| 【発明の名称】 |
3次元データ処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平山 直之
【氏名】藤原 浩次
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| 【要約】 |
【課題】3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える3次元形状データ処理装置を提供する。
【解決手段】ステップS18で、人物の頭部を表した基準立体モデルを人物撮影した2次元カラー画像にサイズに応じてスケール変換を行う。ステップS19では、人物の3次元距離画像に適合するようにスケール変換された立体モデルの3次元座標系における位置を決定する。そして、ステップS20では、位置が特定された立体モデルから3次元形状データの補間するための処理基準となる背景面を決定する。よって、このように背景面の決定が容易に行えるため、3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の基準位置から立体的な対象物の対向表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a) 前記対象物の立体モデルの2次元的輪郭と前記2次元画像とを平面的に適合させ、かつ前記立体モデルの奥行き分布と前記3次元的な距離画像とを奥行き方向に適合させることによって前記立体モデルの3次元的な位置を決定する立体モデル位置決定手段と、(b) 前記3次元的な位置が特定された前記立体モデルに対して所定の位置関係にある処理基準面を決定する処理基準面決定手段と、(c) 前記基礎データと前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備えることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項2】 請求項1に記載の3次元データ処理装置において、前記処理基準面は、前記基準位置から前記立体モデルを見た場合の視線方向を基準として決定されることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の3次元データ処理装置において、前記立体モデル位置決定手段は、(a-1) 前記立体モデルの2次元輪郭に応じたマスク画像と前記対象物のリアルタイム2次元画像とを重ねて表示する表示手段と、(a-2) 前記マスク画像と前記対象物のリアルタイム2次元画像とが前記表示手段の画面上で適合した状態で操作入力を行う操作入力手段と、を備え、前記操作入力によって、前記対象物の立体モデルの2次元的輪郭と前記2次元画像とが2次元的に適合した状態が特定されることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の3次元データ処理装置において、前記立体モデル位置決定手段は、(a-3) 所定のサイズの基準立体モデルを前記2次元画像のサイズに応じてスケーリングすることによって前記立体モデルを決定する手段、を備えることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項5】 所定の基準位置から立体的な対象物の表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a) 前記3次元的な距離画像の所定位置から所定方向に所定のオフセットだけ離れた面を処理基準面として決定する処理基準面決定手段と、(b) 前記基礎データと前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備えることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項6】 請求項5に記載の3次元データ処理装置において、前記距離画像における前記所定位置は、前記距離画像のうち前記基準位置に最も近い位置であることを特徴とする3次元データ処理装置。 【請求項7】 所定の基準位置から立体的な対象物の表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a) 前記距離画像と所定の処理基準面の画像とを重ねて表示する表示手段と、(b) 所定の操作入力に基づいて、前記表示手段に表示された前記距離画像と前記処理基準面の画像との相対的位置関係を調整する調整手段と、(c) 前記基礎データと、前記調整手段によって位置調整がなされた前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備えることを特徴とする3次元データ処理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、立体形状を有する物体を表現した3次元データを作成するための3次元形状データ処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、特開平9−145319号公報に開示されるように可搬型の非接触式3次元計測装置(3次元カメラ)が商品化され、CG(コンピュータグラフィック)システムやCADシステムへのデータ入力、身体計測、ロボットの視覚認識などに利用されている。