| 【発明の名称】 |
冷蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】福代 和宏
【氏名】芦田 はる子
【氏名】八下田 豊
【氏名】南雲 博文
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| 【要約】 |
【課題】冷蔵庫において、冷気供給ダクトをスムースに回転し、冷気吐出口から吐出される冷気を別の冷気吐出口側に漏洩することを防止して、対応する冷気吐出開口から所定の冷気を確実に吐出すること。
【解決手段】冷蔵室2に冷気を供給する回転可能な冷気供給ダクト14を備えた冷蔵庫において、冷蔵室2の背面に上下に延びるように設けたダクト収納部13とこのダクト収納部13内に配置した縦長の冷気供給ダクト14との間に間隙22を設けると共に、冷気供給ダクト14に形成した複数の冷気吐出口16の間に冷気漏洩防止手段23を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に上下に延びるように設けたダクト収納部と、前記ダクト収納部内に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室に連通する冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記冷気供給ダクトの複数の冷気吐出口の間に冷気漏洩防止手段を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項2】冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に上下に延びるように設けたダクト収納部と、前記ダクト収納部内に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室の区画された空間に連通する複数の冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記複数の冷気吐出口及びこれに対応する複数の冷気吐出用開口のそれぞれの間を仕切る漏洩防止手段を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項3】冷蔵室を形成した冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に上下に延びるように設けたダクト収納部と、前記ダクト収納部内に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室の区画された空間に連通する複数の冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口を形成するように冷気吐出用開口側に突出して一体に形成した漏洩防止板を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項4】冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記冷気吐出口は、前記冷蔵室内の区画された空間の一つにのみ連通する前記冷気供給ダクトの回転状態を有することを特徴とする冷蔵庫。 【請求項5】冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記前記冷蔵室の背面に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記冷気吐出口は、前記冷気供給ダクトの回転により、前記冷蔵室内の区画された空間の一つ及び複数に選択的に連通する構成としたことを特徴とする冷蔵庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に係り、特に冷蔵室に冷気を供給する回転可能な冷気供給ダクトを備えた冷蔵庫に好適なものである。 【0002】 【従来の技術】この種の従来の冷蔵庫としては、例えば、特開平9−170865号公報に記載されているように、冷気吐出口の冷蔵室への開口面積を変更することにより、棚で区切られた各空間ごとの冷気の供給量を調節するものが提案されている。 【0003】この従来の冷蔵庫では、棚によって区切られた冷蔵室の各部分に冷気が吐出されるように、複数段の開口を備えたダクトカバーと、ダクトカバーの後方に設置され、円周面上にダクトカバーの開口に対応する高さに複数段の冷気吐出口が複数列に形成された冷気供給ダクトからなる冷気供給装置を備えている。