| 【発明の名称】 |
店舗管理システム、店舗管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】須藤 晴彦
【氏名】富樫 大
【氏名】草野 喜四郎
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| 【要約】 |
【課題】店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる店舗管理システム、店舗管理方法および記録媒体を提供することを課題とする。
【解決手段】ショーケース204やエアコン208などの各種機器システムをそれぞれ機器システムごとに制御するコントローラ(たとえば、ショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207)をマルチドロップ方式で接続し、該接続したコントローラ間の協調制御(データ授受)に基づいて各種機器を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムにおいて、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする店舗管理システム。 【請求項2】 ケース内に陳列した商品を所定の温度に維持するショーケースを制御するショーケースシステムコントローラと、店舗内の温度を所定の温度に維持するエアコンを制御するエアコンシステムコントローラと、前記ショーケースの冷凍機および前記エアコンの冷凍機の不動時に氷を蓄熱する蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラと、を少なくとも前記ネットワークに接続したことを特徴とする請求項1に記載の店舗管理システム。 【請求項3】 前記エアコンシステムコントローラは、前記エアコンの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする請求項2に記載の店舗管理システム。 【請求項4】 前記ショーケースシステムコントローラは、前記ショーケースの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の店舗管理システム。 【請求項5】 前記店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置を前記ネットワークに接続し、該店舗管理装置と前記ネットワークに接続したコントローラとの間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗管理システム。 【請求項6】 店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムの店舗管理方法において、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする店舗管理方法。 【請求項7】 ケース内に陳列した商品を所定の温度に維持するショーケースを制御するショーケースシステムコントローラと、店舗内の温度を所定の温度に維持するエアコンを制御するエアコンシステムコントローラと、前記ショーケースの冷凍機および前記エアコンの冷凍機の不動時に氷を蓄熱する蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラと、を少なくとも前記ネットワークに接続したことを特徴とする請求項6に記載の店舗管理方法。 【請求項8】 前記エアコンシステムコントローラは、前記エアコンの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする請求項7に記載の店舗管理方法。 【請求項9】 前記ショーケースシステムコントローラは、前記ショーケースの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする請求項7または8に記載の店舗管理方法。 【請求項10】 前記店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置を前記ネットワークに接続し、該店舗管理装置と前記ネットワークに接続したコントローラとの間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする請求項6または7に記載の店舗管理方法。 【請求項11】 前記請求項6〜10のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システム、店舗管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる店舗管理システム、店舗管理方法および記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗には、複数台のショーケースや冷蔵庫が配設されるが、各ショーケースごとに温度調節器などを設けてそれぞれ別個に制御していたのでは、極めて煩雑な設定変更作業などが必要となる。 【0003】このため、店舗内に配設されるショーケースなどを集中管理する技術が知られている。たとえば、特開平11−193981号公報には、ショーケースの温度設定や霜取時間などの運転条件に関するデータを端末側制御装置に送信するとともに、該端末制御装置から送信された運転状態に関するデータを受信してグループごとに表示する上位制御装置を設けるよう構成したショーケース等の集中管理装置が開示されている。 【0004】かかる従来技術を用いることにより、ショーケースなどを集中管理し、もって運転条件で区別されるグループごとに運転状態のデータを把握し、管理およびメンテナンスを迅速、かつ容易におこなうことができる。 【0005】 【発明が解消しようとする課題】しかしながら、かかる従来技術が対象とする機器は、あくまでも運転条件によってグループ化できるショーケースや冷蔵庫などであり、店舗内のあらゆる機器をその対象とするものではない。