非接触の計測方法としては、スリット光投影法(光切断法)が一般的であるが、他にもパターン光投影法、ステレオ視法、干渉縞法などが知られている。 【0003】また、パーソナルコンピュータで利用可能な3次元CGソフトウェア、及びホビー用の小型の3次元切削マシンが市販されている。これらを用いれば、一般家庭でも模型や創作物を手軽に製作することができる。 【0004】一方、利用客の顔写真シールをその場で作成する一種の自動販売機が人気を集めている。利用客は料金を投入し、モニタ画面を見ながらカメラの前で好みのポーズをとる。そして、所定の操作を行うと、一定数のシールが並んだシートが作成されて取出口に排出される。大半の機種では、顔写真の形状や写し込み模様などについて複数の選択肢が設けられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述の3次元計測装置によれば、写真をとるのと同程度の手軽さで人体を含む各種人物の形状をデータ化することができる。非接触式であるため、人体を計測する場合であっても、計測対象者が煩わしさを感じることはない。そこで、この3次元計測装置を顔写真ならぬ顔面模型の作成に利用することが考えられる。つまり、3次元加工機と組み合わせれば、人物の顔を計測して、その場で適当な倍率の模型を作成することが可能である。 【0006】ところが、上述した非接触の3次元計測を用いてレンジファインダーで人物の顔を測定すると、顔の輪郭近傍領域、黒髪や眉毛といった反射率が低い領域や、測定光の届かない顎領域等の3次元形状データを取得できず欠落データが存在する。特に、人物の周辺領域が高い確率で欠落するため、実際よりも小さな人物領域でしか3次元形状データを得ることができないという問題点があった。 【0007】上記問題点を解決する方法の1つとして、特開平6−185993号公報に開示された方法がある。この方法は、2次元画像における背景の境界付近の輝度に基づき、輝度の小さな領域では、境界領域のみに着目して得られた3次元形状データを採取し、輝度の大きな領域では、レーザ照射位置検出ユニットで得られた通常の3次元形状データを採用することにより、実際に近い人物領域の3次元形状データを得ていた。 【0008】しかしながら、上記方法は、通常の3次元データの他に、境界領域のみに着目した3次元形状データを得る必要があるため、境界検出ユニットと呼ばれる特殊な装置を設けて境界領域のみに着目した3次元形状データを作成する分、装置コストの増大につながる問題点があった。 【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える3次元形状データ処理装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の基準位置から立体的な対象物の対向表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a)前記対象物の立体モデルの2次元的輪郭と前記2次元画像とを平面的に適合させ、かつ前記立体モデルの奥行き分布と前記3次元的な距離画像とを奥行き方向に適合させることによって前記立体モデルの3次元的な位置を決定する立体モデル位置決定手段と、(b)前記3次元的な位置が特定された前記立体モデルに対して所定の位置関係にある処理基準面を決定する処理基準面決定手段と、(c)前記基礎データと前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備える。 【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る3次元データ処理装置において、前記処理基準面は、前記基準位置から前記立体モデルを見た場合の視線方向を基準として決定される。 【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る3次元データ処理装置において、前記立体モデル位置決定手段は、(a-1)前記立体モデルの2次元輪郭に応じたマスク画像と前記対象物のリアルタイム2次元画像とを重ねて表示する表示手段と、(a-2)前記マスク画像と前記対象物のリアルタイム2次元画像とが前記表示手段の画面上で適合した状態で操作入力を行う操作入力手段と、を備え、前記操作入力によって、前記対象物の立体モデルの2次元的輪郭と前記2次元画像とが2次元的に適合した状態が特定される。 【0013】また、請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る3次元データ処理装置において、前記立体モデル位置決定手段は、(a-3)所定のサイズの基準立体モデルを前記2次元画像のサイズに応じてスケーリングすることによって前記立体モデルを決定する手段、を備える。 【0014】また、請求項5の発明は、所定の基準位置から立体的な対象物の表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a)前記3次元的な距離画像の所定位置から所定方向に所定のオフセットだけ離れた面を処理基準面として決定する処理基準面決定手段と、(b)前記基礎データと前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備える。 