| 【発明の名称】 |
店舗管理システム、機器状態表示方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】須藤 晴彦
【氏名】富樫 大
【氏名】草野 喜四郎
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| 【要約】 |
【課題】各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の状態を効率良く把握することができる店舗管理システム、機器状態表示方法および記録媒体を提供すること。
【解決手段】NA201がショーケース204の温度、ショーケースの運転率、冷凍機206の圧力、冷凍機206の運転周波数などの各機器システムの状態をグラフ表示するホームページを開設し、店舗本部12などから所望の店舗のNA201にアクセスすることにより、各機器システムの状態を確認する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムにおいて、前記各種機器の状態を表示する表示手段と、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする店舗管理システム。 【請求項2】 前記表示制御手段は、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項1に記載の店舗管理システム。 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗管理システム。 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗管理システム。 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗管理システム。 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗管理システム。 【請求項7】 店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムの機器状態表示方法において、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータを各コントローラから受信する受信工程と、前記受信工程により受信されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御する表示制御工程と、を含んだことを特徴とする機器状態表示方法。 【請求項8】 前記表示制御工程は、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7に記載の機器状態表示方法。 【請求項9】 前記表示制御工程は、前記ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7または8に記載の機器状態表示方法。 【請求項10】 前記表示制御工程は、前記ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7または8に記載の機器状態表示方法。 【請求項11】 前記表示制御工程は、前記ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7または8に記載の機器状態表示方法。 【請求項12】 前記表示制御工程は、前記ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7または8に記載の機器状態表示方法。 【請求項13】 前記請求項7〜12のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システム、機器状態表示方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の状態を効率良く把握することができる店舗管理システム、機器状態表示方法および記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗には、複数台のショーケースや冷蔵庫が配設されるため、かかるショーケースなどの運転条件を表示する技術が知られている。たとえば、特開平11−193981号公報には、ショーケースの温度設定や霜取時間などの運転条件に関するデータを端末側制御装置に送信するとともに、該端末制御装置から送信された運転状態に関するデータを受信してグループごとに表示する上位制御装置を設けるよう構成したショーケース等の集中管理装置が開示されている。かかる従来技術を用いることにより、運転条件で区別されるグループごとに運転状態のデータを把握し、管理およびメンテナンスを迅速かつ容易におこなうことができる。 【0003】 【発明が解消しようとする課題】しかしながら、かかる従来技術は、あくまでも店舗内に配設されるショーケースの温度設定などの運転条件を上位制御装置に表示するものにすぎず、ショーケースの実際の運転状態を表示するものではないので、この従来技術を用いたとしても、これらの機器の実際の運転状態をリアルタイムに把握することはできない。特に、店舗内には、ショーケースや冷蔵庫だけではなく、エアコンや照明などの多種多様な機器が配設されるため、これらの機器の現状の状態をリアルタイムで表示して状態把握できるようにする意味は大きい。また、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどは、グループ企業ごとにチェーン店化されることが多いため、店舗の外部から各店舗の機器の状態を把握できるようにする必要もある。 【0004】この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の状態を効率良く把握することができる店舗管理システム、機器状態表示方法および記録媒体を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、請求項1の発明にかかる店舗管理システムは、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムにおいて、前記各種機器の状態を表示する表示手段と、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。 