| 【発明の名称】 |
ショーケースの制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】新井 昇幸
【氏名】村上 睦
【氏名】本郷 秀樹
【氏名】星野 美恵
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| 【要約】 |
【課題】コスト面の負担を軽減でき、しかも、所期の温度設定を正確に且つ簡単に行うことができるショーケースの制御装置を提供する。
【解決手段】設定温度TS1の変更に際して温度設定器3aのダイヤル3a1を動かし始めた後は、設定温度TS1が1℃変化するたびに第1LED6aを所定時間点灯させているので、設定温度TS1の変化を第1LED6aの点灯によって容易に確認できると共に、第1LED6aの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を所望温度に正確に且つ簡単に設定することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 設定温度可変用の操作部を有する温度設定器と、操作部または操作部周囲に設けられた温度を示す目盛と、発光器とを備えたショーケースの制御装置において、温度設定器の操作部が動かされているとき設定温度の一の桁の値が所定値変化するたびに発光器を所定時間点灯させる第1発光制御手段を備える、ことを特徴とするショーケースの制御装置。 【請求項2】 設定温度の一の桁の値が所定値変化した後に値変化が所定時間無いときに設定温度の一の桁の値と同じ数だけ発光器を点滅させる第2発光制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のショーケースの制御装置。 【請求項3】 第2発光制御手段は、設定温度の一の桁の値と同じ数だけ発光器を点滅させる動作を2回以上繰り返す、ことを特徴とする請求項2に記載のショーケースの制御装置。 【請求項4】 設定温度の一の桁の値が零になった後に値変化が所定時間無いときに発光器を所定時間点灯または点滅させる第3発光制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のショーケースの制御装置。 【請求項5】 第3発光制御手段は、発光器を所定時間点灯または所定回数点滅させる動作を2回以上繰り返す、ことを特徴とする請求項4に記載のショーケースの制御装置。 【請求項6】 設定温度の一の桁の値が変化する途中で一の桁の値が零になったときに発光器を所定時間点灯または点滅させる第4発光制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のショーケースの制御装置。 【請求項7】 温度設定器の操作部が動かされているときまたは停止後の設定温度がマイナス域またはプラス域にあるときに発光器を点灯させる第5発光制御手段を備える、ことを特徴とする請求項1〜6に記載のショーケースの制御装置。 【請求項8】 第1〜第3発光制御手段のうちの少なくとも第1発光制御手段は1個の発光器の発光を制御し、第4発光制御手段は他の1個の発光器の発光を制御する、ことを特徴とする請求項6に記載のショーケースの制御装置。 【請求項9】 第1〜第4発光制御手段のうちの少なくとも第1発光制御手段と第4発光制御手段は1個の発光器の発光を制御し、第5発光制御手段は他の1個の発光器の発光を制御する、ことを特徴とする請求項7に記載のショーケースの制御装置。 【請求項10】 発光器として、ショーケースに温度表示とは異なる用途で予め設けられている発光手段を利用した、ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のショーケースの制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵商品や冷凍商品を所定温度で保冷して展示するためのショーケースに関し、特に庫内設定温度等の表示を制御するための制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種のショーケースには庫内温度等を所望の値に設定するための温度設定器が設けられている。この温度設定器は設定温度可変用のダイヤルを有しており、ダイヤル或いはダイヤル周囲に付けられた目盛を見ながらダイヤルを回すことによって所期の温度設定を行うことができる。 【0003】しかし、前記のようなダイヤルによる温度設定方式では、例えばダイヤルに付された指針とダイヤル周囲の目盛とを視覚上で正確に合わせても、ダイヤル指針と目盛との相対的な位置誤差の影響によって、実際の設定温度が必ずしも目盛通りにならないことがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この不具合を改善するため、最近では、数値表示が可能な表示器をダイヤルと併用して設定温度を表示器から読み取るようにしたものや、温度表示用ランプをダイヤルと併用して設定温度の十の桁の値を目盛から読み取り、且つ、一の桁の値をランプの点滅回数から読み取るようにしたものが提案されている。 【0005】しかしながら、表示器を用いた前者のものは、表示器及びその制御回路が高価であるためコスト面で負担が嵩む不具合がある。