【0015】また、請求項6の発明は、請求項5の発明に係る3次元データ処理装置において、前記距離画像における前記所定位置は、前記距離画像のうち前記基準位置に最も近い位置である。 【0016】また、請求項7の発明は、所定の基準位置から立体的な対象物の表面各部までの距離を表現した距離画像と前記対象物の2次元画像とを含む基礎データに基づいて、前記対象物を表現した3次元データを生成する3次元データ処理装置であって、(a)前記距離画像と所定の処理基準面の画像とを重ねて表示する表示手段と、(b)所定の操作入力に基づいて、前記表示手段に表示された前記距離画像と前記処理基準面の画像との相対的位置関係を調整する調整手段と、(c)前記基礎データと、前記調整手段によって位置調整がなされた前記処理基準面とに基づいて前記3次元データを生成する3次元データ生成手段と、を備える。 【0017】 【発明の実施の形態】<立体模型作成装置の要部構成>図1は、本発明の実施形態に係る3次元データ処理装置が組み込まれた立体模型作成装置1の外観図である。 【0018】立体模型作成装置1は、立体模型を作成するための3次元的なオリジナル物体(以下「対象物」)の形状を計測し、その計測データに基づいて素材を、その場で加工する機能を有しており、利用客の顔をかたどった小物品の自動販売機として使用される。作成される物品は、所定形状(例えば四角形)の板面から顔面の模型がレリーフ状に突き出た立体である。板面(背景部分)に特定の起伏模様を付加することも可能である。このような物品に適当な金具を取り付ければ、ペンダント、ブローチ、キーホルダなどのアクセサリーとなる。予め素材に金具を取り付けておいてもよい。 【0019】ほぼ等身大の筐体10の上半部の前面に、利用客がポーズを確認するためのディスプレイ16とともに、光学式3次元計測のための投光窓12および受光窓14が設けられている。受光窓14は2次元のカラー撮影にも用いられる。この受光窓14の奥には、画像データを取得するための撮影装置30が設けられている。そして、筐体10の下半部は上半部よりも前方側に張り出しており、その上面が操作パネル18となっている。商品の取出口20は下半部の前面に設けられている。 【0020】図2は、操作パネル18の平面図である。 【0021】操作パネル18には、スタートボタン181、確認ボタン182、キャンセルボタン183、ジョイスティック184、及び硬貨の投入口185が設けられている。ジョイスティック184は模型の構図の変更指示と、後述する背景面の設定操作に用いられる。左右に傾けるパーン操作、上下に傾けるチルト操作、及びノブを回転させるロール操作に呼応して3次元形状モデルの回転操作が行われ、処理結果が逐次表示される。また、キャンセルボタン183は、利用客が表示された3次元形状モデルが気に入らないときなどに再計測を指示するためのボタンである。ただし、キャンセルボタン183には有効回数が設定されており、無制限に再計測を指示することはできない。 【0022】図3は、立体模型作成装置1の機能ブロックである。 【0023】立体模型作成装置1は、模型サイズの3次元形状モデルを生成するモデリングシステム1Aと、3次元形状モデルを顕在化する加工システム1Bとから構成されている。 【0024】モデリングシステム1Aは、オリジナル物体である利用客の外観情報をデジタルデータに変換(データ化)する撮影装置30を含んでいる。撮影装置30は、スリット光投影法で形状情報をデータ化して、3次元の距離画像データ(3次元画像データ)DSを出力する3次元計測装置34、色情報をデータ化して2次元のカラー画像データDCを出力する2次元撮像装置36、及びコントローラ38より構成されている。 【0025】ここで、距離画像データDSはXYZの直交座標系における座標値として与えられるデータであり、3次元計測装置34内の計測基準点から対象物の対向表面上の各計測点までの距離の分布情報を与える距離分布画像データである。距離画像データDSには、対象物からの反射光の計測データが得られたか否かを示す有効フラグの情報も含まれる。 【0026】他方、カラー画像データDCは、対象物の2次元的カラー画像の各画素を、3原色データ、即ち、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のそれぞれの色成分の階調によって表現したデータである。ここでは、3次元計測と2次元撮影とを同一視点から行う撮影装置30を用いているため、距離画像データDSとカラー画像データDCとの対応付けを極めて容易に行うことができる。 【0027】勿論、3次元計測と2次元撮影とをそれぞれ異なる視点で行った場合でも、距離画像データDS、カラー画像データDCにはそれぞれ視点情報が付加されており、且つ3次元計測結果と2次元計測結果との座標の相対関係は既知であるため、距離画像データDS、カラー画像データDCとの対応付けを支障なく行うことができる。このような距離画像データDS及びカラー画像データDCは、後述する3次元形状データ処理装置40に入力される。 【0028】なお、3次元計測法として、スリット光投影法に代えて他の手法を用いてもよい。 【0029】3次元形状データ処理装置40は、データ修正を含む各種のデータ処理を行い、本発明の中核部分である。