| 【発明の名称】 |
厨芥処理機 |
| 【発明者】 |
【氏名】三島 基道
【氏名】浅田 修司
【氏名】石橋 勝之
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| 【要約】 |
【課題】ヒータカバーの通気孔の目詰まり防止して、乾燥時間が長くならない厨芥処理機を提供することを目的とするものである。
【解決手段】生ごみを収納する生ごみ収納容器2と、前記生ごみ収納容器2内の生ごみを加熱乾燥するヒータ6と、前記ヒータ6で熱せられた空気を生ごみ収納容器2内に送るファン9と、前記ヒータ6を覆うと共に有底筒状のヒータカバー20とを有し、前記ヒータカバー20の底面に複数の通気孔21と、外周部に排気用開口27をそれぞれ設け、前記通気孔21の直径又は幅寸法を2〜10mmに設定したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥するヒータと、前記ヒータで熱せられた空気を生ごみ収納容器内に送るファンと、前記ヒータを覆うと共に有底筒状のヒータカバーとを有し、前記ヒータカバーの底面に複数の通気孔と、外周部に排気用開口をそれぞれ設け、前記通気孔の直径又は幅寸法を2〜10mmに設定した厨芥処理機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は主に家庭の台所で発生する生ごみを乾燥処理する厨芥処理機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の厨芥処理機としては、図7に示す厨芥処理機がある。図7に従って説明する。 【0003】図において、1は断熱容器、2は断熱容器内に取り出し自在に設置した生ごみ収納容器である。3は生ごみ収納容器2の内壁に設けた固定刃、4は生ごみ収納容器2の底面から突き出した回転軸5に固定された回転刃である。6は生ごみ7を加熱する為のヒータ、8はモータである。モータ8はヒータ6の熱を生ごみ収納容器2内に均等に送り込む為のファン9を駆動する。ファン9は遠心ファンを使用しており、ファン9中央部より空気を吸引し、ファン9外周部よりファン9回転方向へ送り出す。 【0004】10は凝縮部で、生ごみ7から発生する水蒸気は凝縮部10で凝縮される。凝縮部10の下部には凝縮水流出パイプ11、排気パイプ12が接続されている。凝縮水流出パイプ12の先端には凝縮水容器13を着脱自在に設けている。排気パイプ12には脱臭装置14を設けている。15は排気通路側に設けた吸気手段で、モータ軸の両端にターボファン15a、プロペラファン15bを備え、脱臭装置14の先端14aがターボファン15aの吸気側の開口15cに連結した構成になっている。 【0005】ターボファンの吸引力によって空気口17より外気を乾燥容器1内に取り入れ、乾燥容器1内の水蒸気を吸引、排気する。プロペラファン15bは凝縮部10を冷却する。18は厨芥処理機本体、19はモータ8、ファン9、ヒータ6を収納した蓋である。蓋19の下面にはヒータカバー20が設置されている。 【0006】ヒータカバー20は略円筒形で下面全体に通気孔21がある。蓋19はヒンジ22で厨芥処理機本体18に支持され、厨芥処理機本体18の上に開閉自在で、パッキン23を挟み込み、尾錠24で蓋19と厨芥処理機本体18が固定されて、生ごみ収納容器2は密閉状態になる。25はヒータカバー20内に設けられた温度センサーである。 【0007】以上のように構成された厨芥処理機について、その動作を説明する。生ごみ収納容器2に投入された生ごみ7は、回転刃4と固定刃3の間で粉砕される。生ごみ収納容器2と蓋19によって囲まれた空間の空気は、ファン9の中央部から吸引され、ファン9の外周部より放出され、この時ヒータ6による熱は、ファン9によって生ごみ収納容器2内に均等に拡散され、生ごみ7は加熱される。 【0008】生ごみ7から発生した臭気成分を含んだ水蒸気は、断熱容器1の外側に位置し、プロペラファン15bで冷却されている凝縮部10へ流入し、凝縮され、凝縮水流出パイプ11を通って凝縮水容器13に溜まる。 【0009】一方、凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気はターボファン15aによって吸引され、排気パイプ12を経て脱臭装置14へ導かれ臭気成分は浄化されて、排出される。