| 【発明の名称】 |
天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大内 龍之助
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| 【要約】 |
【課題】フィン付き交換器Cの洗浄作業を確実にすること。
【解決手段】上下動しつつ垂直軸を中心に回転する第1液噴出ノズル1を、下面を解放した筐体B内に設けた略環状のフィン付き熱交換器Cの中央位置に臨むように取付け、該第1液噴出ノズル1から熱交換器Cの内面に向かって洗浄液を吹き付けて洗浄する洗浄装置にあって、熱交換器Cの外周面と筐体Bの内周面との間に形成される間隔に向かって洗浄液を噴出する第2液噴出ノズル2の複数個を設け、前記第1液噴出ノズル1による洗浄液の吹付け後、第2液噴出ノズル2から洗浄液を噴出させるようにしたことで、第1液噴出ノズル1による洗浄液では洗浄し難い部分の洗浄を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上下動しつつ垂直軸を中心に回転する第1液噴出ノズルを、下面を解放した筐体内に設けた略環状のフィン付き熱交換器の中央位置に臨むように取付け、該第1液噴出ノズルから熱交換器の内面に向かって洗浄液を吹き付けて洗浄する天井取付型エアコンデショナーの熱交換器洗浄装置において、前記熱交換器の外周面と筐体の内周面との間に形成される間隔に向かって洗浄液を噴出する第2液噴出ノズルの複数個を設けたことを特徴とする天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置。 【請求項2】 上記複数個の第2液噴出ノズルをグループ分けし、第2液噴出ノズルをグループ毎に動作させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、上下動しつつ垂直軸を中心に回転する液噴出ノズルを、下面を解放した筐体内に設けた略環状のフィン付き熱交換器の中央位置に臨むように取付け、該液噴出ノズルから熱交換器の内周面に向かって洗浄液を吹き付けて洗浄する天井取付型エアコンデショナーの熱交換器洗浄装置は知られている(特開平8−178590号)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このものは、フィン付き熱交換器の内周面から洗浄液を吹き付けるものであるため、先に本願出願人が提案した装置(特願平11−098852号)のごとく、液噴出ノズルから直接洗浄液が吹き付けられないフィン付き熱交換器の外周面並びに筐体の内周面に、洗浄液・洗浄水を行き亘らせる工夫をしても、特にタバコの脂等の洗い流すことの難しい汚れは残り勝ちで、洗浄作業後の点検時に、人手によってこれを取り除く作業を必要とし、その分点検作業に手間取る不都合がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる不具合を解消するため、請求項1記載の発明は、かかる不具合を解消するため、上下動しつつ垂直軸を中心に回転する第1液噴出ノズルを、下面を解放した筐体内に設けた略環状のフィン付き熱交換器の中央位置に臨むように取付け、該液噴出ノズルから熱交換器の内面に向かって洗浄液を吹き付けて洗浄する天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置において、前記熱交換器の外周面と筐体の内周面との間に形成される間隔に向かって洗浄液を噴出する第2液噴出ノズルの複数個を設けたことで、第1液噴出ノズルによる洗浄液の吹付けだけでは取り除くことの難しいフィン付き熱交換器の外周並びに筐体の内周面に付着した汚れを取除くことができる。 【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記複数個の第2液噴出ノズルをグループ分けし、第2液噴出ノズルをグループ毎に動作させるようにしたことで、洗浄液噴出用のポンプを大型化することなく、各第2液噴出ノズルから十分な噴出力で洗浄液を噴射させることができる。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明実施の形態の一例を図1至図10につき説明する。図1において、Aは天井取付型のエアコンデショナーを示し、該エアコンデショナーAは、下面を解放した筐体B内に環状、または図2に示すごとく略環状のフィン付熱交換器Cを備え、該フィン付熱交換器Cはその大半が縦方向のフィンC1 を備える。