3次元形状データ処理装置40のコントローラ42は、CPUおよびメモリを含んで構成されており、周辺のハードウエア回路と協働しつつ、所定のソフトウエアに従って後記の画像処理を含む各種のデータ処理を行う。また、このコントローラ42は、立体模型作成装置1の全体的な制御をも担い、投影システム30のコントローラ38及び加工システム1Bのコントローラ176に適切な指示を与える。このコントローラ42には、ディスプレイ16及び操作入力システム44が接続されている。操作入力システム44は、上述の操作パネル18と料金受領機構とからなる。 【0030】一方、加工システム1Bは、樹脂ブロックなどの材料を切削する加工装置172、材料の加工位置への供給と加工品の取出口20への搬送を行う材料供給装置174、コントローラ176、及び取出口センサ178を備えている。取出口センサ178の検出信号はコントローラ42に入力される。 【0031】なお、撮影装置30及び加工システム1Bの制御をコントローラ42に受け持たせ、コントローラ38及びコントローラ176を省略した回路構成を採用してもよい。 【0032】<立体模型作成装置の動作の概要>図4は、立体模型作成装置1の動作の概要を説明するフローチャートである。以下、同図を参照して、その基本動作の処理手順を説明する。 【0033】電源が投入された後、後で詳述する利用客に対する撮影および計測データの処理準備を行う(ステップST10)。 【0034】そして、所定のデータ処理を行う(ステップST20)。ここでは、図5(a)に示す2次元においてデータの欠落のないカラー画像81を用い、距離画像におけるデータ欠落箇所を補間する。具体的には、後述する3次元座標系における背景面(処理基準面)61にカラー画像81の人物領域(後述する人物画像データDB2で表される画像)の輪郭曲線81tを作成し、この輪郭曲線81tと、3次元のデータ取得されている距離画像82の周辺部分82tとを直線補間等することで、欠落した距離画像83(仮想線で示す)を復元する処理を主に行う。また、ステップST20では、この他、例えば補間データのスムージング等の処理も行う。 【0035】さらに、ステップST20で得られた3次元形状モデルを表示する(ステップST22)。このとき、影を付すといった公知のグラフィック手法を適用して見栄えを高める。そして、指示操作を待つ。ただし、待ち時間は有限であり、時限を過ぎれば確認操作が行われたものとみなす。 【0036】ジョイスティック184が操作されると、上述のように3次元形状モデルを操作に応じて回転させて表示する(ステップST24、ST38)。キャンセルボタン183が押される(ステップST40)と、ステップST10に戻る。ただし、この場合、利用客が料金を改めて投入する必要はなく、スタートボタン181を押せば、再計測が行われる。 【0037】確認ボタン182が押されると(ステップST26)、3次元形状モデルに基づいて加工条件データベースを参照して加工制御用のデータを生成し(ステップST28)、材料の加工を行う(ステップST30)。加工が終わると、商品を排出し(ステップST32)、取出口センサ178によって商品が取り出されたのを確認(ステップST34)して、ステップST10に戻る。 【0038】撮影・データ処理準備の動作の詳細については、5種類(第1〜第5)の動作形態を以下で説明する。 【0039】<撮影・データ処理準備の第1の動作形態>撮影・データ処理準備の第1の動作形態を説明する前に、本動作形態で利用される人物の頭部の概括的な形状を幾何学的な立体形状で表現した立体モデルを、まず説明する。なお、ここでいう「立体モデル」は、図3のモデリングシステム1Aで生成される再生モデルとは異なり、予め対象物の種類を想定して準備されるテンプレート的なモデルである。 【0040】図6は、人物の頭部の外形を模式的に表す基準立体モデル50を示す図である。図6における平行斜線部で示した箇所が基準立体モデル50に該当する。基準立体モデル50は、楕円球の形状である。この楕円球が外接する直方体(最大矩形体)50wは、X方向の大きさxfm、Y方向の大きさyfm、Z方向の大きさzfmを有している。また、便宜上、xy方向を正面、z方向を奥行きとする。なお、基準立体モデルは、楕円球が必須ではなく、例えば、モデル的な人物の頭部を比較的忠実に再現した複雑な形状であってもよい。 【0041】次に、撮影・データ処理の第1の動作形態を説明する。図7は、撮影・データ処理準備の動作形態を説明するフローチャートであり、図4に示すフローチャートのST10に対応する。 【0042】まず、ステップS10では、ディスプレイ16にマスク領域501を表示する。マスク領域501は、図6に示す基準立体モデル50を正面から見た2次元輪郭に対応しており、最大矩形(xfm×yfm)に内接する楕円形である。したがって、マスク領域501は、図6の楕円球50のXY最大断面に相当する。 【0043】ステップS11では、利用客の2次元のカラー画像51を撮影する。 【0044】ステップS12では、撮影された2次元のカラー画像51をリアルタイムでディスプレイ16に表示する(図8参照)。ここでは、画像表示とともに定期的にガイダンスを表示してもよい。 【0045】次に、ステップS13では、操作入力が行われたかを判断する。