【0006】この発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0007】また、請求項2の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1の発明において、前記表示制御手段は、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0008】この発明によれば、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、チェーン店化したグループ企業の場合であっても、各店舗の各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0009】また、請求項3の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1または2の発明において、前記表示制御手段は、前記ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0010】この発明によれば、ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケース内の温度のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0011】また、請求項4の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1または2の発明において、前記表示制御手段は、前記ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0012】この発明によれば、ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの運転率のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0013】また、請求項5の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1または2の発明において、前記表示制御手段は、前記ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0014】この発明によれば、ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の圧力のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0015】また、請求項6の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1または2の発明において、前記表示制御手段は、前記ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0016】この発明によれば、ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の運転周波数のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0017】また、請求項7の発明にかかる機器状態表示方法は、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムの機器状態表示方法において、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータを各コントローラから受信する受信工程と、前記受信工程により受信されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御する表示制御工程と、を含んだことを特徴とする。 【0018】この発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0019】また、請求項8の発明にかかる機器状態表示方法は、請求項7の発明において、前記表示制御工程は、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする請求項7に記載の機器状態表示方法。 【0020】この発明によれば、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、チェーン店化したグループ企業の場合であっても、各店舗の各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0021】また、請求項9の発明にかかる機器状態表示方法は、請求項7または8の発明において、前記表示制御工程は、前記ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0022】この発明によれば、ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケース内の温度のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0023】また、請求項10の発明にかかる機器状態表示方法は、請求項7または8の発明において、前記表示制御工程は、前記ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0024】この発明によれば、ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの運転率のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0025】また、請求項11の発明にかかる機器状態表示方法は、請求項7または8の発明において、前記表示制御工程は、前記ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0026】この発明によれば、ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の圧力のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0027】また、請求項12の発明にかかる機器状態表示方法は、請求項7または8の発明において、前記表示制御工程は、前記ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して前記表示部に表示制御することを特徴とする。 【0028】この発明によれば、ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の運転周波数のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる。 【0029】また、請求項13の発明にかかる記憶媒体は、請求項7〜12に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項7〜12の動作をコンピュータによって実現することが可能とある。 【0030】 【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この発明にかかる店舗管理システム、機器状態表示方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。 【0031】まず最初に、この発明の実施の形態による店舗管理システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施の形態による店舗管理システムの全体構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示した店舗A内の構成を示すブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、店舗Aのみの細部構成を示すこととするが、店舗BおよびCについても、店舗Aと同様の構成となる。