また、ランプを用いた後者のものでは、コスト面の負担は軽減できるものの、ダイヤルを回し終わらないと設定値の一の桁の値を確認できないことから、目的の設定値を得るにはダイヤルを少し回しては設定温度を確認する作業を繰り返す必要があって、設定作業が煩雑になる不具合がある。 【0006】本発明は前記事情に鑑みて創作されたもので、その目的とするところは、コスト面の負担を軽減でき、しかも、所期の温度設定を正確に且つ簡単に行うことができるショーケースの制御装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、設定温度可変用の操作部を有する温度設定器と、操作部または操作部周囲に設けられた温度を示す目盛と、発光器とを備えたショーケースの制御装置において、温度設定器の操作部が動かされているとき設定温度の一の桁の値が所定値変化するたびに発光器を所定時間点灯させる第1発光制御手段を備える、ことをその主たる特徴とする。 【0008】この制御装置によれば、設定温度の変更に際して温度設定器の操作部を動かすと、設定温度の一の桁の値が所定値変化するたびに発光器が所定時間点灯する。つまり、設定温度の変化の様子を発光器の点灯によって容易に確認できると共に、発光器の点灯回数を数えながら操作部を動かすことで設定温度を所望温度に正確に且つ簡単に設定できる。 【0009】本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1には、冷蔵商品や冷凍商品を所定温度で保冷して展示するためのショーケースの制御系構成を示す。同図において、符号1はマイクロコンピュータ構成の制御部、2は入力インターフェース、3aは庫内温度設定器、3bは除霜完了温度設定器、3cは警報温度設定器、4aは庫内温度センサ、4bは除霜センサ、5は出力インターフェース、6aは警報用の第1LED、6bは通信用の第2LED、7は電磁弁、8は蒸発器、9は冷媒管路である。尚、後述の説明から分かるように第1LED6aは警報表示を行うために第2LED6bは通信表示を行うためにそれぞれ設けられたもの、つまり温度表示とは異なる用途で設けられているものである。 【0011】図2(A)に示すように庫内温度設定器3aは設定温度可変用のダイヤル3a1を有し、ダイヤル3a1によって操作可能な可変抵抗器等の信号発生源(図示省略)を内蔵している。また、ダイヤル3a1には指針NEが設けられ、ダイヤル周囲には温度を示す目盛SCが設けられている。図2(B),(C)に示すように、除霜終了温度設定器3bと警報温度設定器3cにも同様の指針NEと目盛SCが設けられている。 【0012】制御部1は図示省略の集中制御装置との相互通信を可能としており、第2LED6bは集中制御装置からデータを受信しているときと集中制御装置にデータを送信しているときの両方で点灯する。この制御部1は集中制御装置から受信した運転モードまたは自らが決定した運転モードによりショーケースの運転を制御する。 【0013】詳しくは、運転モードが保冷のときには、庫内温度設定器3aで定められた設定温度TS1と庫内温度センサ4aで検出された庫内温度TDとを比較し、TD>TS1のときには電磁弁7を開いて冷媒を蒸発器8に導入する一方、TD≦TS1のときには電磁弁7を閉じて蒸発器8への冷媒導入を中断して、庫内温度TDが設定温度TS1またはこれに近い温度に維持されるように制御する。ちなみに電磁弁7及び蒸発器8に接続された冷媒管路9は、ショーケース外部に設置された図示省略の共用冷凍機に接続されている。 【0014】また、運転モードが除霜になったときには、電磁弁7を閉じて蒸発器8への冷媒導入を中断すると共に、除霜終了温度設定器3bで定められた設定温度TS2と除霜センサ4bで検出された蒸発器温度TEとを比較し、TE≧TS2となったときに除霜を終了する。勿論、蒸発器8に対する除霜は前記の自然除霜方法の他にヒータ等を用いた強制除霜方法も採用できる。 【0015】さらに、運転モードに拘わらず、庫内温度センサ4aで検出された庫内温度TDが警報温度設定器3cで定められた設定温度TS3以上になったときには、警報用の第1LED6aを点灯または点滅させて報知を行う。 【0016】以下に、庫内温度設定器3aによって設定温度TS1を変更する場合における第1LED6aと第2LED6bの発光制御方法(設定温度表示方法)を図3〜図6を参照して説明する。 【0017】図3は設定温度TS1を−3℃から2℃に変化させたときの発光制御方法を示すものである。 【0018】庫内温度設定器3aのダイヤル3a1を目盛SCを目安として−3℃から2℃に向けて動かし始めると、制御部1はダイヤル3a1に対して操作が開始されたことを検知する。ダイヤル操作によって設定温度TS1が1℃上がるとそのたびに第1LED6aが所定時間、例えば0.3sec点灯する。つまり、設定温度TS1を−3℃から2℃に変化させるときには、ダイヤル操作に伴って第1LED6aは計5回点灯するので、オペレータはこの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を2℃に設定することができる。 【0019】また、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達するまでは、今現在の設定温度TS1がマイナス域であることを知らせるために第2LED6bが点灯し、設定温度TS1が0℃から1℃に達するまでの間は、今現在の設定温度TS1が0℃であることを知らせるために第2LED6bが点滅し、設定温度TS1が1℃から2℃に達するまでの間は、今現在の設定温度TS1がプラス域であることを知らせるために第2LED6bが消灯する。 