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【発明の名称】 武器選定装置
【発明者】 【氏名】池田 保道

【要約】 【課題】自船を防御するために最適な目標対処を可能とする手段を得る。

【解決手段】レーダ目標情報生成器から送られてくる航跡データに対し、飛翔体で攻撃する方法と、パッシブセンサ目標情報生成器から送られてくる探知データに対し、電波妨害/欺まんで対処する方法を連携させることにより、例えば飛来する目標の状況として、自船の飛翔体による攻撃能力が2目標であり、3目標が飛来したとき、2目標に対し、飛翔体による攻撃を実施し、飛翔体の2目標への攻撃状況をリアルタイムに判定し、3目標目に電波妨害/欺まん対処の優先対処を実施することにより、両者の用途を連携させ、自船の防御に最適な目標対処を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器と、レーダ目標情報生成器から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から当該目標に対し、飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器と、この飛翔体攻撃目標選定器で自船が攻撃目標に選定した目標の攻撃する順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器と、この飛翔体攻撃順位選定器で選定された順位で順次飛翔体を発射する飛翔体発射器と、目標に対する飛翔体での攻撃状況を表示する飛翔体攻撃状況表示画面と、目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器と、このパッシブセンサ目標情報生成器から送られてくるパッシブセンサでの探知情報と属性情報から当該目標に電波妨害/欺まん対処を実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器と、この電波妨害/欺まん対処目標選定器で自船が電波妨害/欺まんでの対処を実施することを決定した目標の対処順位を、飛翔体攻撃順位選定器で選定した飛翔体での攻撃順位をもとにして自船の防御に最適な対処が可能なよう電波妨害/欺まん対処順位を決定する電波妨害/欺まん優先対処目標選定器と、この電波妨害/欺まん優先対処目標選定器で選定された順位で順次電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器と、電波妨害/欺まん対処状況を表示する電波妨害/欺まん状況表示画面、飛翔体攻撃状況表示画面と電波妨害/欺まん状況表示画面とを備えた操作/表示器とから構成したことを特徴とする武器選定装置。
【請求項2】 目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器と、このレーダ目標情報生成器から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から自船が当該目標に飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器と、この飛翔体攻撃目標選定器で攻撃する目標と判定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器と、この飛翔体攻撃順位選定器で選定された順位で順次飛翔体を発射する飛翔体発射器と、飛翔体での攻撃状況を表示する飛翔体攻撃状況表示画面と、目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器と、このパッシブセンサ目標情報生成器から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から当該目標に電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器と、この電波妨害/欺まん対処目標選定器で選定された目標に対し、電波妨害/欺まん武器を順次発射する電波妨害/欺まん武器発射器と、電波妨害/欺まん対処状況を表示する電波妨害/欺まん対処状況表示画面、オペレータが飛翔体と電波妨害/欺まんの両者の使用方法を調整するため、飛翔体での攻撃状況と電波妨害/欺まんでの対処状況の両方をリアルタイムに表示する飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況表示画面とを備えた操作/表示器とから構成したことを特徴とする武器選定装置。
【請求項3】 目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器と、このレーダ目標情報生成器から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から当該目標に飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器と、この飛翔体攻撃目標選定器で攻撃する目標と判定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器と、この飛翔体攻撃順位選定器で選定された順位で順次飛翔体を発射する飛翔体発射器と、飛翔体攻撃状況を表示する飛翔体攻撃状況表示画面と、目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器と、このパッシブセンサ目標情報生成器から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