| 【発明の名称】 |
冷蔵庫 |
| 【発明者】 |
【氏名】中野 明
【氏名】清水 武
【氏名】田中 正昭
【氏名】西村 晃一
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| 【要約】 |
【課題】可燃性冷媒が冷蔵庫庫内に連通する部分に漏洩した環境下において除霜動作を行うと、除霜手段を構成するヒーター線温度が可燃性冷媒の発火温度を超えることにより、可燃性冷媒が発火する可能性がある。
【解決手段】螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線23と、ヒーター線23を覆うガラス管22とにより構成される除霜手段18において、ガラス管22とヒーター線23が接触しかつヒーター線23の断面形状をガラス管22内表面に沿って扁平させた特徴を備え、ヒーター線23から外部への放熱性を高めると共にヒーター線23自身の昇温を抑える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管と前記ヒーター線が接触しかつ前記ヒーター線の断面形状を前記ガラス管内表面に沿って扁平させたことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項2】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内部に螺旋溝を形成すると共に、前記ヒーター線は前記螺旋溝に沿って前記ガラス管内に回転挿入されることにより、前記ガラス管と前記ヒーター線の接触面積を確保したことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項3】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線を前記ガラス管円筒断面肉厚部に埋設したことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項4】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内表面に熱伝導性が高くかつ電気絶縁性に優れた塗料を塗布すると共に、前記塗料を介して前記ガラス管とヒーター線が間接または直接に接触状態にあることを特徴とする冷蔵庫。 【請求項5】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線の巻き径を拡大し、前記ヒーター線が前記ガラス管に密着することを特徴とする冷蔵庫。 【請求項6】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線のピッチ幅を拡大することを特徴とする冷蔵庫。 【請求項7】 圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管の外表面部を凹凸成形したことを特徴とする冷蔵庫。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は蒸発器の除霜手段を有する冷蔵庫に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、蒸発器の除霜手段を有する冷蔵庫に関するものとしては、例えば特開平8−54172号公報に示されているものがある。 【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。 【0004】図12は、従来提案されている冷蔵庫の概略縦断面図である。図12において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫本体1の内部にある冷凍室、3は冷蔵庫本体の内部にある冷蔵室、4は冷凍室扉、5は冷蔵室扉、6は冷凍室2と冷蔵室3を仕切る仕切壁、7は冷凍室2内の空気を吸い込む冷凍室吸入口、8は冷蔵室3内の空気を吸込む冷蔵室吸込口、9は冷気を吐出する吐出口、10は蒸発器、11は冷気を循環させるファン、12は蒸発器10と冷凍室2を仕切る蒸発器仕切壁、13は桶、14は排水口、15は螺旋状に巻かれた金属抵抗体から成るヒーター線をガラス管で覆った除霜用管ヒータ、16は除霜水が除霜用管ヒーター15に直接滴下して接触するときに発する蒸発音を防止すると共に除霜用ヒーターにより発せられた熱を反射する金属製の上部反射板、17は桶13と除霜用管ヒーター15の間に設置された金属製の下部反射板である。 【0005】次に動作について説明する。冷凍室2や冷蔵室3を冷却する場合は、蒸発器10に冷媒が流通して蒸発器10が冷却される。これと同じくしてファン11の作動により、蒸発器10で熱交換された冷気は吐出口9を介して冷凍室2内に送り込まれ、さらに冷凍室2から図示していない連通口を通って冷蔵室3に送り込まれる。そして、冷凍室2や冷蔵室3に送り込まれ昇温した冷気は、冷凍室吸込口7や冷蔵室吸込口8を介して冷却室20に戻り、再び蒸発器10で熱交換され冷凍室2および冷蔵室3に送り込まれる。 【0006】ここで、蒸発器10と熱交換する空気は、冷凍室扉4及び冷蔵室扉5の開閉により侵入する常温外気の湿気や、冷凍室2及び冷蔵室3に保存されている食品から蒸発した水分を含むことから、その空気より低温である蒸発器10において熱交換する際に、空気中の水分が霜となって蒸発器10やその周辺部品に着霜する。実生活において冷蔵庫を使用するとこの動作を繰り返すことになり、徐々に着霜量が増加する結果、蒸発器10表面と熱交換する空気との伝熱が阻害されると共に、蒸発器10から冷凍室2および冷蔵室3に循環する空気の循環風量が低下して冷却不足が発生する。 【0007】そこで、冷却不足となる前に除霜用管ヒーター15のニクロム線に通電しニクロム線を高温に発熱させる。ニクロム線から発せられた熱量は、熱伝導と対流と輻射といった伝熱現象を利用して蒸発器10やその周辺部品に輸送され、付着した霜を融解させる。このとき、輻射熱として上部反射板16と下部反射板17に放射された熱線の一部は除霜用管ヒーター15に反射され、その他の輻射熱は蒸発器10やその他の周辺部品に向けて反射される。