【0020】さらに、ダイヤル操作によって設定温度TS1が2℃に達してダイヤル操作が停止すると制御部1はこれを検知する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1が経過すると、設定温度TS1の一の桁の値が2であることを知らせるために第1LED6aが2回点滅し、この点滅は所定の周期t2で2回繰り返される。一の桁の値の最大値は9であるため、最大9回の点滅を行う場合でも1回目の点滅と2回目の点滅とが混同しないように、前記の周期t2には予め充分な時間を用意しておく。勿論、前記の周期t2を固定せずに、1回目の点滅の終了と2回目の点滅の開始との間に点滅間隔よりも大きな時間間隔があくような方法を採用しても混同を防止できる。図示例では設定温度TS1の一の桁の値が2であることを知らせるための点滅の繰り返し回数を2回としたが、繰り返し回数は3回以上であってもよいし1回のみであってもよい。また、このときには、設定温度TS1(2℃)がプラス域であることを知らせるために第2LED6bが消灯する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1と2周期分の時間2×t2が経過すると、第1LED6aと第2LED6bは先に述べた通常動作に復帰する。 【0021】図4は設定温度TS1を2℃から−3℃に変化させたときの発光制御方法を示すものである。 【0022】庫内温度設定器3aのダイヤル3a1を目盛SCを目安として2℃から−3℃に向けて動かし始めると、制御部1はダイヤル3a1に対して操作が開始されたことを検知する。ダイヤル操作によって設定温度TS1が1℃下がるとそのたびに第1LED6aが所定時間、例えば0.3sec点灯する。つまり、設定温度TS1を2℃から−3℃に変化させるときには、ダイヤル操作に伴って第1LED6aは計5回点灯するので、オペレータはこの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を−3℃に設定することができる。 【0023】また、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達するまでは、今現在の設定温度TS1がプラス域であることを知らせるために第2LED6bが消灯し、設定温度TS1が0℃から−1℃に達するまでの間は、今現在の設定温度TS1が0℃であることを知らせるために第2LED6bが点滅し、設定温度TS1が−1℃から−3℃に達するまでの間は、今現在の設定温度TS1がマイナス域であることを知らせるために第2LED6bが点灯する。 【0024】さらに、ダイヤル操作によって設定温度TS1が−3℃に達してダイヤル操作が停止すると制御部1はこれを検知する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1が経過すると、設定温度TS1の一の桁の値が3であることを知らせるために第1LED6aが3回点滅し、この点滅は所定の周期t2で2回繰り返される。一の桁の値の最大値は9であるため、最大9回の点滅を行う場合でも1回目の点滅と2回目の点滅とが混同しないように、前記の周期t2には予め充分な時間を用意しておく。勿論、前記の周期t2を固定せずに、1回目の点滅の終了と2回目の点滅の開始との間に点滅間隔よりも大きな時間間隔があくような方法を採用しても混同を防止できる。図示例では設定温度TS1の一の桁の値が3であることを知らせるための点滅の繰り返し回数を2回としたが、繰り返し回数は3回以上であってもよいし1回のみであってもよい。また、このときには、設定温度TS1(−3℃)がマイナス域であることを知らせるために第2LED6bが点灯する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1と2周期分の時間2×t2が経過すると、第1LED6aと第2LED6bは先に述べた通常動作に復帰する。 【0025】図5は設定温度TS1を−3℃から0℃に変化させたときの発光制御方法を示すものである。 【0026】庫内温度設定器3aのダイヤル3a1を目盛SCを目安として−3℃から0℃に向けて動かし始めると、制御部1はダイヤル3a1に対して操作が開始されたことを検知する。ダイヤル操作によって設定温度TS1が1℃上がるとそのたびに第1LED6aが所定時間、例えば0.3sec点灯する。つまり、設定温度TS1を−3℃から0℃に変化させるときには、ダイヤル操作に伴って第1LED6aは計3回点灯するので、オペレータはこの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を0℃に設定することができる。 【0027】また、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達するまでは、今現在の設定温度TS1がマイナス域であることを知らせるために第2LED6bが点灯し、設定温度TS1が0℃に達した後は、今現在の設定温度TS1が0℃であることを知らせるために第2LED6bが所定回数、例えば3回点滅する。 