から自船が当該目標に電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器と、この電波妨害/欺まん対処目標選定器で電波妨害/欺まんを実施する目標の対処順位を飛翔体攻撃順位選定器で選定した飛翔体での攻撃順位をもとにして自船の防御に最適な対処が可能なよう電波妨害/欺まん対処順位を決定する電波妨害/欺まん優先対処目標選定器と、この電波妨害/欺まん優先対処目標選定器で選定された順位で電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器と、電波妨害/欺まんでの対処状況を表示する電波妨害/欺まん状況表示画面、オペレータが両者の使用状況を監視するため、飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況の両方をリアルタイムに表示する飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況表示画面とを備えた操作/表示器とから構成したことを特徴とする武器選定装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、航空機や飛翔体等の移動物体を目標とし、自船に搭載されたレーダ及びパッシブセンサで探知した目標に対し、自船を防御する観点から攻撃を実施する武器選定装置に関する。
【0002】従来は、飛翔体を使用した攻撃を選定する飛翔体武器選定要領と、電波妨害/欺まんによる対処を選定する電波妨害/欺まん武器選定要領がまったく独立に実施されていたため、自船の飛翔体により攻撃可能な目標数の能力を越えた目標が飛来したとき、飛翔体、電波妨害/欺まん武器は、それぞれ最も自船に対し、危険な目標から対処を実施していくため、飛翔体による攻撃と電波妨害/欺まんの両者により対処される目標も存在すれば、まったく飛翔体による攻撃も電波妨害/欺まんによる対処も実施されない目標が存在することがあったが、例えば飛来する目標の状況として、自船の飛翔体による攻撃能力が2目標であり、3目標が飛来したとき、2目標に対し飛翔体による攻撃を実施し、飛翔体の2目標への攻撃状況をリアルタイムに判定し、3目標目に電波妨害/欺まん対処の優先対処を実施することにより、両者の用途を連携させ、自船の防御に最適な目標対処が必要である。
【0003】
【従来の技術】図7は従来の武器選定装置を示す構成図であり、図4において、1は目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器、2はレーダ目標情報生成器1から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から自船が当該目標に飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器、3は飛翔体攻撃目標選定器2で自船が攻撃する目標に選定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器、4は飛翔体攻撃順位選定器3で選定された順位で順次飛翔体を発射する飛翔体発射器、5は目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器、6はパッシブセンサ目標情報生成器5から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から自船が当該目標に電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器、7は電波妨害/欺まん対処目標選定器6で選定された目標に対し、電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器、8は飛翔体攻撃状況を表示する飛翔体攻撃状況表示画面と、電波妨害/欺まん状況を表示する電波妨害/欺まん状況表示画面の両方をリアルタイムに表示する操作/表示器である。
【0004】次に動作について説明する。図8に示す従来の武器選定方法は、レーダの目標情報生成器1でレーダの捜索モード、捜索範囲等を制御(ステップ10)することにより、目標の探知データを入力(ステップ11)し、追尾を確立(ステップ12)し、航跡データを生成(ステップ13)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として飛翔体攻撃目標選定器2へ出力し、飛翔体攻撃目標選定器2では、入力した航跡の位置/運動情報と属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ14)を実施し、脅威度の高い順に飛翔体による攻撃目標の選定(ステップ15)を行い、飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、飛翔体での攻撃が可能になるまでの時間、攻撃継続可能時間、僚船の位置等の自船の飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)を行い、攻撃可能な目標の攻撃順位を決定(ステップ17)し、飛翔体発射器4へ出力し、飛翔体発射器4では、攻撃順位に従い、順次飛翔体に発射を指示(ステップ18)し、発射指示に従い、飛翔体の発射(ステップ19)を行い、操作/表示器8の飛翔体攻撃状況表示画面では、飛翔体発射状況の表示(ステップ20)を行う。