このフィン付熱交換器Cの中央の空間にはブロワDを有し、更に該筐体Bの下面のパッキンE(図3に示す)に密着する着脱自在の蓋部材Fを備え、該蓋部材Fは、中央部に吸気口Gを備え、周囲の4箇所に吹出口Hを備える。尚、図1においてJは筐体Bをスラブに吊るステーボルトを示す。 【0007】本洗浄装置によるフィン付熱交換器Cの洗浄は、洗浄に先だって、蓋部材Fとブロワ(モータも含む)Dとを取外した後、上下動しつつ垂直軸を中心に回転する第1液噴出ノズル1を、該フィン付き熱交換器Cの中央位置に臨むように取付け、第1液噴出ノズル1から熱交換器Cの内周面に洗浄液と洗浄水を吹付けることと、熱交換器の外周面と筐体の内周面との間に形成される間隔に向かって洗浄液を噴出する第2液噴出ノズルの複数個を設け、第2液噴出ノズル2から熱交換器Cの外周面並びに筐体Bの内周面を洗浄するものである。なお、熱交換器C等に付着した洗浄水を吹き切る等のために、上記フィン付き熱交換器Cの中央位置に第1液噴出ノズル1と共に上下動しつつ垂直軸を中心に回転する空気吹出ノズル3を臨ませる。 【0008】以下本洗浄装置を詳述する。4は据付手段5によって上記筐体Bの下面に密着させて該筐体Bの下面を覆い得るように取付ける受皿を示し、前記第1液噴出ノズル1と第2液噴出ノズル2並びに空気吹出ノズル3は該受皿4に支持させて、筐体Bの所定位置に臨ませる。この受皿4は、その中央に透孔4aを有し、該受皿4に、該透孔4aを挿通して受皿4の下方から上方に臨む支持杆6を取付け、該支持杆6の上部に、前記第1液噴出ノズル1を、洗浄液並びに洗浄水をフィン付熱交換器Cの内周面に向かって吹付け得るように横向きに取付け、空気噴出ノズル3も、透孔4aを通して該受皿4の下方から受皿4の上方に臨ませた支持杆7の上部に、フィン付熱交換器Cの内周面に向かって空気を吹付ける得るように横向きに取付け、各支持杆6、7はアルミその他の金属パイプで形成し、支持杆6内を洗浄液の通路とし、支持杆7内を空気の流通路とした。なお、受皿4は、前記第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3に前記する回転動作と上下動作を行わせる駆動装置8等を支持する中央部分4Aと、これに着脱自在に結着する外周部分4Bとからなり、外周部分4Bは、洗浄するエアコンデショナーAの筐体Bの形状に合わせて、円形、または正方形等の多角形としたものを予め用意しておき、これを適宜取り替え得ることで、形状、大きさの異なるエアコンデショナーAを洗浄できるようにした。 【0009】受皿4の中央部4Aの下面には、受皿4の透孔4aに重なる透孔9aを備えた補強板9を取り付け、受皿4の透孔4aの周囲には上方に立上がる立上壁4bを設け、透孔4aの上方にはこれの上面を覆う覆い蓋4cを設け、該覆蓋4cは第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3と共に回転するように設ける。なお、覆い蓋4cは、後述するラック杆10を昇降動させるモータ11の上面からラック杆10を囲むごとく突出する4本の受け棒12の上端に支承させて、立上壁4bの上端から浮いた状態に支持させる。4dは立上壁4bの周囲に取り付けた立上壁4bと覆い蓋4cとの隙間を液密に塞ぐゴム等からなるシール材、4eは受皿4上に溜まる洗浄液の排出口、4fは受皿4の外周部分4Bの外周に設けた立上壁4gの内面に設けたスポンジ等からなるシール材を示し、該シール材4fで立上壁4gと筐体Bの外周面との間に形成される間隔から飛散漏出するのを防ぐ。なお、前記第2液噴出ノズル2は、噴出液がコーン状に広がる広角噴射ノズル(例えば噴射角120°)を用い、これを前記筐体Bの内周面と熱交換器Cの外周面との間に形成される間隔に臨むように受皿4の外周部分4Bに固着支持させた。これを図4に付き更に説明すると、方形をした外周部分4Bでは、その各辺にそれぞれ2個づつ計8個の第2液噴出ノズル2を設けて、熱交換器Cの外周面と筐体Bの内周面との全ての面に洗浄液が吹き付けられるようにした。また、空気噴出ノズル3としては、斜め上方に向けて開口し且つ偏平で回転方向に幅を持って空気を噴出させ得るノズルを用い、該空気噴出ノズル3は伸縮管を介して支持杆7側に取り付けることで、空気噴出ノズル3のフィン付熱交換器Cとの間の距離を調節できるようにした。 