| 【発明の名称】 |
電子部品検査装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】西向 一詞
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| 【要約】 |
【課題】垂直方向からの撮像では搭載部品の影になってしまう部分についても撮像することができる電子部品検査装置の提供。
【解決手段】電子部品Aを撮像手段19で撮像し該撮像データに基づいて電子部品Aを検査する際に、撮像手段19で電子部品Aに対し斜め方向から撮像し該撮像データに基づいて電子部品Aを検査する。しかも、回転手段17を用いて載置手段18を回転させることで、該載置手段18に載置された電子部品Aを撮像手段19に対し回転させることになり、よって、複数の異なる斜め方向から撮像手段19により電子部品Aを撮像することが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子部品を載置させる載置手段と、該載置手段に載置された前記電子部品を撮像する撮像手段とを具備する電子部品検査装置において、前記撮像手段は、前記載置手段に載置された前記電子部品に対し斜め方向から撮像可能に配置されており、前記載置手段を回転可能に支持する回転手段を具備することを特徴とする電子部品検査装置。 【請求項2】 前記撮像手段で前記電子部品を垂直方向から撮像可能に前記載置手段を傾動させる傾動手段を具備することを特徴とする請求項1記載の電子部品検査装置。 【請求項3】 前記載置手段を昇降させる昇降手段を具備することを特徴とする請求項1または2記載の電子部品検査装置。 【請求項4】 前記撮像手段を旋回させる旋回手段と、該旋回手段で旋回させられることによる前記撮像手段の撮像方向の移動方向に沿って前記載置手段を移動可能に支持する移動手段とを具備し、前記旋回手段による前記撮像手段の旋回範囲および前記移動手段による前記載置手段の移動範囲は、前記撮像手段で前記載置手段に載置された前記電子部品を垂直方向から撮像可能な位置を含むことを特徴とする請求項1記載の電子部品検査装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の外観を検査する電子部品検査装置に関する。 【0002】 【従来の技術】LSI等の搭載部品を基板に搭載した電子部品を垂直方向からカメラで撮像しこの撮像データに基づいて電子部品の外観から判別できる不具合(はんだ量過少、形状不良、搭載部品の不足、搭載部品の間違いおよび搭載部品の取り付け間違い等)を検査する電子部品検査装置が従来から用いられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の主な電子部品検査装置においては、電子部品に対するカメラの撮像方向が垂直方向に限られているため、例えば内側に曲がったリード等、カメラの撮像方向に対し搭載部品の影になってしまう部分については検査ができないという問題があった。また、他に、カメラの撮像方向に対し直交する方向に電子部品をスライド可能にした電子部品検査装置もあるが、このような装置であっても、同様に、搭載部品の影になってしまう部分については検査ができないという問題があった。本発明は、上記に鑑みてなされたもので、垂直方向からの撮像では搭載部品の影になってしまう部分についても撮像することができる電子部品検査装置の提供を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の電子部品検査装置は、電子部品を載置させる載置手段と、該載置手段に載置された前記電子部品を撮像する撮像手段とを具備するものであって、前記撮像手段は、前記載置手段に載置された前記電子部品に対し斜め方向から撮像可能に配置されており、前記載置手段を回転可能に支持する回転手段を具備することを特徴としている。これにより、撮像手段が、載置手段に載置された電子部品に対し斜め方向から撮像することで、電子部品を撮像手段で垂直方向から撮像した場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、撮像することができる。しかも、回転手段を用いて載置手段を回転させることで、該載置手段に載置された電子部品を撮像手段に対し回転させることになり、よって、複数の異なる斜め方向から撮像手段により電子部品を撮像することが可能となるため、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が一の斜め方向であった場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、電子部品に対する撮像手段の撮像方向を他の斜め方向として撮像することができる。 【0005】本発明の請求項2記載の電子部品検査装置は、請求項1記載のものに関し、前記撮像手段で前記電子部品を垂直方向から撮像可能に前記載置手段を傾動させる傾動手段を具備することを特徴としている。