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【発明の名称】 冷蔵庫の在庫管理装置及び携帯用装置
【発明者】 【氏名】堀田 時雄

【要約】 【課題】家庭の冷蔵庫の在庫を確認する在庫管理装置は、家庭でしか在庫の確認が行えなかった。

【解決手段】在庫管理装置(1)は、在庫関連情報を携帯用装置(2)に出力する。使用者は、この携帯用装置(2)を外出時に携帯し、外出先で格納された在庫関連情報を確認する。また、本発明では、外出先から携帯電話(5)で電話回線等を介して、家庭の在庫管理装置(1a,4)にアクセスして、在庫に関するデータを取り出す。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷蔵庫の在庫管理装置(1)において、携帯用装置(2)に対して少なくとも在庫情報データを出力する通信部(13)を備えたことを特徴とする冷蔵庫の在庫管理装置。
【請求項2】 冷蔵庫の在庫管理装置(1)から少なくとも在庫情報データを入力する通信部(20)と、この在庫情報データを格納する記憶手段(24,25,26)と、入力部(21)からの指示により、この在庫情報データを表示部(22)に表示する制御手段(23)とを備えることを特徴とする携帯用装置。
【請求項3】 冷蔵庫の在庫管理装置(1)から少なくとも在庫情報データを入力する通信部(20)と、この在庫情報データを格納する記憶手段(24,25,26)と、入力部(21)からの指示により、この在庫情報データ及びこの在庫情報データの取り込み時間とを表示部(22)に表示する制御手段(23)とを備えることを特徴とする携帯用装置。
【請求項4】 家庭内に設置された冷蔵庫の在庫管理装置(1a,4)において、外出先の携帯用装置(5)からのアクセスにより、この携帯用装置(5)に対して、冷蔵庫の在庫に関するデータを出力することを特徴とする在庫管理装置。
【請求項5】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データであることを特徴とする請求項4に記載の在庫管理装置。
【請求項6】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出されたお勧め献立データであることを特徴とする請求項4に記載の在庫管理装置。
【請求項7】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出された不足する食材のデータであることを特徴とする請求項4に記載の在庫管理装置。
【請求項8】 前記携帯用装置(5)とは、携帯電話であることを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか1項に記載の在庫管理装置。
【請求項9】 家庭内に設置された冷蔵庫の在庫管理装置(1a,4)において、外出先のWeb閲覧機能つき携帯用装置(5)からのWebへのアクセスにより、この携帯用装置(5)に対して、冷蔵庫の在庫に関するデータを出力することを特徴とする在庫管理装置。
【請求項10】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データであることを特徴とする請求項9に記載の在庫管理装置。
【請求項11】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出されたお勧め献立データであることを特徴とする請求項9に記載の在庫管理装置。
【請求項12】 前記在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出された不足する食材のデータであることを特徴とする請求項9に記載の在庫管理装置。
【請求項13】 前記携帯用装置(5)とは、Web閲覧機能つき携帯電話であることを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか1項に記載の在庫管理装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫内の在庫のデータを管理する在庫管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願は、冷蔵庫内の在庫の有無、量、新鮮度等のデータを保持する在庫管理装置に関する。
【0003】家庭用冷凍冷蔵庫の庫内の在庫を管理する装置としては、カメラで画像認識する装置バーコードにより入力する装置在庫から献立の支援をする装置等のように種々提案されている(特開平6-261699号公報A23L1/00,特開平6-68114号公報G06G15/24,特開平10-19451号公報F25D23/00,特開平4-347484号公報(F25D23/00,特開平5-288456号公報F25D23/00,特開平5-45041号公報F25D23/00,特開平10-19451号公報F25D23/00,特開平10-9753号公報F25D23/00)。