【0010】前記駆動装置8は、第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を垂直軸を中心に回転させる回転用駆動部8Aと、第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を上下動させる上下動用駆動部8Bとからなる。回転用駆動部8Aは、前記補強板9の下方にこれと間隔を存して取り付けたボールベヤリング13と、該ボールベヤリング13の下面に設けた内歯歯車14と、該ボールベヤリング13と補強板9との間隔に形成される空間に設けたモータ15と、前記内歯歯車14と噛合う該モータ15の回転軸上のギヤ16とで構成され、ボールベヤリング13は、そのアウタレース13bを内歯歯車14と共に支持棒17で受皿4に吊持固定させ、前記モータ15はボールベヤリング13のインナレース13a上に固着支持させた。尚、ボールベヤリング13は水密構造とした。上下動用駆動部8Bは、支持杆6、7に連結した前記ラック杆10と、該ラック杆10を昇降動させる前記モータ11とで構成され、該モータ11は前記ボールベヤリング13のインナレース13a上に支持部材を介して支持固定させる。 【0011】なお18は、支持杆6、7をラック杆10に連結する上下の連結板、19は受皿4の上部に臨むラック杆10部分を水密に覆う蛇腹を示し、ラック杆10はこの蛇腹19に邪魔されて下動が制限され、これに伴って第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3の下動も制限される。特に第1液噴出ノズル1からは、なるべく洗浄液並びに洗浄水をフィン付熱交換器Cに勢い良く当てて洗浄効率を高めることを優先するため、洗浄液並びに洗浄水は特に上下方向の広がりが少ないノズルを使用する。このため、洗浄液並びに洗浄水をフィン付熱交換器Cの下端部分に吹付けられない。そこで、第1液噴出ノズル1を、その本体部分1aで前記支持杆6の上端部に傾動自在に軸支し、且つ該本体部分1aの前端側と上方の連結板18との間にコイルスプリングダンパ20を介在させて、該コイルスプリングダンパ20で水平状態を保たせ、且つ該本体部分1aの後端から下方に突出する突棒21を突出させ、第1液噴出ノズル1の下動に伴って該突棒21の下端が受皿4の上面に施した補強用の金属板(図示しない)に当接した後更に下がるとき、コイルスプリングダンパ20に抗して漸次該本体部分1aを傾動させて、第1液噴出ノズル1からの洗浄液を斜め下方に吹き出させることで、フィン付き熱交換器Cの下部まで吹き付け得るようにした。 【0012】22は前記エアコンデショナーAが設置されている部屋の床面に載置される台車を示し、該台車22上に、前記第1液噴出ノズル1並びに第2液噴出ノズル2に洗浄液並びに洗浄水を供給する高圧ポンプ23等を設ける。これを説明すると、図7、図8に示すごとく、台車22上に、該高圧ポンプ23と、前記受皿7上に回収された液を一時的に貯える液回収タンク24と、洗浄水たる水道水を該高圧ポンプ23の吸込口23aに供給する水道水供給管25と、水道水供給管25に介在させた逆止弁26並びに減圧弁27と、洗浄液タンク28と、該洗浄液タンク28を水道水供給管25の中間位置に接続する洗浄液供給管29と、該洗浄液供給管29に介在させた低圧ポンプ30並びに電磁弁31と、高圧ポンプ23の吐出口23bに接続した吐出管32、該吐出管32に介在させた電磁弁33と、該吐出管32に設けた電磁弁33の下流側から分岐して、前記第1液噴出ノズル1に連なる液通路32aと第2液噴出ノズル2に連なる液通路32bと、各液通路32a,32bに設けた電磁弁34,35、更に、水道水供給管25に接続したエア抜き管36、該エア抜き管36に介在させた電磁弁37とを備える。前記空気噴出ノズル3に圧縮空気を供給するコンプレッサー38は床面上に直接設置する。39は、該コンプレッサー38と空気噴出ノズル3とを接続する通路40に介在させた電磁弁を示す。 【0013】なお、前記エア抜き管36の先端は、前記液回収タンク24内に開口させ、液回収タンク24にはこれに回収された回収液の下限位置と上限位置を検出するリミットスイッチFS1 とFS2 と投込み式ポンプ24aとを備え、該リミットスイッチFS1 とFS2 で投込み式ポンプ24aを制御して液回収タンク24に回収された液が液回収タンク24に貯った都度、該ポンプ24aを作動させて回収液を外部に捨るようにした。なお、41は台車22の一側側面に設けたコントロールボクッスを示す。 