この冷気供給ダクトの冷気吐出口の各列は、特定の段が最も多く冷気が供給されるように冷気吐出口の開口面積を変えて形成されており、また列ごとに冷気を多く供給する段が異なるように形成されており、冷気供給ダクトを回転させ、冷蔵室内に向けた列から冷気を吐出させることにより、所定の棚で区切られた各空間への冷気供給量の割合を増加させるようにしている。例えば、棚で区切られたある空間に集中的に冷気を供給する場合、棚で区切られたこの空間に対応する大きな開口面積を持つ吐出口と、その他の空間に対応する小さな開口面積を持つ吐出口からなる吐出口の列を冷蔵室内に向け、大きな開口面積を持つ吐出口から最も多くの冷気を供給するようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の冷蔵庫では、冷気供給ダクトとダクトカバーがほぼ接続した状態で冷気供給ダクトの吐出口からダクトカバーの開口を通して冷蔵室に冷気を吐出するようにしているため、冷気供給ダクトとダクトカバーとが接触しやすく、冷気供給ダクトを回転した場合に大きな摩擦抵抗を生じて回転がスムースにできないおそれがあった。 【0005】また、従来の冷蔵庫では、棚によって区切られた冷蔵室の各部分に供給する冷気の量を調節することは記載されているが、棚によって区切られた冷蔵室の一つの段にのみ冷気を集中して供給することについては記載されていない。 【0006】本発明の目的は、冷気供給ダクトをダクト収納部に接触することなくスムースに回転することができると共に、冷気吐出口から吐出される冷気を別の冷気吐出口から吐出される冷気に漏洩することを防止して、対応する冷気吐出用開口から所定の冷気を確実に吐出することができ、これにより冷蔵室内の所定の冷却を行うことができる冷蔵庫を得ることにある。 【0007】本発明の別の目的は、冷蔵室内の区画された各空間に冷気供給ダクトから冷気を供給することができると共に、冷蔵室の区画された空間の一つに冷気供給ダクトの冷気を集中して供給することができ、この一つの空間を素早く冷却することができる冷蔵庫を得ることにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明の第1の特徴は、冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に上下に延びるように設けたダクト収納部と、前記ダクト収納部内に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室に連通する冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記冷気供給ダクトの複数の冷気吐出口の間に冷気漏洩防止手段を設けたことにある。 【0009】本発明の第2の特徴は、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室の区画された空間に連通する複数の冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記複数の冷気吐出口及びこれに対応する複数の冷気吐出用開口のそれぞれの間を仕切る漏洩防止手段を設けたことにある。 【0010】本発明の第3の特徴は、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記ダクト収納部は、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口に対応しかつ前記冷蔵室の区画された空間に連通する複数の冷気吐出用開口を形成し、前記ダクト収納部と前記冷気供給ダクトとの間に間隙を設けると共に、前記冷気供給ダクトの冷気吐出口を形成するように冷気吐出用開口側に突出して一体に形成した漏洩防止板を設けたことにある。 【0011】本発明の第4の特徴は、冷蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室の背面に配置した縦長の冷気供給ダクトとを備え、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記冷気吐出口は、前記冷蔵室内の区画された空間の一つにのみ連通する前記冷気供給ダクトの回転状態を有する構成にしたことにある。 