| 【発明の名称】 |
生ゴミ乾燥機 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 孝雄
【氏名】内村 正一
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| 【要約】 |
【課題】小さい設置スペースで、長時間十分生ゴミを乾燥させることができると共に、燃料の消費量も少なく、かつ燃焼ガス中に含まれる有害物質も除去して大気中に放出し、公害の発生を防止できる生ゴミ乾燥機とする。
【解決手段】排気管4を有する一次燃焼室1と多細孔3Aで連絡し、内部に耐熱性材料の細粒体16を充填した乾燥室2内に、上下方向に多段に横方向に延長する内部にスクリューコンベア12を内蔵した筒体6を設ける。各筒体6の端部を上又は下の筒体6の端部と交互に連通して一本に形成する。スクリューコンベア12を往路と復路が上下に交互になるよう配設する。最上部の筒体6に乾燥室2外に通じる生ゴミ投入口7を設ける。最下部の筒体6に乾燥室2外に通じる生ゴミ排出口8を設ける。一次燃焼室1と筒体6間に筒体6内で発生した蒸気を一次燃焼室1に送る送給手段を講じる。一次燃焼室1の排気管4の途中に内部に耐熱性材料の細粒体27を充填したシャワー室22を介在して二次燃焼室28を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 排気管を有する一次燃焼室と多細孔で連絡し、内部に耐熱性材料の細粒体が充填された乾燥室内に、上下方向に多段に横方向に延長する内部にスクリューコンベアが内蔵された筒体が設けられると共に、各筒体は端部が上又は下の筒体の端部と交互に連通されて一本に形成され、前記スクリューコンベアは往路と復路が上下に交互になるよう配設され、最上部の筒体に乾燥室外に通じるゴミ投入口が設けられると共に、最下部の筒体に乾燥室外に通じるゴミ排出口が設けられ、前記一次燃焼室と筒体間に筒体内で発生した蒸気を一次燃焼室に送る送給手段が設けられていることを特徴とする生ゴミ乾燥機。 【請求項2】 一次燃焼室の排気管の途中に、内部に耐熱性材料の細粒体が充填されたシャワー室を介在して二次燃焼室が設けられていることを特徴とする請求項1記載の生ゴミ乾燥機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ分別機で分別されると共に、破砕された生ゴミを乾燥するための生ゴミ乾燥機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の生ゴミの乾燥機は、乾燥室内に生ゴミを収容し、撹拌して乾燥させるか或いは乾燥室内を通過させて生ゴミを乾燥させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】生ゴミは多量の水分を含有するため、生ゴミを固形化燃料等として利用する場合は、十分に乾燥させなければならないのである。しかし、長時間乾燥させるためには大きな乾燥室を必要とし、設置スペースに問題点を有すると共に、燃料の消費量も多くなるのである。 【0004】又、燃焼ガス中に含まれる有害物質が大気中に放出されることによる公害の発生という環境問題に関しても課題を有しているのである。 【0005】上記点より本発明は、小さい設置スペースで長時間十分に生ゴミを乾燥させることができると共に、燃料の消費量も少なく、かつ燃焼ガス中に含まれる有害物質も除去して大気中に放出され、公害の発生も防止し得る生ゴミ乾燥機を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明生ゴミ乾燥機は、排気管を有する一次燃焼室と多細孔で連絡し、内部に耐熱性材料の細粒体が充填された乾燥室内に、上下方向に多段に横方向に延長する内部にスクリューコンベアが内蔵された筒体が設けられると共に、各筒体は端部が上又は下の筒体の端部と交互に連通されて一本に形成され、前記スクリューコンベアは往路と復路が上下に交互になるよう配設され、最上部の筒体に乾燥室外に通じるゴミ投入口が設けられると共に、最下部の筒体に乾燥室外に通じるゴミ排出口が設けられ、前記一次燃焼室と筒体間に筒体内で発生した蒸気を一次燃焼室に送る送給手段が設けられていることを特徴とするものである。 【0007】又、本発明生ゴミ乾燥機は一次燃焼室の排気管の途中に、内部に耐熱性材料の細粒体が充填されたシャワー室を介在して二次燃焼室が設けられていることを特徴とするものである。 【0008】上記構成を有する本発明は、一次燃焼室の熱気は多細孔より乾燥室内に入り、乾燥室内に充填されている細粒体を加熱する。この細粒体の加熱により、乾燥室内に設けられた筒体が間接的に熱せられ、筒体内の生ゴミを乾燥するのである。 【0009】筒体内の生ゴミは生ゴミ投入口より押し込まれ、スクリューコンベアにより圧搾されながら搬送されるので、生ゴミ中に含まれる水分は筒体内で分離される。そして、分離された水分は筒体が受ける熱気で蒸気と化し、筒体から送給手段により一次燃焼室に送り込まれ、一次燃焼室で気化される。 【0010】又、筒体は上下方向に多段に設けられ、端部が交互に上下に連通されて一本に形成されているため、生ゴミは長距離搬送され、乾燥時間も長くなり、小さな乾燥室であっても十分な乾燥を受ける。又、筒体は直接火炎が当たらず、間接熱によること及び筒体の周囲を細粒体で充填してあることにより、筒体の熱による変形が防止されると共に、細粒体により保温性を有し、燃料の節約になる。 