すなわち、料金が投入されてスタートボタン181が利用客により押下される操作入力が行われていれば、ステップS14に進み、押下されていなければステップS11に戻り、引続き2次元画像をディスプレイ16に表示する。図8(a)に示すようにマスク領域501とカラー画像51とが適合していない状態の時は利用客が自身の頭部を移動させて、図8(b)に示すようにマスク領域501とカラー画像51とを適合させる。具体的には、利用客が自身の頭部をXY面内方向に移動させれば2次元カラー画像51がディスプレイ16中で左右上下方向に移動し、頭部をZ方向に移動させればディスプレイ16中における2次元カラー画像51の全体サイズが変化する。そして、図8(b)のように2次元カラー画像51がマスク領域501にほぼ適合する状態であると利用客が判断すると、その利用客はスタートボタン181を操作することによって、2次元カラー画像51の位置およびサイズを確定する。 【0046】ステップS14では、撮影装置30によって利用客の2次元のカラー画像データDCを取得する。ここにおいて、図8のようなマスク領域501との適合のための2次元カラー画像51の取得(準備撮影)が高分解能で行われてる場合には、そのような準備撮影で繰り返して取り込まれている2次元画像データのうち、スタートボタン181を操作した時点の画像の情報を2次元カラー画像データDCとして採用してもよいが、準備撮影を低分解能で行っている場合にはこの時点で高分解能の撮影を行うことによって、3次元加工のための高分解能の2次元カラー画像データDCを取得する。 【0047】ステップS15では、3次元データ、すなわち距離画像データDSを取得する。 【0048】ステップS16では、ステップS14、S15にて取得したカラー画像データDCおよび距離画像データDSに対する平滑化処理を施す。平滑化処理により、各データDC、DSのノイズの除去が行われる。 【0049】次に、ステップS17では、人物領域の抽出処理を行う。つまり、カラー画像データDCから人物領域の抽出処理を行い、最終的に背景画像データDB1及び人物画像データDB2を得る。これらの画像データDB1、BD2は、2値画像データで十分であるが、カラー画像データであってもよい。 【0050】ステップS18では、基準立体モデル50を対象物との距離に応じてスケーリングを行う。つまり、図9に示すように、2次元のマスク領域501のサイズと、撮影装置30におけるカメラパラメータ(対象物との距離データ等の3次元距離画像データの取得条件)とから、3次元距離画像が存在する3次元座標系にまだ関連づけられていない基準立体モデル50を相似変形(スケール変換)して、3次元座標系に関連づけられた立体モデル503を得る。この相似変形は、次のように定められる。 【0051】1)2次元のマスク領域のサイズとカメラパラメータとから3次元座標系に変換されたマスク領域のサイズxmまたはymを定める。 【0052】2)1)で算出したxmまたはymと基準立体モデル50のX,Y各方向のサイズxfmまたはyfmを数1に代入して相似比kを定める。 【0053】3)基準立体モデル50のXYZ各方向のサイズxfm、yfm、zfmと相似比kから数2に代入して立体モデル503のX、Y、Z方向の各サイズxm、ym、zmを定める。 【0054】 【数1】xm/xfm=k または ym/yfm=k【0055】 【数2】 k=xm/xfm=ym/yfm=zm/zfmここでは、人間においても片目のみでは対象物の絶対的な大きさを把握できないのと同様に、2次元画像の平面的な情報のみでは人物の頭部の大きさを特定できないため、これに撮影装置30から人物までの距離情報を加えることにより、3次元座標系の人物の頭部(立体モデル503)の大きさを特定している。 【0056】ステップS19では、距離画像に適合する立体モデル503の位置を決定する。 【0057】まず、XY座標系における立体モデル503の位置決めについては、撮影装置30により取得した距離画像データとカラー画像データとはXY座標系については対応付けられているため、この対応関係(カメラパラメータ)を用いて、立体モデルの平面的な表現であるマスク領域501を距離画像が存在する3次元座標系に移すことで位置決めを行う。 【0058】次に、残るZ座標(奥行き)における立体モデル503の位置決めについては、図10に示すように、3次元の距離画像82の最前点82f(距離画像データDSのうちZが最大となるデータの点)と、立体モデル503の最前点503f(立体モデルを形成するデータのうちZが最大となるデータの点)とが一致するように立体モデル503を変位させて、立体モデル503のZ座標における位置を決定する。 【0059】ステップS20では、3次元座標の位置が特定された立体モデル503から、撮影装置30からの視線方向を考慮して背景面61を決定する。つまり、図11に示すように、撮影装置30の視線基準点15cから立体モデル503の表面に対する接線を引き、この接線の接点503aおよび503bを求める。そして、これらの接点503aおよび503bを結ぶことにより輪郭線を得、その輪郭線により背景面61を作成する。ここでは、説明の便宜上、2つの接点(503a、503b)を挙げて2次元で説明しているが、実際は、これを3次元に展開して背景面61が決定される。 