| 【発明の名称】 |
冷蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】河野 茂
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| 【要約】 |
【課題】冷蔵庫の断熱箱体において、内箱の仕切体前方に被せる前面板と外箱の側板との取付けを強固にすることにより断熱箱体の強度アップを図る。
【解決手段】前面板10の側方に段差を設けて側板2aの裏フランジ2cに当接するフランジ10aを形成すると共に、このフランジ10aに前面フランジ2bの背面に当接するネジ孔10bを有する凸部10cを設ける一方、前面フランジ2bにネジ孔10bに対向する透孔2eを設け、裏フランジ2cに凸部10cを挿通する開口部2fを設けた構成とし、前面フランジ2bの正面より透孔2eに挿通しネジ止めの孔10bに螺着するネジ12により前面板10を側板2aの前面フランジ2bに固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前面が開口され外周より内方に延出させた前面フランジと、同前面フランジの後方に所定の間隙を在して折返してなる裏フランジを有する外箱と、同じく前面が開口され前記外箱内に設けられた内箱と、これら両者間に充填する断熱材とからなる断熱箱体と、前記内箱内を上下に区画する少なくとも一つの仕切体と、同仕切体の前面に被せる前面板からなり、同前面板の左右両端にそれぞれ段差を設けて前記外箱の裏フランジに当接するフランジを形成すると共に、同フランジに前記外箱の前面フランジの背面に当接するネジ孔を有する凸部を設ける一方、前記外箱の前面フランジに前記ネジ孔に対向する透孔を設け、前記裏フランジに前記凸部を挿通する開口部を設け、前記透孔を挿通し前記ネジ孔に螺着するネジにより前記前面板を外箱に固定するようにしてなることを特徴とする冷蔵庫。 【請求項2】 前記凸部を突き出しにて形成してなる請求項1記載の冷蔵庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、詳しくは、内箱内を上下に区画する仕切体の前面に被せる前面板と外箱との取付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図1は冷蔵庫の断熱箱体とその内部を示す一例で、この断熱箱体1は前面が開口された鋼板製の外箱2と、同じく前面が開口された合成樹脂製の内箱3と、これら両者間に充填した断熱材4とで構成され、内箱3内は仕切体5、6によって例えば上から順に冷蔵室7と冷凍室8と野菜室9とに区画され、仕切体5、6の前面には薄い板厚でなるプレスコートメタルで形成された前面板10、11がそれぞれ被せられている。 【0003】図5は図1に記したAーA部の従来例を示す断面図で、外箱2の左右側板2aには、その外周より内方に延出させた前面フランジ2bと、この前面フランジ2bの裏側に所定の間隙を在して折返してなる裏フランジ2cと、この裏フランジ2cの先端部を前面フランジ2bと側板2aとからなる角隅部に向けて延出させ折返してなる挟持部2dとが設けられ、この挟持部2dにより図示されてない結露防止用の放熱管(冷凍サイクルを構成する冷媒配管の一部)を挟持するようになっており、前面フランジ2bと裏フランジ2cにはネジ12Aを挿通する透孔2e’と透孔2f’がそれぞれ設けられている。 【0004】一方、仕切体5の前面に被せる前面板10は上下を内側に折り曲げた断面コ字状に形成され、左右両端にそれぞれ段差を設けて延出させたフランジ10a’を形成すると共に、このフランジ10a’のほぼ中央部にネジ13を螺着するためのネジ孔10b’を設け、図5の(B)に示すように、前面フランジ2bの前面よりネジ13で固定する構造となっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構成において、側板2aは薄い鋼板からできているためネジ13の締めつけが強いと前面フランジ2bの透孔2e’周辺が変形し外観を損なう恐れがあり、締めつけを弱くすると前面板10の取付強度が不十分になるという問題があった。