これにより、傾動手段が載置手段を傾動させると、撮像手段で電子部品を垂直方向から撮像可能となるため、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。 【0006】本発明の請求項3記載の電子部品検査装置は、請求項1または2記載のものに関し、前記載置手段を昇降させる昇降手段を具備することを特徴としている。これにより、載置手段を昇降手段で昇降させることで、載置手段が搬送ラインの一部に組み込まれている場合においても、他のライン構成部材に干渉することなく、載置手段を回転させたり、あるいは傾動させたりすることができる。 【0007】本発明の請求項4記載の電子部品検査装置は、請求項1記載のものに関し、前記撮像手段を旋回させる旋回手段と、該旋回手段で旋回させられることによる前記撮像手段の撮像方向の移動方向に沿って前記載置手段を移動可能に支持する移動手段とを具備し、前記旋回手段による前記撮像手段の旋回範囲および前記移動手段による前記載置手段の移動範囲は、前記撮像手段で前記載置手段に載置された前記電子部品を垂直方向から撮像可能な位置を含むことを特徴としている。これにより、旋回手段による撮像手段の旋回位置および移動手段による載置手段の移動位置を、撮像手段で載置手段に載置された電子部品を垂直方向から撮像可能な位置にすると、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。しかも、旋回手段による撮像手段の旋回位置および移動手段による載置手段の移動位置を変えることにより、撮像手段で電子部品を多くの角度方向から撮像することができることになる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の電子部品検査装置を図1および図2を参照して以下に説明する。第1の実施の形態の電子部品検査装置11は、床面に設置されるフレーム12と、該フレーム12に取り付けられた昇降部(昇降手段)13と、該昇降部13によりフレーム12に対し上下に昇降可能に搭載された下部台部14と、該下部台部14に取り付けられた傾動部(傾動手段)15と、該傾動部15により下部台部14に対し水平軸線を中心に傾動可能に設けられた上部台部16と、該上部台部16に取り付けられた回転部(回転手段)17と、該回転部17により上部台部16に対し回転可能に設けられた載置部(載置手段)18と、フレーム12に対し位置が固定された状態でフレーム12とは別に上方に配置されたカメラ(撮像手段)19とを有している。 【0009】昇降部13は、上下に軸線を配置してフレーム12に取り付けられたガイドブッシュ21と、該ガイドブッシュ21に一側が摺動自在に嵌合されて上下方向にのみ移動するガイドシャフト22とを有する一対のガイド体23,23と、フレーム12に取り付けられたシリンダ本体24と、該シリンダ本体24に対し上下に移動するよう駆動されるピストン25とを有する上下動シリンダ26と、該上下動シリンダ26を駆動する図示せぬ駆動源とを有している。 【0010】そして、ガイド体23のガイドシャフト22の上端部と上下動シリンダ26のピストン25の上端部とに下部台部14が水平配置された状態で固定されており、これにより、図示せぬ制御部の指令で駆動源が上下動シリンダ26を、ピストン25がシリンダ本体24に対し突出する方向に駆動すると、該ピストン25の移動(上昇)で下部台部14がガイド体23で案内されながら、水平状態を維持したまま上方に移動する。一方、図示せぬ制御部の指令で駆動源が上下動シリンダ26を、ピストン25がシリンダ本体24に対し引込む方向に駆動すると、該ピストン25の移動(下降)で下部台部14がガイド体23で案内されながら、水平状態を維持したまま下方に移動する。 【0011】傾動部15は、下部台部14の下面に取り付けられる取付部材28と、該取付部材28に一端のシリンダ本体29が回転自在に支持されるとともにほぼ水平方向に配置された傾動シリンダ30と、該傾動シリンダ30を駆動する図示せぬ駆動源と、傾動シリンダ30のピストン31に一端側が回転自在に支持されるとともに上方に延出する傾動部材32と、該傾動部材32の上端部が固定されるとともに、下部台部14の上部に回転自在に支持された傾動軸33とを有しており、該傾動軸33に一対の取付部材34を介して上部台部16が固定されている。これにより、傾動部15は、図示せぬ制御部の指令で駆動源が傾動シリンダ30を、ピストン31がシリンダ本体29に対し突出する方向に駆動すると、傾動部材32、傾動軸33および取付部材34を介して上部台部16を水平状態とする一方、図示せぬ制御部の指令で駆動源が傾動シリンダ30を、ピストン31がシリンダ本体29に対し引込む方向に駆動すると、傾動部材32、傾動軸33および取付部材34を介して上部台部16を水平に対し傾斜する傾斜状態とする。 【0012】回転部17は、上部台部16に取り付けられたサーボモータ等の回転モータ36と、該回転モータ36の回転軸に固定されたプーリ37と、該プーリ37に対し並列に配置された状態で上部台部16に回転自在に支持されたプーリ38と、これらプーリ37,38に掛けられた駆動ベルト39と、プーリ38の回転量を検出する回転量検出装置40とを有しており、プーリ38に載置部18が上部台部16と常に平行をなすように固定されている。