また、図中の実線は機器相互間の信号線またはデータ線の接続関係を示し、点線は配管の接続関係を示すものとする。 【0032】図1および図2に示す店舗管理システムは、各店舗A〜C内のショーケース204、エアコン208および照明などの機器にそれぞれ別個のコントローラを配設してNA(ネットワークアダプタ)201、ルーター11aおよび公衆回線網10を介して店舗本部12やサービス本部13などと接続し、これらの間のデータ授受に基づいて各種機器を制御および管理するよう構成したものである。 【0033】すなわち、各店舗A〜Cに配設したNA201は、接続する機器の設定をブラウザを用いておこなうことができるようにするホームページ機能と、接続する機器にトラブルなどが発生した場合に、自動的に管理者および指定された者に電子メールで知らせる自動メール送信機能とを有するため、NA201を用いることにより、店舗A〜C内の各種機器の情報をホームページとして店舗本部12などに発信したり、各種機器の障害情報を機器メンテナンス業者17などにメール送信することができる。 【0034】このため、かかる店舗管理システムを用いることにより、店舗の外部に位置する店舗本部12などがNA201のホームページにアクセスし、もってこのホームページの機器データを取得することができる。具体的には、このNA201のホームページでは、利用者の選択指示に応じて、ショーケースに設けた温度センサのセンサ値、ショーケースの運転率、ショーケースの冷凍機の圧力、ショーケースの冷凍機の運転周波数などをリアルタイムにグラフ化して表示するサービスを提供する。 【0035】つぎに、図1に示す店舗管理システムおよび図2に示す店舗Aの構成について説明する。図1において、店舗A、店舗Bおよび店舗Cは、店舗内にショーケース、エアコン、自動販売機およびセキュリティシステムなどを配設した店舗である。なお、ここではこれらの店舗A〜Cは、チェーン店化したスーパーマーケットのように、地域的に分散配置された店舗である。 【0036】また、店舗本部12は、各店舗A〜Cを統括する本部機構の端末装置であり、提供する商品の種別および価格などを各店舗に指示するとともに、各店舗A〜Cの売り上げ状況等を把握する。サービス本部13は、各店舗A〜Cが顧客に提供すべきサービス内容を集中管理する本部機構の端末装置である。セキュリティ本部14は、各店舗A〜Cにおける入退出管理や火災および防犯にかかるセキュリティ機構を統括する本部機構の端末装置である。 【0037】このように、この店舗管理システムでは、単に店舗ごと縦割り的に各店舗の商品、サービスおよびセキュリティを管理するのではなく、店舗本部12、サービス本部13およびセキュリティ本部14という各店舗A〜Cに共通の本部機構を設け、各店舗A〜Cを機能ごとに管理している。 【0038】また、店舗オーナー15は、各店舗A〜Cのオーナーが所有する端末装置であり、機器オーナー16は、各店舗A〜Cがメーカーなどからレンタルした機器のオーナーが所有する端末装置であり、機器メンテナンス業者17は、各店舗A〜Cに配設された機器を維持・管理するメンテナンス業者が所有する端末装置である。また、各店舗A〜C、店舗本部12、サービス本部13、セキュリティ本部14、店舗オーナー15、機器オーナー16および機器メンテナンス業者17は、それぞれルーター11a〜11iを介して公衆回線網10に接続されている。 【0039】公衆回線網10は、ISDNやATMなどのネットワークであり、また各端末装置はTCP/IPプロトコルを用いることにより、各店舗A〜Cと店舗本部12等との間でインターネット上のファイル転送(FTP)や電子メール(E−メール)の転送をおこなう。具体的には、店舗本部12、サービス本部13、セキュリティ本部14、店舗オーナー15、機器オーナー16および機器メンテナンス業者17の端末の利用者は、ブラウザを利用して各店舗A〜CのNA201が開設するホームページをアクセスし、このホームページが提供するショーケースなどの各種機器の状態を確認する。 【0040】つぎに、図1に示した各店舗A〜C内の構成について説明する。図2において、NA201は、すでに説明したようにホームページ機能および自動メール送信機能とを有するネットワークアダプタである。 【0041】すなわち、このNA201を用いることにより、店舗A内の各種機器の情報をホームページとして店舗本部12などに発信したり、各種機器の障害情報を機器メンテナンス業者17などにメール送信することができる。なお、このNA201は、シリアル通信ラインを収容するインターフェースを有するオプションボードとして形成し、後述する店舗内PC218などに装着することもできる。また、かかるNA201に代えて、ホームページ機能やメール送信機能を有するパソコンを配設したり、店舗A内の各種機器に直接NA201を装着することもできる。 【0042】店舗制御コントローラ202は、店舗全体の省エネルギー制御をおこなうコントローラであり、具体的には、パソコンなどで形成される。ショーケースシステムコントローラ203は、冷凍機206を用いて庫内商品の温度制御等をおこなうショーケース204および冷蔵庫205内の各ショーケースコントローラを制御する制御部である。なお、このショーケースシステムコントローラ203は、店内温湿度センサ203aにより検知された店内の温湿度などを考慮しつつ庫内温度の温度制御をおこなう。 【0043】エアコンシステムコントローラ207は、冷凍機209を用いて店舗A内を所定の温度に保つ各エアコン208のエアコンコントローラを制御する制御部であり、蓄熱システムコントローラ211は、冷凍機206および209の負荷状態に基づいて氷を蓄熱する蓄熱槽210を制御するコントローラである。 【0044】照明システムコントローラ212は、店舗内の天井などに配設された各種照明機器などを制御するコントローラであり、併せて、ショーケース204の蛍光灯調光をもおこなう。具体的には、ショーケース204の蛍光灯調光をおこなうに際しては、特開平6−325874号公報に開示した照明制御システムに対応する調光制御をおこなう。 【0045】自動販売機213は、店舗A内に配設され飲料や食品などを販売するオーナー管理される自動販売機である。なお、かかる自動販売機213は、自動販売機としての動作をつかさどるコントローラを有し、このコントローラは、ネットワークへの接続を可能とするものであり、販売状況並びに機器の状態などの情報をネットワーク上に流せるとともに、ネットワークからの指令に基づいて、照明の調光、冷却出力の調整などをおこなうことを可能とする機能を有するものとする。 【0046】セキュリティシステム214は、ドア215に設けられたセンサ、火災報知器216および防犯装置217からのデータに基づいて店舗A全体のセキュリティを保持するシステムである。