これにより蒸発器10や桶13や排水口14付近に着いた霜を水に融解する。また、このようにして融解した除霜水は、上部反射板16により除霜用管ヒーター15を避けて桶13に落ちるか或いは直接に桶13に落ち、排水口14から庫外に排水される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の構成では一般的に除霜用管ヒーター15のニクロム線表面は言うまでもなくガラス管表面温度は非常に高温度となり、可燃性冷媒の発火点温度を容易に上回る。このことから、冷媒として可燃性冷媒を使用した場合には、可燃性冷媒が蒸発器10や庫内と連通している部分に露出した配管から漏洩すると、除霜用管ヒーター15の通電による発火の可能性が有るという課題を有していた。 【0009】本発明は上記課題に鑑み、可燃性冷媒が除霜手段の設置雰囲気に漏洩した状況で除霜が行われた場合においても、可燃性冷媒による発火の可能性を抑制できる冷蔵庫を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するための本発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管と前記ヒーター線が接触しかつ前記ヒーター線の断面形状を前記ガラス管内表面に沿って扁平させた特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0011】また、本発明は、ガラス管内部に螺旋溝を形成すると共に、ヒーター線は記螺旋溝に沿って前記ガラス管内に回転挿入されることにより、前記ガラス管と前記ヒーター線の接触面積を確保した特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0012】また、本発明は、ヒーター線をガラス管円筒断面肉厚部に埋設した特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を飛躍的に高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0013】また、本発明は、ガラス管内表面に熱伝導性が高くかつ電気絶縁性に優れた塗料を塗布すると共に、前記塗料を介して前記ガラス管とヒーター線が間接または直接に接触状態にある特徴を備えることにより、前記塗料を介して前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を飛躍的に高めることができると共にヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。また、前記塗料は電気絶縁性にも優れているため、前記ヒーター線ピッチ間でのスパークを起こすこともない。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0014】また、本発明は、ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線の巻き径を拡大し、前記ヒーター線がガラス管に密着する特徴を備えることにより、可燃性冷媒の発火点温度近くまで前記ヒーター線温度を短時間に上昇させることが出来ると共に、前記ヒーター線が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後は、前記ヒーター線と前記ガラス管との接触熱伝導性を飛躍的に高めると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0015】また、本発明は、ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線のピッチ間隔を拡大する特徴を備えることにより、可燃性冷媒の発火点温度近くまで前記ヒーター線温度を短時間に上昇させることが出来ると共に、前記ヒーター線が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後は、前記ヒーター線のピッチ間における温度干渉を低減することにより、前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0016】また、本発明は、ガラス管の外表面部を凹凸成形した特徴を備えることにより、前記ガラス管から外部空気への熱伝達性を飛躍的に高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管と前記ヒーター線が接触しかつ前記ヒーター線の断面形状を前記ガラス管内表面に沿って扁平させた特徴を備えている。 【0018】請求項2に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内部に螺旋溝を形成すると共に、前記ヒーター線は前記螺旋溝に沿って前記ガラス管内に回転挿入されることにより、前記ガラス管と前記ヒーター線の接触面積を確保した特徴を備えている。 【0019】請求項3に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線を前記ガラス管円筒断面肉厚部に埋設した特徴を備えている。 【0020】請求項4に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内表面に熱伝導性が高くかつ電気絶縁性に優れた塗料を塗布すると共に、前記塗料を介して前記ガラス管とヒーター線が間接または直接に接触状態にある特徴を備えている。 【0021】請求項5に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線の巻き径を拡大し、前記ヒーター線が前記ガラス管に密着する特徴を備えている。 【0022】請求項6に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線のピッチ幅を拡大する特徴を備えている。 【0023】請求項7に記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管の外表面部を凹凸成形した特徴を備えている。 