【0060】このような3次元的な展開においては、立体モデル503の形状などによって、図12に示すように、視点基準点15cから立体モデル503への各接線との接点P1の集合としての閉曲線PLがひとつの平面上に乗る場合と、図13のようにその閉曲線PLが3次元的にゆがむ場合とがある。ただし、図12(b)は図12(a)中の背景面61の側面図に相当し、図13(a),(b)の相互関係も同様である。 【0061】これらのうち図12の場合には全接点P1が乗る平面によって背景面61を定義すればよいが、図13のような場合には背景面をどのようにするかについての選択肢がある。 【0062】その第1は、そのような3次元的なゆがみを持った閉曲線PLが乗るような曲面を背景面として採用するという方法であり、この方法は立体モデルの形状を忠実に反映することができる一方で、データ処理量が増大する。それを防止するためには図13中に示すようにその曲面を近似する平面61bによって背景面61を定義することが好ましい。 【0063】たとえば、図13中に示した例では、輪郭線PLを規定する接点群のうち、X方向およびY方向のそれぞれについて、最大の座標値を持つ接点と最小の座標値を持つ接点とを特定して、計4つの接点P1を定義し、これら4つの接点P1の3次元的な重心点PLMを求め、その重心点PLMを通るとともに視線中心軸LMに直交する面61aを背景面61として採用している。ただし、この視点中心軸LMは、視点基準点15cと上記の重心点PLMとを結ぶ直線として定義されており、点P2は接点P1の面61aへの射影に相当する。 【0064】以上より、データ補間処理の基準となる背景面61が迅速に設定できるため、3次元形状データの補間が簡易で迅速に行える。そして、リアルタイムに近いレスポンスが要求されるベンディングマシンである立体模型作成装置1上においても支障なく使用することができる。 【0065】また、特に撮影装置30からの視線方向を考慮して背景面61を定めているため、図14に示すように、絶対座標系の鉛直面に沿って背景面61yを定める場合と比較して、撮影装置30によって取得した距離画像データに不足している部分を正確に把握してその部分を補間できる。これは、撮影装置30の光学的軸線が水平方向から傾いている場合に特に有効である。 【0066】<撮影・データ処理準備の第2の動作形態>図15は、撮影・データ処理準備の第2の動作形態を説明するフローチャートであり、図4に示すフローチャートのST10に対応する。また、図7に示すフローチャートに類似しており、相違するのは、図7のステップS10が削除され、また、ステップS18がステップS37に代わっているところである。既述した第1の動作形態では人体の頭部の2次元画像と立体モデルとの位置やサイズの適合化処理をディスプレイの画面上で利用者が視認をしながら行っているが、この第2の動作形態では、そのような適合化処理を自動的に行うようになっている。 【0067】ステップS37では、ステップS36で抽出された人物領域のサイズに応じて、基準立体モデル50のスケーリングを行う。つまり、図16(a)に示すように、人物画像データDB2が表す人物画像を、撮影装置30におけるカメラパラメータにより、3次元座標系に関連づけられた人物画像52に変換して得られる最大矩形52rのY方向の大きさyrを求める。そして、基準立体モデル50の最大矩形のY方向の大きさが上記のyrと等しくなるように基準立体モデル50のスケール変換を行い、立体モデル503を得る(図16(b))。 【0068】また、ステップS38では、距離画像データDSに適合する立体モデル503の位置を決定する。まず、XY座標における位置決めについては、図17に示すように、立体モデル503の重心を人物画像52の最大矩形52rの重心に合致させるように、位置決めを自動的に行う。そして、残るZ座標における位置決めは、図7に示すステップS19と同様の動作を行う。 【0069】以上で説明したステップ以外は、第1の動作形態と同様であり、この第2の動作形態によりデータ補間処理の基準となる背景面61が迅速に設定できるため、3次元形状データの補間が簡易で迅速に行える。 【0070】<撮影・データ処理準備の第3の動作形態>図18は、撮影・データ処理準備の第3の動作形態を説明するフローチャートであり、図4に示すフローチャートのST10に対応する。また、図7に示すフローチャートと類似しており、相違するのは、図7のステップS10が削除され、また、ステップS18〜S20がステップS47に代わっているところである。 【0071】ステップS47では、距離画像データDSにおける所定の位置に基づいて背景面61を決定する。ここでは、対象物の形状の概要や大きさの範囲が既知であるような場合に特に有効であり、図19に示すように、距離画像82のうち、最前部となる撮影装置30に最も近い位置82sの距離画像データDSのZ座標を基準に、Z方向に所定のオフセットOFだけ離れた面を背景面61と設定する。 【0072】なお、基準を撮影装置30に最も近い位置を利用することは必須ではなく、位置の特定が容易な箇所、例えば距離画像の表面から撮影装置30の視線に対して、直交する方向に広がった面素片(直交面素片)の上に基準位置を定めてもよい。図20(a)には、そのような面素片PXが例示されており、撮影装置30の撮像中心軸Aと直交し、かつ所定の閾値面積以上の面積を有する面素片PXが直交面素片として定義されている。