| 【発明の名称】 |
冷凍冷蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】白石 秀雄
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| 【要約】 |
【課題】消費電力量を低減できる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供する。
【解決手段】圧縮機5、蒸発器6を含む冷凍サイクルにて生成された冷気を、庫内冷却用送風機7を用いて庫内に供給する冷凍冷蔵庫1において、前記庫内冷却用送風機7の駆動開始を前記圧縮機5の駆動開始と同期させ、前記庫内冷却用送風機7の駆動停止を前記圧縮機5の駆動停止よりも遅延させる手段を設けたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機、蒸発器を含む冷凍サイクルにて生成された冷気を、庫内冷却用送風機を用いて庫内に供給する冷凍冷蔵庫において、前記庫内冷却用送風機の駆動開始を前記圧縮機の駆動開始と同期させ、前記庫内冷却用送風機の駆動停止を前記圧縮機の駆動停止よりも遅延させることを特徴とする冷凍冷蔵庫。 【請求項2】 圧縮機、蒸発器を含む冷凍サイクルにて生成された冷気を、庫内冷却用送風機を用いて庫内に供給する冷凍冷蔵庫において、前記庫内冷却用送風機の駆動開始を前記圧縮機の駆動開始と同期させ、前記圧縮機が駆動停止された後、蒸発器の温度が冷凍室内の温度と同じ温度に達したときに前記庫内冷却用送風機の駆動を停止させることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の冷凍冷蔵庫の制御方法を図4、図5を用いて説明する。 【0003】図4において、1は冷凍冷蔵庫、2は冷蔵室、3は冷凍室、4は野菜室、5は圧縮機、6は蒸発器である。7は庫内冷却用送風機で、蒸発器6で冷やされた空気を冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4に供給するようになっている。 【0004】8はマイクロコンピュータ等を主体とした制御装置である。これには、冷凍室3内に設置された冷凍室温度センサ12からの検出温度信号が入力されるようになっている。そしてこの冷凍室温度センサ12の検出温度が設定温度以上になったときには、制御装置8は圧縮機5と庫内冷却用送風機7とを同時に起動させ、設定温度以下になったときには、圧縮機5と庫内冷却用送風機7とを同時に停止させる。即ち、圧縮機5と庫内冷却用送風機7は、冷凍室温度センサ12の検出温度に応じて、図5に示すように、同期して駆動の起動停止を繰り返し、冷蔵室2内、冷凍室3内及び野菜室4内の温度をほぼ一定の値に保つようにしている。 【0005】通常の冷凍冷蔵庫では、蒸発器の冷却能力は、圧縮機の起動停止にほとんど同期している。 【0006】尚、特開平9-89432号公報には、圧縮機の起動停止から遅延させて、庫内冷却用送風機を起動停止させることが開示されているが、これは、蒸発器の冷却能力が圧縮機の起動停止時点から大幅に遅れてる冷蔵庫において有効である。 【0007】しかし、前述したように、通常の冷凍冷蔵庫の蒸発器の冷却能力は圧縮機の起動停止にほとんど同期しているので、このような手段は有効ではない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、消費電力量を低減できる冷凍冷蔵庫を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、蒸発器を含む冷凍サイクルにて生成された冷気を、庫内冷却用送風機を用いて庫内に供給する冷蔵庫において、前記庫内冷却用送風機の駆動開始を前記圧縮機の駆動開始と同期させ、前記庫内冷却用送風機の駆動停止を前記圧縮機の駆動停止よりも遅延させるものである。 【0010】又、本発明は、冷凍冷蔵庫において、圧縮機が駆動停止された後、蒸発器の温度が冷凍室内の温度と同じ温度に達したときに庫内冷却用送風機の駆動を停止させるものである。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。 【0012】図1は本発明の一実施形態における冷凍冷蔵庫の縦断面図である。 【0013】図1において、1は図4と同様な冷凍冷蔵庫、2は冷蔵室、3は冷凍室、4は野菜室、5は圧縮機、6は蒸発器である。7は庫内冷却用送風機で、蒸発器6で冷やされた空気を冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4に供給するようになっている。 【0014】13はマイクロコンピュータ等を主体とした制御装置で、これには、冷凍室3内に設置された冷凍室温度センサ12、及び蒸発器6上に設置された蒸発器温度センサ14からの検出温度信号が入力されるようになっている。 