【0012】本発明の第5の特徴は、前記冷蔵室内を棚により複数の空間に区画して形成し、前記冷気供給ダクトは、回転可能に設けると共に、前記冷蔵室内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口を形成し、前記冷気吐出口は、前記冷気供給ダクトの回転により、前記冷蔵室内の区画された空間の一つ及び複数に選択的に連通する構成としたことにある。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用いて説明する。なお、第2実施例以降の実施例においては第1実施例と共通する構成の一部及び重複する説明を省略する。各実施例の図における同一符号は同一物又は相当物を示す。 【0014】本発明の第1実施例を図1から図6を用いて説明する。 【0015】図1は本発明の第1実施例に係る冷蔵庫の縦断面図、図2は図1の冷蔵庫の冷蔵室部分の正面図、図3は図1の冷蔵庫の冷蔵室部分の横断面図、図4は図1の冷蔵庫の冷気供給ダクト部分の分解図、図5は図1の冷蔵庫の冷気供給ダクト部分の縦断面図、図6は図1の冷蔵庫の冷気供給ダクトのダクト吐出口の変形例を示す図である。 【0016】冷蔵庫本体1は、外箱27と内箱25とこれらの間に充填された断熱材26とによって形成され、箱体状の形状を備えている。また、冷蔵庫本体1の背面側の下部に設置された圧縮機6、冷凍室4の後部に設置された冷却器7、冷蔵庫側面および後部に設置されたコンデンサ等により冷凍サイクルが構成されている。さらには、この冷蔵庫本体1は、物品を収納して貯蔵可能な貯蔵室を複数形成している。これらの貯蔵室は、上から、冷蔵室2、野菜室3、上部冷凍室4及び下部冷凍室4を有している。また、冷蔵室2内の底部には、氷温貯蔵室(以下では氷温室という)が設けられている。 【0017】これらの貯蔵室2〜4の前面側には貯蔵室を開閉する扉が設けられている。冷蔵室2の前面には冷蔵庫の左右の少なくともいずれかの側に設けられた支持部により回動自在の支持された回転扉が設けられ、野菜室3及び冷凍室4の前面側にはレール等によって引出し自在に支持された引出し扉が設けられている。さらに、冷蔵室2を形成する回転扉は、その閉状態で冷蔵室内側に張り出す複数のポケットが備えられている。 【0018】前記野菜室3と冷凍室4との間は、両室間の熱の伝達を低減するために、断熱材を有する断熱仕切壁により区画されている。野菜室3及び冷凍室4の後方には、冷却器7、冷却器用ファン8が配置された冷却器室が形成されている。 【0019】冷却器室からの冷気は、冷蔵室2の背面側を内箱の壁面に沿って上昇するように冷却器冷気供給ダクト10が形成されている。また、この冷却器冷気供給ダクト10は、冷蔵室2の後方で複数の通路に分岐され、冷蔵室2の背面両側部に上下にわたって延びている。冷蔵室2内には、上下方向に間隔をあけて複数配置された棚5が配置され、冷蔵室2内が上下の区画された空間を形成するようになっている。この区画された空間は、扉のポケットと棚5との間隙により上下に連通している。前記棚5によって形成された各空間と前記分岐した冷却器冷気供給ダクト10とを連通して、冷却器冷気が冷蔵室2に向けて流出する冷却器冷気吐出口11が上下にわたって複数形成されている。 【0020】前記複数の冷却器冷気供給ダクト10の間に位置する冷蔵室2の背面中央部には、ほぼ円筒形の形状をした冷蔵室冷気供給ダクト14と、この冷蔵室冷気供給ダクト14に冷蔵室2の冷気を供給するための冷蔵室冷気循環ファン12とが配置されている。冷蔵室冷気供給ダクト14は縦長であり、冷蔵室冷気循環ファン12はその下方に配置され、これらが冷蔵室2の背面中央部に上下に延在して設けられている。 【0021】この冷蔵室冷気供給ダクト14は、内側を冷気が流れるように中空にされており、冷蔵室2の各棚5で区画された空間に対応した位置に冷蔵室冷気吐出口16が上下にたって複数形成され、前記冷蔵室冷気循環ファン12により供給される冷気がこの冷蔵室冷気吐出口16から矢印に示すように冷蔵室2内に吐出される。この冷蔵室冷気吐出口16からの冷気の吐出速度は、前記冷却器冷気吐出口11からの冷気の吐出速度よりも大きく(好ましくは3倍以上大きく、最も好ましくは10倍程度大きく)なるように、前記冷蔵室冷気供給ダクト14、冷蔵室冷気循環ファン12及びその他の構成が設定されている。 