| 【発明の名称】 |
貯蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】矢内 宏治
【氏名】桑原 誠
【氏名】柏瀬 幸夫
【氏名】阿部 吉治
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| 【要約】 |
【課題】棚支柱を箱体の内面に取り付けた係止部材に係合してこの係止部材を取り外すことなく取り外しや取り付けができるようにした貯蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は前面を開口し、内部に貯蔵室2を有する断熱箱体と、この断熱箱体の開口を閉塞する断熱扉とを備えている。断熱箱体の内面の前後には上下方向に棚支柱10、11がそれぞれ取り付け、前記各棚支柱の係止孔には棚を受けるための棚受け等が係脱自在に係合している。前記各棚支柱には断熱箱体3の内面に取り付けた化粧ネジ15に係合するこの化粧ネジより大きい係合孔14が設けられている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前面を開口し、内部に貯蔵室を有する箱体と、この箱体の開口を閉塞する扉とを備え、前記箱体の内面の前後に上下方向に棚支柱をそれぞれ取り付け、前記各棚支柱の係止孔には棚を受けるための棚受け等を係脱自在に係合してなる貯蔵庫において、前記各棚支柱には箱体の内面に取り付けた係止部材に係合するこの係止部材より大きい係合孔が設けられていることを特徴とする貯蔵庫。 【請求項2】 前記棚支柱の係合孔は前記係止孔の横に上下に設けたことを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。 【請求項3】 後方側の棚支柱は切曲されて前記係合孔を背面側に、係止孔を側面側に配置したことを特徴とする請求項2記載の貯蔵庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、貯蔵室を形成する箱体の内面に棚支柱を取り付け、この棚支柱に棚受け等を介して棚を架設できるように構成された貯蔵庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来よりこの種貯蔵庫は、例えば特開平11−183025号公報に示される如く前面を開口して内部に貯蔵室を有する箱体と、この箱体の開口を閉塞する扉とを備え、前記箱体の内面の前後に棚支柱を上下に渡って取り付け、この棚支柱に棚受けを介して棚を架設し、この棚に食品などの物品を載置している。そして、棚支柱は箱体の内面にネジによって締め付け固定されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の貯蔵庫は厨房室に設置され、貯蔵室への食材の出し入れが頻繁に行われており、扉の開放時に厨房室に浮遊する油分や食材の出し入れ時にこぼれたりして内面が汚れたときの庫内の清掃時に棚支柱を取り外すのが面倒で、前記棚支柱を取り外さないで掃除した場合にはこの棚支柱の取付面に汚れが残ったり、前記棚支柱を取り外して掃除した場合には取付孔から清掃時の水等が内部に浸入して断熱材が劣化したりする等の問題があった。 【0004】この発明は上記の問題を解決するもので、棚支柱を箱体の内面に取り付けた係止部材に係合してこの係止部材を取り外すことなく前記棚支柱の取り外しや取り付けができるようにした貯蔵庫を提供することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明の請求項1は、前面を開口し、内部に貯蔵室を有する箱体と、この箱体の開口を閉塞する扉とを備え、前記箱体の内面の前後に上下方向に棚支柱をそれぞれ取り付け、前記各棚支柱の係止孔に棚を受けるための棚受け等を係脱自在に係合し、前記各棚支柱に箱体の内面に取り付けた係止部材に係合するこの係止部材より大きい係合孔を設け、前記棚支柱を箱体の内面に取り付けた係止部材を取り外すことなく前記棚支柱の取り外したり、取り付けたりでき、清掃時に棚支柱の取付面をきれいに掃除することができると共に、清掃時の水等が係止部材の取付孔から断熱材の内部に浸入しないようにできる。 【0006】この発明の請求項2は、棚支柱の係合孔を係止孔の横に上下に設け、棚受け等を係合する係止孔を係合孔でつぶさないようにして棚の間隔に無駄が生じないようにしている。 【0007】この発明の請求項3は、後方側の棚支柱を切曲して前記係合孔を背面側に、係止孔を側面側に配置し、後方の棚支柱の取り外し取り付け作業を容易にしている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づきこの発明の実施形態を詳述する。図1はこの発明の業務用冷蔵庫の正面図、図2はこの発明の内箱に棚支柱を取り付け正面方向から見た正面図、図3はこの発明の内箱に棚支柱を取り付け右側方から見た側面図、図4はこの発明の化粧ネジに棚支柱を係合した状態を示す要部拡大断面図、図5はこの発明の棚支柱にトレーを載置するスライドレールを取り付けた状態を示す拡大断面図である。 【0009】1は業務用冷蔵庫で、この冷蔵庫は厨房室に設置され、前面を開口して内部に貯蔵室2を有する断熱箱体3と、この断熱箱体の前面開口を閉塞する断熱扉4とで構成されている。断熱箱体3は外箱5と内箱6とこの両箱間に発泡充填される断熱材(図示せず)とで形成されている。 【0010】貯蔵室2を形成する内箱6の左側壁7、右側壁8及び背壁9の内面には開口側前方の左右側壁7、8に上下方向に略平板状に形成された棚支柱10、10が設けられ、後方の左側壁7と背壁9、及び右側壁8と背壁9にそれぞれ跨って上下方向に折り曲げられたL字状の棚支柱11、11が設けられている。