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】このような従来の厨芥処理機では、ヒータカバーの底面の通気孔から空気を吸引し、ヒータカバー外周部の通気孔からヒータカバーの下方向に送り出す際にヒータカバー中央部の通気孔が吸引される葉っぱ等で目詰まりし、ヒータカバーの外周部から放出される風量が低下して乾燥時間が長くなるという課題がある。 【0011】本発明は上記課題を解決するもので、ヒータカバーの通気孔の目詰まり防止して、乾燥時間が長くならない厨芥処理機を提供することを目的とするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明は,生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥するヒータと、前記ヒータで熱せられた空気を生ごみ収納容器内に送るファンと、前記ヒータを覆うと共に有底筒状のヒータカバーとを有し、前記ヒータカバーの底面に複数の通気孔と、外周部に排気用開口をそれぞれ設け、前記通気孔の直径又は幅寸法を2〜10mmに設定したもので、乾燥ごみの細片等で目詰まりすることが無く,又不用意に人の指先が通気孔を通してヒータカバー内のヒータに触れることがないものである。 【0013】 【発明に実施の形態】上記目的を達成するための本発明は,生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥するヒータと、前記ヒータで熱せられた空気を生ごみ収納容器内に送るファンと、前記ヒータを覆うと共に有底筒状のヒータカバーとを有し、前記ヒータカバーの底面に複数の通気孔を設け、前記通気孔の直径又は幅寸法を2〜10mmに設定したもので、乾燥ごみの細片等で目詰まりすることが無く,又不用意に人の指先が通気孔を通してヒータカバー内のヒータに触れることがないものである。 【0014】 【実施例】図1〜図3において、1は断熱容器、2は断熱容器内に取り出し自在に設置した生ごみ収納容器である。3は生ごみ収納容器2の内壁に設けた固定刃、4は生ごみ収納容器2の底面から突き出した回転軸5に固定された回転刃である。 【0015】6は生ごみ7を加熱する為のヒータ、8はモータである。モータ8はヒータ6の熱を生ごみ収納容器2内に均等に送り込む為のファン9を駆動する。ファン9は遠心ファンで、ファン9中央部より空気を吸引し、ファン9外周部よりファン9回転方向へ送り出す。10は凝縮部で、生ごみ7から発生する水蒸気は凝縮部10で凝縮される。 【0016】凝縮部10の下部には凝縮水流出パイプ11、排気パイプ12が接続されている。凝縮水流出パイプ12の先端には凝縮水容器13を着脱自在に設けている。排気パイプ12先端には脱臭装置14を設けている。15は排気通路側に設けた吸気手段で、モータ軸の両端にターボファン15a、プロペラファン15bを備え、脱臭装置14の先端14aがターボファン15aの吸気側の開口15cに連結した構成になっている。ターボファンの吸引力によって、乾燥容器1内の水蒸気を吸引、排気し、空気口17より外気を乾燥容器1内に取り入れる。排気パイプ12、脱臭装置14、ターボファン15aによって排気通路16が構成される。 【0017】プロペラファン15bは凝縮部10を冷却する。18は厨芥処理機本体、19はモータ8、ファン9、ヒータ6、温度センサー25を収納した蓋である。蓋19の下面にはヒータカバー20が設置されている。ファン9とヒータ6と温度センサ−25とヒータカバー20により乾燥手段26が構成される。 【0018】ヒータカバー20は略円筒形で下面全体に通気孔21、外周部20aに排気用開口27、排気用開口27に近接してガイド板28を設けている。通気孔21は、小さすぎると乾燥ごみの細片等で目詰まりしやすく、大きすぎると人の指先が通気孔21を通してヒータカバー20内のヒータ6、ファン9等に触れることができ、カバーの役目を成さない。従って、通気孔21は、直径又は幅が2〜10mm程度が望ましい。排気用開口27は大きい方が良いが前述の理由から、幅は10mm程度で長くするのが望ましい。 【0019】図3に示すように、ガイド板28は蓋19の底面から排気用開口27の縁へ向かって傾斜し、且つガイド板28の一辺がヒータカバー20の円筒部20bの内壁に当接して設けてある。蓋19はヒンジ22で厨芥処理機本体18に支持され、厨芥処理機本体18の上に開閉自在で、パッキン23を挟み込み、尾錠24で蓋19と厨芥処理機本体18が固定されて、生ごみ収納容器2は密閉状態になる。 