| 【発明の名称】 |
玩具花火の包装用具 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 吉勝
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| 【要約】 |
【課題】複数本のスパークラー、ススキ等の玩具花火を好ましく保護した状態で見映え良く包装するようにした玩具花火の包装用具を提供する。
【解決手段】波形厚紙(3)の片面に板状厚紙(5)を固着してなる片段シート(1)における波形厚紙の他面側の凹部(7)に玩具花火(9)(17)を挟着し、該片段シートと玩具花火とを袋体(11)内に封入するようにしたことを特徴とする玩具花火の包装用具。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 波形厚紙の片面に板状厚紙を固着してなる片段シートにおける該波形厚紙の他面側の凹部に玩具花火を挟着し、該片段シートと玩具花火とを袋体内に封入するようにしたことを特徴とする玩具花火の包装用具。 【請求項2】 前記袋体は透明であることを特徴とする請求項1の玩具花火の包装用具。 【請求項3】 波形厚紙の片面に板状厚紙を固着してなる片段シートにおける該波形厚紙の該片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入するようにしたことを特徴とする玩具花火の包装用具。 【請求項4】 前記片段シートを波形厚紙の前記他面が外側になるようにして略円筒状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの玩具花火の包装用具。 【請求項5】 前記片段シートを波形厚紙の前記他面が外側になるようにして断面略渦巻き状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの玩具花火の包装用具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は玩具花火の包装用具に関するものであり、更に詳しくは、複数本のスパークラー、ススキ等の玩具花火を好ましく保護した状態で見映え良く包装するようにした玩具花火の包装用具に係るものである。なお、スパークラーは軸の一部に火薬を塗着してなる玩具花火であり、ススキは軸に固着した筒状体内に火薬を充填してなる玩具花火である。 【0002】 【従来の技術】複数本のスパークラー、ススキ等の玩具花火を包装する際には、一般に板紙の片面に玩具花火を粘着テープ等により固定し、該板紙と玩具花火とを透明な袋体内に封入するという手法が用いられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の玩具花火の包装用具においては次のような問題がある。 【0004】(イ)上記従来の包装用具においては、玩具花火は透明な袋体内において板紙の表面から突出した状態にあるため、袋体の外部から加えられる押圧力等により玩具花火が損傷するおそれがある。特にスパークラーは火薬が露出しているため、該火薬が袋体の外部からの押圧力等により損傷するおそれが大きい。また、スパークラーにおける露出した火薬が相互に接触し、擦れて該火薬が脱落するおそれもある。 【0005】(ロ)スパークラーは嵩が小さいため、スパークラーを上記従来の包装用具により包装した場合には、該スパークラーは店頭に展示されたときに見映えがせず、顧客の注意を引きがたいという問題がある。 【0006】本発明は上記従来の玩具花火の包装用具における上述の如き問題を解決しようとしてなされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は下記の玩具花火の包装用具を提供するものである。 【0008】(1)波形厚紙の片面に板状厚紙を固着してなる片段シートにおける該波形厚紙の他面側の凹部に玩具花火を挟着し、該片段シートと玩具花火とを袋体内に封入するようにしたことを特徴とする玩具花火の包装用具(請求項1)。 【0009】特許請求の範囲を含む本明細書において波形厚紙の「他面」とは波形厚紙における板状厚紙を固着した片面と反対側の面をいうものとする。 【0010】(2)前記袋体は透明である(請求項2)。 【0011】(3)波形厚紙の片面に板状厚紙を固着してなる片段シートにおける波形厚紙の該片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入するようにしたことを特徴とする玩具花火の包装用具(請求項3)。 【0012】(4)前記片段シートを波形厚紙の前記他面が外側になるようにして略円筒状に形成する(請求項4)。 【0013】(5)前記片段シートを波形厚紙の前記他面が外側になるようにして断面略渦巻き状に形成する(請求項5)。 【0014】 【作用】[請求項1の玩具花火の包装用具]玩具花火は波形厚紙における他面側の凹部に挟着されているため、片段シートに押圧力等の力が働いたときには、玩具花火は波形厚紙により保護され、玩具花火に押圧力等の力が直接及ぶことはない。従って、袋体の外部から加えられる押圧力等の力により玩具花火が損傷するおそれはない。また、波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された玩具花火は波形厚紙における各凹部間の凸部(図2における符号13’参照)により相互に隔てられており、玩具花火が相互に接離する方向に動くこともないため、玩具花火が相互に接触し或いは擦れることはない。従って、スパークラーの場合にも、露出した火薬が相互に擦れて脱落するおそれはない。波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された玩具花火は片段シートと共に袋体内に封入されるため、該玩具花火は極めて安定する。 【0015】[請求項2の玩具花火の包装用具]玩具花火は波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された状態で透明の袋体を通して外部から見えるものであり、このような斬新な包装形態は看者の注意を喚起するものとなる。 【0016】[請求項3の玩具花火の包装用具]請求項3の玩具花火の包装用具は主としてススキを包装する際に用いられる。即ち、ススキを包装する場合には、波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間にススキの軸をススキの筒状体を露出させた状態で挿入する。板状厚紙における片面側の各凹部は各凹部間の凸部(図2における符号7’参照)により相互に隔てられており、玩具花火が相互に接離する方向に動くこともないため、波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される各隙間に挿入された玩具花火が相互に接触することはない。また、隙間と隙間との間の間隔に比べて太い筒状体を有するススキの場合には、適宜数個置きの隙間にススキの軸を挿入することによりススキの筒状体が相互に接触しないようになす。図3参照。