このため、この従来技術を用いたとしても、店舗全体として各機器を効率良く管理することはできない。 【0006】特に、スーパーマーケットのような店舗では、ショーケースやエアコンのような温度調節にかかる機器や、店舗内の温度上昇の一因となる照明などの機器が配設されるため、これらの機器をトータルに制御しなければ、熱的観点から見た効率的な制御を実現することはできない。 【0007】また、大規模なスーパーマーケットでは、店舗内に配設されるショーケースや冷蔵庫などの数が多く、併せて自動販売機や各種ターミナルなどが配置されることも多いため、これらの機器すべてを効率良く集中管理することは難しい。 【0008】この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる店舗管理システム、店舗管理方法および記録媒体を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、請求項1の発明にかかる店舗管理システムは、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムにおいて、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする。 【0010】この発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御することとしたので、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる。 【0011】また、請求項2の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1の発明において、ケース内に陳列した商品を所定の温度に維持するショーケースを制御するショーケースシステムコントローラと、店舗内の温度を所定の温度に維持するエアコンを制御するエアコンシステムコントローラと、前記ショーケースの冷凍機および前記エアコンの冷凍機の不動時に氷を蓄熱する蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラと、を少なくとも前記ネットワークに接続したことを特徴とする。 【0012】この発明によれば、ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラ、エアコンを制御するエアコンシステムコントローラ並びに蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラを少なくともネットワーク接続することとしたので、これらのコントローラ間のデータ授受により、ショーケース内の温度制御、エアコンによる空調制御および蓄熱槽の蓄熱制御を密接に連携して効率良くおこなうことができる。 【0013】また、請求項3の発明にかかる店舗管理システムは、請求項2の発明において、前記エアコンシステムコントローラは、前記エアコンの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする。 【0014】この発明によれば、エアコンシステムコントローラが、エアコンの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御することとしたので、エアコンの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる。 【0015】また、請求項4の発明にかかる店舗管理システムは、請求項2または3の発明において、前記ショーケースシステムコントローラは、前記ショーケースの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする。 【0016】この発明によれば、ショーケースシステムコントローラが、ショーケースの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる。 【0017】また、請求項5の発明にかかる店舗管理システムは、請求項1または2の発明において、前記店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置を前記ネットワークに接続し、該店舗管理装置と前記ネットワークに接続したコントローラとの間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする。 【0018】この発明によれば、店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置をネットワークに接続し、該店舗管理装置とコントローラとの間のデータ授受に基づいて各種機器を制御することとしたので、店舗内の各種機器を店舗管理装置を用いて効率良く管理並びに制御することができる。 【0019】また、請求項6の発明にかかる店舗管理方法は、店舗内に配設したショーケース、エアコン並びに照明などの各種機器を管理する店舗管理システムの店舗管理方法において、前記各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする。 【0020】この発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御することとしたので、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる。 【0021】また、請求項7の発明にかかる店舗管理方法は、請求項6の発明において、ケース内に陳列した商品を所定の温度に維持するショーケースを制御するショーケースシステムコントローラと、店舗内の温度を所定の温度に維持するエアコンを制御するエアコンシステムコントローラと、前記ショーケースの冷凍機および前記エアコンの冷凍機の不動時に氷を蓄熱する蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラと、を少なくとも前記ネットワークに接続したことを特徴とする。 