【0004】また、この様な在庫管理装置の付加機能として、在庫切れ(在庫が少ない場合も含む)の食品を食品販売会社に自動発注する在庫管理機能つき冷蔵庫も提案されている。この在庫切れの判断は、在庫の量のみでは無く品質保持期間又は賞味期限も考慮している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、冷蔵庫が自動的に在庫が足らない食品を自動発注すれば、使用者にとって便利である。
【0006】しかし、使用者が、スーパーマーケットで食品を購入することが、無くなるわけではない。
【0007】本発明の目的は、使用者が、スーパーマーケット等で購入する際の利便性を向上させる装置を提案することをである。。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫の在庫管理装置(1)において、携帯用装置(2)に対して少なくとも在庫情報データを出力する通信部(13)を備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、冷蔵庫の在庫管理装置(1)から少なくとも在庫情報データを入力する通信部(20)と、この在庫情報データを格納する記憶手段(24,25,26)と、入力部(21)からの指示により、この在庫情報データを表示部(22)に表示する制御手段(23)とを備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、冷蔵庫の在庫管理装置(1)から少なくとも在庫情報データを入力する通信部(20)と、この在庫情報データを格納する記憶手段(24,25,26)と、入力部(21)からの指示により、この在庫情報データ及びこの在庫情報データの取り込み時間とを表示部(22)に表示する制御手段(23)とを備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、家庭内に設置された冷蔵庫の在庫管理装置(1a,4)において、外出先の携帯用装置(5)からのアクセスにより、この携帯用装置(5)に対して、冷蔵庫の在庫に関するデータを出力することを特徴とする。
【0012】この在庫に関するデータとは、在庫情報データであることを特徴とする。
【0013】また、この在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出されたお勧め献立データであることを特徴とする。
【0014】また、この在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出された不足する食材のデータであることを特徴とする。
【0015】また、この携帯用装置(5)とは、携帯電話であることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、家庭内に設置された冷蔵庫の在庫管理装置(1a,4)において、外出先のWeb閲覧機能つき携帯用装置(5)からのWebへのアクセスにより、この携帯用装置(5)に対して、冷蔵庫の在庫に関するデータを出力することを特徴とする。
【0017】また、この在庫に関するデータとは、在庫情報データであることを特徴とする。
【0018】また、この在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出されたお勧め献立データであることを特徴とする。
【0019】また、この在庫に関するデータとは、在庫情報データに基づいて導出された不足する食材のデータであることを特徴とする。
【0020】また、この携帯用装置(5)とは、Web閲覧機能つき携帯電話であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照しつつ、本発明の第1実施例を説明する。
【0022】図1は、この第1実施例の在庫管理機能付きの冷蔵庫と携帯用装置を示す図である。図2は、この第1実施例の機能ブロック図である。図3は、携帯用装置の表示例を示す図である。図4は、携帯用装置の機能ブロック図である。図5、図6は動作を説明するための図である。
【0023】図1において、(1)は在庫管理機能付きの冷蔵庫である。(2)は携帯用装置であり、携帯用ノートブックパソコンである。