【0022】冷蔵室2内の各棚5で区画された空間に送られた冷気は、冷蔵室2の前方へ流れ、各棚5の前端部を過ぎると、矢印に示すようにこの棚5とポケットとの間隙より下降する。下降した冷気は、矢印に示すように、氷温室の上面側の棚面の上方を冷蔵室2の後方へ流れ、冷蔵室冷気循環ファン12に吸込まれる。このように、冷蔵室冷気循環ファン12及び冷蔵室冷気供給ダクト14は、冷蔵室2の冷気を循環させる手段となっている。この冷蔵室冷気循環ファン12及び冷蔵室冷気供給ダクト14による冷蔵室2の冷気の通風路は、前記冷却器7を通ることなく、冷却器7とは独立している。また、冷蔵室冷気循環ファン12は、冷蔵室2の背面両側下部の冷気吸入口19から流入した冷蔵室2の冷気を前面から吸込んで、上方の冷蔵室冷気供給ダクト14に向け吹出す遠心ファンである。 【0023】冷蔵室冷気供給ダクト14を駆動する駆動手段21は、冷蔵室冷気供給ダクト14の上方に配置され、上下に延びる円筒状の冷蔵室冷気供給ダクト14を上下方向の軸に沿って回転する。この冷蔵室冷気供給ダクト14の回転により前記冷蔵室冷気吐出口16の向きが変えられ、この冷蔵室冷気吐出口16から冷蔵室2に吐出される冷気の向きが調節される。 【0024】冷却器室18から供給される冷気を吹出す冷却器冷気吐出口11と冷蔵室2から吸込んだ冷気を吹出す冷蔵室冷気吐出口16とから冷蔵室2に吐出された冷気は、前記のように一部が冷蔵室冷気循環ファン12及び冷蔵室冷気供給ダクト14とを介して冷蔵室2を循環するが、残る冷気の内の一部は冷蔵室2の下方に形成され野菜室3と連通した部分から野菜室3に流入する。野菜室3に流入した冷気は、野菜室3内の容器の上方を冷蔵庫前方に向けて流れ、容器の前部を下降した後、容器の下部を後方に向けて流れ、図示しないが野菜室3内に形成された戻り開口及び冷気戻り通路を通り冷却器室に戻る。 【0025】このように、冷蔵庫内の冷気は、冷却器7により冷却された冷気が冷却器用ファン8の回転により冷却器室18から冷蔵室2或いは野菜室3を介して冷却器室18に戻る循環の経路と、冷蔵室内の冷気が冷蔵室冷気循環ファン12により吸込まれて冷蔵室冷気供給ダクト14を通って前記冷蔵室冷気吐出口16から冷蔵室2に流れ出て再度冷蔵室冷気循環ファン12に流入する循環の経路とを備えているものである。 【0026】前記冷蔵室冷気供給ダクト14は冷蔵室2の背面部に設けられたパネル9の背面側に組付けられている。前記冷蔵室冷気供給ダクト14は、冷蔵室2に前傾して配設されており、同様にパネル9も冷蔵室2に前傾して配設されている。 【0027】また、冷蔵室2内の各棚5により区画された貯蔵空間の温度を検出するために、各棚5の貯蔵空間に対応したそれぞれの高さ位置で、かつ棚5とポケットとの間に位置する左右側壁面に温度検知手段20が配置されている。この温度検知手段20は、棚5により区画された貯蔵空間を前方に向けて流れてきた冷気の温度を検出する。この冷気は、棚5の前端部に達すると、ポケットを冷却すると共に、ポケットとの間の空間を冷蔵庫下方に向けて下降して、下方に配置された冷蔵室冷気循環ファン12への冷気吸入口19及び氷温室の下方に形成された空気取入口に向かう。 【0028】前記温度検知手段20は、棚5で区画された貯蔵空間を流れてきた冷気温度を検出する。棚5の上面に貯蔵物が載置されている場合には、流れる冷気は貯蔵物と熱交換して温度が変化する。温度検知手段20は冷蔵室2を形成する左右両側壁面に上下にわたって複数配置されているので、各棚5上方の左右両側に流れてくる冷気の温度を検出し、両側の温度を比較して左右どちらの側の冷気温度が高いかが検出される。そして、検出された高い方の側の温度が冷蔵室2の設定された温度よりも高い場合には、前記冷蔵室冷気供給ダクト14の冷蔵室冷気吐出口16の向きが検出された温度の高い側の予め定められた方向に向けられるように、前記冷蔵室冷気供給ダクト14が回転されて停止する。そして、冷蔵室冷気循環ファン12の回転により冷蔵室冷気供給ダクト14に供給された冷気が冷蔵室冷気吐出口16より冷蔵室2の検出された温度の高い側に向けて吹出される。 【0029】而して、冷却器7からの冷気が冷蔵室2内に流れ出る冷却器冷気吐出口11を備えた複数の冷却器冷気供給ダクト10と、これらの間に配置され冷蔵室2内の冷気を吸込んで冷蔵室2内の各棚5の間に吹出して供給する冷蔵室冷気循環ファン12及び冷蔵室冷気供給ダクト14とを備えているので、冷蔵室冷気循環ファン12により循環される冷気と、冷却器冷気吐出口11からの冷却された冷気とが相まって冷蔵室2内の温度を均一化することができる。