なお、このセキュリティシステム214は、システム動作をつかさどるコントローラを有し、防犯装置の状態などをネットワーク上に流すことができる機能を有するものとする。 【0047】電力モニタ220は、店舗A内に配設したショーケース204、エアコン208、照明および自動販売機213などで消費する全消費電力量をモニタリングする機構である。なお、この電力モニタ220は、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および照明システムコントローラ212などと協調制御をおこなう。 【0048】防露ヒータコントローラ221は、ショーケース204のエアカーテンの吹き出し部やハンドレール部に生ずる露付きを防止する防露ヒータを制御するコントローラである。すなわち、エアカーテンの吹き出し部などでは、冷気と店内温度との接触面があるので温度差が生じるために、どうしても露付きが発生するので、この防露ヒータコントローラ221の制御によって、かかる露付きを防止する。なお、この防露ヒータコントローラ221は、ショーケースシステムコントローラ203などとの間で協調制御をおこなう。 【0049】店舗内PC218は、店舗Aに配設されたパソコンであり、店舗Aで販売する商品の種類および価格の管理や売上の計数などをおこなう。また、この店舗内PC218に付設されたPHSアダプタ219を介して、店舗オーナーや機器オーナーなどに音声メッセージやメールを用いた連絡をおこなうことができる。 【0050】また、この店舗管理システムでは、店舗制御コントローラ202、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207、蓄熱システムコントローラ211、照明システムコントローラ212、自動販売機213、セキュリティシステム214、電力モニタ220および防露ヒータコントローラ221をマルチドロップ方式でNA201に接続し、各機器の状態にかかる情報の通知や指示などをおこなう。この際、マルチドロップ方式で接続された店舗制御コントローラ202〜セキュリティシステム214の間のプロトコルとしては、たとえば無手順などの専用プロトコルを使用し、店舗制御コントローラ202よりも上位においては、TCP/IPプロトコルを使用する。 【0051】また、この店舗管理システムでは、マルチドロップ方式で接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御する。具体的には、各コントローラが把握したデータは、マルチドロップ接続した伝送路を介してNA201に送信され、該データがNA201上で一括管理される。なお、本システムでは、コントローラ間でも協調動作をおこない、たとえば、蓄熱システムコントローラ211は、冷凍機206および冷凍機209の負荷状況をショーケースシステムコントローラ203およびエアコンシステムコントローラ207から受け付け、受け付けた冷凍機の負荷状況に基づいて蓄熱槽210を制御する。 【0052】つぎに、図2に示したNA201が開設するホームページ上での各種機器の状態表示について図3〜図7を用いて説明する。図3は、図2に示したNA201のホームページ上で提供されるショーケースの温度表示の一例を示す図である。利用者が店舗本部12の端末などを用いて、店舗Aのショーケース204の温度表示をNA201のホームページ上で選択したならば、同図に示すグラフが該端末のディスプレイ上に表示される。 【0053】具体的には、このグラフは、横軸が時間軸を、縦軸が温度(℃)をそれぞれ示すグラフであり、ここでは1日分(24時間分)の温度推移を示している。同図から明らかなように、ここでのショーケース204内の温度は、除霜の時間帯(3時、9時、21時など)では一時的に15℃以上まで上昇し、それ以外の時間は0℃〜−10℃付近を上下している。このため、かかるグラフにおいて、除霜の時間帯以外で温度上昇する傾向が見られるような場合には、温度異常が生じているものと判断することができる。 【0054】図4は、図2に示したNA201のホームページ上で提供されるショーケースの運転率表示の一例を示す図である。利用者が店舗本部12の端末などを用いて、店舗Aのショーケース204の運転率表示をNA201のホームページ上で選択したならば、同図に示すグラフが該端末のディスプレイ上に表示される。具体的には、このグラフは、横軸が時間軸を、縦軸が運転率(%)をそれぞれ示すグラフであり、ここでは1日分(24時間分)の運転率の推移を示している。 【0055】ここでの運転率は、電磁弁の開閉によるものであるので、除霜中をおこなう時間帯(3時、9時、21時など)での運転率は0%となっており、それ以外の時間では80%程度となっている。このため、たとえば冷却中に30%から80%に運転率が急上昇するような場合には、異常が生じたものと判断することができる。 【0056】図5は、図2に示したNA201のホームページ上で提供される冷凍機206の圧力表示の一例を示す図である。利用者が店舗本部12の端末などを用いて、店舗Aの冷凍機206の圧力表示をNA201のホームページ上で選択したならば、同図に示すグラフが該端末のディスプレイ上に表示される。具体的には、このグラフは、横軸が時間軸を、縦軸が圧力上限値および圧力下限値(気圧)をそれぞれ示すグラフであり、ここでは1日分(24時間分)の圧力の推移を示している。同図から明らかなように、ここでの冷凍機206の圧力上限値および圧力下限値は、ほぼ3気圧〜4.5気圧程度を前後する。このため、かかるグラフにおいて、冷凍機206の圧力が3気圧以下となった場合には、異常が生じているものと判断することができる。 【0057】図6は、図2に示したNA201のホームページ上で提供される冷凍機206の運転周波数の一例を示す図である。利用者が店舗本部12の端末などを用いて、店舗Aの冷凍機206の運転周波数表示をNA201のホームページ上で選択したならば、同図に示すグラフが該端末のディスプレイ上に表示される。具体的には、このグラフは、横軸が時間軸を、縦軸が運転周波数(Hz)をそれぞれ示すグラフであり、ここでは1日分(24時間分)の運転周波数の推移を示している。このように、このNA201のホームページでは、利用者の選択指示に応じて、ショーケースに設けた温度センサのセンサ値、ショーケースの運転率、ショーケースの冷凍機の圧力、ショーケースの冷凍機の運転周波数などをリアルタイムにグラフ化して表示する。 【0058】図7は、図3〜図6に示したショーケース204の温度および運転率並びに冷凍機206の圧力および運転周波数を一覧表示した図である。同図に示すように、ショーケース204の温度や冷凍機206の圧力などは、単にグラフ表示するだけではなく、取得したデータの値そのものをNA201のホームページ上で提供することもできる。 【0059】上述してきたように、本実施の形態にかかる店舗管理システムでは、NA201がショーケース204の温度、ショーケースの運転率、冷凍機206の圧力、冷凍機206の運転周波数などの各機器の状態をグラフ表示するホームページを開設し、店舗本部12などから所望の店舗のNA201にアクセスすることにより、各機器の状態を確認するよう構成したので、各種機器の状態を効率良く確認することができる。 