図20(b)は直交面素片PXの斜視拡大図である。 【0073】図19の例では人物の頭部像であるために、鼻の先端部分が撮影装置30に最も近い最前部でもあり、直交面素片である可能性が高い。ただし、上記の閾値面積を比較的大きく設定したときには、顔面の頬や額の領域が直交面素片となる。直交面素片が複数あった場合には、そのうちで最も撮影装置30に近いものを背景面のオフセット基準として採用すればよい。 【0074】図20(a)の例でもわかるように、直交面素片PXは距離画像の辺縁部のぎりぎりの位置ではなく、比較的中心寄りの部分に現れることが多いために、距離画像のデータのうちそのような直交面素片PXのあたりのデータは信頼性が高い。このため、そのような直交面素片の位置からオフセットを持たせて背景面61を定めることにより、距離画像のデータの不足部分に起因する誤差の発生を防止できる。 【0075】以上で説明したステップ以外は、第1の動作形態と同様であり、この第3の動作形態によりデータ補間処理の基準となる背景面61が迅速に設定できるため、3次元形状データの補間が簡易で迅速に行える。 【0076】<撮影・データ処理準備の第4の動作形態>図21は、撮影・データ処理準備の第4の動作形態を説明するフローチャートであり、図4に示すフローチャートのST10に対応する。また、図18に示すフローチャートに類似しており、相違するのは、ステップS47がステップS57に代わっているところである。 【0077】このステップS57は、ステップS47において対象物の形状の概要や大きさの範囲が既知であることを前提としていたのに対して、対象物の大きさが未知で形状の概要が既知である場合に特に有効な動作形態である。すなわち、対象物の大きさをあらかじめ想定していないような場合には、図19のオフセットOFの大きさを一定値にしておくと、大きな対象物の場合には背景面61が浅くなり過ぎた印象を与えるために立体感が乏しいものになり、小さな対象物の場合には背景面61が奥に下がり過ぎた印象を与えるために過度に浮き上がった立体像になってしまう。このような事態を防止するため、対象物のXY面内での平面サイズに応じてZ方向のオフセット量を変えようとしているのが、この第4の動作態様である。ここでは、図22に示すように、まず、ステップS56で抽出された人物画像データDB2を表した人物画像52の最大矩形52rから、そのXY方向の大きさbx、byを求める。 【0078】そして、ステップS47と同様に、距離画像82で最前部82sにおける距離画像データDSのZ座標を基準に、bx、byに応じたオフセットbzだけZ方向に離れた面を背景面61とする。このbzの算出は、例えば次式(数3〜数6)のいずれかを使用することができる。 【0079】 【数3】bz=bx×α【0080】 【数4】bz=by×β【0081】 【数5】bz=(bx×α+by×β)/(α+β)【0082】 【数6】bz=sqrt(bx×by)×γただし、α、β、γは定数であり、記号「sqrt」は平方根を示す。 【0083】以上で説明したステップ以外は、第3の動作形態と同様であり、この第4の動作形態によりデータ補間処理の基準となる背景面61が迅速に設定できるため、3次元形状データの補間が簡易で迅速に行える。 【0084】<撮影・データ処理準備の第5の動作形態>図23は、撮影・データ処理準備の第5の動作形態を説明するフローチャートであり、図4に示すフローチャートのST10に対応する。また、図18に示すフローチャートに類似しており、相違するのは、ステップS47がステップS67〜S69に代わっているところである。この第5の動作態様は、距離画像に対する背景面のX方向の位置を、利用者がディスプレイの画面上で視認しながら操作入力手段を使用して指定するように構成されている。 【0085】ステップS67では、取得された3次元の距離画像82をディスプレイ16に表示し、重ねて背景面61も表示する。ここでは、図24に示すように、ディスプレイ16の左半分16Lで背景面61に垂直に投影された画像を表示し、右半分16Rで側方から見た画像(YZ座標系の画像)を表示する。 【0086】ステップ68では、ジョイスティック184を操作することにより、背景面61を設定する。まず、図24(a)の状態でジョイスティック184を左に傾けると図24(b)のようになる。このようにジョイスティック184を左右に傾けることにより背景面61の位置を決定する。また、図24(a)の状態(背景面の位置決定の画面とは別モードの画面)でジョイスティック184を例えば、右に傾けると図24(c)のようになる。このようにジョイスティック184を左右に傾けることにより対象物を左右から見た背景面61の向きを決定する。同様に図25(a)に示す画面の状態でジョイスティック184を左右に傾けることにより対象物を上下から見た背景面61の向きを決定する。 【0087】ステップS69では、背景面61の位置が決定できたかを判定する。つまり、ステップS68での背景面61に対する位置調整により、背景面61の距離画像82に対する相対的な位置関係が決定できたときには、確認ボタン182を押下する。そして、確認ボタン182が押下された場合にはステップST20に進み、押下されていない場合にはステップS67に戻る。 