【0022】この発明によれば、ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラ、エアコンを制御するエアコンシステムコントローラ並びに蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラを少なくともネットワーク接続することとしたので、これらのコントローラ間のデータ授受により、ショーケース内の温度制御、エアコンによる空調制御および蓄熱槽の蓄熱制御を密接に連携して効率良くおこなうことができる。 【0023】また、請求項8の発明にかかる店舗管理方法は、請求項7の発明において、前記エアコンシステムコントローラは、前記エアコンの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする。 【0024】この発明によれば、エアコンシステムコントローラが、エアコンの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御することとしたので、エアコンの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる。 【0025】また、請求項9の発明にかかる店舗管理方法は、請求項7または8の発明において、前記ショーケースシステムコントローラは、前記ショーケースの冷凍機の負荷状態を前記蓄熱システムコントローラに対して送信し、前記蓄熱システムコントローラは、前記ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて前記蓄熱槽による蓄熱を制御することを特徴とする。 【0026】この発明によれば、ショーケースシステムコントローラが、ショーケースの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御することとしたので、ショーケースの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる。 【0027】また、請求項10の発明にかかる店舗管理方法は、請求項6または7の発明において、前記店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置を前記ネットワークに接続し、該店舗管理装置と前記ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて前記各種機器を制御することを特徴とする。 【0028】この発明によれば、店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置をネットワークに接続し、該店舗管理装置とコントローラとの間のデータ授受に基づいて各種機器を制御することとしたので、店舗内の各種機器を店舗管理装置を用いて効率良く管理並びに制御することができる。 【0029】また、請求項11の発明にかかる記録媒体は、請求項6〜10に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項6〜10の動作をコンピュータによって実現することが可能である。 【0030】 【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この発明にかかる店舗管理システム、店舗管理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。 【0031】まず最初に、この発明の実施の形態による店舗管理システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施の形態による店舗管理システムの全体構成を示すブロック図である。 【0032】図1において、店舗A、店舗Bおよび店舗Cは、店舗内にショーケース、エアコン、自動販売機およびセキュリティシステムなどを配設した店舗である。なお、ここではこれらの店舗A〜Cは、チェーン店化したスーパーマーケットのように、地域的に分散配置された店舗である。 【0033】また、店舗本部12は、各店舗A〜Cを統括する本部機構の端末装置であり、提供する商品の種別および価格などを各店舗に指示するとともに、各店舗A〜Cの売り上げ状況等を把握する。サービス本部13は、各店舗A〜Cが顧客に提供すべきサービス内容を集中管理する本部機構の端末装置である。セキュリティ本部14は、各店舗A〜Cにおける入退出管理や火災および防犯にかかるセキュリティ機構を統括する本部機構の端末装置である。 【0034】このように、この店舗管理システムでは、単に店舗ごと縦割り的に各店舗の商品、サービスおよびセキュリティを管理するのではなく、店舗本部12、サービス本部13およびセキュリティ本部14という各店舗A〜Cに共通の本部機構を設け、各店舗A〜Cを機能ごとに管理している。 【0035】また、店舗オーナー15は、各店舗A〜Cのオーナーが所有する端末装置であり、機器オーナー16は、各店舗A〜Cがメーカーなどからレンタルした機器のオーナーが所有する端末装置であり、機器メンテナンス業者17は、各店舗A〜Cに配設された機器を維持・管理するメンテナンス業者が所有する端末装置である。なお、ここでは説明の便宜上、各店舗A〜Cの店舗オーナー、機器オーナー、機器メンテナンス業者は同一人であるものとする。 【0036】また、各店舗A〜C、店舗本部12、サービス本部13、セキュリティ本部14、店舗オーナー15、機器オーナー16および機器メンテナンス業者17は、それぞれルーター11a〜11iを介して公衆回線網10に接続されている。 【0037】具体的には、この公衆回線網10は、ISDNやATMなどのネットワークであり、また各端末装置はTCP/IPプロトコルを用いるため、各店舗A〜Cと店舗本部12等との間でインターネット上のファイル転送(FTP)や電子メール(E−メール)の転送をおこなうことができる。 