【0060】なお、本実施の形態では、説明の便宜上店舗内の機器を限定して説明することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、特開平5−141845号公報に開示される防露ヒータ装置を用いる場合には、この防露ヒータ装置を制御する防露ヒータコントローラを新たにマルチドロップ接続することとなる。 【0061】また、本実施の形態では、ショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207などの各種機器をマルチドロップ方式で接続することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、リング型などの各種のネットワークトポロジーを用いることもできる。 【0062】また、本実施の形態では、公衆回線網10を介して店舗A〜Cと店舗本部12などを連接することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、衛星通信や無線通信系を介してこれらを連接することもできる。 【0063】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0064】また、請求項2の発明によれば、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、チェーン店化したグループ企業の場合であっても、各店舗の各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0065】また、請求項3の発明によれば、ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケース内の温度のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0066】また、請求項4の発明によれば、ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの運転率のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0067】また、請求項5の発明によれば、ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の圧力のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0068】また、請求項6の発明によれば、ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の運転周波数のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる店舗管理システムが得られるという効果を奏する。 【0069】また、請求項7の発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御する複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、各店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0070】また、請求項8の発明によれば、複数の店舗内に配設された複数のコントローラにより収集されたデータに基づいて、各機器の状態をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、チェーン店化したグループ企業の場合であっても、各店舗の各種機器のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0071】また、請求項9の発明によれば、ショーケースの温度表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した温度センサのセンサ値をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケース内の温度のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0072】また、請求項10の発明によれば、ショーケースの運転率表示をおこなう場合には、当該ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラから受信した運転率をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの運転率のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0073】また、請求項11の発明によれば、ショーケースの冷凍機の圧力表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の圧力をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の圧力のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0074】また、請求項12の発明によれば、ショーケースの冷凍機の運転周波数表示をおこなう場合には、当該冷凍機を制御するショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の運転周波数をリアルタイムにグラフ化して表示部に表示制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の運転周波数のトレンドおよび現状を効率良く把握することができる機器状態表示方法が得られるという効果を奏する。 【0075】また、請求項13の発明にかかる記憶媒体は、請求項7〜12に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項7〜12の動作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005234 【氏名又は名称】富士電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月9日(1999.11.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089118 【弁理士】 【氏名又は名称】酒井 宏明 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−133103(P2001−133103A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月18日(2001.5.18) |
| 【出願番号】 |
特願平11−318953 |
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