【0014】回転用駆動部8Aのモータ15は、補強板9の内周面に設けた回転位置を検出する回転起点用のリミットスイッチLMS1(b接点)と前記プログラマブルコントローラ42を用いて制御し、上下動用駆動部8Bのモータ11は、受皿4の下部に設けた支持杆7の上動位置を検出するリミットスイッチLMS2(b接点)又は第1液噴出ノズル1の上端位置に設けた防水型のリミットスイッチLMS3(b接点)と、下限位置検出センサーアンプE3X1 と、前記プログラマブルコントローラ42を用いて制御する。これを説明すると、前記モータ15の制御基板DR1に接続した端子線43aに設けた運転スイッチSW1を閉じると、モータ15が駆動されて第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を図4に示す矢印方向に回転させる。一回転すると、前記リミットスイッチLMS1のアクチュエータが補強板9の内面に設けた接触子44(図5に示す)に接触してリミットスイッチLMS1を閉じ、その信号でプログラマブルコントローラ42を介して逆回転用端子線43bに信号を生じモータ15を逆転させ、第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を逆回転させる。そして再びリミットスイッチLMS1が接触子44に触れるとリミットスイッチLMS1を開くと、プログラマブルコントローラ42から逆回転用端子線43bへの信号が断たれるためモータ15は再び矢印方向に回転する。これを交互に繰り返す。なお、モータ15は、その制御基板DR1に設けた端子線43cに介在させたスイッチSW7を操作することで、その回転速度を切り替えることができる。 【0015】上下動用駆動部8Bのモータ11は、その制御基板DR2に接続した端子線45aに設けた運転スイッチSW2 を閉じると、ラック杆10を上動させる方向に回転し、これによって第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を上方向に移動する。第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3が上端位置に到達し、リミットスイッチLMS2又はLMS3(安全のために2個使用)の少なくとも一方が開くとプログラマブルコントローラ42を介してリレーX1を励磁し、逆回転用端子線45bに介在させた接点X1ー1を閉る。これに伴ってラック杆10は下動し、噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を下方向に移動させる。ラック杆10が下端位置に到達すると、下限位置検出センサーアンプE3X1から出力され、これに伴ってプログラマブルコントローラ42を介して前記リレーX1を消磁して逆回転用端子線43bに介在させた接点X1ー1を開く。このためモータ11の回転方向が切替わって、ラック杆10は再び上動し、第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を上方向に移動させる。なお、下限位置検出センサーアンプE3X1は、光センサー(図示しない)と連動し、該光センサーがラック杆10に設けた小孔46(図6に示す)を検知することで動作する。 【0016】なお、前記第1液噴出ノズル1を傾動させて洗浄液を斜め下方に吹き出させるとき、第1液噴出ノズル1が傾動する分、フィン付き熱交換器Cに対する下動速度が加速されてしまう。これを防ぐため、該第1液噴出ノズル1が傾動するとき作動する速度切替え用アンプE3X2を備え、速度切替え用アンプE3X2が作動したとき、リレーX2を励磁させて、制御基板DR2に回転速度減速用の端子線45cに介在させた接点X2ー1を切り替えることでモータ11の回転速度を減速させるようにした。なお、速度切替え用アンプE3X2は、光センサー(図示しない)と連動し、該光センサーがラック杆10に設けた前記小孔46と直交する面に設けたスリット47(図6に示す)を検知している間動作する。このようにして、第1液噴出ノズル1並びに空気噴出ノズル3を垂直軸を中心とする回転と上下動とを行わせつつ、第1液噴出ノズル1から洗浄液をフイン付き熱交換器Cの内周面に吹き付けることと洗浄水を吹き付けて洗浄液を洗い流すこと、及び第2液噴出ノズル2から洗浄液をフイン付き熱交換器Cの外周並び筐体Bの内面に吹き付けることと、洗浄水を吹き付けて洗浄液を洗い流すこととを組み合わせて、熱交換器C並びに筐体Bの内周面に付着する汚れを洗浄する。 【0017】以下、この洗浄操作を図9に示す制御回路に従って説明する。