| 【発明の名称】 |
寸法を直接移動する機能を持つ多機能巻き尺 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡本 勲
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】従来のロック機構付き巻き尺に、採寸フック(1)を、スケール収納箱(10)のスケール引出し側と反対側に設けた窓(9)を通して、箱の底部に向けてスケールフック(13)と向かい合うよう突出させ、下記(イ)(ロ)を兼ね備えるように取り付けた構造の巻き尺。 (イ)突出方向に出入りでき、常時はスプリングにより押し出されている。 (ロ)突出時はスケール方向にフックの厚みの遊びを持ち、押し上げられると窓に接して遊びがなくなる。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】巻き尺の機能を多機能にして作業効率を向上させる発明である。 【0002】 【従来の技術】巻き尺を用いる現場作業には、部材の寸法が何メートルであるかを知るための作業と、部材の寸法を他の部材に移動する作業がある。スケール目盛りを読み取って寸法を測る機能の巻き尺は、上記前者の作業を目的とするものであり、後者の作業には便宜上の使用であり問題点がある。即ち、寸法を単に移動すればよい作業においても、採寸した部材の寸法を他の部材に移動するために、スケール目盛りを読み取り記憶する行為が必用である。この行為は本来不必要で無駄な行為で、必然的に作業効率を低下させる。この無駄な行為を必要とせず、寸法を移動する作業を目的とする機能が巻き尺に求められる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の巻き尺の機能に、目盛りの読み取りや記憶を必要とせず、部材の寸法を他の部材に直接移動する機能を付加した巻き尺を提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】図1に示すように、従来の鋼製スケールのロック機構付き巻き尺(以下「巻き尺」という)のスケール収納箱(以下「箱」という)(10)に採寸フック(1)を取り付ける。この採寸フックは、箱のスケール引き出し側とは反対側に設けた方形の窓穴(以下「窓」という)(9)から箱の底部に向けて、スケールフック(13)と向かい合うよう突出させる。採寸フックの取り付けは、採寸部材の内のりや内径(以下「内のり」という)採寸と外のりや外径(以下「外のり」という)採寸のフックの厚みによる採寸誤差を補正するため、スケールフックと同様にスケール方向に採寸フックの厚みの遊びを持たせる。かつ、常時は外のり採寸のために突出しているが、内のり採寸時等には部材に押し上げられると同時に窓に接して遊びがなくなるようにする。 【0005】 【作用】図3は本発明の巻き尺による部材の内のり採寸時の状態を示す。図4は部材の外のり採寸時の状態を示す。これらの状態でスケールをロック機構によってロックすると、採寸値はスケールフックと採寸フック間に固定されるので、このロック状態で巻き尺を採寸値を移したい別部材上に図5のように移動すれば、採寸フックは部材で押し上げられて窓に接しその外面が採寸値となるので、部材上に採寸フック外面に沿って鉛筆等で線引きすればよい。 【0006】 【実施例】採寸フック(1)は、図2に示すように、金属板をネック部(2)およびアーム部(3)と一体成形する。アーム部(3)は、図3に示すように箱(10)の内側に設けた穴または溝(7)に適当な遊びをもって支持される。ネック部(2)は窓(9)の周囲で遊びを持って支持される。この場合、採寸フック(1)のスケール方向の遊びがフック厚に等しくなるようにネック(2)と打ち欠き(4)の幅を決める。また、アーム部(3)は、スプリング(6)によって常時下方に押される。採寸フック(1)が部材で押し上げられると、アーム部(3)に設けた引込ガイドA(5)が箱に突起する引込ガイドB(8)に接触して押されることにより採寸フック(1)は引き込まれて窓面に接する。上記構造で採寸フック(1)は[作用]に前記した動作をすることができる。なお、上記中の採寸フック(1)・ネック部(2)・アーム部(3)・打ち欠き(4)・ガイドA(5)・ガイドB(8)の形状およびスプリングの種類は限定されない。また、ロック機構(13)は、従来よりロック力を強くする。上記の機構を従来の巻き尺に追加することにより、従来の「寸法を測る」機能に、「直接寸法を移動する」機能が付加した多機能巻き尺とすることができる。 【0007】 【発明の効果】寸法を移動する作業では、従来の巻き尺に比べて■ 目盛りの読み取りを必用としない。これは、目盛りの読み取りミスと最小目盛り以下の目測による読み取り誤差を解消する、と同時に老眼などで目が不自由な場合でも有利である。また、読み取りの時間が不要となる。 ■ 寸法の記憶が不要である。これは記憶の煩わしさと記憶ミスを解消する。 ■ 巻き尺から部材等への鉛筆等による寸法移し取りが、確実にできる。これはスケール目盛りからフリーハンドで移し取る寸法線は曲がりやすいが、本発明の採寸フックに沿って移し取る寸法線は直線となるからである。 ■ 従来の巻き尺では困難な内のりの採寸が極めて容易にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592239349 【氏名又は名称】岡本 勲
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| 【出願日】 |
平成11年6月22日(1999.6.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−4303(P2001−4303A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月12日(2001.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−214144 |
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