特に、冷蔵室2内で各棚5間を流れて貯蔵物を熱交換をして温度が上昇した冷気が冷気吸入口19に集められて再度棚5間に吹出される循環が行われる。このため、冷蔵室2の温度に近い温度の冷気を貯蔵物に提供でき、過度に貯蔵物の温度を低下させることなく、貯蔵物を冷却することができる。 【0030】また、冷蔵室2の冷気を吹出す冷蔵室冷気供給ダクト14が吹出す方向を変更するように回転するため、冷却器7からの温度の低い冷気と同時に、各棚5間を通過して後集められて再度冷蔵室2に吹出された冷気とが混合された冷気が貯蔵物に供給される。また、冷蔵室冷気循環ファン12による冷気吹出しの速度は、冷却器7からの冷気が冷却器冷気吐出口11から冷蔵室2へ流出する際の速度よりも大きいので、前記の作用に加えて、貯蔵物が棚5間に載置されたために阻害されていた冷蔵室2内の冷気の動きが前記冷蔵室冷気供給ダクト14からの流出した冷気により促され、貯蔵物と冷蔵庫内の冷気との熱交換を大きくする。また、冷蔵室冷気供給ダクト14の冷気の冷蔵室冷気吐出口16の向きが左右の一方の側の冷却器冷気吐出口11に近い場合には、冷却器冷気吐出口11から流出した冷気と前記冷蔵室内の循環冷気との混合がより増大し、前記した作用がさらに促進される。 【0031】このようにして、庫内の冷気と貯蔵物とをより活発に接触させ、相互の熱伝達が促進されるので、棚5上に貯蔵物を複数載置したことに起因する冷蔵室2内の温度の偏り(温度分布)が小さくなり、庫内の冷却の効率が向上する。 【0032】また、冷却器7からの冷気の冷却器冷気吐出口11に近い側に冷蔵室冷気供給ダクト14の冷蔵室内循環冷気の冷蔵室冷気吐出口16があると、冷蔵室冷気供給ダクト14から吹き出されたより速度の大きな冷気により冷却器7からの冷気の冷却器冷気吐出口11の近傍の冷気の動きが促進されるので、前記冷気の冷却器冷気吐出口11からの冷気が冷却器冷気吐出口11からスムーズに流出し、冷却器室18から冷蔵室2及び野菜室3を通って冷却器室18へと循環する庫内冷気の循環の効率も向上する。 【0033】冷蔵室冷気供給ダクト14に関してさらに詳細に説明する。 【0034】冷蔵室2の背面部の両側に配置された冷却器冷気供給ダクト10の間には、下から順に冷蔵室冷気循環ファン12、ダクト収納部13が配置され、ダクト収納部13の中に冷蔵室冷気供給ダクト14が配置されている。ダクト収納部13はパネル9の一部とダクト周囲壁15とで構成され、冷蔵室冷気供給ダクト14を収納する空間を形成する。 【0035】冷蔵室冷気供給ダクト14には、冷蔵室2の棚5で区切られた空間に対応して複数の冷蔵室冷気吐出口16が形成されている。この実施例では、2つの棚5により区切られた3つの空間に対応して3つの冷蔵室冷気吐出口16が縦に一直線状になるように形成されている。 【0036】また、パネル9には、冷蔵室冷気供給ダクト14に対応して冷蔵室冷気供給ダクト14より若干大径の半円弧部が形成されると共に、各冷蔵室冷気吐出口16に対応してこの半円弧部に冷気吐出用開口17が形成されている。この冷気吐出用開口17は、半円弧部の円周方向の全幅にわたって形成されると共に、ルーバ24が設けられている。 【0037】一方、冷蔵室冷気循環ファン12の周囲には、図1に示すように、冷気吸入用間隙18が設けられている。また、パネル9の下部の左右両側部分には、冷気吸入口19が形成されている。この冷気吸入口19は、冷蔵室2と冷蔵室内空気吸入用間隙18とを連通している。冷蔵室内の空気は、冷気吸入口19から冷気吸入用間隙18を経て冷蔵室冷気循環ファン12に吸入され、冷蔵室冷気供給ダクト14に送られ、冷蔵室冷気吐出口16から吐出して、冷気吐出用開口17を通過時に、ルーバ24によって上下方向の風向を調整されて冷蔵室2に供給される。 【0038】パネル9とダクト周囲壁15で形成される筒状のダクト収納部13内に冷蔵室冷気供給ダクト14が収納されているが、ダクト収納部13と冷蔵室冷気供給ダクト14との間にはダクト周囲間隙22を設けている。その理由は、ダクト収納部13と冷気供給ダクト13とを密着させた場合には、冷蔵室冷気供給ダクト14の回転時に摩擦が生ずる可能性があり、特に、ダクト周囲壁15は内箱25に接触しており、断熱材26の発泡成形時に内箱25が変形することに伴い、ダクト周囲壁15にゆがみが生じ、冷蔵室冷気供給ダクト14が回転できない可能性があるためである。 