【0020】以上のように構成された厨芥処理機について、その動作を説明する。生ごみ収納容器2に投入された生ごみ7は、回転刃4と固定刃3の間で粉砕される。生ごみ収納容器2と蓋19によって囲まれた空間の空気は、ファン9の中央部から吸引され、ファン9の外周部より送り出され、この時ヒータ6による熱は、ファン9によって生ごみ収納容器2内に均等に拡散され、生ごみ7は加熱される。生ごみ7から発生した臭気成分を含んだ水蒸気は、断熱容器1の外側に位置し、プロペラファン15bで冷却されている凝縮部10へ流入し、凝縮され、凝縮水流出パイプ11を通って凝縮水容器13に溜まる。 【0021】一方、凝縮しきれなかった臭気成分を含む水蒸気はターボファン15aによって吸引され、排気パイプ12を経て脱臭装置14へ導かれ臭気成分は浄化されて、排出される。運転中、生ごみ収納容器2内の乾燥ごみの細片がファン9で吸引され通気孔21からヒータカバー20内に侵入しても、ファン9による風はガイド板により滑らかに排気用開口27に向けて方向が変わるので、ガイド板28で導かれて排気用開口27より容易に排出される。 【0022】図4は第1の参考例を示すもので,ヒータカバー20の中央部に生ごみ収納容器2の側に突出する凸部29を設ける。凸部29全面にも通気孔21が設けてある。なお、他の構成は第一の実施例と同じである。 【0023】ヒータカバー20中央部の通気孔21に葉っぱ等が吸引され付着しても、凸部29があるために通気孔21が全て塞がれることがなく、ヒータカバー20の外周部20aから放出される風量が大きく低下することはない。 【0024】図5は、第2の参考例を示すもので,ヒータカバー20の円筒部20bの内壁近くに設けた温度センサー25近傍に掃除用開口30と着脱自在のカバー31を設ける。カバー31の先端突起32を掃除用開口30の切欠き33と係合させ、カバー31の穴34を通してネジ35でヒータカバー20に固定する。なお、他の構成は第一の実施例と同じである。 【0025】万一、繊維状のごみ等がヒータカバー20内に侵入して、それが温度センサー25に付着して排出されない場合、ネジ35をゆるめてカバー31を外し、掃除用開口30より容易にごみを取り除くことができる。 【0026】図6は第3の参考例を示すもので、ヒータカバー20は略帽子形で鍔部分35が蓋19の下面と係合自在となっている。ヒータカバー20の鍔部分36に設けた複数の穴37と蓋19の下面に設けた切り起こし38を係合させ、鍔部分36を貫通してネジ39でヒータカバー20を固定する。ヒータカバー20を略帽子形にすることによって、鍔部分36にヒータカバー20と蓋19の下面との係合手段を容易に設けることが出来る。 【0027】本参考例では複数の穴37を設けるだけなので、ヒータカバー20の加工も容易である。なお、他の構成は上記実施例,参考例と同じである。ヒータカバー20内に異物が侵入して排出されない場合や、長期間に塵埃が堆積した場合に、ヒータカバー20を外して内部を容易に清掃できる。 【0028】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、生ごみを収納する生ごみ収納容器と、前記生ごみ収納容器内の生ごみを加熱乾燥するヒータと、前記ヒータで熱せられた空気を生ごみ収納容器内に送るファンと、前記ヒータを覆うと共に有底筒状のヒータカバーとを有し、前記ヒータカバーの底面に複数の通気孔と、外周部に排気用開口をそれぞれ設け、前記通気孔の直径又は幅寸法を2〜10mmに設定したもので、乾燥ごみの細片等で目詰まりすることが無く,又不用意に人の指先が通気孔を通してヒータカバー内のヒータに触れることがないものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成6年11月1日(1994.11.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−194065(P2001−194065A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月17日(2001.7.17) |
| 【出願番号】 |
特願2000−335504(P2000−335504) |
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