一方、パッシブセンサ目標情報生成器5でパッシブセンサの受信周波数等を制御(ステップ21)することにより、目標の探知データを入力(ステップ22)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として電波妨害/欺まん対処目標選定器6へ出力し、電波妨害/欺まん対処目標選定器6では、探知情報の方位及び属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ23)を実施し、脅威度の高い順に電波妨害/欺まん対処目標の選定(ステップ24)を行い、電波妨害/欺まん武器発射器7へ出力する。電波妨害/欺まん武器発射器7では、対処目標に選定された順に電波妨害/欺まんの対処(ステップ25)を指示し、対処指示に従い、電波妨害/欺まんを実施(ステップ26)し、操作/表示器8の電波妨害/欺まん状況表示画面では、電波妨害/欺まん実施状況の表示(ステップ27)を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の武器選定装置においては、レーダ目標情報生成器1から送られてくる航跡データに対し飛翔体で攻撃する方法と、パッシブセンサ目標情報生成器5から送られてくる探知データに対し電波妨害/欺まんで対処する方法がまったく独立して実施されていたため、自船の飛翔体により攻撃可能な目標数の能力を越えた目標が飛来したとき、飛翔体による攻撃と電波妨害/欺まんでの対処は、お互いに最も自船に対し、危険な目標から対処を実施していくため、飛翔体攻撃と電波妨害/欺まんの両者により対処される目標も存在すれば、まったく飛翔体攻撃も電波妨害/欺まんの対処も実施されない目標が存在し、それぞれの武器間での連携がなかったため、自船を防御するために最も有効な手段が確立されていなかった。
【0006】この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、レーダ目標情報生成器から送られてくる航跡データに対し、飛翔体で攻撃する方法と、パッシブセンサ目標情報生成器から送られてくる探知データに対し、電波妨害/欺まんで対処する方法を連携させることにより、例えば飛来する目標の状況として、自船の飛翔体による攻撃能力が2目標であり、3目標が飛来したとき、2目標に対し、飛翔体による攻撃を実施し、飛翔体の2目標への攻撃状況をリアルタイムに判定し、3目標目に電波妨害/欺まん対処の優先対処を実施することにより、両者の用途を連携させ、自船の防御に最適な目標対処が行えることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、飛翔体攻撃順位選定器で判定される攻撃可能性判定状況、攻撃順位、攻撃実施状況をリアルタイムに電波妨害/欺まん優先対処目標選定器に伝達することにより、飛翔体の攻撃状況を考慮した電波妨害/欺まん目標の対処順位を決定し、その対処順位をもとに電波妨害/欺まんを実施することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることを可能にした。
【0008】第2の発明は、飛翔体での攻撃状況と電波妨害/欺まんの対処状況を飛翔体及び電波妨害/欺まん状況表示画面にリアルタイムに同時に表示することにより、オペレータに提供し、オペレータが両者の連携を調整することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることを可能にした。
【0009】第3の発明は、飛翔体攻撃順位選定器で判定される攻撃可能性判定状況、攻撃順位、攻撃実施状況をリアルタイムに電波妨害/欺まん優先対処目標選定器に伝達することにより、飛翔体の攻撃状況を考慮した電波妨害/欺まん目標の対処順位を決定し、その対処順位をもとに電波妨害/欺まんを実施するとともに、飛翔体での攻撃状況と電波妨害/欺まんの対処状況を飛翔体及び電波妨害/欺まん状況表示画面にリアルタイムに同時に表示することによりオペレータに提供し、オペレータが両者の連携の状況をリアルタイムに把握し、必要あればオペレータが調整することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることを可能にした。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明による武器選定装置の実施の形態について説明する。図1及び図5はこの発明の実施の形態1の武器選定装置の構成図及び動作を示す図、図2及び図6はこの発明の実施の形態2の武器選定装置の構成図及び動作を示す図、図3及び図7はこの発明の実施の形態3の武器選定装置の構成図及び動作を示す図である。
【0011】実施の形態1.次にこの発明の実施の形態1を図1及び図4に従って説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す武器選定装置の構成図である。1は目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器、2はレーダ目標情報生成器1から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から自船が飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器、3は飛翔体攻撃目標選定器2で自船が攻撃する目標と判定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器、4は飛翔体攻撃順位選定器3で選定された順位で飛翔体を発射する飛翔体発射器、5は目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器、6はパッシブセンサ目標情報生成器5から