【0039】このように、冷気供給ダクト14の周囲にダクト周囲間隙22があると、所定の冷蔵室冷気吐出口16から吐出した冷気の一部がダクト周囲間隙22を通じて上下方向あるいは左右方向に漏洩し、所定の冷蔵室冷気吐出口16に対応する冷気吐出用開口17を経ずに別の冷蔵室冷気吐出口及び冷気吐出用開口17から冷蔵室2に供給される可能性がある。そこで、ダクト周囲間隙22に漏洩防止手段23を設けて、所定の冷蔵室冷気吐出口16から吐出した冷気の一部が別の冷気吐出用開口17へ漏洩するのを防止している。この実施例では、この漏洩防止手段として、冷蔵室冷気吐出口16を形成するように冷蔵室冷気供給ダクト14から突出して漏洩防止板23を一体に形成している。この漏洩防止板23は、冷蔵室冷気吐出口16から吐出した冷気が所定の方向以外に拡散して速度を減衰してしまうことを防ぐこともできる。 【0040】なお、吐出する循環冷気を被冷却物に集中させるためには、冷蔵室冷気吐出口16の大きさを制限し、冷気を噴流として吐出させる必要がある。その一方で棚5に置かれた被冷却物の高さはわからないため、吐出した冷気の縦方向の幅はなるべく広くする必要がある。上記の理由から冷蔵室冷気吐出口16は棚5で区切られるそれぞれの空間から見て、左右方向に狭く、上下方向に長い形状をしている。本実施例では棚5で区分された各空間に対応して一個ずつの冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室冷気供給ダクト14上に設けているが、左右方向に狭く、上下方向に長い噴流を形成するように、一個の冷蔵室冷気吐出口16を複数の冷蔵室冷気吐出口16に分割しても良い。冷蔵室冷気吐出口16の例を図6により説明すると、図9(a)は本実施例で取り上げた冷蔵室冷気吐出口16であり、図9(b)は上下方向に分割した冷蔵室冷気吐出口16であり、図9(c)は上下方向に分割した冷蔵室冷気吐出口16を斜めに配列した例であり、図9(d)は冷蔵室冷気吐出口16を左右に分割した例であり、図9(e)は各冷蔵室冷気吐出口16の形状を円形にした場合の例である。 【0041】次に、本発明の第2実施例を図7を用いて説明する。図7は本発明の第2実施例の冷蔵庫の要部縦断面図である。 【0042】この第2実施例のものは、上述した第1実施例のものに比較して、冷蔵室冷気供給ダクト14の複数の冷蔵室冷気吐出口16の間に全周にわたって漏洩防止板23aを形成すると共に、この冷蔵室冷気供給ダクト14の漏洩防止板23aに若干の上下間隙を有して先端部が重なるようにダクト収納部13に全周にわたって漏洩防止板23を形成した点にて相違している。ダクト収納部13の漏洩防止板23は、具体的には、パネル9の複数の冷気吐出用開口17の間に形成されるパネル9の漏洩防止板23bと、この漏洩防止板23bに連続して形成されるダクト周囲壁15の漏洩防止板23cとを有している。 【0043】このように構成することにより、ダクト周囲間隙22を大きくしても、冷蔵室冷気吐出口16から吐出される冷気を対応する冷気吐出用開口17を通して冷蔵室内へ吐出する際に、別の冷気吐出用開口17への漏洩を防止して、対応する冷気吐出用開口17から確実に吐出することができ、これにより冷蔵室2内の区画された空間の冷却を確実に行うことができる。 【0044】次に、本発明の第3実施例を図8及び図9を用いて説明する。図8は本発明の第3実施例の冷蔵庫の冷気供給ダクトを示す斜視図、図9は本発明の第3実施例の冷蔵庫の要部横断面図である。 【0045】この第3実施例のものは、第1実施例のものに比較して、冷蔵室冷気供給ダクト14及び漏洩防止板23の構成が主に相違するものである。 【0046】この第3実施例の冷蔵室冷気供給ダクト14は、複数の冷蔵室冷気吐出口16が冷蔵室冷気供給ダクト14の周囲に別々の方向に向けて形成されている。具体的には、棚5で区切られた3つの空間に対応して、冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室冷気供給ダクト14上に周囲方向におよそ120°ずつずらして3箇所に形成し、冷蔵室冷気吐出口16のうちの一つが冷蔵室2に向けられている間、他の冷蔵室冷気吐出口16は冷蔵室2に向けないように構成している。冷蔵室冷気吐出口16のうちの一つが冷蔵室2に向けられている間、この冷蔵室冷気吐出口16に対応する棚5で区切られた所定の空間に対しては循環冷気が集中的に供給される。