【0024】(実施の形態1)本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。 【0025】図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷凍システム図、図2は除霜手段の断面図、図3は図2の除霜手段の円筒断面図、図4は図3に図示したAA断面図を示す。 【0026】図1において、18は蒸発器10に付着した霜を除霜する除霜手段であり、19は圧縮機、20は凝縮器、21はキャピラリーチューブにより構成される減圧機構であり、圧縮機19と凝縮器20と減圧機構21と蒸発器10は機能的に環状に冷凍サイクルとして接続され、図示しないイソブタンなどの可燃性を有する自然冷媒が冷凍サイクル内に封入されている。 【0027】また図2に示すように、除霜手段18は、ガラス管22と、螺旋状に成形された金属抵抗体から成るヒーター線23と、除霜水がガラス管22内部に侵入するのを防止するキャップ24から構成されている。 【0028】また図3に示すように、ヒーター線23はガラス管22成形後に挿入されるためガラス管22の内径よりヒーター線23の螺旋巻き径は若干小さく両者は密着状態になく、ヒーター線23の自重によりヒーター線23の下部がガラス管22の内表面積に接触するように構成されている。 【0029】さらに図4に示すようにニクロム線23はその断面形状がガラス管22の内表面に沿って扁平した楕円に成形され、ヒーター線23とガラス管22との接触面積を拡大するように構成されている。 【0030】以上のように構成された冷蔵庫について、以下にその動作を説明する。 【0031】圧縮機19の運転により冷凍サイクル内に封入された可燃性冷媒が図1の矢印方向に循環し、蒸発器10が冷却される。これと同時にファン11が動作し、蒸発器10で熱交換された冷気が冷蔵庫庫内へ吐出される。庫内へ吐出した冷気は庫内で昇温した後蒸発器10周囲に戻り、再び熱交換され庫内に吐出される。 【0032】ここで、蒸発器10と熱交換する空気は、冷蔵庫扉の開閉により侵入する常温外気の湿気や、庫内に保存されている食品から蒸発した水分を含むことから、その空気より低温である蒸発器10において熱交換する際に、空気中の水分が霜となって着霜し、徐々に着霜量が増加する結果、蒸発器10表面と熱交換する空気との伝熱が阻害されると共に、蒸発器10から庫内に循環する空気の風量が低下して冷却不足が発生する。 【0033】そこで、圧縮機19の任意の運転時間経過後に除霜手段18に通電してヒーター線23を発熱させる。このヒーター線23の発熱及び放熱により蒸発器10やその周辺部品の除霜を行い、図示していない検知手段により除霜の完了を検知して除霜手段を停止させ、着霜による庫内の冷却不足を定期的に防止する。 【0034】ここで、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。このとき、一般的なヒーター線ではその断面形状が円であることからガラス管22とヒーター線23は各螺旋ピッチ毎に点接触しているにすぎず、ガラス管を介した外部放熱の割合が低くヒーター線23自身の温度上昇比率が大きい結果、ヒーター線23温度が可燃性冷媒の発火点温度を超えてしまう。 【0035】そこで、ヒーター線23の断面形状をガラス管22の内表面に沿って扁平した楕円に成形しヒーター線23とガラス管22との接触面積を拡大することにより、ガラス管22を介した外部放熱の割合が飛躍的に高まり、ヒーター線23温度を可燃性冷媒の発火温度未満に抑えることが出来る。このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0036】なお、本実施例では、ヒーター線23の断面形状を楕円としたが、ガラス管22の内表面に沿って扁平した形状であれば、楕円形状に限るものではない。 【0037】(実施の形態2)本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。なお、実施形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0038】図5は図3に図示した除霜手段のAA断面図を示す。 【0039】図5に示すように、ヒーター線23の螺旋巻き径は、ガラス管22の内径と比較して大きくかつ外径と比較して小さく成形され、ガラス管22の内表面には、螺旋状に成形されたヒーター線23を回転挿入できる寸法で螺旋溝が成形されている。さらにヒーター線23はその自重により、ヒーター線下部がガラス管螺旋溝に沿って接触する構成としている。以上のように構成された冷蔵庫の除霜手段について、以下にその動作を説明する。 【0040】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。 【0041】このとき、螺旋状に成形されたヒーター線23がガラス管22の内表面に成形された螺旋溝に沿って面接触することにより、ガラス管22を介した外部放熱の割合が飛躍的に高まり、ヒーター線23温度を可燃性冷媒の発火温度未満に抑えることが出来る。このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0042】(実施の形態3)本発明の実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0043】図6は図2の除霜手段の円筒断面図、図7は図6に図示した除霜手段のBB断面図を示す。 【0044】図6および図7に示すように、螺旋状に成形されたヒーター線23はガラス管22の肉厚内部に埋設されるように構成されている。 【0045】以上のように構成された冷蔵庫の除霜手段について、以下にその動作を説明する。 【0046】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。 【0047】このとき、螺旋状に成形されたヒーター線23がガラス管22の肉厚内部に埋設されていることから、ヒーター線23からガラス管22への熱伝導効率が高く、ガラス管22を介した外部放熱の割合が飛躍的に高まり、ヒーター線23温度を可燃性冷媒の発火温度未満に抑えることが出来る。このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0048】(実施の形態4)本発明の実施の形態4について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0049】図8は図7と同じ位置における冷蔵庫の除霜手段の断面図である。 【0050】図8に示すように、ガラス管22の内表面に熱伝導性が高くかつ電気絶縁性に優れた塗料25を塗布し、螺旋状に成形されたヒーター線23が塗料25を介してガラス管と接触するように構成している。 【0051】以上のように構成された除霜手段について、以下にその動作を説明する。 【0052】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。 【0053】このとき、螺旋状に成形されたヒーター線23がガラス管22の内表面に塗布された熱伝導性が高い塗料25に接触していることから、ヒーター線23からガラス管22への熱伝導効率が高く、ガラス管22を介した外部放熱の割合が飛躍的に高まり、ヒーター線23温度を可燃性冷媒の発火温度未満に抑えることが出来る。さらに、塗料25は電気絶縁性に優れているため、ヒーター線23の螺旋ピッチ間でのスパークなどを引き起こすことはない。このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0054】(実施の形態5)本発明の実施の形態5について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0055】図9は図8と同じ位置における冷蔵庫の除霜手段の断面図である。 【0056】図9に示すように、螺旋状に成形されたヒーター線23は、形状記憶特性を持つ材質で構成されており、ヒーター線温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇すると螺旋巻き径を拡大し、図9(b)に示すように、ヒーター線23がガラス管22の内表面に密着するように構成している。 【0057】以上のように構成された冷蔵庫の除霜手段について、以下にその動作を説明する。 【0058】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。このとき、ヒーター線23温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで昇温するまではヒーター線23の螺旋巻き径は成形状態を保ち、ガラス管22を介した外部放熱を抑えることでヒーター線23温度を短時間に上昇させる。 【0059】そして、ヒーター線23温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後は、ヒーター線23に備えた形状記憶特性により螺旋巻き径を拡大し、ガラス管22とヒーター線23とを密着させる。 【0060】この結果、ヒーター線23からガラス管22への接触熱伝導性を飛躍的に高めると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。なお、可燃性冷媒にイソブタンを使用した場合には、その発火点温度は約460℃であることから、形状記憶特性によりヒーター線23の巻き径を拡大させる温度は、ヒーター線23の材質のバラツキなどを考慮して400℃程度以下の適切な温度に設定すればよい。 【0061】(実施の形態6)本発明の実施の形態6について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0062】図10は図9と同じ位置における除霜手段の断面図である。 【0063】図10に示すように、螺旋状に成形されたヒーター線23は、形状記憶特性を持つ材質で構成されており、ヒーター線温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇すると、図10(b)で示すように螺旋ピッチを拡大するように構成している。 【0064】以上のように構成された除霜手段18について、以下にその動作を説明する。 【0065】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。このとき、ヒーター線23温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇する間は、ヒーター線23の螺旋ピッチ間隔を小さくしておくことによりピッチ同士の熱干渉により短時間でヒーター線23の温度を上昇させる。 【0066】そして、ヒーター線23温度が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後、形状記憶特性により、ピッチ間隔を拡大する方向にヒーター線形状を変形させピッチ同士の熱干渉を低減してヒーター線23温度を可燃性冷媒の発火温度未満に迎えることが出来る。このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0067】なお、可燃性冷媒にイソブタンを使用した場合には、その発火点温度は約460℃であることから、形状記憶特性によりヒーター線23の螺旋ピッチ間隔を拡大させる温度は、ヒーター線23の材質のバラツキなどを考慮して400℃程度以下の適切な温度に設定すればよい。 【0068】(実施の形態7)本発明の実施の形態7について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。 【0069】図11は図2と同様な除霜手段の拡大図である。 【0070】図11に示すように、除霜手段18は、螺旋状に成形されたヒーター線23と、外表面にフィン状の複数の板状成形を施したガラス管22とにより構成されている。 【0071】以上のように構成された除霜手段18について、以下にその動作を説明する。 【0072】除霜手段18が動作すると、ヒーター線23で電気エネルギーから熱エネルギーに変換された熱量は、ヒーター線自身の温度上昇と、空気とガラス管22を介する外部放熱とに分類でき、熱伝導と周囲空気の対流と輻射現象を通じて除霜動作に使用される。