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から自船が電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器、9は電波妨害/欺まん対処目標選定器6で自船が電波妨害/欺まん対処を実施する目標の対処順位を飛翔体攻撃順位選定器3で選定した攻撃順位を考慮して決定する電波妨害/欺まん優先対処目標選定器、7は電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9で選定された順位で電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器、8は電波妨害/欺まん状況を表示する電波妨害/欺まん状況表示画面と飛翔体攻撃状況表示画面と電波妨害/欺まん状況表示画面から構成する操作/表示器である。
【0012】次に実施の形態1の動作を図4に従って説明する。レーダの目標情報生成器1でレーダの捜索モード、捜索範囲等を制御(ステップ10)することにより、目標の探知データを入力(ステップ11)し、追尾を確立(ステップ12)し、航跡データを生成(ステップ13)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として飛翔体攻撃目標選定器2へ出力し、飛翔体攻撃目標選定器2では、入力した航跡の位置/運動情報及び属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ14)を実施し、脅威度の高い順に飛翔体による攻撃目標の選定(ステップ15)を行い、飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、飛翔体での攻撃が可能になるまでの時間、攻撃継続可能時間、僚船の位置等の自船の飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)を行い、電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9及び飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、攻撃可能な目標の攻撃順位を決定(ステップ17)し、飛翔体発射器4及び電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9へ出力し、飛翔体発射器4では、攻撃順位に従い、飛翔体に発射を指示(ステップ18)し、発射指示に従い、飛翔体の発射(ステップ19)を行い、操作/表示器8の飛翔体攻撃状況表示画面では、飛翔体発射状況の表示(ステップ20)を行う。一方、パッシブセンサ目標情報生成器5でパッシブセンサの受信周波数等を制御(ステップ21)することにより、目標の探知データを入力(ステップ22)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として電波妨害/欺まん対処目標選定器6へ出力し、電波妨害/欺まん対処目標選定器6では、探知情報の方位と属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ23)を実施し、脅威度の高い順に電波妨害/欺まん対処目標の選定(ステップ24)を行い、電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9へ出力する。電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9では、飛翔体攻撃順位選定器3から得られた飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)及び飛翔体による攻撃順位決定(ステップ17)をもとに電波妨害/欺まん対処可能性判定(ステップ28)を実施し、電波妨害/欺まんの対処順位を決定(ステップ29)する。電波妨害/欺まん武器発射器7では、対処目標に選定された順に電波妨害/欺まんの対処(ステップ25)を指示し、対処指示に従い、電波妨害/欺まんを実施(ステップ26)し、操作/表示器8の電波妨害/欺まん状況表示画面では、電波妨害/欺まん実施状況の表示(ステップ27)を行う。
【0013】実施の形態2.次にこの発明の実施の形態2を図2及び図5に従って説明する。図2はこの発明の実施の形態2を示す武器選定装置の構成図である。1は、目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器、2はレーダ目標情報生成器1から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から自船が飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器、3は飛翔体攻撃目標選定器2で自船が攻撃する目標と判定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器、4は飛翔体攻撃順位選定器3で選定された順位で順次飛翔体を発射する飛翔体発射器、5は目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器、6はパッシブセンサ目標情報生成器5から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から自船が電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器、7は電波妨害/欺まん対処目標選定器6で選定された目標に対し、電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器、8は電波妨害/欺まん状況を表示する電波妨害/欺まん状況表示画面、飛翔体攻撃状況表示画面と電波妨害/欺まん状況表示画面及びオペレータが両者の使用方法を調整するため、飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況の両方をリアルタイムに表示する飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況表示画面から構成した操作/表示器である。