この場合において、冷蔵室冷気供給ダクト14を左右に回転させれば冷蔵室冷気吐出口16から循環冷気が供給されている空間を全体的に冷却することができると共に、温度検知手段により検出した方向を保持すればその部分を集中的に冷却することができる。 【0047】冷蔵室冷気供給ダクト14を左右に回転させ、各冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室に向ける時間を調整すれば、各冷蔵室冷気吐出口16に対応する棚5で区切られた各空間への循環冷気の供給量を可変にすることができる。これにより、所定の棚5の上に相対的に高温の食品などが置かれ、その食品の周囲の空気温度が上昇した場合に、この棚への循環冷気の供給量を増加させて、温度むらを解消することができる。 【0048】また、冷気吐出用開口17を囲むように漏洩防止板23がパネル9上に上下左右に設けられており、冷蔵室2に向けられていない冷蔵室冷気吐出口16からの冷気がダクト周囲間隙22を通過して冷蔵室2に漏洩することをすることができる。 【0049】なお、冷蔵室冷気供給ダクト14を左右に回転させ、各冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室2に向ける時間を調整すれば、各冷蔵室冷気吐出口16に対応する棚5で区切られた各空間への循環冷気の供給量を可変にすることができる。これにより、所定の棚5の上に相対的に高温の食品などが置かれ、その食品の周囲の空気温度が上昇した場合に、この棚5への循環冷気の供給量を増加させて、温度むらを解消することができる。 【0050】次に、本発明の第4実施例を図10を用いて説明する。図10は本発明の第4実施例の冷蔵庫の冷気供給ダクトを示す斜視図である。 【0051】この第4実施例のものは、第3実施例のものに比較して、冷蔵室冷気供給ダクト14の冷蔵室冷気吐出口16を一側に一直線状になるように複数設けると共に、その最下段の冷蔵室冷気吐出口16の反対側に冷蔵室冷気吐出口16を設けた点にてび漏洩防止板相違するものである。 【0052】この第4実施例のように構成することにより、一直線状の冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室に向けた場合には、第1実施例と同様に、冷蔵室の区画された空間全てに対応するそれぞれの冷蔵室冷気吐出口16からそれぞれの空間に冷気を供給することができると共に、反対側の最下段の冷蔵室冷気吐出口16を冷蔵室に向けた場合には、冷蔵室の最下段の空間を循環冷気の全てを用いて集中的に冷却することができる。即ち、比較的高温の被冷却物を棚5で区切られた空間のうちの最下段に置き、この空間の温度が上昇した場合、一つの冷蔵室冷気吐出口16を有する列を比較的高温の被冷却物に向けて集中冷却を行う。このような集中冷却は、ダクト14を通過する循環冷気の全てを比較的高温の被冷却物に当てるので、3つの冷蔵室冷気吐出口16を有する列を比較的高温の被冷却物に向ける場合よりも、迅速に冷却することができる。 【0053】なお、この第4実施例でも、前記第3実施例と同様に、冷気吐出用開口17を囲むように漏洩防止板23がパネル9上に上下左右に設けられており、冷蔵室冷気吐出口16からの冷気がダクト周囲間隙22へ漏洩することを防止することができるものである。 【0054】次に、本発明の第5実施例を図11を用いて説明する。図11は本発明の第5実施例の冷蔵庫の冷気供給ダクトを示す斜視図である。 【0055】この第5実施例のものは、第3実施例のものに比較して、漏洩防止板23を冷蔵室冷気供給ダクト14に形成した点にて相違するものである。即ち、この実施例のものは、冷蔵室冷気供給ダクト14の複数の冷蔵室冷気吐出口16の間に全周にわたって漏洩防止板23dを一体に形成すると共に、各冷蔵室冷気吐出口16の両側に漏洩防止板23eを一体に形成したものである。この漏洩防止板23d及び23eにより各ダクト吐出口を取り囲むことなり、これにより、各冷蔵室冷気吐出口16から吐出される冷気は、別の冷蔵室冷気吐出口16及び対応しない冷気吐出用開口に漏れることを防止することができる。 