【0038】つぎに、図1に示した各店舗A〜C内の構成について説明する。図2は、図1に示した店舗A内の構成を示すブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、店舗Aのみの細部構成を示すこととするが、店舗BおよびCについても、店舗Aと同様の構成となる。また、図中の実線は機器相互間の信号線またはデータ線の接続関係を示し、点線は配管の接続関係を示すものとする。 【0039】図2において、NA201は、接続する機器の設定をブラウザを用いておこなうことができるようにするホームページ機能と、接続する機器にトラブルなどが発生した場合に、自動的に管理者および指定された者に電子メールで知らせる自動メール送信機能とを有するネットワークアダプタである。 【0040】すなわち、このNA201を用いることにより、店舗A内の各種機器の情報をホームページとして店舗本部12などに発信したり、各種機器の障害情報を機器メンテナンス業者17などにメール送信することができる。なお、このNA201は、シリアル通信ラインを収容するインターフェースを有するオプションボードとして形成し、後述する店舗内PC218などに装着することもできる。 【0041】また、かかるNA201に代えて、ホームページ機能やメール送信機能を有するパソコンを配設したり、店舗A内の各種機器に直接NA201を装着することもできる。 【0042】店舗制御コントローラ202は、店舗全体の省エネルギー制御をおこなうコントローラであり、具体的には、パソコンなどで形成される。ショーケースシステムコントローラ203は、冷凍機206を用いて庫内商品の温度制御等をおこなうショーケース204および冷蔵庫205内の各ショーケースコントローラを制御する制御部である。なお、このショーケースシステムコントローラ203は、店内温湿度センサ203aにより検知された店内の温湿度などを考慮しつつ庫内温度の温度制御をおこなう。 【0043】エアコンシステムコントローラ207は、冷凍機209を用いて店舗A内を所定の温度に保つ各エアコン208のエアコンコントローラを制御する制御部であり、蓄熱システムコントローラ211は、冷凍機206および209の負荷状態に基づいて氷を蓄熱する蓄熱槽210を制御するコントローラである。 【0044】照明システムコントローラ212は、店舗内の天井などに配設された各種照明機器などを制御するコントローラであり、併せて、ショーケース204の蛍光灯調光をもおこなう。具体的には、ショーケース204の蛍光灯調光をおこなうに際しては、特開平6−325874号公報に開示した照明制御システムに対応する調光制御をおこなう。 【0045】自動販売機213は、店舗A内に配設され飲料や食品などを販売するオーナー管理される自動販売機である。なお、かかる自動販売機213は、自動販売機としての動作をつかさどるコントローラを有し、このコントローラは、ネットワークへの接続を可能とするものであり、販売状況並びに機器の状態などの情報をネットワーク上に流せるとともに、ネットワークからの指令に基づいて、照明の調光、冷却出力の調整などをおこなうことを可能とする機能を有するものとする。 【0046】セキュリティシステム214は、ドア215に設けられたセンサ、火災報知器216および防犯装置217からのデータに基づいて店舗A全体のセキュリティを保持するシステムである。なお、このセキュリティシステム214は、システム動作をつかさどるコントローラを有し、防犯装置の状態などをネットワーク上に流すことができる機能を有するものとする。 【0047】電力モニタ220は、店舗A内に配設したショーケース204、エアコン208、照明および自動販売機213などで消費する全消費電力量をモニタリングする機構である。なお、この電力モニタ220は、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および照明システムコントローラ212などと後述するような協調制御をおこなう。 【0048】防露ヒータコントローラ221は、ショーケース204のエアカーテンの吹き出し部やハンドレール部に生ずる露付きを防止する防露ヒータを制御するコントローラである。すなわち、エアカーテンの吹き出し部などでは、冷気と店内温度との接触面があるので温度差が生じるために、どうしても露付きが発生するので、この防露ヒータコントローラ221の制御によって、かかる露付きを防止する。なお、この防露ヒータコントローラ221は、ショーケースシステムコントローラ203などとの間で後述するような協調制御をおこなう。 【0049】店舗内PC218は、店舗Aに配設されたパソコンであり、店舗Aで販売する商品の種類および価格の管理や売上の計数などをおこなう。また、この店舗内PC218に付設されたPHSアダプタ219を介して、店舗オーナーや機器オーナーなどに音声メッセージやメールを用いた連絡をおこなうことができる。 【0050】また、この店舗管理システムでは、店舗制御コントローラ202、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207、蓄熱システムコントローラ211、照明システムコントローラ212、自動販売機213、セキュリティシステム214、電力モニタ220および防露ヒータコントローラ221をマルチドロップ方式でNA201に接続し、各機器の状態にかかる情報の通知や指示などをおこなう。 【0051】この際、マルチドロップ方式で接続された店舗制御コントローラ202〜セキュリティシステム214の間のプロトコルとしては、たとえば無手順などの専用プロトコルを使用し、店舗制御コントローラ202よりも上位においては、TCP/IPプロトコルを使用する。 【0052】そして、この店舗管理システムでは、マルチドロップ方式で接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御する。