波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入する作業は極めて容易且つ能率的であり、玩具花火の使用者が該隙間から玩具花火を取り出す作業も極めて容易である。波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入するという包装形態は斬新なものであり、看者の注意を喚起する。 【0017】[請求項4の玩具花火の包装用具]請求項4の玩具花火の包装用具においては、片段シートを波形厚紙の他面が外側になるように略円筒状に形成しているため、嵩の小さなスパークラー等の玩具花火を包装した場合でも、包装全体が大きな立体的なものとなり、看者の注意を引くものとなる。 【0018】[請求項5の玩具花火の包装用具]請求項5の玩具花火の包装用具においては、片段シートを波形厚紙の他面が外側になるように断面略渦巻き状に形成しているため、嵩の小さなスパークラー等の玩具花火を包装した場合でも、包装全体が大きな立体的なものとなり、看者の注意を引くものとなる。 【0019】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号1に示すものは片段シートである。片段シート1は波形に形成した波形厚紙3の片面に板状厚紙5を固着してなるものである。片段シート1における波形厚紙3の他面側の凹部7に玩具花火9を挟着する。図示の事例における玩具花火9はスパークラーである。符号9aに示すものはスパークラー9の軸、符号9bに示すものはスパークラー9の軸9aに塗着された火薬である。更に、片段シート1と玩具花火9とを袋体11内に封入する。図1、図2参照。袋体11は好ましくはビニール等の透明の材料により形成する。なお、透明の袋体11には適宜の印刷が施された袋体が含まれるものであることはいうまでもない。 【0020】波形厚紙3の片面に板状厚紙5を固着してなる片段シート1における波形厚紙3の該片面側の凹部13と板状厚紙3とにより形成される隙間15に玩具花火17を挿入するようにしてもよい。この場合にも、片段シート1と玩具花火17とを例えばビニール等の透明の袋体11内に封入してもよい。図示の事例における玩具花火17はススキである。符号17aに示すものはススキの軸、符号17bに示すものは軸17aに固着された筒状体である。なお、筒状体17bには火薬が充填される。図1、図2参照。 【0021】図3、図4に示す事例においては、片段シート1を波形厚紙3の前記他面が外側になるようにして略円筒状に形成している。この事例においては、略円筒状に形成された片段シート1の中央スペース21内に別の玩具花火23を収納してもよい。この玩具花火23は略円筒状に形成された片段シート1の芯としての役割をも果たすものである。 【0022】図5に示す事例においては、片段シート1を波形厚紙3の前記他面が外側になるようにして断面略渦巻き状に形成している。この事例においても、略渦巻き状に形成された片段シート1の中央スペース25内に別の玩具花火27を収納してもよい。この玩具花火27は略円筒状に形成された片段シート1の芯としての役割をも果たすものである。 【0023】 【発明の効果】[請求項1の玩具花火の包装用具]玩具花火は波形厚紙における他面側の凹部に挟着されているため、片段シートに押圧力等の力が働いたときには、玩具花火は波形厚紙により保護され、玩具花火に押圧力等の力が直接及ぶことはない。従って、袋体の外部から加えられる押圧力等の力により玩具花火が損傷するおそれはない。また、波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された玩具花火は波形厚紙における各凹部間の凸部により相互に隔てられており、玩具花火が相互に接離する方向に動くこともないため、玩具花火が相互に接触し或いは擦れることはない。従って、スパークラーの場合にも、露出した火薬が相互に擦れて脱落するおそれはない。波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された玩具花火は片段シートと共に袋体内に封入されるため、該玩具花火は極めて安定する。 【0024】[請求項2の玩具花火の包装用具]玩具花火は波形厚紙における他面側の各凹部に挟着された状態で透明の袋体を通して外部から見えるものであり、このような斬新な包装形態は看者の注意を喚起するものとなる。 【0025】[請求項3の玩具花火の包装用具]板状厚紙における片面側の各凹部は各凹部間の凸部により相互に隔てられており、玩具花火が相互に接離する方向に動くこともないため、波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される各隙間に挿入された玩具花火が相互に接触することはない。また、隙間と隙間との間の間隔に比べて太い筒状体を有するススキの場合には、適宜数個置きの隙間にススキの軸を挿入することによりススキの筒状体が相互に接触しないようにすることができる。波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入する作業は極めて容易且つ能率的であり、玩具花火の使用者が該隙間から玩具花火を取り出す作業も極めて容易である。波形厚紙の片面側の凹部と板状厚紙とにより形成される隙間に玩具花火を挿入するという包装形態は斬新なものであり、看者の注意を喚起する。 【0026】[請求項4の玩具花火の包装用具]請求項4の玩具花火の包装用具においては、片段シートを波形厚紙の他面が外側になるように略円筒状に形成しているため、嵩の小さなスパークラー等の玩具花火を包装した場合でも、包装全体が大きな立体的なものとなり、看者の注意を引くものとなる。請求項4の包装用具による玩具花火の包装形態も極めて斬新なものである。 【0027】[請求項5の玩具花火の包装用具]請求項5の玩具花火の包装用具においては、片段シートを波形厚紙の他面が外側になるように断面略渦巻き状に形成しているため、嵩の小さなスパークラー等の玩具花火を包装した場合でも、包装全体が大きな立体的なものとなり、看者の注意を引くものとなる。請求項5の包装用具による玩具花火の包装形態も極めて斬新なものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592072551 【氏名又は名称】井上玩具煙火株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月17日(1999.9.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082913 【弁理士】 【氏名又は名称】長野 光宏
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| 【公開番号】 |
特開2001−91198(P2001−91198A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−262897 |
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