使用に先だって、外部ホース(図示しない)を介して水道水供給管26を水道源(蛇口)に接続し、スイッチSW5 を一定時間閉じてエア抜管36に介在させた電磁弁37を開き、水道水供給管26に通水することで外部ホース等に残存するエア抜きを行う。エア抜き後スイッチSW6 を閉じプログラマブルコントローラ42を介してリレーX5を励磁し、コンプレッサー38の作動回路に介入させた接点X5ー1を閉じてコンプレッサー38を作動状態とし(コンプレッサー38は内部循環回路を有する)、更にスイッチSW4 を閉じて、リレーX3 を励磁し、前記低圧ポンプ30の作動回路に介在させた接点X3 ー1を閉じる(低圧ポンプ30は内部循環回路を有する)。これによって低圧ポンプ30は作動状態とすると共にプログラマブルコントローラ42を介して電磁弁31を開き、洗浄液を洗浄液タンク28から第1液噴出ノズル1並びに第2液噴出ノズル2に供給できる状態とする。次いで、スイッチSW3 を閉じると、リレーWPが励磁して前記高圧ポンプ23に介在させた接点WPー1を閉じる。 【0018】これによって高圧ポンプ23は作動状態となり(高圧ポンプ23は内部循環回路を有する)更にプログラマブルコントローラ42を介して電磁弁33を開く。 【0019】この状態で手動スイッチSW8 を閉じて電磁弁35を開く(このとき電磁弁34は閉じた状態に保たれる)。これによって、洗浄液タンク29から供給される洗浄液を洗浄水(水道水)で薄めた状態で第2液噴出ノズル2からフイン付き熱交換器Cの外周面並びに筐体Bの内周面に向かって吹き付ける。 【0020】次いで一定時間経過後、手動スイッチSW8 を開いて電磁弁35を閉じ、手動スイッチSW9 を閉じて電磁弁34を開く。これによって、洗浄液タンク29から供給される洗浄液が洗浄水(水道水)で薄めた状態で第1液噴出ノズル1からフイン付き熱交換器Cの内周面に向かって吹き付けられる。なお、手動スイッチSW8 を閉じると同時にスイッチSW12を閉じるとプログラマブルコントローラ42では、図10に示すフローチャートに示す判断がなされ、空気噴出ノズル3が上動するときのみ、コンプレッサー38と空気噴出ノズル3とを接続する通路に介在させた電磁弁39を開いて、空気噴出ノズル3から空気をフイン付き熱交換器Cに吹付ける。これによってフィン付き熱交換器Cに吹き付けられる洗浄液は、フィン付き熱交換器Cの上方向に押し上げられ、しかも該空気流によってフィン付き熱交換器Cの第1液噴出ノズル1と反対側に押し広げられるため、洗浄液のフイン付き熱交換器CのフインC1 への滞留時間を長くして洗浄効果を高める。この洗浄液の吹き付けを一定時間行なった後、スイッチSW4 を開くと、リレーX3 が消磁して前記低圧ポンプ30の作動回路に介在させた接点X3 ー1を開く。これによって低圧ポンプ30が停止すると共にプログラマブルコントローラ42を介して電磁弁31を閉じる。 【0021】これによって洗浄液タンク28からの洗浄液の供給は断たれ、洗浄水(水道水)のみが第1液噴出ノズル1からフイン付き熱交換器Cに吹き付けられ、フイン付き熱交換器Cの洗浄液を洗い流す。この洗浄を一定時間行った後、スイッチSW8 とスイッチSW12を開いて電磁弁35と電磁弁39を閉じ、スイッチSW9 を閉じて電磁弁34を開く。これによって第1液噴出ノズル1からの洗浄水(水道水)の噴出が断たれ、第2液噴出ノズル2から洗浄水(水道水)が噴出して、フィン付き熱交換器Cの外周面並びに筐体Bの内周面を洗浄する。この洗浄を一定時間行った後、手動スイッチSW8 を開くと電磁弁35が閉じ該第2液噴出ノズル2による洗浄を終了する。その後、スイッチSW3 を開くと、リレーWPが消磁して前記高圧ポンプ23の作動回路に介在させた接点WPー1を開く。これによって高圧ポンプ23は作動を停止する。 【0022】この操作の完了後、スイッチSW12のみを閉じと、プログラマブルコントローラ42内では、図10に示す判断がなされて空気噴出ノズル3が下動するときのみ空気噴出ノズル3から空気を噴出させて洗浄液を吹き切る。これらの作業を経て洗浄作業は完了する。 【0023】なお、図1に示すごとく、横断面方形の熱交換器Cの各辺にそれぞれ2個の第2液噴出ノズル2を配設したものでは、各辺に臨む第2液噴出ノズル2の2個を、共通の補助電磁弁35a、35b、35c、35dを介して前記電磁弁35の下流れ側に接続し、該補助電磁弁35a乃至35dを順次開くようにした。