これにより、回転部17は、図示せぬ制御部の指令で回転モータ36が駆動されると、プーリ37、駆動ベルト39およびプーリ38を介して載置部18を回転させる。 【0013】載置部18は、その上側に、LSI等の搭載部品を基板に搭載した略平板状の電子部品Aを平行をなした状態で載置させることになり、このように載置させた状態では該電子部品Aを位置決めした状態で一体的に保持する。なお、図示は略すが、載置部18は搬送ラインの一部に組み込まれている。 【0014】カメラ19は、傾動部15で水平状態に維持された載置部18上の電子部品Aに対し、その垂直上方より側方に所定距離ずれた位置に前記電子部品Aの方向を撮像方向に向けて設けられている。すなわち、カメラ19は、傾動部15で水平配置された載置部18に載置されることにより水平配置された電子部品Aに対し、該電子部品Aを垂直に対し傾斜した斜め上方向から撮像可能に配置されている(図1に実線で示す電子部品Aの状態参照)。なお、電子部品Aに対する垂直方向とは、電子部品Aの平板状の基板に対する垂直方向のことである。 【0015】ここで、上記した傾動部15が、上部台部16を水平に対し傾動させた傾動状態では、これと平行をなす電子部品Aを、カメラ19が垂直方向から撮像可能な位置関係となる(図1に二点鎖線で示す電子部品Aの状態参照)。また、上記昇降部13は、下部台部14を昇降させると、下部台部14に搭載された傾動部15、上部台部16、回転部17および載置部18を全体として昇降させることになる。 【0016】次に、以上のような構成の電子部品検査装置を用いた電子部品検査方法について説明する。まず、昇降部13が下部台部14を上限位置に位置させ傾動部15が上部台部16を水平状態に配置させた状態とし、かつ回転部17が載置部18を所定の初期回転位置(0度位置)に位置させた初期状態で、搬送ラインの上流側から搬送されてきた電子部品Aを載置部18が載置させることになる。 【0017】次に、制御部は、昇降部13で下部台部14を下限位置に位置させる。次いで、制御部は、回転部17により載置部18を所定の第1回転位置(例えば135度位置)まで回転させることにより、電子部品Aを同じ角度水平回転させる。そして、この状態で、カメラ19により電子部品Aを撮像させると、該カメラ19は、電子部品Aに対し一の斜め方向から撮像を行うことになり、制御部は、該撮像データを解析して、この電子部品Aが外観から判別できる不具合(はんだ量過少、形状不良、搭載部品の不足、搭載部品の間違いおよび搭載部品の取り付け間違い等)を有するか否か判定する。そして、不具合があった場合は、図示せぬアラーム装置でアラームを発生させる。 【0018】他方、この時点で不具合が検出されなければ、制御部は、回転部17で載置部18を所定の第2回転位置(例えば上記第1回転位置に対し180度逆転した−45度位置)まで回転させることにより、電子部品Aを同じ角度水平回転させる。そして、この状態で、カメラ19により電子部品Aを撮像させると、該カメラ19は、電子部品Aに対し他の斜め方向から撮像を行うことになり、制御部は、該撮像データを解析して、この電子部品Aが外観から判別できる上記不具合を有するか否か判定する。そして、不具合があった場合は、図示せぬアラーム装置でアラームを発生させる。 【0019】他方、この時点でも不具合が検出されなければ、回転部17で載置部18を所定の初期回転位置(0度位置)に戻し、傾動部15で載置部18を水平に対し傾動した傾動状態とする。すると、載置部18に載置された電子部品Aも傾き、該電子部品Aに対しカメラ19が垂直方向から撮像可能な状態となる。そして、この状態で、カメラ19により電子部品Aを撮像させると、該カメラ19は、電子部品Aに対し垂直方向から撮像を行うことになり、制御部は、該撮像データを解析して、この電子部品Aが外観から判別できる上記不具合を有するか否か判定する。そして、不具合があった場合は、図示せぬアラーム装置でアラームを発生させる。 【0020】他方、この時点でも不具合が検出されなければ、制御部は、傾動部15で載置部18を水平状態に戻した後、昇降部13で下部台部14を上限位置に位置させて初期状態に戻し、この状態で、搬送ラインの下流側に電子部品Aを載置部18が送り出すことになる。また、必要に応じて、この電子部品Aに対する判定に使用したデータをレポートとして出力させる。 【0021】以上に述べた第1の実施の形態によれば、カメラ19が、載置部18に載置された電子部品Aに対し斜め方向から撮像し該撮像データに基づいて電子部品Aを検査することになるため、電子部品Aをカメラで垂直方向から撮像した場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、撮像することができる。 