棚支柱10、10にはトレー(図示せず)を前後にスライドさせるスライドレール12・・・を取り付ける係止孔13・・・が所定間隔で上下に渡って複数設けられると共に、この係止孔に並列に上部と下部の2ヶ所に係合孔14、14が設けられている。棚支柱11、11にはトレー(図示せず)を前後にスライドさせるスライドレール12・・・を取り付ける所定間隔で上下に渡って複数設ける係止孔13・・・が左右側壁7、8側に配置されると共に、この係止孔に並列に上部と下部の2ヶ所に設けられた係合孔14、14が背壁9側に配置されている。 【0011】棚支柱10、11は係止孔13を内箱6の内面と間隔を設けると共に、係合孔14を内箱6の内面と密着させて設けるようにしている。 【0012】15は内箱6の左側壁7、右側壁8及び背壁9に取り付けて棚支柱10、11を取り付ける化粧ネジで、この化粧ネジはネジ部16と規制部17と頭部18とで形成されている。 【0013】棚支柱10、11の係合孔14、14は下側を化粧ネジ15の頭部18より大きく形成し、かつ、上側を化粧ネジ15のネジ部16より若干大きく形成するだるま孔で形成されている。 【0014】以上のように構成された貯蔵庫において、内箱6の左右側壁7、8の開口側前方と背壁9の両側の隅に上下に2ヶ所づつ化粧ネジ15を棚支柱10、11の板厚分ネジ部16に隙間を設けて取り付け、各棚支柱10、11はこの棚支柱の係合孔14のだるま孔の下側から化粧ネジ15の頭部18を通し、棚支柱10、11を上から下にずらして係合孔14のだるま孔の上側をネジ部16に係合して内箱3と化粧ネジ15の規制部17とで挟持して固定するようにしている。そして、各棚支柱10、11の係止孔13・・・にスライドレール12・・・を取り付け、このスライドレールに食品を載せたトレーを前方から載置し、摺動させて貯蔵室2内に収納して冷却を行うようにしている。 【0015】棚支柱10、10は内箱6の開口側に取り付けるため、係止孔13と係合孔14とが並列で平板状に形成されていても係合孔14を化粧ネジ15の頭部18を通しネジ部16に係合させる作業が簡単に行えるようにしている。また、棚支柱11、11は折り曲げられて形成することにより、背壁9に取り付けて正面に向いている化粧ネジ15の頭部18に係合孔14を挿入しやすくなり、取り付け取り外す作業が簡単に行えるようにしている。 【0016】棚支柱10、11は化粧ネジ15に係合して取り付けられることにより、貯蔵室2の清掃時に簡単に取り外すことができ、内箱6の棚支柱10、11と接合する面をきれいに掃除することができるようにしている。また、棚支柱10、11を取り外すときに、化粧ネジ15は取り外す必要がないので、清掃時に水がネジの取付孔から断熱材中に浸入するのを防止できるようにしている。 【0017】係合孔14はスライドレール12・・・を取り付ける係止孔13・・・の横に並列に設けることにより、複数の係止孔13・・・の途中に設けてこの係止孔をつぶすことがなく、スライドレール12・・・の取り付けられないヶ所を無くすことができると共に、係止孔13・・・の上方及び下方に設けてこの係止孔の上端及び下端が取り付け制限を受けないようにしている。 【0018】化粧ネジ15はこの化粧ネジの規制部17と内箱6とで挟持するときに、予め若干緩めて隙間を大きくして棚支柱10、11を取り付けてからネジを締め付けることにより、この棚支柱の取付を確実に行うことができるようにしている。 【0019】尚、上記の説明においては、規制部17と内箱6とで棚支柱10、11を挟持するように説明したが、図6のようにネジ部16を規制部17が内箱6に当接するまで締め付け、規制部17の外周に棚支柱10、11の係合孔14を係合させて頭部18と内箱6とで挟持するようにしてもよく、この場合には頭部18の飛び出しを低く抑えることができるようにしている。また、棚支柱10、11の係止孔13・・・に網棚を取り付ける棚受け金具(図示せず)を取り付けても同様な効果を有することは言うまでもない。 【0020】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、前面を開口し、内部に貯蔵室を有する箱体と、この箱体の開口を閉塞する扉とを備え、前記箱体の内面の前後に上下方向に棚支柱をそれぞれ取り付け、前記各棚支柱の係止孔に棚を受けるための棚受け等を係脱自在に係合し、前記各棚支柱に箱体の内面に取り付けた係止部材に係合するこの係止部材より大きい係合孔を設けたので、前記棚支柱を箱体の内面に取り付けた係止部材を取り外すことなく前記棚支柱を取り外したり、取り付けたりでき、清掃時に棚支柱の取付面をきれいに掃除することができると共に、清掃時の水等が係止部材の取付孔から断熱材の内部に浸入しないようにできる。 【0021】この発明の請求項2によれば、棚支柱の係合孔を係止孔の横に上下に設けたので、棚受け等を係合する係止孔を係合孔でつぶさないようにして棚の間隔に無駄が生じないようにできる。 【0022】この発明の請求項3によれば、後方側の棚支柱を切曲して前記係合孔を背面側に、係止孔を側面側に配置したので、後方の棚支柱の取り外し取り付け作業を容易にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月10日(1999.11.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111383 【弁理士】 【氏名又は名称】芝野 正雅
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| 【公開番号】 |
特開2001−141357(P2001−141357A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−319613 |
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