具体的には、蓄熱システムコントローラ211は、冷凍機206および冷凍機209の負荷状況をショーケースシステムコントローラ203およびエアコンシステムコントローラ207から受け付け、受け付けた冷凍機の負荷状況に基づいて蓄熱槽210を制御する。 【0053】また、電力モニタ220は、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および照明システムコントローラ212などと協調制御をおこなう。具体的には、電力モニタ220がモニタリングする店舗A内の全消費電力量が所定値以上となったならば、ショーケースシステムコントローラ203に対してショーケース204内の設定温度を上昇させるよう指示する。また、エアコンシステムコントローラ207に対して店舗A内の設定温度を上昇させるよう指示し、さらに照明システムコントローラ212に対して照明をある程度暗くするよう指示する。 【0054】また、防露ヒータコントローラ221は、ショーケースシステムコントローラ203との間で協調制御をおこなう。具体的には、ショーケース204内の温度や店内温湿度センサ203aが検知した店内温度をショーケースシステムコントローラ203から受け取り、これらの温度差に基づいて防露ヒータの動作を制御する。 【0055】このように、本実施の形態では、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および蓄熱システムコントローラ211間で協調制御をおこない、また、電力モニタ220、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および照明システムコントローラ212間で協調制御をおこない、さらに、防露ヒータコントローラ221およびショーケースシステムコントローラ203間で協調制御をおこなっている。 【0056】つぎに、ショーケースシステムコントローラ203、エアコンシステムコントローラ207および蓄熱システムコントローラ211間での協調制御についてさらに具体的に説明する。図3は、図2に示した蓄熱システムコントローラ211、ショーケースシステムコントローラ203およびエアコンシステムコントローラ207の協調手順を示すフローチャートである。 【0057】同図に示すように、エアコンシステムコントローラ207は、一定時間ごとに冷凍機209の負荷状態を取得し(ステップS301)、取得した負荷状態を蓄熱システムコントローラ211に対して送信する(ステップS302)。 【0058】また、ショーケースシステムコントローラ203についても、エアコンシステムコントローラ207と同様に、一定時間ごとに冷凍機206の負荷状態を取得し(ステップS303)、取得した負荷状態を蓄熱システムコントローラ211に対して送信する(ステップS304)。 【0059】そして、負荷状態の受信待ち状態にある蓄熱システムコントローラ211が(ステップS305)、ショーケースシステムコントローラ203またはエアコンシステムコントローラ207から冷凍機206または冷凍機209の負荷状態を受信したならば(ステップS306肯定)、受信した負荷状態に基づいて蓄熱槽210の蓄熱量を変動させる制御を繰り返す(ステップS307、S308)。 【0060】上記一連の処理をおこなうことにより、蓄熱システムコントローラ211が、冷凍機206を制御するショーケースシステムコントローラ203および冷凍機209を制御するエアコンシステムコントローラ207と密接に協調しつつ、蓄熱槽210を用いた蓄熱制御をおこなうことができる。 【0061】上述してきたように、本実施の形態にかかる店舗管理システムでは、ショーケース204やエアコン208などの各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラ(たとえば、ショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207)をマルチドロップ方式で接続し、該接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御するよう構成したので、店舗A内に配設されるショーケース204やエアコン208などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる。 【0062】なお、本実施の形態では、説明の便宜上店舗内の機器を限定して説明することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、特開平5−141845号公報に開示される防露ヒータ装置を用いる場合には、この防露ヒータ装置を制御する防露ヒータコントローラを新たにマルチドロップ接続することとなる。 【0063】また、本実施の形態では、ショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207などの各種機器をマルチドロップ方式で接続することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、リング型などの各種のネットワークトポロジーを用いることもできる。 【0064】さらに、図4に示すように、ショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207などの各種機器を無線通信を用いて接続することもできる。この場合には、たとえばIrDA(Infrared Data Association)規格の赤外線ポートなどをショーケースシステムコントローラ203やエアコンシステムコントローラ207などの各種機器に配設し、赤外線通信を用いたコントローラ間の通信をおこなうことになる。かかる無線通信を用いた場合には、店舗内の各種機器の搬入、移動、追加などを極めて容易におこなえるという大きな利点が得られる。 