子等の磁気素子を用いたことを特徴とする角度検出装置であり、これにより、非接触で耐久性の高い絶対回転角度の検出が可能となるという作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1から図10を用いて説明する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1におけるアブソリュート型の角度検出装置の要部分解斜視図である。図1において、上ケース14と下ケース16との間にピックアップ固定部19と多回転検出用ディスク18と1回転検出用ディスク17と減速用歯車群15a〜15dが設置されており、多回転検出用ディスク18は1回転検出用ディスク17に対してある減速比で回転可能であるように減速用歯車群15a〜15dで結合されている。1回転検出用ディスク17は、被測定物(図示せず)と連動して回転する構成になっている。このような構成により、1回転検出用ディスク17の回転角度の検出を行うことで、被測定物の回転角度を検知することができる。尚、被測定物の例として、自動車のステアリングが挙げられる。ピックアップ固定部19は、1回転検出用ディスク17および多回転検出用ディスク18を挟むように設けられている。また、ピックアップ固定部19の内部には、マイクロコントローラ20が設置されている。
【0025】図2(a)はピックアップとディスクとの関係を示す模式図である。図2(a)において、1回転検出用ディスク17にはスリットの組み合わせからなるコードパターンが同心円状に3列設けられている。内側から第1列のコードパターン1、次に第2列のコードパターン2、最外周に第3列のコードパターン3が設けられている。
【0026】第1列のコードパターン1は360度、第2列のコードパターン2は45度、第3列のコードパターン3は5.625度の周期で設けられており、ピックアップ4,5,6は第1列のコードパターン1に対向する位置で45度間隔で配置され、ピックアップ7,8,9は第2列のコードパターン2に対向する位置で5.625度間隔で配置され、ピックアップ10,11,12は第3列のコードパターン3に対向する位置で0度、0.703125+5.625度、(0.703125+5.62)×2度で配置されている。ここで0.703125度間隔でピックアップ10,11,12を並べれば良いのであるが、この間隔では小径のディスクに対して寸法的に入らないので、実際には5.62度の整数倍分で位相をずらせている。また、ピックアップ4〜12には光学素子を用い、1回転検出用ディスク17に設けられたスリットの有無を検知して符号を発生させている。
【0027】光学素子としては透過型や反射型が利用できるが、ここでは透過型としての例で説明する。本実施の形態1では、スリットがあるときピックアップから発生する符号を「0」、スリットが無いときピックアップから発生する符号を「1」の2進数で表すことにする。
【0028】ピックアップ4,5,6からの符号を上から順に並べてできる2進3ビット符号を「1列コード」と呼び、同様にピックアップ7,8,9からできる符号を「2列コード」と呼び、同様にピックアップ10,11,12からできる符号を「3列コード」と呼ぶ。3列コード、2列コード、1列コードを上から順に並べてできる2進9ビット符号を「角度コード」と呼ぶ。この事例を図2(b)に示す。
【0029】図3はコードパターンのうち「シフトコードパターン」を示したものであり、2進3ビット長、8パターンの例を示してある。ディスクの回転とピックアップP1〜P3の配置関係は図3(a)に示し、その角度コードの関係を図3(b)に表している。図3(b)に示しているようにシフトコードは、下位N−1ビット分を次のパターンのNから2ビット目とするコードである。ディスクのコードパターンの連続条件は図3(c)に示すように右上の対角方向に同じ値をもつこととなっていることが分かる。
【0030】図4はコードパターンのうち「シフトコードパターン」を示したものであり、2進4ビット長、16パターンの例を示してある。ディスクの回転とピックアップP1〜P4の配置関係は図4(a)に示し、その角度コードの関係を図4(b)に表している。
【0031】図5は本実施の形態1における図2のコードパターンとピックアップコードに対応した角度コードを示したものである。1列〜3列コード(それぞれ2の3乗パターン種)を組み合わせた結果8×8×8=512の独立パターンが得られ、この512分解能で1回転360度を割ると、0.703125度の高精度絶対角度検知が可能となることが示されている。なお、図5中※はコードパターンの1周期分全体を表すことを意味している。
【0032】図6はシフトコードの転回例として、3ビット長、8パターンの例で示したものである。図6(a)左側の基本型からピックアップP2及びこれに対応するコードパターンを、対称位置のコードパターンと入れ替えることで、得られる分解能はそのままに、ピックアップの実装において、間隔を空けることが可能であることを示している。図6(b)はその角度コードの関係を表している。