これを説明すると、前記スイッチSW8 を閉じると、プログラマブルコントローラ42の内部タイマが働き、前記補助電磁弁35a、35b、35c、35dが順次開閉いて、各辺に臨む第2液噴出ノズル2から洗浄水を各辺毎に順次吹付け洗浄するようにした。かくすることで、全ての第2液噴出ノズル2から同時に洗浄水を吹き付けようとするとき生じる洗浄液の吐出圧の低下を防げる。 【0024】なお、前記投込み式ポンプ24aは、前記回収液の上限位置を検出するリミットスイッチFS1 が閉じたとき、プログラマブルコントローラ42を介してリレーX4を励磁してポンプ24aの作動回路に介入させた接点X4ー1を閉じたとき駆動され、回収液の液面が下がり、リミットスイッチFS2 を閉じると、プログラマブルコントローラ42を介して該リレーX4を消磁しポンプ24aの作動回路に介入させた接点を開いて停止させる。なお、図9で、SW10は緊急停止用のスイッチ、SW11は回転起点用のリミットスイッチLMS1に介入させた押ボタンスイッチを示し、該押ボタンスイッチSW11を押すことで、モータ15を任意の位置に停止させることが出来るようにした。前記スイッチSW1 乃至SW12は押しボタン式のスイッチとし、これらを前記したコントロールボックス41の上面に設けた。なお、上述の実施の態様では、第1液噴出ノズル1から、洗浄液を噴出させるときと洗浄水を噴出させるときとに前記空気を噴出させるようにしたが、これは洗浄液を噴出させるときのみ噴出させるようにしても良い。 【0025】なお、前記据付手段5は、受皿4に固定した3本以上の紐片5aと、該紐片5aの先端に設けた締め付け金具5bと、該締め付け金具5bに根部側を挿通し先端にステーボルトJに係止する鉤5cを備えた吊り紐5dとからなり、鉤5cをステーボルトJに掛け、吊り紐5dの根部を引いて、ステーボルトJと金具5bまでの吊り紐5dの長さを短くすることで受皿4を筐体Bの下面に密着させる。 【0026】なお、締め付け金具5bは、その締付けを解くことで締め付け金具5b内を自由に移動させることができる状態となる。 【0027】なお、フィン付き熱交換器Cは、フィン強度が弱いものがあり、強く洗浄液を吹き付けると変形等する場合がある。そこで、図3、図4に鎖線で示すごとく、前記第1液噴出ノズル1に併設して、洗浄液噴出力の弱い等第1液噴出ノズル1とは性質の異なる第3液噴出ノズル48を設け、フィン強度の弱いフィン付き熱交換器C等を洗浄するときは、第3液噴出ノズル48を切替弁(図示しない)を介して選択的に高圧ポンプ23の吐出側と切り替接続して、第3液噴出ノズル48を用いた洗浄を行い得るようにした。 【0028】なお、図8において、49、50は、水道水供給管25と吐出管32とのバイパス回路介在させた圧力調整弁並びに逆止弁を示す。 【0029】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によるときは、第1液噴出ノズルによるフィン付き熱交換器の内側の洗浄の終了後、第2液噴出ノズルによるフィン付き交換器の外側並びに筐体の内側面の洗浄を行うことで、第1液噴出ノズルによる洗浄液の吹付けだけでは取り除くことの難しい汚れを簡単に取除くことができて、従来例のように点検作業時に必要とするフィン付き交換器の該側並びに筐体の内側面の汚れを取り除く作業を必要とせず、その分点検作業を簡略化できる。 【0030】請求項2に記載の発明によるときは、特にポンプを大型にすることなく、各第2液噴出ノズルから十分な噴出力で洗浄液を噴射させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595031409 【氏名又は名称】日菱冷熱株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月10日(1999.9.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060025 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 欣一 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−82895(P2001−82895A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月30日(2001.3.30) |
| 【出願番号】 |
特願平11−257681 |
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