【0028】さらに、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達してダイヤル操作が停止すると制御部1はこれを検知する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1が経過すると、設定温度TS1の一の桁の値が0であることを知らせるために第2LED6bが所定回数、例えば4回点滅し、この点滅は所定の周期t2で2回繰り返される。図示例では設定温度TS1の一の桁の値が0であることを知らせるための点滅の繰り返し回数を2回としたが、繰り返し回数は3回以上であってもよいし1回のみであってもよい。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1と2周期分の時間2×t2が経過すると、第1LED6aと第2LED6bは先に述べた通常動作に復帰する。 【0029】図6は設定温度TS1を2℃から0℃に変化させたときの発光制御方法を示すものである。 【0030】庫内温度設定器3aのダイヤル3a1を目盛SCを目安として2℃から0℃に向けて動かし始めると、制御部1はダイヤル3a1に対して操作が開始されたことを検知する。ダイヤル操作によって設定温度TS1が1℃下がるとそのたびに第1LED6aが所定時間、例えば0.3sec点灯する。つまり、設定温度TS1を2℃から0℃に変化させるときには、ダイヤル操作に伴って第1LED6aは計2回点灯するので、オペレータはこの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を0℃に設定することができる。 【0031】また、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達するまでは、今現在の設定温度TS1がプラス域であることを知らせるために第2LED6bが消灯し、設定温度TS1が0℃に達した後は、今現在の設定温度TS1が0℃であることを知らせるために第2LED6bが所定回数点滅、例えば3回点滅する。 【0032】さらに、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達してダイヤル操作が停止すると制御部1はこれを検知する。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1が経過すると、設定温度TS1の一の桁の値が0であることを知らせるために第2LED6bが所定回数、例えば4回点滅し、この点滅は所定の周期t2で2回繰り返される。図示例では設定温度TS1の一の桁の値が0であることを知らせるための点滅の繰り返し回数を2回としたが、繰り返し回数は3回以上であってもよいし1回のみであってもよい。ダイヤル操作が停止してから所定時間t1と2周期分の時間2×t2が経過すると、第1LED6aと第2LED6bは先に述べた通常動作に復帰する。 【0033】このように前述の制御装置によれば、設定温度TS1の変更に際して温度設定器3aのダイヤル3a1を動かし始めた後は、設定温度TS1が1℃変化するたびに第1LED6aを所定時間点灯させているので、設定温度TS1の変化を第1LED6aの点灯によって容易に確認できると共に、第1LED6aの点灯回数を数えながらダイヤル3a1を動かすことで設定温度TS1を所望温度に正確に且つ簡単に設定することができる。 【0034】また、設定温度TS1の変更が完了して温度設定器3aのダイヤル3a1が停止された後は、所定時間が経過した時点で設定温度TS1の一の桁の値と同じ数だけ第1LED6aが点滅させ、しかもこの点滅を所定の周期t2で2回繰り返す一方、設定温度TS1の一の桁の値が0のときには第2LED6bを所定回数点滅させ、しかもこの点滅を所定の周期t2で2回繰り返しているので、外的操作を新たに加える必要無しに第1LED6aの点滅回数または第2LED6bの点滅によって設定温度TS1の一の桁の値を正確に把握することができ、これによって温度設定にミスを生じることを確実に防止することができる。 【0035】さらに、ダイヤル操作途中で設定温度TS1の一の桁の値が0になったときには第2LED6bを所定回数点滅させているので、ダイヤル操作途中で第1LED6aの点灯回数を数え間違えた場合でもこのときの点滅を利用して数え間違いを修正することができる。 【0036】さらにまた、ダイヤル操作途中の設定温度TS1及びダイヤル操作後の設定温度TS1がマイナス域にあるときには第2LED6bを点灯させ、ダイヤル操作途中の設定温度TS1及びダイヤル操作後の設定温度TS1がプラス域にあるときには第2LED6bを消灯させているので、第2LED6bの点灯または消灯によって今現在または変更完了後の設定温度TS1がマイナス域とプラス域の何れにあるのかを目視して確認することができ、これによって温度設定にミスを生じることを確実に防止することができる。勿論、図7及び図8に示すようにマイナス域を消灯としプラス域を点灯としても同様の報知が行える。 【0037】さらにまた、温度表示とは異なる用途でショーケースに予め設けられている警報用の第1LED6aと通信用の第2LED6bを温度表示用の発光器として利用しているので、前記の温度表示のために新たな発光器を設ける必要がなくコスト面で有利である。 