【0015】上記の構成において、本発明の制御装置13は、図2に示すように、前記冷凍室温度センサ12の検出温度Fが始動設定温度になったときに、圧縮機5を起動させ、蒸発器6の温度Dを冷凍室3の冷却に十分な低い温度に保つように冷媒を循環させる。圧縮機5の起動と同期して庫内冷却用送風機7を起動させて、冷蔵庫1の庫内と蒸発器6との間を循環させ、蒸発器6で生成された冷気を冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4に供給して冷却運転を行う。その後、冷凍室温度センサ12の検出温度Fが停止設定温度以下になれば、制御装置13は圧縮機5を停止させる。 【0016】蒸発器温度センサ14の検出温度D℃と、冷凍室温度センサ12の検出温度F℃を比較し、D<Fの関係が成立している間は、庫内冷却用送風機7を起動のままとし、蒸発器温度センサ14の検出温度Dが上昇してD=Fの関係が成立したときに、庫内冷却用送風機7を停止させる。 【0017】このようにすると、圧縮機5の運転が停止された後でも、冷凍室の温度上昇率を抑えることができるので、エネルギ効率が良くなる。 【0018】図3は圧縮機を停止した後の庫内冷却用送風機の運転時間と、冷凍冷蔵庫の消費電力の関係を示した図である。冷凍室温度を一定に保つようにして遅延時間を変えて一定時間運転した場合の消費電力を比較したものである。縦軸に消費電力、横軸に庫内の送風機7の運転時間を変えて示している。 【0019】左端のグラフは、圧縮機5と庫内冷却用送風機7とを同時に起動停止させた例であり、消費電力は77.6Wである。 【0020】左から2番目のグラフは、圧縮機5が停止した後、蒸発器6の温度Dが上昇して冷凍室温度より5℃低くくなった時点で庫内冷却用送風機7を停止させるようにした例で消費電力は77.5Wである。 【0021】3番目のグラフは、圧縮機5が停止した後、蒸発器6の温度Dが上昇して冷凍室3の温度Fより3℃低くくなった時点で庫内冷却用送風機7を停止させるようにした例で消費電力は76.5Wである。 【0022】4番目のグラフは、圧縮機5が停止した後、蒸発器6の温度Dが上昇して冷凍室3の温度Fより1℃低くくなった時点で庫内冷却用送風機7を停止させるようにした例で消費電力は76.7Wである。 【0023】5番目のグラフは、圧縮機5が停止した後、蒸発器6の温度Dが上昇して冷凍室3の温度Fと同じになった時点で庫内冷却用送風機7を停止させるようにした例で消費電力は76.4Wである。 【0024】6番目のグラフは、圧縮機5が停止した後、蒸発器6の温度Fが上昇して冷凍室3温度Fより1℃高くなった時点で庫内冷却用送風機7を停止させるようにした例で消費電力は77.2Wである。 【0025】右端のグラフは、庫内冷却用送風機7を回りっぱなしにした例で消費電力は79.8Wである。 【0026】本実施例による消費電力は、左から5番目のグラフに示された例のような結果であり、図からもわかるように、消費電力が最も小さくなっている。 【0027】このように、本実施例は、圧縮機5の停止後、蒸発器6の温度Dが冷凍室3の温度Fと同じになった時点で庫内冷却用送風機7を停止させた例である。このようにすると、冷凍冷蔵庫1内の温度を一定にするための圧縮機5の運転率が低下するので、消費電力が少なくなる。よって、エネルギ効率を良くすることができる。尚、上記1実施形態では、庫内冷却用送風機の駆動停止は、冷凍室と蒸発器の温度を比較して制御したが、これは、一定時間遅延するようにしてもよい。 【0028】一実施形態に基づいて本願を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、庫内を冷却するエネルギ効率が良くなり、無駄な電力を消費しないで済むので、省エネに貢献でき、電気代の安価な冷凍冷蔵庫を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月17日(1999.12.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111383 【弁理士】 【氏名又は名称】芝野 正雅
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| 【公開番号】 |
特開2001−174128(P2001−174128A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月29日(2001.6.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−359299 |
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