このとき、ガラス管の外表面がフィン状に成形されていることから外部空気との接触面積が広いため、ヒーター線23からガラス管を介して外部に放熱される割合が大幅に高められ、可燃性冷媒の発火点温度以下にヒーター線23自身の温度上昇を抑制することができる。 【0073】このことから、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、除霜手段18の温度は冷凍サイクルに使用されている可燃性冷媒の発火点温度未満に維持されているため発火の可能性を抑制出来る。 【0074】なお、本実施例ではガラス管22の外表面をフィン状の複数板状に成形したが、凹凸成形して外部空気との接触面積を高める仕様であれば形状に対する制約は特にない。 【0075】さらに、前述した第1から第7の実施例は何れも各発明の実施例を単独で使用した場合を示したが、複数の発明を組み合わせて構成することにより、除霜効果を低減させることなく可燃性冷媒の発火の可能性を尚一層低減することが出来る。 【0076】 【発明の効果】以上説明から明らかな通り、請求項1記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管と前記ヒーター線が接触しかつ前記ヒーター線の断面形状を前記ガラス管内表面に沿って扁平させた特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0077】また、請求項2記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内部に螺旋溝を形成すると共に、前記ヒーター線は前記螺旋溝に沿って前記ガラス管内に回転挿入されることにより、前記ガラス管と前記ヒーター線の接触面積を確保した特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0078】また、請求項3記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線を前記ガラス管円筒断面肉厚部に埋設した特徴を備えることにより、前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を飛躍的に高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0079】また、請求項4記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管内表面に熱伝導性が高くかつ電気絶縁性に優れた塗料を塗布すると共に、前記塗料を介して前記ガラス管とヒーター線が間接または直接に接触状態にある特徴を備えることにより、前記塗料を介して前記ヒーター線から前記ガラス管への接触熱伝導性を飛躍的に高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。また、前記塗料は電気絶縁性にも優れているため、前記ヒーター線ピッチ間でのスパークを起こすこともない。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0080】また、請求項5記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線の巻き径を拡大し、前記ヒーター線が前記ガラス管に密着する特徴を備えることにより、可燃性冷媒の発火点温度近くまで前記ヒーター線温度を短時間に上昇させることが出来ると共に、前記ヒーター線が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後は、前記ヒーター線と前記ガラス管との接触熱伝導性を飛躍的に高めると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0081】また、請求項6記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ヒーター線に形状記憶特性を持たせ、前記ヒーター線温度が冷媒発火点温度近くにまで上昇すると、前記ヒーター線のピッチ間隔を拡大する特徴を備えることにより、可燃性冷媒の発火点温度近くまで前記ヒーター線温度を短時間に上昇させることが出来ると共に、前記ヒーター線が可燃性冷媒の発火点温度近くまで上昇した後は、前記ヒーター線のピッチ間における温度干渉を低減することにより、前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。 【0082】また、請求項7記載の発明は、圧縮機と凝縮器と減圧機構と蒸発器とを機能的に接続し可燃性冷媒を封入した冷凍サイクルと、前記蒸発器に付着した霜を除霜する除霜手段とを設け、前記除霜手段が、螺旋状に巻かれた金属抵抗体からなるヒーター線と、前記ヒーター線を覆うガラス管とにより構成され、前記ガラス管の外表面部を凹凸成形した特徴を備えることにより、前記ガラス管から外部空気への熱伝達性を飛躍的に高めることができると共に前記ヒーター線自身の温度上昇を抑えることができ、除霜効果を低減することなく前記ヒーター線温度を可燃性冷媒の発火点温度未満に抑えることが出来る。このため、万が一に冷凍サイクル内の可燃性冷媒が庫内に漏洩した環境下において除霜が行われた場合でも、発火の可能性を抑制出来る。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004488 【氏名又は名称】松下冷機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月27日(1999.9.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−91141(P2001−91141A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月6日(2001.4.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−272466 |
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