【0038】尚、前述の説明では、庫内温度設定器3aのダイヤル3a1を操作する場合を例として挙げたが、除霜終了温度設定器3bのダイヤル3b1と警報温度設定器3cのダイヤル3c1を個別に操作して設定温度を変更する場合にも前記と同様の発光制御方法が実行される。各設定器に対して表示優先順位を付けておけば、例えば表示優先順位を庫内温度設定器3a,除霜終了温度設定器3b,警報温度設定器3cの順としておけば、庫内温度設定器3aのダイヤル3a1と除霜終了温度設定3bのダイヤル3b1が同時に操作された場合でも、庫内温度設定器3aに対してのみ前記の発光制御方法(設定温度表示方法)を優先して実行することができる。 【0039】また、前述の説明では、設定温度を−3℃から2℃、2℃から−3℃、−3℃から0℃、2℃から0℃に変更する場合、即ち一の桁の値を変化させる場合を例として挙げたが、設定温度に十の桁が含まれる場合や十の桁の値が変化するケースでは、ダイヤル周囲に設けられた目盛SCから十の桁の値を読むようにすればよい。 【0040】さらに、前述の説明では、ダイヤル操作によって設定温度TS1が0℃に達したときに今現在の設定温度TS1が0℃であることを知らせるために第2LED6bを所定回数点滅させるものを例示したが、その代わりに図7及び図8に示すように第1LED6aを所定時間点灯させるようにしてもよい。また、ダイヤル操作が停止してから所定時間t1が経過した後の点滅も、図7及び図8に示すような第1LED6aの所定時間の点灯で代用してもよい。 【0041】さらに、前述の説明では、各温度設定器のダイヤルに指針NEを設けダイヤル周囲に目盛CSを設けたものを示したが、ダイヤルに目盛を設けダイヤル周囲に指針を設けたものであってもよい。また、各温度設定器として回転式ダイヤルを有するものを示したが、直線移動可能なスライド式つまみを有するものを各温度設定器として用いてもよい。 【0042】 【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、設定温度の変更に際して温度設定器の操作部を動かし始めた後は、設定温度が所定値変化するたびに発光器を所定時間点灯させることができるので、設定温度の変化を発光器の点灯によって容易に確認できると共に、発光器の点灯回数を数えながら操作部を動かすことで設定温度を所望温度に正確に且つ簡単に設定することができる。また、高価な表示器を用いる必要がないためコスト面での負担を軽減できる。 【0043】また、請求項2及び3に記載の発明によれば、設定温度の変更が完了して温度設定器の操作部が停止された後は、所定時間が経過した時点で設定温度の一の桁の値と同じ数だけ発光器を点滅させることができるので、外的操作を新たに加える必要無しに目盛と発光器の点滅回数によって設定温度の一の桁の値を正確に把握することができ、これによって温度設定にミスを生じることを確実に防止することができる。 【0044】さらに、請求項4または5に記載の発明によれば、設定温度の変更が完了して温度設定器の操作部が停止された後は、所定時間が経過した時点で設定温度の一の桁の値が零であることを点灯または点滅によって表示させることができるので、外的操作を新たに加える必要無しに目盛と発光器の点灯または点滅によって設定温度の一の桁の値を正確に把握することができ、これによって温度設定にミスを生じることを確実に防止することができる。 【0045】さらに、請求項6に記載の発明によれば、温度設定器の操作途中で設定温度の一の桁の値が零になったときには発光器を所定時間点灯または点滅させているので、操作途中で発光器の点灯回数を数え間違えた場合でもこのときの点灯または点滅を利用して数え間違いを修正することができる。 【0046】さらにまた、請求項7に記載の発明によれば、発光器の点灯または消灯によって今現在または変更完了後の設定温度がマイナス域とプラス域の何れにあるのかを目視にて確認することができ、これによって温度設定にミスを生じることを確実に防止することができる。 【0047】さらにまた、請求項8及び9に記載の発明によれば、複数の発光器を利用して種々の表示情報を同時に且つ的確に報知でき、表示のバリエーションも増加できる利点がある。 【0048】さらにまた、請求項10に記載の発明によれば、温度表示とは異なる用途でショーケースに予め設けられている発光手段を温度表示用の発光器として利用しているので、前記の温度表示のために新たな発光器を設ける必要がなくコスト面で有利である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001845 【氏名又は名称】サンデン株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月10日(1999.11.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069981 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 精孝
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| 【公開番号】 |
特開2001−141351(P2001−141351A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−319429 |
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