【0024】(11)は、キーボードであり、この冷蔵庫の在庫の出し入れ時に使用者が入力するためのものである。(12)は表示部である。(13)は通信部であり、赤外線通信により冷蔵庫(1)と携帯用装置(2)とのデータのやり取りを行なう。
【0025】(21)はキーボードである。(22)は表示部である。
【0026】図2において、(14)は庫内に設けられたバーコード読み取り入力部であり、食品を庫内に入れるとき、又は出すときに、この食品に貼り付けられたバーコードを読み取る。(15)は画像認識部であり、庫内に設けられ、食品を庫内に入れるとき、又は出すときに、この食品を画像認識する。(16)はマイクロコンピュータからなる主制御部である。(17)は、記憶部であり、在庫情報データベースとなっている。
【0027】(20)は通信部であり、冷蔵庫(1)と携帯用装置(2)とのデータのやり取りを行なう。(23)はマイクロコンピュータからなる主制御部である。(24)は、記憶部であり、在庫情報データベースとなっている。
【0028】図4において、(25)は記憶部(24)内の在庫情報データベース記憶エリアである。(26)は冷蔵庫の在庫情報データ記憶エリアである。(27)は料理のレシピを格納した献立情報データ記憶エリアである。(28)は、家族の好み等を記憶した付加情報データ記憶エリアである。
【0029】この在庫管理機能つき冷蔵庫(1)と携帯用装置(2)の動作を説明する。
【0030】在庫管理機能つき冷蔵庫(1)は、使用者によるキーボード(11)からの手入力、バーコード入力、画像認識当により、この庫内の食品の在庫状況のデータ(在庫情報データ)を記憶部(17)に格納している。そして、携帯用装置(2)は冷蔵庫(1)の近くに置かれる。
【0031】主制御部(16)は、30分毎、及び、在庫に変化があった時に、この在庫情報データを通信部(13)(20)を介して携帯用装置(2)に送信する。携帯用装置(2)は、この在庫情報データを記憶部(24)の在庫情報データ記憶エリア(26)に格納する。また、この記憶した時間(取得時間)も在庫情報データ記憶エリア(26)に記憶する。
【0032】使用者は外出時にこの携帯用装置を持って出かける。使用者が外出先で冷蔵庫の在庫を確認したい場合は、キーボード(21)を操作して、この在庫情報データを表示部(22)に表示させる指示操作を行なう。主制御部(23)は、キーボード(21)からの入力指示により、在庫情報データを記憶部(24)の在庫情報データ記憶エリア(26)から読み出して表示部(22)に表示する。
【0033】この表示の一例を図3に示す。この図より判るように、主制御部(23)は、表示部(22)に現在時刻、この在庫情報データの取得時間、及び、在庫の品目・量・賞味期限等の在庫情報データを表示する。
【0034】これにより、使用者は、外出先で家庭の冷蔵庫の在庫を知ることができる。
【0035】図5の動作では在庫情報データを単に表示部(22)に表示させただけであるが、本実施例では、献立支援機能により、不足する食品を表示させるようにしてもよい。
【0036】この場合、図4の主制御部(23)は、献立情報データ記憶エリア(27)から献立情報データを取り出して、献立の一覧を表示部(22)に表示する(図5のS1)。使用者が選択した献立に使用する食材の量と、在庫情報データ記憶エリア(26)から在庫情報データを読み出し、比較する。そして、食材の不足を検出する(図5のS2)。不足する食品が無ければ、その旨を表示部(22)に表示し、あれば、その食品の名称及び量を表示する(図5のS3)。尚、献立の人数は予め登録されている値(家族の人数)を使用するので、お客等の訪問等により人数が変動したとき以外は、入力操作は不要である。
【0037】このように本実施例では、不足する食品がすぐにわかり使用者の利便性が向上する。
【0038】また、本実施例では、賞味期限が迫っている食品を使用する献立支援機能も備えている。
【0039】つまり、このとき、主制御部(23)は、在庫情報データを記憶部(24)から読み出して表示部(22)に賞味期限の迫っている順に在庫の食品を表示する(図6のS11)。使用者が、キーボード(21)から使用する食品を選ぶと、献立情報データ記憶エリア(27)からこの食品を使用する献立情報を取り出して、献立の一覧を表示部(22)に表示する(図5のS12)。この後は、図5の場合と同様に処理する。
【0040】ところで、冷蔵庫(1)と携帯用装置(2)との間での献立情報データと付加情報データのやり取りは、実行しなくても、動作はする。しかし、実用面からは、一方を主として、他方はそのデータを転記することが望ましい。
【0041】この第1実施例では、外出先で確認できる在庫情報は、外出時点の在庫情報であり、リアルタイムではない。そこで、この点を改善した第2実施例を図7〜図9を参照しつつ説明する。
