| 【発明の名称】 |
電熱による打上げ花火筒 |
| 【発明者】 |
【氏名】小川 昇
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| 【要約】 |
【課題】早打ちと遅打ち何れにも有効な電熱による打上げ花火筒の開発。
【解決手段】筒本体の底板に円筒型ヒーターを収納した保護カバーを直立し下部を底上げ状とした補強筒バンドの底板間に下設し、ヒーター下端に接続した導線を外部の電源に接続し電熱による打上温度に達するように構成した。又筒本体は軽量強質のステンレス加工とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】花火筒を筒本体とその下部に外嵌した補強筒バンドを縦断面底上げ状に構成し、筒本体の底板と、補強筒バンドの底板間に配線取付部を設けると共に、筒本体の底板に複数の保護カバーを備えた円筒型ヒーターを筒本体の底板と補強バンドの底板間に跨って固設し、前記円筒型ヒーター内のヒーターの発熱温度が打上時の火薬の発火点に達するように設けると共に、ヒーターに接続した導線を前記筒本体下部の配線取付部より花火筒の外部に引出し電源に接続してなることを特徴とする電熱による打上げ花火筒。 【請求項2】請求項1記載の円筒型ヒーターの保護カバーは上面を打上時筒本体内にセットする花火球の底部球面に密接するように配置したことを特徴とする電熱による打上げ花火筒。 【請求項3】筒本体の底板下部に補強及び打上げ時のシヨック防止杆を下設したことを特徴とする電熱による打上げ花火筒。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電熱による打上げ花火筒の構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】出願人は花火筒の製造メーカーとして先願特許を平8−174415号として出願中であるが従来花火の打上げは花火筒を発火点に達する迄加熱した後手動により打上げていた。しかし早打ちには手動による打上は可能であるが、遅打ちの場合は打上げ迄の時間に筒が冷却するため再度加熱する時間を要し、手間と時間がかかるため遅打ちに適しないところがあった。現在花火を打上げる催物や行事については景気低迷による経費節減により花火の打上数を減らし打上げ間隔を延ばしゆつくり打上げる主催者側の要望が多くなりこれを解消する手段として早打ちも遅打ちもできる花火筒の新規な構造装置が必要とされている。これに代わるものとして電熱による打上花火筒も提案されているがこれらの電熱打上げ筒は筒装置の不備による暴発事故が発生しているので実用性に欠ける危険性があった。 【0003】 【本発明の解決すべき課題】上述の問題点に鑑み花火筒の新規構造としては、(イ) 打上げ時の暴発事故による花火筒の破裂飛散等による人身事故を防止する安全性かつ強度性のある筒体構造。 (ロ) 筒体の移動運搬時の軽量化。 (ハ) 時代の要請、主催者側の意向に沿った、早打、遅打ちのいずれにも対応できる電熱による打上げ筒装置の開発及び打上げ操作の省力化。 【0004】 【課題を解決するための手段】上述の目的を解決する手段として、電熱による打上げ花火筒は、筒本体とその下部に補強筒バンドを外嵌して筒本体の底板と補強筒バンドの底板間に配線取付部として所定の間隙を設けると共に、筒本体に複数の保護カバーを備えた円筒型ヒーターを筒本体の底板と補強筒バンドの底板との間に跨設する。かつ円筒型ヒーターは直立状に設けると共に本体底板下部に打上時のシヨックを緩和する補強杆を下設することを要旨とするものである。 【0005】 【実施態様項】 【実施例】以下本発明の実施例について図示説明する。図面おいて1は花火筒で現在ガラス繊維強化プラスチック(FRP)で構成した花火筒も市販されているが本発明は上質のステンレス材で成形する。花火筒は筒本体1と筒口等に適宜筒本体のひび割れを防止する補強バンド2を適宜補強材として密嵌する。筒本体の下部には、補強筒バンド3を密嵌し花火筒10は補強バンド上に底上げ状に取付けた筒本体の底板4と補強筒バンド3の底板5との間に配線の取付部用の間隙(空間)6を設けた花火筒とする。7は補強及び打上時のシヨック防止用としたステンレス杆である。8は保護カバー9で外装した円筒型ヒーターで発熱線をステンレスパイプ81内に封入し端部にリード線を取付けた発熱体(詳細図示省略)を収納した安全性のあるカートリッジタイプの円筒型ヒーターとした。ヒーターは図3に示すように球形の花火球が底部の球形に密接するようにヒーター上面が円弧形の軌跡となるようにセツトした。保護カバー9は筒本体の底板4に直立状に植設し下端を補強バンドの底板5との下部空間部(間隙)6に突出する直立状に固設し、下端に接続したリード線11を補強筒バンド3に設けた引出し孔12より花火筒外に引出し先端の差込み13を電源に接続する。打上時円筒型ヒーター8を花火球の打上げ発火温度に達する迄加熱し花火球を打上げる。なおヒーターは過熱を防止するサーモスタット付きとした。複数本よりなるカートリッジタイプでヒーターが故障しても残った1、2本のヒーターでも発火温度に達する加熱による打上げが可能である。 【0006】 【発明の効果】以上本発明は新規開発した電熱による打上げ花火筒であり、早打ち、遅打ちいずれにも適応できるヒーター加熱による打上げ方式で危険性、安全性にも充分配慮した構造装置とした。又本発明の電熱による打上げ筒は従来の発熱線ヒーターを水平状に設置する構成により発生した暴発事故を防止するため発熱体を収納したカートリッジによる円筒型ヒーターを保護カバーで被覆して直立状に底板上に設置したので打上時の燃えカスが下に落ちて残らない利点がある。又ヒーター過熱による暴発性を防止する安全性の高い有効性を備えている。又材質はステンレス材で構成してあるので打上げによる筒本体のひび割れのおそれがなく、熱し易くさめ易く移動等に有利である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599092745 【氏名又は名称】有限会社 オーエスグループ
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| 【出願日】 |
平成11年7月2日(1999.7.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074376 【弁理士】 【氏名又は名称】石井 孝
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| 【公開番号】 |
特開2001−21295(P2001−21295A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月26日(2001.1.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−188909 |
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