【0011】次に、一次燃焼室の燃焼ガスは排気管の途中のシャワー室を通過する時、シャワー室内に充填されている細粒体に燃焼ガス中に含まれる煤等が付着され、煤等が現れる。又、燃焼ガスはシャワー室で水により脱臭作用を受けて悪臭を除去され、二次燃焼室で更に燃焼を受け、完全燃焼され大気中に放出されるので、燃焼ガス中の有害物質は悉く除去される。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明生ゴミ乾燥機の正面図、図2は同上の側面図、図3は同上の背面図、図4は同上の平面図、図5は乾燥室の縦断正面図、図6は一次燃焼室と乾燥室の縦断側面図である。 【0013】而して、図中1は一次燃焼室であり、この一次燃焼室1の背面に乾燥室2が設けられ、一次燃焼室1と乾燥室2は多細孔3Aを有する隔壁3で仕切られ、一次燃焼室1の熱気が多細孔3Aより乾燥室2内へ流通できるように形成されている。 【0014】一次燃焼室1の側面の上方に排気管4が設けられると共に、一次燃焼室1の側面の下方に一次燃焼用バーナー5が設けられている。乾燥室2は、薄い方形体で内部に多段(図面では8段)に横方向に延長した筒体6が水平に設けられ、筒体6は端部が上又は下の筒体6の端部に交互に連結部6Aにより連通されて一本に形成されている。 【0015】そして、最上部の筒体6に乾燥室2外に通じる生ゴミ投入口7が設けられ、又最下部の筒体6に乾燥室2外に通じる生ゴミ排出口8が設けられている。生ゴミ投入口7の上方に生ゴミ投入管口9より投入された生ゴミを筒体6に押し込むための押圧シリンダー10が設けられている。又、生ゴミ排出口8の下方に搬送用のベルトコンベヤ11が設けられている。 【0016】又、各段の筒体6内に夫々スクリューコンベア12が内蔵されている。各段のスクリューコンベア12は往路と復路が上下に交互になるよう配設されている。各スクリューコンベア12はモーター13の回転がチェーン14とスプロケット15による連動機構により伝達され、同一回転する。 【0017】又、乾燥室2内の筒体6の周囲に耐熱性材料のガラス又はセラミックス等の細粒体16が充填されている。細粒体16は隔壁3の多細孔3Aより逃出しない大きさである。 【0018】又、筒体6の連結部6Aに筒体6内で発生した蒸気が送出される蒸気送出口17が設けられ、この蒸気送出口17に蒸気送出管18の一端が連結され、各蒸気送出管18の他端は一本にもとめられ、一次燃焼室1の上部に設けた蒸気導入管19に連結されている。この蒸気導入管19はブロアー20の送風管21と連絡し、蒸気は送風で強制的に一次燃焼室1内に送り込まれる。 【0019】次に、図中22はシャワー室であり、シャワー室22は排気管4の途中に設置されている。シャワー室22の下部は多細孔23Aを有する底板23を介して水槽24と連結し、この水槽24内に水中ポンプ25が設けられ、該水中ポンプ25により水中ポンプ25からシャワー室22の上方に配設した流水管26を通り、水がシャワー室22の上方へ送り込まれ、シャワー室22の底板23の多細孔23Aより再び水槽24内に落下し、循環する。 【0020】又、シャワー室22内には耐熱性材料のガラス又はセラミックス等の細粒体27が充填されている。よって、排気管4からシャワー室22内を通過する一次燃焼室1からの燃焼ガスはシャワー室22内で細粒体27に燃焼ガス中に含まれる煤等が付着して除去されると共に、水により燃焼ガス中に含まれる悪臭も除去される。 【0021】そして、シャワー室22を通過した燃焼ガスは排気管4Aより二次燃焼室28内に入り、二次燃焼室28内で再度燃焼され、燃焼ガス中に含まれる有害物質は悉く除去され、排気管4Bから大気中に放出される。尚、図中29は二次燃焼室28の下部に設けた二次燃焼用バーナーである。 【0022】 【発明の効果】本発明によれば、生ゴミが搬送される筒体が多段に設けられて端部が交互に上又は下の筒体の端部に連通されて一本に形成されているため、生ゴミは長距離搬送され、乾燥時間も長くなり、小さな乾燥室であっても十分な乾燥を受けることができ、設置スペースも小さくて済む。又、筒体は間接熱で熱せられることと、筒体の周囲が細粒体で充填されていることにより、熱による変形が防止され、耐久性が増大する。更に、細粒体により保温性を有し、燃料の節約となる経済的効果も有する。 【0023】又、一次燃焼室の燃焼ガスはシャワー室で煤と悪臭が除去され、二次燃焼室で更に燃焼され大気中に放出されるので、燃焼ガス中の有害物質は悉く除去され、公害の発生も防止される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591234488 【氏名又は名称】株式会社ヨシダ鉄工 【識別番号】597001741 【氏名又は名称】ユーイーシー株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年6月21日(1999.6.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088133 【弁理士】 【氏名又は名称】宮田 正道
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| 【公開番号】 |
特開2001−4276(P2001−4276A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月12日(2001.1.12) |
| 【出願番号】 |
特願平11−173829 |
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