【0042】図7は、この第2実施例の在庫管理機能付きの冷蔵庫と家庭用サーバと携帯電話を示す図である。図8は機能ブロック図である。図9は動作を説明するための図である。
【0043】図7において、(1a)は在庫管理機能付きの冷蔵庫である。実質的には、この冷蔵庫(1a)は第1実施例の冷蔵庫(1)と同じ機能を備えている。(11a)は、キーボードである。(12a)は表示部である。(3)は通信用ケーブルである。(4)は家庭用サーバであり、この家庭用サーバ(4)はインターネットに直接又は間接的に接続されている。(5)は簡易Web閲覧機能付きの携帯電話である。
【0044】図8において、(14a)は庫内に設けられたバーコード読み取り入力部である。(15a)は画像認識部である。(16a)はマイクロコンピュータからなる主制御部である。(17a)は、記憶部であり、在庫情報データベースとなっている。(18)は通信部である。
【0045】(40)は通信部であり、冷蔵庫(1a)とサーバ(4)とのデータのやり取りを行なう。(41)は通信部であり、インターネット網に接続される。(42)は主制御部である。(43)は、記憶部であり、在庫情報データベースとなっている。(44)は在庫情報データベース記憶エリアである。(45)は冷蔵庫の在庫情報データ記憶エリアである。(46)は料理のレシピを格納した献立情報データ記憶エリアである。(47)は、家族の好み等を記憶した付加情報データ記憶エリアである。この付加情報としては、この1週間の献立、食べる人の好き嫌い、人数、人気のメニュー、スケジュールデータ(個々の外泊、帰宅、誕生日、土用の丑の日、入学式、卒業式、給料日・・・・・・・)等が格納されている。
【0046】使用者は外出先から、携帯電話(5)により、インターネットを介して、このサーバの献立支援Webページにアクセスする。そして、サーバ(4)は、この献立Webにアクセスがあると(図9のS21)、予め格納されている家族のスケジュルデータを参考に、今晩の家庭で食事をする人を認識する。また、インターネットを介して、天気予報のWebにアクセスして、今日及び明日の天候のデータを取り込む(図9のS22)。さらに、この献立Webの閲覧者に対して、食材を購入するスーパーマーケットの名前の入力を要求し、入力があった場合は、このスーパーマーケットのWebにアクセスして、食品販売情報(食品の売値)を取り込む(図9のS23)。
【0047】そして、この1週間の献立、食べる人の好き嫌い、人数(スケジュールデータから導出)、天候、賞味期限の迫った食品(在庫情報データ)、イベント(スケジュールデータから導出)、在庫の量が多い食品(在庫情報データ)、食品の本日の売価、栄養バランス(献立情報データから導出)、人気のメニュー、献立情報データ等から、本日のお勧め献立を検出する(図9のS24)。この献立に使用する食材の量と、在庫とを比較する。そして、食材の不足を検出する(図9のS25)。そして、Webにお勧め献立薦める理由、不足する食品が無ければ足りない食品はありません、不足する食品があれば不足する食品名及び量を掲示する(図9のS26)。使用者は、これにより,外出先で購入する食品が判る。そして、それでよければ、その旨を指示する。サーバ(4)は、この献立で了解する指示がWebにあると、この献立に使用する食品に関しては、在庫情報データベースに使用予約済みのデータを付加する(図9のS27)。
【0048】尚、この第2実施例では、簡易Web閲覧機能付きの携帯電話(5)でWeb閲覧を行なったが、これは当然、パソコンで閲覧しても良い。また、この第2実施例では、インターネット網とWeb閲覧技術を用いて、外出先から在庫に関する情報を得たが、本願は別にインターネット網とWeb閲覧技術に限られるわけではない。
【0049】また、本願では、食材は、スーパーマーケットで全て購入する例を示したが、不足する食材の一部をインターネットを通じて食品宅配業者に発注するようにしてもよい。また、このサーバーを冷蔵庫とは別体としたが、これは一体でも良い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、外出先でも冷蔵庫の在庫の確認が行なえる。また、本発明によれば、外出先でも在庫を考慮して、購入が必要な食品を知ることができる。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成11年11月16日(1999.11.16)
【代理人】 【識別番号】100111383
【弁理士】
【氏名又は名称】芝野 正雅
【公開番号】 特開2001−141350(P2001−141350A)
【公開日】 平成13年5月25日(2001.5.25)
【出願番号】 特願平11−325596