| 【発明の名称】 |
溶解材料の予熱方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】酒井 崇之
【氏名】杉山 保文
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| 【要約】 |
【課題】溶解材料(インゴット)を迅速に溶解でき、鋳造作業の作業能率を向上させること。
【解決手段】溶解材料を流動層炉内で加熱し、その後、溶解する溶解材料の予熱方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 溶解材料を流動層炉内で予熱し、その後、溶解することを特徴とする溶解材料の予熱方法。 【請求項2】 請求項1の溶解材料の予熱方法において、前記流動層内の流動層を遠赤外線発生物質したことを特徴とする。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は溶解材料の予熱方法に関し、鋳造の際にインゴットを溶解する前工程として使用される。 【0002】 【従来の技術】従来、鋳造の際に溶解材料(インゴット)を溶解する場合には、図2に示すように、インゴットIを溶解炉F内の装入筒部・内の上方部で排ガスによって予熱し、その後、ガスバーナ41,42によって溶解していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる従来の予熱方法にあっては、予熱媒体が排ガスであるため、予熱媒体の熱伝導率が小さい結果、溶解材料(インゴット)の予熱に手間がかかるとともに芯まで予熱されにくく、この結果、溶解材料(インゴット)の溶解に手間がかかり、よって、鋳造作業の作業能率を向上させにくいという不都合を有した。 【0004】この発明の課題はこれらの不都合を解消することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この課題を達成するために、この発明に係る溶解材料の予熱方法においては、溶解材料を流動層炉内で加熱し、その後、溶解するものであるため、予熱媒体の熱伝導率が高い結果、溶解材料(インゴット)を予熱しやすいとともに芯まで予熱しやすいものである。 【0006】なお、前記流動層内の流動層を遠赤外線発生物質すれば、遠赤外線効果によって前記溶解材料(インゴット)鋳造装置部材を相乗的に予熱することができるため、溶解材料(インゴット)を更に迅速溶解できるものである。 【0007】 【発明の実施の形態】図1はこの発明に係る溶解材料の予熱方法実施するための溶解炉の断面図である。 【0008】図1において、Mは溶解炉、10はその内部に形成された炉床である。インゴットIはこの炉床10に集積された状態で溶解される。20は湯溜部であり、前記溶解炉Mにおける前記炉床10の前方に設けられている。この湯溜部20には溶解された溶湯Aが貯留している。 【0009】30は装入筒部であり、前記溶解炉Fにおける前記炉床10の上方に連設されている。この装入筒部30を介してインゴットIが溶解炉M中に装入され、前記炉底10に集積される。31は炉蓋であり、装入筒部30の開口32を開閉可能に覆っている。41,42はガスバーナーであり、前記装入筒部30の根幹部に設置されている。このガスバーナー41,42は前記炉床10の方向に向かっており、前記炉床10に集積されたインゴットIを加熱溶解する。 【0010】なお、21は出湯管であり、前記溶解炉Mにおける前記湯溜部20の下部に設けられている。この出湯管21を介して前記湯溜部20の溶湯Aが出湯される。また、22は排ガス管であり、前記溶解炉Mにおける前記湯溜部20の上部に設けられている。この排ガス管22を介して前記溶解炉M中の排ガスが排出される。この排出される排ガスは加熱気体として後記流動層炉Fに送られる。 【0011】Fは流動層炉であり、下部が縮径された筒状をしている。51はこの流動層炉Fの上端開口であり、スライド蓋52が載置されている。このスライド蓋52をスライドすることによって前記上端開口51を開閉することができる。なお、53はこのスライド蓋52に形成された透孔であり、その機能は後記する。 【0012】54は加熱空気供給口であり、前記流動層炉Fの下端部に設けられてる。この加熱空気供給口54は前記排ガス管22の先端に繋がっている。このため、前記溶解炉F内の排ガスがブロアー23の作動によって前記流動層炉F内に流入される。55は分散板であり、前記流動層炉Fにおける下部に設置されている。この分散板55は流動層6を支えているとともに流入する排ガスを流動層6内に分散させる。ここに、流動層6はアルミナ,シリカ又はアルミナとシリカとジルコニアとの混合物であり、その粒径は50〜500μmである。このため、この流動層6は比熱が高いととともに硬くて研磨能力があり、その上、遠赤外線が出やすいものである。66,66…は排ガス泡であり、前記流動層6内を上方に向かって移動する。なお、前記流動層炉Fにおける前記流動層6の上部は空気雰囲気になっている。 【0013】7は収容籠であり、前記インゴットIを収容している。この収容籠7は搬送具8に吊るしロープ81を介して吊るされている。この吊るされた状態で、前記収容籠7、ひいては、前記インゴットIは前記流動層6内に埋設され、AC4Cの場合には約200〜550°Cに加熱される。ここに550°Cは固相線(560°C)より約10°C低い温度であり、200°Cは水蒸気が付かない温度である。そして、加熱されたインゴットIは前記搬送具8の作動によって前記流動層Fから引き上げられ、前記装入筒部30の開口32から、前記溶解炉M内に装入され、前記炉床10に集積される。そして、前記ガスバーナー41,42の作用によって溶解される。 【0014】 【発明の効果】この発明に係る溶解材料の予熱方法においては、溶解材料を流動層炉内で加熱し、その後、溶解するものであるため、予熱媒体の熱伝導率が高い結果、溶解材料(インゴット)を予熱しやすいとともに芯まで予熱しやすいものである。 【0015】よって、この溶解材料の予熱方法を使用すれば、溶解材料(インゴット)を迅速に溶解できるため、鋳造作業の作業能率を向上させることができるものである。 【0016】なお、前記流動層内の流動層を遠赤外線発生物質すれば、遠赤外線効果によって前記溶解材料(インゴット)鋳造装置部材を相乗的に予熱することができるため、溶解材料(インゴット)を更に迅速溶解できるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000116873 【氏名又は名称】旭テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月31日(1999.12.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083530 【弁理士】 【氏名又は名称】野末 祐司
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| 【公開番号】 |
特開2001−194072(P2001−194072A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月17日(2001.7.17) |
| 【出願番号】 |
特願平11−377240 |
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