【0014】次に実施の形態2の動作を図5に従って説明する。レーダの目標情報生成器1でレーダの捜索モード、捜索範囲等を制御(ステップ10)することにより、目標の探知データを入力(ステップ11)し、追尾を確立(ステップ12)し、航跡データを生成(ステップ13)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として飛翔体攻撃目標選定器2へ出力し、飛翔体攻撃目標選定器2では、入力した航跡の位置/運動情報及び属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ14)を実施し、脅威度の高い順に飛翔体による攻撃目標の選定(ステップ15)を行い、飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、飛翔体での攻撃が可能になるまでの時間、攻撃継続可能時間、僚船の位置等の自船の飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)を行い、攻撃可能な目標の攻撃順位を決定(ステップ17)し、飛翔体発射器4へ出力し、飛翔体発射器4では、攻撃順位に従い、飛翔体に発射を指示(ステップ18)し、発射指示に従い、飛翔体の発射(ステップ19)を行い、操作/表示器8の飛翔体攻撃状況表示画面では、飛翔体発射状況の表示(ステップ20)を行う。一方、パッシブセンサ目標情報生成器5でパッシブセンサの受信周波数等を制御(ステップ21)することにより、目標の探知データを入力(ステップ22)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として電波妨害/欺まん対処目標選定器6へ出力し、電波妨害/欺まん対処目標選定器6では、探知情報の方位と属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ23)を実施し、脅威度の高い順に電波妨害/欺まん対処目標の選定(ステップ24)を行い、電波妨害/欺まん武器発射器7へ出力する。電波妨害/欺まん武器発射器7では、対処目標に選定された順に電波妨害/欺まんの対処(ステップ25)を指示し、対処指示に従い、電波妨害/欺まんを実施(ステップ26)し、操作/表示器8の電波妨害/欺まん状況表示画面に電波妨害/欺まん状況の表示(ステップ27)を行う。操作/表示器8の飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況表示画面では飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況からオペレータが両者の使用方法を調整するため、飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況の両方をリアルタイムに同時表示(ステップ30)を行う。
【0015】実施の形態3.次にこの発明の実施の形態3を図3及び図6に従って説明する。図3はこの発明の実施の形態3を示す武器選定装置の構成図である。1は目標の探知データから追尾を行い、航跡を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するレーダ目標情報生成器、2はレーダ目標情報生成器1から送られてくる目標航跡データの位置/運動情報、属性情報から自船が飛翔体攻撃を実施するか否かを判定する飛翔体攻撃目標選定器、3は飛翔体攻撃目標選定器2で自船が攻撃する目標と判定した目標の攻撃順位を決定する飛翔体攻撃順位選定器、4は飛翔体攻撃順位選定器3で選定された順位で飛翔体を発射する飛翔体発射器、5は目標のパッシブセンサ探知データから、探知情報を生成し、その目標が敵か味方かといった属性情報とともに出力するパッシブセンサ目標情報生成器、6はパッシブセンサ目標情報生成器5から送られてくるパッシブセンサ探知情報と属性情報から自船が電波妨害/欺まんを実施するか否かを判定する電波妨害/欺まん対処目標選定器、9は電波妨害/欺まん対処目標選定器6で自船が電波妨害/欺まんを実施する目標の順位を飛翔体攻撃順位選定器3で選定した攻撃順位を考慮して決定する電波妨害/欺まん優先対処目標選定器、7は電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9で選定された順位で電波妨害/欺まん武器を発射する電波妨害/欺まん武器発射器、8は飛翔体攻撃状況表示画面と電波妨害/欺まん状況表示画面及びオペレータが両者の使用方法を調整するため、飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況の両方をリアルタイムに表示する飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況表示画面から構成した操作/表示器である。