したがって、本発明においては、上記問題点を解決した冷蔵庫を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、前面が開口され外周より内方に延出させた前面フランジと、同前面フランジの後方に所定の間隙を在して折返してなる裏フランジを有する外箱と、同じく前面が開口され前記外箱内に設けられた内箱と、これら両者間に充填する断熱材とからなる断熱箱体と、前記内箱内を上下に区画する少なくとも一つの仕切体と、同仕切体の前面に被せる前面板からなり、同前面板の左右両端にそれぞれ段差を設けて前記外箱の裏フランジに当接するフランジを形成すると共に、同フランジに前記外箱の前面フランジの背面に当接するネジ孔を有する凸部を設ける一方、前記外箱の前面フランジに前記ネジ孔に対向する透孔を設け、前記裏フランジに前記凸部を挿通する開口部を設け、前記透孔を挿通し前記ネジ孔に螺着するネジにより前記前面板を外箱に固定する構成とした。 【0007】なお、前記凸部を突き出しにて形成してなる構成とした。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は冷蔵庫の断熱箱体の概略構成を示す斜視図、図2は図1のAーA部の断面図で、(A)はネジ止め前を、(B)はネジ止め後を示す。図3は本発明の実施の形態を示す斜視図で、(A)は前面板の一側を、(B)は外箱の前面フランジの後方内部を示したものである。 【0009】図において、1は冷蔵庫の断熱箱体であって、この断熱箱体1は鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の内箱3と、これら両者間に充填した断熱材4とで構成されている。5と6は内箱3の内部を例えば上から順に冷蔵室7と冷凍室8と野菜室9とに区画するための仕切体で、この仕切体5、6は図示されてない断熱体の上下両面に合成樹脂製の板体を被せたものであって、前面には薄い板厚でなるプレスコートメタルで形成された前面板10、11がそれぞれ被せられている。 【0010】外箱2の左右側板2aには、図2に示すように、その外周より内方に延出させた前面フランジ2bと、この前面フランジ2bの裏側に所定の間隙を在して折返してなる裏フランジ2cと、この裏フランジ2cの先端部を前面フランジ2bと側板2aとからなる角隅部に向けて延出させ折返してなる挟持部2dとが設けられ、この挟持部2dで図示されてない結露防止用の放熱管(冷凍サイクルを構成する冷媒配管の一部)を挟持するようになっている。 【0011】仕切体5の前面に被せる前面板10は上下を内側に折り曲げた断面コ字状に形成され、左右両端にそれぞれ段差を設けて外箱2(側板2a)の裏フランジ2cに当接するフランジ10aを形成すると共に、このフランジ10aに外箱2の前面フランジ2bの背面に当接するネジ孔10bを有する凸部10cを設けた構成になっており、この凸部10cは突き出しにより形成されている。 【0012】これに対し、外箱2(側板2a)の前面フランジ2bに前記ネジ孔10bに対向する透孔2eを設け、また、裏フランジ2cに前記凸部10cを挿通する開口部2fを設け、前面フランジ2bの正面より透孔2eを挿通し前記ネジ孔10bに螺着するネジ12により前面板10を外箱2の側板2aに設けた前面フランジ2bに固定するようになっている。以上説明した構成は仕切体6の前面に被せられている前面板11と外箱2(側板2a)との関係においても同じである。 【0013】なお、内箱3の前面フランジ3aは、例えば図1のBーB矢視部においては、図4に示すように側板2aに形成された第2の挟持部2gで挟持するようになっているが、図1のAーA矢視部すなわち前面板10を側板2aに固定するこの部位では、図2に示すように裏フランジ2cに当接させるだけの形になっている。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように構成された冷蔵庫であれば、前面板の左右に設けられた凸部を外箱の前面フランジの裏側に当接させた状態で両者のネジ止めが行えることにより、前面フランジが変形するようなことはなく、また、両者の締めつけが十分に行えることにより断熱箱体等の強度アップが図れ、品質の向上維持に役立つことになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成11年9月20日(1999.9.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−91149(P2001−91149A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−264914 |
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