【0088】以上で説明したステップ以外は、第3の動作形態と同様であり、この第5の動作形態によりデータ補間処理の基準となる背景面61が利用者の意図に従って迅速に設定できるため、3次元形状データの補間が簡易で迅速に行える。 【0089】<変形例>◎上記の撮影・データ処理準備の第5の動作形態における背景面61の位置調整操作については、図25に示すように、距離画像82を上方から見た画像(XZ座標系の画像)の表示を追加し、または側方から見た画像(YZ座標系の画像)に代えて表示してもよい。この場合においても、ジョイスティック184の操作により、図25(a)の状態から、図25(b)に示す背景面61が傾く状態に移行ができることとなる。 【0090】◎上記の撮影・データ処理準備の各動作形態では、人物の頭部に関しての3次元データ処理の手法を述べたが、人物の上半身、全身においても適用が可能である。さらに、人に限らず動物他の立体形状をもつ物体に適用できる。 【0091】◎上記の実施形態では、2次元画像としてカラー画像を用いているが、モノクロ画像でもよい。 【0092】◎撮影・データ処理準備の第2の動作形態では、図13に示す最大矩形52rのY方向の大きさyrから立体モデルのスケールを決定していたが、最大矩形52rのY方向の大きさyrに対するX方向の大きさの比率から、基準立体モデルをX方向に、この比率に適合するようなスケール変換をさらに加えてもい。すなわち、最大矩形がY方向の大きさyrとX方向の大きさxrとを有している場合、基準立体モデルとしての楕円球の扁平率を比率(xr/yr)に応じて変化させる。たとえば比較的丸顔の場合には立体モデルは球に近いものになり、面長の場合には立体モデルも比較的長形になって、個々の対象物(各人の頭部)の立体再現性が高まる。 【0093】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に発明によれば、対象物の立体モデルの2次元的輪郭と2次元画像とを平面的に適合させ、かつ立体モデルの奥行き分布と前記3次元的な距離画像とを奥行き方向に適合させることによって前記立体モデルの3次元的な位置を特定し、この立体モデルに対して所定の位置関係にある処理基準面を決定する。そして、処理基準面に基づいて3次元データを生成する。その結果、3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える。 【0094】また、請求項2に発明によれば、処理基準面は、基準位置から立体モデルを見た場合の視線方向を基準として決定されるため、精度のよい3次元形状データの補間を行うための処理基準面の決定が正確に行える。 【0095】また、請求項3に発明によれば、立体モデルの2次元輪郭に応じたマスク画像と対象物のリアルタイム2次元画像とを重ねて表示し、マスク画像と対象物のリアルタイム2次元画像とが画面上で適合した状態で操作入力を行うことによって、対象物の立体モデルの2次元的輪郭と2次元画像とが2次元的に適合した状態が特定されるため、3次元形状データの補間がより迅速に行える。 【0096】また、請求項4に発明によれば、所定のサイズの基準立体モデルを2次元画像のサイズに応じてスケーリングすることによって立体モデルを決定するため、精度のよい3次元形状データの補間を行うための処理基準面の決定がより正確に行える。 【0097】また、請求項5に発明によれば、3次元的な距離画像の所定位置から所定方向に所定のオフセットだけ離れた面を処理基準面として決定し、処理基準面に基づいて3次元データを生成する。その結果、3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える。 【0098】また、請求項6に発明によれば、距離画像における所定位置は、距離画像のうち基準位置に最も近い位置であるため、精度のよい3次元形状データの補間を行うための処理基準面の決定がより簡易に迅速に行える。 【0099】また、請求項7の発明によれば、距離画像と所定の処理基準面の画像とを重ねて表示し、距離画像と処理基準面の画像との相対的位置関係を調整する。そして、位置調整がなされた処理基準面に基づいて3次元データを生成する。その結果、3次元計測で欠落した3次元形状データの補間を簡易で迅速に行える。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006079 【氏名又は名称】ミノルタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月29日(1999.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089233 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 茂明 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−12922(P2001−12922A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月19日(2001.1.19) |
| 【出願番号】 |
特願平11−183701 |
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