【0016】次に実施の形態3の動作を図6に従って説明する。レーダの目標情報生成器1でレーダの捜索モード、捜索範囲等を制御(ステップ10)することにより、目標の探知データを入力(ステップ11)し、追尾を確立(ステップ12)し、航跡データを生成(ステップ13)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として飛翔体攻撃目標選定器2へ出力し、飛翔体攻撃目標選定器2では、入力した航跡の位置/運動情報及び属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ14)を実施し、脅威度の高い順に飛翔体による攻撃目標の選定(ステップ15)を行い、飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、飛翔体での攻撃が可能になるまでの時間、攻撃継続可能時間、僚船の位置等の自船の飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)を行い、電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9及び飛翔体攻撃順位選定器3へ出力する。飛翔体攻撃順位選定器3では、攻撃可能な目標の攻撃順位を決定(ステップ17)し、飛翔体発射器4及び電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9へ出力し、飛翔体発射器4では、攻撃順位に従い、飛翔体に発射を指示(ステップ18)し、発射指示に従い、飛翔体の発射(ステップ19)を行い、操作/表示器8の飛翔体攻撃状況表示画面では、飛翔体発射状況の表示(ステップ20)を行う。一方、パッシブセンサ目標情報生成器5でパッシブセンサの受信周波数等を制御(ステップ21)することにより、目標の探知データを入力(ステップ22)し、敵か味方かといった属性情報とあわせて目標情報として電波妨害/欺まん対処目標選定器6へ出力し、電波妨害/欺まん対処目標選定器6では、探知情報の方位及び属性情報から自船に対する脅威度判定(ステップ23)を実施し、脅威度の高い順に電波妨害/欺まん対処目標の選定(ステップ24)を行い、電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9へ出力する。電波妨害/欺まん優先対処目標選定器9では、飛翔体攻撃順位選定器3から得られた飛翔体による攻撃可能性判定(ステップ16)及び飛翔体による攻撃順位決定(ステップ17)をもとに電波妨害/欺まん対処可能性判定(ステップ28)を実施し、電波妨害/欺まんの対処順位を決定(ステップ29)する。電波妨害/欺まん武器発射器7では、対処目標に選定された順に電波妨害/欺まんの対処(ステップ25)を指示し、対処指示に従い、電波妨害/欺まんを実施(ステップ26)し、操作/表示器8の電波妨害/欺まん状況表示画面では、電波妨害/欺まん実施状況の表示(ステップ27)を行う。操作/表示器8の飛翔体攻撃状況及び電波妨害/欺まん状況同時表示画面では飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん対処状況からオペレータが両者の使用方法を調整するため、飛翔体攻撃状況と電波妨害/欺まん状況の両方をリアルタイムに同時表示(ステップ30)を行う。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、従来、独立に行われていた飛翔体による攻撃と電波妨害/欺まん対処を飛翔体の攻撃可能性判定状況、攻撃順位、攻撃実施状況をリアルタイムに電波妨害/欺まんの攻撃方法に反映することにより、飛翔体の攻撃状況を勘案した電波妨害/欺まん目標の対処順位を決定し、その対処順位をもとに電波妨害/欺まんを実施することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることが可能となる。
【0018】この発明によれば、従来、独立に行われていた飛翔体による攻撃と電波妨害/欺まん対処を飛翔体での攻撃状況と電波妨害/欺まんの対処状況を飛翔体及び電波妨害/欺まん状況表示画面にリアルタイムに同時に表示することにより、オペレータに提供し、オペレータが両者の連携を調整することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることが可能となる。
【0019】この発明によれば、従来、独立に行われていた飛翔体による攻撃と電波妨害/欺まん対処を飛翔体の攻撃可能性判定状況、攻撃順位、攻撃実施状況をリアルタイムに電波妨害/欺まんの攻撃方法に反映することにより、飛翔体の攻撃状況を勘案した電波妨害/欺まん目標の対処順位を決定し、その対処順位をもとに電波妨害/欺まんを実施するとともに、飛翔体での攻撃状況と電波妨害/欺まんの対処状況を飛翔体及び電波妨害/欺まん状況表示画面にリアルタイムに同時に表示することにより、オペレータが両者の連携の状況をリアルタイムに把握し、必要あればオペレータが調整することにより、自船の武器を最大限に活用し、自船の防御に最適な目標対処が行えることが可能となる。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【出願日】 平成12年1月13日(2000.1.13)
【代理人】 【識別番号】100102439
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 金雄 (外1名)
【公開番号】 特開2001−194091(P2001−194091A)
【公開日】 平成13年7月17日(2001.7.17)
【出願番号】 特願2000−4504(P2000−4504)