【0022】また、回転部17が載置部18を回転させることで、該載置部18に載置された電子部品Aをカメラ19に対し回転させることになり、よって、複数の異なる斜め方向からカメラ19により電子部品Aを撮像しこれらの撮像データに基づいて電子部品Aを検査することになるため、電子部品Aに対するカメラ19の撮像方向が一の斜め方向であった場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、電子部品Aに対するカメラ19の撮像方向を他の斜め方向として撮像することができる。 【0023】さらに、傾動部15が載置部18を傾動させると、カメラ19で電子部品Aを垂直方向から撮像し該撮像データに基づいて電子部品Aを検査するため、電子部品Aに対するカメラ19の撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。 【0024】さらに、載置部18を昇降部13で昇降させることで、載置部18が搬送ラインの一部に組み込まれている場合においても、他のライン構成部材に干渉することなく、載置部18を回転させたり、傾動させたりすることができる。 【0025】なお、以上においては、カメラ19で斜め方向から電子部品Aを撮像する位置を、第1回転位置および第2回転位置の2カ所としたが、電子部品Aの形状に応じて1カ所としたり、3カ所以上としたりすることも勿論可能である。また、上記を例えばオフライン用の電子部品検査装置として用いる場合、昇降部13を設けなくてもよく、さらには傾動部15を設けなくてもよい。この場合、回転部17は載置部18を回転可能に支持していればその駆動は手動で行ってもよい。 【0026】本発明の第2の実施の形態の電子部品検査装置を図3を参照して以下に説明する。第2の実施の形態の電子部品検査装置41は、床面に設置されるフレーム42と、該フレーム42の上部に撮像方向を水平方向に沿わせて取り付けられたカメラ(撮像手段)43と、該カメラ43の撮像方向前方に配置されたカメラミラー(撮像手段)44と、該カメラミラー44をカメラ43の撮像方向に直交する一の水平軸回りに旋回させる旋回部45とを有している。これにより、カメラ43およびカメラミラー44による撮像方向が、前記一の水平軸回りに、所定範囲で移動可能となっている(この撮像方向の移動範囲を図3においてθで示す)。 【0027】また、フレーム42には横移動部(移動手段)47が取り付けられており、該横移動部47には回転部(回転手段)48を介して搬送部(載置手段)49が搭載されている。搬送部49は、前工程の搬送部49aおよび後工程の搬送部49bとの電子部品Aの受け渡しのため、水平一方向(図3に示すX方向)に電子部品Aを搬送させる。なお、この方向は、上記カメラミラー44の旋回軸の延在方向と一致している。回転部48は搬送部49を鉛直軸回りに回転させる。 【0028】横移動部47は、前工程の搬送部49a、搬送部49および後工程の搬送部49bによる搬送方向に対し直交する水平一方向(図3に示すY方向)に搬送部49を横移動(往復移動)させるもので、この横移動方向は、旋回部45で旋回させられることによるカメラミラー44およびカメラ43の撮像方向の移動方向に沿っている。 【0029】ここで、横移動部47が搬送部49を横移動方向における一端側の所定位置に位置させる(図3に実線で示す電子部品Aおよび搬送部49の状態)と、該搬送部49の搬送方向における前後が前工程の搬送部49aおよび後工程の搬送部49bに接続させられることになる。 【0030】また、旋回部45によりカメラミラー44およびカメラ43の撮像方向が鉛直下方に向いたとき、横移動部47が搬送部49を前記所定位置より若干他端側の所定位置まで横移動させカメラミラー44の鉛直下方に位置させる(図3に一点鎖線で示す電子部品Aおよび搬送部49の状態)と、カメラミラー44およびカメラ43で搬送部49に載置された電子部品Aを垂直方向から撮像可能となる。そして、この状態でカメラミラー44およびカメラ43で搬送部49に載置された電子部品Aを垂直方向から撮像する。 【0031】さらに、横移動部47が搬送部49を前記一端側に対し反対の他端側の所定位置まで移動させ(図3に二点鎖線で示す電子部品Aおよび搬送部49の状態)、旋回部45によりカメラミラー44およびカメラ43の撮像方向をこの搬送部49の方向に向けると、カメラミラー44およびカメラ43は、搬送部49に載置された電子部品Aに対し斜め方向から撮像可能に配置されることになる。 【0032】そして、この状態でカメラミラー44およびカメラ43で搬送部49に載置された電子部品Aを斜め方向から撮像する。このとき、回転部48で搬送部49を鉛直軸回りに回転させて複数の異なる回転角度位置で斜め方向から撮像を行う。 【0033】以上に述べた第2の実施の形態によれば、カメラミラー44およびカメラ43が、搬送部49に載置された電子部品Aに対し斜め方向から撮像し該撮像データに基づいて電子部品Aを検査することになるため、電子部品Aを垂直方向から撮像した場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、撮像することができる。 