【0033】図7はピックアップの断線検出、異常ピックアップの特定方法を示したものである。図7(a)に示したように光学ピックアップをドライブ電源に直列に接続し、各接続点の電位をチェックすることで、図7(b)に示したように異常ピックアップの特定が可能となる。もっとも、シフトコードを用いた場合は、ピックアップを直列接続しておくだけで、いずれかのピックアップに断線があれば全ピックアップからの符号はローとなるため、オールゼロの角度コードしか発生しないことになって、簡単に異常検出が可能である。また、ピックアップ特定については図3と図4から分かるようにゼロが横方向に連続する数は、それぞれ3と4なので、3ビット8パターン時に最悪3パターン移動、4ビット16パターン時に最悪4パターン移動までに、パターンの出現異常が分かり、異常ビットすなわち異常ピックアップが特定できることになる。
【0034】図8は機械式ピックアップの例を示した図である。この事例では、電源に接続されている摺動子81が回転する絶縁体ディスク82のスリット82aを通して相手側の接触子83に触れた様子を示している。このような簡単な構成にて低コストの装置も実現可能である。
【0035】図9は磁気式ピックアップの例を示した図である。この事例では、ディスクにスリット91aを有する磁気遮蔽板91、ピックアップにホール素子92と磁石93の組み合わせの例を示しており、光学素子と同様に本案の適応が可能である。
【0036】図10はシフトコードと他のコードパターンを比較説明した図である。絶対角度の検出でよく利用されるグレイコードは図10(a)に示したように隣り合うパターン同士が1ビットだけ異なり、最下位の変化が01と、この反転10からなるパターンを繰り返し、次位は0011とこの反転1100を繰り返し、次が00001111というように順次構成されるものである。1ビットしか変化しないことから、異常検出が発見しやすく、またゼロと1が横方向に連続するのでコードパターンとして製造工数上、若干有利である。しかしながら、図10(b)に示すように3列のコードパターンが許されない場合、グレイコードの特徴から最上位のコードパターンとこのすぐ下のコードパターンは巡回すれば一致することを利用して、この例のように1列減らして2列にまではコードパターンを削減することができるが、1列にすることは不可能である。そこで、全てゼロまたは1のパターンを除き、隣り合うパターン同士は1ビットのみ変化する特徴は保持したまま並び換えたコードを作り、これを「準グレイコード」と呼び、図10(c)に示すように定義する。これは、2パターンを除いたため6パターンとなり、ピックアップの配置は分散してしまうという不都合は生じるが、図10(d)に示すように1列で実現することが可能となる。しかしながら、シフトコードでは図10(e)に示すようにピックアップ配置を分散させることなく、1列で8パターン全てが実現でき、優位性は明らかである。また、ビットミスに対するコードの強さを比較しても、図10(f)、図10(g)に示したように1つ前のパターン履歴を覚えているだけで、2ビットのミスが生じても最下位ビットでなければシフトコードでは修復が可能であり、異常検知しかできないグレイコードに比べて優位性が明らかである。
【0037】以上、説明してきたように本実施の形態1では、シフトコードをコードパターンに使い、ピックアップと上手く組み合わせることにより、1回転の絶対角度が高分解能で得られることが分かる。図1の多回転ディスク18にも同様に適応することで、360度を超える多回転において、高分解能の絶対角度の検出が可能である。したがって、1度以上の分解能で6回転の角度検出を必要とする自動車の舵角センサ用として応用することが可能である。
【0038】また、本実施の形態ではピックアップに非接触である光学素子を用いたので、磨耗が無く、接触不良等のトラブルも起きず信頼性をも満たすものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の角度検出装置は、ピックアップから供給されるシフトコードである符号により一義的に回転角度が定まるので、初期状態でも直ちに回転角度の検出ができる。また、被測定物の360度以内の角度検出を行う1回転検出用のディスクと、360度を超える回転角度を検出可能な多回転ディスクを組み合わせることにより、高分解能で広範囲な回転角度の検出が可能となる。
【0040】さらに、角度検出にシフトコードを用いることで、コードパターンとピックアップの数に応じた最大効率の分解能が実現でき、しかも符号ビットミスに強いものとすることができる。また、ピックアップの配置を特有なものにしたので、ディスクの外側360度に渡ってピックアップを配置する必要は無く、装置全体の小型化を容易に行うことが可能となる。また、舵角センサとして利用した自動車は、上記効果によりステアリング回転角度を高精度で検出できる。また、故障の少ない舵角センサを得ることができ、万一、ピックアップの異常という故障が発生しても、早々にこれを検知することができ、より一層の安全性を確保することができる。さらに、車体の小型化・軽量化が可能となり、燃費の向上にも効果がある。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成11年11月17日(1999.11.17)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2001−141445(P2001−141445A)
【公開日】 平成13年5月25日(2001.5.25)
【出願番号】 特願平11−326344