【0065】また、本実施の形態では、公衆回線網10を介して店舗A〜Cと店舗本部12などを連接することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、衛星通信や無線通信系を介してこれらを連接することもできる。 【0066】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御するよう構成したので、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる店舗制御システムが得られるという効果を奏する。 【0067】また、請求項2にかかる発明によれば、ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラ、エアコンを制御するエアコンシステムコントローラ並びに蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラを少なくともネットワーク接続するよう構成したので、これらのコントローラ間のデータ授受により、ショーケース内の温度制御、エアコンによる空調制御および蓄熱槽の蓄熱制御を密接に連携して効率良くおこなうことができる店舗制御システムが得られるという効果を奏する。 【0068】また、請求項3にかかる発明によれば、エアコンシステムコントローラが、エアコンの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御するよう構成したので、エアコンの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる店舗制御システムが得られるという効果を奏する。 【0069】また、請求項4にかかる発明によれば、ショーケースシステムコントローラが、ショーケースの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる店舗制御システムが得られるという効果を奏する。 【0070】また、請求項5にかかる発明によれば、店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置をネットワークに接続し、該店舗管理装置とコントローラとの間のデータ授受に基づいて各種機器を制御するよう構成したので、店舗内の各種機器を店舗管理装置を用いて効率良く管理並びに制御することができる店舗制御システムが得られるという効果を奏する。 【0071】また、請求項6にかかる発明によれば、各種機器をそれぞれ機器ごとに制御するコントローラを所定のネットワークに接続し、該ネットワークに接続したコントローラ間のデータ授受に基づいて各種機器を制御するよう構成したので、店舗内に配設されるショーケース、エアコン、照明などの各種機器の制御を効率良くおこなうことができる店舗制御方法が得られるという効果を奏する。 【0072】また、請求項7にかかる発明によれば、ショーケースを制御するショーケースシステムコントローラ、エアコンを制御するエアコンシステムコントローラ並びに蓄熱槽を制御する蓄熱システムコントローラを少なくともネットワーク接続するよう構成したので、これらのコントローラ間のデータ授受により、ショーケース内の温度制御、エアコンによる空調制御および蓄熱槽の蓄熱制御を密接に連携して効率良くおこなうことができる店舗制御方法が得られるという効果を奏する。 【0073】また、請求項8にかかる発明によれば、エアコンシステムコントローラが、エアコンの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、エアコンシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御するよう構成したので、エアコンの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる店舗制御方法が得られるという効果を奏する。 【0074】また、請求項9にかかる発明によれば、ショーケースシステムコントローラが、ショーケースの冷凍機の負荷状態を蓄熱システムコントローラに対して送信し、蓄熱システムコントローラが、ショーケースシステムコントローラから受信した冷凍機の負荷状態に基づいて蓄熱槽による蓄熱を制御するよう構成したので、ショーケースの冷凍機の負荷状態と密接に連携した蓄熱制御をおこなうことができる店舗制御方法が得られるという効果を奏する。 【0075】また、請求項10にかかる発明によれば、店舗内に配設した各種機器を管理する店舗管理装置をネットワークに接続し、該店舗管理装置とコントローラとの間のデータ授受に基づいて各種機器を制御するよう構成したので、店舗内の各種機器を店舗管理装置を用いて効率良く管理並びに制御することができる店舗制御方法が得られるという効果を奏する。 【0076】また、請求項11の発明にかかる記録媒体は、請求項6〜10に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請求項6〜10の動作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005234 【氏名又は名称】富士電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月9日(1999.11.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089118 【弁理士】 【氏名又は名称】酒井 宏明 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−133100(P2001−133100A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月18日(2001.5.18) |
| 【出願番号】 |
特願平11−318949 |
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