【0034】また、回転部48が搬送部49を回転させることで、該搬送部49に載置された電子部品Aをカメラミラー44およびカメラ43に対し回転させることになり、よって、複数の異なる斜め方向からカメラミラー44およびカメラ43により電子部品Aを撮像しこれらの撮像データに基づいて電子部品Aを検査することになるため、電子部品Aに対するカメラミラー44およびカメラ43の撮像方向が一の斜め方向であった場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、電子部品Aに対するカメラミラー44およびカメラ43の撮像方向を他の斜め方向として撮像することができる。 【0035】さらに、旋回部45によるカメラミラー44の旋回位置および横移動部47による搬送部49の横移動位置を、カメラミラー44およびカメラ43で搬送部49に載置された電子部品Aを垂直方向から撮像可能な位置にすると、電子部品Aに対する撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。しかも、搬送部49を傾動させる必要がない。 【0036】加えて、旋回部45によるカメラミラー44の旋回位置および横移動部47による搬送部49の横移動位置を変えることにより、カメラミラー44およびカメラ43で電子部品Aを多くの角度方向から撮像することができることになる。さらに、搬送部49を横移動させてから回転させることができるので、回転時に搬送部49が前工程の搬送部49aおよび後工程の搬送部49bに干渉することがなく、よって搬送部49を昇降させる必要がなくなる。なお、上記を例えばオフライン用の電子部品検査装置として用いる場合、横移動部47は電子部品Aを載置させる載置部を横移動可能に支持し、回転部48はこの載置部を回転可能に支持していれば、これら横移動部47および回転部48の駆動を手動で行うようにしてもよい。 【0037】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1記載の電子部品検査装置によれば、撮像手段が、載置手段に載置された電子部品に対し斜め方向から撮像することで、電子部品を撮像手段で垂直方向から撮像した場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、撮像することができる。しかも、回転手段を用いて載置手段を回転させることで、該載置手段に載置された電子部品を撮像手段に対し回転させることになり、よって、複数の異なる斜め方向から撮像手段により電子部品を撮像することが可能となるため、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が一の斜め方向であった場合に搭載部品の影になってしまう部分についても、電子部品に対する撮像手段の撮像方向を他の斜め方向として撮像することができる。 【0038】本発明の請求項2記載の電子部品検査装置によれば、傾動手段が載置手段を傾動させると、撮像手段で電子部品を垂直方向から撮像可能となるため、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。 【0039】本発明の請求項3記載の電子部品検査装置によれば、載置手段を昇降手段で昇降させることで、載置手段が搬送ラインの一部に組み込まれている場合においても、他のライン構成部材に干渉することなく、載置手段を回転させたり、あるいは傾動させたりすることができる。 【0040】本発明の請求項4記載の電子部品検査装置によれば、旋回手段による撮像手段の旋回位置および移動手段による載置手段の移動位置を、撮像手段で載置手段に載置された電子部品を垂直方向から撮像可能な位置にすると、電子部品に対する撮像手段の撮像方向が斜めに限られず、垂直方向からも撮像することができる。しかも、載置手段を傾動させる必要がない。加えて、旋回手段による撮像手段の旋回位置および移動手段による載置手段の移動位置を変えることにより、撮像手段で電子部品を多くの角度方向から撮像することができることになる。さらに、載置手段を移動させてから回転させれば、他のライン構成部材に干渉することなく、載置手段を回転させることができる。しかも、載置手段を昇降させる必要がない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593164158 【氏名又は名称】小松電子株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月16日(1999.9.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−141421(P2001−141421A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−262638 |
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