【0056】上述したように本発明の実施例においては、ダクト収納部13と冷気供給ダクト14との間に間隙22を設けると共に、冷気供給ダクト14の複数の冷気吐出口16の間に冷気漏洩防止手段23を設けているので、冷気供給ダクト14をダクト収納部13に接触することなくスムースに回転することができると共に、冷気吐出口16から吐出される冷気を別の冷気吐出口16側に漏洩することを防止して、対応する冷気吐出用開口17から所定の冷気を確実に吐出することができ、これにより冷蔵室2内の所定の冷却を行うことができる。 【0057】また、冷気供給ダクト14に冷蔵室2内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口16を形成し、ダクト収納部13と冷気供給ダクト14との間に間隙22を設けると共に、複数の冷気吐出口16及びこれに対応する複数の冷気吐出用開口17のそれぞれの間を仕切る漏洩防止手段23を設けているので、冷気吐出口16から吐出される冷気を対応する冷気吐出用開口17を通して冷蔵室2内へ吐出する際に、別の冷気吐出用開口17側への漏洩を防止して、対応する冷気吐出用開口17から所定の冷気を吐出することができ、これにより冷蔵室2内の区画された空間の冷却を確実に行うことができる。 【0058】さらに、冷気供給ダクト14の冷気吐出口16を形成するように突出して一体に形成した漏洩防止板23を設けているので、突出させるという簡単な構成で、漏洩防止板23にて冷気供給ダクト14から吐出する冷気を冷気吐出用開口17側に方向性を持たせて吐出することができ、これにより別の冷気吐出用開口17側への漏洩を防止できると共に、冷蔵室2内に集中的な吐出を行うことができる。 【0059】また、回転可能に設けた冷気供給ダクト14に冷蔵室2内の区画された空間に対応する複数の冷気吐出口16を形成し、この冷気吐出口16を冷蔵室2内の区画された空間の一つにのみ連通する冷気供給ダクト14の回転状態を有しているので、冷蔵室2内の区画された各空間に冷気供給ダクト14から冷気を供給することができると共に、冷蔵室2の区画された空間の一つに冷気供給ダクト14の冷気を集中して供給することができ、この一つの空間を素早く冷却することができる。 【0060】さらに、冷気供給ダクト14の回転により、冷蔵室2内の区画された空間の一つ及び複数に冷気吐出口16を選択的に連通するように構成しているので、冷気供給ダクト14を回転させるという簡単な構成で、冷蔵室2内の区画された空間の一つのみを冷却したい場合にはその空間に冷気供給ダクト14の冷気を集中して供給することができると共に、複数の空間を冷却したい場合には冷気供給ダクト14の冷気を分けてそれらの空間を冷却することができ、冷却目的に沿った貯蔵物の冷却を素早く、効率よく行うことができる。例えば、冷蔵室2の扉を開いて冷蔵室2内の区画された空間の一つに高温の貯蔵物を収納した際等には、まず、複数の冷気吐出口16を冷蔵室2に連通して複数の区画された空間に冷気を供給して既に貯蔵されている貯蔵物の温度上昇を防いだ後に、高温の貯蔵物が収納された空間に冷気供給ダクト14から冷気を集中して供給することにより、この高温の貯蔵物を素早く冷却することができる。 【0061】 【発明の効果】本発明によれば、冷気供給ダクトをダクト収納部に接触することなくスムースに回転することができると共に、冷気吐出口から吐出される冷気を別の冷気吐出口から吐出される冷気に漏洩することを防止して、対応する冷気吐出用開口から所定の冷気を確実に吐出することができ、これにより冷蔵室内の所定の冷却を行うことができる冷蔵庫を得ることができる。 【0062】また、本発明によれば、冷蔵室内の区画された各空間に冷気供給ダクトから冷気を供給することができると共に、冷蔵室の区画された空間の一つに冷気供給ダクトの冷気を集中して供給することができ、この一つの空間を素早く冷却することができる冷蔵庫を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成11年12月21日(1999.12.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068504 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−174130(P2001−174130A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−363063 |
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